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CSI:ニューヨーク

CSI:ニューヨークサスペンス
シーズン数9
IMDbスコア7/10
ジャンル 犯罪, サスペンス
主要出演者ゲイリー・シニーズ
メリーナ・カナカレデス
配信中サービス 14日間無料
Hulu
 30日間無料
TSUTAYA
該当ドラマの配信が終了になっているサービスもあります。また最新シーズンは見放題ではなく別途料金が発生するサービスもございます。無料期間があるサービスの場合は、必ず無料期間中にご確認ください。また記事の内容によってはアフィリエイト広告を利用している場合もございます。そちらもご了承ください。

あらすじ

CSI:科学捜査班」のスピンオフ・ドラマ。9.11以降の過激な犯罪都市ニューヨークを舞台に、リーダーのマック・テイラー刑事率いる科学捜査班のメンバーたちが、犯罪現場の物的証拠を最新科学技術で分析、その結果に基づいて事件の真相を論理的に推理していく。

CSI:ニューヨークの感想

CSI:ニューヨークを見るには!

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Season1 エピソード

第1話 まばたき

ニューヨーク、リバー・カフェ地区ブルックリン・ハイツの草むらで20代後半の白人女性の死体が発見された。CSI捜査班は、死体の状況から、どこか別の場所で殺害されてこの場所に捨てられたものと断定した。そして死体は検死解剖ラボに回された。ラボからの報告は、脳卒中による死亡で死後4日経っているとのことだった。警察の行方不明者ファイルを調べると、死亡した女性はリーアン・グッドマンという人妻であることが判明した。時を同じくして、もう一体の女性の死体がゴミ運搬用のはしけで発見された。その死体はモスクワからの留学生ゾーヤ・パヴロヴァだった。死体の状況から連続猟奇殺人の疑いが濃厚となった。捜査を進めると不審な一軒家が浮上。連続猟奇殺人はまだ続いてしまうのか?そして謎の一軒家との関わりは?一体――。

第2話 夜の獣たち

深夜のセントラル・パークでロビン・プレスコットという若い女性が何者からか暴行を受けて全身にひどい傷を負った上にレイプされた・・・。CSIメンバーが捜査に当たったが、被害者のロビンは事件のショックで記憶をなくしてしまっていた。さらに、有力な物的証拠であるハズの精液が「無精子症」であったために、容疑者を割り出すためのDNA鑑定が出来なかった・・・。しかし、衣服に付着していたくるみの粉や現場に残された足跡から、犯人像に迫っていく捜査班!

第3話 アメリカン・ドリーマーズ

タイムズ・スクエアNY観光ツアー中のバス車内でガイコツが見つかった。そのガイコツにはTシャツや帽子がかぶされており、誰かの悪いイタズラかと思われたが、作り物ではなく本物の人骨であることが判明し本格的捜査が始まった。骨に残されたわずかな指紋から、イタズラを仕掛けたのはバスターミナルの売店勤務の男と判明した。しかし、殺害したのはこの男ではないようだ・・・。鑑識の結果、その人骨は10数年以上も前に死亡した10代後半の男性で、やはり殺害されて命を落とした人物であることが分かった。事件がセンセーショナルに新聞やテレビで報道された結果、「自分の息子なのでは?!」とNY市警に名乗り出た夫婦が現れた。都会の闇、社会の現実・・・真相は思わぬ展開で明らかにされる!

第4話 グランド・マスター

ニューヨーク・ブルックリンのナイトクラブで2004年度DJマスター・チャンピオンを決めるコンテストが行われていた。コンテスト会場が優勝者争いで盛り上がる中、優勝者のDJバナーが何者かにメッタ刺しにされて死亡した。殺された少年は17歳の“DJバナー”ことクリストファー・ロッカウェイ。致命傷となった刺し傷とは別に、彼の足首には内出血の痕が残っており、捜査班はその点に注目して捜査を進めていった。

第5話 1マイルに1人

NYの地下200メートル、新しい水道トンネルの掘削現場で発破作業の後、作業員のピートが死体で見つかった。やや知恵遅れで喘息持ちだったため地上作業員として働いていたピートが、なぜその日は地下にいたのか…?マックとダニーは殺人とみて捜査にあたるが、家族意識で固まった穴掘り作業員たちが相手の捜査は難航する。やがて、ピートの兄・ジョーが仲間のリンチにあい病院に運ばれたことから、事件の全容が明らかになっていく。

第6話 外れた者

下町のカフェで、従業員5人が強盗に襲われた。全員がダクトテープで縛られ頭からポリ袋を被せられたうえ、至近距離から撃たれるという残虐な手口だった。この事件の調査によってグレード・ツーへの昇格がかかっているダニーはエイデンと共に調査に乗り出す。 そして、唯一の生き残りの証言や現場の証拠などから、ダニーたちは犯人を追い詰めていく…。

第7話 雨のチャイナタウン

チャイナタウンの小さな銀行に3人の強盗が入り、貸し金庫が荒らされた。物音に気づいた警備員と撃ち合いになった際にアセチレンガスが爆発、強盗2人と警備員1人が死亡するが、怪我を負った強盗1人が逃亡する。現場を検証したマック達は、銀行の女主人ジョアンが11ヶ月になる一人娘を犯人グループに誘拐され、しかたなく彼らの手引きをしていたことを突き止める。その矢先、残りの強盗1人が死体で見つかり、さらに新たな脅迫状が届く。真の犯人は誰なのか?そして、誘拐された子供を無事に取り戻すことができるのか…?!

第8話 三世代で終わりに・・・

NY商品取引所で爆弾騒ぎが起こるが結局爆弾は見つからず、残されたブリーフケースの持ち主である仲買人サットンが行方不明になっていることが判明する。警察はサットンが誘拐された可能性もあるとみて捜査が始まった。残された資料から、彼は同じ仲買人ローソンの不正取引を調べていたことがわかり、さらに調べるとサットンはチャールズという人物に言われるがまま動いていたようだった。

第9話 想い出のブルー

昼のセントラル・パークで、若い黒人男性と観光客の英国人老男性がケンカになっているところに仲裁に入った騎馬警官が、何者かに銃撃されて死亡する事件が発生した。警官が背中に受けた1発の銃弾は防弾チョッキを貫通し体内をつき抜け、乗馬していた馬の首に残留していることが分かった。また、防犯カメラの映像から、若い黒人男性は英国老人に一方的に殴りかかっていることや、その直前まで携帯電話で誰かと会話をしていて、さらにはその視線がスナイパーの狙撃位置に向いていたことが分かったため、狙撃犯の共犯者である可能性アリとみて逮捕した。

第10話 母の闇

スタイヴェサント・タウンで女性の他殺体が発見される。死体を発見したのは近くでバスケットをしていた若者たちで、なんとその死体の傍らでは血まみれの女性が、死体のざっくり割れた胸の傷口に手を突っ込んで心臓をつかもうとしていた・・・。被害者の女性はマンションに住む主婦レイチェル・カムデン。そして、彼女の胸に手を突っ込んでいた女は同じマンションで一人暮らしをしているオフィリア・ディキアリア。レイチェルの死因となった凶器は木の杭で、彼女の心臓の奥まで一気に突き抜けていた。しかし、オフィリアから事情聴取すると「全く面識がない」と言い、事件の記憶も一切ないと・・・では、一体なぜオフィリアは見知らぬレイチェルの胸の中に手を突っ込んでいたのか??

第11話 3つの偶然

夜のNYの地下鉄で若い男性の感電死体が発見され、捜査に乗り出す。解剖の結果、感電の様子から地下鉄の直流電気ではなく家庭用の交流電気で死亡したことが判明。どうやらその死体は別の場所から運ばれてきて、地下鉄の感電死に見せかけられたものらしい。若者たちの間で市街地を利用した障害物レースが流行っている。そのゲームは「パークール」と呼ばれていて、死体の彼もどうやら熱中していたようだ。所持品のビデオカメラがそれを物語っていて、ゲームの仲間を突き止め身元は割れるのだが―――。

第12話 リサイクル

NYの街中を駆け抜ける自転車便のメッセンジャー、マイケル・スターリングが、荷物を配達中に何者かに太ももを刺されて出血多量で死亡した。マイケルの遺体に残されていた折れたハサミの破片と、マイケルが身に付けていた心拍記録装置を手がかりにして刺された現場を割り出して特定。道路の側溝から凶器のスイス・アーミー・ナイフを発見した。

第13話 タングルウッド・ボーイ

ニューヨーク、雪のコートランド・パークの園内で若者の撲殺死体が発見された。若者の名前はポール・モンテナッシ、白人で26歳の青年だ。ポールは全身を鈍器で強打されていた。ポールの顔面には、彼以外の何者かの血が付いていたことから事件はさらに広がっていく・・・。

第14話 血と汗と涙

2月のコニーアイランドの海岸で、寒中水泳に挑んでいた若者たちが波打ち際に埋まった箱を見つけて掘り返した。しかし、60センチ四方のその小さな箱の中身は宝物ではなく、半裸の少年の死体だった・・・。死体を検証したところ、少年は箱に入れられた時にはまだ生きていた。それなのに抵抗した跡がみられない・・・。被害者の異常な体の柔らかさから、CSIメンバーはサーカス団に目をつけ捜査に乗り出した。

第15話 死が二人を分かつまで

ニューヨークのホテルで結婚式が行われていたが、結婚式の主役である花嫁が突然倒れ急死してしまった。検死の結果、着ていたウェディング・ドレスに染み込んだホルムアルデヒドによる壊死が死因であることが判明。さらには、ニューヨーク市内の通りでタクシーを止めようとした男性が、先の花嫁と同じ死因で急死した。この2人の被害者たちの共通点は、死んだときに着ていた服を同じリサイクルショップで購入していた点だった・・・。

第16話 口止め

頭でコンテナに潰された死体が見つかり、マックとステラが捜査に当たった。死体は現場監督の1人、パディ・ドーランと判明したが港湾労働者達の口は堅く、聞き込みは思うように進まない。さらに空のコンテナの中から労働者の一人、ジミーの死体も発見され、事件は波止場の陰湿な労働環境が関わっている可能性が増してきた。

第17話 転落

ブロンクスの再開発地区で、3人組の強盗にワインショップが襲われ店員が射殺された。目撃者の証言から犯人はヒスパニック系の少年達とわかり、防犯ビデオにもその映像が残っていた。しかし、マックとステラは防犯ビデオで犯人の一人が飲んでいたジュースの缶が、現場ではなくなっていたことに気づく。

第18話 狙われた委員会

ニューヨーク センチュロンビル65階のスカイラウンジで、ダヴ委員会会員の慰労パーティーが催されていた。“ダヴ委員会”とは、ニューヨーク市警察内部の不正や汚職などの腐敗を暴くべく、検事や判事などの法曹界有志たちで組織されている機関。調査結果のレポート発表を翌日に控え、前祝いとして乾杯をしている最中に突然の銃撃を受けた。銃弾に倒れた人物は、ダヴ委員会の主席調査官、ダン・スタンウィック。そして、一緒にダンスを踊っていた女性も巻き添えを食って死亡した。レポート発表を前に、委員長スタンウィックの死を願った腐敗警官の内部犯行では?とにらんだ捜査班は、ダヴ・レポートにリストアップされた人物たちを調べ始めた。そして、頻繁に名前が挙がっている、ある分署長に行き当たるが・・・。

第19話 罪の重さ

大量の洗濯物が集まってくるクリーニング工場で、女性の死体が見つかった。女性は若く美人で、マニキュアと高価な下着を身に着け、超高級ホテルのシーツに血だらけで包まれて発見された。捜査班は、女性の胃に残されていた高級キャビアとシーツを手がかりに、犯行現場がダンズモア・ホテルの特別室であると推定した。その部屋に滞在している人物の名は、ロバート・コスタ。彼は大西洋に浮かぶ小さな島国テスカラの貿易代表で、今回は通商代表団の団長としてNYに滞在している。実はコスタは10年前、コロンビア大学在学中に女子学生強姦殺人容疑で起訴されていたが、テスカラ大使館の政治力と寮仲間の証言によって罪を免れた・・・という過去の持ち主だったのだ。

第20話 需要と供給

ニューヨーク ウエストヴィレッジ。学生専用のアパートの一室で、チェルシー大学に通う男子学生のウィル・ノーヴィックが、ひどく暴力を受けたうえ銃で撃たれて死亡していた。そして部屋はめちゃくちゃに荒らされていた・・・。ウィルはアパートの部屋を女子学生のジョーダン・ベンソンとルームシェアしていたが、ルームメイトのジョーダンの姿は消えていた。ウィルの部屋からは“チャイナ・ホワイト”と呼ばれる純度90パーセントのヘロインが見つかったため、捜査班たちは、ウィルがドラッグの売人で麻薬がらみの事件と見て捜査を始める。捜査班は、現場アパート近くの路地裏で、ジョーダンのバッグと血だらけの男を捕えた。どうやらこの男は事件の真相を知っているらしい。

第21話 疑惑の任務

ルックリンにあるアパートでジェイ・ナイトという男性が銃殺された。現場を調べている時、ダニーはクローゼットに不審な男が潜んでいるのを見つけるが逃げられてしまう。ダニーは男を追って地下鉄のホームへ向かうが、そこで撃ち合いとなり相手を射殺してしまった。さらに、ダニーが撃った相手がNY市警の刑事ロドニー・ミンハスで、ダニーが追った男は逃亡してしまったことが判明する。

第22話 クローザー

早朝、スポーツ・エージェントのマーゴ・トレントが下着姿のまま道路に飛び出し、トラックに撥ねられて死亡した。その同じ日、ヤンキー・スタジアムの駐車場でレッドソックスファンのノボトニーが車の中で不審死しているのが発見される。そしてノボトニーの事件の現場から、マーゴにつながる証拠が見つかったことで、2つの事件のつながりを洗い出すと・・・。

第23話 この目に映るもの

ある日の早朝、マックが行きつけのコーヒー・ショップに行くと銃撃事件が起き、ウィ江トレスが重傷、客の一人が死亡した。捜査線上に浮かんだコリンズが逮捕されるが、程なく彼は釈放され、今度はそのコリンズが被弾し彼の母親が惨殺される。事件の背後にもっと大きな組織犯罪があるとみたマックは、新たな証拠から隠された事実を見つけていくが・・・。

Season2 エピソード

第1話 灼熱の街

大勢のニューヨーカーが見守る中、ポール・ギズナーはエンパイア・ステートビルの外壁を素手で登り、落ちた。携帯電話の履歴から、彼はビルの途中で911に電話を掛けたことが判明、また彼の指紋は三十四階の法律事務所の窓で途切れていた。彼は何を見たのか―。そして、CSIはその法律事務所のクローゼットで死体を発見する・・・。

第2話 過ちのグランド・セントラル

朝のラッシュで混雑するグランド・セントラル駅で男性が突然絶叫し、死亡した。彼はパーク街にクリニックを持つ美容整形外科医スペンサー・ハワード。苛性ソーダを顔面に浴びて大火傷をし、その一部を飲み込んで気管を焼かれたことが死因だった。彼は医療ミスで3人の患者から訴えられていることが判明したため、CSIはその患者を取り調べる。

第3話 ズーヨーク

CSIは、動物園のトラの檻でばらばらに食いちぎられた死体を調べる。死体を調べるうち、被害者は生きて“朝食”になったわけではないことがわかった。被害者は精肉会社で働くボビーで、身体の細胞組織の状態から凍っていたことが判明。マフィアとつながりのあるボビーの叔父も犯人を捜していた・・・。

第4話 企業戦士

祭りの最中、男が数人に殴られ死んだ。彼の死因は袋叩きにあったせいではなく、心臓に刺さっていた木片だった。服に付いた食べ物を手がかりに足取りを辿った結果、木片はビリヤードのキューであることを突き止める。

第5話 ダンス&フィッシュ

FDRを走る車の上に女性が落下し死亡する。死んだ女性はキア・ロウといい、ダンススタジオに通っていた。ライバルのダンサーに疑いがかかるが、殺しには結びつかない。

第6話 青い血

高級マンションのエレベーター内で男が散弾銃で射殺された。現場に残された足跡とさまざまな遺留品から、被害者と深い関係にあった女子高生の存在が浮上。彼女と被害者はナボコフというバーに入り浸っており、ダニーとリンジーはそこでの聞き込みを始める。

第7話 再びの地、NY

NYからマイアミに護送中だった連続殺人犯のダリアスが脱走する。ホレイショは、NYのCSIメンバー・マックと共に追うが、ダリアスは再びNYへ逃走する。CSIメンバーもNYへ追走を続けるが、リディア・ジョンソン事件の犯人はダリアスではない、という情報が入り・・・。

第8話 悪い賭け

自宅マンションでポーカーをやっていた男性ジョエルが顔面をショットガンで撃たれて死亡する。第一容疑者はケリーという男。彼がイカサマ師と分かり、皆で袋叩きにして追い出した直後の犯行だったからである。

第9話 シークレット・ドール

プレミア人形の修理を行う「人形病院」のドクター・マッカリーが手の平を切られ、ショック死した。もう片方の手に固く握り締められていた人形に内臓されているボイスレコーダーには、持ち主の少女の内緒話が録音されていた。

第10話 マンハッタン・キングダム

マックとステラは、ローラー・ダービーのゲーム中に死んだ『マンハッタン・ミンクス』チームの『シー・ヘイト・ミー』ことローズの死因を調べる。ゲーム中に乱闘になり下敷きになって死んだため、ライバル・チームやチームメイトが疑われるが、死因は薬物によるものと判明。その混入経路を探る。

第11話 悲しき罠

隠遁生活を送る大富豪ハドソンが、自宅の寝室で首を切られて死んでいた。パニック・ルームのボタンを押したダニーは密室に閉じ込められてしまったが、検視官ピノと連絡を取りながら検視を行い捜査を進める。

第12話 幻惑

ファッション・ショーの最中に、ランウェイを歩いていたモデルが突然倒れて死亡する。後頭部に鈍器損傷が見られたが、死因は心室細動によるものと判明し、肺から高密度の『エクスタシー』が検出される。

第13話 ハイリスクゲーム

ダニーは帰宅途中の地下鉄で、線路上の死体に遭遇し、マックとリンジーと捜査に当たる。被害者はチェルシー大学の学生のランディ・ウィリアムズで、顔を殴られて木片が刺さっており、掌にはサメの歯が貫通していた。

第14話 釘づけ

自宅で写真の展覧会を開いていたカルロという男が、ミラベラという美女と屋上テラスで何者かに弓矢で襲われ、ミラベラは即死、カルロは重傷を負う。会場に居合わせたマックとステラ、ホークスが調査を開始する。

第15話 ゲームの代償

墓地で検事補カイル・ヴァンスの死体が見つかり、マックとステラが調査に当たる。カイルは胸を撃たれていたが銃弾は見つからず、やがて奇妙なゲームに参加していたことが判明する。

第16話 獲物

アパート屋上の給水タンクでドアウーマンの女性が死亡していた。タンクの水は真っ赤に染まり、手首が切られていたが、死因は出血多量ではなく溺死だった。現場のアパートでは過去十年間に六人もの変死者が出ており、『呪われたアパート』と評判の場所だった。

第17話 屍の虫

博物館内で死体が発見される。屍に群がる種類の虫に食われて顔すら判別できなかったが、ほどなく学芸員の女性セシ・アスターと判明。館内でマックは、事件を目撃したと思われる一人の少年を発見するが、少年はショックからか多くを語らない。

第18話 命の選択

看板取り付け用のリフトの上でインターンが撃たれているのが見つかる。同じ頃、移植用の肝臓を積んだままハイジャックされた救急ヘリコプターが発見され、リフトで死んでいたのは、搬送人としてヘリに同乗していたライアン・エリオットだと見なされる。だが、遺体の指紋から被害者は別人であることが判明する。

第19話 スーパーヒーロー

スーパーマンの扮装をした男の死体が路地で発見される。死体のそばで財布が見つかるが、それはスーパーマンに助けられた男のものだった。スーパーマンはATMで強盗に襲われた男を助けた直後に殺されたのだ。

第20話 沈黙の過去

マックの元に男からの電話。彼は過去の殺害を自供し、自殺。その告白どおり現場から白骨死体が見つかる。そこにはダニーが吸ったタバコの吸殻も埋まっていた。マックに過去を全て語るダニー。ダニーの話を信じて捜査を進めると真実が見えてきた。一方ステラとフラックはホテルで銀行家が殺害された事件を担当。事件解決後、ステラはフランキーからプレゼントを受け取る。その意味に気づいた時、彼女は驚くべきものを目にする…。

第21話 豹変

マックたちは「ステラのアパートで銃声がした」という通報を聞いて駆けつける。するとステラが気絶して倒れており、その傍らでフランキーが撃たれて死んでいた。意識を取り戻したステラは事情を聞かれるが、所々記憶が抜けており全てを思い出せない。リンジーとダニーは、ロック歌手の送迎をしていたリムジン運転手ニック・ルッソの殺害事件を調べるが、リンジーはステラが心配で、何も力になれないことに苛立ちを感じる。

第22話 奪われた家族

イースト・リバーから人魚の衣装に包み、首を絞められた若い女性の遺体が引き揚げられ、ダニー、リンジー、フラックが捜査に当たる。被害者がモンタナ出身で夢を追ってニューヨークへやってきた女性だったため、リンジーはなぜ彼女が殺されたか、理由を知りたいと願う。マック、ステラ、ホークスは、自宅アパート前で眼に銃弾を受けて亡くなった男性の事件を担当。男性はエルとローラという二人の女性と三人で夫婦として暮らしていた。容疑はその二人の女性にかかる。さて、真犯人は…?

第23話 勇気ある者

車の中から男女の見分けもつかないほど黒焦げの焼死体が見つかる。死体は臓器の形状から女性であることが判明、ホークスは身元を割り出すべく復顔に挑む。そこに現れたのはなんとエイデンの顔だった。マックたち一同は被害者がエイデンだと知って愕然とする。ダニーとフラックは、セントラルパークで胸を刺されて死んだ海兵隊の事件を調べる。護身術を身に着けた海兵隊員が抵抗の跡もなく殺されていたのが不可解だったが、元海兵隊のマックは、犯人は二人だと推測する。

第24話 守るべきもの

グリニッチ通りにある証券会社のビルで警備員の死体が見つかる。マックとフラックはビル内で爆弾を発見、道具を取りに車に戻っていたリンジーに、通りの人々を避難させるよう命じる。二人もビル内に知らせて回るが、スミスという社員と避難しようとした矢先に爆発が起き、三人は吹っ飛ぶ。マックとスミスは軽症だったが、フラックは重傷で病院に運ばれる。今回の事件は、国土安全保障省(DHS)のエレン・フィールディングが指揮を執ることになった。そんな中、犯人は二回目の爆破の予告電話をマックにかけてくる…。

Season3 エピソード

第1話 富に溺れて

ブルックリンブリッジで起こったエリート会社員の事件と、セレブ娘の奔放なパーティーでの出来事とは・・・!?ブルックリン・ブリッジではさまざまな恋人たちのドラマが繰り広げられる。その晩は不法侵入したカップルがバンジー・セックスなるものを楽しんでいた。そして、そのカップルが見たものは、血だらけで助けを求める男だった。通報を受け現場にかけつけたマックは、付き合い始めたばかりの恋人・検死官のペイトンと同じ事件を担当することに・・・被害者のサムは金融機関に勤めるエリートで、その晩はプロポーズをしたようだが・・・一方ダニーとホークスは、自宅のペントハウスで痣だらけで死んでいたヴァネッサ・メイの事件を担当する。発見者で親友というマーゴとヴァネッサは、セレブな人種で常にボディーガードを雇っているパーティーの常連だった。ボディーガードと何があったのか、そしてマーゴの証言は・・・爆発事故にあったフラックも復帰し、マックとペイトンの関係もからんで、フルメンバーでNYの事件に立ち向かう!

第2話 偽りのミイラ

映画「ティファニーで朝食を」を模した宝石店強盗事件、そして解体中のアパートで発見されたミイラ死体の謎とは!?「ティファニーで朝食を」でヘプバーンが演じたホリー・ゴライトリーに扮した宝石店強盗が発生した。ショーケースの破壊技術など、その手口から工学や物理学を専攻する学生だと判明する。しかし、ただの宝石強盗事件が思わぬ殺人事件へとなって行き・・・一方、マックたちが調べているミイラ遺体には、検死官のペイトンは心臓発作と主張するがマックは納得しない。死体の夫であるレイバーン議員は妻を愛していると無罪を主張するが・・・検察の勝手な暴走を抑え、マックとペイトンが冷静に事件を分析していく。

第3話 愛が冷める時

ウォッカの新製品キャンペーン会場で死亡した、氷のプリンセスの死の謎は?市民マラソン中に死んだランナーの背景にあったものは・・・ウォッカ新発売キャンペーン会場では、氷のプリンセス・トーニャの登場を待ちわびていた。注ぐボトルや会場を彩るオブジェも氷。そして舞台にトーニャが現れたときには腹部を刺されて死亡していた!凶器は会場にあった氷。リンジーとダニーは現場に残された羽やピンを分析し、支配人やウエイトレスのジェニファーに話しを聞いていくが・・・一方、ステラとホークスは市民マラソン会場で突然死んだ、オーウェン・リードの死因を探っていた。炎天下の中、凍傷が見られたり、通常では有り得ない証拠が次々と出てきて困惑するCSI。しかしそれらがある人物を示し、一つの過去が浮き彫りに・・・ダニーとリンジーも一つの大きな岐路に立ち、ますます目が離せない最新作!

第4話 見せしめ

女子学生の首なし死体、そして公園で見つかったガードマンの殺人事件・・・恐るべき連続殺人の真相は!?大学の社交クラブのパーティーの最中、学生のエイミーの首なし死体が発見された。しかし頭部はなく、半分に切られたTシャツを着せられていた。付着していた繊維から、パーティーのメンバーのイーサンが疑われるも、事件とは無関係とわかる。その後、シェーントラルパークで残りのTシャツにくるまれた頭部が発見された。そのTシャツはイラストにキーワードが隠されていて、エイミーの殺害はギリシャ神話のヒュドラ退治になぞらえたものだと分かる。同じくシェーントラルパークで、元ガードマンのケネスの死体が発見された。やはりTシャツを着せられており、目には釘が打たれていた・・・Tシャツの意味するところは「百の目を持つ、見張り役アルゴス」。ステラはTシャツのアドレスから犯人の居所を割り出し、残されたTシャツから第3、第4の殺人も計画されていることを知る。これらのTシャツが示すものは?ターゲットは一体?そこには過去、充分に審議されなかった一つの事件が・・・

第5話 オイディプスの悲劇

スーサイド・ガールズのメンバーが死体で発見された。タトゥーが意味するものは・・・?一方、ストリートバスケのヒーローの死の真相とは!?ゴスファッションやライフスタイルで人気の「スーサイド・ガールズ」のメンバー・オーメンが死体で発見された。場所はパフォーマンス会場。死因はメンバーの靴で刺されたとわかった。胸には「死が二人を分かつまで」と、オーメンともう一人の名が刻まれていたが、執拗に刺されていて名前の判別が出来なくなっていた。この相手が分かれば・・・ダニー、リンジー、ホークスは名前の主を当たっていく。一方、マックスとステラはストリートバスケの聖地・チョッパーの死因を調べていく。チョッパーはかつてはNBA入りを期待されるほどの選手だったが、選考にもれ、薬物依存に陥っていたが、現在は立ち直るべく信心深い生活を送っていた。今回のゲームでNBAの有能な新人を破り、多額のファイトマネーを手にした直後だったため金銭がらみの事件かと思われたが、真相を探るうち、思わぬ悲劇が浮かんでくる・・・アメリカで若者に圧倒的な人気を誇り、今年初来日で話題の「スーサイド・ガールズ」が本人役で登場!!

第6話 蘇る悪夢

ホテル従業員がロビーから落ちて死んでいた・・・そして同じ頃、すぐ横のアパートメントで銃声が!スーパーモデルのプールサイドでの撮影中、そのわがままぶりからちょっとした騒動になっていた。その騒動のホテル従業員がVIPロビーで死んでいた・・・ステラたちが現場を調べているその時、銃声がおこり駆けつけてみると、死亡した夫と、夫を襲っていた犯人を撃ち殺したという妻が呆然としていた・・・担当したステラは、捜査を進めていくがかつての忌まわしい己の記憶が蘇ってゆく。一方、ホテルでの事件はスーパーモデルの名声、欺瞞、ねたみなど人間の本能がむき出され・・・

第7話 殺しのブルース

外傷のない血まみれの死体、結婚したい男No.1のジョーダンの死に、CSI:メンバーが挑む!ペイトンは、マックの誕生日にとオペラを観に出かけていたが、マックは事件の呼び出しを受けてしまう。死体は地下鉄の車両で発見されたが、傷ひとつないのに血まみれだった。現場である地下鉄は「ブルートレイン」というパーティー会場で、その人気、売れ行きなどから金欲がからんでいると推定された。被害者のジェニーは、かつてホークスと一度クラブで顔を会わせていて、そのことを黙っていたために、ホークスとマック、そしてペイトンが気まずい雰囲気になっていく。一方、高級スイムジムで死んでいたジョーダンは、とんだプレイボーイだったが、女性問題、生活態度などから捜査していくうち、証拠が示す犯人は意外な(?)人物で・・・過去の事件との決別、そしてマックとペイトンは改めて誕生日を祝うコーヒーを・・・

第8話 波紋

庫で見つかったペイントボウラーの死体、そこで起こった出来事とは・・・!?倉庫の中で、プロのペイントボールプレイヤー・タナカの死体が見つかった。弾は傷口から抜き取られ、薬莢も落ちていなかった。調べていくうち、犯人は警察がらみの人間ではないかと疑われる。タナカにはライバルはいたが、恨まれるほどではないという。そして、当日の対戦相手・サイラスも行方不明になっていた。倉庫で見つかった証拠にブラック・コカインが付着していたことで、おそらく麻薬取引現場に居合わせてしまったと考えられるが、その麻薬はかつて、フラックの指揮で押収した麻薬と同一だったことが分かった。考えられることは当時の関係者の横流しだが、仲間を疑いたくないフラックは・・・またステラは、ここしばらく自分を見つめる視線に戸惑っていた。それは、マックの先妻の息子であり、ステラを母親と勘違いしていたのだった。

第9話 死の天使に乾杯

飲酒運転での死亡事故。運転していたのは・・・パーティーの帰り道、自動車事故で若い女性が病院に運ばれた。助手席の女性は死亡、運転していた女性も顔に大怪我を負い、体も麻痺が残るなど重態だった。免許証から運転者の名前もわかっているが、意識が戻った日、何者かに窒息死させられた。心電図などから読み取れることは「顔見知り」の犯行ではないかということ。家庭環境や証拠を調べていくうちに、殺害された女性の遺伝子と犯人の遺伝子の一致に気づくCSI:チーム。そこから導き出される真実とは・・・

第10話 スィート16

パラシュートジャンパーの死!まわりにはレース用の鳩が・・・富豪の娘のバースデーパーティーでの父親の不審死の原因は?新商品のキャンペーン中のベテランパラシューターが、レース用の鳩と接触して墜落死した。そしてその鳩には別のところでついた血しぶきがついていた。ということは、別の場所でも事件が起こっているということ・・・鳩を手がかりにマックたちは、鳩の飼い主を割り出したところ、頚動脈を切られて既に死亡していた。彼はかつてIRA殺人事件の証言者で、現在はFBI証人保護プログラム下にある人物だった。彼の殺害には鳩の世話を手伝いに来ていた少年が疑われ、マックとフラックは少年の家を訪ねるが・・・また、ステラたちは16歳の誕生日パーティーで、プレゼントされた新車の中で死んでいた父親の事件を担当する。パーティーの出席者や家族関係を調査するうち、セレブで幸せそうな家庭の闇が見え始め・・・十代の子供たちのからんだ事件に心をいためたマックは、亡き妻の息子・リードに思いを馳せるが、そんな時FBIの調査官が殺害されたとの知らせが入る。彼女は、鳩の飼い主の証人事件に関して、マックに何か伝えることになっていた矢先の殺人事件だった。

第11話 レイジング・シェーン

バーテンダーの射殺事件。容疑者はホークス!?一方、ジャンキーの死体が持っていた指輪が示す真実とは・・・閉店後のバーで、バーテンダーが射殺された。ガードマンの証言から、近所をジョギングしていたホークスが逮捕される。そしてそのポケットからは、バーから盗まれたと思われる紙幣が出てきた。手には発射残渣もあり、ホークスは追い詰められていく。拘置所に面会に訪れたのは、かつてホークスが検死官として事件の証言をした男の弟・シェーン・ケイシーだった・・・!シェーンは兄の無罪を証明しろと、兄が起訴された時と同様に目撃証言だけでホークスを逮捕させたのだった。仲間の逮捕に、捜査に関われないことを歯がゆく思うマックにペイトンは手を差し伸べるが、ステラが入ってきたときにすげなくその手を振り払ってしまい・・・一方、ステラとダニーが向かった、覗き部屋のジャンキーの死体には、発射残渣が鼻腔にあるなど不信な点が多く見られた。身体的特徴がホークスと類似しており、調べていくとシェーンに頼まれてバーテンダーを射殺した事実にたどり着いた。シェーンは兄の指輪をネックレスにしていたが、それは兄が殺害したとされたバーテンダーの持ち物だったことがわかる。同じ兄を持つもの同士、ダニーが呼び出されたがそこで改めて真実を語り・・・

第12話 静なる夜

発砲事件の背後の哀しい意見の対立とは・・・人気フィギュアスケート選手の殺害の真相は?耳が不自由な一家の娘・アリソンが何者かに殺害された。母親は発砲された空気の振動を肌で感じた唯一の承認だった。現場に残っていた犯人の血液は、赤ん坊のエリザベスの父親のものであることがわかった。が、それは弁護士で出張中の父親のものではなく、母親もアリソンの母親ではなく、アリソン本人であることが判明した。10代で母親になったアリソンを世間から守るため、一家はこの街に引っ越してきたのだった。耳の不自由なことも自然の摂理と受け止めているアリソンたちと、そうではないと考える人たち・・・悲しい意見の対立が招いた事故だった。ダニーたちは、スケートリンクで何者かに刺殺された人気フィギュア選手、マッケンジーの事件を担当した。リンクには矢印と”I”のイニシャルが残っており、連日くるファンレターの中に同じ記号と数式が書かれたものがあった。現場に残された謎の塗料は、現在特許出願中のもので、研究者以外は手にすることはないという。研究所からはスケートリンクも見え、犯人はここの研究者だとわかる。マックは先日のペイトンとの諍いについて、改めて正面から向き合っていく・・・

第13話 執着

アパートの空き室で見つかった男の死体が語る真実、そしてセントラルパークのカートレース中に死んだ男の死因とは!?高級アパートの空室で、管理不動産会社の男の死体が見つかった。マットの血のあとや粘着テープなどからマックたちは誘拐を疑うが、人質の姿もなく謎ばかりが深まってゆく。しかし、車から毛髪と馬の痕跡が見つかり、セントラルパークの厩舎に馬を預けているリズにたどり着く。病院に現れたリズに話を聞くが、誘拐され暴行を受けたという話にマックは疑いを抱く。リズは刺激を求める女性だったのだ。ステラの捜査で、リズが誘拐されたとされるときに窓の外からのぞいていた元夫の存在が浮かび上がる・・・リズに執着していた元夫は犯行を自供し、再びリズに愛されていることに満足を覚える。また、ダニーたちはセントラルパークのカートレースで死亡した男性の死因を調べるが、頭部の傷からぺティキュアと、周辺には片足だけの足跡が見つかる。レースの参加者を調べていくが、どれも傷と結びつかない。わざわざ修理されたカートから、二人は持ち主のホームレスを割り出し住処を訪ねると、そこにはマネキンの片足があった。カートを奪っていった男への執着からの殺人だった。

第14話 ライアー・ゲーム

ホテルの男子トイレで死んでいたショーシンガーの性別は・・・スポーツ会社の社長殺害犯のアリバイとは!?男子トイレで女性の死体が発見された。しかしそれは女性ではなかった。当日はホテルで2つのパーティーが行われており、雑誌の創刊パーティーの余興で呼ばれていた女装グループのメンバーのクエンティンだった。もう一つのパーティーに出席していた、コネティカット州の議員・ガース議員に食ってかかるなど目撃者も多い。クエンティンの爪にあったDNAは、8年前にコネティカット州で起きた未解決のレイプ事件犯人と一致しており、被害者はクエンティンの姉であることがわかった。フラックが入手したものからガース議員のDNAを照合したが、レイプ事件にはヒットするもののクエンティンの殺害には結びつかない。犯行再現ソフトから犯人をたどっていくとクエンティンとバーで飲み、パーティーに連れて行った男の存在が浮かび上がる。一方、マックとダニーが調べている道路凍結防止用塩まき車から見つかった死体は、スポーツ会社経営者のギャラガーだとわかった。殺害現場はオフィスだが、スタッフにはアリバイがあった。しかし、行き先の住所は全てでたらめ、領収書は別会社にも関わらず同じプリンターから発行されていた。不倫を隠すためのアリバイ仕立会社を利用していたのだった。そんな中、リンジーが十年前モンタナで起こった殺人事件の目撃証言をするため、NYを離れることになった。ダニーのデスクにはカードを残して・・・

第15話 五番街のゴースト

五番街の万引き犯はゴースト!?脈々と受け継がれる大学の秘密結社とは?五番街のブランドショップの女性試着室で、警備員が銃で撃たれた。商品タグや小道具からプロの万引き犯がいたことがわかるが、防犯カメラの映像はまるでゴーストのようにぼやけていた。それは再帰反射材のコートで赤外線信号を妨害していたからであった。犯人は一日のうち、何軒ものショップで万引きを繰り返していたが、指輪をすりかえるときに唾液がついたことがわかり、調べてみると高血圧治療薬を服用していたことがわかった。ステラはその薬をたどり万引き犯にたどり着くが、警備員の殺害とは無関係であることがわかった。万引きしたバッグからスキミングの機械が出てきたことで、ショップの店員が客のカード情報を盗んでいたことが判明した。一方マックたちが調べている、植物園の迷路で発見された学生の遺体には二人分の試験表があり、替え玉受験を請け負っていたブライアンだとわかった。ブライアンは大学の秘密結社『キングス・アンド・シャドウズ』のことを大学新聞の記事にしようとして殺されたのではないかと思われたが・・・同じ大学で記事を書くリードからも話を聞いたが、リードも暴行を受け、事件は思わぬ展開に・・・

第16話 ガラスの心

マンションの優雅なバスルームで見つかった美女の正体とは?また音楽プロデューサーの死因とは・・・シャンパンに、バラを散らしたバスルームにつかる美女・・・この上ない優雅な状況の死体は、このマンションの住人のストーカーだった。弾丸のかけらが発見され、上の階のバラード夫妻が悲鳴と銃声を聞いていた。彼女の死因は感電だとわかり、もうひとつの発砲事件があったことがわかる。バラード夫妻の証言から分かったことは?一方、ステラたちが行った現場では多数のガラスの破片の中で人気音楽プロデューサーのエメリーが血まみれで死んでいた。調査中のステラは、うっかりそのガラスで腕を切ってしまう。検査の結果、エメリーはHIV陽性患者っだことが判明した。エメリーと同居していた姉の目撃した犯人は、かつてエメリー手がけた女性アーティストと特徴は一致するが・・・姉は、かつての事故の後遺症があり、彼女の目撃談は意外な結末を迎えた。

第17話 ノアの箱舟

世界の終りを信じる男の箱舟とは?着ぐるみ男の正体は・・・?20ドル紙幣に埋もれた射殺体が発見された。彼はノアと名乗り日曜日に世界が終わると信じており、1組10万ドルで救いを求めるカップルたちを箱舟に乗せていた。ノアは実は詐欺師だkったが、病気のせいで妄想に取り付かれていたことがわかった。散らばった紙幣は偽札で、殺害はこのせいではないかと思われる。ステラたちはタバコの着ぐるみを着て死んだ男の事件を捜査していた。着ぐるみ男はタバコ会社の前で抗議活動をしていたが、実はタバコ会社の社員で宣伝のためだったという。他にもコスチューム姿の女性が襲われ、マスコット叩きかと思われたが・・・ステラはエイズ感染の可能性をマックに伝える。そんな折、倒れたシドにCPRをして一命を救うがシドにもうつしてしまったかと危惧するが・・・あたたかい仲間の励ましでステラは前に進んでいく。

第18話 死への誘い

イリュージョニストのショーになぞらえた殺人!?その動機とは!?人気イリュージョニスト・ルーク・ブレイドがNYで前代未聞の3夜連続公演を行っている。第1夜の胴体切断ショーに観客は沸いたが、その夜そっくり同じ手段で殺された女性の遺体が見つかる。マックとダニーはアシスタントのオースティンの靴跡に注目する。翌日はファイヤー・パフォーマンスで4時間火だるまのルークが生中継された。しかし、またしても同じパフォーマンスで、オースティンの焼死体が発見された。現場に残された証拠からルークの犯行が疑われるが・・・ルークは養子に出された過去があり、胎児性アルコール症候群の兆候があった。家族を求めるルークの真実とは?一方、過去に決着をつけるべくリンジーは、ボーズマンの法廷で友人たちを殺害された事件の証言を行っていた。ただ一人生き残り、辛い思いをしてきたリンジー。犯人は有罪となり、ダニーは判決の席に駆けつけた・・・

第19話 ワインと異常な愛情

国連ビルでのパーティーの事件の真相は?新装開店の若手人気シェフ殺害の理由とは・・・フランス革命をテーマにしたチャリティー仮装パーティーで、マリー・アントワネットに扮したフランス人のシモーヌが、ギロチンの刃が落ちると共に絶命した。しかし首に傷はなく、毒殺が疑われる。ステラとフラックはパーティーの主催者である15歳のイーヴィに話をきく。彼女は名高いピアポント家の令嬢で、大勢の世話係に囲まれていて、シモーヌはフランス語の教師だったのだ。しかし調べていくとシモーヌのビザは切れていたことがわかり、すぐさま検視にまわされた。そして毒物ではなく、最先端の薬剤が使用された疑いが強まる。シモーヌのビザ切れに絡み、恋人でイーヴィの射撃コーチのチャールズの死、脅迫状などが出てくるが・・・一方、ダニーとリンジーが向かった現場は、カリスマシェフのワインセラーだった。生きたゴキブリのブローチをつけたクラリッサらが疑われたが、犯人は別人であったことが証明された。その動機とは・・・

第20話 ねじれた野望

死んでいたはずの男が生き返った!?一方で「理想の死に様」を演出した人々は・・・CSIの駐車場でモルグのバンから男性の死体が盗まれた。数時間後発見され、駆けつけたマックとペイトンは信じられないものを見た。死体が息を吹き返したのだ。しかし、それきり意識を失い脳死状態に陥ってしまった。死体バックの中の繊維から、男性は大学の研究室で遺伝子導入に取り組んでいた博士の助手であると判明する。捜査の結果、人工冬眠の実験であったことが判明するが・・・一方ステラは、ほぼ同時刻に起こった二つの殺人事件を捜査していた。一人は騎士の姿で槍に突き刺されており、もう一人は超高級ホテルの豪華スイートでセックスをしている最中に刺し殺されていた。二人とも若く有望であったが実は不治の病に侵されていて余命いくばくもなかったのだ。残された指紋から、二人の女性の存在が浮き上がる。彼ら4人は同じように死期が近く、お互い支えあう無二の存在だったのだ。ステラは、彼らはフィナーレを演出したかったのだと推測する・・・そして自分も自分と向き合うため、HIV判定検査を受ける決心をするのだった。

第21話 波紋の傷跡

過去の忌まわしい事件の亡霊が!?マックに忍び寄る危機とは・・・コニーアイランドで、顔をパッキングテープで覆われ、まぶたを切られた女性の死体が見つかった。彼女は出会い系クラブの会員で、当日出会った客が疑われたが、その手口からクレイ・ドブソンの犯行が浮かび上がる。ドブソンは5年前に同じ手口で女性を殺害して有罪になっていたが、トゥルビー刑事の担当事件だったため釈放になっていたのだ。トゥルビーを不正行為で逮捕させたマックはドブソン逮捕に執念を燃やすが、警視のジェラートが口出しをする。やがて、捜索願の出ていたケイティがドブソンに監禁されていると分かり、現場に踏み込むマックたち。マックは単身ドブソンと対峙するが・・・一方、ダニーとホークスは、猛毒のリシンを足に打ち込まれたスコットの殺害事件を捜査していた。手口から東欧系の犯行を疑い、ロシアンマフィアを取り調べるが、背後には父親の遺産である遊園地の売却をめぐる兄弟の諍いがあった。ステラはついにアダムにHIV抗体検査を依頼する。結果は・・・

第22話 暴かれたコールドケース

ステラに殺人疑惑!?DNAが語る過去とは?また教会に落ちてきた天使の死因とは・・・フィラデルフィアのコールドケース担当・ヴァレンズ刑事がやってきた。10年前の事件のDNAがステラのものと一致したというのだ。心当たりのないステラは協力して事件の捜査にあたる。衣服の付着物からフォトグラファーのエリンにたどり着くが・・・警察学校時代のステラの写真が出るなど、ステラが容疑者と関わりがあったことは間違いない。エリンは実は本名をミンディといい、ステラと共に里親のもとで血で姉妹の契りを交わしていたのだ。ミンディの悲しい過去、そして現在にステラは胸をいため、”姉妹”として会いに行くが・・・一方、天使の扮装をしたトビーが教会の屋根を突き破って落ちてきた。検視をするとトビーはバンジーロープの反動の衝撃で、落下前に死亡していたことがわかる。リンジーたちの調べで、トビーはネットセレブになろうと、無謀な挑戦で賞金を得るサイトへ応募しようとしていたのだった。

第23話 切り札

ジョン・マッケンローが殺人犯!?マックを陥れる陰謀の行方は!?バーで男性の死体が見つかった。そこでは明日結婚するアンジーの独身ラストパーティーが行われていた。婚約者のトニーは、様子を見に来て男性の誘惑と誤解してトラブルになっていた。店の客たちは一様に「マッケンローがトラブルの相手だった」と口にするが、血液のDNA以外にマッケンローを示すものは何もなかった。しかし、その血液から保存剤が検出されたことにより、別人が浮かび上がってきた。一方、マックはクレイ・ドブソンの死亡した件で査問会にかけられる。シンクレアとジェラードは自分たちの政治的駆け引きのためマックをスケープゴートにしようとしていたが、発端となったトゥルビーの情報でマックは一気に逆転、汚名を晴らした。

第24話 奪還

麻薬摘発にからみCSIが不法占拠された!?果たしてマックたちCSIメンバーの安否は・・・!?ブルックリンの倉庫で大規模な麻薬摘発が行われた。恐らく内紛による裏切りだと思われ、コカインと銃器はCSIラボに送られた。証拠捜査中、ガス漏れ警報が鳴りスタッフに退避命令が出るがマックたちCSIメンバーは偽装であると見抜く。ガス会社を装い進入してきたのはコカインを取り戻しにきたギャングだったのだ。その頃、倉庫を調べにいっていたアダム、ダニーがギャングに人質として捕らえられてしまう。お互いの連絡がつかないまま、それぞれ手をつくすメンバーたち。ギャングの親玉・コルムと対峙したマック、強い信頼関係で危機を乗り越えマックはペイトンとの休暇へ、ダニーとリンジーはお互いの身を想い合う・・・

Season4 エピソード

第1話 届かぬ叫び

自由の女神が血を流す!?NYに終わらない事件の謎がかけめぐる!ペイトンとの休暇を終え、マックがNYに戻ってきた。しかし寛ぐ余裕もなく事件現場へと呼び出された。現場は”自由の女神”。ピアノ線で固定された望遠鏡、そこから更に発見された犠牲者、明らかに警察への挑戦状。死体からはオルゴールの部品が出、持ち主から話を聞くが・・・被害者の家に向かったステラは、そこが1年前の未解決事件の現場だと気づく。そこで目にしたのは拷問のあと、被害者のテープ、さらに次の被害者の映像が!未解決だったマリーの事件にヒントがあると再捜査を始めたステラ、事件の報告に現場アパートの管理人に報告に行くが、そこで気づいた真実とは・・・そしてマックにロンドンからつきまとう『3:33の電話のベル』。一体この街に何が起こっているのか。

第2話 深海の罠

死のダイビング。深海に沈んだ難破船に事件解明のカギ!?イーストリバーにダイバーの死体が上がった。身元はダイビング・インストラクターのダグ・ホールデンと判明。スクールに行って話しを聞くと、彼のバディでインストラクター仲間のマットもこの3週間姿が見えないという。ホールデンがいたであろう海底の場所に目星がつくと、ダニーとホークスは証拠を求め海底に。そしてそこでマットの死体を発見する。彼のウェットスーツのポケットには数枚の金貨が入っており、その金貨は数年前のオークションで出回った偽エスクード硬貨と同一のものと分かる。ホールデンのダイビングマスクに底生生物のナマコの幼生が付着していたことから、ダニーとホークスはさらに深海へ潜り、案の定そこに難破船の残骸を発見。宝箱に偽金貨、さらに注射器まで出てきて…

第3話 消されたスパイ

金持ちを狙う宝石泥棒。しかし真の目的は…フラックの彼女の家に、マンハッタンの富裕層を狙った宝石泥棒が入った。黒いスポーツカーで逃走する泥棒を、フラックは追いかけるが取り逃がす。しかし泥棒はすぐに死体となって路上で発見された上に、頭頂部の一部が切り取られていた。死んだ泥棒はスタントン家の御曹司ジェームズ。彼が逃走に使用した黒のスポーツカーはレーザーを備え、形状記憶合金が使われたハイテク改造車。彼が身に付けていたタキシードにもハイテク機能が加えられていた。しかし、ジェームズの死後も宝石泥棒が現れ…一方、マックはロンドンにいたときから始まった、謎の「333」の無言着信に悩まされていた。あるとき、残されたメッセージからついに音声が聞こえる。それはマックがNYの空港に降り立ったときに流れていた港内のアナウンス。やがて空港でなくした荷物がマックのオフィスに届くが…

第4話 タイムアップ

タイムマシン殺人事件。死の予言は未来からのメッセージ!? ヘッドギアを付けた裸の男が、血を流しながら警察署に駆け込んで死亡した。死ぬ直前に「未来から来た。明朝9時45分にケヴィン・マリーが死ぬ」とマックに言い残す。早速、チェルシー大にいたケヴィンに話を聞くが、彼は男に見覚えがない。男の身元が天才物理学者として評判のブラウニング博士と判明し、博士のアパートに行くと、そこにはタイムマシンがあった。やがてチームは博士とケヴィンに共通の知り合いがいたことを突き止める。一方、ステラとダニーは、デリカテッセンでいきなり喘ぎ出し、座ったまま硬直して死亡した女を調べていた。被害者はチェルシー大の学生ロビン。死因は過度の性的興奮で生じた大動脈瘤だが、体内には薬物の痕跡も認められた。ロビンはある女子学生サークルに入ろうとしていたのだが…。

第5話 不思議の国のヴィーナス

セカンドライフを利用した殺人事件が発生。CSIの捜査がついに仮想世界まで及ぶ!マネキン置き場で、額に45口径の銃創のある女の死体が見つかる。現場にはジョニーと書かれた人形と孟宗竹の痕跡があった。緑のウィグを付け、まるでマネキンのように見えた被害者は、ヴィーナスというアバターでインターネットの仮想世界「セカンドライフ」に参加していたシェリルだった。ヴィーナスはセレブアバターで、シェリルの死体はこのアバターそっくりだったのだ。シェリルの死後もセカンドライフにヴィーナスが出現することを知ったチームは、仮想世界でも捜査を始めるが、現実世界で次の犠牲者が出てしまう。犯人はサイレンサーを使っており、プロの殺し屋だと分かるが、サイバーセレブのヴィーナスに成りすまし、殺人を繰り返す犯人の目的とは!?

第6話 呪われたハロウィーン

アミティビルで起きた一家惨殺事件。蘇る31年前の出来事…ハロウィーンの夜、ホラー映画『悪魔の棲む家』の舞台であるアミティヴィルで、ダンカン家の父親ギルが妻と息子達を撃ち殺した末に自殺。隠れていた娘ローズだけがかろうじて助かるという悲惨な事件が発生した。この家では31年前に、当時の世帯主ビル・ウィレンズが銃で自殺し、その2日後に幼い娘が行方不明になる事件が起きていた。ダニーとリンジーは捜査を始めるが、果たしてこの家で起きた2件の惨事は家に宿る霊の仕業なのか!?偶然の悲劇か!?それとも…一方マックとステラは路上で倒れて死亡していた男の事件を担当。検視後判明した死因は鈍器による外傷、死亡時刻は3時間前だが不可解なことに彼の体温は死後8時間経過していることを示していた…。この矛盾は一体!?

第7話 制裁

公園で男の刺殺体。博物館で女の射殺体。2つの事件の意外な接点とは!?公園で背中を刺された男の死体が見つかり、血まみれで現場から去った看護師のファーン・ラズローが逮捕される。被害者の名はミッチェル・ベントリー三世、ファーンに対するレイプと殺人未遂で起訴されたが、無罪になった男だった。結局、凶器のナイフからファーンの指紋は検出されず、決定的な証拠は見つからない。ベントリーの服の痕跡から、彼は殺される前にアンバー・スタントンという女と食事していたが分かるが…一方リンジーとダニーは、博物館の正面階段で射殺されたジョアンナ・モーガンの事件を調べる。ジョアンナはその夜、オンラインで知り合った男とデートしていたが、その男もかつてモデル殺害で逮捕され無罪になっていた。やがてベントリー殺害現場に残された絆創膏をきっかけに、この2つの事件の関係が明らかになっていく。

第8話 誤算の果て

モデル嬢の死は誰の仕業? 一方、クラブで強盗事件発生アルコールの宣伝パーティーで、モデルのジェナが巨大なグラスの中で全身火傷を負って死亡。直前に飛んできたテニスボールで電線が切れてショートしたため、当初は感電死したかと思われたが、検視の結果、ジェナは感電する前に肺水腫で既に死んでいたことが判明する。彼女の所持品にマジックと呼ばれるヘロインのキャンディが多数あり、ヘロイン欲しさにジェナと争った女が浮上するが…一方、クラブで強盗事件が発生。犯人に撃たれたバーテンダーのブランディが意識不明の重体で病院に運ばれる。事件を担当したダニーはブランディの意識回復を待つため、彼女のボーイフレンドを名乗るポールという男と病院で待機する。しかし担当医の兄弟チャールズが誘拐され、「ブランディを助けるな」と誘拐犯から脅しがかかり…

第9話 弔いのウェディング

殺害された花婿の腹の中に携帯電話が! さらに、ジクソーパズルが導くものは…結婚式の控え室で死亡している新郎が発見された。外傷はないように見えたが、胴体に気泡シートが巻かれており、検視の上で驚きの事実が判明する。新郎の腹部はえぐられ、その中に発泡スチローと新郎の携帯電話が詰められていたのだ。新郎のマンションでは血痕と1つだけ空になっているウェディングギフトの箱が見つかり…一方、ステラの元に奇妙な立体ジグソー・パズルが届く。ステラは彼女に言い寄ってくるドリューからのギフトと思い彼を問いただすが、ドリューは自分ではないという。よく見ると数枚のピースに血しぶきとチョークの粉が付着しており、事件性が高い。パズルの謎を追ううちに、マックにある確信が芽生える。そしてマックの携帯に再び例の「333」の人物から電話が!

第10話 ヒーローの真実

30年前に死亡した男の死体とマックの関係は!? ついに「333」の正体が明らかに!地下鉄の車両で惨殺死体が発見される。現場検証にやってきたチームが車両の中に入ると、いきなりドアが閉まり電車が動きだす。たまたまホームに降りていたダニーは、トンネル内の制御ボックスに走り、何者かがMP3プレーヤーを使い、地下鉄のシステムを乗っ取ったことを知る。ダニーは取り付けられていたMP3プレーヤーを破壊し、危機一髪で地下鉄の暴走を食い止める。一方、「333」の謎の人物が残した手掛かりに導かれてシカゴに来たマックは、トリビューン・ビルの空きフロアの一室でミイラ化した死体と「臆病者」という言葉を見つける。検視の結果、死体は約30年前のもので20代白人男性、銃創があり、掘り起こされたものだったことが分かる。マックはその死体の男が誰だか気づく。そして…

第11話 危険な遊び

爆弾葉巻で企業家が死亡。 また、ダニーを苦しめる事件が起きるインターネット事業で成功した起業家のエセックス・パーマーは、クラブで吸った葉巻が爆発して死亡する。クラブの外に落ちていた彼の財布から、スリのマリオの指紋が見つかるが、マリオは財布をすり取るためにパーマーの葉巻に火を点けただけだった。パーマーのネクタイの染みから、彼のビジネスパートナーであるガラクターのDNAが検出される。ガラクターは別名ラフィング・ラリー。昔からイタズラ・グッズなどを売ってきた男で、その中には爆弾葉巻もがあったが…一方、ダニーはアパートの向かいの部屋の少年ルーベンを教会に連れて行くが、帰り道で食料雑貨品店の強盗に遭遇する。ダニーはルーベンを先に帰し捜査に当たるが、ルーベンが死体となって発見され…

第12話 ネバーランドの悲劇

嫌われ者のホテルの女オーナーが殺害される。 また、ネグリジェ姿の若い女の死体が物語る事件の真相とは?ホテル・オーナーのフィオナ・チザムがホテルの前庭で死亡していた。胸には小さな丸い刺し傷、首にヤケド、手首にはバッグのストラップらしきトカゲ革とチェーンの引きちぎれた断片が残っていた。検視の結果、死因は凍傷。心臓だけが凍り付いていたのだ。“邪悪な魔女”と悪評高かったフィオナを嫌う人間は多く、チームは容疑者の絞り込みに苦戦する。一方、スクール・バスの屋根の上で冷たくなっていたネグリジェ姿の若い女の死体が見つかる。額には星のシール、胸にはフィンガーペイントで書かれた「ウェンディ」の文字、爪には粘土、右肩には妖精の形をした小さな赤い痕。死体に残された痕跡から、チームが辿り着いた先は幼稚園。そこで発見されたのは…

第13話 絆

女子大生の命を奪ったショットガンと判事殺害事件の関係は? また、ルーベンの母親が強盗犯に復讐を!?花屋の前で、学生のエミリーがショットガンで撃たれて死亡する。胸部の銃創から人の歯が見つかるが、捜査の結果、屋上から投げ捨てられたショットガンがガーゴイルに当たって暴発、エミリーは不運にも暴発した散弾に当たったのだった。また、現場近くのアパートで家庭裁判所の判事の惨殺体が発見される。果たして2つの事件は関係があるのか?一方、ダニーは死亡したルーベンの母親リッキに銃を盗まれてしまう。リッキはルーベンが死ぬきっかけを作った強盗犯が保釈されたと知り、彼を殺そうとダニーの銃を盗んだのだった。無断欠勤したダニーの様子を見にきたフラックにダニーは事情を話し、彼と共にリッキの行方を追うが…

第14話 炎のレーサー

ストリートルージュに興じていた男の身に何が起きたのか? 自動洗浄式公衆トイレで見つかった女の死体と囚人の関係は?火ダルマになって飛んで来た男が消防車に激突。男は死亡しており、炭化した足には肉用温度計が突き刺さっていた。激突時のスピードは推定時速130キロ。検視解剖の結果、死因はヘルメットに充満した煙を吸ったことによるものと判明する。被害者はストリートリュージュに興じていた通称ディーモン。彼は“グレーブヤード”と呼ばれる急坂のコースを滑っていたのだが…一方、ステラ達は自動洗浄式公衆トイレで、あふれる水と共に見つかった女の死体を調べる。腕を切られていたが死因は溺死と判明。彼女の爪の間に血痕が見つかり、DNA鑑定の結果、5年前から服役中の囚人のものと一致する。服役中の囚人の血痕がなぜ溺死した女に付着していたのか?

第15話 容疑者X

身元不明の殺し屋が再び動き出す!果たして次の標的は!? セカンドライフ・ユーザーと議員を殺害し、逃走中に関係のない第三者までをも射殺した身元不明の殺し屋、容疑者Xに関する新たな情報が入る。マックらは匿名の通報を元に容疑者Xが潜んでいると思われる精肉工場の倉庫跡へ。しかしそこには、脳天にナイフが突き刺さった容疑者Xと思われる死体があった。長らく拘束されて拷問を受けた痕があり、最近美容整形手術を受けていたことも判明する。しかし、容疑者Xの整形手術前の顔を復元したところ、捜索願いが出ているケイティ・マンという別人であることがわかる。しかもケイティは市長の刑事司法コーディネーター、ジョーダンのアシスタントだった…

第16話 壁の向こう側

火事で死亡したのは放火魔!? ステラの部屋で見つかった小さなメモの意味は?ステラの住むアパートで火災が発生。ステラは逃げ遅れた隣室の少年ジェイソンを助け出して外に避難する。ジェイソンの母親は預かっている姪と先に避難しており、ジェイソンが後ろからついて来ていると思い込んでいたらしい。翌朝、ステラは焼けた自室の家具の後ろから、丸まったメモを見つける。そこには「助けて」と書かれていたが、ステラに心当たりはない。火元と思われるアパートの一室からは焼死体が見つかり、その部屋に住む男に放火の前科があることが判明する。しかし焼死体の性別は女だった…捜査を進めるうちに明らかになる火事の原因、そしてある真実。メモに書かれていた「助けて」のメッセージが意味するのは?

第17話 終わりなき殺意

連続殺人事件発生! 死体に残される「L2729」の裂傷の意味は?ロッカウェイ・ビーチに鮫と女の死体が上がった。死体には首を絞められた跡があり、薬物検査で大麻に似たダミアナが検出され、一酸化炭素中毒になっていたことも判明する。すぐに第二の死体が打ち上げられ、今回の一連の事件は3ヶ月前にニュージャージーの海岸に打ち上げられた弁護士の殺害事件と同一犯の犯行であることが濃厚になる。3つの死体にはすべて「L2729」と刻まれた裂傷があったのだ。そして4人目の被害者が打ち上げられる。被害者の1人の爪に挟まっていた紙が、タクシーに貼ってある乗客の権利を明示したステッカーを掻きむしったものとわかると、マックは市内を走るタクシーを片っ端から調べるよう指示するが…

第18話 告白

名門高校で生徒指導員が殺害される。事件のカギを握るのは警視の娘ニューヨークの名門高校の卒業ダンスパーティの夜、理科室でパーティの監視役だった生徒指導員グレッグスが何者かに激しく殴打された末に劇薬の棚に激突して死亡する。グレッグスがパーティ会場を去ってから、理科室で死体となって発見されるまでの時間はわずか12分。その間にパーティ会場を後にした生徒は数人おり、ジェラード警視の娘ナタリーもその1人だった。事情聴取でナタリーの口から語られたショッキングな事実とは…その頃、未解決の例の連続殺人事件の犯人は、赤いコートの女の乗客をタクシーに乗せて夜の街を走っていた…

第19話 毒の味

死の接吻。チアガールが殺意を抱いた理由とは? そしてタクシー・キラーの身元がついに特定される!?バスケットボールのハーフタイムに、賞金100万ドルのシュートを決めた観客のドゥーガン・スコットが喜びもつかの間、突然倒れて死亡する。検視の結果、死因は毒物の摂取によるものと判明。彼の口に残っていた口紅から毒物が検出されたのだった。ドゥーガンはシュートする前に、チアガールたちから激励のキスを受けていた。口紅の色を照合した結果、容疑者として浮上したチアガールは…一方、タクシー・キラーと呼ばれるようになった連続殺人犯の5人目の犠牲者が公園の噴水で見つかる。現場に落ちていたマグネットから、タクシー・キラーらしき男の素性が徐々に明らかになるが、身元を特定できるまでの手がかりは見つからない。そんな時、新聞社の編集部を辞め、自分のブログで事件を追っていたリードに対し、タクシー・キラーの情報を提供するという者が現れ…

第20話 タクシー・キラー

ニューヨーカーを驚愕させたタクシー・キラーの狂気の世界が明らかになる!警察署の前で一台のタクシーから、男の死体が投げ捨てられる。男はジャージー・シティの警官カマイダスと判明。当初はタクシー・キラーによる警官殺しが疑われたが、捜査を進めるうちに別の犯人像が浮かび上がる。今回の殺人に関しては、実はリードのブログが引き金となったのだった。リードは情報提供者から犯人の名前を聞き出し、ブログに記事を書いたのだ。そして今度はリードがタクシー・キラーに誘拐されてしまう。ブログの威力を知ったタクシー・キラーは、リードに自分のメッセージを伝えるよう強要する。狂気を露にしていくタクシー・キラーを前に、リードは自分の居場所を伝えるヒントを織り込みながらブログを更新していくが…果たしてマックらはリードを無事救出し、タクシー・キラーを逮捕することができるのか?!

第21話 人質

マックに忍び寄る罠…!? 銀行強盗犯の真の目的は?銀行強盗が10人ほどの人質を取って立てこもった。ジョーと名乗る強盗は、金庫室には既に撃たれた男の死体があり、自分は殺していないと主張。ジョーの要求により、人質1名の開放と引き換えに、マックが銀行の中に入り現場検証を開始する。ラボとモルグにいるチームとの連携で、死んでいる男は支店長と判明、射入口は1つなのに2発被弾していることが分かった。検証を重ねていき、ジョーが支店長を射殺した可能性は薄れていくが、彼の携帯に時折かかってくる不振な電話に、マックはジョーが何かを隠していると察する。そんな中、隙を見てジョーから銃を取り上げたマックは、彼から意外な事実を告げられ、その言葉を信じてある行動に出るが…

Season5 エピソード

第1話 生還

銀行強盗犯に拉致されたマックが生還。事件の結末は…ジョーに銃を突き付けられマンハッタンを後にしたマックは、ハドソン川に沈んだ車から脱出し生還する。引き上げられた車内には支店長夫妻殺害の第一容疑者デリック・ジェームズの死体があったが、軽い脳震とうを起こしているマックは何があったか思い出せない。デリックの死因は銃創によるものと判明するが、顔に押し付けられた銃口の跡は上下逆になっている。また食道の内壁には裂傷があり、腹部には死後に切られた跡があった。マックがラボに戻り着替えるとシャツから潰れた銃弾が落ちる。マックも撃たれていたのだ。しかし弾が古かったらしく車窓に当たって減速し、伸縮性のあるシャツの生地が食い止めた。現場に復帰したマックはジョーの行方を追い事件の真相に迫る!

第2話 死者の書

放射線被曝で2人が死亡。共通点は『死者の書』…セントラルパークのコンサートで女が倒れて死亡する。名前はライザ・カーペンター。検視の途中でシドが失神してしまい、ライザの死因は放射線によるものと判明。シドは病院に搬送され、遺体は放射線管理施設に移される。薬物検査の結果、放射線はタリウムであることが分かる。ライザは経費被曝していたのだった。その後、二人目の被害者が見つかる。ホラー映画監督のダンテ・ガンサーだ。死体にはライザと同じ兆候が見られた。ダンテの所持品にあった紙切れと彼のホテルの部屋にあった遺留品が手がかりとなり、マックはある公共図書館に目をつける。その図書館の蔵書を調べると、持ち出し禁止の特別蔵書『チベットの死者の書』があり…

第3話 乱気流

機内で航空保安官の刺殺体が発見される。しかし被害者の正体は…マックが搭乗していたワシントンDC行きの飛行機のトイレで、ノドを刺された男の死体が見つかる。被害者は航空保安官のバッジを身に付けていたがホルスターに銃はなく、バッジの持ち主ロジャー・ストックウェルとは別人と分かる。やがて指紋から被害者の正体が判明、ドラッグの密輸で逮捕され裁判所から逃亡したグリーンウェイという男だった。本物の航空保安官ストックウェルは、ホテルの部屋で射殺体となって発見される。JFK空港に引き返した飛行機は格納庫に入り、乗員・乗客全員が容疑者として拘束される。令状と確証がないまま、容疑者を拘束できるのは長くて24時間。その間に犯人を割り出さなければ、逃亡のチャンスを与えてしまうが…

第4話 セックスと嘘とその彼女

大物を相手にした代償か!? 女フィクサー殺人事件深夜のストリートパーティーに現れた女が倒れて息絶える。近くで見つかった財布から名前はアン・スティールと判明。財布には『コンサルタント』と書かれた名刺があったが、現金とカードは入っていない。アンの携帯電話が見つかり最後に電話した相手を調べると、なんと局長のシンクレアだった。遺体の頭部と顔に複数の裂傷があったため、死因は鈍器によるものと推測される。アンの遺体はモルグへ。するとそこに何者かが侵入する。侵入者はシドに見咎められ逃げ出すが何かを探している様子だった。マックは携帯電話の履歴の件でシンクレアにアンとの関係を問い質し、二人が記者会見で知り合ったことを知る。アンはトラブルを処理するフィクサーで、有力者を大勢知っていたらしい…

第5話 人生の対価

射殺された若き考古学者の秘密… 一方、ステラに危険が忍び寄る 若き考古学者ジェームズ・サットンが路地で射殺された。通報したのは同業者のローラ。サットンは何か価値のある物を発見したと言っていたが、それが何かは誰にも分からない。遺体の首には死後にネックレスが引きちぎられた跡があり、そばにはいくつかの手がかりが残されていた。銃創は明らかに至近距離で撃たれたものだが、弾は浅い位置に留まり線条痕がなく、どんな銃で撃たれたのか断定できない。検視の結果、サットンは1、2年前にも1度撃たれ、素人の手により弾が摘出されていたことが分かる。その時の処置が適切でなく、今回の被弾により見過ごされた動脈瘤が破裂、死に至ったのだった。ステラは犯行現場にホームレスの男がいたことを突き止め、その男に接触するが…

第6話 裁かれし心

麻薬ディーラー連続殺人事件発生。被害者はみな同じ事件の被告… 3人の麻薬ディーラーがほぼ同じ時間に別々の場所で射殺された。現場には銃が残されていた以外、手掛かりになるものはなにもない。最初は別々の事件に思われたが、3人が1年前のマニー・スカイ殺害事件の被告人たちであることにマックは気付く。その事件では凶器の銃は発見されなかったものの、マックが他の証拠を固めており、3人はとっくに有罪になっているはずだった。ところが3人が他の売人の情報と引き換えに取引を持ちかけ、公判が延びていたのだった。マックは射殺された麻薬ディーラーの1人、ジョーンズの弁護士だったドノヴァンに会い、3人が取引するために口を割った売人仲間の名前を聞き出すが…

第7話 地下室の死体

仕事上のトラブルが犯人の動機!? 会社経営者が殺害される地下の貯蔵室で男の死体が見つかる。被害者の名前はケヴィン・マクブライド。頭部を殴られ顔は原形を留めていなかった。さらに地下貯蔵室の上は空き地状態で、その上にあるべき家が消えていた。しかしその家はイーストリバーをはしけで移動中だったことが分かる。マクブライドは曳き家の会社を経営しており、その家の移動を請け負っていたのだ。遺体の身元確認に来たマクブライドの妻アニーは動揺するが、そんな母を娘のエラは気丈に振る舞い支えようとする。マクブライドの顔の崩れは死後オポッサムにかじられたためと判明する。殴られた箇所の皮膚もかじられていたため、凶器を断定するための唯一の手掛かりは骨片に残った格子状の跡だけだったが…

第8話 私の名はマック・テイラー

次々に襲われる通称マック・テイラーたち… 犯人の狙いは…マック・テイラーの通称で知られる者が次々に何者かに襲われ死亡する事件が発生する。1人目のマッカーサー・テイラーは至近距離から射殺され、2人目のマカビー・テイラーは高層ビルの階段の手すりから転落死した。3人目のマッケンドラ・テイラーは街中で襲われるが命は奪われずに済む。CSIの我らマック・テイラーにも、アスレチック・クラブで水泳中に謎の男が近づくが、犯行は未遂に終わる。被害者には名前以外にも共通点があった。犯人は1人目を除き、なぜかそれぞれの車のキーを事前にチェックしていたのだった。さらなる被害者を出さないために、街中のマック・テイラーがニューヨーク市警に集められたが…

第9話 新しい命

発見された死体の腰椎に死後の刃物傷… その傷痕が導く事件の真相は…廃車置き場でプレスされた車から死体が発見される。圧縮された状態の車から遺体のパーツを回収し調べた結果、死後約3週間が経過しており、被害者が若い白人女性であることが判明。車に関する手掛かりは車両登録番号が削り取られたプレートだけだった。ダニーはプレートの登録番号を読み取り車の所有者がエリザベス・バーカーであることを突き止める。エリザベスは生きており、今朝車が盗まれていることに気づき盗難届を出したばかりだと証言。赤ん坊の散歩から帰宅した夫スティーヴも妻の話を裏付ける。やがて被害者の死因は頭部の鈍器損傷によるものと判明し、腰椎からは死後の刃物傷が見つかるが…

第10話 マンハッタン・トライアングル

バミューダ・トライアングル?都市伝説で噂の場所に死体が!エンパイアステート・ビルの近くで、ハイ・アイ・セキュリティの現金輸送車内にいた警備員カールが急に苦しんで死んだ。輸送車の運転手グレッグは異変に気づいて無線で応援を要請するが、無線は通じなくなっていた。付近の信号機が一斉に故障し、携帯電話も通じない。都市伝説ではその一帯はバミューダ・トライアングルと呼ばれ、車が勝手にロックされたり人が消えたりするという噂の場所だった…。カールの外傷は銃創のようにも見えたが、検視でペースメーカーが破裂していたことが分かる。肝臓は電子レンジにかけられたようになっており、死因はマイクロ波によるものだった。都市伝説のようにバミューダ・トライアングルの影響で死んだのか!?

第11話 禁断の果実

ホームパーティーで女が突然死!? 一方、ステラが追う事件に新展開夜、車のトランクから女の死体を棄てようとした男が警官に見咎められ、フェンスを乗り越えようとして転落死する。男は百貨店バイヤーのトニー・クラーク。車は被害者イザベル・ヴォーンのものだった。現場検証中にトニーの携帯電話に「もう始末した?」と尋ねるメールの着信がある。送信者がトニーの恋人クインシーと分かり尋問すると、トニーはホームパーティーの最中にバスルームで息絶えているイザベルを見つけ、醜聞を避けるために死体を棄てようとしただけだと供述。自分自身の殺害への関与も否認する。イザベルの検視解剖では彼女の体内から大量の水酸化ナトリウムが検出され…一方、ステラはギリシャコインを追うディアコスが、質屋の店主を殺害したことを知る。

第12話 ヘルプ

ウェディングドレスへの執着が仇となり!? 失血死した女が狙っていたのは…ウェディングドレスのセール会場で他の客と揉み合いの末、ドレスの飾りで上腕動脈を切ったローレル・ダウンズが失血死する。揉み合った相手マリーはローレルと面識がなく、相手がいきなりつかみかかって来たので抵抗しただけと証言する。一方、自宅ロフトのバスタブでエリナー・ラヴェールが死亡しているのが発見される。頭部に外傷があり、状況からレイプ殺害後に体を洗浄されたことが推測される。売れないミュージシャンだったエリナーの部屋からは、彼女のギターがなくなっていた。床には血の付いたガラスの破片、バスタブの排水溝には住血吸虫、ドアの鍵穴には痕跡が残っていた。やがて2つの事件は8年前に起きた連続レイプ事件に結びつき…

第13話 誤審

マンハッタン・バラバラ殺人事件。高校レスリング部のコーチに死の制裁を!? マンハッタンの中心街でバラバラ死体が発見される。被害者は高校レスリング部のヘッドコーチ、ヴィンス・ネルソン。死因はこん棒やパイプのような固い物で喉を強打されたことによる窒息死。首のアザには被害者以外の何者かの古い血液、胸毛には切断に使われたチェーンソーから飛び散ったと思われるおがくずが付着していた。押収されたヴィンスのパソコンからは驚きの事実が発覚する。児童ポルノ画像を7人のレスリング部員達にメールで送りつけていたのだ。そんなネルソンに辱めを受け恨んでいた者の犯行か!?妻のスージーはあらゆる証拠を否定し、ネルソンが殺害された日に、アパートの屋上に不審な2人組が潜んでいるのを目撃したと証言するが…

第14話 探し続けて…

ウクライナ人の男が刺殺体で発見される。男がニューヨークに来た目的は…嵐の夜、タイムズスクエアで中年の男が胸をナイフでひと突きされて死亡。死体及び諸々の特徴からCSIは被害者がウクライナから入国したばかりと推測する。その後の調査で強盗常習犯のサミー・チェンが浮かび上がり、サミーと共犯のジョディを連行すると、強盗は認めたものの殺人は否認。被害者から財布を脅し取ったがナイフを奪われて反撃されたため、商店の張り出し屋根に財布を放り投げて逃げたと供述する。財布は供述通りの場所で発見される。中にはアドリック・フェドルク名義のウクライナの運転免許証、雨に濡れてほぼ判読不可能な手紙、そして待ち合わせの場所と時間を記したメモが入っていた。そのメモの場所にマックが行くと、そこには…

第15話 パーティーの裏側で

NY副市長が階段から落下して死亡。しかし死因は絞殺と分かり…チャリティ・パーティーの会場で、ニューヨーク副市長のキャプランが階上から落下、居合わせたステラと消防士のブレンドンが駆け寄るが既に死亡していた。キャプランの首筋には妙な跡があり、額には浅い傷、床には円形の血痕が付いていた。検視の結果、キャプランは落下死ではなく絞殺されたことが判明。首筋からパーフルオロブタンスルホン酸(PFBS)の痕跡が見つかるが、犯人が何で首を絞めたかは特定できない。パーティーにはキャプランの宿敵として知られるメディア王のロバート・ダンブルックも出席していたが…市の財政危機の影響で警官への給与支払いが遅れ、警官たちがストを決行。人員が不足する中、CSIは手がかりの洗い出しを急ぐ。

第16話 都会のハゲタカ

屋上の花壇に埋められていた夫… 犯人は永住権目当ての外国人妻!?ステラのコーヒーカップに空から眼球が落ちて来る。頭上を飛ぶ鳥が落としたのだ。眼球は人間のもので、埋め込まれた移植型コンタクトレンズからジョン・ポロックの目と判明。ポロックの自宅アパートに行くと、屋上テラスの花壇に埋められたポロックの死体を鳥が突いていた。ポロックの寝室には、冴えない中年男のポロックと若くて美しい妻のフローラが写っている写真があったが、写真立ては割れて血痕が付着。床には勃起機能を高める軟膏のチューブが落ちていた。フローラは事件発覚時、居場所が分からなかったが、兄のエンリコを伴い署に現れる。マックはベネズエラ出身のフローラが永住権欲しさにポロックと結婚した末、犯行に及んだのではないかと彼女を詰問するが…

第17話 正義のかけら

路上のバンが爆発。全壊した家の瓦礫の中から居ないはずの娘の死体が…住宅街の路上に駐車してあるバンが突如爆発し、電子廃棄物のリサイクル業者フィリックス・レッドマンの家が全壊した。奇跡的にフィリックスは軽傷で済み、妻子も留守で難を逃れる。ところがCSIがパイプ爆弾の破片やバンの残骸を回収していると、瓦礫の下から長女アリソンの爆死体が見つかる。州北部の学校で学んでいるはずの娘がなぜ家に居たのか?バンに取り付けられていたGPS装置からレンタカー会社が特定され、借主を調べると書類に記入されていた名前はマイケル・エルガーズ。憎悪犯罪で逮捕歴を重ねるネオ・ナチの男だった。しかし筆跡鑑定で書類のサインは偽造と判明。代わりに環境テロリスト集団「ピュアリスト」が浮上するが…

第18話 その先は闇

元検視局員の妻が射殺される。一方、ステラがコロヴォスとディアコス摘発に動くモーテルの一室で女の射殺体が見つかる。部屋を借りたのは野球帽にサングラスの男。被害者のシャツには微量のヘロインが付着していた。指紋から被害者の身元が判明。かつて検視局に勤務していたマーティ・ピノの妻アナベルだった。ピノはギャンブルにハマって残業記録を改ざんし解雇されていた。捜査を進めるうちに、事件直後に姿を消していたモーテルの清掃員が、アナベルのそばにあった1キロのヘロインを持ち出していたことが判明する。一方、ステラは病気を理由に欠勤し、恩師のパパコタ教授からコロヴォスの情報を得る。古美術品の密輸でコロヴォスとディアコスがキプロス政府から追われる身であることを知ったステラは、ジェシカの協力を得てコロヴォスを誘き出し…

第19話 断絶

歴史は繰り返される!? ネイティブ・アメリカンの族長の死を巡る謎… 地下鉄の車内で腹部を撃たれた男が死体で発見される。被害者はネイティブ・アメリカンのモンティーカン族の族長、エイモス・デラウェア。捜査の結果、被害者は車内ではなく車外から撃たれていたことが分かる。弾道検証で発砲元を割り出し該当するアパートを訪ねると、韓国人一家が住んでいた。父親が娘のベッドにいた男に向けて発砲した弾が族長に命中したことが分かり、父親は逮捕される。ところが検視で族長の死因が敗血症だったことが判明する。撃たれる前に既に死亡していたのだった。ステラとダニーは族長が宿泊していたホテルに行き、掃除中のメイドやホテルの備品のパソコンを回収しようとしたITコンサルタントを追い出し、部屋を調査し始めるが…

第20話 追いつめられて

男が射殺体で発見される。やがて明らかになる男の罪、そして犯人との関係は? 警察に死体の画像と住所が送信される。フラックが駆けつけると、そこは劇場の稽古場でボイストレーナーのマーシャル・バクスターが胸を撃たれ死亡していた。体温から推定される死亡時刻は午前0時頃。現場にはいくつかの遺留品、壁には拳の跡があった。検視の結果、犯人が銃創から弾を取り出して持ち去ったことが判明する。さらに死後硬直の具合から、実際の死亡時刻は真夜中より遅かったことが明らかに。やがて、空気中の二酸化炭素の濃度から、犯人が死亡推定時刻を早めるために、ドライアイスで死体の体温を下げたことが分かる。捜査を進めるうちに明らかになっていくバクスターの素性は…

第21話 過去、現在、そして殺人

20階のオフィスから転落死した男の死体が消える… メディア王ダンブルックの20階のオフィスから男が転落死する。ダンブルックは侵入者に襲われそうになり抵抗した際に相手が落ちたと証言するが、死体は消えていた。男が落ちたと見られる地下鉄の排気口付近から血痕や脳の一部が見つかり、人が死んだのは確かな状況である。しかし目撃者はなく、ダンブルックの証言だけでは真相は不明だった。オフィスにある生体認証ロックからはダンブルックの指紋しか検出されなかったが、やがて認証ロックの記録から直前に女が入室していたことが分かる。その女はなんと、7カ月前に殺害されたフィクサーのアン・スティールだった!その後、転落死した男と思われる死体が海から上がる。しかし男はIDもなく指紋も切り取られていた…

第22話 父への祈り

凶器はドイツ製ルガー。被害者の隠された過去、そして偽りの現在とは!? オークション・ハウスの鑑定人ザンダー・グリーンがオフィスで殺害された。現場にはザンダーの携帯が発信状態のまま残されていた。検視の結果、腹部を銃で撃たれ、同じ箇所を刃物でも刺されていることが判明する。体内に残った弾の旋条痕から、銃はドイツ製ルガー、弾も同じくドイツ製、1940年代初期に作られた旧式であることが分かる。傷口の形から見てバレルには銃剣が取り付けてあったようだ。通話記録からザンダーの電話の相手がネオナチのマイケル・エルガーズだったことが判明する。ザンダーの体には8つの点の刺青がひし形に配置されており、線でつなぐとナチスの鍵十字になる。ザンダーとエルガーズの接点が見え、CSIはエルガーズを事情聴取するが…

第23話 大いなる善

罪を償い仮出所した男が胸に秘めている事実とは? マックが再捜査に乗り出すタルマッジ・ネヴィルは18カ月の服役を経て仮出所となる。ネヴィルは2年前、自転車に乗った少女マリス・ドノヴァンを車ではねて死亡させた。自分の非を認め逮捕されたが、運転中に携帯電話でメールを打っていたため、判事が容赦ない判決を下したのだった。珍しく休みを取ったマックはこの事件を洗い直す。マックは最近、運転中に急ブレーキを踏みシートベルトで左肩に痛みを負ったが、それがきっかけとなってこの事件に疑惑を抱いたのだ。事故現場でネヴィルがさすっていたのは右肩。それはネヴィルが助手席に座っていたことを示していた。しかしネヴィルはマックに問い質されても、運転していたのは自分だと主張を変えず…

第24話 偽りの地、ギリシャ

コロヴォス刺殺… ステラの恩師パパコタ教授の秘密が明らかにセントラルパークで行われたギリシャ神話に因む劇の舞台の幕裏で、男が刺殺される。被害者はなんと、ステラがキプロスに送還したはずのコロヴォス。死体のポケットにはステラの住所を書いたメモが入っていた。この一件でステラが命令を無視してコロヴォス、ディアコスの密輸組織絡みの犯罪を捜査していたことが明らかになり、マックに叱責されたステラは自らバッジを返上して立ち去る。やがて、殺害現場から回収された石こうの破片や、コロヴォスの刺創から摘出された物証から、凶器はアレクサンドロス大王の副葬品の短剣と推測された。石こうからはパパコタ教授の指紋も検出される。しかし教授は姿を消し…

第25話 殉職

ジェシカよ永遠に。フラッグたちは仇を取るべく犯人を追う!ジェシカがダンブルックの息子コナーを護衛中に射殺される。殺人容疑で逮捕されたコナーは検察と取引して大陪審で父親に不利な証言をすることになっていたが、裁判所前のダイナーで朝食中に、武装した四人組の男がトラックで突っ込み、コナーを誘拐してしまう。ジェシカと携帯で会話中に銃声を聞いたフラックは、ダイナーに駆けつけるがジェシカは搬送された病院で死亡する。NYPDは、ジェシカを殺した四人組の逮捕に執念を燃やす。ジェシカが被弾した弾は五十口径のホロー・ポイントで銃はデザートイーグルと判明。現場の血痕から誘拐犯の一人はジェシカに撃たれ負傷していることが分かった。マックは誘拐犯の装備が軍用規格だと気づき捜査を続ける…。

Season6 エピソード

第1話 エピローグ

バーの銃撃から1カ月経過。脊髄を損傷して車椅子を使うようになったダニーは・・・ CSIのメンバーはバーで殉職したジェシカの追悼をしている時、銃撃事件に巻き込まれてしまう。それからほぼ1カ月が経過した。 ダニーは脊椎を損傷したために車椅子生活になっていた。 マックは、銃撃犯の手掛かりをまったく得ることができず、焦りを募らせていた。そんな中、情報ラインに匿名の女性から電話が入る。 彼女はダニーを指名してあるオフィスビルにくるように指示を出した。ダニーはマックに連絡し、一緒にオフィスビルへ向かいその女性に会うが、彼女は目の前で射殺され犯人は逃走してしまう。

第2話 ブラックリスト

手がかりを得られずに焦るマック。真相にたどり着けるかーーバーでエンジェル追悼中に銃撃されてから一ヵ月後。ダニーは脊椎を損傷して車椅子を使用、ホークスは不眠症を紛らわすべく週末は救急医療班でボランティアを、ステラとアダムは一夜を共にし、フラックはバーでナンパして投げやりに、マックは銃撃犯の手掛かりを得られず焦っていた。そんな中「銃撃について話したい」と情報ラインに女性から電話が入る。ダニーはマックと共に相手の指定したビルの三十階に行くが、女性は詳しく話す前に何者かに射殺されてしまう。得られた情報は「弟のジェイクを含む三人が関わっている」ということだけで、女性の名前も分からず射殺犯はエレベーターで姿を消す。犯人の足取りはつかめず、アダムはエレベーターを調べたが痕跡はなかった…

第3話 コンパス・キラー

首吊り自殺を装った現場には遺書とアンティークコンパスが…。エリス島の発電所廃墟で夜間管理人ダリオ・ゴンザレスの死体が発見される。胸には『すまない』と悔いる旨の遺書がピンで留められ、一見、首吊り自殺に見えたが索状痕やその他の証拠から他殺と判明する。死亡推定時刻は午前三時だが、ゴンザレスの妻が午前八時に携帯に電話した時に出た者がおり、泣いていたようだったと言う。やがて見つかったゴンザレスの携帯には犯人のものと思われる涙が付着していた。遺体のポケットには十九世紀の古いコンパスが入っており、針は南を指すよう固定されていた。コンパスの裏に刻まれた文字を読み取ると、イニシャル『C・E』の人物が愛する者へ誕生日プレゼントとして贈ったものだと分かる。表記の省略の仕方から刻まれたのは現代と見られた…。

第4話 幻の女

自首した犯人のナイフから凶悪事件に関わっていたDNAが検出される…デボラ・カーターは、浮気した夫を刺殺したと自首する。マンションの自宅に行くと供述通り夫のケヴィンが死んでいた。デボラは出張から戻った夫を好物のディナーで迎えたが上着のポケットに女から贈られた指輪を見つけ、許せずに何度も刺したと言う。現場には料理が散らばり、状況は供述と一致するが、凶器のナイフやケヴィンがかじったパンから別の女のDNAが検出され、マックたちはデボラが誰かを庇ってるのではないかと疑う。ケヴィンは胃の内容物から見て食後十五分程度で死んでいたが、現場の料理をチェックしたヘイレンはディナーは手つかずだった…。

第5話 傷

記憶のない女、ベッドには紙幣の山…刺殺された男との関係は?ホテルのフロントに助けを求めに来た女性が意識を失う。彼女の名はブルック・ホルワース、頭を鈍器で殴られていた。血痕をたどってスイートルームまで行くと、宿泊客のジェシー・ルイスが腹部を撃たれて死んでいた。部屋にはシャンパンのボトルやグラス以外にスキーマスクが落ちており、強盗かと思われたがベッドには紙幣の山が残されていた。検視の結果、ジェシーは手や首に無数の損傷の跡がありストリートダンサーだったことが分かる。ダンスの技で身体に負担がかかり、あちこち傷めたのだ。銃創からは金属の粉末が見つかるが貫通してないのに体内に弾はなかった…。

第6話 つまずき

ホークスのささいな見逃しからある事件が…夜、路上で血まみれの毒殺死体が発見される。身元はベンチャー企業ケンジントン・ソフトウェアのCEOマーティン・スタフォード。死体を見てホークスの顔色が変わった。実はその日の夕方、彼はセントラル・パークで救急医療班のボランティアとしてスタフォードを診察していたのだ。通報してきた連れの女性が本人のめまいと吐き気の症状をホークスに伝えたが、酒の匂いからただの酔っ払いカップルと判断して放置したという。なぜか内ももにひと筋のリングイネ・パスタが張り付いていた。さらに奇妙なことにパスタの表面には被害者ではない複数の男女の指紋や毛髪がついていて…。

第7話 CSIトリロジー「CSI:NY」編

マイアミ・NY・ベガス三部作の第二話!二七八号線を走る大型トラックが乗用車と衝突、乗用車のドライバーは死亡。大型トラックのドラム缶から女性の死体が見つかるが、運転手は姿を消していた。大型トラックを調べると寝台スペースに誰かが監禁されていたことが分かる。ハンドルに付いていた指紋からトラックの運転手は強盗の前科があるケイシー・スティールと判明、ケイシーが事故現場を通りかかったジョセフ・ウィンストンに発砲して車や携帯電話を奪い、逃走したことも分かってくる。一命をとりとめたウィンストンは、ケイシーが若い女性を連れて逃げたと言う。車内で見つかったボトルの指紋や尿から、ケイシーが連れていたのは五日前にマイアミで捜索願が出されていたマデリン・ブリッグスで、妊娠中であることが判明する…。

第8話 カッコーの巣

コンパス・キラー第3の犠牲者!イーストリバーを行く船のパーティーで、ヘッジファンド会社を解雇された男がパートナーの一人を射殺、もう一人を撃とうとした時に59丁目ブリッジから男が落ちて来て二人目は撃たれずに済む。橋に免許証や家族写真が残されており、落ちた男の身元はリチャード・カルドロンと判明、自殺と思われたが検視で胸を撃たれていることが分かる。銃を探して川に潜ったホークスは、針が東に固定されたコンパスを川底に見つける。コンパス・キラーの犯行と気付いたその時、当のコンパス・キラー、ホリスが橋の上に現れるが、取り逃がしてしまう…。

第9話 マンハッタンヘンジ

コンパス・キラーを追うマックたちが捕まえたフードの男は…フラッシング・メドーズで姿を消したホリス・エクハートの捜索が続けられ、赤外線カメラによってマンホールから下水道トンネルに潜ったらしいと分かる。トンネルに入ったマックとフラックは地下の家にたどりつくが、赤外線カメラがとらえた熱源は発電機のものでホリスの姿はなかった。ホリスは万博のパビリオンだった地下シェルターを隠れ家にしていたのだ。地下の家を調べる一方でトンネルを捜索するとフードの男を発見、跡を追うが地上に逃げられてしまう。NYPDの防犯カメラを駆使して監視の目を強化、ダニーとフラックの連携プレーで男を捕らえたが…。

第10話 デスハウス

通報で駆けつけた家には、ミイラ化した死体が見つかった…911に助けを求める通報があり、フラックたちはペントハウスに駆けつける。そこには男の死体があったが既にミイラになっていた。死亡時期はミイラの義歯の特徴と歯茎の状況から一九二三年頃と推定され、十一の刺創から殺害されたことが分かる。ミイラはペントハウスの所有者サム・ハーディングかと思われたが、ハーディングは三十年前に亡くなり埋葬されていた。ダニーは復顔像と失踪人データベースから、ミイラが一九二三年に失踪したウォルター・ジョーンズだと突き止める。発明家だったハーディングが特許侵害でジョーンズを訴えて負けていたことも分かり、八十六年前の殺人事件はハーディングが犯人ということで解決するが、この家にはまだ謎が残されており…

第11話 セカンド・チャンス

ひき逃げされた遺体は、ステラの顔見知りのホームレスだったがーー路地裏で男性死体が発見された。被害者の名はジェームズ・マニング、ドラッグ歴あり、死因はクラッシュ症候群。ヘロインを打たれて失神したまま地面に横たえられ、車でひき殺されたらしい。ステラは遺体の特徴から、数年前街角で度々彼を見かけたことを思い出す。当時彼はホームレスだったが、遺体は身なりも良くまるで別人のようだ。唯一の近親者であるフィアンセのグレース・チャンドラーが呼ばれ、モルグで本人と確認した。彼女はボランティアで複数のホームレス支援団体やクィーン・オブ・マーシー病院の薬物中毒カウンセリングに携わっており、出会った頃のジェームズは確かに薬物中毒のホームレスだったが、自分が立ち直らせ、この2年は完全にドラッグを絶っていたというが…。

第12話 捏造

担当検事補の不正を暴け!十八才のクリスティーン・レイノルズを刺殺したアントニオ・レイエスの罪状認否が行われるが、ステラは法廷に乗り込んで証拠に問題ありと発言し、レイエスは保釈金を払って釈放される。レイエスにはクリスティーンの恋人の借金取り立てという動機があり、現場から去る所を隣人のカレンに目撃されていた。レイエスが犯人なのは確かだが、担当検事補のクレイグ・ハンセンの証拠捏造が発覚、判事に報告してクレイグを逮捕せざるを得なかったのだ。クレイグは自宅の寝室で見慣れぬライターを見つけ、妻の浮気相手を知るために犯罪現場にライターを置いたのだった…。

第13話 ファウル・プレイ

事故か殺人か?チーム内の不穏な空気ーーランジェリー・フットボールのNYチームの先発クォーターバック、クリスティン・メルヴォイが、ロッカールームのバスタブで死体となって見つかる。死亡時刻は朝七時から九時、検視の結果、死因はアナフィラキシーショックによる呼吸不全だと分かる。シドはクリスティンの死に責任を感じていた。実はNYチームのプレイヤーだったナタリー・ボールドウィンが半年前にミシガンで死亡しており、心臓発作ということで解剖せずに埋葬されていたが、突然死を疑うNY在住の母親から相談を受けていたのだ。シドは検視報告を調べたが特に不審な点はなく、ただ母親を慰めただけだった。シドはその時点で追及していれば今回の死を防げたのではと気に病むが、マックはシドに責任はないと慰めるが…。

第14話 血族

ヴァンパイアは実在する!?雪のセントラルパークの奇妙な死体雪のニューヨーク。セントラルパークで若い女性の死体が見つかる。首に小さな刺創があり耳の一部が食いちぎられて、そばにカメラが落ちていた。首を突き刺されて失血死したと分かるが、小さな傷の形状は独特で凶器の見当はつかず、傷口には血の粒が付着、手首には妙な傷跡があった。カメラの写真が手掛かりとなって、被害者は公園近くに住むイギリス人のエステル・クリステンセンと判明する。ドアマンは、エステルは夕暮れ時に公園に撮影に行くのが日課で普段はボーイフレンドのキースが付き添っていたが、昨日は独りで公園に行ったと言う。また、年配の男が時々深夜に訪ねて来ていたらしい。傷口の粒状の血からは複数の男性と女性のDNAが検出され、その中の一人タトゥー彫り師のビリーが疑われるが…。

第15話 殺しのフォーミュラ

敵の多いカリスマ・レーサがサーキット内で爆死。犯人は誰だ!フォーミュラカー・レース、ニューヨーク400の開幕に先立つエキシビション・ランで、ライバル、ライザ・グレイとデッドヒートを繰り広げていたレース界のカリスマ、ダビ・サントスのマシンが突然爆発炎上。サントスは救急搬送されたが大事故だけに命が危ぶまれる。CSIは大破したマシンのパーツをすべて回収し、さっそく調査を開始。まず謎の黄色いワイヤーが1本見つかった。また燃料パイプを緩めた工具の痕がナットに残っており、爆発はガソリン漏れによるものだと判明。では発火源は何か?仕組んだのは誰なのか?

第16話 悲劇の確率

4人の男女の惨殺死体が見つかる…上半身裸で血まみれの若者が斧を振り回して拘束される。若者の名はジェームズ・ロバーツ、物理を学ぶ大学生だった。ジェームズは薬物の影響下にありホテルの部屋のキーを持っていたが、その部屋では男二人と女二人が血まみれで死んでいた。廊下に設置された消防斧がなくなっており、ジェームズが持っていた斧が凶器と分かる。男の被害者はジェームズの親友のマークとダニエルで二人からLSDが検出される。女の方は薬物所持で逮捕歴のあるレイシーとジャッキーと判明するが、LSDは検出されない。ジェームズのガールフレンドのサラは、マークたちがジェームズの二十一才の誕生日を祝うためにホテルに連れて行ったと言い、真面目なジェームズが薬物に手を出すなどあり得ないと話す…。

第17話 欲望のゴールド

倉庫で二人の男の死体。床から純金の痕跡が見つかるが…セント・パトリック・デーの前に匿名の通報があり、倉庫で二人の男性の死体が見つかる。一人は頭を撃たれており所持品からマイケル・ペイリーと判明、ブログの記者だと分かる。だが、撲殺されたもう一人の身元は分からない。現場には四組の靴跡があり、死体脇の床の衝撃痕から純金の痕跡が見つかる。他に、四葉のクローバー、液体入りの容器、スプーン、導線付き電池なども残されていた。現場検証で銃がタンクの下に滑り込んだことが分かるが、銃は何者かに持ち去られていた。身元不明の被害者はペイリーの相棒のキャム・ヴァンデマンではないかと思われたが、復元された顔は別人だった。リンジーは被害者のシャツの染みを調べ、それが藍藻であることを突き止める…。

第18話 マリーナよ安らかに眠れ

若い女性が腹部を撃ち自殺。しかしステラは自殺ではないと反論する。腹部に銃弾を受けた若い女性マリーナ・ガリート23歳の死体がモルグに運ばれ、シドは自殺と結論づけるがステラはこれに真っ向から異を唱える。実はこの3年間、毎週月曜定刻にマリーナはステラに電話してきていた。15年前、8歳の時に起きた双子の弟ルークの失踪事件に関する相談だ。真相を確かめるまでは決してあきらめないという強い信念が感じられたという。自殺説を覆したのはマリーナの衣類をラボへ届けに来たERの女医オーブリー・ハンターの発言。病院に到着時すでに死亡していたマリーナの左手は何かを握りしめるような形に硬直していたという。これを抵抗の証と判断したマックは捜査の再開を決定する。

第19話 贖罪

ホークスの過去が明らかにーーホークスは死刑囚レジー・ティフォードから死刑執行に立ち会うよう求められペンシルベニア州の重警備刑務所に行く。自分がなぜ呼ばれたか分からないホークスに、レジーはホークスの姉マヤを十年前に殺したのは自分だと告げる。マヤ殺害犯は捕まってなかったが他に二人殺害して死刑を宣告されたレジーが、マヤも殺していたのだった。ホークスは複雑な心境で死刑に立ち会うが、執行寸前に死刑執行室で看守が死に、死刑は事件解決まで延期になる。死体の状況からシアン化物による毒殺と見られ、ホークスはレジーを疑う…。

第20話 埋もれた英雄

コンクリートから出血。生き埋めの男は誰?工事現場の作業員たちがスト破りで対立する騒ぎの中、コンクリートの下から血が噴き出して男の死体が見つかる。工事関係者に行方不明者はいず、男の身元は分からない。死因はコンクリートの塊による窒息だった。生き埋めにされたのだ。死体の爪からマリファナの痕跡が見つかるが、そのマリファナは治療センターでコルビー・ジェンキンスに処方された医療大麻だった。コルビーは死体の写真を見てグラディエーターだと言う。本名は分からないが男はそう呼ばれていたらしい。コンクリートからようやく取り出された死体はグラディエーターの扮装をしており、手にはボクサーに特有のケガが見られた。男は『ジョー・ザ・グラディエーター・カーセッジ』と呼ばれたアマチュア・ボクサーだと判明する。

第21話 放課後の銃声

兄弟が引き起こした哀しい嘘マックとオーブリーがランチを共にしている最中、付近で発砲事件が発生。駆けつけると十四、五歳の少年が腹部を撃たれて路上に倒れ、傍らに弟が泣きながらたたずんでいた。兄のニッキーは救急搬送されるが意識不明の重体、弟のサムはフラックが事情を聞くために署へ連れて行く。サムの話によれば兄弟は数カ月前父親を癌で亡くし母親と3人暮らし。学校帰りに悪者が現れてニッキーを撃ち、父の形見のロレックスを奪って逃げたという。病院に駆けつけた母親は狼狽するばかりで何も心当たりは無さそうだ。現場の路地には大通りへと続くニッキーの血痕、そして逆方向へと続く別の血痕が残っていた。その後これは血ではなく赤い染料だと分かる。またゴミ箱から銃が見つかるが、ニッキーの腹部を貫通したはずの銃弾はどこにも無かった。

第22話 覗き見

自宅療養中のマックが向かいのアパートを覗いていると…マックは容疑者を追って肋骨を折り、自宅療養を余儀なくされる。一日中家にいるマックは自宅アパートの窓から向かいのアパートの住人を観察する。するとある部屋で男二人が何かの容器と札束をやり取りしていた。その日の昼、リンジーやホークスはレストランのトイレで死んでいた身元不明の男を調べる。割れた鏡に血痕と皮膚片があり、ケンカで殺されたように見えたが外傷も体内の損傷もなかった。男は汗をかいており鼻血と失禁、手に湿疹のような跡が見られたが死因は分からない。血痕から鏡を割った男が特定されるが、事件とは無関係だった…。

第23話 失われた休暇

隠されたメッセージを解け!フラックは警官のニックと共にシェーン・ケイシーを追跡して捕まえる。地方検事と市警本部長はシェーンの逮捕を誇示するために検事局の一室に彼を拘束するが、シェーンは見張りの巡査を殺害して逃走する。マックたちはシェーンを確保すべく捜査を開始、シェーンが今回の逮捕前に目撃されたバーに行くと、壁に留められた紙幣の一枚にドクロとシェーンの囚人番号が描かれていた。そのドクロ紙幣を調べると『多数から一つ』とあるべきラテン語の語句が『一つから多数』と逆になっていた。また通し番号が意味不明の記号になっていて、その記号をキーボードのキーに当てはめて解読した結果、星条旗とドルマークを表していることが判明する。

Season7 エピソード

第1話 34階からの訪問者

ニューヨークを去ったステラの代わりにジョー・ダンヴィルが着任リンジーは自宅に侵入したシェーンを射殺し、ダニーがルーシーを抱き取って一件落着する。そして五ヵ月後、リンジーは勲章を授与されるが、人を殺した時の記憶がよみがえり苦しむ。マックは立ち直るために必要なプロセスだと言ってリンジーを励ます。ステラはニューヨークを去り、ニューオーリンズのCSI主任になる。代わりに元FBIのジョー・ダンヴィルが着任するが、リンジーの授与式に皆が参列して誰もいないラボでジョーを待っていたのは若い女性の死体だった。女性の身元は一階下の建築事務所に勤務するサラ・ネルソンと判明、ラボのある三十五階には、アクセスコードがないとエレベーターは停止しないが、昨夜午前0時過ぎに、セキュリティ・システムが何者かによって無効にされていた…。

第2話 最期のチャット

チャットをしていたアダムが覆面男の殺害現場を目撃無作為に抽出されたユーザー同士が1対1でビデオチャットし、気に入らなければエンターキーを押して次々に相手をチェンジできるウェブ・サイト「ルッキン・アッチュー」でアダムは、アイパッドによる自作自演のデジタル音楽に合わせて踊るチャーミングな娘に対面。チャットを楽しもうと思った矢先、彼女は目出し帽を被った全身黒ずくめの暴漢に背後から襲われ、絞殺されてしまう。アダムの目撃情報を元に辿り着いたマンハッタンのアパートの一室で被害者サス・デュモンドの遺体が見つかる。現場に残っていたのは無残に壊れたアイパッド3台と高級ヘッドホンの痕跡。しかしパソコンは犯人が持ち去ったらしく見当たらなかった…。

第3話 証言

犯人は息子?母親の証言は正しいのか…。自宅で就寝中の夫婦が襲われ夫は死ぬが、自ら通報した妻グレース・トラヴァースは一命をとりとめる。マックが駆けつけた時、グレースは喋れなかったが意識があり、犯人は誰かと問うマックに、家族写真に写っている息子ビリーに襲われたと、指を動かして答える。フラックは学生サークルのパーティーに出ていたビリーを捕まえて尋問するが、ビリーは犯行を否定する。ビリーの彼女ジュールズも、「ビリーはそんなひどいことの出来る人じゃない」と主張するが、犯行時刻のビリーのアリバイを証明出来る者はいなかった。検視解剖の結果、夫はバールのような鈍器で何度も殴られて失血死したことが判明、グレースもひどく殴られており、犯行は怨恨によるものと思われたが…。

第4話 血には血を

ギャングがホテルの客室から転落死。敵対するギャングの仕業かーー。ホテルの客室から男が転落死する。男はイーストハーレムを牛耳るプエルトリコ系ギャング『エル・プーニョ』のボス、パントゥロ・トーレスだった。トーレスは掌と胸に被弾しており、客室で撃たれて落ちたことが分かる。敵対するギャングに殺された可能性があり、弔い合戦を避けるべく、マックはエル・プーニョの創始者ルーサー・デヴァーロに会いに行く。ルーサーは十五年前、ギャングを殴り殺してマックに逮捕され一週間前に出所していたが、今は相談役のような立場になっており、ルーサーの弟リックかリサ・ブリゴーザが次のボスになると見られていた。ルーサーは、メンバーには各自の考えがあると言うが、トーレスの埋葬が終わるまで自分は何もしないとマックに請け合う。

第5話 空から来しもの

ヘリに乗った強盗3人組が悪徳弁護士を襲撃!ローランド・カーソン弁護士のペントハウスに三人組の強盗が侵入し、五百万ドル相当の宝石類が盗まれる。その場にいたカーソンの依頼人メルヴィンは、強盗に発砲して阻止しようとするが、逆に射殺される。強盗はヘリコプターで逃走、カーソンのボディガードのジミー・ベルソンも腹部を撃たれるが助かる。ベルソンは元警官でかつてダニーの相棒だったが、過失が原因で警察を辞めていた。カーソンは売人を依頼人に抱え法廷で散々警官をいじめて来たため、マックたちは嫌味な態度を取るが、カーソンは「宝石は依頼人からの預かり物なので、取り返してもらわないと自分が殺される」と泣きつく。強盗たちは防犯カメラに顔が映らないように、襟にボタン型赤外線LEDを装着していた。ペントハウスの床には砂が落ちており、その砂から発射残渣が検出される。

第6話 操られた心

腐乱死体は自分の息子か?謎のボイスメール廃墟ビルの屋上に置かれたクラシックカーの中から腐乱死体が発見される。通報したのはチャールズ・ハリス氏と妻エリザベス。1週間前から行方不明の19歳の息子ジェレミーを探してここに辿り着いたという。彼らを導いたのは何者からかの留守電のメッセージで、それは「エレベーターで廃墟ビルの20階まで行き、そこのソファにしばらく腰掛けたのち、階段の手すりにつかまったまま屋上へ登れ」という奇妙なものだった。検死の結果、死体はジェレミーではなく、彼と同じくニューヨーク大学2年生のクレイグ・アンダーソンと判明する。外傷はなくどうやら毒殺されたようだ。困惑するハリス夫妻の元に第2のメッセージが届く…。

第7話 見えざる狙撃者

高層ビルの窓越で射殺事件が発生。狙撃犯を追う!高層ビルで窓越しに女性が射殺される事件が二日連続で起きる。二人とも被弾後体内で炸裂する特殊な弾で撃たれており、連続狙撃事件と見られたが、被害者同士につながりは見られない。マックはカーヴァー局長からスナイパーの存在を否定するよう命令されるが、市民に注意を促すべく記者会見の場でその存在を認める。二人目の被害者は少し離れたビルの屋上から撃たれたことが分かるが、狙撃者を目撃した者はいなかった。ビルの屋上を調べると、一本の体毛と血の付いた小さな虫が見つかる。虫は赤色顔料に使われるコチニールカイガラムシで、付着していた血痕と、体毛のミトコンドリアDNAが十五年前に誘拐された当時九才のマイケル・レイノルズのものと一致するが…。

第8話 死者たちのセントラルパーク

死因が特定できない白いドレスの女性ーーセントラルパークで若い女性の死体が見つかる。被害者は白いドレスを着て目を見開き恐怖に凍りついたように硬直しており、バッグやIDはなく身元不明だった。現場に残された足跡から、被害者が取り乱して走っていたことが分かるが、犯人らしき人物の足跡はなかった。死因は窒息と分かるが首を絞められた跡はない。白いドレスには黄色い汚れが付着しており、誰かに後ろからつかまれた跡だと分かる。マックたちは深夜、雨が降り出す前に範囲を広げて現場を調べ直す。その際スコップで地面を掘る怪しい男を発見するが逃げられ、男が掘っていた地面からは死後二週間程と見られる女の死体が見つかる…。

第9話 正義の形

カーヴァー刑事局長への疑い…カーヴァー局長の妹ロニーを騙っていた女が死体となって浮かんでいるのが見つかる。彼女は殴られ蹴られ、心臓への一発が致命傷だったが、摘出された弾の旋条痕からカーヴァー名義の銃で撃たれたことが分かる。マックはカーヴァーを問い詰めるが、カーヴァーは「銃は昔盗まれた」と言う。「荒れた生活をしていたロニーが十五年前に盗んだようだが、三人の子供たちを引き取ったので、妹に戻って来て欲しくなかった。だから銃の盗難届も捜索願も出さなかった」と説明するが、マックは納得せずカーヴァーの犯行を疑う。少なくともカーヴァーが何か知っていながら隠しているのは確かだった。

第10話 聖なる夜の贈り物

ホリデームード一色のニューヨーク。ウインドーの中に撲殺死体が…有名デパート、ストーンフィールドのショーウィンドーの前にはディスプレーのオープニングを待ちわびる人混み。その人混みの中でスリを捕まえたマックとジョーも、華やかなディスプレーの公開に目を奪われるが、なんとそのショーウィンドーの中に男性死体が…!死体の身元はストーンフィールド・デパートの店長リチャード・グロスマン。鉄製のオブジェで撲殺され、まだ死後1時間以内。現場にはUSBコネクタと被害者以外の血痕が残っていた。その血痕を追ってジョーはファミリートイレに行き着く。そこには犯人とおぼしき人物がケガの手当をした痕跡が残っていた。スリのハウイーは取調室で上着の血痕を追求され、デパート売り場で女性客とぶつかったとき付いたのだと供述するが…。

第11話 ピエロの殺意

ピエロ姿の男がいきなり店主を射殺!しかし大量のピエロが現われ…ベーカリーにピエロが来て店主のジーノ・クレシダを射殺し出て行く。警官が駆け付けるが店の前の通りにピエロが大勢集まって来て、犯人に逃げられてしまう。ピエロたちはチラシ配りで報酬五百ドルのネット広告を見て集まったのだった。広告にはピエロの写真があり、そっくりの格好なら更に五十ドルもらえることになっていた。犯人は広告で集めたピエロに紛れて逃げたのだ。射殺されたジーノのシャツにはシアン化合物が付着、現場近くで見つかったピエロの靴から出たダストには灰、女性の骨、コンクリートが含まれていた。また現場には銃が残されていたが、ジーノはその銃で撃たれていないと分かる。アダムは、ネット広告を調べるうちにピエロの顔の登録センターを発見、令状を取って写真のピエロがスタン・リッジウェイだと突き止める。

第12話 出口を求めて

思うように捜査ができないマックはどう立ち向かうか?スペイン国籍でクラブのプロモーターのミゲル・マルティネスが自宅アパートで死んでいるのが見つかる。発見したのは恋人のナターリアだったが、NYPDに通報があったのは死体発見から十時間後、JFK空港に到着したカタルーニャ州警察のヘクター・ヴァルガスからだった。ミゲルの母親エヴァはスペインの外交官で、自分の兄ヴァルガスを捜査に向かわせたのだ。マックはヴァルガスが被害者の伯父だと知って、証拠を損なわれるのではないかと警戒心を抱くが、ヴァルガスにそんなつもりはないらしい。スペイン領事館に保護されていたナターリアは「ミゲルのアパートに行ったら死んでいたので母親に連絡し、後は母親の指示に従って領事館にいた…。

第13話 パーティー・ダウン

暴走トレーラートラックがパーティー会場に!トレーラートラックが暴走してハドソン川に転落、トレーラーではトラックパーティーが開かれており、引き揚げられたトレーラーの中で三名が死んでいた。トレーラーを調べると、後部ドアは外から施錠され、天井のハッチも開かないように溶接されていたことが分かる。パーティー客の生存者たちの話から、トラックがいつの間にか動き出していたことが判明するが、ドライバーを見かけた者はいなかった。死亡した三名の中に清掃員組合支部長エンゾの娘ヴィッキーがいたことから、エンゾに対する仕事絡みの復讐の線が考えられたが、ヴィッキーはパーティーが始まる直前に出席を決めていたことが分かる。パーティーに招待されていたジェシカが仕事の都合で出られなくなり、代わりに出たヴィッキーが被害に遭ったのだった。

第14話 スムース・クリミナル

危険な招待状が届けられるーーー計画殺人か?バーで男性客2人とバーテンダーが射殺され、女性客が連れ去られた。CSIが到着した時にはすでに凶器の銃はピザ用オーブンの中で灰になっていた。犯人は中肉中背の黒人男性だが、その鮮やかな手口から見てプロの殺し屋らしい。調べの結果、男性客は前科持ちのジョージ・パーカーと牧師のジュリアン・グレース、女性客はプレザント・グリーン・クリニックのナース、カミーユ・ジョーダンソンと判明。3人には何の接点もない。ホークスは被害者がカミーユと知って驚く。子供時代の友人だったからだ。彼女のアパートを訪れると部屋は何者かに荒らされ、天井裏から百個以上の処方薬のボトルが出てきた。ラベルの患者名はどれも他人のものばかりだった…。

第15話 復讐

“プロスペクト公園の強姦魔”への復讐かーー911に男の声で殺人の通報が入る。声の主は死体の状況と場所を告げ、殺人はこれから起きると言う。通報通りの男の死体が十五分後に到着した警官によって発見される。その一帯では『プロスペクトパークの強姦魔』によるレイプの被害者が五人出ており、紫のダクトテープで縛られた死体は、被害者たちが放置された時の状態に酷似していた。死体の指紋がレイプの被害者の遺留指紋と一致、殺されたのは連続レイプ犯だと判明する。警察が一年捜査して見つけられなかった犯人を何者かが割り出して報復したらしい。男の顔には唐辛子スプレーの痕跡があり、舌が黒ずんでいた。舌の組織から殺虫剤の成分ピレスロイドが検出され、レイプ犯の名は害虫駆除会社で働くガーランド・クラークだと分かる。

第16話 ジェーン・ドウは見た

身元不明の女性の死体はかつて殺人事件の証言者だった…路地で身元不明の若い女性の死体が発見される。死因はヘロインの過剰摂取。事故死と思われたがマックはそれに異議を唱える。彼はその女性を知っていて名前はテッサ・ジェームス。約1年前路上で声をかけられ、その後も何度か話をしたという。彼女はマックを信頼できる刑事と見込んで、ある秘密を打ち明けようとしていたようだが、強迫性障害が邪魔をして話の内容は支離滅裂。勤めていた法律事務所もそのせいで解雇されたらしい。マックがかろうじて得た情報は「ある寒い日に3人の男が顔じゅう血だらけの女性の死体を部屋から運び出していた。1人目は白髪で2人目はがっしりした体つき、3人目がテッサの顔を見た」ということだけ。妄想の可能性もあるがマックの刑事としてのカンはそれが真実だと告げていた…。

第17話 優等生の秘密

高嶺の花のオリヴィアが死亡する。オリヴィアには裏の顔があったようでーーー名門大学への進学を誇るアーチフォード学園で卒業生総代のオリヴィア・プレスコットが倒れて死ぬ。後頭部に裂傷があり、女子トイレのシンクの角に頭を打ちつけられて死んだことが分かる。オリヴィアは直前の授業を選択していず、死ぬ前八十分間の行動が不明だった。聞き込みの結果、美人で成績が良いオリヴィアは皆に人気があったことが分かる。オリヴィアの指先にはFの字の跡が付いており、両膝には接触性皮膚炎を生じ、上着の破れ目には灰色の土が付いていた。皮膚炎はカビによるもので、校内各所の空気を調べた結果、図書室のカビだと判明するが…。

第18話 アイデンティティ

老人と思われた死体マスクで変装した30代半ばの女性だった…地下鉄の車内で老人が男に絡まれ、降りたホームでやり合い倒れて死ぬ。死因は下大静脈損傷による大量出血だった。目撃者は皆、サイレンサー付きの銃で撃ったような銃声を聞いていた。銃を押しつけて撃ったような星型の裂傷が腹部にあったが、発射残渣は付着しておらず、傷の周囲が凍りつき、貫通してないのに体内に銃弾は埋まっていなかった。また、被害者は実は老人ではなく、精巧なマスクを被って変装していた三十代の女性で、持っていた葉巻の箱の中には、札束に似せた新聞紙の束が入っていた…。女性は一体誰なのか?なぜ変装していたのか?凶器は何なのか?謎が深まる事件にCSIのメンバーが挑む。

第19話 危険なメニュー

仮病で休んだシェルドンが事件に巻き込まれる!様々な移動販売車が一堂に集うフード・フェスティバルで、仕事をずる休みしたホークスがカミーユとデートしている最中、一台のフード・トラックが何者かに爆破され店主のダービー・チェイスンが焼死する。フード・トラック業界はサンドイッチ等の軽食を売る従来のスタイルを脱し、今やグルメなメニューを味わえるスポットとして一大ブームとなっている。それだけに縄張りやレシピを巡るトラブルも多く、チェイスンを恨んでいた人間も少なからずいたようだ。第一の容疑者はチェイスンに客をごっそり奪われたホットドッグ屋のオデリン・ゴンザレス。しかし彼には確かなアリバイがあった。第二の容疑者は高級中華レストランの店主ブロクストン・ラングレー。完全黙秘をしているが、爆破につながる決め手は何もなかった…。

第20話 絡み合う糸

未解決事件と似た遺体が発見される。同一人物の仕業なのかーー公園で下着姿の女性の死体が見つかる。首を絞められた上に胸を深く刺されており、刺創には刃物の柄の跡が付いていた。八ヵ月前に公園の反対側で死体となって見つかったメイシー・マルティネスにも同じ柄の跡があり、同一犯の仕業と推測された。被害者はファッション工科大四年のパトリシア・ケリーで「ステキな人と今夜は泊まる」というメールを残したまま戻らなかったことが分かる。また、パトリシアの爪に挟まっていた紫色の痕跡は、名画などに使われている希少な塗料ティリアン・パープルだった。現場に残された靴跡が一足千ドルの限定版スニーカーのものと判明し、名画のコレクターとスニーカーの購入者を突き合わせたところ、チャールズ・マーティンが容疑者として浮上する。

第21話 17年目の真実

身に覚えのない訪問者。そして突如ラボが銃撃される!向かいのビルからマックのオフィスが銃撃され、ラボが被害を被る。マックのかつての相棒ビル・ハントもその場に居合わせたが、ビルはマックの名を騙ったメールに誘き出されたことが分かる。向かいのビルの空きフロアを調べるとAK47と地下鉄マップが残されており、防犯カメラには裏階段を上がる不審な人物が映っていた。マックは銃撃したのが財布を擦り取ったレイモンド・ハリスだと確信する。残されていたAK47を調べるとハリスが逮捕される前にいたアパートにつながる。マックとダニーは令状を取ってそのアパートに向かうが、寝室のドア越しに発砲されて応戦し、相手を射殺する。寝室で死んでいたのはハリスではなく、その部屋の住人で押し込み強盗で手配中の男だった…。

第22話 最後の未解決事件

死の縁を垣間見たマック。後日マックがとった行動は…麻薬取引の摘発現場でマックは売人と1対1の格闘となり、眼前に銃口を突きつけられるという絶体絶命のピンチに見舞われる。奇跡的な弾詰まりにより無事逮捕に至ったものの、後日の会議でマックはひとりうわの空。気になってオフィスに事情を尋ねに来たジョーに対してマックは唐突に、9年前クィーンズで起きたコンビニ強盗殺人事件の再捜査開始を告げる。マックのデスクの隅には常々未解決事件のファイルが積まれているが、これが残る最後の1件だという。店長と店員の2名が撃ち殺され、2人組の犯人の行方は現在も不明。だが再捜査により驚きの新事実が明らかになった。床に散乱する商品の中に、売り物ではない子供の財布が紛れており、遺留DNAからその持ち主が事件当夜行方不明になった近所の幼女オリビア・ダルトンと判明したのだった。

Season8 エピソード

第1話 9月11日の記憶

同時多発テロから10年の2011年9月11日。チームのメンバー各々が10年前の事件を思い出す中、バーの用心棒が射殺されたという知らせが、巡査部長としてパトロール班を率いるダニーから入り・・・・・・。

第2話 ロックな恋人

大学生のマイケルが自宅で射殺される事件が発生。前夜マイケルと2人で帰宅したという恋人のミュージシャン、ミランダが、警察に通報。被害者と仲のよかったルームメイト・ジョシュは姿を消しており……。

第3話 跳ね馬の秘密

赤いフェラーリのトランクから、駐車場を巡回していたダニーが、女性の死体を発見した。マックたちはフェラーリの持ち主ネイサン・パーデューを含む車泥棒の被害にあった者たちに話を聞くが、手がかりはなく……。

第4話 疑惑の銃弾

ダニーはバーで同僚と飲んでいたが、ある男がしつこく絡んだため、彼をバーから追い出した。その後、ダニーは気がつくと路上に倒れていた。目の前には彼の護身用銃を手にした同僚と男の射殺体が……。

第5話 コートに描く夢

ドラッグ使用で逮捕されたハンク・フレージャーは、刑期を終え出所。3週間後、恋人のアンジェラが自室で刺殺体となって発見。ハンクの体内から部屋にあったコカインが検出され、彼は容疑を否認するが……。

第6話 墓穴

高校生が共同墓地で鬼ごっこをしていて穴に落ち、若者の死体を発見する。死体の様子から、被害者は頭を殴られ、その日埋葬するために掘ってあった墓穴に遺棄されたと考えられ……。

第7話 毒牙

重い大理石のテーブルがパーティー会場2階のバルコニーに出され、50人以上もいたバルコニーは重さに耐えられず崩れ落ちた。その後、がれきの下から窒息死した主催者のリビーが発見され……。

第8話 奪われた人生

何者かに刑事裁判所判事ヴィニー・コルシカが暗殺される。3週間前にも不凍液を食事に盛られて、体調を崩していたことが分かるが……。

第9話 最後の手段

ジョーは3年前のレイプ事件でともに捜査を行っていた元FBI捜査官を、裁判所の前で見かける。その後、マックに証拠品を調べ直そうとしたジョーは止められ、過去の事件資料を見直すよう命じられるが……。

第10話 消された関係

黒焦げの遺体で発見されたのは、総合格闘技の選手ライアン・リチャーズだった。リンジーは、ライアンのコンピューターを調べ、ストーカーから送られた前夜試合に勝った彼の写真が添付されたメールを発見し……。

第11話 仮面の下

不動産業界の大物ロン・ファーガソン宅に荷物配達人を装った2人組の強盗事件が発生。妻エリザベスは一緒にいて寝室に閉じ込められてしまった。犯人が持ってきた箱の痕跡から、リンジーは強盗犯を追うが……。

第12話 ブルックリンに死す

偽のFBI身分証を携帯した女性の死体が発見される。所持していた銃もただのスターターピストル。マックらは調べるうちに「ゴーゲーム」というロール・プレイング・ゲームの存在を知り……。

第13話 不運の悪戯

長い石段から落ちてグレッグ・バーベラという男性が死んでいるのが発見される。一方、インウッドビル公園で、胸を矢で射ぬかれた姿のジミー・フィルブルックが見つかり……。

第14話 ラナ・グレゴリーの瞳

マックとジョーのケータイに、1957年に自宅前で殺されたラナ・グレゴリーの現場写真にそっくりな死体の写真が送られてきた。犯行後に雪が降り始めたようで、証拠は残っていないと思われていたが……。

第15話 キル・スクリーン

変装を駆使して召喚状を受け取らせる達人ウォルター・ダンジグの遺体が化学工場のごみ捨て場で発見される。頭の傷の深さと出血量が一致せず、殺害後に遺棄されたと考えられたが……。

第16話 ヘルズ・キッチンの掟

両腕が町の新聞販売機の中から、下半身がベンチの上から、そして、首のない胴体がワゴン車の下から発見された。被害者は食料雑貨店を経営していた男性と断定。リンジーはごみ袋の切れ端を胴体から発見し……。

第17話 哀しいギフト

会計士ケルヴィン・ムーアと妻のエレインは、義妹アリーシャ・ウッズが住むビルのロビー入口で襲われる。エレインは、夫が金品を要求されて手間取る自分をかばって、至近距離で犯人に撃たれたと証言するが……。

第18話 死の淵にて

ドラッグストアで男性が胸を撃たれて死亡し、その傍らにはマックが倒れていた。CSIメンバーは犯人逮捕に奮闘。病院に運ばれたマックは手術をされる最中に、亡き妻や親しい人たちと話す夢を見て……。

Season9 エピソード

第1話 燃え盛る衝動

強盗に襲われた後遺症で失語症に悩まされているマック。彼の友人のカーティス・スミスが放火による火災で殉職。容疑者として浮かんだのは刑期を終えたばかりの放火犯レナード・ブルックスだが突如失踪・・・。

第2話 炎の支配者

エレベーター内の天井が突然炎に包まれ、生きたまま蒸し焼きにされた看護師リタ・ローマン。監視カメラに連続放火犯レナード・ブルックスが写っており、本人からマックに電話が入るのだが・・・。

第3話 2918マイル

19歳のイーサン・グロールがブルックリン橋の上で強盗に刺殺される。持っていたヘロインは盗まれ、死体のように見える少女の写真が入った封筒が現場に残されていた・・・。

第4話 静かなる銃声

上院議員候補グラント・ハミルトンの応援集会中に発砲事件が発生。混乱の中、その場に参加していた娘を連れたリンジーとダニー。リンジーは頭を負傷し、病院に搬送されるのだが・・・。

第5話 汚名

20年前に犬の散歩中に行方不明になったトミー・ルイス。そのほぼ同じ場所で同日、唯一の容疑者で19歳だったキース・ミルナーの死体が発見される。死体は刃物で首を切られたと思われ・・・。

第6話 タートル池のプリンセス

セントラルパークのタートル池に沈んだボートに縛られた状態でドレス姿の女性の死体が発見された。指紋から被害者はアシュレイ・ブレーデンと判明。現場には彼女宛の5万ドルの小切手も残されており・・・。

第7話 殺人ゲームへの招待

バレエスクールの生徒エレン・ホワイトの死体が、ステージの天井から吊り下げられた状態で見つかった。ロープに付着した黒い粉は、ヘルズ・キッチンで女性の殺害に使用されたリボルバーの火薬と一致し・・・。

第8話 遅すぎた言葉

大学進学適正試験終了後の図書館で検事の息子ルーク・スティーヴンソンの撲殺体が発見される。彼の父は、息子が友人ネイト・ポールソンのアルコールと薬の過剰摂取による死にショックを受けていたと語るが・・・。

第9話 ブラッド・アウト

殺人課に移る前は麻薬取締局の囮捜査官だったジェイミー。当時内偵中だったギャング団のカルメン・ヴェガに身分を知られてしまい、彼女は自分を仲間にしたベニー・マデーラに危険を知らせようとするが・・・。

第10話 偽りの1万ドル

クリスマスツリーの並ぶツリー売り場の敷地内で、ネジ釘に突き刺さった状態でジェイソン・ブラックの死体が発見され、彼の腕時計から、出所したばかりの窃盗犯ネイサン・ブロディの血痕が見つかり・・・。

第11話 コマンド+P

弁護士マニー・ハインドと機械エンジニアのジャスティン・ヴァンダーヘイデンが別の場所で同日、射殺体で見つかる。2件とも旋条痕のない銃で撃たれたと判明するが、被害者同士のつながりは見当たらず・・・。

第12話 騙しのテクニック

3人組の強盗を、小切手換金店の店頭でアルバイト中のマーク・ライリー巡査が銃で撃つが、逆に反撃され重傷を負う。病院の報告で、肩を撃たれたアンソニー・ロンバードという人物がいることが分かるが・・・。

第13話 913番地の呪い

都市伝説で呪われているというビル内で、37件目の不審死事件が発生。死亡した男性はウェントワースに扮し、いつもビルの入り口で観光客相手に写真を撮ってはいたが、ビルとは関係なく名前も分からない・・・。

第14話 ホワイト・ゴールド

早朝の倉庫街で20代の男性が射殺された。目撃者は高級車に古いバンが追突し、その直後に銃声がしたと証言する。だが、車は2台とも現場からなくなっており、しばらくして、バンとBMWが発見されるが・・・。

第15話 ラスベガスからの追跡者

クリスティーンの出張に合わせ、マックも休暇でラスベガスへ。マックはベガスCSIでラッセルと交友を温め、2人はクリスティーンの滞在するホテルに向かうが、部屋は荒らされおり、彼女の姿は消えていた・・・。

第16話 バレンタインの夜に

女性をホテルで待っていた男性が、代わりに現われた男の暴力にあい・・・2件目は、糖尿病の男性が自宅で大量のチョコレートを食し死亡。3件目は、大企業のCEOが路上で射殺される、愛にまつわる3つの殺人事件・・・。

第17話 今日を生きる

ケヴィン・ホプキンス巡査が、宝石店強盗のひとりと見られるティモシー・ブラウンを射殺。犯人を追う途中、巡査は先に発砲されたと正当防衛を主張するが、ティモシーの銃は見つからず、彼の手に発射の痕跡もなかったことから、マックはケヴィンを厳しく追及することに。さらに現場を再調査したところ巡査の言動は嘘ではないことが判明し、徐々に真相が明らかになっていくが、同時にこの事件によって悲しい事実も明らかに・・・。のちの事件解決後、この事件の真相に痛感したマックは「今を生きる」という大切さを胸に愛するクリスティーンのもとへ・・・。

CSIのドラマ情報について

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この記事の執筆者

海外ドラマフリーク編集長
海外ドラマフリーク編集長
U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。

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原題ほか:CSI:ニューヨーク, CSIニューヨーク, CSI:NY