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THE WIRE/ザ・ワイヤー

THE WIRE/ザ・ワイヤーサスペンス
シーズン数5
IMDbスコア9.3/10
ジャンル 犯罪, サスペンス
主要出演者ドミニク・ウェスト
イドリス・エルバ
マイケル・ケネス・ウィリアムズ
配信中サービス 31日間無料
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あらすじ

物語の舞台はメリーランド州西ボルティモア。麻薬の売買が絡んだ殺人事件をきっかけに生まれた、特別捜査班と麻薬組織の追跡劇を縦糸に、ボルティモア市警察内部の政治的駆け引きや麻薬取引の世界での権力闘争を横糸にして、硬派で型破りなドラマが展開する。

THE WIRE/ザ・ワイヤーの感想

HBO作品らしい、社会問題を提起し、リアリティを追求した硬派のドラマ。IMDBのスコアも高い。初回のエピソードから、登場人物や背景の説明も何もなくストーリーが展開されるので、見ている方は戸惑い、特に日本人にとっては名前と顔を覚えるのが大変だろう。この辺りは同じHBO作品の「ゲーム・オブ・スローンズ」と似ている。しかし、シーズン中盤までちょっと我慢して見続けて、色々な背景や関係性がわかってくると途端に面白くなる(これも「ゲーム・オブ・スローンズ」と同じ)。背景の音楽も抑えめだし、派手な場面展開があるわけでもないが、じっくり見ていると色々と考えさせられる、非常に良質のドラマである。キャストも豪華で、ドミニク・ウェストイドリス・エルバは言うに及ばず、若い頃のマイケル・B・ジョーダンや、シーズン後半にはエイダン・ギレン(「ゲーム・オブ・スローンズ」のベイリッシュ/リトルフィンガー役)も登場する。

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Season1 エピソード

第1話 標的

連続ドラマのシーズン1の第1話では、ボルティモア市警察殺人課のジミー・マクノルティ刑事が、自分の無思慮から窮地に陥り、厄介者の麻薬捜査官ばかりから構成される特別捜査班に転属されることになる。この特別捜査班は、麻薬売人組織のボス、エイヴォン・バークスデールと彼が率いる強力な麻薬組織の捜査が使命である。

第2話 麻薬課

ディアンジェロに対し不利な証言をした目撃者が殺害され、マクノルティは悪い予感がする。一方で、グレッグスはエイヴォン・バークスデール一味の内部事情を学び、ハーク、カーバーとプレッツは組織が取り仕切っている悪名高き高層住宅「フランクリン・テラス・タワーズ」で厄介な暴動に巻き込まれてしまう。

第3話 ディーラー

フランクリン・テラス・タワーズでのハーク、カーバーとプレッツの早朝の「捜査活動」は、銃撃戦へと発展し、少年が片目を失明する羽目に。そのおかげで捜査班に悪評が立つ結果となる。一方、麻薬組織のグループの若頭、ディアンジェロは、ウォレスとボディーにチェスになぞらえ自分達の麻薬組織の仕組みや立場について教育する。その後、彼のちょっとした功績にベルは感心させられる。

第4話 オールドケース

強制捜査で検挙した売人たちの罪状認否手続きが進むにつれ、グレッグスとマクノルティは、彼らと取引し、エイヴォンの情報を入手しようとする。また、バークスデールは、ライバルのギャング・リーダーであるオマールの首に賞金を懸ける。一方、マクノルティは、バブルスを送る途中、妻と別居中のためにたまにしか会えない息子のサッカーの試合の見学に立ち寄る。

第5話 ポケベル

マクノルティの捜査班は、ようやくバークスデールとその一味を追跡するために、彼らが仲間内で利用しているポケベルの「複製」の許可をもらう。しかし、届くメッセージはコード化されているため、警察内では誰も判読できない。その間、組織内に裏切り者がいると睨んだベルは、ディアンジェロに対し、手下の給料の支払いを止めるように指示し、裏切り者あぶり出し作戦に出る。

第6話 ワイヤー・盗聴

殺人課のロールズ警視が、ディアンジェロとエイヴォン・バークスデールに繋がる三つの殺人事件を捜査不十分のまま逮捕に踏み切る。マクノルティとグレッグスは盗聴装置などの仕掛けでせっかく進めてきた捜査が台無しにされそうなので、何とか逮捕を遅らせるようにとダニエルズに進言する、が・・・。

第7話 逮捕

ようやく暗号の解読に成功したグレッグス、ハーク、カーバーとフリーマンは、盗聴で得た情報でドラッグの押収と運び屋の逮捕に踏み切る。エイヴォンとストリンガーは、この出来事で疑念を抱き始め、ピット(低層住宅)での活動を停止する。一方、バンク、マクノルティはガント殺害事件の他の目撃者を探し始める。

第8話 直感

マクノルティはストリンガー・ベルが運転していた車のナンバー・プレートを意外な方法で入手する。一方、グレッグスとカーバーは汚い金を運ぶ議員秘書を逮捕するが、彼の釈放を余儀なくされる。その後、オマールは“危ない奴”という評判どおりの行動ぶりを発揮する。

第9話 決戦の日

バークスデールはイーストサイドのライバルであるプロップ・ジョーと東西団地対抗バスケットボールの試合で、勝ち負けの賭けをするが、“プロップ”の画策で負けてしまう。一方、ハークとカーバーはウィーベイの手から現金を没収し、オマールの再登場で再び闘争が発生。

第10話 代償

ウォレスが留置され、マクノルティとダニエルズは、証言台に立つ前の数ヶ月間この男の身をいかに守るか頭をひねる。シドナーとカーバーはバークスデールの隠れ家の一つを探し出し、プレッツはある情報の発信源を突き止め、才能を披露する。

第11話 一斉捜査

警察は、サビーノ、ウィーベイとリトルマンの追跡活動を強化。バレルはダニエルズに新聞社の目につくように麻薬密売組織への強制捜査を強行するよう命じる。バークスデールはオーランドの事件以来、自分の地位が下降路線を辿っていることを感じる。

第12話 身辺整理

低層住宅の電話が故障中のため、マクノルティとダニエルズはバークスデールの事務所を盗聴することに。ボディーはストリンガーから新しい仕事を仰せつかり、フリーマンはダンサーのシャーディーンを情報提供者として勧誘し、ディアンジェロは叔父の使いで、ニューヨークへと向かう。

第13話 判決

全ての登場人物はエイヴォン・バークスデールも含めて、弱みを持っている。捜査を終わらすべくボルティモア市警のバレル副警察長から圧力がかかってきたため、ダニエルズとマクノルティはこの事件を暴くために更なる権力者の協力を仰ぐ。

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Season2 エピソード

第1話 引き潮

港湾警備に左遷の身になったジミー・マクノルティ刑事は、ボルティモア港に浮かぶ女性の死体を発見。一方、ボディーはバークスデール組織の用事でフィラデルフィアまで車で向かう。

第2話 巻き添え

港湾労働組合長のフランク・ソボトカは、組合を代表して教会にステンドグラスを寄付する。その見返りとして、神父に上院議員を紹介してもらい、ボルティモア港復興に一役かってもらおうという魂胆。

第3話 ホット・ショット

バンクとフリーマンは彼らの犯罪現場であるコンテナ船をフィラデルフィアまで追跡するが、そこでは英語が通じない。証拠保管課への左遷扱いとなったセドリック・ダニエルズは自らの境遇にうんざりし、周囲に自分は署を飛び出すつもりであると言って回る。

第4話 難問

ソボトカは甥のニックに対しカメラを盗んだことを叱り付け、手遅れにならないうちに元に戻せと命令する。マクノルティは自分で決めたルールに基づいて、浮いていた死体の身元調査中だが、古い仲間のバンクはもっと急ぐ事件があることを指摘する。

第5話 伏流

ジギーは支払いができない理由を信じてもらえず、麻薬密売人に珍重する愛車のカマロを巻き上げられてしまう。他の警察署に港湾での殺人事件を依頼できないロールズ警部は、殺人課のバンクに依頼することを決意する。

第6話 プロローグ

警察の仕事にのめり込み過ぎるのを控えるために、また結婚を元の鞘に納めるために、マクノルティはジェーン・ドーの身元を洗う仕事を中断してしまう。ソボトカの調査中、刑事たちはコンピューター上にパターンを見つけて、ダニエルズにそのことを説明する。しかし、ダニエルズは未だに殺人事件との関連性を認めたがらない。

第7話 余波

ソボトカは港湾規則の現状についての問題を政界のロビイストに説明する。ラッセルはソボトカに特捜班の捜査は終了したと話すが、実は港湾のコンピューターをエミュレートでコピーしているので、コンテナが紛失すると、その行方を刑事は追跡することができる。

第8話 ダック・アンド・カバー

マクノルティは落ち込んで、以前のように大酒を飲み始める。マウイと喧嘩してみろと、仲間の港湾労働者にそそのかされ、ジギーはまたもや侮辱されるのであったが、後日酒場で元気を取り戻す。マクノルティが捜査に戻りたがっていることをバンクがダニエルズに話すと、マクノルティを捜査に戻すことをもう一度ロールズに頼んでもいいとダニエルズは承諾する。

第9話 流れ弾

組織の売り上げを改善しようとするボディーの努力は悲惨な結果に終わり、ベルは戦略を再考する事に。お気に入りのアヒルを引き連れたジギーは、ギリシャ人たちを利用した新しい犯罪にジョニー・フィフティーを引き込もうとする。マクノルティは、隠密行動で、多勢に無勢の状態の中、仲間の助けを待つばかり。

第10話 前触れ

特別捜査班は衛星通信技術を活用し始める。ボディーはプロポジション・ジョーの手下が自分の縄張りに入って来るので面白くない。しかし、商売は好調だった・・・ニューヨークから新顔が現れるまでは。ストリンガー・ベルは問題対策として、それらしくない解決手段に入れ込んでいた。

第11話 悪夢

時計が時間を刻んでいくうちに、特別捜査班は絶望的な行動を犯してしまい、ダニエルズはランズマンの指揮官としての行動を厳しく非難する。ソボトカには悪い情報が大量に入り込み、ニックのペテンぶりが明らかになる。

第12話 嵐

シーズン2のフィナーレでは、特別捜査班が挫折を経験し、新しい協力者が必要であることが明らかになってくる。一方、ラッセルとバンクは証拠を求めてフィラデルフィアを再訪する。ブラザー・ムーゾンは協定書のことでストリンガー・ベルと会合し、ベルをエイヴォン・バークスデールと取り引きさせるよう仕向ける。

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Season3 エピソード

第1話 繰り返し

市街を改善する動きにより、悪名高いタワー(高層住宅)、フランクリン・テラスが取り壊される。そのため、バークスデールの麻薬密売人たちは新しい縄張りを西ボルティモア内に探さざるを得なくなる。

第2話 思い違い

オマールがバークスデールの隠れ家を探索する一方、バークスデールの組織の売人で、忠実な兵士であるボディーはマルロの縄張りを狙うよう指示を受ける。いつも冷静に“提案(プロポジション)”を持ちかける東地区の売人、プロポジション(プロップ)・ジョーに仕掛けた盗聴装置が余り効果を発揮しないので、落ちつかないマクノルティは、ディアンジェロ・バークスデールの自殺について独自の再調査を始める。

第3話 デッド・ソルジャーズ

コルヴィンは彼の担当する西ボルティモア地区の重犯罪者数に関する犯罪戦略(ComStat)アセスメントの期間中、バレルとロールズの刺すような視線を感じる。茶色の盗聴装置のおかげで、ダニエルの密売人チームはターゲットを新しく設定せざるを得なくなる。プロップ・ジョーはストリンガー・ベルに警察が電話を盗聴していると警告する。

第4話 ハムステルダム

西ボルティモアの住民は、地区の集会で、コルヴィンから率直な意見を聞かされる。バブルスは良い仕事が見つかり、ストリンガーは山の手で昼食を取り、一方バンクは不良少年たちに、協力と引き換えに、逮捕しないという約束をちらつかせている。

第5話 表と裏

草の根での地道な努力に失望して、コルヴィンはダニエルズのチームから得た情報を地区のワンランク上の責任者に流す。マクノルティはストリンガー・ベルが合法的な商売を手がけているのを目撃し、彼が麻薬のターゲットとしては手の届かない存在になってしまった事に気づく。

第6話 逆戻り

ストリンガー・ベルは、建設事業の経営の難しさを実践を通して知る。バンクは最新技術などに頼らない古き良き捜査方法でオマールを追跡し、力強いメッセージを伝える。コルヴィンは、新しい上層からの命令を無視し、通称“ハムステルダム”という麻薬解放区を設置することによって、麻薬絡みの犯罪を減らそうという一掃作戦に出る。エイヴォンはカティとスリム・チャールズをマルロに差し向ける。

第7話 使い捨て

ハークは古くから見覚えのある顔に遭遇し驚く。ダニエルズは特別班が西地区に配置転換された真相について暴露する。ストリンガー・ベルは、ドネッタがマクノルティの訪問についてブリアナに話したことを、ドネッタから知らされる。

第8話 不道徳

ハムステルダム計画で街が浄化された反面、泥棒が売人たちの売り上げを盗んだりと、ハムステルダム内の治安が悪化し始める。カーバーとトラックは売人たちから怒りをぶつけられる。プレッツはボディーの携帯電話から発見した情報で特別班から感心される。その情報入手により、マクノルティとグレッグスは長い旅に出る結果に。マクノルティはストリンガー・ベルが運転していた車のナンバー・プレートを意外な方法で入手する。一方、グレッグスとカーバーは汚い金を運ぶ議員秘書を逮捕するが、彼の釈放を余儀なくされる。

第9話 スラップスティック

マクノルティとプレッツは銃撃戦の緊急応援を要請されて出かけて行くが、そこで大変な事態を引き起こしてしまう。エイヴォンの手下は、争わないはずの日曜であるにも関わらずオマールに攻撃を仕掛け、オマールはバークスデールに対する怒りを増大させる。

第10話 改善

ブラザー・ムーゾンが、復讐の為にボルティモアに戻ってきて、オマールを探す為に広く網を張る。オマールはオマールで、広く復讐の念に燃えている。コルヴィンはハムステルダムに関して探索したがるレポーターの気をそらすことに成功。一方、バレルは市役所に新しい事実を報告する。

第11話 落としどころ

盗聴活動によりバークスデールに関する情報が集まり始めたが、トップへの繋がりを証明するものは依然見つかりにくい。ストリンガーとエイヴォンは、お互いに将来の計画をうちに秘めながら、ここまでの互いの道のりを回想する。

第12話 任務完了

シーズン3のフィナーレでは、押し黙ったエイヴォンがマルロとの終わりのなき戦いに備える事となる。一方、特別捜査班はバークスデール組織のトップレベルに対し働き掛け、マクノルティはストリンガー・ベルの追跡活動を見直す。

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Season4 エピソード

第1話 夏休み

ボルティモアの西地区出身の4人の少年が夏休みを街で過ごす。一方、マルロは、どうすれば警察の注意を引かずに規律を守る(つまり、人を殺す)ことができるのか、ストリンガー・ベルを挫折させた問題を解決した。

第2話 優しい目

「楽」なはずのハーク巡査の市長警護任務は、予想外に「しんどい」結果となった。パールマンは、キャリアに傷が付く可能性さえ顧みず、市議会の深部調査の攻撃材料である捜査令状を与える。

第3話 新学期

選挙戦で差が縮まっていることに気付いたロイスは、カルケティの勢いを止めるための最終手段に出る。ボディーのところでは、マイケルが優れた売人であることが分かり、ボディーと組織のボス、マルロが目を付ける。再開された雑貨店は、一匹狼のオマールとグレッグスの監視下に置かれる。

第4話 避難民

フリーマンとグレッグスは殺人課に異動となり、ハークとドーゼルマンは規模が小さくなった凶悪事件班でマリモーと合流する。カティはティルマン校で、不登校撲滅のための「補導後見人」の仕事を得るが、マイケルを諭す作業はうまく進まない。

第5話 同盟

バルチェックは、ブラドック事件の詳細をカルケティ候補へリークし、カルケティはプレスへの最も効果的なリーク方法について案を練る。続けてマイナスの報道が行われたことでロイスは、責任をとったバレルに敵対するが、ロールズが助けに入る。

第6話 接戦

投票日が近づき3人の市長候補は「最後のお願い」に必死だ。カルケティ候補は、破壊的な影響を持つかもしれない中傷に応えて、投票について口論している。ノリスとグレッグスはブラドック事件でリードしていたが、結局、遠回りさせられた。

第7話 黄金律

その身に賞金が懸けられたオマールは、バンクに頼みごとをする。選挙が終わり、ロイスとカルケティは和解してそれぞれの将来を考える。学校ではプレッツがトリックを使って生徒に数学を学ばせていた。グレッグスはとうとう「心眼」を犯罪現場で使う。

第8話 街角の少年たち<コーナー・ボーイズ>

ストリートの動向を監視するために、カルケティはチームメンバーと一緒にパトロールする。マリモーがカンカンに怒り、ハークは奪われたカメラを取り返そうと強引な手段にでるが、マルロは動じない。

第9話 この街で

売人のプートは、服役を終え街に戻ってきた。歓迎をうける。カルケティは市議会議長のキャンベルと予算をめぐって口論し、ダニエルズを昇格するが、バレルの職を解こうとする計画には思わぬ邪魔が入る。

第10話 憂慮

クレイ・デイビス議員の助言に従って、バレル警察長はストリートの逮捕者を倍増させるよう部署に命令することにより、なんとか評判をあげようとする。この命令はマクノルティにしっくりこない様子。彼は教会泥棒の手がかり解明に邁進する。

第11話 新時代

街中に自分の力を見せつけた後、カルケティは初の難題に直面する。あるグループが、ハーク巡査が彼らの仲間を虐待した、と抗議してきたのだ。その後、市長はバレルの大量逮捕命令を撤回する。しかし、バレルは他にも打つ手を用意していた。

第12話 己の恵みを持つ者

消えた死体を探すフリーマンは、上司のランズマンに叱責された後、さらに上の立場の人に会いに行く。カルケティは繁栄を誓った自分の公約が、学校の赤字により台無しになることに気付き、アナポリスの知事に土下座して助けを乞うしかないと考える。

第13話 最終成績

シーズン4のフィナーレでは、空き地に死体が積み上がり、バレルはダニエルズに手伝おうかと声をかけ、邪魔するロールズを叱る。取り乱したバブルスは、彼の復讐計画が裏目に出て、途方に暮れる。

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Season5 エピソード

第1話 削減と効率

特別捜査班のマクノルティたちは廃虚の死体遺棄事件に絡み、この1年マルロたちの動きを24時間監視していた。だが用心深いマルロに振り回され、成果は全く上がっていなかった。ボルティモア警察は大幅な予算削減により、時間外手当も支給されず、車両整備もままならない状態だった。学校の赤字問題のしわ寄せが警察に及んでいたのだ。新市長の下、待遇改善を約束されていた警官たちは不満をつのらせ、やる気を失っていた。

第2話 未確認情報

マルロは警察の監視がなくなったため、一気に活動を再開する。まずは勢力拡大のため部下に他の売人のシマを襲わせようとする。またマルロはオマールに復讐するため、クリスにオマールを探し出すように命じる。一方マクノルティは死亡直後の遺体では検視官でも死亡前と死亡後の傷の区別ができないことがあることを知る。

第3話 匿名

マクノルティは過去の未解決のホームレス殺害事件を調べていた。そして以前バーロウ刑事が担当した事件でホームレスの手首に赤いリボンが巻かれている写真を見つける。マクノルティはホームレス殺害と赤いリボンで関連性を作り、連続殺人事件をでっち上げることにした。

第4話 移行

バレルは警察長をクビになり、ロールズが代理の警察長へ、ダニエルズは副警察長を務め半年後に警察長へというカルケティのシナリオ通りになる。しかし、キャンベルからは退職後のバレルの厚遇を求められる。一方マクノルティとフリーマンは連続殺人事件をでっち上げるためさらに遺体を集めようとする。

第5話 取材

サン紙は性的要素がある連続殺人事件を第1面で報じることに。スコットは連続殺人事件の担当から外されないように、自分の携帯に犯人から連絡があったと警察にウソの連絡をする。それを聞いたマクノルティは……。

第6話 ディケンズ的視点

ホームレス連続殺人鬼が記者へ連絡したというニュースが新聞で大々的に取り上げられ、マクノルティはこれでマルロの逮捕に必要な捜査リソースがまかなえると喜んでいた。サン紙のスコットは、犯人と接触した人物として注目を浴び、全国ネットのテレビにも出演する。

第7話 騙し

フリーマンとマクノルティは警察内の電話回線を操作して、サン紙のスコットに偽の脅迫電話をかける。マクノルティはボイスチェンジャーを使い連続殺人犯を装い、スコットにもう死体はみつからないこと、以降は犠牲者の画像だけを送ると言って電話を切る。

第8話 解明

マクノルティは警察上層部と市長の前で連続殺人事件の捜査状況を説明し、捜査に必要な監視班の人員と車を好きなだけ使える許可をもらう。サン紙には、スコットが書いた記事がでたらめだとホームレスの元海兵隊員が苦情を言いに来る。そして、オマールはマルロに対し、さらに挑発を続けていたが……。

第9話 最新版

フリーマンとシドナーが監視を続ける中、マルロたち売人の間で、これまでとは違う新しい場所を指す暗号の画像が一斉に送られ、フリーマンはそれが麻薬の仕入れの連絡だと睨む。サン紙のガスは、ロンドン支局から戻った同僚のルビーに、スコットのことを調べてほしいと頼む。

第10話 (了)

ホームレス連続殺人がでっち上げであることがダニエルズからカルケティ市長に伝えられる。カルケティは知事選を控えているため、絶対に事件がでっちあげだとは公表できない。ガスはスコットの捏造に確信を持ち、クレバナウに報告するが、ピューリッツァ賞を目前に控え、クレバナウはまったく信じようとしない。そこへ新たなホームレスの殺人の報告が。だがそれは明らかに模倣犯の仕業だった。

このドラマはU-NEXTで配信しています。

この記事の執筆者

海外ドラマフリーク編集長
海外ドラマフリーク編集長
U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
このドラマの個人スコア
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初回レビュー日
ドラマタイトル
ザ・ワイヤー
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Title
ザ・ワイヤー
Description
物語の舞台はメリーランド州西ボルティモア。麻薬の売買が絡んだ殺人事件をきっかけに生まれた、特別捜査班と麻薬組織の追跡劇を縦糸に、ボルティモア市警察内部の政治的駆け引きや麻薬取引の世界での権力闘争を横糸にして、硬派で型破りなドラマが展開する。
Upload Date
2021-06-18

U-NEXT
原題ほか:THE WIRE, ザワイヤー, ワイヤー
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