あらすじ
1963年、冷戦下の西ベルリンに配属されていた英国陸軍軍曹ハリー・パーマーは、軍の物資を盗み東側に横流ししていた罪でロンドンの軍事刑務所に投獄される。その頃、核兵器を開発していた英国人教授が誘拐される事件が起き、ドルビー率いる特別諜報機関W.O.O.Cが救出作戦に動き出す。ドルビーは誘拐に関与している男と一緒に写真に写っていたパーマーを訪ね、服役免除を条件に協力することを要請。かくして諜報員になったパーマーはベルリン、ベイルート、そして米国が原発実験を行う太平洋の環礁へと世界を飛び回る。果たして誘拐事件の黒幕は誰なのか?
ハリー・パーマー 国際諜報局の感想
007とは対称的なスパイ小説が原作で、1965年にはマイケル・ケイン主演で映像化されている。今回、新ハリー・パーマーを演じるのは「ギャング・オブ・ロンドン」や「ピーキー・ブラインダーズ」で確かな演技力を示したジョー・コール。女性スパイのジーン役は『ボヘミアン・ラプソディ』のルーシー・ボイントンで、上司のドルビー役は英国の映画やドラマに多数出演しているトム・ホランダー。
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予告編
Season1 エピソード
第1話 ファースト・ミッション
1963年西ベルリン。英陸軍軍曹ハリー・パーマーは軍法違反を犯しロンドンの刑務所に投獄される。その頃、核兵器開発に携わるドーソン教授が誘拐され、捜査に当たる特別諜報機関W.O.O.C.のドルビーは誘拐に関与している男と写真に写っていたパーマーに情報提供を求める。パーマーは服役免除を条件に捜査協力に同意、ドルビーの下で諜報員となり男に接触するため西ベルリンに戻る…。
第2話 コミュニストの影
パーマーはベルリンで掴んだ証拠を元にドーソン教授はまだ生きているはずだとドルビーに報告する。パーマーと同僚のW.O.O.C.の諜報員ジーンとチコはスパイの疑いがあるソ連大使館のストーク大佐とドーソン教授の周辺を調査する。命を狙われる危険に遭いながらも、パーマーとジーンは教授の核兵器開発に関わっていたモリスから教授が前衛的な治療を施す心療内科医を受診していた事実を掴み…。
第3話 ベイルート危機一髪
パーマーとジーンの車を爆発させた元MI6のランドールがドーソン教授をベイルートに連れ去ったと断定したドルビーは、パーマーとジーンを現地に送る。一方、ドルビーは米軍のキャスカート将軍に面会し第二次対戦時の互いの経験談を共有するが、ドルビーに疑念を抱いた将軍はCIAエージェントのマドックスに彼の調査をさせる。ベイルートに着いたドルビーはある男と密会し…。
第4話 米国の陰謀
ドルビーはドーソン教授の身柄を横取りしたのは米国だと推定、教授が開発していたのと同じ中性子爆弾という核爆弾の実験が行われる太平洋上の米軍の島にパーマーとジーンを送る。一方、ドルビーは単独でヘルシンキに向かう。マドックスはジーンのパーマーに対する不信感を煽り、彼女をCIAに勧誘する。パーマーは米軍の女性心療内科医からある情報を得るが…。