あらすじ
ロサンゼルス市警麻薬課の刑事ブレット・ホッパーは、ある日突然地方検事補殺害の容疑をかけられる。全く身に覚えがない殺人事件にブレットは戸惑うが、彼が犯人であると示す証拠が何故か次々と出てくる…。そして恋人リタや姉家族までもが危険にさらされ、謎の組織から殺人の自供を迫られる。彼は何かの罠にはめられたのか…。窮地で意識を失ったブレットが次に目覚めた瞬間、彼は愕然とする。その朝は、昨日と全く変わらない一日の始まりだったのだ。そこから彼は、何度も同じ一日を繰り返す奇妙な状況に陥りながらも、真相を解明するために行動を開始する。繰り返される「昨日の今日」の記憶を頼りに、少しずつ行動を変えながら真相に迫るブレット。自分を罠にかけた謎の組織の目的はいったい何か?自分の潔白を証明し、未来を変えることができるのか? そしてエンドレスな1日から抜け出すことができるのか―?
デイ・ブレイク~奪われた明日~の感想
同じ日を繰り返すという、いわゆるループもののドラマで、ホッパーが容疑を晴らすことができるか気になって見続けてしまう。検察、内部監査、ギャングなど色々な要素が絡んでいるので、日本人には少し理解しづらいところもあるが、展開がスピーディーなので引き込まれるし、短くまとまっているのもよい。敵対する側のリーダーっぽい謎の男は、初回から顔がよく見えないのだが声でわかってしまう。そう、「ブレイキング・バッド」や「ベター・コール・ソウル」で知られるジョナサン・バンクスである。また、日系アメリカ人のイアン・アンソニー・デイルも刑事役で出演しており、こういう役はとてもよく似合う。
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予告編
海外ドラマ『デイ・ブレイク 〜 奪われた明日』予告篇 – YouTubeSeason1 エピソード
第1話 運命の朝
午前6時18分__恋人リタの家で目覚めたロサンゼルス市警麻薬課の刑事ブレット・ホッパーは、その朝突然、地方検事補ガーザ殺害容疑で逮捕される。身に覚えのない殺人事件だが、犯人と決定づけられる証拠は次々と発見されていく。そして留置場での夜、何者かに暴行されたブレットは、気づくと採石場で倒れていた。傍に立つ“謎の男”に殺人の自供を迫られ…。再び目覚めた彼は愕然とする。午前6時18分、昨日と同じ朝を迎えていた。
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第2話 逃避行
採石場の“謎の男”から恋人リタと姉家族殺害の脅迫を受けたブレットは、彼女たちの命を守る“新たな今日”を導くために自分の行動を変えていく。そして3度目の同じ朝を迎えた彼は、リタと街を出ることを計画する。しかし、そこへブレットを監視していた“謎の男”たちが現れ、激しい銃撃戦を展開。この騒動でブレットは警察にも居場所を掴まれ窮地に陥るが、捜査パートナーの麻薬課刑事アンドレアが思わぬ形で彼らを救う。うまく逃げ切ったブレットとリタは、眠らなければ明日を迎えられると考え夜通し車を走らせる。
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第3話 謎の女
5度目の同じ朝を迎えたブレットは、銃撃戦で負った傷を見て“逃げ隠れしても傷痕が残る”と知り、事件の真相に立ち向かう決意をする。そこで、留守電に残っていた見知らぬ女性からの「パッケージを送った」という伝言を思い出し、自宅へ向かう。包みの中には“白い砂時計”。アンドレアに留守電の発信元を突き止めさせると、それはブレットが極秘裏で捜査協力をしていた検事バクスターの家だった。ブレットは殺害されたガーザとバクスター、“留守電の女性”は繋がっていると推測。そして誰かが、自分をハメたと確信する。
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第4話 相棒の秘密
7度目の同じ朝を迎えたブレットは、元同僚のエディを殺したアンドレアを救おうとしていた。同時に彼はバクスターの家を訪れ、“砂時計”の意味を探ろうとする。送り主のエヴァは、ガーザに2つのパッケージを送るよう依頼されただけで、もうひとつはブレットの姉の家にあるという。恐怖に怯えた姉が隠し持っていたのは“殺害された女性の写真”。そんな中、採石場で会った“謎の男”から「持っている物を渡せ」と連絡が入る。また、アンドレアからも「エディが死ぬ」と呼び出され、二つの非常事態に直面したブレットは…。
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第5話 深まる謎
アンドレアからの電話が鳴った__予期せぬ展開を迎えた9度目の朝、ブレットは事件の真相へと近づいていることを実感する。“砂時計”に残された指紋を見つけ、“殺害された女性の写真”は、1991年に起きた未解決殺人事件と判明した。しかも事件の捜査指揮官は、自殺したブレットの父と知らされる。指紋の分析を科学捜査室に依頼し、当時の調書を探すブレットだったが、既にそれはリタの元夫で内務監査局にいるチャドの手にあった。10度目の朝、意を決したブレットは銃を片手に警察へ向かいチャドのオフィスに侵入する。
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第6話 殺人調書
11度目の朝、ようやくチャドから奪い取った調書の中には、あの“砂時計”の写真があった。“砂時計”に付着していた指紋が、服役中の凶悪犯ミゲル・ドミンゲスのものとわかると、ブレットはラテン系闇社会に精通した情報屋ダミアンを訪れる。そこで彼は、通称“エル・リョロン”ことドミンゲスの冷酷非道な正体に加え、殺害された女性の身元情報も入手する。やがて女性はイザベラ・コントレラスと判明。彼女の背後にはデトワイラーという男がいた。14度目の朝、ブレットはデトワイラーの姿を見るなり驚愕する。その男は…!?
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第7話 同じ境遇
デトワイラーを操る黒幕に近づいたブレットは、走り去る車のナンバープレートから、その正体を探っていた。17度目の朝、車は街の有力者が集う高級クラブ“サンタヤナ・クラブ”の前で見つかった。早速、クラブに乗り込んだブレットは責任者のオフィスに侵入し、会員名簿をダウンロードする。18度目の朝、再びクラブを訪れた彼は、見覚えのある男に遭遇。彼はジャレッドといい、クラブ会員に誘拐された弟を探しているという。しかも彼はブレットと同じ体験をしており、繰り返される今日を使い、会員情報を調べ上げていた。
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第8話 家族の絆
1991年の未解決殺人事件がすべての発端だと確信したブレットは、父の事件ファイルを洗い直そうとする。遺品が保管されている倉庫へと向かうが、ファイルの入った箱はすべて消えていた。そこで、父と捜査を共にしていた叔父のニックを訪ねると、事件を担当した検事はガーザで、父は犯人をドミンゲスと特定したことで脅迫されていたという。その直後、姉ジェニファーが何者かの車で轢き殺される。21度目の朝、ブレットは先回りしてジェニファーを助けに行くと、その時、彼は父が残した“ブリーフケース”の存在を知る。
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第9話 新たな味方
ブレットは“謎の組織”の黒幕として、市会議員のドバイアス・ブースを追っていた。ブースこそ1991年にイザベラを殺害し、ガーザ殺人事件にも関与していると疑わなかった。23度目の朝、ブースのスタッフであるルイス・トーレスに目をつけたブレットは、ダミアンの力を借り、彼の素性を突き止める。元ギャングのトーレスは、ブースの下で大量の武器売買をしていた。一方、殺人課刑事チョイはブレットの容疑に疑問を持ち始め、独自に捜査を開始。捜査を進めると、チョイもブレットの追う“謎の組織”に近づいて行くが…。
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第10話 無実の証明
24度目の朝、ブレットは遂に凶悪犯ドミンゲスと対峙する覚悟を決める。サンフランシスコにある凶悪犯専門の刑務所、通称“スーパーマックス”に向かうブレット。しかし、独房に彼はいなかった。27度目の朝、“ドミンゲスは街にいる”と確信したブレットは、トーレスを拘束し、彼の財布から住所の書かれたメモを奪い取る。その頃、アンドレアはガーザと同じ手口の未解決殺人事件が複数あることを発見。しかもガーザ殺人事件以外、現場で検出された指紋はすべてドミンゲスのものとわかり、警察も真犯人の捜査に動き出す。
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第11話 裏切り
29度目の朝、ブレットは再び愕然とする。事件は解決したと思えたが、未だ“同じ今日”の中にいた。真犯人を捕まえても同じ日を繰り返すことに限界を感じた彼は、リタを連れて旅に出る。そして44度目の朝、旅にも飽きたブレットを待っていたのは、予想外の展開だった。いつの間にか姿を消しているリタ、いきなり家に乗り込んでくる警察、監視しているのは先輩刑事ヒッポ、逮捕されるとガーザ殺害に加えリタとチャドの殺害容疑もかけられる。あげくに留置場での夜、彼に突然襲いかかってきたのは…叔父のニックだった。
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第12話 過去の罪
リタの過去に秘密があると感じながらも、彼女の命を守ろうと必死になるブレット。状況を変えない限り、リタは殺害される。そんな時、叔父ニックを尾行していたブレットは、彼とブースの会話からリタが彼らに拘束されたと思い込む。48度目の朝、やはり行方がわからなくなったリタを追い、彼はニックの話していた場所に急行する。しかし、そこにいたのはニッツバーグ判事の秘書マーゴだった。汚職事件の大陪審に絡み誘拐されたという。リタはどこに? ブレットは元夫チャドを待ち構え、リタの隠された過去を問い詰める。
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第13話 夜明け
49度目の朝、大陪審が明日開かれると知ったブレットは、秘書マーゴのオフィスへ向かう。そこで偶然、ニッツバーグ判事と顔を合わせた彼は、ガーザから送られてきた証拠品や、ブースに関する話をした上で、ガーザ夫人こそ重要な証人になると訴える。興味を示す判事に、ある取引を持ち掛けるブレット。すぐさま警察に向かった彼は、刑事チョイの手によりガーザ殺害容疑で逮捕される。取り調べ室に入るブレットを待っていたのは、父の“ブリーフケース”を持った姉のジェニファー。彼は明日、50度目の同じ朝を迎えるのか…。
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