あらすじ
ベス・メイシーのノンフィクション「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」のドラマ化。アメリカで依存症患者が激増しているオピオイド系鎮痛剤の蔓延について、バージニア州の炭鉱コミュニティを蝕んでいく様子、DEA(米麻薬取締局)の内部、富を築く大手製薬会社ビッグ・ファーマの実体を描く。
DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機の感想
登場人物が多く、時間軸を行き来しながら進むので最初はとっつきにくいが、ハマり始めたら止まらなくなる衝撃的ストーリー。現在もなおアメリカの社会問題となっているオピオイド依存について知るために、多くの人に是非見てほしいドラマ。このドラマでエミー賞主演男優賞を獲得したマイケル・キートンの素晴らしさは言うまでもないが、他のキャストも全員はまり役!リチャード役のマイケル・スタールバーグの存在感もすさまじく、オキシコンチンの売上に邁進して巨額の富を築きながらも何だか幸せそうではないという、複雑な役柄を見事に演じきった。ウィル・ポールターが演じた営業マンも印象に残る。実話がベースであり、今も1日300人近くが米国で死亡しているという事実に背筋が寒くなってくる。パーデュー社の幹部とサックラー家の一族に強制的にオキシコンチンを摂取させるという刑が下ってもいいくらいでは?
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予告編
Season1 エピソード
第1話 最初のボトル
リチャード・サックラーは強力な鎮痛剤を売り出す。田舎の医師はこの薬を紹介され、炭鉱作業員は将来の計画を立て、DEAの捜査官は闇ルートの薬について知り、連邦検事は鎮痛剤絡みの事件を担当することを決める。
第2話 痛みのブレークスルー
オキシコンチンは市場に出回るが、脅威に直面していた。パーデュー社の影響力はフィンチ・クリークにまで及び、ブリジットはDEA捜査官の権限を超えて動き、そしてオキシコンチンの犯罪捜査が始まる。
第3話 5番目のバイタルサイン
フィニックス医師はベッツィのオキシコンチンの量を減らし始め、ブリジットは薬が地域に与える影響力を知り、リックとランディは“痛みの社会”の世界を調査し、リチャード・サックラーはより大きな計画を立てる。
第4話 偽依存
オキシコンチンの高額な売り上げが、乱用の報告によって脅かされる。検察はオキシコンチンの売買に関する苦情について調査をし、フィニックスは薬の安全性に疑問を持ち始める。
第5話 内部告発者
オキシコンチンの乱用が国中に広がり、ブリジットはパーデュー社と戦い、リックとランディは事件を結びつけようと、パーデュー社の内部告発者を見つけようとする。
第6話 ハマー・ジ・アビューザーズ
リチャードはパーデュー社の収益に壊滅的な影響を与える問題に直面し、ブリジットはFDAに戦いを挑む。フィニックスは人生を見直し、ベッツィは依存症を克服しようと奮闘。リックとランディは衝撃的な証拠を見つける。
第7話 ブラックボックス警告
リチャードとパーデュー社は薬が規制されないよう、システムを構築する。ブリジットは任務で突破口を見つけ、フィニックスが新たな道を模索する中、ベッツィはどん底を経験。リックとランディは刑事事件の準備をする。
第8話 民衆 VS パーデュー社
リックとランディの捜査がリチャード・サックラーの帝国を脅かす。活動家がパーデュー社に行動を起こし、フィニックスは依存症でひどい状態になった大事なコミュニティを癒やそうとする。
この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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