あらすじ
15世紀末ルネッサンス期。ヨーロッパの各都市は華やかな芸術に満ちあふれ、商業は繁栄し、人々は文化的な生活を謳歌していた。しかし、その陰で、貴族と下層階級の対立、同族同士の争い、殺人やレイプといった犯罪も大いに蔓延る時代でもあった。1492年、そのヨーロッパの中心バチカンでロドリーゴ・ボルジアは法王の座に着き、ボルジア家による背徳にまみれた治世が始まる……。
ボルジア 欲望の系譜の感想
「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」はカナダのドラマですが、本作はフランス・ドイツ合作ドラマで、本場ヨーロッパで撮影されました。カナダ版よりもチェーザレの線が細いように感じますが、チェーザレが頭角を現してくるのと同時に存在感も増してくるのが見どころの1つです。また、「ゲーム・オブ・スローンズ」でジョン・スノウの親友サムウェル・ターリーを演じているジョン・ブラッドリー=ウエストが、ジョヴァンニ・デ・メディチを演じています。彼はこのドラマがデビュー作だそうです。
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予告編(英語)
Season1 エピソード
第1話
1492年、ローマ。ボルジア家当主であり、カトリック教皇庁枢機卿・ロドリーゴは、後継者の長男が殺されたという知らせを受け、一族の将来を案じる。そして、元愛人との間にできた息子たちを呼び寄せた。
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第2話
教皇はローマに蔓延している熱病に冒されていた。これを受け、枢機卿たちは最悪の事態に備え、教皇を選出するコンクラーベの準備を始める。一方、チェーザレは宿敵であるコロンナ家と争いを起こしていた。
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第3話
教皇を選出するコンクラーベのためにロドリーゴが身辺整理を始めた結果、病床のルクレツィアは修道院へ、愛人のジュリアは夫の元へ送られた。また、チェーザレもピサの神学校へと戻り、愛人の元を訪ねる。
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第4話
コンクラーベの長期化が予想される中、枢機卿たちには疲労の色が見え始めていた。また、投票で劣勢が続いているロドリーゴは、票集めに策略をめぐらす。その一方で、修道院にいるルクレツィアは…。
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第5話
ロドリーゴは、コンクラーベで教皇に選出された。この勢いを駆ってカトリック教会の再建と改革を掲げ、強硬手段に出る。一方、ホアンが出世し、ルクレツィアに結婚話が持ち上がる中、チェーザレは焦り始める。
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第6話
宿敵・ローヴェレ枢機卿の陰謀を察知したロドリーゴは、諸国との絆を深めようとして、ホアンをスペイン王室と、ホフレをナポリ王室と婚姻させた。ルクレツィアは、見せかけの結婚を強いられて…。
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第7話
ロドリーゴは、ローマを離れたローヴェレがオスティア経由でフランスに渡ると考え、ホアンに軍を率いてオスティアの要塞を攻めるよう命令を下す。一方、ルクレツィアは念願だった結婚を許されるが…。
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第8話
フランスのシャルル8世の大軍がイタリアの目前まで迫ってきた。これにより有力者は次々とフランス側の味方につく。窮地に立たされたロドリーゴはシャルル8世のローマ入りに備えて、ホアンに兵を揃えさせる。
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第9話
フランス軍によるローマ陥落は時間の問題となった。そんな中、愛人のジュリアが子供を出産したため、ロドリーゴは大喜び。その一方で、チェーザレは宿敵のマルコアントニオ・コロンナにとらわれていた。
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第10話
フランスのシャルル8世は駆け引きの末にローマを撤退し、捕虜としたチェーザレとジェームを連れてナポリに向かう。その頃ローマでは、ホアンの妻であるマリアが夫の浮気と暴力によって追いつめられていた。
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第11話
スペインの出兵によって、敗北を喫したフランス軍はナポリから撤退する。また、空位となったナポリ王にホアンを推すロドリーゴに枢機卿たちは反発。一方、ルクレツィアは救いを求めて修道院に身を寄せていたが…。
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第12話
ナポリ王女と結婚したホフレが、妻と一緒にロドリーゴを訪問。久々に兄弟全員が顔を合わせる。恋に浮かれるルクレツィア、女癖の悪いホアン、頭角を現してきたチェーザレ。この後、それぞれ過酷な運命が待ち受ける。
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Season2 エピソード
第1話
1494年、ボルジア家当主にして、教皇に上り詰めたロドリーゴだったが、ペドロ・ルイスとホアンという2人の愛息を亡くし、意気消沈していた。その頃、三男のチェーザレはナポリに滞在していて…。
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第2話
トルコがベネチアと開戦し、政情が動き始める。すると、ナポリに居座るチェーザレも新たな策略をめぐらしていた。一方、教皇庁ではロドリーゴの腹心・ガセットを失墜させようと、枢機卿たちが男色のわなを仕掛ける。
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第3話
フィレンツェでは修道士・サヴォナローラが民衆を扇動し、ローマ教皇批判を繰り広げていた。また、チェーザレは一旦ローマに戻ったが、教皇の命令によりサヴォナローラを鎮圧するためフィレンツェに向かう。
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第4話
ルクレツィアの赤ん坊が誘拐された事件でローマは揺れていた。一方フィレンツェでは、サヴォナローラとチェーザレの代理人が、生身のまま火に焼かれ神の意志を問う「火の試練」で対決しようとしていた。
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第5話
チェーザレはサヴォナローラに勝利し、ローマ市民から歓声で出迎えられた。そして一気に勢力を拡大し、自身の野望を達成しようと枢機卿の辞職を申し出る。一方、ルクレツィアには新たな結婚話が持ち上がっていた。
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第6話
ロドリーゴとジュリアは礬油中毒となり、精神のバランスを崩し始めていた。ルクレツィアは秘密裏に我が子・ジョヴァンニを手元に戻すが、誘拐事件として大騒動となり、教皇軍が捜査に乗り出す。
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第7話
礬油に蝕まれたロドリーゴは完全に常軌を逸し、信じがたい行動を繰り返していた。一方、チェーザレはフランスに出向きシャルル王に謁見。そして、王の従兄弟と婚約中のナポリ王女・カルロッタとの結婚を願い出る。
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第8話
フランス王・シャルルの急死によって窮地に陥ったチェーザレは、ナポリ王座という目的を是が非でも達成するために新王・ルイに接近。その頃ローマでは、回復したロドリーゴが再び権威を振るっていたのだが…。
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第9話
スポレートの領主となったルクレツィアは初めての大任に四苦八苦しながらも、独自の方針を打ち出そうと必死になっていた。一方チェーザレは、ナポリ王女・カルロッタとの結婚を諦め切れずにいた。
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第10話
ルクレツィアは、スポレートと対立するテルニのためにアーチェリー競技会を開催。だが、それが元で一触即発の事態となってしまう。その頃、カルロッタを失ったチェーザレには新たな縁談が持ち上がり…。
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第11話
ミラノ進撃に備えるチェーザレは、新妻と共に充実した日々を送っていた。その一方で、財政難に苦しむローマのロドリーゴは、教皇領内での税金不払いに立腹し、領主の告発を枢機卿たちに提案する。
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第12話
策略を駆使してミラノを無血で手に入れたチェーザレは、ダ・ヴィンチやマキャベリなど、優れた人材を発掘。さらに次なる敵・ロドリーゴに敢然と刃向かう女傑、カテリーナ・スフォルツァの討伐へと向かった。
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