あらすじ
マイクル・コナリー原作のロサンゼルス市警察刑事ハリー・ボッシュを主人公とするミステリー小説「ハリー・ボッシュ・シリーズ」のテレビドラマ化作品。マイクル・コナリーは製作総指揮も担当している。
BOSCH/ボッシュの感想
瞳が印象的な主演のタイタス・ウェリヴァーは、数多くの映画やドラマに出演していますね。例えば「LOST」の黒服の男や、「グッド・ワイフ」、「ザ・ラストシップ」、「サンズ・オブ・アナーキー」等々、とにかく数え切れないほどです。ただ主演というのはあまりないようなので、この「ボッシュ」は間違いなく彼の代表作となるでしょう。銃の撃ち合いや派手なアクションはあまりなく、信念を決して曲げないボッシュを中心とした、大人向けの渋くて堅実な刑事ドラマとなっています。
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ダイジェスト
BOSCH/ボッシュ シーズン1 ダイジェスト版 – YouTubeSeason1 エピソード
第1話 憂鬱なクリスマス
マイクル・コナリー原作。LA市警殺人課の刑事ハリー・ボッシュは容疑者を射殺した事件で裁判にかけられていた。ある日、少年の白骨化した遺体が発見され、ボッシュは自らの過去と向き合うことに。新米警官ジュリア・ブレイシャーとの出会いがある一方、署内の駆け引きに巻き込まれながらもボッシュは正義を貫こうとする。
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第2話 迷える光
巡回中の警官が不審な車を止めると、車内から遺体が発見される。J・エドガーと共に白骨化事件の手掛かりを追うボッシュは、チーフのアーヴィングと裁判をめぐって対立する一方、ブレイシャーとは男女の仲に。そして殺人事件の容疑者レイナード・ウェイツが白骨化事件について衝撃の事実を明かす。
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第3話 青い信仰
白骨化事件の被害者の身元が分かり、ボッシュとJ・エドガーは少年の複雑な家庭事情を知る。ボッシュ自身の裁判が緊迫する一方、ブレイシャーとの関係にも変化が。レイナード・ウェイツと対面したボッシュは、すべてを考え直すことになる。
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第4話 茶番
白骨化事件の捜査で明らかになった家族の暗い過去。ボッシュの裁判がいよいよ評決に達する中、彼はウェイツと共に危険な遠出をすることに。衝撃的な展開により市全体に及ぶ捜索が開始され、ボッシュは再び窮地に立たされる。
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第5話 ママ
レイナード・ウェイツ事件がエスカレートする中、チーフのアーヴィングはボッシュを捜査から外す。彼は白骨化事件の謎を解こうとするが、やがて危険なイタチごっこに巻き込まれる。
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第6話 過ぎ去りし日々
ボッシュは娘のマディに会うためラスベガスに行き、かつて優秀なプロファイラーだった元妻エレノア・ウィッシュからウェイツに関して意見を聞く。LAに戻ったボッシュを待っていたのはウェイツの脅迫。そして白骨化事件の証人の取り調べにより、ブレイシャーが危険にさらされる。
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第7話 失われた子供たち
公私共に困難に直面しているボッシュは、自身の過去に助けられ、ウェイツ事件の重要な手掛かりをつかむ。状況が緊迫化する中、ウェイツは危険な計画を企てる。
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第8話 天国と地獄
元妻エレノアと新たな展開を迎えたボッシュ。チーフのアーヴィングは警察署だけでなく市全体に関わる一連の取引を行うことに。そしてボッシュに対するウェイツの執着が加速化する。
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第9話 魔法の城
白骨化事件の真相がついに明らかになり、ボッシュとLA市警にピンチが訪れる。つらい過去を抱えるボッシュは暴走し、レイナード・ウェイツと対決する。
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第10話 善悪の彼岸
ウェイツとの対決の余波の中、娘の突然の訪問を受けたボッシュは、共に貴重な時間を過ごす。白骨化事件の解決後、ボッシュの職は再び危険にさらされる。
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Season2 エピソード
第1話 トランク・ミュージック
LA市警殺人課の刑事ハリー・ボッシュは休職を経て現場に復帰。マフィアとの関与が疑われる人物が、マルホランドで車のトランクから遺体で発見され、ボッシュはかつてない難事件に立ち向かうことに。ジョージ・アーヴィングが新たな任務を担う一方、彼の父であるチーフは自分の身の振り方を考える。
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第2話 秘密が多すぎる
トニー・アレン殺害事件には裏があることを知ったボッシュは、捜査のためラスベガスに向かう。チーフのアーヴィングが政治的な争いに巻き込まれないようにとする一方、息子のジョージの潜入捜査は危険性が増していく。そしてボッシュの元に母親の殺害事件に関する情報が舞い込む。
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第3話 夜の生贄
捜査のためラスベガスの裏社会に足を踏み入れたボッシュは、娘との再会によって家庭に問題があることを知る。チーフのアーヴィングは市長選でどちら側につくかを決断。息子のジョージの潜入捜査は複雑化していく。
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第4話 不運な容疑者
大勢が捜査を見守る中、ボッシュは殺人の容疑者を逮捕。その後、ラスベガスのマフィアを率いるジョーイ・マークスと対面し、身近な人物の過去にまつわる問題に直面する。ジョージ・アーヴィングの潜入捜査に重要な進展がある一方、チーフはLAの政治的陰謀と衝突する。
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第5話 失踪
エドガーと共にジョーイ・マークスを追いかけるボッシュは、大事な人たちを守るために命懸けの行動に出る。ジョージ・アーヴィングは組織に深く潜入していく。
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第6話 闇の銃弾
危険な状況に陥ったため、図らずも再び家族で暮らすことになったボッシュだが、驚くべき事実の発覚により捜査は振り出しに戻る。FBIがエレノアに魅力的な取引を持ちかける一方、ジョージ・アーヴィングは悲劇に見舞われる。
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第7話 悪徳の代償
チーフのアーヴィングは悲報を受け、真相解明のために動き始める。意外な人物と手を組んだボッシュが衝撃の事実を知る一方、エレノアはFBIとの取引に応じる。そして重罪を犯してきた非道な一味は、逃げ道を確保しようとする。
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第8話 金の在処
ボッシュが事件の黒幕を追いかける一方、エレノアはFBIに情報を提供。そして対立する凶悪な集団が一堂に会する。
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第9話 悪女と聖女
チーフのアーヴィングはまたとないチャンスを与えられるものの、不幸の連鎖を止められない。ボッシュは最重要容疑者を取り逃がすが、エドガーと共に追跡を続ける。
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第10話 被害者に貴賎なし
激しいクライマックスを迎えるシーズン最終話。ボッシュとエドガーはトニー・アレン事件の全容をつかむ。そしてボッシュの母親の殺害事件にまつわる真相が明らかに。
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Season3 エピソード
第1話 酔いどれ
母親を殺したと容疑者の死亡を確認してから16ヵ月後。LA市警殺人課刑事のハリー・ボッシュは犯人逃亡の裏にあった許しがたい真実を知り、やり場のない怒りをもてあましていた。そんな折、ホームレスの退役兵が腐乱死体となって発見される。一方、殺人容疑で自宅拘禁中の映画監督は無実を訴え、マスコミの注目を集めていた。ヴェロニカ・アレンの裁判が一段落したボッシュは長年追い続けてきたある容疑者の動向に目を光らせる。
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第2話 不吉な名画
連続殺人犯として密かに追い続けていた男が遺体で発見された。状況は明らかに自殺。しかし相棒のエドガーは死んだ男とボッシュの間に何か因縁めいた秘密のにおいをかぎ取っていた。その後、事件は他殺と判明。担当のベテラン刑事ジミー・ロバートソンが捜査対象として挙げたのは意外な人物だった。
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第3話 神が見ている
遺体で発見された元グリーンベレー、ビリー・メドーズには暗い過去があった。映画監督のホランドは起訴を逃れるため、重要証人であるボッシュの信頼を失墜させようと画策。相棒を信じたいと思いながらも疑念を抑えきれないエドガーは単独で調査を始める。そんなある日、仕事を終え、娘と談笑するボッシュを陰からじっと見つめる男がいた。
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第4話 曲がったナイフ
殺人の嫌疑をかけられたことで仲間たちとぶつかり孤立するボッシュ。本部長代行のアーヴィングは今後の進退に迷う一方、私生活でも転機を迎えていた。メドーズ殺しの一件では、口封じとみられる新たな犠牲者が…。ボッシュは本当に「復讐の天使」なのか?
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第5話 悲しき血痕
ボッシュへの個人攻撃はさらにエスカレート。裏で糸を引いているのは一体誰なのか? 同僚たちの協力を得て、懸命な捜査が続く。アーヴィングは結婚生活にピリオドを打つが、警察内では政治的に行き場を失ってしまう。元グリーンベレーの一味による犯行の手口が見えてきた矢先、殺人者たちはすでに大きな収穫を手にしていた。
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第6話 トラブルメイカー
LA市警が身内の警官を殺人容疑で調べているとのニュースが公開された。同僚のロバートソンが疑惑を深めていく一方、ボッシュは一連の事件の裏に共通の動機があることに気づく。エドガーは相棒と被害者を結ぶ新たなリンクを見つけ動揺を隠せない。アーヴィングはコリアンタウン連続殺人事件の捜査を後押しする。
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第7話 正しい選択
ボッシュとロバートソンはガン殺害事件に関する有力な情報を得た。メドーズ事件の捜査班も解決につながる証拠をつかむ。警察内で厳しい立場にあるボッシュをアーヴィングが援護する一方、トラブルとは無縁だったエドガーが渦中の人に。ホランド事件では検察側が崖っぷちに追い込まれる。
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第8話 アイ・パピ
悪事を暴くため、裏面工作に出るボッシュ。新しい人生へと旅立つ殺人者たち。自宅待機中のエドガーはある決心をするが、そのせいで思わぬ不幸に見舞われる。
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第9話 凶弾
狙撃現場へ緊急出動する救援部隊。ホランド裁判では検察側が取引を迫られ、ボッシュは暗い真実と向き合うことに。アーヴィングは警察官としてのキャリアをまっとうすることを決意。逃亡者たちの間でもひとつの決着がつこうとしていた。
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第10話 怪物
ボッシュの粘り強い追跡によってメドーズ事件は解決へと向かう。取調室での質疑応答を録音で聞いたエドガーは重大な事実に気づき、ずっとこらえていた思いをボッシュにぶちまける。危険が去り、自宅に戻ったボッシュとマディの前には予期せぬ訪問者が…。故人が遺したヒントから母親の事件が決して終わってはいなかったことを知らされたボッシュは、再び犯人逮捕への執念を燃やす。
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Season4 エピソード
第1話 エンジェルズ・フライト
驚くべき手がかりを得てから3カ月後、ハリー・ボッシュは今もまだ母の未解決事件の真相を追っている。市を窮地に立たせていた注目の弁護士が殺害され、チーフのアーヴィン・アーヴィングがボッシュを中心に特捜班を編成する。ボッシュは過去に敵対した2人とともに事件に取り込むハメになる。
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第2話 バンカー・ヒルの夢
ボッシュは捜査班の内務監査課の2人の目をかいくぐりながら、一刻も早くエライアス殺害事件の核心に迫るため調査にあたっていく。 エレノア・ウィッシュはFBIの潜入捜査に戻り、ジェリー・エドガーは仕事復帰の初日を間近に控えていた。
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第3話 疑心暗鬼
特捜班は容疑者の絞り込みを進めるなか、アリバイの偽証の可能性を見つける。ロバートソン刑事は昔の同僚たちに反発されながらも捜査を続ける。エドガーは仕事と家庭をうまく両立させようと苦心する。ボッシュを深夜の予期せぬ訪問者が待ち受ける。
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第4話 訣別
ボッシュはフランシス・シーアン刑事を無実であると考え、ロバートソンは調査の情報漏洩を疑う。さらにエドガーが特捜班に加わることに。エライアス殺害事件をめぐる社会不安が広がり、アーヴィングは調整役としての重圧を負う。エレノアはボッシュに母親としての相談をもちかけ、レジー・ウーとの結婚生活の真実を告白する。
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第5話 冷たいプール
ボッシュは失意の中で苦しみながら、マディと2人、絶望からなんとか遠ざかろうとする。特捜班は容疑者の2人を追跡する。警部代理を務めるグレース・ビレッツは署内の反発に遭い、つまらない嫌がらせを受ける。誰もがもはや良い関係ではいられないのだった。
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第6話 誤った道
エライアス殺害事件解決への期待が高まるなか、シーアン拘束への要請が強まる。特捜班は容疑者の確定に条痕検査の結果を待つ。エドガーとボッシュは秘密裏に進めているもう一つの事件解決のため、サンガブリエルでの調査を進める。ビレッツとバレル、ムーアはハリウッドでひき逃げ事件に遭遇する。
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第7話 隠された真相
ハリウッド署をとりまく抗議の声が高まるなか、非番のパトロール警官の行動が、またしてもビレッツの手を焼かせる。容疑者を逮捕したことで特捜班は事件を切り上げ始めるが、ボッシュは納得できないままでいた。アーヴィングは自分がスケープゴートとされる動きを知り、ハニー・チャンドラーは驚くべき発見をする。
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第8話 イントゥー・ダスト
ハリウッド署では特別警戒態勢が続いている。アーヴィングは次の動きを画策する。新たな証拠が見つかったことで、エライアス事件は予期せぬ展開となる。マディは思い出の中を巡る。ボッシュは特捜班に疑いの目を向け、新たな容疑者に話を聞く。
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第9話 裏切りの色
デモの日が近づき、ビレッツは活動家たちと取引をする。アーヴィングは友が敵となることを知る。ムーアとバレルは担当の事件を見事に解決する。特捜班がなんとか捜査の軌道を戻そうと奮闘するなか、ボッシュはロサンゼルス市の地下深くに辿り着く。
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第10話 名もなき死に祈りを
ボッシュとスナイダーはエライアスの事件全体を揺るがしうる決定的証拠を発見する。エドガーとロバートソンは共に、苦い思いを味わう。アーヴィングは敵を窮地へと追いやる。ボッシュはエライアス殺害の容疑者を一人追いかけ、自らの過去に直面することになる。
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Season5 エピソード
第1話 真実は二種類
ハリー・ボッシュ刑事は検事局がある古い事件の有罪判決、さらには彼が担当したすべての事件の有罪判決を覆しかねない新証拠を調査中であることを知る。また、LA市内の薬局では強盗殺人事件が発生。闇でオピオイドを売買する犯罪組織の存在が浮かび上がり、ボッシュは危険な道へと巻き込まれていく。
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第2話 ゾンビ集団
ボッシュとエドガーが薬剤師殺しとオピオイド密売の捜査を進める中、ロバートソンはそれに関連する殺人事件に取り組む。ボーダーズの釈放請求の根拠となる“死に際の自白”に疑念を抱くボッシュは、長年の宿敵に助けを求める。エドガーは元情報屋に会い、捜査に協力するよう説得する。
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第3話 最後の処方箋
ボッシュは、ボーダーズの有罪判決を覆す可能性のある新たな証拠を調べるが、真犯人はボーダーズであり釈放すべき男ではないことを確信していた。ビレッツ警部補は、薬局の事件現場で事故を起こしたムーアとジョンソンの処分を迫られる。薬局を回って薬を買いあさる不審なバンを追跡するボッシュとエドガー。やがてバンは意外な場所にたどり着く。エドガーはギャリー・ワイズについて衝撃的な知らせを受ける。
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第4話 死者への冒とく
ボッシュはスカイラー事件を掘り下げるにつれ、オルマーの自白がでっち上げだという確信を強める。ロバートソンが薬剤師殺し犯の正体に迫る中、ボッシュは薬の大量処方(ピルミル)との関連を探るため潜入捜査を行い、ある退役軍人と親しくなる。ピアスとヴェガはホセ・ジュニアの行方を捜査。エドガーはギャリー・ワイズが思った以上に大きな問題を抱えていたことを知る。
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第5話 思い込み
ボッシュは薬局殺人事件の犯人を追い続けていた。エドガーはギャリー・ワイズ殺しに関与したと思われる人物たちと接触。またボッシュは揺さぶりをかける目的で、宿敵の元を電撃訪問する。アーヴィングは市長選への出馬を考え始める。
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第6話 潜入捜査
ボナーはボーダーズの事件で突破口を見出す。クリスティーナ・ヘンリーは警察の不正を暴こうと必死だ。一方、ボーダーズの捜査資料を見ていたボッシュは不可解な点に気づく。エドガーとボッシュはガルシア・クリニックで予想外のトラブルに巻き込まれる。
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第7話 砂漠の英知
応援も求められない砂漠へと連れて行かれた窮地のボッシュ。そこで殺人事件の容疑者に迫る一方でクレイトンの身の上を知る。父親を心配するマディは、真相を聞こうとビレッツに詰め寄るが、ビレッツもまた、ボッシュの潜入捜査について詳しい状況を話せとエドガーに迫る。ピアスとヴェガはホセ・ジュニアを捜しにベーカーズフィールドへ向かう。アンダーソンはボーダーズ事件の捜査で警察に不正行為があったとの情報を入手。クローニンはそれがボッシュの仕業であると示唆する。
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第8話 救いの山
エドガーは砂漠で消えたボッシュの行方をつかむためクレイトンを尋問。一方、ストーンズとカーターはボッシュに「家へ帰れ」と告げ、意味ありげに彼を飛行機に乗せる。ビレッツは犯罪統計の偽装に目をつぶろうと決意。ムーアは退職するジョンソンのためにサプライズパーティーを企画する。アーヴィングは起訴を思いとどまるよう検事局長を説得。エドガーはボー・ジョナスの発見に迫る。
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第9話 闘いは続く
チャンドラーとボッシュはスペンサーを見つけ出し、こちらに寝返るよう圧力をかける。ボーダーズの人身保護審理では、チャンドラーがボッシュの審理参加を認めさせクローニンの陰謀を暴く。エドガーは、マルコスとアリアスがCIA保護下にある不穏なハイチ人とつながっていることを知る。アーヴィングは自身の将来について考え始める。ピアスとヴェガは新たに起きた陰惨な殺人事件を捜査することに。ボッシュはスカイラー事件について、まだやり残したことがあることを悟る。
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第10話 殺人者の署名
ピアスとヴェガは新たに遺体の一部を発見し、強盗殺人課が捜査中の事件との関連を疑う。マディはボッシュに自分がチャンドラーに内部通達を送ったが後悔はしていないと告白。エドガーはギャリー・ワイズを殺した犯人を突き止めたものの、証明することができない。ジョンソンは自分の送別会で衝撃の事実を打ち明ける。ボッシュはデイジー・クレイトン殺害事件の解決を心に誓い、アーヴィングは重大発表を行う。ウォルシュが再び街に舞い戻る。
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Season6 エピソード
第1話 死角
1年近くが経ち、ボッシュは今もデイジー・クレイトン殺害事件を見直している。そんな時ハリウッドの展望台で医学物理士スタンリー・ケントが殺害され、捜査に駆り出される。エドガーは汚職警官らのおとり捜査を実施中だ。マディはインターンとして働きはじめ、アーヴィング本部長は市長選の選挙運動を進めている。
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第2話 敵か味方か
ケントの妻アリシアの証言により、ボッシュとFBI捜査官らは放射性物質セシウムを盗み展望台で殺人事件を起こしたのはソブリン・シティズンのグループではないかとにらむ。しかし捜査方針の足並みがそろわず、死者を出す事態となる。マディは公判記録に不可解な漏れがあることを発見する。ヴェガ刑事はビレッツ警部補からひいきされ居心地の悪さを感じる。
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第3話 豚
被ばくによる火傷を負ったホームレスの遺体が発見され、セシウムの追跡劇に一層熱が入る。その一方でボッシュとエドガーは事件の前提となる推論が正しかったのか疑問を抱く。チャンドラーはマディの働きを称賛する。麻薬捜査官チャーリー・ホーヴァンはジャマイカ人の麻薬ディーラーにコネがあり、そこにエドガーが追う汚職警官らが絡んでいる可能性を示唆する。
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第4話 盗聴
ボッシュはアリシア・ケントの供述には何か裏があると察知する。エリザベス・クレイトンは娘の未解決事件の捜査に役立ちそうな情報を入手しボッシュに知らせる。エドガーとホーヴァンはアヴリールに近づく計画を立て、ジョンソンは旧友と波乱の夜を過ごす。そしてマディはアントニオからボッシュに会いたいと言われる。
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第5話 マネー・ハニー
ボッシュはデイジー・クレイトンの過去をより掘り下げて調べていく。エドガーは、ケント事件に関してボッシュが抱いた疑念を裏付ける証拠探しに奔走する。ホーヴァンはアヴリールの犯罪を暴くため潜入捜査に乗り出す。ムーアとジョンソンは殺人事件捜査に協力できることを喜ぶが、その後悪い知らせを受け取ることに。
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第6話 エース・ホテル
チャンドラーが司法取引を仲介したおかげで自白を引き出すことができ、ボッシュとエドガーはようやくケント殺しの真犯人を知ることになる。そんな中、ボッシュはデイジーが数々の悪事を働いていたことを探り出す。そしてエリザベスはひとりで勝手に手がかりを追いトラブルを引き起こす。アーヴィングはホームレス問題に対処するため特捜班を設ける。ヴェガとピアスはビレッツのせいで気まずい関係になる。
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第7話 苦い決断
FBIに協力していた情報提供者の殺害事件を追うボッシュとエドガーは新たな手がかりを入手する。ドワイトは息子を殺害した犯人たちを見つけ、法の裁きを受けさせるようエドガーにプレッシャーをかける。ジョンソンはアーヴィング本部長の政治生命を脅かしかねない録音テープを託されてしまう。ビレッツは自らが率いる特捜班になじみのメンバーを加えるが、ピアスがクーパー警部に上げた報告が原因で摩擦が生じることに。
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第8話 模倣犯
6週間後、ボッシュはアリシア・ケントに不利な証拠をソベル判事に提出するが、チャンドラーはそれに対して異議を唱える。アーヴィングが設けた特捜班は成果をあげ、ホーヴァンとエドガーはアヴリールを追い詰める。ビレッツは内務監査課から連絡を受けることに。デイジー・クレイトン事件の被疑者をリストアップし調べていたボッシュは、恐るべきつながりを見出す。
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第9話 暗く聖なる夜
ボッシュはデイジー・クレイトン殺しの犯人に迫るが、エリザベスは不安定な状態になっていく。そんな中、デイジーを殺害した犯人が捕まり、ボッシュに追及され驚くべき告白をする。エドガーは相変わらず抜け目のないアヴリールがうまく追及を逃れるのではと心配し、アーヴィングの対立候補の自動車王はアーヴィングを市長選からはじき出す策をめぐらす。内務監査課はビレッツに対する苦情を調査する。
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第10話 正義の男
アーヴィングとマディはそれぞれ将来に向けて大きな決断を下すことに。ボッシュとエドガーも予想外の悲劇に直面し、なんとか乗り越えるが、法の壁に期待を裏切られたという苦い思いを互いに抱く。ケント殺害事件の証拠に関する審理を前に、2人は事態を看過するか、それとも自らの手で対処するか、選択を迫られる。
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Season7 エピソード
第1話 非情な炎
2019年の大みそか。LA中で人々が新年を祝う中、イーストハリウッドにあるアパートで火災が発生し、10歳の少女を含む数名の住人が死亡する。放火だったことが判明。刑事ハリー・ボッシュが現場に到着するが、そこに相棒のジェリー・エドガーの姿はなかった。
第2話 悪の手先
ボッシュとエドガーは放火事件の手がかりを追って、かの有名なマジック・キャッスルを訪れる。ビレッツ警部補は巡査たちの反感を買うことに。拘置所で一夜を過ごしたチャンドラーの依頼人ヴィンセント・フランゼンは、刑務所行きを逃れるため、“超大物”を出しにした取引を持ちかける。
第3話 砂の砦
ボッシュとエドガーはラ・マヨリスタを逮捕するが、ボッシュは重大なミスを犯したエドガーではなく、ヴェガを取り調べに同席させる。チャンドラーとマディは証券取引委員会で行うフランゼンの証言を録画し、フランゼンはチャンドラーが用意した隠れ家へ戻ることに。アーヴィングとロペスは互いの腹の内を隠したまま、放火事件について話し合う。
第4話 証拠隠滅
ハリウッド・ヒルズで二重殺人が発生し、放火事件を捜査中のボッシュも捜査に駆り出される。その現場には強盗殺人課のジミー・ロバートソンが来ていた。ビレッツ警部補への嫌がらせがエスカレートしてきて、彼女は内務監査課に申し立てをするが、クーパー警部とソーン警部補は自分たちに相談がなかったと腹を立てる。マディはショッキングな発見をし、ボッシュとエドガーはアルバレスに口を割らせようとする。
第5話 光まだ遠く
アルバレスが移送されたと知り、ボッシュはアーヴィング本部長に助けを求める。その一方でピアスとヴェガは殺し屋の手がかりをつかむ。ビレッツはレナードとノリスの情報を得るため、元ハリウッド署員に連絡を取ることに。ボッシュとエドガーはカール・ロジャースに会いに行くが、エドガーが事件に関する事実を漏らしてしまい、ボッシュは激怒する。
第6話 汚れた大義
マディはフランゼンの事件に関わっていたことで危険にさらされ、身を守るために大陪審で証言をすることになる。FBIの特別捜査官ブレナーにアルバレスの件で助けを求めに行ったアーヴィングは、ペニャに関する有益な情報を得る。“タマレの少女”の父親がボッシュに会いに来る。その痛みに触れ、殺人犯に法の裁きを受けさせるというボッシュの決意はより強くなる。レナードとノリスはビレッツを瀬戸際まで追い詰める。
第7話 打開策
ロバートソンとベネットは殺し屋の手がかりを追ってラスベガスを訪れ、フォウクスの他の依頼人との繋がりを探す。ビレッツは地元の宝石店に安全対策の査定に行くが、そのことが思わぬ大きな問題を引き起こすことに。アーヴィングから受けたある命令をきっかけに、ボッシュは自身の全キャリアを積み上げてきた組織への信頼を失う。
第8話 ソニアのために
ビレッツがハリウッド署殺人課の刑事たちの新しい配属先を掲示する。ボッシュはミッキー・ペニャを逮捕するための計画を実行に移すが、それは厳しい結果を生むことに。ビレッツの行動は署内に影響を及ぼし、マディは将来に向けある決断をする。