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WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!

WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!サスペンス
シーズン数7
IMDbスコア6.9/10
ジャンル 犯罪, サスペンス
主要出演者アンソニー・ラパーリア
ポピー・モンゴメリー
配信中サービス 30日間無料
TSUTAYA
 30日間無料
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該当ドラマの配信が終了になっているサービスもあります。また最新シーズンは見放題ではなく別途料金が発生するサービスもございます。無料期間があるサービスの場合は、必ず無料期間中にご確認ください。また記事の内容によってはアフィリエイト広告を利用している場合もございます。そちらもご了承ください。

あらすじ

誘拐、監禁、駆け落ち、テロ…。様々な失踪の痕跡(TRACE)を解き明かしていく捜査官たちの活躍を描く。主人公ジャック・マローンは、FBI失踪者捜索班の主任。マローンと部下たちは、失踪者を発見するため、時間との競争を繰り広げる。第1話で、マローンは新入りの部下にこう説明する―「48時間が経過すると、失踪者が生きて戻ることはまずない」

WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!の感想

事件の解決は時間との勝負なのでストーリーはテンポ良く進んで行く。失踪からの経過時間を示したり、ホワイトボードに失踪者の足取りが記されていったりという演出によって観る方も事件に引き込まれてしまう。派手なアクションはなく地道な捜査で真相に迫るチーム。個々のメンバーはどちらかと言うと地味で強烈なキャラはいないが、そこがうまく作用してチームとしての結びつきが示されるという、大変良質なドラマである。ジェリー・ブラッカイマーがプロデュースをしているため、同じく彼が指揮をしている「CSI:科学捜査班」とのクロスオーバー・エピソードが楽しめる(シーズン6の第6話)。また、シーズン4の第14話は東京で撮影されていて故松方弘樹がヤクザの親分役として出演している。アメリカ人から見ると日本は「ヤクザ」「フジヤマ」「忍者」などのイメージがまだ強いのだろう。

WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!を見るには!

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Season1 エピソード

第1話 自由の代償

ニューヨークである晩マギーという女性が忽然と姿を消した。FBIの失踪者捜索チームのジャックらはマギーの部屋を調べ、彼女がヒンズー教に興味を持っていたことを知る。やがて新メンバーのマーティンが加わり本格的な捜査が始まる。不倫相手のブライアンにはアリバイがあった。その後コンピュータサポート担当の社員バートが、マギーに頼まれてパソコンを初期化したことが判明する。

第2話 少年の秘密

11歳の誕生日を迎えたゲイブは父親のボブとヤンキースタジアムに向かう途中、地下鉄の駅で一人で電車に乗ってしまう。捜査の結果、ゲイブが一人でスタジアムに行きダフ屋にチケットを売りつけた後、スケボー仲間と一緒だったことが判明。また担任の教師の言葉からも、ゲイブは誰かに連れ去られたのではなく、わざと父親から逃げた疑いが浮上する。

第3話 目撃証言

エミリーという女性が男に車で連れ去られた。夫のダンカンがそばを離れた一瞬の出来事だった。ジャックとサマンサがダンカンを尾行すると、彼は郵便局のポストに箱を投函する。実は犯人から身代金の要求が来て、ダンカンは弁護士のジェフと相談し身代金を送ったのだ。ジャックは送り先を教えろと詰め寄るが、ダンカンは言おうとしない。

第4話 あこがれの街

19歳でモデル志望のイブが失踪した。捜査を進めるうちイブの職場に男が現れ、彼女と言い争っていたことが分かる。またクラブ通いや派手なことが好きに見える彼女は、ベッキーという名で無料食事サービスのボランティアに通っていたことも判明。ダニーは彼女が所属していたモデル事務所を訪ね、所長のゴランに疑いを抱く。

第5話 ゆがんだ愛

全寮制の高校の生徒アンディーが姿を消した。ジャックは校長のスポールディングを尋問し、即座に彼が怪しいとにらむ。マーティンとダニーは校長の自宅を外から探るが、中で声がするのを聞いたダニーは独断で中に入り地下室に下りる。そこは暗室になっており、少年の写真が山ほどあった。

第6話 二重生活

サンディエゴの空港でパトリック・ケントという男が姿を消した。彼はニューヨークの投資銀行の副頭取で、妻は頭取の娘だった。今ひとつそりの合わないダニーとマーティンが捜査を開始、パトリックはサンディエゴにも家庭を持っていたことが判明する。

第7話 暴走する母性

公園で地方検事補アンジェラの娘、アビーが誘拐される。人身売買目当てか、アンジェラに恨みを持つ者の復讐目当て犯行かで捜査を進めるが、アンジェラの夫マシューに話を聞くと、昔不倫し、その後ストーカー化した学生が最近また現れたとのこと。さらにはベビーシッターのローザのアンジェラへの恨みの線、そして身代金要求の電話までかかってくるがこれはタダの金目当ての電話だったと分かる。他の線もどれも捜査に行き詰まる

第8話 ツメをかむ少年

ダニーの知り合いでチャイルド・サービスのポリーから、彼女の担当する黒人の子供ウィリアムが失踪したと連絡を受ける。警察も家出だろうと動かず、ウィリアムが失踪するわけがないと主張するポリーの熱意に押され動き出したダニーらだったが、調べるうちに本当にウィリアムが何らかの事件に巻き込まれた可能性が出てくる。兄ウィリアムと引き離され、施設に入れられた妹ターシャのもとに朝4時、ウィリアムが来て2万5千ドルもの金を預けて後に失踪していたのだ。

第9話 アメリカのアラブ人

ローズ病院の研修医、アンワー医師が失踪。彼がサウジアラビア人であることから、マーティンは最初からテロとの関連を意識した調査をしていた。しかし調査を進めるとアンワーがアラブ人であるゆえの偏見、不利益を被って怒っていたことが判明、さらなる周囲の偏見、先入観もあってアンワーがテロリストであるという疑いが濃くなっていく。そしてアンワーと一緒に飲んでいたカマールが銃殺死体で発見され、部屋にアンワーがいたことが判明し、アンワーは一気に容疑者に。

第10話 白夜の太陽

郊外にある幸せな夫婦と娘1人の家庭から、突然夫のグレッグ・プリチャードと娘のカイラが消えた。妻のサラに聞き込むが、夫は完ぺきで、失踪の理由は思い当たらないという。グレッグの経営していたクリーニング店で、グレッグがアリス・ブッカーという顧客と密会していたという証言を得る。さらにダニーの調べで、グレッグが失踪直前、クリーニング店の店主にしては巨額の資産を現金化していたこと、グレッグ・プリチャードという人物が90年以前に存在しないことが発覚する。だがグレッグがアリスと会っていた店のウェイトレスからアリスの身元がばれる。彼女は連邦法執行局の職員で、グレッグは証人保護プログラムを適用された証人だったのだ。

第11話 思い出ビデオ

NY郊外ののどかな町レイブンウッドで、少女アニーが失踪。アニーや母キャロルと親しくしていた男デレクがアリバイについてウソをついていたことが判明、さらに彼の家からアニーの下着が発見されジャックらはまずデレクを疑う。連行されたデレクは、自分は無実だが犯行の時間には不倫相手と会っており、その名前は言えないと突っぱねる。別ルートから町長のアリバイもおかしいことが分かり、マーティンがそこを責めると、町長は妻子もありながら、デレクとデートを重ねていたことを認める。平和で静かな町にはあっという間に信頼が崩れ、互いへの疑いが芽生える。

第12話 暴力からの脱出

出産予定日を2週間後に控えた妻キャシーが体調不良を訴え、夫のポールに付き添われ、病院へ。しかし一瞬ポールが外した隙に、キャシーの姿が見えなくなった。ダニーとマーティンが病院の監視カメラの映像を見て、キャシーがオーバーコートの人物に付き添われ、1時間後に病院を出ていることが確認される。その後の調べでキャシーが別の医者に診てもらっていたこと、夫以外の男の車に乗ったことなどが確認される。調べを進めると、乗った車はポールの弟リッチーの運転するものだった。リッチーは嫉妬深いポールに命令され、キャシーを尾行していたのだ。

第13話 親の執念

6年前に息子ショーンが失踪したチェットは、それ以来あきらめずに息子を捜しておりジャックともそれ以来の仲だったが、チェット自身が失踪し、ジャックらが出動する。チェットは私立探偵を雇って息子を捜させていたが、適当にネットで捜した記事を渡すだけのいい加減な私立探偵だった。だが探偵がチェットに渡した中に、犬を連れて子供を誘拐しようとした男の記事があることが発覚。ショーンの失踪時も、キャンプサイト近くで犬を連れた男が目撃されていたのだった。その男はタイソン・ディブズと言い、6年前のショーンの事件で取り調べを受けていた男だった。

第14話 ストッキングの謎

客室乗務員のリンダが深夜便に乗務するため夜7時にアパートを出て、行方不明になる。翌朝、リンダの車が発見される。座席にはリンダの血痕。そして結んだストッキングが残っていた。カードの請求から、リンダが失踪当日の夜、禁酒中にもかかわらずイーオン・ホテルのバーでマティーニ2杯を飲んでいたことが分かった。その近くのバーを舞台に最近、連続レイプ殺人犯の最初の被害者が出たところだった。その殺人の手口は、リンダの車で見つかったのと同じだ。警察はサマンサの元彼、エリックと協力、レイプ犯をおびき出し、サマンサをおとりに犯人を逮捕。だがその犯人リチャードはリンダ失踪当日アリバイがあった。

第15話 さらわれた花嫁

ベックワース家の跡取り息子チャーリーと、ローズ家の身寄りを亡くした一人娘で、ベックワース家の娘同様に育てられてきたオードリーとの結婚式。その式の途中でオードリーがホテルから誘拐される。その後の証言でホテルの裏から車で連れ去られたらしい事が発覚。オードリーがベックワース家で育てられたのは11歳から数年で、その頃からオードリーは次々と問題を起こし、寄宿学校に放り込まれていた。その後、カリフォルニアの大学に進んだがそちらで偶然チャーリーと出会い、結婚することになったのだ。ウェディング・プランナーの証言で、オードリーがストーカーの電話に悩まされていたらしき事が発覚する。

第16話 月影のクレア

6年前に母の自殺を目の前で見た少女クレアは、ある日精神衰弱状態になり入院するが、3週間後、暴れて保護室に入れられた後姿を消す。すぐに病院内部の者の犯行と分かり、クレアの母の形見の指輪を質に入れた職員、ビーチャーが取り調べされる。クレアは1週間ほど薬を飲んでいないこと、本人が自分を逃がすようビーチャーを説得したこと、そこにはボーイフレンドのディランが迎えに来ていたことなどが分かる。

第17話 栄光の勲章

陸軍中佐ブルの退役を祝うパーティーが行われるが、そのパーティー後ブルが姿を消す。ベッドの上にはブルが取った順番に勲章が並び、彼の銃がなくなっていることから自殺の線が考えられる。ブルはパーティー前に疎遠だった娘の元へ突然現れ、遺産をすべて娘たちに渡すよう遺言を書き換えたいとも言っていた。しかしパーティー前にブルと寝ていた娼婦は、パーティー後も会うようブルから電話がかかってきたが、失踪の朝4時半、ブルの部屋には別の男がいたと証言する。

第18話 正義のヒロイン

ニュースキャスター、デリア・リバーズがジャックの留守電にメッセージを残した直後、姿を消す。彼女はある情報源から証言を得てクラブのオーナー、フレディ・カターンの悪事を追っていた。ジャックらは情報源が、カターンの右腕、モンデシーではないかと疑うが、やがてモンデシーは死体で発見される。デリアは上着の検査を民間の研究所に依頼しており、自分に何かあったらジャックに渡すようにと知人に頼んでいた。ジャックらはデリアがフレディを追う傍ら、えん罪の死刑囚を救おうとしていたことに気付く。

第19話 落ちた罠

真面目な高校教師、ジョシュが姿を消す。彼はインターネット会社で成功してすでに金持ちだったが、両親の影響で教師になったのだ。サマンサは息子に構い過ぎる両親を見て、すぐジョシュが自分の意志で消えたのではないかと思うが、そう推測するには彼はいい教師すぎた。やがてオール受けが故意に壊されたジョシュのボートが発見される。いかにもジョシュが死んだと見せかけるための工作だった。

第20話 偉大なボクサー

今夜の試合に勝てばタイトル戦が待っているという期待のボクサー、ダンテ・ジョーンズが姿を消した。それと前後して出口近くのガードマンも1人、いなくなっていた。ダンテはビビアンの息子レジーが大ファンで、ちょうど試合を見に来ていたのだ。すぐに捜査が開始され、兄のアンドレの素行不良で、ダンテは兄がギャンブルで作った借金を返したり、兄の息子の養育費まで払っていたことがわかる。さらに調査を進めるとアンドレが持ってきた話でダンテは2年前、八百長試合を余儀なくされていたことが判明した。

第21話 魂は売らない

学校の生徒アンディーに性的暴行し、殺しかけたスポールディング(第5話で登場)の裁判が始まり、ジャックとマーティンが裁判所に詰める。だが一番肝心な証人である被害者アンディーが、あまりのつらさに記憶をシャットアウト、何も思い出せないという。そこで裁判の焦点は、スポールディングが弁護士をつけずに車内でジャックらに告白したものが自白として有効かどうかとなる。

第22話 911の爪あと(前編)

人材派遣会社の共同経営者、シドニーが誘拐される。犯人は68万7千ドルという身代金を要求、サマンサも指定された書店に待機しているが、受け渡しがうまくいかず犯人は銃を出し、人質を取って書店に立てこもる。犯人は911で亡くなったシドニーの以前のアシスタント、ニコールの夫でバリー・マッシュバーン。シドニーは自分の指示で来ていたニコールが死んだことに責任を感じ、バリーにもできるだけのことをしていたが、バリーは立ち直らず、精神を病んでいるらしい面も見せていた。

第23話 911の爪あと(後編)

銃声が響いた店内。弾はサマンサの太股を貫通していた。バリーはジャックに対し、最初けが人はいないとウソをつくが、サマンサの容態がどんどん悪くなり、中に医者を呼ぶよう要求。解放されたリチャードから、サマンサの容態を聞いたジャックは突入を考えるが、バン・ドーレンに交渉するよう言われ決断。自分の身と引き替えにサマンサを解放させる。

Season2 エピソード

第1話 消えたスクールバス

朝、学校へ向かっていたスクールバスが忽然と姿を消す。乗っていたのは12歳から16歳までの生徒13人と運転手だった。ジャックたちが捜査を開始、校長の話から、二人の問題児ダグとリチャードのキャロル兄弟がバスに乗っていることが分かり、ジャックはキャロル家を訪ね、父親のボブに息子達の部屋を調べさせてほしいと頼む。だがボブは、息子達は事件と関係ないと拒否する。

第2話 聖職への道

ニューヨークの教会に勤めるスティーブンズ神父は、交通事故の現場で被害者のために臨終の祈りをささげた後、行方不明となる。彼は末期の肝硬変を患っており、助かるためには肝移植しか道が残されていなかった。スティーブンス神父の部屋から本の中に隠された多額の現金が発見され、そこから覚せい剤の成分が検出されたため、神父に薬物使用もしくは取引の疑いがかかる。

第3話 フィアンセの素顔

婚約パーティの途中で、29歳の実業家ホイットニーが行方不明となる。ホイットニーのフィアンセのクリスは上流階級の青年で、クリスはホイットニーと知り合って二ヶ月ほどで婚約に踏み切っており、周囲はホイットニーを財産狙いではないかと疑っていた。またホイットニーが立ち上げたばかりの会社を失踪前日にたたんでおり、ニューヨークに来る以前のホイットニーの経歴がまったくわからないことから、ホイットニー本人に疑惑の目が向けられる。

第4話 親子の絆

ロシアから家族と共に移住してきた天才少女バイオリニスト、ナターシャが、コンサートの開幕前に姿を消す。ナターシャの父親ドミトリーには、ロシアにいた頃に服役していた過去があり、早期の出所と引き換えに仲間を裏切ったことが判明。その恨みが娘に向けられた可能性が浮上する。だが母親のエレナは、コンサート・ツアーのスケジュールがきついとナターシャがこぼしていたことから、自分たちがプレッシャーをかけすぎたために、ナターシャは自ら逃げたのではないかと疑う。

第5話 捜査官の人生

ロックビルという町で白昼、35歳の主婦ドリスが忽然と姿を消した。ロックビルでは12年前にも、5人の女性が行方不明になって全員が遺体で見つかった事件があり、当時その事件を担当したジャックは、マーティンを連れて、現在服役中の犯人ランディ・ソーントンを訪ねる。そこで、ソーントンに面会に来たボブ・シャーマンという弁護士の映像を見たジャックは戦慄する。その弁護士は、あの少年ばかりを狙う性犯罪者であり、スポールディング・アカデミーの元校長、グラハム・スポールディングだった。

第6話 迷える子どもたち

グレンバレー高校の優等生イーサン・ソーヤーが忽然と姿を消した。ジャックたちは、地元のデモア保安官と合同で捜査を進めることになる。サッカー部のコーチの話から、少し前にイーサンがチームメートのクリスと殴り合いのケンカになっていたことがわかった。クリスに会いに行ったダニーとビビアンは、クリスの妹ジェニファーが自殺未遂を起こして救急車で運ばれるところに出くわす。クリスは、ジェニファーがイーサンにレイプされて自殺を図ったと言うのだが。

第7話 夢の国アメリカ

ヒスパニック系の不法入国者が多く住む地区で白昼、空き缶や空き瓶を拾っていた少年が、何者かにさらわれる。翌朝、近所の学校へ行ったサマンサは、少年がグアテマラから一家で移住してきた10歳のネルソンであることを突き止める。ジャックは付近にある教会を訪ね、そこで以前に別の事件で知り合ったウォーカー神父に、ネルソンの似顔絵を教会に貼ってくれるよう頼む。やがてウォーカー神父から連絡があり、張り紙を見た女性から、ネルソンの母親の情報がもたらされた。

第8話 炎の中の友情

火災現場で2人の同僚を助けた消防士スコットが、その後帰宅途中に忽然と姿を消す。妻トレーシーには「1時間ほどで帰る」と電話していたが、そのときに「消防士を辞めたい」と洩らしていたことが判明。スコットに助け出された同僚の1人ビリーは、重傷を負って病院へ運ばれたが、昏睡状態で命が危ぶまれていた。また、もう1人の同僚ガスは、ギャンブルにのめり込んで家を失い、妻と子供にも逃げられ、スコットの家に身を寄せていた。トレーシーはジャックに、3人が誰も立ち入れないほどの固い友情で結ばれていることを話す。

第9話 14歳の手紙

ニューヨーク一の名医に選ばれたこともある女性神経外科医リアナが失踪。元夫の話から、リアナが何かにおびえて銃を買っていたことがわかり、サマンサはリアナのマンションへ行く。そこは整然と片付けられた、いかにも無機質な感じのする部屋だった。リアナのスケジュール帳を見て、仕事以外の予定がまったく入っていないことを知ったサマンサは、リアナの孤独を感じる。

第10話 愛のかたち

高校の同窓会に出席した会計事務所の社員ルークが、酔った女友達を自宅に送り届けた後で行方不明になる。ルークには妊娠中の妻エイミーがいて、息子の誕生を楽しみにしていた。ルークのクレジットカードの明細から、浮気の可能性が浮上し、エイミーの話から、相手は会計事務所の上司アラン・ホッジスの妻ティナであるらしいとわかる。エイミーも同窓会に出席するはずだったが、間際になってつわりのために中止しており、浮気を知って夫の殺害を計画したのではないかという疑いが生まれる。

第11話 カメラマンの夢

有名なバスケットボール選手を追っていたパパラッチ、ブライアン・オーウェンがその直後に姿を消す。ホテル脇の路地には、メモリーカードを抜き取られ、血のついたブライアンのカメラが落ちていた。ブライアンの娘ジェシカは、通りを歩いていたら、男が突然ブライアンに怒鳴ったと話す。また、ブライアンは最近、新聞社に勤める昔の知り合いに電話していたことから、パパラッチをやめて、元の本格的なジャーナリストの仕事に戻ろうとしていたことがわかる。

第12話 心の中の世界

無料法律相談所の弁護士ジョー・ギブソンが行方不明になった。失踪前、ジョーが不可思議な行動をとっていたことが徐々に明らかになり、またジョーのメモの中から、「アリスを救え」と書かれた少女の似顔絵が見つかる。その後ジョーが彼の上司ナンシーの娘ソフィーを連れ去ったという情報が入り、ナンシーはジョーがソフィーを「アリス」と呼んだことを思い出す。

第13話 人生のルールと嘘

自己啓発セミナー「ライフ・ルール」の講師で、カリスマ的な人気を持つウィル・スターリングが失踪、誘拐された可能性が高まっていた。捜査の結果、「ライフ・ルール」の実質的な経営面を担当するゲイリーが毎週5千ドルの小切手を弟ポールに送っていることがわかる。小切手の送付先である病院を訪ねたジャックたちは、ポールが6年前から昏睡状態であることを知る。多額の入院費を不審に思ったジャックは病院の理事長を問い詰め、ポールとされている昏睡状態の患者の本名が「ウィル・スターリング」であることを聞き出す。

第14話 ジェシーの真実

母親と共に保釈保証業を営む元警官ジェシー・プリンスが、撃たれた後、行方不明になる。ジェシーが勤めていた分署を訪れたジャックは、ジェシーが警官時代に付き合っていたケイシーから、服役中の受刑者がジェシーに脅迫状を送っていたことを聞き出す。また、ジェシーが警察を辞める数ヶ月前に、証拠をでっち上げたとして容疑者から訴えられていた事実が明らかになり、ジェシーが汚職に手を染めていた疑いが浮上していたことも判明する。

第15話 少年エリック12歳

授業中にトイレに立った12歳の少年エリック・ミラーが失踪。エリックの親友ダレンの証言から、エリックをいじめていた上級生ビリーの存在が明らかになる。また、エリックがよく行っていたゲームセンターの防犯カメラには、エリックがクラスメートであるリサの兄フランクに突き飛ばされる映像が残されていた。フランクは、妹のリサがエリックにいじめられたと話す。そんな中、リサがビリーに送ったメールに添付されていた、エリックの写真が発見される。エリックは全裸に近い姿で、腕をポールに縛り付けられていた。

第16話 22歳の笑顔

4年前に行方不明になった当時18歳の元コールガール、ジェシカ・ラーブ。今も捜査を続けていたビビアンの執念が実を結び、新たな手がかりが見つかる。ジェシカのアパートに残されていた指紋と、3日前に女性が暴行された現場で見つかった指紋が一致したのだった。暴行被害者の事情聴取から、相手の男は医者だと言っていたことがわかり、ポークという医師が浮かび上がる。ポークの自宅を捜索したところ、「ジェシカ」と書かれたビデオテープが見つかる。そこにはベッドに縛り付けられ、レイプされて首を絞められるジェシカが映し出されていた。

第17話 兵士とフィアンセ

負傷してイラクから戻ったばかりの予備役兵ケビン・グラントが失踪。ケビンのフィアンセ、サラの話から、兄と始めた中古車店がイラクへ行っている間につぶれ、借金を背負って自宅を銀行に差し押さえられ、兄弟の仲がこじれたことなどがわかる。FBIに捜査を依頼してきたマイヤーズ大尉は、自分にはイラクへ行ってまで調べる権限は与えられていないが、ケビンが失踪した原因はイラクにあると話し、暗にイラクへ行ってほしいとジャックにほのめかす。

第18話 父と母と子

ヘアサロンを経営するマーサ・スタンリーの夫ジョージが、店の売上金を銀行へ入れに行くと言って出かけたまま、消息を絶つ。ヘアサロンの店内から、歯茎が付着した切歯が発見される。スタンリー家の通話記録から、マーサがジョージと口論になってガラスで腕を切り、出血がひどかったために救急車を呼んでいたことが明らかになる。そんなとき、黒焦げになった身元不明の遺体が発見される。その遺体には切歯がなかった。

第19話 双子の兄弟

海洋生物学者の女性ジュリーが、半年間の海洋調査にバージニアへ旅立つ朝、消息を絶つ。ジュリーはホームレス救済センターに勤める男性グレッグと一緒に住んでいたが、その前の晩に開かれた壮行会で、ジュリーとグレッグが言い争う姿が目撃されていた。グレッグにはアルコールの問題があり、その晩も酔い潰れたためによく覚えてないと、事情聴取にもあいまいな供述を繰り返す。またグレッグには一卵性の双子の兄リックがおり、リックとジュリーもおかしなムードだったことがわかる。

第20話 人生の最後に

マーティンのおばで看護師をしているボニーが、友人の家へ行くと言って自宅を出たまま消息を絶つ。おばは癌を患っているが、化学療法の経過は良好だった。マーティンはボニーが勤める病院から、気になる情報を入手した。ボニーが担当していたある癌患者が退院して2日後に亡くなり、その息子は、母親が人を雇って父親を安楽死させたとして、警察に訴えを起こしていたのだ。夫を安楽死させた疑いのある妻をFBIオフィスへ呼んだマーティンとサマンサは、ボニーも同じ医者に安楽死を頼みに行ったのではないかと考えるが…。

第21話 ふたつの家族

死刑執行を間近に控えた死刑囚リッキー・ウィルソンの父マークが失踪。リッキーは11年前、コンビニに強盗に入り、店長と、たまたま居合わせた若い夫婦を殺害したとして死刑を宣告されていたが、マークは息子の無実を信じ、それを証明しようと奔走し続けていた。マークは事件の目撃者を調べていたが、その中の1人ケン・ハモンドが、マークに暴行を受けて重傷を負う。そんな中、連邦最高裁がリッキーの再審理請求を却下し、死刑は予定通り執行されることになるが…。”

第22話 コーチの辞表

ウェストポート大学のフットボールチームのヘッドコーチ、ジム・クーパーが、解雇を言い渡された晩に消息を絶つ。自宅のパソコンには書きかけの辞表が残されており、匿名の女性から捜索願が出されていた。コーチの家には、膝を痛めた選手エバン・ヤングが間借りしていたが、エバンはけがでレギュラーから外される前にも、大学試験に身代わりを使ったことがコーチにばれて、出場停止処分になっていた。また、エバンは全米大学競技協会に公開移籍の申請を出していた。エバン以外にも、何人ものメンバーが出場停止になっていることがわかり、その中の誰かがコーチを逆恨みした可能性が出てくる。

第23話 自分をさがして

ジャックは、妻マリアの転勤で一緒にシカゴへ行くことにしたと、部下たちに告げる。サマンサは動揺を隠しきれず、マーティンは彼女を優しく気遣う。そんなとき、インターネットで自分かもしれない幼女に捜索願が出ていることを知った少女セリーンが、FBIに訪ねてくる。セリーンは現在、養父母のバーンズ夫妻に引き取られ、セリーン・バーンズと名乗っていたが、行方不明の幼女はセリーン・アンドルーズといい、預けられていた里親の家から13年前に何者かに連れ去られていた。

第24話 クルーザーの秘密

自家用クルーザーでフロリダへ向かった母親と子供たちが行方不明になり、漂流していたクルーザー上で船長スコット・ウィンターズが遺体で発見される。行方不明になったのは、企業買収で巨万の富を築いたベン・パーマーの妻エリカ、娘ハーリー、息子マットだった。エリカは仕事ばかりで家族を顧みないベンに不満を持ち、夫から距離を置くために、子供たちを連れてフロリダへ向かう途中だった。クルーザーを検分したマーティンとサマンサは、そこで沿岸警備隊員ステファニーと会い、彼を不審に思う。

Season3 エピソード

第1話 手さぐりの脱出

失踪者は目の不自由な少女ケリーと彼女の歩行訓練士ルイーザ。深夜のキャンプ場で歩行訓練中、2人は何者かに連れ去られた。早速捜査を開始したビビアンたちだが、ジャックの抜けた穴を意識せざるをえない。一方ジャックは、これまでの仕事を手放し家族を優先したものの、離婚が決定的となっていた。親権を手に入れるためには元のポストが必要であることを知ったジャックは、TVで失踪事件のことを知るのだが…。

第2話 生命の重さ

失踪者は火傷治療の看護師助手モーリーン。捜査を進めるビビアンたちは、ほとんどの人が半年で辞めてしまうような厳しい火傷治療の現場で、何かに突き動かされるように働いていたモーリーンの姿を知る。捜査を進めるにつれ、次第に浮かび上がる彼女の謎の行動。そして、彼女の息子のガールフレンドの証言をきっかけに、ビビアンたちはモーリーンとその家族の隠された過去を知ることとなる。

第3話 光の記憶

失踪者はエックス線技師のテディ・コータ。エイリアン関連の品々であふれた彼の部屋を手始めに、ジャックたちは失踪者の情報を集めていく。エイリアンに誘拐され実験台にされた話、「メン・イン・ブラック」に追われているという話。テディが信じていたそれらの世界で、ジャックたちは虚構に埋もれていた真実を次第に明らかにし、彼の交通事故が事件の鍵を握っていることを知る

第4話 空白の事実

失踪者はピアース家の生後間もない一人娘ニッキー、そして家の物を盗んだという理由で解雇されたベビーシッターのジューン。フィリピン系のジューンによる金目当ての誘拐という先入観が持たれる中、冷静に捜査を進めるジャックたち。しかし、ピアース家での彼女の言動を知るにつれ、彼女が加害者である疑いを強めざるをえない。そんな中、彼女の解雇には隠された理由があることをジャックたちは知るのだが…。

第5話 リネットの場合

失踪者は美容整形によってレストランの帳簿係から一躍セレブとなったリネット。彼女を生まれ変わらせた美容整形番組「アメリカン・クイーン」のイベント中に姿を消した。彼女の行方を追うジャックたちは、外見を変えても消すことのできないコンプレックスに苛まれていた彼女の苦悩を知る。そんな中、リネットと同時期にうつ病で入院していた男の存在が捜査線上に浮かび上がる。

第6話 母と子の明日(前編)

失踪者はシングルマザーのコリーン。ベビーシッターに3歳の息子ジェイクを預けたまま忽然と姿を消した。捜査を開始したジャックたちは、時給7ドルで働きながら必死の思いでジェイクを育てていた彼女の姿を知る。息子ジェイクの聴覚に障害があるにもかかわらず、低所得の仕事にしか就けず、養育費も国からの援助ももらえない彼女。切実にお金を欲していた彼女のとった行動が、捜査の中で次第に浮かび上がる。

第7話 母と子の明日(後編)

コリーンがジョン・バーという男の麻薬を運んでいたことが明らかになった。彼女の行方をつかむため潜入捜査を開始したサマンサ。コリーンのモーテルに住み、ジョン・バーが出入りしていると思われる職場で働きながら、彼との接触の機会を待つ。低所得の仕事でぎりぎりの生活をする人々の中で、潜入捜査を続けるサマンサ。そんな中、ジョン・バーは大きな組織の末端にすぎないことがわかり、潜入捜査は次第に危険なものになっていく。

第8話 双子の兄弟Ⅱ

一卵性双生児の兄弟リックとグレッグ。弟グレッグが連続殺人の容疑で逮捕されてから5ヵ月が経っていた。グレッグの自首で打ち切りとなった捜査だが、兄リックの犯行であることをジャックたちは確信していた。そんな中、グレッグの勤めていたホームレス救済センターでまたもや女性が失踪した。今度こそ犯行を裏付ける証拠を得ようとするジャックたち。他者の犯行を偽装するリックとの駆け引きが再び始まる。

第9話 陪審員の過去

失踪者は72歳の男性ピーター。殺人事件の陪審員をしていたピーターの失踪。それによって殺人事件の審理は無効になる可能性が出てきていた。早速関係者たちから情報を集めたジャックたちは、ピーターが謎の遺言状を残していたことを知る。遺言状に隠されたピーターの過去。意外な方向へ向かっていく失踪事件。ピーターの行方を知る鍵は、第二次世界大戦中に盗まれた絵画にまつわる話にまでさかのぼる。

第10話 ジャックの長い一日

クリスマス。これといった事件もなく、パーティーの準備をするビビアン以下捜査官たち。そんな中、親権を巡りマリアと対立するジャックは、FBIの一室で彼女の弁護士スコッギンズから宣誓供述書を作成するための質問を受けていた。質問の中で、次第に甦る数々の過去の事件。その裏で苦しんでいたジャックの姿。そしてスコッギンズの質問は、ジャックの最も触れられなくない過去、母親の自殺の話にまで及ぶこととなる。

第11話 16歳の誤算

失踪者は女子高生のタラ。成績優秀でハーバード大学進学を目指していた彼女が忽然と姿を消した。捜査を開始したジャックたちは失踪前の彼女の行動を次第に明らかにしていく。ドラッグ。既婚者との不倫疑惑。レポート代筆による小遣い稼ぎ。そして、それらの行動の原因が彼女の妊娠であることを知ったジャックたち。タラが取り返しのつかない行動に出る前に、なんとか彼女を見つけだそうとするのだが…。

第12話 模範囚の手紙

失踪者は受刑者のマカボイ。誰もが彼は脱獄して逃げたのだと考える中、彼の姉ローラだけが失踪だと主張する。彼女の言葉に疑いを持ちながらも刑務所内での捜査を開始したジャックたち。なかなか事実を話そうとしない受刑者たちとの駆け引きの中で、ギャングの幹部であったマカボイの姿が少しずつ浮かび上がってくる。そんな中、マカボイと共に脱獄した男が発見される。彼からマカボイの行方を聞き出すジャックたち。しかしそれは、彼らの思いもよらない場所だった。

第13話 僕の好きな場所

失踪者は自閉症の少年イアン。弟エリオットと父親ダニエルの付き添いで自然史博物館にいた彼が、パニックを起こし行方不明となった。ジャックたちの捜査によって関係者のアリバイが次々と成立する中、唯一明らかにされないダニエルの不審な行動。その上、忍耐強くイアンの面倒を見てきた彼が最近態度を急変させたとの情報もある。イアンの行方を知るため、ジャックたちは失踪者の父親であるダニエルを疑い始めるのだが…。

第14話 家族の日々

失踪者は収入のほとんどを費やして多くの里子を育ててきた郵便局員ロージー。早速捜査を開始したジャックたちは、社会福祉局に匿名の通報があったことを知る。それは、彼女が里子たちを虐待しているとの通報。一方で里子たちは、彼女が自分を犠牲にしてでも子供を守る特別な里親だと主張。ジャックたちが困惑を深める中、里子の1人がある不審なDVDの存在を口にする。早速アパートから発見されたそのDVDの中身は児童ポルノであった。

第15話 10万ドルの価値

失踪者は若くして5億ドルの遺産を相続したチェルシー。リッチで美人でセレブ。マスコミがもてはやし、今や時の人となった彼女の突然の失踪。ジャックたちは、プロによる誘拐の可能性も視野に入れ捜査を開始する。そんな中、犯人の撮影したと思われるチェルシーの映像がネット上で公開された。映像の中の彼女は「自分に生きる価値はない」と自身の派手な生活を卑下する。そして、彼女の処刑の是非を投票によって決めるサイトまでが立ち上げられた。

第16話 マイクとブライアン

失踪者は12歳の少年マイク。母親リンが目を離したスキにある男によって連れ去られた。早速捜査を開始したジャックたちは、友達も少なく父親ポールの不在で寂しさを感じていたマイクの姿を知る。そんな中浮かび上がってきたストーンという男の存在。彼はマイクの叔父を名乗り、数ヶ月前からマイクと親しくしていた。その男に見覚えはないというリンとポール。ストーンの行方を探るジャックたちは、彼が自分の息子を亡くしてしまった教師であることを知る。

第17話 孤独な闘い

失踪者は不動産業者のランス。2年間で大量の物件をさばいていたやり手だが、彼の商売にはある秘密があった。ジャックたちの捜査によって浮かび上がるランスとマフィアのつながり。資金洗浄、人身売買、少女売春。彼の裏の顔が次々と明らかにされる。そんな中、ランスの名前で申請された銃を携帯した女性が空港で足止めされた。早速取り調べにあたったジャックたちに、彼女はランスが潜入捜査官であると告げるのだが…。

第18話 主よ 導きたまえ

失踪者は銀行員のステファニー。早速捜査を開始したジャックたちは、この3年間で彼女が4回の転職を繰り返していたことを知る。転職先は銀行ばかり。そのたびに引っ越しをし、別人のように外見を変えていた彼女。ジャックたちは横領の疑いを視野に入れ捜査を続ける。そんな中、彼女のボーイフレンドから意外な情報を得たジャックたち。彼女が性別適合手術を受けており、以前はスティーブンという男性だったことを知るのだが…。

第19話 占い師アグネス

占い師のアグネスが行方不明になる。同僚のレベッカによれば、1週間ほど前に、ある男性客とトラブルを抱えているとアグネスから相談を受けたという。恨みを抱いた客による犯行の可能性が高まる中、アグネスのアパートでの聞き込みから、彼女が階段から転げ落ち病院に搬送されたこと、また治療に当たった医師から、アグネスが遺伝性の神経変性疾患、ハンチントン病を患っているかもしれないことがわかる。そんな中、店のゴミ箱から「L・C」とイニシャルの彫られたローソクが発見され…。

第20話 小さな町の悪夢

ある小さな町で13歳の少女デイジーが行方不明になる。この町では7年前にもアンバーという13歳の少女が暴行され殺されるという事件が起きており、交際相手だったカーティスが有力な容疑者と見なされていた。結局不起訴処分になったが、このデイジーの事件でも第一容疑者として名前が挙がる。早速取り調べをするジャックたちだが、カーティスは事件との関わりを否定。やがて聞き込みにより、デイジーが最近急にグレ始めたこと、そしてアンバーの事件に強い興味を示し、アンバーの父親に事件のことをしつこく訊いていたことがわかる。

第21話 兄と弟の人生

ダニーの兄ラフィエルが行方不明になる。婚約者シルビアの話によれば、ラフィエルは仮出所になってからは、シルビアの兄ネルソンの整備工場でまじめに働く生活を送り、自分の整備工場を持とうとして中小企業庁から1万ドルの融資を受けていたという。ところが中小企業庁の担当者から、融資は服役経験があることによって却下されていたこと、またネルソンから、素行の悪かった元従業員ルイスと失踪前日に連絡を取っていたらしいことがわかる。そんな中、駐車場に放置されていたルイスの車から大量の覚せい剤が発見される。そこからはラフィエルの指紋が検出され…。

第22話 ジャックの孤独な朝

71歳のジョン・マイケルズが行方不明になる。同じアパートに住む少年によれば、ジョンは買い物袋を持ったまま屋上へやって来て、飛び降りようとしていたのだが、下の通りにいた2人の男を見て急に思い留まり、その男たちと共に車に乗り込んだという。早速聞き込みを始めるジャックたち。しかし有力な情報はひとつもなく、それどころか、近所に誰もジョンを知る人がいないことがわかる。そこに、クレジットカードの履歴から、ジョンがニュージャージーのストリップクラブで何千ドルも使っているという情報が入る。その店を訪ねたジャックは、ストリッパーとして働くジョンの娘ヘレンを発見する。

第23話 暗殺者の素顔

ペイジ・ホブソンという女性が行方不明になる。ペイジはグリーンピースなどに所属し、地球環境や世界平和について真剣に考える正義感の強い女性だった。同僚から、行方不明になる直前にニューヨーク市警のボウマンと名乗る刑事がペイジを訪ねてきていたことを知るジャックたちだが、やがてそんな名前の刑事は市警にいないことがわかる。さらに、ルームメイトからペイジが妊娠中の女子高生の面倒を見ていたこと、そして赤ちゃんのためにと5万ドルもの現金を手渡していたことが明らかになる。そこから、ペイジには偽名で開いた銀行口座があることが判明し…。

Season4 エピソード

第1話 正義が果たされる時

アディーサ・テノを護送していたダニーとマーティン。前の青いバンが止まり、後ろからマキーバ領事館の警護官、ドーンヴァルドと彼の雇った男たちがダニーたちを攻撃してくる。マーティンが逃げようとするが車が事故を起こし、ダニーらが気を失った隙にドーンヴァルドらの標的であるアディーサはハチの巣にされ、殺される。頭を打ったダニーはすぐ気がつき反撃するもドーンヴァルドに逃げられる。だがマーティンが被弾していた。

第2話 安全を守る者

ハイスクールで成績優秀でコミック好きの男子ライアンがランチの後行方不明になる。ライアンの以前の親友チャーリーに話を聞くと、失踪前にチャーリーの仲間たちとライアンが世界貿易センター跡地に高層ビルを建てる是非についてクラスで議論した時、ライアンとラクヮンが衝突したこと、失踪前日にチャーリーがラクヮンに言われてライアンを突き飛ばしたが悪いと思って夜電話したことなどを言う。しかしその後チャーリーも行方不明になる。

第3話 焼かれた手帳

失踪者はエックス線技師のテディ・コータ。エイリアン関連の品々であふれた彼の部屋を手始めに、ジャックたちは失踪者の情報を集めていく。エイリアンに誘拐され実験台にされた話、「メン・イン・ブラック」に追われているという話。テディが信じていたそれらの世界で、ジャックたちは虚構に埋もれていた真実を次第に明らかにし、彼の交通事故が事件の鍵を握っていることを知る

第4話 失われた時間

7年前にジャックとビビアンが解決したはずの事件が蒸し返される。女子大生、スカイ・ピーターセンが失踪し、その後妻子がありながら教え子である彼女と関係を持っていた助教授トマス・ビールが殺人容疑で逮捕され有罪判決を受け、遺体は未発見のまますでに7年服役していた。今回スカイが失踪時に持っていたバックパックが、中にIDの入った状態でリサイクルショップの回収ボックスに持ち込まれたのだった。しかし持ち込んだところをビデオで見ると失踪したスカイそっくりの女性だった。

第5話 名誉と束縛

深夜、実家のコンビニ店を手伝っていた韓国系女性のウェンディが失踪。通報者は店の常連で、失踪前夜、男がウェンディを訪ねて恨み言を言っていたのを聞いていた。自宅の捜査で彼女はネットお見合いをしていたことが分かり、店で目撃されたのは最近のお相手であるジョージだった母のキム夫人と弟のジンがFBIの取り調べに協力するが、どうもウェンディの無事を願うよりも家族の体面を気にしている様子だった。

第6話 死者の祭り

メキシコのリゾート地プエルト・モレロスを訪ねたジェームズとルーシー夫妻。祭りの夜、酔っ払っていた2人だったがジェームズが突然誘拐される。翌日朝早く、ルーシーに電話をかけた母親が事件のことを聞き口止めされたが、心配になりFBIに相談。すぐにジャックとダニーが向かい現地警察のクルス警部補と合流する。しかしジャックたちは管轄外のため捜査権がなく、さらにクルスには銃を没収されて、ちょっと険悪な雰囲気に。

第7話 写真の少女

ビル・シールズが甥っ子のバースデーパーティから失踪。ビルは娘を白血病で亡くしてからは妻とも別居し、沈みがちだったが最近は元気を取り戻していたと言う妹。ビルの家から幼児ポルノの写真が大量に出てくる。しかし妹も別居中の妻ジュリーもビルはそんな人間ではないと証言するが、ジュリーはビルが少し前、男を襲って逮捕された事実を話す。襲われた男は性犯罪の前科がある男で、ビルがある女の子の写真を持って近くに住んでいないか聞いてきたと言う。

第8話 ホプキンズ家の息子

スーザンとラリー・ホプキンズ夫妻の自慢の息子である15才のショーンが夜出かけたまま帰ってこず、捜索依頼を出す夫妻。ホプキンズ家には警察やFBIが詰めかけ、勝手に家のものを物色したり夫婦を別々にしてデリケートな質問をぶつけたりと、夫婦の神経を逆なでする。そんな中夫婦にとってショッキングな事実が次々と発覚し、さらには無惨に殴り殺された遺体を見るはめにもなり夫婦は心理的に追いつめられ、不安なまま隠し持っていた互いへの不満までぶつけあうようになる。

第9話 友の失踪

ジャックの親友で、同じFBI捜査官であるマックス・キャシディが失踪。彼はホワイトカラー犯罪部に左遷され冷や飯を食っている状態だったが、部下のジミーが殺されたのだ。マックスはそのジミーの死体を確認した直後に姿を消していた。妻のアンはジャックがマックスに紹介した女性で、彼女もFBIエージェントだった。

第10話 幕が下りる時

ジャックは父フランクの老人ホームから連絡を受ける。腎不全を起こしているが治療を拒否しているというのだ。ジャックは飛んでいくがまた父とケンカになる。ジャックはホームのレイカー医師と話し、強制入院させる手続きを取る。部屋に戻るとフランクは軍服を着ていた。頭の中では母ドリスにプロポーズする日を再現しているようだった。一方マーティンは先の事件で階段から落ちて以来、痛みがぶり返した様子で鎮痛剤を飲んでいるのだが…。

第11話 父の遺言

ジャックは父親の死後、葬式の準備を進めていたが、父は腎不全を告げられた後、遺言に付記を追加して、自分を火葬にするよう言い残していた。抵抗を感じるジャックはアンに相談。アンが詳しく調べるとその遺言を破棄することはできるが薦めはしないとジャックに言う。そのときジャックは勢いでアンにキスするが…。

第12話 患者X

精神分析医のジーナが失踪。婚約者のドンとの結婚を控え、幸せそうだった、というばかりでジーナのかかりつけ分析医であるサイデル医師からも、さらにはジーナの患者の情報も思うように扱えず、捜査は難航。だが地道な捜査からジーナが安いモーテルで男と会っていたことが判明する。一方マーティンは少し前から鎮静剤の中毒症状が出ていて、手がふるえたりイライラしたりしていたが、FBIの分析医や仲間の前ではその中毒のことを黙っていた。

第13話 怒り

学校の教師クレアが失踪。同僚はクレアが、子供を思いやる能力のとても高い理想的な教師だったと口を揃えて言う。だがクレアの元恋人は、クレアの部屋で体中あざや傷のある少年が半裸で出てきたを見ていた。クレアが連れて消えたのはレイという少年だったことが判明。ここ数週間は毎日レイに個人指導と称して家に連れ帰っていたらしいことが分かり、さらにはクレアが少年をつれてニュージャージー州で給油している姿が写真にとられ、クレアにはレイと「不適切な関係」を持っているのではとの容疑がかかる。

第14話 丁か半か

ニューヨーク近郊に住む元海兵隊員が地元のレイプ事件の参考人として呼ばれた後、行方不明になる。彼は日本に駐留中レイプ犯として5年服役し、不名誉除隊になって帰国していた。母親の話では先週はずいぶん落ち込んでいたが、3日間北部の友達を訪ねたあとはゴキゲンだったという。しかしアンディが北部の友達を訪ねたというのはウソで、実際は東京を訪ねていたと判明。レイプ事件との関連を調べるためジャックはすぐ東京に飛ぶ。

第15話 平凡な主婦の見たもの

郊外に住む平凡な主婦リアが、不似合いなマンハッタンのアートギャラリーで男に追いかけられて消える。リアは息子に手がかからなくなってきて、もともと教会のボランティアにも熱心だったが、家族が親しくしている牧師グレッグが言うには、何か新しい人生の目的を必要としているようだったという。保険会社の部長を勤める夫のケンは家においてある銃がなくなったといいリアの安否を心配する。

第16話 小さな手

裕福な家の前で男の子イーサンが誘拐される。イーサンの父は薬品会社の研究部長ジム、母は石油会社のロビイスト、ステファニー。母は取り乱すが父は1時間も前に会社を出たというのにいつまでも自宅に戻らない。ビビアンらが会社へ行くと、不審なジムの様子が分かり、さらにサマンサは彼の受け取ったメールを見る。それは息子の誘拐犯からの脅迫メールだった。マーティンは捜査員やステファニーにまでイライラをぶつけるが、ダニーには具合が悪いからだと言い訳していた。

第17話 レイチェルの人生指南

新聞の人生相談コラムで人気を博しているレイチェル・ギブソンが行方不明になる。発覚からたった5時間の捜査開始でサマンサは鼻白むが、レイチェルは広場恐怖症で自分のアパートからこの2年間一歩も外へ出ずに生活していたのだった。サマンサは、レイチェルの部屋にあった簡単な無線機の相手が通りを挟んだ向かいに住む少年、イーライとの連絡用だったと突き止める。イーライは今朝、レイチェルがオレンジ色の服を着た男に連れ去られるのを見たと言う。さらには昨夜、レイチェルの様子が普段と違って何かに脅えているようだったと。

第18話 15歳の闘い

自転車便をしているブランドン18歳が自転車を盗まれ、歩きで配達を済ませたあと行方不明になる。自転車を盗んだのは同僚のザック。ブランドンの自転車と荷物を持っていた。マーティンは仕事に遅刻、さらに今度はサマンサの前で参考人にキレる。サマンサはダニーに聞くがダニーは「自分は関わらない。聞きたければ本人に聞け」という態度。サマンサがマーティンのアパートを訪ねると…。

第19話 新たな命

メーガンとブライアンの夫妻が臨月に入り検診に訪れる。メーガンとブライアンは病院で分かれ、ブライアンは出張に行くがその後メーガンの姿が消える。病院では最近、新生児を盗もうとした事件があり、母親ごと盗んだ可能性がまず疑われる。出張したブライアンが予定を切り上げて帰ってくるが、ジャックらはまずブライアンの行動を疑う。ブライアンには病院を出てから空白の2時間ほどがあった。

第20話 見つけた居場所

ある小さな町で13歳の少女デイジーが行方不明になる。この町では7年前にもアンバーという13歳の少女が暴行され殺されるという事件が起きており、交際相手だったカーティスが有力な容疑者と見なされていた。結局不起訴処分になったが、このデイジーの事件でも第一容疑者として名前が挙がる。早速取り調べをするジャックたちだが、カーティスは事件との関わりを否定。やがて聞き込みにより、デイジーが最近急にグレ始めたこと、そしてアンバーの事件に強い興味を示し、アンバーの父親に事件のことをしつこく訊いていたことがわかる。

第21話 割れた氷

試合を控えたフィギュアスケート選手のケリーが、1人夜遅くまで残っていたリンクから失踪する。まずはリンクのマネージャー、ウェイドが姿を隠し、彼に未成年への性的暴行の犯罪歴があったことから最初に彼が疑われるが無実を主張、ケリーへのいやがらせとしてロッカーにネズミの死骸が入っていたことを供述する。

第22話 不運の代償

テッド・ジョルダーノと娘のニコール、息子のディラン一家が姿を消し、家には大きな血痕が発見される。テッドは妻を難病でなくし、借金を抱えながら建築現場で働いていたが、そこへ柄の悪い高利貸しが出入りするようになりクビになった矢先だった。テッドが子供達を殺し、逃げた可能性も浮かぶ。

第23話 命の格差

アッパーウエストで裕福な白人の女の子エミリーが、ハーレムでは貧しいが成績優秀な黒人の男の子ダーネルが、それぞれ同日同じころに失踪。テレビ局が取材に来てプレス対応はバン・ドーレンが仕切る。ジャックは同じ比重で双方の事件に当たろうとするがバン・ドーレンは早々に、人員をエミリー捜査に多くかけるよう指示する。

第24話 人生の転機

元地方検事補で弁護士のジェニファーがハイウェイでスピード違反のキップを切られたのを最後に行方不明に。オフィスは荒らされており、車はオフィスの下に停めてあった。同僚の証言から、ジェニファーは以前ジェンセンという弁護士と付き合っていたが、彼に妻がいるのが分かり、別れた後にもう1人誰かと付き合ったようだが同僚には名前も知らせないうちに「もう別れた」と言ったのだという。そのもう1人が、失踪4日前に彼女と食事していたデイビスだと分かり、FBIオフィスに呼んで話を聞くが、ジャックは直感でデイビスを怪しいと思い、彼の調査をさせながらなるべくオフィスに長くとどめようとする。

Season5 エピソード

第1話 盗まれた子

12歳のブライアンが自宅に監禁された5歳のトッドを連れて逃げようとしたが、失敗し自分だけ逃げたところを警官に保護される。5歳のトッドは家族でも親戚でもなく、父親ランドールが連れてきた子供だと言う。ランドールのアパートはもぬけの殻。しかも調べると「ランドール」や「ブライアン」というのは偽名らしい。そしてDNAを調べるとブライアンはランドールの子供ではなかった。

第2話 キャンディ

ストリッパーのキャンディことシンディがストリップ・クラブから姿を消した。彼女の夫はストリップの仕事は知っていたが自分が商売で借金を抱えていたから仕方ないといい、息子のノアは2日前、母が額を切っていたことを証言。ジャックとサマンサがストリップ・クラブに行き、ほとんど誰も口を割らなかったものの、外で張り込んでいたマーティンがバーテンダーのメリッサをつかまえてシンディのことを聞き出す。

第3話 緊急通報

911オペレーターのジェシカが、男性から指名で電話を受けた後取り乱し、職場から姿を消す。その日、通報したが救急車が間に合わず妻を亡くした男が逆恨みしてコールセンターのジェシカを待ち伏せてつかみかかっていた。調べるとジェシカが出て行った後も男はジェシカをつけていたが、おびえるジェシカを見て復讐心が消えたのだと言う。

第4話 あなたのために

14歳で酔って交通事故を起こし同乗者を死亡させ、禁固18ヶ月の刑を受けて服役13ヶ月を模範囚で過ごしたマリアが、授業中「殺す」と脅す手紙を受け取ったあと少年保護センターから姿を消した。マリアと姉のクレアを3年前養子に取ったノートン夫妻は、特に夫のマークがマリアをまったく信用していなかった。失踪2日前の面会でマリアが初めて週末の外出許可をもらうよう頼んだのだがマークはそれを却下。マリアは激しく両親とぶつかっていた。

第5話 消せない傷

以前ジャックともめたアルバニア人ギャングサディークの息子ペトロスと、その母であるサディークの愛人ジュリアが誘拐される。ジャックはささいな罪でサディークを逮捕、失踪者を探すべくFBIに連行して話を聞こうとするが、サディークは当然話さない。

第6話 ハリケーンの爪痕

2005年ニューオーリンズでハリケーン・カトリーナの被害に遭って家を失い、親戚を頼って出てきたニューヨーク近郊でモーテル暮らしをしていたアーロンの家族。仕事をクビになって、新しい仕事のためにニュージャージーに行くと言ったままアーロンが姿を消した。彼の乗っていたトラックが、ニュージャージーに行くのとは反対方向で燃やされているのが発見される。

第7話 すべての罪人は聖人である

ケイティが悪魔払いを受けた後、姿を消す。まずは悪魔払いをした神父に疑いの目が向き、神父が悪魔払いを記録したビデオテープを押収。ケイティはそこで殺人を目撃したような証言をしていた。ケイティは以前FBIでインターンをしており家族にマーティンのことを話していたと、すぐマーティンが呼ばれるが、マーティン自身はインターンのことをまったく気にもとめておらずケイティのこともまるで覚えていなかった。

第8話 勝ち続けること

若き清掃会社オーナー、アレックスが姿を消しているのを恋人のサラが発見、FBIに通報する。アレックスの部屋には血痕があり、絵の後ろの隠し金庫が盗まれていた。だが調べるとすぐ、アレックスは清掃会社のオーナーではなく、半年前から清掃会社につとめ、ウォール街のオフィスビルに出入りできるようにして、それを利用して年上の女シンシアと詐欺をしていたことがわかる。

第9話 見守る者

児童保護事業部(CPS)のエリックが、黒人の少女ケイラを保護した後、姿を消す。調べるうちエリックは最近、子供の保護に消極的だったことがわかる。CPSにはすでに辞表を出しており、妻に内緒で退職金をすべて引き出していた。さらに妻の知らないところでモーテルの部屋を現金でひと月借りたこと、その近くの病院に若い妊婦を連れていき、父親だと言っていたことがわかる。さらにはその病院のナースに現金5千ドルを払い、女性の出産をモーテルで行うように頼んでいた。

第10話 天使のささやき

脳腫瘍で余命1ヶ月のオードリーが消えた。消えたのは同じホスピス・グループに所属する白血病の末期患者ゲイブが「最後にみんなに会いたい」と開いたパーティーであり、ゲイブはその後自殺。さらにゲイブの家で、集まったがん患者らの薬が盗まれていたことが判明。オードリーはライアンという男の車でゲイブの家を出たのが目撃されていた。

第11話 フェイダウェイ

失踪者はテッド・ソロス。ギリシャ系のテッドはバスケの越境入学で親元を離れ、1人で暮らしながらガーフィールド高校で頭角を現していた。父親は何度か家庭内暴力で通報されたことのある乱暴者で、母親は数日前、テッドがうちを訪ねてきて、普段とは様子が違ったことを証言する。さらには親せきの弁護士に未成年の重罪犯への取り扱いなどを詳しく聞いていたことが分かる。

第12話 管制官の苦悩

ニューヨーク郊外の小さな飛行場の管制官ニールが失踪。管制塔で話を聞くと、先日ニールはテロリストの疑いがある者ガリーブを通報し、ガリーブが報復する可能性があった。マーティンたちがガリーブを訪ねると、ガリーブは通報の夜確かにニールを訪ねていたが、発言を取り消せと迫っただけだった。その場でニールの服が血だらけだったことを証言する。

第13話 食欲の闇

大食いチャンピオンのバリーが大会で優勝し5千ドルを獲得するがその場で失神。病院で意識を取り戻すがその後失踪する。雑誌でバリーの特集記事が出て、その記事を書いたバレリーが呼ばれる。バレリーは最近バリーに密着してその人柄の良さに驚いたが、別の大食い選手から八百長の噂を聞き、それを直撃。またバリーが大食いに走る原因をたずねてバリーを怒らせたといい、それ以降は連絡が取れないと言う。

第14話 転落

画家のアビーが行方不明になる。アビーは写真から構図を起こして町中のちょっとした悲劇をキャンバスにすくい取るような絵で売れ始めていたが、それは描かれた本人が気づくと抗議に来るような作風だった。アビーが資料にと撮っていたデジカメの最後の写真には、カメラに気づいているような表情の男性が写っていた。

第15話 デザート・スプリングス

水再生センターの現場監督ジェイソン・ターナーが行方不明になり、ジェイソンがその直前にクビにしたアールの家の前で、ジェイソンの車が発見される。警官がアールの家を訪ねると立てこもり、SWATが出動する大騒ぎに。ジャックの説得で投降したアールは、ジェイソンは何人も人をリストラしてみんなに嫌われており、特に弟をクビにされたエディは仕返しをすると言っていたと供述する。

第16話 君を失う恐怖

ロブ・ダーシーの妻で重いぜんそくを患うジェニーが襲われ、連れ去られた。しかしそう訴えるのはロブだけで、妻の目撃者は誰もおらず、彼の言う細かい行動などはまったく裏が取れない。しかし彼は嘘発見器にもパスし、ウソを言っている様子はなかった。

第17話 深い海の底

3ヶ月前にニューヨークから選出されたばかりの上院議員パトリシア・ミルズが行方不明になる。その後、父親で有力者のヘイデン・ミルズが記者会見を開くが、パトリシアの夫で税理士のアレン・クレインは口を開かず、ジャックは不審に思う。

第18話 切れない絆

15歳のベッカがネットカフェを出た後姿を消す。ベッカは文科系ゲイ男子のリックしか友達がいないような地味目の子だったが、カフェを出る前に「ライラへ」と書いたセックスの誘いの手紙を受け取り、その手紙を送った男子生徒2人に追いかけられていたのが分かる。実は彼女は数ヶ月前から「ライラ」として動画ブログに毎日心の内を吐露していたこと、しかも数日前に「処女を捨てたい」と告白していたことが判明する。

第19話 復讐する過去

サマンサの姉エミリーが駐車場で襲われて誘拐されたらしいとの一報が入る。サマンサは姉夫婦が住むNYのベッドタウン、フェアフィールドへ。誘拐だと確認すると「家族の用事」だとジャックに伝言を残し、地元警察の捜査に協力。だが全国指名手配をかけた車の情報からジャックたちの知るところとなり、ジャックたちチームが捜査に乗り出すことに。

第20話 誘拐

白人のジョンと黒人テス・プラット夫妻の子供アンドリューが失踪する。テスはいい母親だと親友エリンが証言するが、テスがアンドリューのためにかなりのチャンスを諦めざるを得なかったことも分かる。プラット夫婦は大学在学中にテスを授かり、そのまま大学を辞めて結婚、出産。その後は賃金の安い仕事に甘んじ、子供一人を抱えてカツカツの生活ぶりだったのだ。

第21話 炎の友情

スタントマンのマークが午前のスタントシーンを撮り終えて姿を消す。調べるとマークはもっといい別の仕事を断り、頼み込んでこの仕事をもらっていたことが判明。おかげで3か月ぶりに仕事のオファーを受けたジミーの仕事がなくなり、ジミーはその日の朝「干された」と言って現場に怒鳴り込んでいた。以前マークがコーディネートした仕事にジミーを雇った際、ジミーは酔って現れ、以降仕事がめっきり来なくなったのはマークが自分を干しているせいだと恨んでいたのだった。

第22話 ただ一人のひと

離婚裁判が専門のクリス・マニング判事が失踪する。パーフェクトな仕事ぶりだが厳しい判決で負けた側には恨みを買うことが多かった。以前クリスを脅していた男が発見される。男がクリスをつけると、彼が町で娼婦と会っている場面を目撃、それを写真に撮ってクリスを揺すろうとしていたことが分かる。だがクリスが会っていた娼婦は、潜入捜査中の刑事だった。

第23話 世界に二人だけ

エラは高校の卒業パーティーに友達と参加していた。そのエラがパーティーの行われているホテルの部屋から姿を消す。部屋には血痕が残り、ベッドのシーツと毛布がはがされていた。エラの同級生、マリーはエラの家に勉強を教わりに行った時、エラが元彼で一ヶ月前に死んだアレックスを見たと言っていたことを証言する。ジャックらはアレックスが生きていた可能性を考えつつ捜査を進める。

第24話 恐怖の芽

タクシーに乗った女性が銃を突きつけられて誘拐される。女性はテリー・ロングと分かった。テリーは娘と2人暮らしだったが、その娘の行方が分かっておらず、テリーは娘を捜しに麻薬の売人と会っていたことが判明。テリーとの話で、捜査はテリーの失踪した娘、ジェニファーの捜索に切り替わる。テリーは以前夫ルーから家庭内暴力を受けていて、それを見かねたテリーが父親ルーを刺してしまったことを供述する。

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Season6 エピソード

第1話 ロスト・ボーイ

マンハッタンに住むクリストファーとケイト・ダグラスのセレブ夫婦がスーダンから取った養子、4歳児のイライジャが誘拐される。一方、ビビアンが連絡するように伝言したダイナーのウェイトレス、アンジェラと連絡が取れなくなり、彼女の車が盗まれているのが分かる。ビビアンは警察のマーズ刑事と合同捜査を開始する。

第2話 クリーン・アップ

犯罪現場や孤独死などの現場の清掃を専門にする特殊清掃業のレオと、その娘ハンナがいなくなる。発見者は妊娠中の妻、セリアだった。ハンナの車がなくなっていたが、家の鍵が壊され、隣家のモーションセンサー付きライトが壊されていたので、誘拐事件と思われた。ジャックは、妻の妊娠でお金に困っていたレオの盗みを疑う。

第3話 拷問

病院の不正を追及して閉鎖に追い込もうとしていたレポーターのクリスティーンが、病院の医師を取材した後姿を消す。その病院で最後に取材を受け、カメラを壊した医師がまず疑われたが、クリスティーンは病院関係者やその病院に通っていた大勢の患者から憎まれる存在だった。

第4話 兄と妹

ロンダは彼氏のケニヨンとクラブで踊っていたが、兄に借りた車で帰ろうとすると突然パトカーに囲まれ、降りるように言われる。しかし、ケニヨンが銃を取ると思った新人巡査のジムが発砲、ケニヨンは殺される。警察は車内にヘロインがあると内部からの情報を受けて車を止めたのだが、実際にはケニヨンは無実だった。そしてその後ロンダが失踪し…。

第5話 母の本能

ラッシュライト電機という会社で銃の乱射事件があり、事件後の混乱の中、ケリー・シュミットが姿を消す。撃たれた警備員は、ケリーがみんなと逆方向に逃げたと言い、家のドアのカギはこじ開けられており、室内にはケリーが一度帰ってきた形跡があった。

第6話 狼の末路

テリー・ウィッカーは睡眠薬で眠らせたコービーを連れてバスで逃走していたが、途中で自分が指名手配されていることをラジオで知り、バスを降りていた。グリッソムはジーナの車から金髪の男子の写真と、「ハッピーバースデー ママ」と書かれたカードを発見。コービーが誘拐される前、母のジーナがウィッカーと共に学校のコービーを訪れていたことが分かる。

第7話 父と息子

おとなしかった大学2年生トムがいきなり黒人学生アレンに対して差別的な発言をし、クラスでもめ事になった後に姿を消す。両親に話を聞くと、父ジムが腰を痛め母ゲイルが1人で働いていたが、ジムの傷病手当も切れて家計が貧窮していたこと、ゲイルの留守にトムが訪ねてきた際、ジムがストリートで違法に入手した鎮痛剤に依存していることに気づき、ドラッグ・ディーラーの名前を聞き出したことが分かる。

第8話 闘争/逃走

総合格闘技団体EFFの選手ブレットが試合後のロッカーに血痕を残し、姿を消す。車は置いたまま、駐車場にはブレットに鎮静剤を打った後の注射器が落ちていた。トレーナーのドンは、試合前日に選手志望でガラの悪いロブという男がブレットを訪ねてきていたことを供述。EFFのチャットルームで「鎮痛剤を用意できる」と書き込んでいたロブの身元を調べ、アパートへ。そこでロブはブレットの質札を持ち、致死量の2倍もの鎮静剤を注射して死んでいた。

第9話 一度の過ち

元金融アナリストで、横領罪で7年服役し、1ヶ月前に出所したリンジーが、刑務所を訪れた後に姿を消す。今13歳と16歳になっている息子2人は、刑の確定時、夫の弟夫妻を保護者に指名。リンジーの夫は裁判時のストレスが元で心臓発作を起こして死んでいた。リンジーは車で事故を起こしており、隣に別の車のタイヤ痕があった。リンジーの車から、髪ゴムに仕込んだ鎮痛剤オキシコドンが発見される。

第10話 サンタクロース効果

モールでサンタをやっていた若者グレンが翌朝、仕事に来ない。上司のブレンダが部屋を訪ねると姿がなく、ゴミ箱には脅迫状が、ベッドの上には6発ぶんの弾がなくなった銃弾のパックがあった。グレンは数学の天才だったが6週間ほど前に突然、研究を続けていた大学を辞めたのだと言う。母も共同研究者マクニールも辞めた本当の理由は知らなかった。またつい2週間前から銀行には大金が預金され、預金額は6万ドルに達していた。

第11話 4階G号室の男

私立探偵のスコットが姿を消す。尾行調査用の機材を乗せていたバンが発見されたが、機材はすべて盗まれていた。だがICレコーダーが床に落ちており、それにはスコットと誰かが格闘する場面の音声のみが録音されていた。スコットは糖尿病で、放っておくと低血糖で昏睡状態に陥る恐れがあった。

第12話 軍事司法統一法典32条

万引きでつかまり、退役軍人病院で社会奉仕中の24歳女性、ローラが消える。ローラは病院で清掃をやっていたが美大卒の腕を見込まれ、義手や義足に色を塗ったり、タトゥーを描いたりして退役軍人たちの人気者だった。元軍人の父と同居していたが、通報したのは職場の医師だった。医師は、清掃員のマルコム・レイナーが怪しかったと話す。

第13話 リセット

ジェニファー・ロングと会って暴走し始めたジャック。ビビアンが手に入れた資料を元に、令状を申請し、踏み込んだ医師の元にはすでにジャックが行って資料を根こそぎ持ち去っていた。手がかりを失い、いらつくビビアン。しかしサマンサはジャックの身に何かあったはずだと主張していた。

第14話 曲がり角

ビビアンたちはナッソー郡でいなくなった女子高生ダイアナの捜索にかかる。ダイアナはチアリーディングの練習中、怒られて体育館を出たが、コーチが帰る時には車があったと言う。今ではイケてる女子グループに属していたが、2年前心臓移植を受けるまではほとんどベッドの上で過ごすおとなしい少女だった。しかし最近では母親に反抗的な態度をとっており、一昨日は夜に出かけようとして、母キャシーが止めたのだと言う。

第15話 デジャヴ

入院中のジャックの元へジェニファー・ロングから、誰かに尾行されていると留守電が残っていた。ジャックが折り返してもジェニファーは出ず、母のテリーも電話に出ない。ジャックはサマンサに様子を見に行くよう頼むが、捜査中のサマンサはそこまで手が回らない。ジャックは点滴を引き抜き自分でテリーの元へ……。

第16話 1ドルと夢

キャンプ場から帰ってきたレイシーが姿を消す。レイシーは最近宝くじで大金を当てて、親戚やチャリティにどんどん分け与えていた矢先だった。さらにはキャンプ場で彼女に詰め寄る男も目撃されていた。その男は慈善団体をかたって善意の人から寄付金を巻き上げていたラウールで、レイシーが突然寄付をしないと言い出したこと、金が自分のものではないと言ったことなどを証言する。

第17話 衝動

レッカー車の運転手コナーは無口な男だったが、ある日バスの前に飛び出した少年を救ったことから人助けに熱心になり、性格も明るくなっていた。しかし二日前からまた落ち込んだ矢先の失踪で、夜中にはコナー自身の血がつき、弾丸を撃ち込まれた彼のレッカー車が発見される。一方ジャックはジェニファーにつきまとい、もう来るなと言われていた。資格審査の委員会にかけられるべく、FBI所属の精神科医ブライソンの治療的精神鑑定を受けることになる。

第18話 見守る者

コーヒーショップで客3人と店員が、銃を持った男に誘拐される。男は銃の扱いに習熟しており、警官か軍人だろうと予想された。その事件と平行してジャックの資格審査委員会が開かれ、ジャック以下全員が意見を聞かれることに。

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Season7 エピソード

第1話 決着

降格したジャックの後任として、いかにも腕利きで冷徹なメディーナがやってくる。メディーナは来て早々のライアン・ミッチェル失踪事件でダニー以下、各自の捜査能力を探り、ジャックには話しかけもしない。

第2話 箱の中の闇

ある企業のパーティーを出たサラがタクシーからさらわれる。タクシーは盗難車で、逃げられないよう細工がしてあり、さらにサラを気絶させるのに使ったエーテルの染みこんだハンカチが発見される。しかしサラには母や兄弟もおらず父は名前も分からず、誘拐の目的が分からなかった。

第3話 残された時間

裁判に証人として出廷するために移送中だった受刑者アランが、移送途中で何者かに拉致される。アランはヘッジファンドの運営でウォール街で成功をおさめていたが、株価が暴落した際に虚偽の決算報告書を出した罪で実刑判決を受けて服役中だった。真っ先に疑われたのは、アランが証人として出廷するはずだった公判で裁かれるアランの元仕事仲間ギャレットだったが……。

第4話 17歳の反発

私立学校に通う十七歳のウィル・ダンカンは、自宅アパート前で目撃されたのを最後に姿を消す。アパートのドアマンによれば、ウィルは自宅前の路上で不審な男に殴られ、男はそのまま逃走していた。ウィルの父親はシークレット・サービスの捜査官として偽造通貨事件を担当しており、そのとき追っていた偽造犯グループから恨みを買った可能性も浮上する。

第5話 明と暗

暴力的な夫から逃れて、弟夫婦の家に匿われてたフランは、訪ねてきた夫アンドリューに、目の前で弟夫婦を殺される。ショックで口もきけなくなったフランのために、犯罪被害者のサポーター、アリアナが呼ばれるが、アリアナはフランから事情を聞き出して救急車に乗せ、殺人現場を離れた後、消息を絶つ。

第6話 生きて後悔を

銀行員で、住宅ローン担当のウィラが姿を消した。失踪前の夜に夫ではない男と自宅で言い争っている姿が目撃されていて、部屋が荒らされていた。夫ラリーは前日から出張で自宅にいなかった。出張するほどの距離ではなかったのと、夫以外の男が目撃されたことからジャックらが疑いを持つ。

第7話 あのときに戻れたら…

二年前に夜道を自転車で走行中にトラックと衝突し、下半身不随になった青年クリスが、車椅子用のリフトが付いた障害者用の車で出かけたまま行方不明になり、車椅子がゴミ捨て場で発見される。クリスはトラックの運転手が雇われていた運送会社を相手取って、五百万ドルの賠償金を求める訴訟を起こしており、保険会社が雇ったと思われる私立探偵から嫌がらせを受けて、訴えを取り下げるように迫られていた。

第8話 過去との対峙

チャーター飛行機会社の現場責任者のロブが、会社の整備士を事故で失った後、その葬式から姿を消す。会社ではロブが予算を削減した結果の事故だと言われる声もあったが、ロブはそれがきっかけで出身地のロスに戻り、過去の事件に決着をつけようとしているようだった。

第9話 借りを返すために

三年目のレジデントとして激務に追われるエリカ・ローザ医師が、脳腫瘍の患者を別の病院へ送り出した後で行方不明になる。エリカのロッカーからは、同じ番号から何度も呼び出しの入っているポケベルと、裏に「次は殺すぞ」と書かれたカードが見つかる。

第10話 曇り ときどき ゲティスバーグ

お天気キャスターのベン・コールマンが番組の後、姿を消す。番組中に腹から血を流し、自転車で転んだ傷だと言ったが、出血のパターンは切り傷のものだった。元婚約者エマからは、野心の強いベンの性格が浮かび上がる。しかしスタッフの話だと、それまでおざなりな対応しかしなかったベンが最近上機嫌で、よくスタッフに声をかけるようになっていたことが分かる。

第11話 居場所を求めて

13歳の少女ダフネが、学校に迎えに来た母親シェリと共に消息を絶つ。シェリは精神的に不安定な状態にあり、父親のリックはダフネの単独養育権を持っていた。シェリはリックとの離婚直後から、精神的なバランスを崩して異常な行動に走るようになり、最近までは薬物治療を受けて安定していたが、リックが仕事の関係でダフネや現在の恋人であるティアと共にシアトルへ引っ越すと告げたことが、娘を連れて逃げる引き金となったようだった。

第12話 信じる心

まったく人が来なかったケン・ギルロイのバーで、涙を流す聖テレサ像が見つかり、そこから人がわんさか詰めかけるようになる。ケンは、人々が願いを置いていくのに寄付金を取っていたが、ある日、人形と一緒にケンの姿が消え、残された15歳の娘アディーが通報してくる。一方、サマンサの元にブライアンが接触してきて、息子に関わりたいと言ってくる。

第13話 消えた親友

エレナの警察時代のパートナーで親友、ビアンカ・ゴンザレスが姿を消す。午前中、ホテルで国土安全保障省のシェン捜査官と組んで、単純なおとり捜査の取引をしていたが、撃ち合いになり、相手側の男が金を持ち逃げし、ビアンカは男を追ってホテルを出たまま行方がわからなくなったのだ。

第14話 ご近所の絆

郊外に住むご近所同士の2夫婦。ケイトがジュリーの家を訪ねている時に黒っぽいバンが停まり、2人は誘拐される。ジュリーの夫、アダムは保険業者で、自分やジュリーが恨みを買う覚えはないが、2週間ほど前に、自分の家で使っていたロン・リーガートが、家にピアノの練習に来ている小学生に怖い思いをさせていたことを知り、ロンをクビに。通報すると、ロンは仮釈放中だったこともあり、部屋はもぬけの殻だったという。

第15話 カメレオン

大学で、みんなに「いい奴」と慕われていたジェイ・レスターが、寮でのパーティー中、酒を買いに行くと言ったきり失踪。彼の車は道に残されており、中にあった学生証は偽造。大学にも「ジェイ・レスター」という生徒はいなかった。ルームメートのティムは、ジェイがポンと自分に学費1万ドルを貸してくれたことを証言。しかも現金の束をクローゼットに持っていて、そこからくれたというのだ。

第16話 身を守るすべ

地域センターで護身術のクラスに給料を受け取りに来ていたキャラが、3カ月の赤ちゃんヘイデンと共に姿を消す。直前まで夫のジョナが一緒にいたが、仕事に行くといって先に出てまもなく火災報知器が作動。全員が避難したがキャラと赤ちゃんは出てこず、カギがかかっていた裏口は外からこじ開けられていた。

第17話 予備尋問

裁判で弁護側につき、予備審問で陪審員選任の助言をする訴訟カウンセラー、ザックが法廷の後で姿を消す。電話中の同僚は彼が白い紙を女性から手渡されたところを見ており、その紙にはテープで銃弾が留めてあった。ザックが関わっている団体訴訟の原告団は5百人以上で、もし原告団の誰かが関係しているなら捜査は難航しそうに思われた。

第18話 日の光

精神科医のジャスティン・モーガンが姿を消し、オフィスは荒らされてカルテのファイルがごっそり盗まれていた。ファイルを盗んだ犯人にはジャスティンの患者で、最近、接近禁止命令を申請されていたウォルターが疑われる。確かにウォルターがファイルを盗んでいたものの、その夜のケンカでケガをして入院しており、ジャスティンの失踪に関してはアリバイがあった。

第19話 鼓動

失踪者はラナ・ピーターズ。6年前ロシアから移住、お見合い業者として成功していたが、昨日、誰かに追われながら911番に電話してきたきり、電話と財布を道に落として消えていた。翌朝、彼女の会社では金庫が開いて中身が消えていた。アシスタントには心当たりがなかったが、先日ガースという男性会員が、女性会員に暴力をふるった件でラナともめたという。

第20話 墜落

スキー会社のCEO、キース・アンダーソンが自家用機で、フライトプラントは逆方向のペンシルベニアの森で墜落しているのが発見される。ケガをしている形跡があったが、キースは飛行機を離れていた。普通なら地元の捜索班が出てすまされるところ、キースが大富豪ロス・アンダーソンの息子だったため、ジャックら失踪者捜索班がかり出される。

第21話 迷宮

ニュースサイトの記者モリー・サムソンは、場末のバーで男に金を払っているところを目撃されたのを最後に行方が分からなくなっていた。モリーはウォルシュ議員の汚職事件を暴いて記事にしており、それに対抗して議員は名誉毀損の訴訟を起こしていた。ジャックたちは、報復の動機があるウォルシュを一番に疑う。さらに、モリーの上司によると彼女は情報源をかたくなに明かそうとせず、ウソの記事だった疑いもあると言う。

第22話 捧げ物

チャイナタウンの街角で、海賊版DVDを売る露天商から子供のために映画のDVDを買って帰ると、途中で中国系の少女が椅子に縛り付けられ監禁された映像が紛れ込んでいた。少女の抵抗する様子からも演技であるとは思えず、ジャックは誘拐事件と見て捜査を進めることに。ビデオの日付からすでに2日近く経過していた。

第23話 真実

娘のハンナが学校に来ていないと連絡を受けたジャックが自宅に戻ると、彼氏のシェイと連絡がつかないと取り乱すハンナの姿があった。シェイは2週間前からニューヨークに来ていたことをジャックに黙っていたのだ。無事が分かるまで学校に行かないと言うハンナの根気に負けたジャックはシェイの捜索に乗り出す。

第24話 引き波

朝、ハンナが突然サマンサの家にやって来る。シカゴに戻ろうと考えていることをうまくジャックに話してほしいと相談に来たのだ。一方、ハンナが家に訪ねてきたのを見たブライアンは……。

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この記事の執筆者

海外ドラマフリーク編集長
海外ドラマフリーク編集長
U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。

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原題ほか:WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え! ウィズアウト・ア・トレース