あらすじ
1990年代に社会現象を巻き起こしたミステリードラマ。鬼才、デヴィッド・リンチが監督、製作総指揮を務めた。人気者のローラ・パーマーが遺体で発見され、ツイン・ピークスの町に衝撃が走る。捜査が進むにつれ、町の裏に秘められた禁断の情熱や私欲、嫉妬、陰謀が明らかになり…。FBI捜査官のデイル・クーパーとハリー・トルーマン保安官が、町の秘密に迫っていく。
カルト的な人気を誇る伝説的なドラマで、全編を彩るテーマ曲も非常に有名。1990年代としては斬新で前衛的な映像や、多彩な登場人物たちが織りなすストーリーは、一度引き込まれるとハマってしまうこと間違いナシ。「世界一美しい死体」と言われたとおり、被害者ローラ・パーマーは生前も死後もとても美しく、それが謎をかき立てる。カメラのアングルも非常に独創的だ。曲者揃いの登場人物の中でひときわ目立つのがFBIのクーパー捜査官で、彼が絶賛するコーヒーとチェリーパイを味わってみたくなる!演じているカイル・マクラクランは正統派のハンサムで、このドラマで一躍有名になった。当時レンタルビデオで楽しんでいた方、U-NEXTならシーズン1~2、映画版、25年後を描くリミテッド・イベント・シリーズまで全部楽しめる(2021年3月1日現在)ので、久しぶりにツイン・ピークスの沼にハマってみてはいかがだろうか。
予告編(英語)
Season1 エピソード
序章
美人で人気者のローラ・パーマーのビニールに包まれた死体が川沿いで発見され、ワシントン州北西にある小さな町、ツイン・ピークスに衝撃が走った。
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第1章 途絶えた手がかり
FBI捜査官クーパーがグレート・ノーザン・ホテルに到着。ボビー・ブリックスとマイク・ネルソンが釈放される。ローラ・パーマーの解剖結果が届いた。
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第2章 信仰心と捜査技術
ベン・ホーンの弟ジェリーがツイン・ピークスに到着。ジェームズとドナが付き合い始める。ベンとジェリーが「片目のジャック」女主人ブラッキー・オライリーに会いに行く。オードリーがクーパーに手がかりを残す。ホーク保安官補が事件現場付近で血のついたタオルを発見。
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第3章 苦痛の中で眠る少女
翌朝オードリーがクーパーに、「片目のジャック」のメモを残したのは自分だと認める。クーパーがトルーマンに事件の夢を見た話をする、誰が犯人だったのかはっきり思い出せないが、この夢が事件解決の手がかりになるはずだという。
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第4章 片腕の男
クーパーがジャコビー医師を尋問。ジャコビー医師はレオ・ジョンソンを疑う。クーパーのボス、ゴードン・コールがアルバートからの報告を電話で伝える。ジョシー・パッカードがベン・ホーンとキャサリン・マーテルを見張る。ホークが「片腕の男」の行方を突き止める。
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第5章 クーパーの夢
クーパーたちが丸太おばさんと会った。丸太おばさんによるとローラが殺された夜、第三の男がレオとジャックを追っていたという。ジャックの山小屋でクーパー、ホーク、トルーマンの3人が九官鳥のウォルドーを発見する。
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第6章 現実に戻る時
オードリーがローラの働いていた香水店に勤め、その店が「片目のジャック」に女性を提供していたことが判明。ジェームス、ドナ、マディーの3人がジャコビーを事務所から誘い出そうとする。
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第7章 最後の一夜
オードリーが「片目のジャック」に採用され潜入捜査が始めるが、罠にはめられつかまってしまう。ジャック・ルノーがクーパーに、山小屋で過ごしたローラの最後の一夜について詳細に語る。アンディ保安官補がトルーマンの命を救い、ルノーを逮捕する。
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Season2 エピソード
第8章 巨人よ、われらを守りたまえ
怪我を負ったクーパー捜査官が、巨人からローラ・パーマー殺人のなぞを解くヒントを得る夢を見る。シェリーとピートが製材所の火災から逃れたが、ジョシーとキャサリンが行方不明に。
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第9章 昏睡状態
レオとジャックの容疑は晴れたが、クーパーを撃った犯人につながる手がかりが見つけられないでいた。クーパーは第三の男が重要な手がかりを握っていて、その正体は白髪男のボブだと確信する。
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第10章 ガラスの向こう側の男
入院中のロネットが何者かに襲われた。ジャックとベルナールの兄ジャン・ルノーがオードリーを人質に、ベン・ホーンを脅迫しようとする。ドナが、ローラの生前の知り合いで引きこもりのハロルド・スミスに会いに行く。
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第11章 ローラの秘密の日記
リーランドがジャック・ルノーの殺害を認めた。アンディが新たな精子鑑定を要請。ツイン・ピークスにグルメ評論家が訪れるといううわさが流れる。ジャンがベンに、オードリーの命と引き換えにクーパーをはめる罠を仕掛けるよう要求した。
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第12章 ランの呪い
クーパーがベッド下に置かれたメッセージのことを忘れていたことに気づく。シェリーとボビーがレオの自宅介護を始めた。予審後、ストーンウッドがレオの裁判不適格を宣言。ネイディーンが帰宅した。彼女はまだ自分が高校生だと思いこんでいる。
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第13章 悪魔
ジェームスがハロルドのもとから少女を救う。クーパーがオードリーを連れ戻す。ボビーとシェリーが自分たちのかけた保険が裏目に出たことに気がつく。ドナが、ハロルド・スミスがローラの秘密の日記を持っていることをトルーマンに伝える。
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第14章 孤独な魂たち
クーパーが片腕の男を連れ、グレート・ノーザンの宿泊客たちを調べに行く。ホークが、ハロルド・スミスの自殺を発見する。現場にはなぜかばらばらに切り裂かれた遺書と日記が残されていた。レオが「新しい靴」に関してボビーを問いつめる。
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第15章 死人とのダイブ
ドナとジェームスが突然去ったマディを不審に思う。ノーマの母親が、アーニー・ナイルズと再婚したことを知らせに帰ってくる。クーパーがリーランドに、ベン・ホーンをローラ殺害の容疑で逮捕したことを告げる。
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第16章 独断的な法
アルバートがマディの検査のためもどってくる。クーパーは事件解決にもう24時間だけほしいと要請。ジェームスとドナがお互いへの思いを再確認する。アンディが誤って、ドナとクーパーをトレモンド夫人の家に連れて行く。
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第17章 兄弟ゲンカ
リーランドの葬儀を終え、サラ・パーマーは家族に起こった一連の出来事を受け入れようと苦悩していた。ジャコビー医師がハワイから帰ってくる。クーパーがツイン・ピークスを出る準備をする。ミルフォード市長が弟の若い女性との婚約に反対する。
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第18章 仮面舞踏会
ブリッグス夫人が夫の失踪について語る。ネイディーンがレスリング・チームに入り、マイク・ネルソンに思いを寄せはじめる。ジェームスはなぞの富豪夫人エヴァリン・マーシュのもとで働き始める。ディックが孤児のリトル・ニッキーを迎え入れる。
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第19章 毒蜘蛛
ハンクとジャンを陥れるため、ベンはボビーの手助けをするが、ベンの精神状態が傾き始める。クーパーが住宅購入を検討し始める。ブリッグス少佐は森林で通信を監視していたことが明らかになる。
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第20章 チェック・メイト
ブリッグス少佐は自分がどこに連れて行かれていたのかまったく記憶のないまま、首に妙なタトゥーを発見する。アンディとディックがリトル・ニッキーのファイルを開いた。マイクとネイディーンの不倫関係が始まる。シェリーとボビーの関係が危うくなる。エヴァリンがジェームスに夫を殺してほしいと告げる。
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第21章 ダブル・プレイ
ウィンダム・アールの死のチェスの第一犠牲者が出た。オードリーはベンを南北戦争の妄想から救い出すため、ボビーに協力を求める。レオが目覚めシェリーを襲うが、ボビーによって最悪の事態を免れることができた。
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第22章 主人と奴隷
マーシュ殺害の容疑で警察がジェームスの行方を追う。ボビーとシェリーがトルーマンにレオが逃走したと説明し、ボビーが製材所火災の夜、ハンクがレオを撃つのを目撃したことを明かす。ウィンダム・アールの情報を伝えに、アルバートがツイン・ピークスに戻ってくる。
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第23章 追い詰められた女
レオの殺人未遂で逮捕されたハンクが、アンドルー・パッカードを殺したのはジョシーだと主張。クーパーを撃ったのはジョシーであったことが判明。ゴーストウッド計画を中止するため、ベンはジョン・ジャスティス・ウェラーを役員に任命する。
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第24章 けがと傷跡
ジョシーの死後、ハリーは深く落ち込んでいた。ジョシーの死体は疑問に包まれていた。ノーマの妹アニーがツイン・ピークスに到着。ウェラーとオードリーがお互いに興味を示す。クーパーの捜査の行き詰まりにアールがイラつき始める。
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第25章 愛と共に
ハリーが寝てる間にジョーンズに襲われる。オードリーとウェラーが付き合い始める。ゴードン・コールから、ウィンダム・アールがブルーブック・プロジェクトでブリッグス少佐と一緒だったとの報告が入る。コールがクーパーをFBIに復帰させる。
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第26章 人間関係のいろいろ
クーパーたちが奇妙なペトログリフを発見。ウィンダム・アールが若いロック・ミュージシャンと知り合い、ブラック・ロッジについて語る。ピートがキャサリンの第一のなぞを解く手助けとなる。
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第27章 ブラック・ロッジへの道のり
ボビーとシェリーがお互いの愛を確かめ合う。クーパーがシェリー、ドナ、オードリーの3人にアールに関して警告する。ブリッグスがクーパーに、ウィンダム・アールのブラック・ロッジ初訪問が記録されたテープを見せた。
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第28章 ミス・ツイン・ピークス
ウィンダム・アールがミス・ツイン・ピークス・コンテストに目を付ける。ルーシーが赤ん坊の父親を選ぶ。ブリッグス少佐を解放したレオは処罰を受ける。クーパーがブラック・ロッジの鍵を開ける。アニーとデイルは真剣に交際を始める。
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第29章 生と死を超えて
クーパー捜査官はウィンダム・アールとアニーを追って、ブラック・ロッジの奥深くへと進んだ。ネイディーンが頭部に外傷をおったことに、ビッグ・エドとノーマがショックを受ける。オードリーの反対運動が行われる中、アンドルーとピートはエッカードの最後の金庫を開く。
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海外ドラマ観るなら圧倒的なコンテンツ数のU-Next「ツイン・ピークス」の前日譚。ローラ・パーマー殺害に焦点を当てる。アメリカ北西部の街ツイン・ピークスで、テレサ・バンクスという少女の遺体が発見される。それから1年後、美貌の高校生ローラ・パーマーは一見明るい日々を送っていたが、その裏では不安に苛まれ、ドラッグやセックスに溺れていた。そして、事件は起こる…。
デイル・クーパーが夢に見た、何処とも知れぬ“赤い部屋”は、実在の空間であった。その“赤い部屋”へと、クーパーはついに足を踏み入れる。そこに待ち受けていたのは、殺害されたはずのローラ・パーマーであった…。
第1章 私の丸太からメッセージがある
ローラ・パーマーがクーパー捜査官に「25年後に会いましょう」と告げたその25年後。ツイン・ピークスでは副所長になったホーク宛に、丸太おばさんから「クーパーと関係する何かが行方不明」と連絡が入る。
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第2章 星々が巡り 時が正体を現す
不倫相手の殺害容疑で逮捕されたウィリアム。Mr.Cはウィリアムの秘書から“何かの座標”の情報を掴もうとするが、手下の2人はひそかにMr.Cを殺そうとしていた。赤い部屋ではローラがクーパーにあること告げる。
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第3章 助けを呼ぶ
赤い部屋を出たクーパーは別空間にたどり着き、とある女性と遭遇。FBIでは副支部長となったゴードン捜査官がニューヨークの惨殺事件の報告を受けていた。その時、クーパーは連邦刑務所に勾留されていて…。
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第4章 思い出しちゃって
ダギーはカジノで大勝ちし、妻のジェイニー=Eはこれで借金が返せると大喜び。クーパーと対面したゴードンとアルバート捜査官、彼の異常を感じ取り、ある人物にも面会してもらうことで意見が一致する。
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第5章 ケース・ファイル
出社したダギーは謎の光を目撃し、同僚がついた嘘を指摘する。社長のブッシュネルは、彼が会社のエースを侮辱したことをたしなめ、罰として大量の仕事を家に持ち帰らせる。一方、カジノを仕切るミッチャム兄弟は…。
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第6章 死ぬな
帰宅したダギーは、現れた片腕の男に「目を覚ませ」と告げられる。ダギーが事件資料に書いた落書きを見た社長のブッシュネルはある重要なことに気づく。別の町では、ひき逃げの被害者が異様な状態となる。
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第7章 遺体はある
ローラの日記から破り取られた3ページ目を見つけたホーク。その内容から、25年前ブラック・ロッジから出たのは“善いクーパー”ではないのではないかと推理した。一方、ダイアンはゴードンの頼みで刑務所に行き…。
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第8章 火は あるか?
Mr.Cはレイに「ファーム」と呼ばれる場所へ向かうと話すと、レイは車を駐めてMr.Cを銃撃。倒れた彼に不気味な男たちが群がり、彼の体と顔に手を触れる。脅えたレイが逃げ出すとMr.Cは生き返るのだった。
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第9章 このイスよ
生還したMr.Cはハッチンズ夫妻のもとへ向かい、そこからラスベガスのトッドに指令を出す。フランクたちの訪問を受けたベティは、夫のブリッグス少佐から預かっていた、日時と地名が記されたメモを渡す。
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第10章 ローラが それよ
ひき逃げの目撃者・ミリアムを襲うリチャード。さらに告発の手紙もチャドに捨てられ、犯人は掴めない。ダンカンはミッチャム兄弟に、放火で全焼した彼らのホテルの保険金が、ダギーのせいで下りないと嘘を伝える。
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第11章 あなたが向かう場所に火がある
ゴードンらはウィリアムの案内で少佐に会った場所を訪れ、捜していたあるものを発見。車内にいたウィリアムは突然撃たれ、ダイアンは車に近づく妙な男を目撃する。一方、ミッチャム兄弟がダギーを殺そうとした。
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第12章 さあ やろう
ゴードンはタミー捜査官を「青いバラ特捜チーム」に勧誘。ツイン・ピークスではフランクがベンジャミンに、彼の孫が引き起こしたひき逃げと目撃者の殺人未遂容疑を伝える。アルバートはダイアンの携帯を傍受し…。
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第13章 物語って何よ
ミッチャム兄弟とダギーが親密になったので、焦ったアンソニーはダギーの毒殺を謀る。レイを訪ねたMr.Cは座標を入手し、彼を殺害。ノーマはダイナーのチェーン店化に乗り出すが、企業側に取り込まれそうになる。
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第14章 私たちは夢見人のよう
ゴードンはフランクから、ローラの日記にある「2人のクーパー」の話を聞く。アルバートはタミーに、かつて発生した青いバラ事件について告げ、その事件と2人のクーパーの類似点を見いだすのだが…。
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第15章 手放すのが怖い
ジャコビーの演説に感銘したネイディーンはエドを解放し、ついにノーマと結ばれる。フィリップの声と再会したMr.Cはジュディの正体を尋ねるが、ある数字を告げられる。ダギーは映画のある言葉に反応し…。
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第16章 ノックもなく ベルも鳴らさず
意識不明だったダギーはクーパーとして目覚め、ミッチャム兄弟にスポケーン行きの手配を依頼した。届いたメッセージに動揺するダイアンは、ゴードンらにクーパーが訪ねてきた夜について語り、さらに銃を向ける。
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第17章 過去が未来を決める
覚醒したクーパーは保安官事務所へ向かい、ゴードンもツイン・ピークスへ急行。一方、事務所にはMr.Cが訪れ、異変を感じたルーシーらの機転で彼を死に追いやる。その死体からボブの顔が現れる巨大な玉が出現した。
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第18章 君の名前は?
クーパーはローラの手を引くが彼女は消えてしまう。赤い部屋ではマイクが「これは未来か過去か?」と問い、リーランドが「ローラを捜せ」と告げる。クーパーが、“ジュディ”という店のウエイトレスを探すと…。
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