あらすじ
キャスリーン・バーバーの「Are You Sleeping」という小説のドラマ化。犯罪ドキュメンタリー系ポッドキャストをめぐる深い闇。ある殺人事件をきっかけに全米で名を馳せたポッドキャスターのポピー・パーネルは、新たな証拠に突き動かされ、事件を洗い直すことに。彼女は、自分の誤った後押しが原因で刑務所送りになったかもしれない男と対面することになる。
Truth Be Told/真相の感想
「Apple TV+」配信ドラマ。ポッドキャスト番組のレポーターで主人公のポピー役を演じるのは、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』など数多くの映画に出演するオクタヴィア・スペンサー。共演は、「ブレイキング・バッド」のジェシー・ピンクマン役で知られるアーロン・ポール、リジー・キャプラン(「マスターズ・オブ・セックス」)、エリザベス・パーキンス(「Weeds ~ママの秘密」)など。それ以外のキャストも豪華で、Appleが力を入れているのがよくわかる。毎回、驚くような展開があるので最後のエピソードまで飽きずに観られるだろう。ポピーのキャラクター設定がちょっと惜しい。真相を突き止めようとするのはいいが、その過程でそれぞれの家族が追い詰められ、時には犠牲者も出てしまうのにそれに対するポピーの痛みがあまり感じられないのだ。ポピーにも心の傷があると言いたいらしいが、それについても父親にどうしてほしいのかイマイチわからない。ポピーの上質な洋服と豪華な家ばかりが印象に残っている。それに対してウォーレン役のアーロン・ポールはグイグイと人を惹きつける素晴らしい演技で、彼の行く末が気になって最後まで観てしまったと言っても過言ではない。お母さん役のエリザベス・パーキンスとの対話場面には毎回涙を誘われてしまう。リジー・キャプランの一人二役も見応えがあった。主役のポピーにはちょっと魅力が欠けるが、キャストの演技は総じて素晴らしいのでお薦めできるドラマである。
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apple tv+
予告編
Season1 エピソード
Season2 エピソード
第1話 他人の涙はただの水
ライフスタイルの導き手として成功した友人、マイカ(ケイト・ハドソン)の展示会に出席したポピーだったが、悲劇的な結末を迎えることに。
第2話 祭宴の亡霊
殺人事件を調べるポピー。多くの秘密が明らかになる。シュリーブは家族に病気の診断結果を打ち明ける。
第3話 ままならない現実
ポピーはマイカのアシスタント、ラモンの見かけによらない一面を知る。マイカは自分の周囲の人間に不信感を募らせる。
第4話 もう1つの人生
またしてもマイカの身近な人が亡くなり、事件は新たな展開を見せる。ポピーとイングラムは結婚生活の岐路に立つ。
第5話 大切な存在
個人的な苦しみと向き合いながらポピーは自問し始める。ホルトの古い友人が彼を見つけ出す。ポピーとエイムズは殺人の新たな容疑者を特定する。
第6話 困った女たち
ポピーとマーカスはホルトの謎めいた仲間を捜す。ポピーの脳内にシャーリーさんにまつわる幼少期の記憶が押し寄せる。
第7話 ランターマン・ペトリス・ショート法
ローズはポピーにマイカの過去を話す。ホルトはマイカをかばうため過激な手段に訴え、暴力的な結末を迎える。
第8話 語られなかった過去
マイカはポピーの秘密を暴くと脅す。マーカスは大きな決断をする。
第9話 崩れゆく足元
容疑者を追跡するポピーを恐ろしい対立が待ち受ける。シャーリーさんにまつわるポピーの幼少期の真実が明らかになる。
第10話 我が心のオークランド
シーズン最終話。ポピーは襲撃の余波に見舞われながらも、ポッドキャスターとしてマイカにインタビューし事件の真相にたどり着く。
このドラマはApple TV+で配信しています。
この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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