あらすじ
原作は米作家ロバート・ジョーダンによる「時の車輪」シリーズ。舞台はある限られた女性たちしか入ることが出来ない、魔法が存在する世界。<異能者(アエズ・セダーイ)>と呼ばれる驚異的な能力を持つ女性集団の一員モイレインは、若き男女5人と一緒に世界をまたぐ危険な旅に乗り出す。その5人のうちの誰か一人は竜王の再来で、人類を救うか、もしくは破滅させかねない強大な力を持つと預言されていたのだった――。
ホイール・オブ・タイムの感想
冒頭の説明からすぐにストーリーが始まるシンプルなところは、じっくりとしたヒューマンドラマ系に食傷気味の人にはウケるだろう。ファンタジーに欠かせない壮大な世界観はよく表現されており、奥行きのある風景にも目を見張る。昨今の撮影事情を反映してか、登場人物の多様性ラインナップにはちょっとウンザリする(エセ忍者っぽいランを演じているのは韓国系アメリカ人)が、ファンタジーにしては登場人物がそれほど多くないので覚えやすい。モイレインの能力が一つの見せ場だが、初回は敵襲を予想していたのに村にいなくて、ちょっと荒らされてから登場して魔法を発動する行動にえ?となった(その魔法も無敵というほど強くないのだが、それはリアリティがある)。だったら若者5人(連れ去られたナイニーブを含むらしい)を早く連れ出しておけばよかったのに…。また、ランドと既に交際中のエグウェーンが、結婚もできない賢女を目指すというのもよくわからない。CGも含めてストーリーが所々チープなのは否めないが、この先のファンタジックな展開や敵との闘いを期待して見続けてしまいそうなドラマだ。
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予告編
Season1 エピソード
第1話 故郷との別れ
山間の村に見知らぬ貴婦人が現れた。その貴婦人は、5人の若い村人のうちの1人が古代に世界を破壊した人物の生まれ変わりだと主張。それが誰なのか突き止めなければ、その生まれ変わりもまた世界を破壊するという。しかし時間の猶予はわずかだった。
第2話 シャダー・ロゴス
モイレインとランは村の外へ4人の村人を連れ出した。4人のうちの誰が予言の人物なのかはまだ分からない。使命のために手段を選ばないモイレイン、危険な場所に4人を導くこともいとわないランに対し、4人は不信感を募らせる。
第3話 安らぎを求めて
モイレインとランは望ましくない場所で、思いがけない助けを得る。離ればなれになってしまった4人は合流を目指しながら、安全な場所を求めて旅を続ける。やがて彼らは闇王の勢力がいかに広がっているか、道中で知り合う人々がいかに信用できないかを思い知る。
第4話 偽の竜王
モイレインは先行きが見えないことに苛立ち、ランは新たな同行者に手を焼く。ランドはマットの様子がおかしいことに気づき、マットは自分自身を疑い始める。エグウェーンとペリンは新たな一歩を踏み出す。そして、ある人物が驚くべき力を見せる。
第5話 流れ続ける血
ペリンとエグウェーンはある人物と再会。マットとランドは見知らぬ種族と出会う。モイレインとランは他界した仲間を弔う。
第6話 アミルリン位
モイレインは自らの行いの罰を受けることに。マットは己の中の闇と向き合う。エグウェーンは世界一の権力を持つ女性と話をする。
第7話 闇が潜む旅路
モイレインとその一行は予期せぬ事態に遭い、進路変更を余儀なくされた。たどり着いた場所で、モイレインの本当の目的や、ランの過去、旅の一行の間に入った亀裂、竜王の再来の正体が明らかになる。
第8話 全界の眼
シーズン1の最終回。モイレインは20年間、この時を想定して準備してきた。しかしそれでも、竜王の再来が闇に惹きつけられるのを止められない。
この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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