あらすじ
原作はウィンストン・グレアムの18世紀の歴史小説シリーズ。18世紀英国のコーンウォール州の美しい海辺を舞台に、荒っぽくも正義感の強い、情熱あふれる若き鉱山主ロス・ポルダークが自分の土地と富と家名の復興を目指し悪戦苦闘する、愛と波乱に満ちた生涯を描く。
主演のエイダン・ターナーの代表作と言える作品でしょう。荒っぽいところはあるけれど誠実で公正なポルダークを生き生きと演じていますし、何と言ってもイケメンでキリッとした眉毛の精悍な顔立ちはとても華があります。内容はロマンスを絡めた大河ドラマという感じで、冒頭から、かつての恋人エリザベスがいとこと婚約するという展開で後々の波乱を予感させます。ロスの人生に絡む二人の女性がエリザベスとデメルザ。エリザベスがレディらしい美しさなのに対し、デメルザは自然体のナチュラルな美しさがあります。コーンウォールの美しい景色を背景に、ロスがボロボロになった自分の人生と家名をどのように立て直していくのか。見始めると止まらない大河ロマンです。
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予告編(英語)
Season1 エピソード
第1話 故郷への帰還
1781年、バージニア植民地のアメリカ独立戦争で負傷したロス・ポルダークは、2年後、故郷コーンウォールへと帰還する。しかし奇跡的に生還した彼を待ち受けていたのは、父の死と多額の負債、そして荒れ果てた土地と鉱山。さらに最愛の恋人エリザベスは、いとこのフランシスと婚約をしていた。ロスは失意に打ちのめされながらも、ひょんなことから助けた少女デメルザを使用人として雇い、自力で新たな生活を築こうと奮闘する。
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第2話 愛と裏切り
父が残した鉱山の再開発を決意したロスは、フランシスに協力を求める。しかし、ロスとエリザベスはお互いにまだ未練があった。そんな中、ロスはフランシスの妹ベリティに頼まれ、良家が集まる舞踏会へ。そこでロスはエリザベスにダンスを申し込むが、楽しそうに踊る2人の様子に、フランシスは不安を感じていた。一方、ベリティは定期船の船長ブレイミーと想いを通わせるが、彼の過去を知った家族は2人の仲を引き裂こうとする。
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第3話 身分違いの恋
待ちに待ったウィールレジャー鉱山の再開発が始動し、多くの鉱員たちがロスのもとに集まった。一方、フランシスとエリザベスの間に息子が誕生した喜びも束の間、フランシスの父チャールズが心臓発作で倒れ、息子にグランブラー鉱山の再建を託す。そんな中、ロスとデメルザが不適切な関係にあるという噂が広まっていた。実際、誰に対しても誠実で公正なロスと、明るく自然体でよく気が利くデメルザは、お互いに惹かれ始めていた。
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第4話 許されざる結婚
ロスが使用人だったデメルザと結婚したというニュースが広まり、さらに銅脈の採掘も結果が出ず、クリスマスを前にウィールレジャー鉱山の先行きには暗雲が立ち込めていた。そんな中、チャールズの容体が悪化し、ロスに家族を頼むと言い残してこの世を去る。ロスはフランシスからクリスマスの招待を受けるが、ロスの妻として自信を持てないデメルザは不安を隠せない。さらにエリザベスも、夫フランシスとの関係に不安を感じていた。
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第5話 守るべきもの
娘を出産したデメルザは、ベリティとブレイミー船長を仲直りさせようと決心する。ロスは古い友人で医師のドワイト・エニスをコーンウォールに迎える。一方、フランシスは賭けにのめり込み、大切なものを失う危機に陥っていた。
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第6話 正義のために
刑務所で病死者が出ていると聞いたロスは、もともと体の弱いジムを心配し、ドワイトを連れて彼を助けに向かう。一方デメルザはジョージ・ワーレガンが開く舞踏会に招かれ張り切っていた。ところがジョージは、ロスと彼の製錬会社を潰そうと目論んでいた。
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第7話 愛の代償
フランシスはロスがベリティとブレイミーの駆け落ちを手助けしたと思い込み、彼を責める。一方、マークはドワイトとケレンの不倫を疑っていた。それがきっかけである悲劇が起こり、ナンパラは騒然とする。
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第8話 絶望の果て
ジョージはカーンモア製銅会社を解散に追い込み、ワーレガン帝国を拡大させていく。ロスはそれをフランシスの裏切りのせいだと責める。しかしフランシスとエリザベスが伝染病にかかってしまう。デメルザは自分の命の危険も顧みずに、フランシス一家の看病にあたる。
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Season2 エピソード
第1話 絶体絶命
ロスは難破船からの漂着物を飢える住民たちに分け与えたことで裁判にかけられることになってしまう。最悪の場合は死刑になる可能性もあり、何とか助けようとエリザベスはロスと敵対するジョージ・ワーレガンに助けを求める。しかし、ロスはジョージに頼ることを拒む。その裏でジョージは中傷ビラをまいたり、証人を買収したり、ロスを有罪にしようと画策していた。
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第2話 運命の裁判
ロスの裁判が行われるボドミンでは同時期に選挙も行われることになっており、民衆がざわめき立っていた。デメルザは何とかロスを救おうと担当判事に接触を試みるも、ジョージに邪魔されてしまう。ロスの弁護士は刑を軽くするために反省の態度を示すよう忠告するが、自分のしたことは間違っていないという信念を持つロスはそれを受け入れず、不利な状況のまま裁判は進む。
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第3話 更なる試練
無罪を勝ち取ったロスだが、高利子で借りた1000ポンドの返済期日が迫っていた。そんなロスを経済的に追い込もうと、ジョージはロスの鉱山の株を買い始める。自分から何もかもを奪おうとするジョージに対抗するため、ロスはジュリアが死んで以来、避けてきたフランシスと和解することにする。一方でデメルザは、ジュリアの死を乗り越えられないロスに妊娠の事実を伝えられないでいた。
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第4話 一族の絆
とうとうジョージがロスの鉱山の筆頭株主となり、彼の同意なしには事業が進められなくなってしまう。ジョージに干渉されず事業を進めたいロスは自分の持ち株の半分を売って資金を作り、フランシスと共に放置されていた鉱山を再開することにする。その鉱山の再開の日にはロス夫婦とフランシス夫婦だけではなく、やっとフランシスと和解したベリティ夫婦の姿もあった。
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第5話 それぞれの告白
ロスと共に鉱山を再開したフランシスは、生まれ変わったかのように張り切って働いていた。一方で、エリザベスはある夕食会でロスに想いを告白する。フランシスもジョージにロスの製銅会社の株主の名前を漏らしたことをデメルザに告白し、償いのためにロスの役に立ちたいと告げる。その後、1人で鉱山に戻って作業を続けていたフランシスだが、足元が崩れて水の中に落ちてしまう。
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第6話 クリスマスの日
ロスの負債を買い取ったワーレガン家はクリスマスの翌日に全額を返済するように求めてくる。自分の負債の返済も難しい中、ロスはフランシスを亡くしたエリザベスを何とか助けようとする。デメルザはロスが負債者として収監されても何とか暮らしていけるように、食糧や薪を備蓄していた。だが返済期日を迎え収監を覚悟しているロスに、謎の人物から支援の申し出がある。
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第7話 密告者
妻を殺してしまい逃亡していたマークが見つかったという情報が届く。ロスはマークが逃亡する前に見つけた銅の在りかを聞き出そうと密輸船に乗って彼に会いにいくことにする。しかしマークから得た情報は期待したようなものではなく、意気消沈したロスは密輸品を積んだ船で帰ってくる。ロスたちは積み荷を陸揚げし始めるが、そこには密輸を取り締る役人と軍隊が待ち構えていた。
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第8話 許されざる裏切り
エリザベスの母親が倒れ、看護が必要な状態になってしまう。看護人を雇う余裕のないエリザベスにジョージは援助を申し出て、さらに結婚を申し込む。最初は戸惑っていたエリザベスだが夫のいない生活の大変さと息子の将来への不安から結婚を承諾する。それを知らされたロスは何とか結婚を思いとどまらせようとエリザベスの元へ駆けつけ、2人は一夜を共にしてしまう。
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第9話 エリザベスとデメルザ
デメルザはロスの裏切りがどうしても許せず、二人の仲はぎくしゃくする。デメルザはロスに仕返しをしようと舞踏会に出かけ、マクニール大尉を部屋に招き入れてしまう。一方でエリザベスはジョージとの結婚を延期し、ロスが救いの手を差し伸べてくれるのを待ち望んでいた。しかし、いくら待ってもロスは現れず、他に選択肢がないと悟ったエリザベスは結局、ジョージと結婚するのだった。
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第10話 ロスの決意
エリザベスと結婚しトレンウィズで暮らし始めたジョージは、土地を柵で囲い、近隣の人たちを威嚇し始める。さらにエリザベスの夫として、色々と口出しを始める。ジョージにかつて愛したエリザベスを奪われ、一族の屋敷に住みつかれたロスは心中穏やかではないが、追い打ちをかけるようにエリザベスの妊娠を知る。しかしロスの大おばは子供の父親がジョージではないのではと疑っていた。
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Season3 エピソード
第1話 背負うもの
エリザベスの出産が近づき、皆が落ち着かない日々を過ごしていた。ロスとデメルザのお膳立てでキャロラインとドワイトは秘密裏に結婚式をあげるが、エリザベスが事故にあったと知らせが届く。ドワイトがトレンウィズに急ぐと、エリザベスが産気づいていた。一方、キャロラインのおじ、そしてデメルザの父の死期も近づいていた。様々な思いを抱く人々の頭上には、不気味なブラック・ムーンが輝いていた。
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第2話 新たなる旅立ち
ワーレガン家では、ジョージとエリザベスの子供、バレンタインの洗礼式が行われた。ワーレガン家と縁を切って新たな生活を始めようとしていたロスに、ドワイトの乗った船が行方不明との連絡が入る。船はフランスの海岸で座礁し、生存者がいたとしても捕虜になっている可能性があると聞いたロスは、ある決心をする。
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第3話 妻たちの想い
ロスとトーリーはドワイトの安否を確かめるため革命さなかのフランスに渡った。しかし情報を入手する前にスパイ容疑で国外への強制退去を余儀なくされる。治安判事になったジョージは、エリザベスとバレンタインを連れてトルーローの町に引っ越し、次は議員の座をねらっていた。ジェフリー=チャールズやアガサと共に、トレンウィズに残ったモーウェナは、ドレイクとますます引かれ合う。
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第4話 禁じられた恋
ロスとデメルザに娘クロワンスが誕生し、洗礼式にジェフリー=チャールズとモーウェナもやってくる。ジョージはモーウェナを名門の一族ウィットワースに嫁がせようとするが、ドレイクが忘れられないモーウェナは気が進まない。深刻な飢饉で村人たちによる食料の略奪が頻発し、その取り締まりが厳しさを増していた。飢えに苦しむ村人たちを救うためロスは一計を案じる。
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第5話 男の友情
フランスの収容所の惨状を伝え聞いたロスは捕虜になったドワイトを救出するため、トーリー、ヘンショー、ザッキーらとフランスへ向かう。モーウェナは身分違いの恋を諦めるようアガサに説得され、ドレイクに別れを告げる。失意のドレイクはロスたちの後を追い、救出隊に加わる。ジョージは議員候補に名前の挙がったロスの評判を落とし、代わりに自分が議員候補になるべく策をめぐらす。
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第6話 生きる勇気
フランスの収容所からドワイトらイギリス人捕虜を救出したロスは、一躍地域の英雄となっていた。ドワイトは捕虜生活の後遺症に悩んでいたが、アーミテージの助けで徐々に快方へと向かう。モーウェナはドレイクへの想いを諦めきれず、ウィットワースとの縁談を断る決心をする。しかしジョージの罠にはまったドレイクの命を助けるため、苦渋の決断を迫られる。
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第7話 女の一生
ウィットワースと結婚し妊娠したモーウェナは不幸な日々を送っていた。傷心のドレイクはロスの援助で村の鍛冶屋の仕事を始める。ロスは保守派と改革派それぞれの有力者から下院議員選挙の候補に立たないかと打診され、デメルザはアーミテージからロマンチックなアプローチを受ける。アガサは100歳の誕生祝いを楽しみにしていたが、ジョージは彼女がまだ97歳であることを突き止め、パーティーの中止を言い渡す。
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第8話 すれ違う心
下院議員選挙では、ロスたちの予想に反してジョージが当選した。ロスはアガサの墓で久しぶりにエリザベスに会い、ジョージがバレンタインの出自を疑っていることについて相談を受ける。一方、デメルザはアーミテージから想いを打ち明けられ心が揺れる。モーウェナは男児を出産するが、産後の不調が続いていた。ドワイトに夫婦の営みを控えるよう指示され不満を募らせるウィットワースをロウェラが誘惑する。
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第9話 進むべき道
フランス軍の船が沖合に現れ、ロスは国防のため志願兵を訓練することに。ジョージは領地の堺で鍛冶屋を始めたドレイクを追い出そうと彼に重症を負わせ、怒った村人たちはジョージの穀物倉庫略奪を企てる。出動命令を受けたロスたち志願兵の前に現れたのは、フランス兵ではなくトーリーたち村人だった。一方、アーミテージはやがて失明することを知り、その前に一度だけ愛を交わしたいとデメルザに懇願する。
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Season4 エピソード
第1話 残酷な判決
アーミテージのことが原因で、ロスとデメルザは互いの溝を埋められずにいた。国内では、ピット首相が議会の解散を宣言し、選挙が行われることになる。再選を狙うジョージの対抗馬として、ファルマス卿がアーミテージの推薦を表明する。村では、穀物を奪う暴動が起き、ザッキーの息子ジェイゴとカーン兄弟が絞首刑を言い渡される。
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第2話 勝負の舞台
アーミテージの病状が芳しくないため、ファルマス卿はロスに下院議員選への出馬を打診する。説得に心動かされたロスは、デメルザに相談したうえで立候補することを決断する。選挙当日、トレゴスナンからの連絡を受け、デメルザは衰弱したアーミテージの元へ行きそばに寄り添う。そんな中、下院議員の座をかけたロスとジョージの一騎打ちがいよいよ始まる。
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第3話 夫婦の距離
ロスはロンドンでの議員生活を始めていた。一方、ナンパラでは、デメルザが家事や育児をする傍ら鉱山の管理を行っていた。デメルザから、鉱山が閉山の危機にあると知らされたロスはコーンウォールへ戻ってくる。デメルザと再会するものの、互いにどのように接していいのか分からない。また、鉱山の仲間らとの再会を楽しみにしていたロスだったが、議員となったロスに対し、彼らの態度はよそよそしく・・・。
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第4話 度重なる苦難
ロスはウィールグレイスとウィールメイデンをつなぐため、鉱山で掘削を指揮していた。だが、同時にロンドンに戻る時期も迫っていた。デメルザはロスがロンドンに一緒に行こうと言ってくれないことに寂しさを感じる。ある日、ロスはドワイトから、娘サラの心臓が弱く、長く生きられないという事実を知らされ、ショックを受ける。
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第5話 闇と光明
穀物価格の高騰により、民衆は食糧難に苦しんでいた。議会では穀物価格を定価にする法案が一向に通らない中、ロスは状況を打開する画期的な仕組みを思いつき、実現へと動き出す。モウェナのことをずっと想い続けているドレイクだったが、デメルザに説得され、ある大きな決心をする。しかしそのタイミングで思いもよらない知らせがもたらされ、心がかき乱されるのだった。
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第6話 弱き者を救え
ロスは、収入に応じた賃金補助の国中への導入を議会に提案していた。そのことで、ピット首相の目に留まり、食事の席を共にすることとなる。コーンウォールでは、ナット・ピアースが逝去したのをきっかけに、ジョージがパスコー銀行を潰そうと動き始めていた。事態を知ったデメルザは、ファルマス卿に借金をし、パスコー銀行を救うための策を講じる。
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第7話 男のけじめ
初めてロンドンに来たデメルザは、見る物すべてが物珍しく華やかな世界で、滞在を楽しむ。アダレイはパーティーで出会ったデメルザを気に入り、強引に言い寄る。手段を選ばず迫るアダレイにロスはいら立ちを募らせ、事態はとんでもない方向へと発展する。モーウェナはついにウィットワース家を逃げ出し、ドレイクの元を訪ねる。歓迎しようとするドレイクだったが、モーウェナはある告白をするのだった。
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第8話 最愛の人
バレンタインが実の息子ではないと再び疑い始めたジョージはエリザベスやバレンタインにつらく当たり始める。エリザベスはジョージの疑いを拭い去るため、出産を早める薬を手に入れる。ナンパラに戻っていたデメルザは、ロスが二度とナンパラに帰ってこないのではないかという不安を抱いていた。一方、ロスはキャロラインに促され、コーンウォールに戻ることを決めるのだった。
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Season5 エピソード
第1話 戦友の危機
ある日、ロスの元に戦友であるネッド・デスパードの妻キャサリンがやって来る。不当な告発により投獄され、ロスに助けを求めているというのだ。ネッドを救うため、ロンドンに向かうロス。同じころ、ロスの鉱山に職を失った村人と村の娘テスがやって来る。彼女はデメルザに反抗的な態度をとり、職を与えるよう要求する。一方、ジョージは、エリザベスの死を受け入れられずにいた。
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第2話 闇の権力者
ロスはネッドの疑惑を晴らすべく動き出す。頼みの綱は秘書のバナンタインだったが、ネッドの解任以来、行方が分からなくなっていた。ところがある日、バナンタインから手紙が届き、ロスは初めて本人と対面する。そしてその後、ネッドの人柄や国王への忠誠心について書かれた冊子がバナンタインから送られてくる。ロスはネッド支持派の議員たちにそれを配り、ネッドの復帰を後押ししようと試みるが……。
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第3話 持てる者と持たざる者
ロスはネッドらと共に、コーンウォールに戻ってきた。ロンドンを離れ、安心するデメルザだったが、ロスの元にはバナンタインの死を知らせる手紙が届く。ラルフの関与を疑うロス。ある日、デメルザはジェレミーとクロワンスのふとした発言をきっかけに、鉱山で働く子供たちに読み書きを教えようと考える。精神状態が悪化していくジョージを治すため、ケイリーは医師のペンローズに相談する。
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第4話 仕組まれた罠
落盤事故で閉山になって以来、ウィールプレンティの鉱員たちは苦境にあえいでいた。ロスは彼らを救おうと、一人一人から苦情を受け付ける。一方、ラルフはテスを利用してネッドを追い込もうと画策する。テスにそそのかされたネッドは鉱員たちを引き連れてトレンウィズを訪れる。ロスの機転によって事態は収束するが、ラルフの策略は始まったばかりだった。
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第5話 忍び寄る魔の手
ロスはネッドとキティをホンジュラスに帰すため、彼らを連れてロンドンに向かう。ウィッカムに、ネッドの国王への忠誠を示し、首相の力でネッドをホンジュラスに戻すよう求める。しかし、その首相が辞任してしまったことから、ネッドらはロンドンで足止め状態になる。一方、コーンウォールでは、銀行が硬貨の代わりに紙幣を発行し始めた。
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第6話 正義は誰のために
ネッドの裁判がようやく開かれるが、ロスやドワイトの証言もむなしく死刑を宣告され、絞首刑が執行する。ロスはその後、ネッドが収監されていた監獄の監獄長がマーセロンだと知り、驚愕する。悲しみに打ちひしがれてコーンウォールに戻ったロスは、デメルザの気遣いと優しさに癒される。だがそれもつかの間、何者かに背後から殴打され、鉱山内に投げ落とされてしまう。
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第7話 渦巻く謀略
ロスはマーセロンの手下によって鉱山に投げ落とされてしまう。デメルザは行方の分からなくなったロスを必死に捜す。意識を取り戻したロスは坑内で、盗まれたと思われる鉱石と共に、数名のフランス人がいるのを目撃する。一方、デメルザは、ロジーナの証言からテスとジャッカが鉱石を盗んで海外へ密輸し、酒などと交換していることを知る。
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第8話 正義と勇気の人 ロス
フランスとの講和条約締結を数か月後に控えた1801年の冬、ロスは秘密裏にフランスと手を結び、鉱山に出入りして密輸に加担していた。だがそれには、真の目的があった。デメルザは、事情を明かさないロスに不信感を募らせる。そんな中、フランスからジュール・トゥーサン将軍がコーンウォールにやって来る。トゥーサン将軍は、条約調印前のイギリス侵略をもくろんでいた。
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