あらすじ
地方検事から新たな裁判官となったローラを中心とする法廷ドラマ。裁判の裏側で何が起きているのかをテーマに、弁護士だけでなく地方検事、さらには裁判官の視点で見た裁判を描く。
All Rise/オール・ライズ 判事ローラ・カーマイケルの感想
“all rise!”(起立!)とは法廷に判事が入室すると響く号令。弁護士が主役のドラマはたくさんありますが、判事が主役というのは珍しいのではないでしょうか?このドラマでは念願の判事となったローラが時には悩みつつも信念を貫こうとします。ローラの自信に満ちた、毅然とした姿勢がとっても清々しい!メインの登場人物も基本的には性格がいい人ばかりなので、安定感のある作りです。判事、つまり裁判官の視点のドラマが気になる人にはぜひ見てほしい良作。
主演は「ルーク・ケイジ」や「アイアン・フィスト」でミスティ・ナイトを演じていたシモーヌ・ミシック。共演は、「CSI:科学捜査班」のマーグ・ヘルゲンバーガーや、「ハート・オブ・ディクシー ドクターハートの診療日記」のウィルソン・ベセルなどです。
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予告編(英語)
Season1 エピソード
第1話 ローラ判事誕生
地方検事補ローラ・カーマイケルは、念願叶ってロサンゼルス郡上級裁判所判事に任命された。もうすぐ就任というある日、法廷で被告人の女性が下着姿なのを発見。そんな姿のまま法廷へ連れてきたことを廷吏に詰め寄ると、廷吏は怒って裁判官に銃を向け……。
第2話 独創的な判事
ローラは食料品での重暴行の裁判を担当する。被告人はニカラグアからの不法移民レオ・ゲラ。審理中、傍聴席に移民税関捜査局(ICE)の捜査官が現れる。レオを捕らえ、強制送還するためだ。しかし州はICEに対し裁判所での令状なしの逮捕を禁じていた。それでも連邦の権力を行使しようとする捜査官にローラは毅然と立ち向かう。
第3話 法廷で鳥が鳴く時
ゲーマーのジャニー・カートライトは、友人のアンドレアがオンラインゲームに不正アクセスし、自分の人気アバターであるアークを“殺した”と告発する。証言台で言葉に詰まるジャニーの様子を見たローラは、ジャニーにアークとして証言することを許可する。
第4話 陪審員の現場検証
ローラは担当する裁判で、事実に基づく公正な判断を促すために陪審員による現場検証を許可する。被告人ディランは無実だったが前歴があり、弁護人であるエミリーは偏見を持つ検察官の主張によって陪審員が誤判することを恐れ、現場検証でディランの無実を証明しようとしていた。
第5話 結婚の日
年に一度の裁判所のイベント“結婚の日”に挙式を担当するベナー判事がなかなか現れず、多くのカップルが待たされる。するとローラの法廷に「子供が生まれそう」と新郎が飛び込んできて、ローラは急遽2人の式を執り行う。
第6話 スター裁判
ローラはリアリティー番組のスター、ヘイリーを殺害したとされる付き人オリヴィアの裁判を担当する。有名弁護士プライスがついたことも影響し、裁判所には多くのマスコミやファンが殺到する。
第7話 母と娘の正義
ローラの母親ロキシーが裁判所を訪れる。支援するホームレスの若者ジャックスが放火罪に問われており、公判でジャックスに有利な証言をするために来たのだ。以前から社会活動で急がしく、今回の件がなければ判事になった自分を訪ねても来なかった母親に、ローラは不満をつのらせる。
第8話 親子の絆
ローラは遺体なき殺人の裁判を担当する。被告人は失踪した女性リンダの恋人フェリックス。フェリックスはリンダの11歳の娘マリセラから実の父親のように慕われていた。しかしマリセラが検察側証人としてフェリックスに不利な証言をすることになり、ローラはマリセラが安心して証言できるよう心を配る。
第9話 過去との対決
ローラが検察時代に担当した事件を、その時の弁護側で、ロースクールからの宿敵であるフェリースが控訴するという。それは極右の青年が起こした書店爆破事件で、若い女性が犠牲になっていた。
第10話 情けと正義
ローラの法廷の天井が落ち、一時的に別の法廷を使うこととなる。新しい法廷で担当したのは武装強盗の案件。被告人カリッサには前歴があり、前回の担当弁護士はエミリーだった。
第11話 裁かれるローラ
被告人寄りだとして検事補たちから委員会に訴状を出されたローラ。裁判官を罷免になる可能性もあり、補佐のシェリは情報を集めて対策を練る。
第12話 法と倫理の狭間
ローラは下院議員の息子ジェレミーの非陪審審理を担当することとなり、被告人の母親の地位が判決に影響を及ぼさないよう神経をとがらせる。
第13話 ローラのジレンマ
エミリーはギャングを抜けた少年ディエゴの弁護をすることに。ディエゴは、彼が抜けたことをよく思わない他のギャングたちに呼び出され、ある男性の殺害に立ち会わされてしまっただけなのだが、検察は携帯電話の位置情報を証拠に彼を殺人罪で起訴する。
第14話 痛みの解放
ローラの母親ロキシーは、娘ローラについて取材を受けた際、ロサンゼルス司法の批判を述べてしまう。周囲はロキシーを絶賛するが、ローラはまた委員会に呼び出されるのではないかといら立つ。
第15話 疑惑の集団訴訟
州検事総長選に出るベナーが自らの経歴調査をローラに依頼する。ベナーが勤めていた法律事務所の訴訟を調べたローラは、ある集団訴訟の和解に問題があったことに気づく。
第16話 封鎖された裁判所
裁判中、興奮した被告人エフライムが廷吏の銃を奪い、ローラ、エミリー、チョイたちを人質に取って法廷に立てこもる。裁判所には特殊部隊が到着、権力に強い不信感を抱くエフライムが逆上してチョイに銃を向けると、警察は突入準備を開始する。
第17話 過ちの償い方
マークは窃盗犯ミッチの裁判中、彼が過去の殺人事件の真犯人である可能性に気づく。それは担当検察官だった自分が無実の男性を刑務所に送ってしまった可能性でもあるのだが……。
第18話 3人の法の道
罪状認否法廷の担当を命じられたローラと、起訴審査ユニットでのデスクワークを命じられたマークは共に意気消沈していた。そんな折、ローラとマークのロースクール時代の友人レイチェルが、自分の法律事務所を開くためロスに戻ってくる。
第19話 消えない傷
エミリーは若いカップルのDV裁判を担当。過去に夫からのDVを経験しているエミリーを周囲は心配するが、本人は平静を装う。
第20話 差し伸べる手
ローラは元被告人ダフネの姿を法廷で見つけ、再び逮捕されたのかと心配するが、ダフネはローラの言葉に励まされて生き方を変え、公選弁護人事務所の面接を受けにきていた。自分の仕事が報われたように感じたローラは、NPOに復帰を断られて引きこもっていた母親ロキシーにこの話をし、ロキシーが新たな道を見つける手助けをする。
第21話 初のリモート裁判
新型コロナの流行で法廷が開けなくなったロサンゼルス。判事たちは協議し、オンラインでの裁判を試みることに。テストケースとしてローラが指名される。
このドラマはU-NEXTで配信しています。
この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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