「LAW & ORDER」は毎回、ニューヨーク市警の刑事による事件の捜査から始まり、容疑者の逮捕、検察による起訴、そして裁判が行われ、判決が出るまでが描かれる。つまり前半は犯罪捜査ドラマ、後半は法廷ドラマの要素を含む2部構成となっている。
シーズン20まで続いた超ロングランドラマ。エミー賞の作品賞に何度もノミネートされており、1995年には最優秀作品賞を受賞している。このドラマからスピンオフしたのが「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」(通称 LAW & ORDER SVU)だ。アメリカでは本家のLAW & ORDERを上回るぐらいの人気がある。
第1話 消された運び屋
パトロール中の警官が、意識不明で倒れている市会議員を発見。時計などが盗まれていたため、強盗事件として捜査、容疑者の少年を尋問するが、少年は自分たちが襲う前に議員は倒れていたと言い出す。
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第2話 死の処方
救急処置を受けた少女の容態が急変、その後すぐに死亡するという事件が起きた。父親の証言から、医者の処置に問題があったのではないかという疑惑が発覚する。
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第3話 隠された過去
地下鉄内で黒人少年二人が銃で撃たれる事件が発生。ローラという女性が逮捕されるが、彼女は正当防衛を主張、目撃者の女性たちも皆、彼女が少年たちに脅されていたというのだが……。
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第4話 死神の使い
ゲイの青年が自殺する事件が起こる。グリービーとローガンは数ヶ月前にカリフォルニアでも同じ手口の連続犯行があったことを突き止める。
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第5話 死に至るキス
若い女性が喉を潰され、自室で倒れているところを発見され、やがて死亡。以前のボーイフレンドと、現在交際中の男が容疑者として浮上するが、両者とも信用できるアリバイがあった。
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第6話 冤罪
駐車場で中年夫婦が撃たれ、夫は死亡、妻は一命をとりとめる。目撃証言から、黒人少年が犯人とされるが、証言を不審に思ったグリービーたちは、事件を再調査、新事実を突き止める。
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第7話 執念の追及
セントラルパークで、瀕死の中年男性が発見される。最後に接触のあった売春婦と運転手を逮捕するが、その背後には、売春婦から多額の金を搾取している実業家ローラの存在があった。
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第8話 堕ちたヒーロー
黒人少年が争っているところに警官が遭遇、逃げていく少年たちを追いかけた警官の一人が、少年を銃で奪って殺してしまう。警官は正当防衛を主張したが、ストーン検事は警察起訴に踏み切る。
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第9話 親失格
小学校で少女が危篤状態に陥り、救急車で運ばれる事件があった。母親のせっかんが原因であると判明するが、その背後には、夫による妻への家庭内暴力があった。
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第10話 愛の虜
前衛アーティストがスタジオで死んでいた。死因は性的な興奮状態での窒息で、死ぬ直前に撮られたポラロイドも見つかる。この写真に触った跡があり、スポンサーが怪しいと疑うが……。
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第11話 終わらない憎しみ
16歳の少女がゴミ置き場で気を失っているところを保護された。少女は二人の白人警官にレイプされたというが、医師の診断によると、レイプされた痕跡がないのだった。
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第12話 生命の行方
中絶を助ける女性センターが爆破され、焼け跡から一人の女性の死体が発見される。中絶に反対する活動団体が犯人で、死んだ女性は自ら爆弾とともに命を絶ったものと思われたが……。
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第13話 もうひとつの顔
事件の通報により駆けつけた警官二人のうち、一人が銃で撃たれ死亡する事件が起こる。現場から逃げた男を捜索するが、自分は殺していないと、自分から検察側に取引を求めてくる。
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第14話 レイプの真相
TVリポーターがレイプされた事件で三人の青年が起訴された。彼らは無実を主張し、DNA鑑定の結果も一致しなかった。警察の再調査により、現場で6~7人の声を聞いたという新証言が現れる。
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第15話 欲望の奔流(前編)
食料品店の主人が、早朝の店内で何者かに襲われる。近くにいたホームレスの証言により、ロシア人の殺し屋が事件に関わっていることが判明する。数か月前にも同様の事件があり、不法タバコの密売で儲けるマフィア、マスーチ・ファミリーが関与していることを突き止める。ストーンは黒幕であるマスーチ・ファミリーを一網打尽にしようと試みるが……。
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第16話 欲望の奔流(後編)
マフィアのボス、フランク・マスーチを殺人罪で有罪にすることを諦めていないストーンは、しっぽをつかむまでマスーチを追い続けるつもりでいた。ロビネットは、マスーチに対し誘拐罪が使えることを利用し、マスーチの義弟ビーガルを盗聴する許可を得る。
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第17話 ゲーム・マスター
貧しい住宅街で二人の幼い子供がマシンガンで撃たれる。一人は重傷、もうひとりの赤ちゃんは死亡。不良グループの仕業と判明するが、殺された子供たちと事件の接点が見つからないのだった。
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第18話 報復と制裁
教会近くで発砲音があり、一人の男が撃たれて死んでいた。男は麻薬の売人ホセで、彼と直前に会っていたアリシアが容疑者として浮かび上がる。彼女の妹がホセに暴行を受け、入院していたのだ。
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第19話 闇に光る牙
家の中で両親が撃たれて死んでいるところを息子が発見する。使われた銃は書斎にあったもので、息子の手からは銃を使った硝煙反応が出てきた。だが、彼にはアリバイがあり……。
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第20話 テロリストの悲劇
連邦拘置所に移送される車の中で、三人の囚人のうちの一人が死んでいた。事件が起こった場所からFBIの管轄となり、警察は関与できなくなる。またその後、拘置所内で別の囚人が殺され……。
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第21話 愛情とエゴイズム
公園で意識不明の黒人男性が保護される。脇腹にきれいに縫合された傷跡があり、腎臓が一つなくなっていることが発覚。さっそく腎臓移植ネットを調べてみると、そこからある記録が浮かび上がった。
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第22話 汚れた手
ニューヨーク市警の誰かが証拠のデータを消去していることが判明し、グリービーとローガンの上司であるクレイゲン警部が疑われていた。クレイゲンの行動には不審な点が多く……。
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第1話 自白の行方
建設業界の汚職事件を捜査していたマックス・グリービー刑事が、大陪審の初日に自宅前で銃撃され死亡する。陪審員の一人が情報を流したことを知り、手掛かりをつかんだグリービーのかつての相棒マイク・ローガン刑事は、ある方法で犯人を自白させることに成功するが…。
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第2話 愛の代価
ある部屋で男と若い女の死体が発見される。女に未練があった女の元恋人が逮捕されるが、ローガンとセレッタは殺された男の別居中の妻と息子に疑いの目を向ける。
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第3話 悲しみのアリア
演劇学校の公園最終日の夜、学生の俳優の1人が倒れているプリシラ・ブレインを見つける。プリシラは薬物の過剰摂取で命を落とすが、死ぬ前に「やりたくなかった」と言うのを警官2人が聞いていた。
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第4話 犯罪者の聖域
店先でケンカしていたカップルの男性が、女性がコーヒーを買っている間に刺殺される。ホームレスの男が容疑者として浮上し、セントラルパークの段ボールの小屋にあった凶器から犯人が逮捕されるが…。
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第5話 祈り
5歳の少女ダイナが病院に運ばれるが、母ナンシーが現代の医学は信仰している宗教に反しているとしてダイナの治療を拒否。ダイナは命を落とす。祈りと信仰に頼ったダイナの両親は起訴されるが、2人が祈りによる治療に疑念を抱いていたことが証明できなければ、有罪にすることは難しい。
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第6話 ねじ曲げられた真実
午前1時、勤務先から徒歩で帰ろうとしていたエイミー・ニューハウスが路地で激しく暴行される。恋人のクリス・ベイラーが、過去にエイミーの腕を骨折させていたことが分かり取り調べを受ける。そこにエイミーが流産したという知らせが入り、容疑が殺人に切り替わる。
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第7話 記憶の中に
建物から8歳の少年の白骨死体が見つかり、ローガンとセレッタは、建物の記録から1962年にトーマス・キーガンという8歳の少年が失踪していたことを突きとめる。当時トーマスと仲の良かったジュリー・アトキンソンは、事件の捜査が再開されたと聞き気を失ってしまう。ジュリーはオリベット博士との面談であるイメージを思い出すが…。
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第8話 裏切り
パトカーで病院に運ばれた大学2年生のアンドレアの体内から精液とアルコールが検出される。婚約者のゲーリーに誘われて参加したパーティーで、2人の男にレイプされたと訴えるアンドレア。しかし、ゲーリーはアンドレアとの婚約を否定し、アンドレアの悪い噂を聞いてからは会っていないと話す。
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第9話 断たれた想い
ラリー・キーリーが犬の散歩中に車にひかれる。目撃者はセレッタとローガンに、ベンツが意図的にラリーに向かって行ったと証言。ラリーにはたちの悪いギャンブル癖があり、妻ジェナともケンカが絶えなかったという。2人に対する苦情についてアパートの管理人に問い合わせたローガンとセレッタは、ジェナが保険金でアパートを買ったことを知る。
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第10話 虚構の楽園
社交クラブの火災現場に到着したローガンとセレッタは、歩道に並べられた何十人もの遺体を目にする。死者は53人。ほとんどが中米からの不法移民だった。生存者の話から、女性従業員の恋人が酔っ払って追い出され、復讐を誓っていたことが分かる。
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第11話 舞台を降りる時
ゴミ箱の中からタキシードを着たずぶ濡れの男の遺体が発見される。古い新聞から、遺体はブロードウェイのプロデューサー、ジョッシュ・フォスターであることが分かり、ローガンとセレッタは当時恋人だった女優のレズリー・ハートに会いに行く。
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第12話 ボイス
テレビドラマのスター、ルーシー・ネベンが公園でひん死の状態で倒れているのが発見される。ローガンとセレッタは手掛かりから、熱狂的なファンのジェシー・アンガーを殺人未遂容疑で逮捕する。公判でオリベット博士は、ジェシーは精神状態に問題を抱えてはいるが、善と悪の区別はつくと証言するが…。
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第13話 知略の攻防
白昼のマンハッタンの駐車場で広告代理店の会社員2人が射殺される。逮捕されたフランク・ケンプは銃と血痕が付いたナイフを所持していたが、会社員の殺害にナイフは使われておらず、銃は遺体から取りだされた銃弾とは一致しなかった。
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第14話 血は水よりも濃し
若いカップルが、ロイス・ライダーの遺体を発見する。殴打され、宝石を奪われていたが、財布は残っていた。検視でロイスの体内から精液が見つかり、ロイスが浮気していた可能性が浮上する。セレッタとローガンが夫ジョナサンに話を聞こうと家を訪ねると、ジョナサンの母親バーバラも一緒だった。ジョナサンが血液検査を拒否したため、ローガンは疑いの目を向ける。
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第15話 信頼
頭部を撃たれた10代の少年の遺体が廃屋となった倉庫で発見される。セレッタとローガンは、凶器からイアン・メーザーという人物に辿り着く。メーザーの息子ジェイミーは被害者と同じ学校に通っていた。ジェイミーは、友人のロビーに銃を見せていたらロビーが銃を握り、その時に暴発したと話す。
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第16話 目には目を
エレベーターの修理業者がジュディ・ブリームの裸の遺体を発見する。絞殺され、目と口には粘着テープが張られていた。ローガンとセレッタは半年前に似たような事件があったのを思い出す。手掛かりはポラロイドフィルムの包装紙と、犯人がエレベーターの扉を開ける特殊な鍵を持っていたということだけだった。
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第17話 いたわりの心
メタンフェタミンを服用した16歳のマギーが保護される。カトリック系の薬物更生センター“ヘブンハウス”のシスター・ベティーナが連れ戻しに来るが、マギーは帰ることを拒む。マギーはローガンとセレッタに、シスターがシャワーを浴びる際に体に触ってきたと訴える。
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第18話 死のゆりかご
凍死し箱に入れられた男の赤ん坊の遺体が、病院の廊下で見つかる。セレッタとローガンは、赤ん坊の身なりが整っているため、ホームレスの子供ではないと考える。児童保育施設や幼児用の衣料品店への聞き込みをするが収穫はない。しかしある従業員が、ベビーサークルを母親に届けたことを覚えていた。
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第19話 欲深き者
パトロール中の警官2人が、黒人の若者4人が走り去った後、近くの路地で男が燃えているのを発見する。捜査と検視によって、被害者は宝石商のエズラ・ショアであり、死因は暴行によるものと判明する。ローガンとセレッタはエズラの遺族に話を聞き、息子のケイレブが地元の黒人の若者たちとトラブルを起こしていたことを知る。
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第20話 ゆがんだ愛情
ティム・チョンが恋人のケイトと友人のカール・ボーランドと歩いていると、中国人の少年2人が車で通り過ぎ、白人の友人がいることをからかう。ケイトとカールが去った直後、ティムは撃たれて死亡。その後、ティムが短期間ではあるがヘロインを扱う中国系ギャング“ホワイトタイガース”にいたことが明らかになる。
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第21話 沈黙
市会議員のジェームズ・ボーゲルが刺殺され、死体が道路に投げ捨てられる。ボーゲルが同性愛者で、銀行口座には父親から振り込まれた5万ドルがあり、そこから毎月5000ドルが支払われていたことから、セレッタとローガンはジェームズが脅迫されていたのではないかと疑う。
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第22話 虐げられる人々
証券会社のオフィスで早朝、マクファデンという男がが死んでいるのが見つかる。銃が近くに落ちていたが、指紋が付くのを防ぐためにテープが巻かれていた。マクファデンが専門としていたM&Aは敵を生みやすいことから、セレッタとローガンはマクファデンの過去を調べることにする。
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第1話 はかなき美貌
二流のヌード写真家デッカーが自らのスタジオで刺殺される。容疑者として逮捕されたアンジェラは、元モデル。デッカーの斡旋もと男たちに体を売り、15歳の娘トレーシーを女手ひとつで育てていた。
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第2話 リーダー暗殺
アフリカ系アメリカ人コングレス(AAC)のリーダー、マーカス・テートが集会で演説後、射殺された。直前に起こった爆発に人々は気を取られ、彼が撃たれた瞬間を誰も見ていない。だが銃を持った白人が彼のそばで目撃され、ボディーガードを撃って逃げていた。
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第3話 身勝手なざんげ
女子学生ベス・ミルグラムの撲殺体が路上で発見された。彼女にはトミーという恋人がいたが、ベスの父親は2人の交際を反対していた。さらに、彼女の多額の生命保険金の受取人になっていたことや、2人の婚約に腹を立てベスを殴ったというトミーの証言から、当初警察は父親に疑いの目を向けるが…。
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第4話 ファミリー・ビジネス
ロベルト・マルティネスが運転中に心臓発作で死亡した。彼の母親は使用していた心臓ペースメーカの故障が原因だと証言する。ペースメーカの製造元であるバイオノームから、5万ドルの示談金の申し入れがあったというのだ。
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第5話 ドレスに潜む闇
ハドソン川で若い女性の死体があがる。別の川で見つかった少年の死体から、連続殺人犯の仕業だと思われた。少女たちはウェディングドレス製作の下請け工場で働いていた移民で、そこは何度も労働基準を違反し移転を繰り返す、問題の工場だった。
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第6話 屈せざる女
警察の協力医・オリベットが婦人科の検診で男性医師・メリットから性的いたずらを受け、ローガン刑事らに捜査を依頼する。メリットは一流病院を渡り歩く評判の名医だったが、2番目の妻がSMプレイの扮装で診察室で自殺していた事実が判明する。
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第7話 撃つ権利
車の中で射殺されているガーランド・ブッカーを警官が発見。すぐそばの建物の中では、ガーランドの兄も殺害されていた。時計店の店主ジョージ・コスタスは、自分がブッカー兄弟を撃ったと告白。強盗目的で店に来た彼らに発砲されたので、身を守るために撃ったと正当防衛を主張する。
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第8話 闇の魔王
レストランで食事をしていたオルテガ夫妻が銃撃される。妻ナタリーは死亡、夫マニュエルは息があり病院へ搬送される。コロンビア出身のマニュエルは旅行会社に勤務していたが、実は、その裏で麻薬取引に関わっていた。
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第9話 揺らいだ中立性
バーの店先でトニー・ダフが殺害された。凶器は32口径の自動拳銃。バーにいた他の客が、トニーとある女性が一緒に飲んでいる姿を目撃していた。女性の名はメアリー・コストリンスキー。彼女はトニーにレイプされそうになったので発砲した、と正当防衛を主張する。
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第10話 親切な領事
ナイジェリアからNYへやってきた妊婦のキラニが、タクシーの中で突然苦しみ出す。病院へ運ばれるが、胎児とともに死亡。彼女の胃の中からは、麻薬詰めのコンドームが大量に発見される。彼女が運び屋だと睨んだ刑事たちは、NYに在住していた夫を疑うが、彼は妻がNYへ来ることも知らなかったという。
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第11話 証言台の天使
幼い少女サマンサがデパートで姿を消した。父は高名な演劇プロデューサー、シルバー。子守のクリスティーナは、そのシルバーと愛人関係にあった。身代金の要求が一切ない中、性犯罪の過去を持つ倉庫勤務のパート、ハロルド・ゾーンが真っ先に容疑者として浮上するが…。
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第12話 高みからの転落
自宅アパートでバーバラ・スピーゲルマンが刺殺された。凶器は台所のナイフ。不法侵入の形跡はなかった。彼女は2年前に夫を亡くし、スティーブン・グレッグという38歳の恋人がいたことが分かる。61歳の彼女とはかなり年の差があった。
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第13話 ホロコーストの生き残り
ウルソラ・スタインメッツという年配女性が自宅の寝室で死亡しているのが発見された。すぐに夫デビッドが自殺幇助を認めるが、検視結果では彼女が摂取した睡眠薬は致死量には少なすぎることが判明。また、彼女の鼻血のついたクッションが見つかり、デビッドが窒息死させた可能性が浮上する。
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第14話 秘められた思い
医師のジェニファー・ゴーラムの遺体が公園内で発見される。遺体からはカギが奪われ、自宅は荒らされていたが、高価なものが部屋に置いたままになっていた。そして、ジェニファーの恋人ダニーの証言にはあやふやな部分があり、さらにダニーが精神科医のカウンセリングを受けていたことも判明する。
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第15話 母の愛
アパートの一室で、麻薬依存者のドーンが遺体で発見される。彼女の体には45口径の銃弾が撃ち込まれていた。刑事たちはアパートの住人の証言を頼りに、ドーンに麻薬を売っていた男で、凶器と同じ銃の持ち主スタークを逮捕する。しかし彼には殺害時刻に別の場所にいたというアリバイがあった。
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第16話 パーティーの代償
軍艦マッキリー号を降りた海軍の若い士官たちが、ホテルで派手なパーティーを開く。苦情を受けて駆けつけた警官が見つけたのは、若き女性将校トレーシー・ヘイガンの死体だった。海軍は、死の直前に、酔った彼女を部屋に連れ込んだウォルターズを犯人と独断し、軍内の聴聞会で早々と罪を認めさせるが…。
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第17話 愛の幻想
大学の研究室でフェイ・ウォルシュ教授の射殺体が発見される。フェイは、研究で動物実験をしていたため動物愛護運動家から嫌がらせを受けていた。容疑者として浮上したのは、過激な活動をしていたダーク・チェスニー。しかし彼にはアリバイがあった。
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第18話 裁きの権限
看護師のアロマとビッキーが寮の部屋で刺された。アロマは重傷を負い、ビッキーは死亡。1ヶ月ほど前、ブルックリンでもメアリーという看護師が刺殺された事件が発生しており、同一犯によるものと思われた。そこへ、ブルックリン警察がデービー・ジフリンという知的障害者の男性を逮捕し自白させたという連絡が入る。
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第19話 コンピューター・ウィルス
ある晩、病院で1時間に6名の患者の容体が急変した。1名は回復し、3名が昏睡状態に陥り、2名が死亡。全員が糖尿病の患者だったが、2名の死因は低血糖によるものだった。低血糖になった原因として考えられるのは過剰なインスリン注射。インスリンの量を管理するコンピューターには気になるアクセス記録が残っていた。
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第20話 秘密警察
ある夜、男性を引きずったままの車が猛スピードで路地に入る。男性はすでに息絶えており、頭には銃痕があった。男性の名はニコラス。彼は10年前、妻カレンや甥レオンとルーマニアから渡米し、後から渡米してきた元秘密警察の兄で、甥の父親アレックスや、その部下とともに骨董品店を経営していた。
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第21話 無情という名の動機
麻薬の取引現場にひとりで乗り込んだパトロール巡査、ニューハウスが射殺される。応援の要請に2台のパトカーが応じたが、いずれも到着が間に合わなかった。間もなくニューハウスを殺害した男ルーチョが逮捕される。ルーチョの供述により、2台のパトカーに乗っていた4名の刑事が、あえて現場に到着するのを遅らせたとの疑惑が持ち上がる。
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第22話 行きすぎた献身
自宅アパートの前で大学生のキャシー・マッケナがスカーフで首を絞められ殺害される。同じアパートの住人が、殺害される少し前に手話をしている男女を目撃。耳が不自由だったキャシーと、犯人だと思われた。聴覚障害者用文字電話(TDD)の記録から、殺害された当日にキャシーが電話で何者かに殺すと脅されていたことが分かる。
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第1話 犯罪のお膳立て
人気トークショーのロケに、児童性的虐待行為で収監され刑期を終えたJ・ビントンがゲストとして出演する。生放送開始後まもなく被害者の父親シドが現れ、彼を射殺した。ロケ場所は本番直前まで極秘であったことから、ローガンはシドがどうやってロケ場所を知ったのか疑問に思う。
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第2話 善意の人々
ホームレスの男ローランド・カークが暴行を受け重傷を負った状態で発見された。凶器は現場近くの工事現場にあった鉄筋。近隣の住民への聞き込みで、カークは少年を道路に突き飛ばしたり、女性の買い物袋を盗んだりしていたことが分かる。
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第3話 不協和音
19歳の女子大生ジュリアが、有名ミュージシャンにレイプされる。しかし男は合意の上だったと犯行を認めない。しかし、調べを進めていくと、男は過去にもレイプを犯し、相手に金銭を支払っていたことが判明する。
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第4話 プロファイリングの死角
治安の悪化が目立つニューヨーク西104丁目付近で、有色人種を狙った3件の狙撃事件が相次ぐ。“犯人は帽子をかぶった白人男性”との目撃証言もあったが捜査は難航し、FBIのプロファイリング・チームに捜査協力を依頼することに。
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第5話 葬られた真実
富豪のジョナサン・キーズが殺害されたと警察に匿名の電話がかかってくる。念のためにブリスコーとローガンが自宅を訪問すると、彼は亡くなっていた。死因を特定するため遺体を運び出そうとするが、キーズ夫人は解剖を拒む。
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第6話 ねじ曲がったプライド
アパートの管理人フランク・マッキノンの撲殺体が発見される。ボイラー室を出てすぐの場所で窓が割られていたことから、警察は当初強盗事件と踏むが、犯行時刻や手口からプロの犯行とは思えなかった。
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第7話 預言者の真偽
ビルの駐車場で車爆弾による爆破事件が発生し、若い女性1名が死亡する。死亡した女性はウェンディ・バーマン。彼女は5年前に家出し、とある宗教に入信していた。
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第8話 過去から届いた挑戦状
NYの発掘現場で、男性の白骨死体が見つかる。8年前、彼のノドを裂いて殺した罪で、スワンという男が有罪判決を受けていた。しかし遺体を調べた結果、死因は頭部への銃撃。さらに当時、遺体はニュージャージー州に埋められたと証言されていた。
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第9話 片隅の少年たち
14歳の少年ジョンの死体が、夜の街の路上で発見された。壮絶な暴力の果ての撲殺だった。母親が麻薬依存者で、里親のビショップ夫人の元で暮らしていたジョン。犯人として逮捕されたのは、同じ里子の少年クリスだった。
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第10話 幸せを求めて
食肉業を営むウィリアム・クーパーが事務所で死亡する。至近距離から胸を2発撃たれていた。ドアはこじ開けられ、争ったような形跡があったが、不自然な点が多かった。クーパーが殺された夜、クーパー夫人が男性と一緒にいたことを、韓国人の店員が証言する。
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第11話 許されざる罪
高齢の女性ミルドレッド・バウアーが自宅で死亡しているのが発見された。部屋には押し入った形跡があったが、死因は判然としない。孫娘ローラによれば住み込みのメイドのマリアがいたはずだが姿はなく、さっそく容疑はマリアに向けられる。
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第12話 誘拐犯の正体
パトロール中の警官が不審者を見つける。車の後部座席には大金が積まれていた。車の持ち主は不動産業者のソル・ブレッグマン。ブレッグマンは、金は息子のジェイソンが誘拐されたため用意した身代金だと打ち明ける。
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第13話 彼女が出産する理由
病院へ呼び出されるブリスコーたち。そこには出産で大量出血したデブラがいた。だが赤ん坊の姿はどこにもなく、デブラは出産の記憶がないと言う。調べを進めると、彼女はホテルで出産し、恋人に赤ん坊の世話を頼んでいた。
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第14話 しっぺ返し
会社を経営する夫と画廊を所有する妻のラドマン夫妻に、幼い娘ローラを誘拐すると脅迫するビデオが届く。身代金の受け渡し場所に犯人に代わって現れたのは、ホームレスの男ブランチャードだったが…。
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第15話 口封じ
友達と通りを歩いていたエンジェル・ラミレスが突然、撃たれて死亡する。弾は首を貫通しており、彼を狙った犯行と思われた。銃声の後、走り去る男が目撃され、銃の売人ファン・ドミンゴが容疑者として浮上する。彼は別の殺人事件の容疑者でもあった。
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第16話 宇宙の終わり
フローレンス・マニングという女性が小包爆弾で死亡。ハドソン科学技術大学大学で原子力を研究している夫のエドワード・マニングとは別居中で一人暮らしだった。エドワードの恋人は、夫人宅を訪ねた時に不審な男がいたと証言する。
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第17話 大騒動
駐車していた車の中でケン・スコフィールドの遺体が見つかる。44マグナムによる銃殺だった。車の同乗者により黒縁メガネの男がケンに発砲したことが分かる。さらに事件の一部始終をゼルダというホームレスの女性が目撃していた。彼女も犯人は黒縁メガネの男だと証言する。
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第18話 賭け
メジャーリーグで活躍するパット・ウィリアムスの父親ベニーが殺される。パットは殺される理由が分からないと言うが、調べを進めると、ベニーには街の有名な胴元のドワネル医師とのつながりがあった。刑事がパットを問いただすと、彼は自分がギャンブル依存症で借金を抱えており、ドワネルと手下のラングから脅迫されていたことを話す。
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第19話 幻の保護区
ハーレムの路上でユダヤ人ベルガーが12歳の黒人少年をひき逃げし、死に追いやった。弁護士を伴い27分署に出頭したベルガーだったが、殺意は証明されず、刑罰は免許停止と社会奉仕のみの軽罪として処理される。不満を爆発させた住民たちが、ハーレムを走行中の白人の車を襲撃し、運転手を撲殺する。
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第20話 失踪の真相
10歳の少女、ウェンディが行方不明になった。2日前にコインランドリーに行ったまま戻らなかったことが分かる。実母はアルコール依存症で、ベアトリス・ハインズが養母としてウェンディを育てていたが、ウェンディはひどい扱いを受けていた。
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第21話 犯罪のダブルス
有名テニスプレイヤーのコーリー・バークが更衣室で襲われ、手首を骨折した。警察はまずアランというストーカー的なファンに疑いをかけるが無関係と判明。次に容疑者として浮上したのが、コーリーのライバルであるアリソン・ホールだったが…。
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第22話 旧知の友
ハリー・レンクマイヤーがトラックにひかれて死亡した。しかし検視の結果、銃で撃たれたことが直接の死因だと分かる。現場の薬きょうにあった指紋から、犯人はニコライ・ロストフと判明する。ニコライは、組織犯罪対策課の捜査対象となっている組織犯罪グループの一員だった。
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第1話 セカンドオピニオン
ERに運ばれたアン・ベネットの蘇生中、彼女の体から放たれた異臭で看護師が意識を失い、アンの遺体が隔離される騒ぎとなった。毒殺と見たブリスコーたちはアンの夫から事情聴取するが、彼は妻の死因が乳ガンだと譲らない。解剖の結果、死因はガンであったのだが…。
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第2話 妻の深き眠り
車上荒らしが頻発する通りで、サンドラ・ドブソンが銃撃された。彼女の体には夫からDVを受けていたと思われるアザが。幼い娘の証言から、銃撃当夜も2人が離婚を巡り言い争っていたと判明。昏睡状態の彼女の脳内に残る銃弾が夫のものと一致すれば、決定的な証拠になると思われた。
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第3話 女性の敵
東京のクラブ経営者ハヤシ・シンロウがホテルで射殺された。部屋からは換金した100万ドルもなくなっていた。ホテルの目撃証言などから、歌手のマーサ・ボーエンが容疑者として浮上。彼女は以前、ハヤシの店で働いていており、彼からひどい扱いを受けていた。
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第4話 虚構の家族
イーストリバーの橋の上で無人の車が発見された。車内には運転していたはずのローラ・マドスンの姿はなかった。当初は投身自殺が疑われたが、ローラの娘や分析医はその兆候はなかったと否定。やがて川からローラの遺体が上がり、検視の結果、撲殺された後に遺棄されたことが判明する。
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第5話 英雄たちの軌跡
貸し金庫で盗難事件が発生。盗品の中から8口径の銃と大金が入ったバッグが見つかった。金庫の借主はマイケル・キャバナー。1971年から借り始め、滞納はなかったものの、13年前から訪問もなかった。捜査の結果、マイケルは金庫が貸し出される2年前に亡くなっていたことが判明した。
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第6話 愛の力
ヴァン・ビューレン警部補が、2人組の黒人少年に強盗されそうになる。彼女は1人の腕を撃つが、貫通した弾丸はもう1人の背中を貫き、その少年は死亡。彼はジェームズという名で、知的障害者だった。ローガンたちは非難の的となった警部補の汚名を晴らすべく、逃げた少年ザックと彼の銃を見つけ出した。
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第7話 私を愛して
ウィラック夫妻の生後3ヵ月の娘が公園から突然、姿を消す。該当する容疑者はなかったが、夫妻は子供が突然死したと主張。確かに夫婦の遺伝子には突然死を引き起こす因子があり、それが原因で、以前にも2人の子を亡くしていた。しかし、養子にとった乳児までが、呼吸困難を起こしていたのだ。
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第8話 選択の余地
交通事故でリサ・ウェスリーが死亡。だが事故後、誰かが彼女を車内で移動させた形跡があった。検視でレイプの痕跡も見つかる。目撃情報から、タルバート市会議員の側近のトッドと一緒に車に乗っていたことが明らかに。トッドは事故現場から逃げたことは認めたが、レイプは否定。さらに彼女から、議員にレイプされた事を聞いたと証言した。
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第9話 幻の隠し財産
弁護士のアーサー・コピンスキが事務所で射殺された。大手販売代理店の経営者にアイデアを盗まれたというカール・ピセッリを疑うが、彼にはアリバイがあった。次に注目したのが、ウィラード・タッパン貯蓄貸付組合の詐欺事件の資料。コピンスキは事件の被害者たちに、「タッパンの隠し財産がある」と手紙を送り、調査費と称し、さらに金銭を搾り取っていたのだ。
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第10話 顧問弁護士
NY市公園局の職員デビッド・レンパートが殺害された。現場では黒のリンカーンに乗り込む男が目撃され、車のナンバーも判明したが、該当車両の持ち主は6ヵ月前に亡くなっておりナンバーが盗まれていた。駐車場の利用者情報から、リンカーンを所有するジョン・フリーニが浮上。彼は犯罪組織のトップ、ビンセント・ドッソーの手下だった。
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第11話 もう1人の父親
ケイティという名の女性の遺体が発見された。死因は麻薬の過剰摂取。ブリスコーたちは彼女の元恋人で売人のエリック、弟マット、そしてケイティたちの父親代わりであるケイマンに事情聴取を行った。しかし、3人とも事件当日は彼女と会っていないと話す。しかしその後の調べで、ケイマンの秘密をケイティが握っていたことが判明した。
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第12話 ある女医の闘い
女性産婦人科医リードが射殺された。リードは妊娠中絶手術を手がけており、中絶反対派からは執拗な嫌がらせを受けていた。事実、リードが殺害される以前にも、ほかの産科医3人が、反対派に殺されていた。捜査線上に浮かんだのは、狂信的な運動を指揮する元神父シーリーだった。
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第13話 ブラック・レイジ
ウォーレス・ホルブルックの死体が自宅で発見された。自殺かと思われたが、首の骨が折られていた。ホルブルックと親しかった部下のバッド・グリアは、ホルブルックの自宅には半年ほど行っていないと言う。だがその一方で、やり手のトレーダーのグリアは、莫大な利益を会社にもたらしていた。
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第14話 レイプ殺人ビデオの真実
レイプ殺人を描いたポルノビデオが、あまりにリアルなため警察に持ち込まれた。製作会社にテープを売った男の足取りはつかめず、警察は映像からの分析で被害者を割り出す。被害者と思しきコーリー・ラッセルという少女の家を訪ねると、そこには殺されたはずのコーリーが。しかし彼女はセックスの相手のことも場所も知らないとウソを言う。
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第15話 命の種
銀行で副頭取の妻スーザン・パーカーが銃を振り回して暴れ、警備員に撃たれ死亡した。彼女は死ぬ前に夫に赤ん坊を殺されたと言っていた。だが実際はスーザンが妊娠した事実はなかった。彼女が不妊治療を受けていた産婦人科医デルバートが治療費を取り、妊娠したとウソをついたのではないかと捜査が始まる。
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第16話 憧れ
ビルことウィリアム・プレスコットが銃殺される。事の発端は、彼の息子が学校で脅されたことにあった。脅した生徒は学校の理事長であるバークリーの息子スチュワート。プレスコットはこの件を理事会にかけるが、退学になったのは銃を持ち込んだコリン・ハリガンだった。手袋から硝煙反応が出たため、コリンは逮捕されたのだが…。
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第17話 ダイナマイトの夜
改築工事中の建設現場で夜間の爆発事件が起こり、遊んでいた12歳の少年が犠牲となった。現場責任者として雇われていたバズ・パレイはコストを抑えるため、労組の非組合員を作業員として使っており、組合員からの反発を買っていたのだ。組合員や、雇用を求める運動をしていた黒人団体のリーダーなどに容疑がかけられた。
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第18話 悪夢と現実
ラーナー夫妻が自宅の寝室で何十ヵ所も刺され惨殺される。夫妻に恨みを持つ者は見つからなかったのだが、彼らの家の以前の持ち主である離婚弁護士を恨んでいる者は大勢いることが判明した。警察は、犯人が弁護士の移転を知らずに夫妻を人違いで殺害したのではないかと考えた。
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第19話 殺人ヘルメット
留置場に入れられた少年が、突然、壁に頭を打ちつけ死亡した。彼の体には虐待によるものと思われるアザと拘束された形跡があった。死亡した少年は自閉症のケビン・ジェフリーズで、行動管理クリニックという施設に入れられていた。そこから脱走を繰り返す彼は、自傷行為を止めるため拘束されていたのだ。
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第20話 聖者の裏切り
公園でローガン刑事の幼なじみのビル・モリーノ刑事の銃殺死体が発見された。ローガンはモリーノの妻から3週間前にジョー・クロリンスキー神父から連絡があったと聞かされる。クロリンスキー神父はローガンとモリーノが住んでいた教区で神父をしていた人物。実は小児性愛者でローガンも被害に遭った仲間を何人も知っていた。
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第21話 英雄の素顔
タクシーの運転手が殺された。名前はダニエル・ジョンソン。湾岸戦争で名誉負傷章を受章した、誰からも愛される人気者だった。だが彼には金遣いが荒いという裏の顔があり、容疑者に高利貸しの男や、目撃証言から配管工の男が浮かび上がる。ブリスコーたちが調べを進めると、驚くような展開が待っていた。
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第22話 私の中の3人
下町で無料で患者を診る女性精神分析医ハンプトンが、医院のオフィスで殺された。最後に診察した患者は若い女性のミーガン。そして部屋に残されていた荷物から浮上したのは、ボビーという男の存在だった。だがそのボビーとは、ミーガン自身だった。ミーガンは多重人格をもつ“解離性同一性障害”と診断されていたのだ。
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第23話 怒りの拳
リチャード・ダーバン市会議員が集会の後、路上で射殺された。発砲する姿を目撃されたのは、彼と口論していた緑のレインコートを着た男。ダーバン議員は同性愛者で、恋人のジョー・ギブを自宅に住まわせていた。事件後、姿を消していたギブだったが、事件の30分前に、緑のコートを着た怒った様子のクロスリーが訪ねてきたのを、のぞき窓から見たと話す。
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第1話 復讐の代償
空き地で少女の遺体が発見され、ブリスコーは新しい相棒レイ・カーティスと捜査を開始する。少女が失踪した当日の防犯カメラ映像から、窓の修復業者ニック・カペッティが容疑者として浮かび、カペッティ宅を捜索。その結果、遺体を包んでいたシーツと揃いの枕カバーとシーツが発見され、ニックは逮捕・起訴された。ところが・・・。
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第2話 反逆者たち
バイカーが集まる酒場で大学生のトミー・ベルが殺された。現場では被害者の血液以外に、もう一人の血液が検出された。酒場には彼女のキャリダッド・モンテロとともに来ており、ヤンキー・レベルズというバイク・ギャングもいたことが分かる。彼女は事件発生時、トイレに行っていて何も見ていないという。しかしインターネットのに事件のことが投稿されていた。
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第3話 残酷な罰
潜入捜査官のボビー・クロフトが殺される。犯人は公認会計士のポール・サンディグ。彼は骨董商を隠れみのにヘロインを売買していたテッド・クインランの部下で、資金洗浄をクロフトに嗅ぎつかれ、焦って殺してしまったのだ。NY州では死刑制度が復活したばかりで警官殺しだったため、世間は彼に死刑を求める。
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第4話 不肖の息子
コンピューター雑誌を発行する出版社で、3人の若者が銃殺された。犯人は、編集長エディ・ニコドスの兄ピーター。食品会社を大規模に経営するニコドス家は富豪の一族で、エディの出版社は、母から援助を受けていた。出版社が起こされた訴訟が家業に影を落とし、愛人の存在まで暴露されそうになった兄が弟への怒りを爆発させて及んだ犯行だったのだ。
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第5話 洗脳
ナイトクラブ“ベルベット・ルーム”で強盗殺人が発生。目出し帽を被った男女2人組が2人を射殺し、売り上げを奪って逃走した。30分も経たないうちに彼らは韓国食品店を襲い、店主を殺害。逃走車として使われた“ベルベット・ルーム”のマネジャー、ヘレン・シェーンの車が発見され、トランクからは彼女の遺体が見つかった。
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第6話 パラノイア ~妄想の敵~
女子学生アリソン・ライクが寮の部屋で刺殺された。アリソンは性や暴力をテーマにした文学の授業を受けていたが、その授業で必読文献に指定されていたBBSに、彼女に似た女性が殺害される様子を描いた小説が投稿されていた。投稿者はメリル・グラップという男子学生。ルームメイトのメーガンは、彼がアリソンのストーカーでだったと証言した。
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第7話 屈辱
とある路地裏で娼婦のグエン・ジョージが殺されていた。凶器はコルトの22口径。3発撃たれて死亡していた。また被害者のバッグには現金2000ドルが入っていた。近所の住人が防犯のため娼婦を買った車のナンバーを控えていた。その客たちの中でマーク・ダンフォース医師の証言にウソがあることが判明する。
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第8話 天使のために
教会でリア・コールマンの娘がさらわれる。ブリスコーたちは、彼女が見かけたという怪しい移民の男を捜すが、それらしき者は見つからない。司祭から彼女と夫が別居していると聞き、夫を疑うも空振りに終わる。そしてカーティスが彼女と誘拐前の行動をたどった結果、彼の予想通り、彼女が娘を殺し、誘拐をでっち上げたことが分かる。
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第9話 学園の傷
進学校の美術教師サラ・アロンソンが校内で殺害される。容疑者として真っ先に浮上したのは数学教師コバクス。コバクスは生徒から金を受け取り、成績を上げるという収賄行為を行っていた。その事実をアロンソンが知り、コバクスが取引をやめた結果、アロンソンは数名の生徒から、逆恨みを買う結果となったのだ。
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第10話 30年前の真相
放火で逮捕された男が、“30年前に起きた事件の真犯人はボビー・ファリーナだ”と話す。それはクッキー・コステロという若い女性が14ヵ所も刺され、レイプされた事件で、有罪判決を受けたサル・ムニョスは30年間服役していた。ファリーナは、公にされなかったケガの詳細を知っており、真犯人の可能性が浮上する。
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第11話 遺体なき殺人事件
通報を受けて現場へ出かけたブリスコーとカーティス。ところが被害者はなんと馬だった。あきれたカーティスは捜査を打ち切ろうとするが、保険金詐欺の可能性の線で調べを続けることに。だが疑いをかけられた馬主のブランソンは保険金の受け取りを辞退。さらに捜査を進めるとライル・クリストファーという男の牧場で、馬の不審死が頻発していたことが分かる。
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第12話 戦利品
公園でデレック・ウォルタースという黒人少年の遺体が発見される。遺体から“奴らを一掃せよ”というメモが見つかる。このメモは5年前に起きた黒人少年ばかりを狙った連続殺人事件の手口だった。当時の犯人はアンドリュー・ディラード。今は5回の終身刑で服役中だった。模倣犯の仕業だと踏んだ刑事たちは、デレックの当日の足取りを追う。
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第13話 ボルティモアからの刺客
地下鉄で爆弾事件が発生し、20名の死者が出る。ブリスコーたちが全国犯罪情報センターに容疑者の似顔絵を送ると、ボルティモア市警のペンブルトンとベイリスがNYにやってくる。5年前、同様の事件がボルティモアの教会で起こり、いまだ未解決なのだ。しかし捜査協力を拒まれたペンブルトンたちは、仲間のマンチと共に独自に捜査を進める。
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第14話 子を盗む
福祉事務所で里子の斡旋に携わるソーシャルワーカー、ローレンス・ベロが殺害される。ギャンブル好きのベロは、協力者に架空の里子を申請させ、受給できる手当を折半するという不正を働いていた。ベロが里子を世話したコービン夫妻に、ブリスコー、カーティス両刑事が連絡を取ると、数ヵ月前に養子にした黒人の幼児アレックスが誘拐されていた。
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第15話 アンコール
セントラル・パークでエミリー・ドブソンが頭を石で殴られ殺害された。目撃者の証言と遺留品からルイス・クルーズが容疑者として浮上。だが彼はメキシコに逃亡したことが分かる。エミリーの夫はブリスコーが以前、最初の妻の殺害容疑で逮捕したマイケル・ドブソンだった。警察は保険金目当ての殺人を疑うが、事件当日、彼はサンフランシスコに出張中だった。
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第16話 家族殺し
ウェバー家に強盗が侵入。母親ジョイスと10歳の息子ビリーが射殺され、娘ジェナは重傷を負い病院に運ばれる。家に押し入った形跡はなく、玄関物置には空の宝石箱が落ちていた。その晩、父親ロンは仕事の後にバーへ行って酔い潰れ、帰宅していなかった。やがて彼が解雇寸前で金に困っており、事件2日後には妻の保険金を請求していたことが判明した。
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第17話 偽りの人生
男性弁護士エリオット・ウェルズの遺体が自宅で見つかる。ウェルズは独身だったが、部屋には女性用の服があった。隣の住人から、ライザという彼女がいたことが分かる。ライザの住所を聞き出し訪ねると、トニー・コニカという男性が住んでいた。実は彼こそがウェルズの恋人ライザだった。ウェルズはゲイであることを隠すため、トニーに女装をさせていたのだ。
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第18話 償い
モデルのシャロン・ラスコーが遺体で発見される。体内からコカイン、爪の間から男性の皮膚が検出された。刑事たちが調べた所、彼女にコカインを渡したのはリムジン運転手のジョニーだと判明。爪の間にあった皮膚は彼のもの、さらにリムジンから検出された血痕がシャロンのものでありジョニーは逮捕。だが、コカインの線から調べ直すと、新たな事実が浮上した。
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第19話 かばう少年
アパートの一室に住むメリック夫人が、夫が一緒のベッドに眠る中、射殺される。鑑識の結果、銃は向かいのアパートの屋上から発砲されたことが判明。目撃証言等から重要参考人として浮かび上がったのは、愛称“ナチョ”ことロニーという13歳の少年だった。ロニーは麻薬常習者の母親と、すさんだ暮らしを送っていたのだ。
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第20話 裏の顔
大学の図書館で4年生のブリジット・ケイリンが殺害される。首を絞められた跡があり、下着が足首まで下ろされていた。数週間前からレイプ事件が起きており、手口が似ていることから同一犯の可能性が高いと思われた。だが検視の結果、レイプの形跡はなし。犯人がレイプ犯に見せかけようと偽装したのだった。
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第21話 妄想と現実の狭間で
古着店で店員と客が襲われ、3名が死亡、1名が重傷を負う。店内にいた客の目撃情報から、被害者の1人、リンダ・バウアーズをつけ回していたホームレスの男が逮捕される。ジェームス・スミスというその男は統合失調症を患い、以前にもストーカー行為で逮捕されていた。その時に保護観察と罰金刑のみで放免にしたキンケイド検事補は非難の的となる。
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第22話 ホームシック
生後5ヵ月のエバン・カーメルが毒物を飲まされ亡くなった。事件当時、エバンの面倒を見ていたのは住み込みの子守ライラ。彼女はエバンにビン詰めの離乳食とミルクを与えていた。さらに過去にもエバンにブランデーを与え、気を失っていたことが分かる。しかしライラは容疑を否認し、カーメル氏の元妻が怪しいと証言する。
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第23話 余波
ニューヨーク州で死刑が執行される。その中に、ブリスコー、カーティス、マッコイ、キンケイドの姿があった。NY中が処刑のニュースに沸いていたが、ブリスコーたちは複雑な思いで1日を過ごす。カーティスは署で問題を起こし、警部補に帰宅を命じられる。外に飛び出した彼は美しい大学院生と出会い、彼女と浮気をしてしまう。一方マッコイはバーで泥酔していた。
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第1話 タフな助っ人
スペイン系の若者フェルナンド・サルバが、夜間学校の教師モーリーン・ランキンを殺害し、車を奪う。モーリーンは4人の子供と夫と暮らす幸せな主婦でもあった。事件担当になったマッコイ検事の補佐に任命されたのは、新人検事補のジェイミー・ロス。離婚後、自身も子育て中のロスはモーリーンに強い思い入れを持ち、サルバを死刑にすると意気込む。
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第2話 カラクリ
エレベーターで頭を撃たれた身元不明の裸の女性の遺体が見つかる。捜査でルーシー・サリバンである可能性が浮上。だが彼女が滞在していたホテルの部屋には別の女性がいた。その女は自分がルーシー・サリバンだと名乗り、妹のジョアンが前夜から戻っていないと話す。その後ジョアンは、夫と詐欺を働き、別名で逮捕状が出ていることが判明した。
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第3話 恋する二人
アパートの一室で黒人の男子学生チャーリー・モンローの刺殺体が発見された。警察は部屋にあった本から、ジーナとダニエルという女子学生にたどり着く。互いにアリバイ証言をし合う2人だが、聞き込みの末、事件当日、ダニエルがチャーリーのアパート近くにいたことが判明。また彼の部屋に残されていたワイングラスの指紋と彼女のものが一致した。
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第4話 生還者たち
骨董品店の店主スティーブン・キャンベルが店で死亡した。死因は後頭部への殴打。店内の骨董品が凶器と考えられ、犯行は場当たり的なものと予想できた。押し入った形跡はなかったが、商品の記念硬貨が盗まれていたため強盗殺人かと思われたのだが…。
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第5話 腐敗
ブリスコーとカーティスは、かつてブリスコーと同じ分署にいたフリン刑事率いるチームと共に麻薬対策の任務についていた。フリンが売人のモラレスを射殺したため内務調査が入るが、問題なしと判断される。しかしカーティスはフリンに対し不信感を抱き、密かに彼を調べ始める。
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第6話 ダブル・ブラインド
大学内の清掃員フランクリンが、自宅アパートで射殺される。銃弾に水銀を使った爆薬を塗り殺傷力を強化するという、雑誌に紹介された手口だった。その雑誌を手に入れる環境にあったこと、化学の知識があること、爆薬を生成する際の異臭が部屋から漂っていたこと、また水銀灯から指紋が検出されたことなどを根拠に、男子学生アラン・ソーヤーが逮捕された。
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第7話 温情
中古車仲介業をしていたマイケル・マローンがホテルで胸を撃たれ死亡。走り去る男が目撃され、車を買うために持っていた5万ドルが消えていた。マイケル・マローンというのは偽名で、本名はマイケル・ウェーバーだと判明。令状が出ていることも分かる。彼は離婚していたが、養育費などをまったく払わず、元妻のアーリーンが彼の行方を捜していたのだ。
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第8話 ファミリービジネス
高級デパートの最高財務責任者リチャード・スピーゲルが射殺された。浮上した容疑者はデパートの所有者セイモア・バーグリーンの娘でセイモアの引退と同時に共同社長となったローラとケイト。スピーゲルの妻のケイトは、浮気がばれ、離婚問題でスピーゲルと揉めていた。またローラは事業拡大で会社を破綻させ、不正を働いていていた。やがて凶器がみつかり…。
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第9話 見えない罠
アフリカ系アメリカ人総会(AAC)のトップ、ローランド・ブックスが銃撃を受けた。身を挺して守りった護衛のクックは死亡したがブックスは一命を取り留めた。銃撃の直前には白人男性と言い争う姿が目撃されていた。ブックスとともに商店街の建設計画を立てていたロバート・ファルコが口論の相手だったが、彼にはアリバイがあった。
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第10話 名残
ある夜、ジム・シェパードが撃たれる。妻のロビン、事故死した彼女の前夫リックの娘、そしてリックの母エステルと共に外出した帰りのことだった。刑事たちが調べを進めると、ジムが撃たれた弾は、別の射殺事件でプロの殺し屋が使った弾と同一であることが分かる。
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第11話 親子たちの風景
深夜、ブルックリン橋からカレン・ワトニーが身投げした。カレンは半年前、勤めていた製靴工場が火事に遭い失業中。元雇い主に無心するほど生活に困窮していた。目撃者の証言で、カレンは接触事故のトラブルからマクドゥーガンという男に追いかけられ、勢い余って橋から飛び降りたことが分かる。マクドゥーガンは近所の住民も持て余す暴漢だった。
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第12話 悪魔との取引
散弾銃でシェリー・ガンツが背中を撃たれ殺害された。彼女は人に恨まれるような人物でもなかったが、捜査途中、同じマンションに住むスーザン・タシジャンと誤って殺害された可能性が浮上。広告代理店を経営するタシジャン夫妻には多額の借金があり、借金返済のために夫が妻の保険金目当てで殺害を依頼したのではないかと考えられた。
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第13話 年の差婚の罠
高齢の資産家ピーター・トリアンドスが自宅で絞殺された。慈善家でもある彼は母校のため奨学基金を設立。事件当夜は学生とその父兄を招き、家でパーティーを開いていた。一方、彼の年の離れた妻キムはチャリティー舞踏会に出かけ朝方まで留守にしていた。パーティーの出席者の証言から、終夜留守だったはずのキムが密かに家に戻っていたことが発覚した。
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第14話 ワーキング・マザー
元警官のギルバート・キーンの遺体が車内で発見された。現場は娼婦街。車はキーンの勤務先であるバーナム・ウッズ社の所有車。キーンの下半身は露出されたままで、口紅がついていた。バーナム・ウッズ社の社長バーナムに確認すると、キーンが使用していた会社の法人用クレジットカードの明細に、ある会社から500ドルの請求が月に6回あることが分かる。
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第15話 ハリウッドの女
ハリウッドの映画会社の重役、ハイディ・エリソンが殺される。体から精液が検出され、刑事たちは彼女の知人を洗っていく。前歴のあるトレーナー、エバン・グラントが疑われるが、彼は仕事でLAへ行ってしまう。刑事たちもLAへ飛び、血液検査を要求するがグラントは拒否。裁判所命令を取る間、刑事たちは関係者やエリソンの元夫のエディ・ニューマン監督を聴取する。
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第16話 ハリウッドの女 PARTⅡ
ハイディ・エリソン殺害に使われた凶器の刃物がNY郊外で発見された。事件当夜に捨てられた事実から、グラントの犯行の可能性は低いと判断される。新たな容疑者として浮上したのは、元夫のエディ・ニューマン。ニューマンは事件当夜、凶器の遺棄場所の付近を通り、空港で友人バーガーの自家用機に乗り込み、LAに飛び立った事実が判明する。
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第17話 ハリウッドの女 PARTⅢ
CEOのホリングズが役員会でハイディ・エリソンを殺せばいいという発言をしている録音テープが検察に持ち込まれる。彼は女性社員へのセクハラで集団訴訟を起こされており、元助手のハイディが証言するのを恐れていた。だが彼にはアリバイがあった。一方、事件の夜、ニューマンがセラピストのデュバル医師と食事をしていたことが判明する。
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第18話 執念の追い討ち作戦
マッコイが起訴し有罪判決を受け服役していた連続強姦犯ルイス・ダーネルが、マッコイの意に反し早期仮釈放された。ほどなく強姦殺人事件が発生。ダーネルの手口と似ていることから、マッコイは真っ先にダーネルの犯行と疑い警察に調べさせる。だが犯行時刻のダーネルにはアリバイがあり、起訴できるだけの十分な証拠は見つからない。
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第19話 勝負の時
酒店で強盗事件が起き、現場に居合わせた巡査が犯人に殺害された。2人組の犯人は金を盗みハイヤーの運転手ミッチェル・タイタスを乗せたまま逃走。その後、銃撃を受けたヘンリー・ハープという、現場近くに住む前歴ある男がバスの待合室で確保された。ハープは弁護士を呼び、検事との司法取引を要求。だがブリスコーらは取引に反対する。
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第20話 善人マイクの災難
男性が射殺される。マイク・ボダックが逮捕されるが、彼は困っていた被害者を助けただけだと犯行を否定。現場近くで怪しい男を見たという彼の証言をもとに刑事たちが調べを進めると、リカルド・ガルシアという男が捜査線上に浮上する。ガルシアを逮捕し部屋を調べると、被害者の所持品や凶器の銃が見つかる。証拠を前に観念したガルシアは犯行を認める。
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第21話 愛という名の悲哀
売れっ子作家チャールズ・エバンズと弁護士ダイアン・ポズナーが同棲するアパートで、2人の留守中、若い女ジョニ・ティンバーマンが殺害される。ジョニはエバンズの担当編集者で、エバンズの子を宿したものの中絶したことも明らかに。事件当夜、郊外に滞在していたと証言したポズナーだが、高速料金自動支払い装置の記録から市内へ戻っていたことが判明した。
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第22話 2度目の拒絶
かつての有名モデル、クリスティーヌ・サンドラーが自宅で倒れているのを発見される。持病の発作が起きテーブルの角で頭を打った末、出血多量で死亡した事故だと思われた。だが血痕は彼女のものではないO型であり、彼女と血縁関係の人物の物だと分かる。血縁者は息子のダグラスと、施設で暮らす彼女の母親だけ。息子が容疑者として浮上したが…。
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第23話 生と死の瀬戸際で
ユダヤ人チャリティー団体主催のディナークルーズから下船する人々に向かって男が銃を乱射。2人が死亡、2人が負傷した。当初は反ユダヤ主義者の犯行かと思われたが、目撃証言から、犯人には特定の標的がいたことが判明。そこで警察はまず死亡した男性ラリー・ライスから当たる。だが、実は彼は別の名前で二重生活を送っていたことが分かる。
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第1話 スリルを求めて
チキン店の配達員マシュー・ウィラーが宅配中に銃殺された。宅配先はすでに閉店しており、注文は公衆電話からだった。現場に残っていた薬きょうから検出された指紋が、公衆電話内の硬貨のものと一致。公衆電話の近くで目撃されていた白人少年を捕えた。2人の指紋は薬きょうと一致したのだが、互いに殺したのはもう一方だと主張した。
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第2話 否認
ホテルの一室で血液と羊水が検出された。大学生のクリスティーナ・タルバートと、恋人のトム・ホートンが捜査線上に浮上。彼女はホテルで陣痛促進剤を使用して出産していた。2人は赤ん坊の殺害容疑で逮捕され、赤ん坊の遺体の捜索が始まったが、2人は殺害を否認。遺体もない上に、有力な証拠の一部が排除され、裁判は難航した。
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第3話 軍服のクールビューティー
海軍に属する甲板員ストラウドが銃殺された。ストラウドの上司であるカースティン・ブレアは、海軍きっての美貌を誇る広告塔。ストラウドの妻は、彼女とストラウドの不倫を疑い、軍の上層部に調査を依頼していたが、軍もブレア本人も不倫の事実を否定。しかし事件当夜に関するブレアの供述には矛盾が多く、車の一部から硝煙反応も出た。
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第4話 生死を操る男
負傷した妻を連れて、夫が病院に駆け込んだ。妻のナンシー・オニールは頭を撃たれ、意識不明で危険な状態。夫のマーティは車を運転していたら突然撃たれたと話す。だが証言に不審な点があり、ブリスコーは彼が犯人ではないかと疑う。そんな時、ナンシーが脳死状態になり、臓器提供のための摘出手術が行われたのだが…。
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第5話 法と自由と正義
馬券売り場前で現金輸送車が3人組の覆面強盗に襲われた。銃撃の末、犯人1名と警備員1名が死亡。2人目の犯人ともう1人の警備員は病院に搬送され、3人目の犯人は姿をくらました。即死した犯人マシュー・ブラントの独特のワシの入れ墨から警察は“自由の民”と呼ばれる右翼武装集団にたどりつく。
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第6話 孤独な天使
14歳のモデル、ブリタニー・ジャナウェイが死亡した。死亡前に腹痛を訴え、形成外科医の父親が自分のクリニックに運び心肺蘇生をしたが、意識は戻らなかった。死因はレイプによる感染症。聞き込みの結果、ブリタニーの仕事関係者が関与している可能性は低いと思われたため、家族への聞き込みを重点的に行うことになった。
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第7話 悲しい素性
出産したばかりの白人女性がマンションから転落死する。子供は白人と黒人の間に生まれた子で養子に出されていたこと、被害者は突き落とされた可能性が高いことなどから、刑事たちは白人の夫が浮気を知って逆上したのではないかと見る。だが驚きの事実が判明。なんとその子供の父親は夫で、彼は黒人だったのだ。
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第8話 法廷に罠あり
容疑者に保釈金を融資するローン会社の経営者エーリックが殺害された。当初は保釈中に逃亡した容疑者の1人が犯人と思われていたが、エーリックとベイカー弁護士との関係が浮上。ベイカーは容疑者から高額な報酬を受け取り、それを司法機関の何者かに渡し、無罪判決を買うという汚職に手を染めていた。
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第9話 殺しの告白
スタンリー・カミンスキーの自宅の留守電に“ディディを殺した”という伝言が残されていた。本人には心当たりがなく、前にこの電話番号を使っていたロイ・ロウラー宛ての可能性が浮上。通話記録でロウラーの最初の妻の家からの電話だったと分かる。“ディディ”とはロウラーと2番目の妻との間の娘で、2年前に火事で死亡していたが、放火だった可能性が出てきた。
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第10話 儀式
駐車場ビルでエジプト人男性の死体が発見された。ズボンに残っていたメモから、警察は被害者の知人I・ナーセルにたどり着く。被害者は綿の輸入会社を営むジョセフ・ムサド。後にナーセルはムサドがエジプトから呼び寄せた医師だと分かる。心臓に持病のあるムサドに頼まれ、はるばる診察に来たと言うが、検視報告書によれば、ムサドの心臓に異常はなかった。
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第11話 飲酒運転の波紋
ハーレムで3名がひき逃で死亡した。3名の被害者のアザの状態と被害者家族の証言から、ひき逃げ犯の車は黒のジャガーと判明。被害者家族に届いたお悔やみの手紙に同封されていたドル札の記番号や消印から、送り主はスーザン・ヤングという女性だったことが分かった。彼女の右肩にはアザがあり、車の助手席に座っていたとの見方が強まり…。
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第12話 専門家証人
銃撃事件が起き、リンゼイ・カーソンが逮捕される。調べが進むと、重傷の被害者メイヤーは、リンゼイの父親リッグが犯した射殺事件の証人だったと判明。犯行時の記憶がないと主張したリッグのため、精神障害の症状だと証言したのが専門家証人のメイヤーだった。しかし陪審の評決は有罪。リンゼイはメイヤーに対し上訴審での証言を依頼したが、拒否されていた。
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第13話 もてあそばれた殺人者
良家の子女でありながらハーレムで社会福祉士を務めていた若い女性ジェニファーが殺された。住民たちにも慕われていた彼女だったが、薬物とセックスにまみれた裏の顔を持っていた。やがて、彼女の性的パートナーであったテレビキャスター、ステュ・スタイナーも、SMの扮装で惨殺される。やがて被害者たちの住所録に共通した男の存在が浮上した。
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第14話 昏睡患者の妊娠
公園の入口付近で瀕死の重傷を負ったジョージ・ハーディングが発見された。何も話そうとしないハーディングだったが、目撃情報からルッソ兄弟が容疑者として浮上する。ルッソ兄弟には精神を患った妹レスリーがおり、入院先の病院でハーディングにレイプされていたという。
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第15話 対峙の時
公園の池で男性の射殺体が発見された。男性の名はニック・ラグラッサ。マフィアの殺し屋だったが、組織を裏切って政府側の証人に立ち、その後、整形して、証人保護プログラムを受けていた。連邦検事は数年前からマフィアのボス、アル・ナポリを起訴する準備を進め、ラグラッサは再び証言台に立つことになっていたらしい。
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第16話 離婚裁判
病院のオフィスで医師のリンダ・バークが殺害される。ハサミで胸を刺されたことが死因だった。バーク医師は大司教区で婚姻取り消しの際の鑑定人になっていた。離婚当事者に話を聞き、婚姻取り消しに値するか報告書を作るという仕事だった。大司教区に聞き込みをすると、キルパトリック夫妻の婚姻取り消しで悩んでいたことが分かる。
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第17話 身勝手な男
パーティーで女子高生が死亡する。死因は恋人による銃の誤射であったが、彼の供述から事件は思わぬ展開を見せる。
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第18話 幻のストーカー
看護師アンドレア・ブレイクが自宅アパートの階段から、何者かに突き落とされ重傷を負う。彼女は“ジョヴァンニ”と名乗る人物からしつこくEメールを送りつけられ、ストーカー事件として警察にも相談していた。捜査の過程で、獄中から彼女の住所を捜し出していたラウリーという男が浮上。しかし意識が戻ったアンドレアが口にしたのは、ダットンという男の名だった。
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第19話 死刑への道
エリクソン夫妻が突然、自宅から消えた。状況から誘拐の可能性が浮上する。マンションの売り主のフェーバーとモメていたことが判明し、ブリスコーとカーティスは第1容疑者として身柄確保に向かう。だが彼も突然、姿を消していた。そんな時、新聞社に犯人と思われる人物から犯行声明とも取れる手紙が届いた。
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第20話 命の価値
12歳の少年マイケル・サッターが自宅で死亡した。マイケルは2年前、スキー事故で四肢マヒを患い、家族は介護のため金銭的にも精神的にも疲弊していた。母親の通報で駆け付けた救急隊員は窒息死と推定。死亡時刻は、同居する母親や姉も不在だった。やがて検視官の調べでマイケルが死亡時刻の2時間前に毒を盛られていたことが判明した。
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第21話 悪女
公園で警官のデーナ・フリンが殺された。さらにすぐ横ではジェシー・ロサドが頭を銃で撃たれて重体になっており、フリン巡査の警察バッジが落ちていた。2人に接点はなく、同じM5のバスに乗っていたことが分かる。他の乗客を当たったところ、同じバス停でモニカ・ジョンソンという少女が降りていたことが分かる。
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第22話 傷ついた天使
学校で銃撃事件が起き、教師が負傷する。刑事たちが調べを進めると、3人の男子生徒ヘイデン、ランディ、ロスコーと1人の女子生徒サリーによる撃ち合いであったことが判明する。サリーが、知的障害者の姉バレリーをレイプされた恨みだと話したこと、教師がサリーを訴えなかったことから、裁判は強姦罪に絞られる。
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第23話 悩ましきタブロイド
名家に嫁ぎ、自らも判事にも指名された注目のセレブ、マギー・アボットが車道に飛び出しタクシーにひかれて死亡する。タブロイド紙の記者マルコの取材を拒否し、小競り合いになった末の悲劇だった。マルコは、アボット家にまつわる“不本意な妊娠”の噂を追っていた。
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第24話 窮地
10歳の少女、マリカ・リチャードソンがレイプされる。激しく殴られ、口には大量の殺虫剤を注入されていた。一命は取り留めたが、昏睡状態だった。図書館を出た後、ピザ店に立ち寄り、男と一緒だったことが判明。新聞に大きく載った似顔絵により、小児性愛者で前歴のあるオーウェン・ストークスが犯人だとして図書館の付近の住人に殺されそうになる。
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第1話 愛しい我が子
赤ん坊がベビーベッドから落ちて死んでいるのが発見された。両親であるウェアリング夫妻の態度から警察は殺人の可能性を疑い捜査を進める。やがてウェアリング家にはもう1人、ニコラスという養子の男の子がいることが判明した。
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第2話 職務質問の末路
黒人男性フロイド・マイケルズの遺体が見つかった。現場の状況や検視から彼は暴行を受けた後、車で引きずられ死亡したことが分かる。マイケルズの遺体についていた塗料から、犯行現場は95丁目だと判明。聞き込みの結果、現場付近で赤のポンティアックが目撃されていた。
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第3話 ゆがんだ信念
高校生の男女2人が何者かに撃たれ、少女が死亡する。刑事たちは少年ケビンに事情を聞くが、彼の話には怪しい点が多かった。調べを進めると、何とケビンは麻薬課の刑事リベラが規則違反を犯して使っていた情報屋だったのだ。
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第4話 逃避者
5歳の幼児ライアン・ダウニングが保育園の昼寝中、息を引き取った。抗生物質に耐性をもつ特殊な細菌VRSAを注射されたことによる殺人だった。同じ注射器を使用した麻薬依存者ミークスが死亡したことから、凶器である注射器はあるアパートのゴミ置き場に捨てられていたことが判明した。
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第5話 おさまらぬ怒り
郵便配達員がアパートの廊下で刺殺される。胸にはU型の傷があり、凶器が何かは不明だった。聞き込みに訪れた部屋でブリスコーたちは、血だらけのキャサリン・ランシングを発見。ヒモ状のもので首を絞められた跡があり、ナイフで何度も刺されていた。
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第6話 打算
不妊治療院の冷凍保存室で職員サラ・パーセルの撲殺死体が発見された。そばには凶器と思われるタンクが転がっており、シンクには、そのタンクの中に保存されていた凍結胚が捨てられていた。
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第7話 敵意の根源
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第8話 過ちが生んだ悲劇
看守のタイナーが銃殺される。刑事たちが調べを進めると、ある囚人が彼の殺害に関わっていたと分かる。名前はアリス。麻薬事件で有罪となり、服役している女性だ。彼女を起訴したカーマイケルが話を聞き出そうとするが、アリスは彼女を突き放す。カーマイケルを許せない悲しい事情があったのだ。
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第9話 カナダから来た小悪魔
IT長者のロン・ハーカーと幼い娘が、高級住宅街の自宅で射殺される。犯人は、ロンの後妻ステファニーの女友達ドリスだった。しかし犯行の直後、ドリスは不自然な状況でステファニーに銃撃され、命を落とす。正当防衛を主張するステファニーだったが、やがて麻薬に酒、男性関係にまみれた素顔が判明する。
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第10話 言論の自由
公園で木に吊るされた少女が発見され、病院へ搬送中に死亡する。周りには血の付着したパイプや石が落ちていた。被害者は高校生のクリスティーナ・オズボーンと判明。持っていたナップザックがゴミ箱で見つかり、中には旅行に行くような物が入っていた。友人の話から、白人至上主義者のパーティーに行く予定だったことが分かる。
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第11話 消えた学生運動家
川から引き揚げられたワーゲンバスの中から弾痕付きの頭蓋骨が見つかる。30年水中にあったと思われるそのバスの持ち主はデビッド・バーンスタイン。ケンジントン大学の学生で、当時、様々な学生運動にのめり込んでいた彼は、1968年過激派による大学本館占拠事件の晩に失踪していた。
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第12話 狩人たち
レッカーされた車のトランクからダグラス・ベンダーの遺体が見つかった。凶器は9ミリの自動拳銃。車はダグラスの妻ミリー・ベンダーのものだった。ダグラスは殺害された日、病気で仕事を早退していた。早退の直前、職場にはダグラスの犯罪仲間であり義兄のマックス・シェリダンから電話が掛かってきていた。
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第13話 行き過ぎた親切
ハーレムにある若者支援団体の責任者チェイスが殴り殺される。犯人は、その地域から初めて名門大学に進学したジェロームだった。刑事たちの調べで、彼がチェイスに金を出してもらい、試験で不正を行っていたことが明らかになる。ジェロームは試験問題を買っていたのだが、ある科目は好成績を収めていなかった。
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第14話 連鎖するスキャンダル
ボルティモアの政府高官ジャニン・マクブライドの他殺体が、ニューヨークの観光地で見つかる。ボルティモアで血痕が見つかったため、ボルティモア市警のマンチ、シェパード刑事らを含めた合同捜査が開始される。
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第15話 悪魔払い
病院の待合室で少女が死亡しているのが発見される。男が運んできて椅子に寝かせ、姿を消していた。検視により、肋骨が7本折れ、肺が潰れ、大動脈が破裂していることが分かる。また手足と腹部には鎖で縛られたような跡があった。
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第16話 強欲のツケ
離婚弁護士K・スラッタリーが自宅で殴られ倒れているのが発見された。犯人は昔の依頼人ケリー・マクファーランド。彼女は元夫の年金の分け前を求め係争中だったが、スラッタリーの偽証のせいで、その権利を失ってしまった。そこで真実を話すよう頼みに行ったところ、断られたため腹を立て犯行に及んだと言う。
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第17話 見えない壁
警官のペラムが張り込み中に射殺された。相棒のバウワーズは張り込み中に近くのホテルで妻と会っていて現場にいなかった。2人が追っていたテリー・メイズが事件後に行方をくらましたことから犯人かと疑われたが、事件を目撃しており犯人ではないことが分かる。
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第18話 青春時代の影
有名な新聞記者のフォックスが撃たれる。彼の名が世に知れ渡ったのは女優の殺人に関する記事だったが、それは捏造されたものだった。記事のせいで、女優の恋人だったジョンは有罪となり投獄されていた。最近、彼が仮釈放されていたことから、刑事たちは彼を銃撃犯と見て尋問する。
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第19話 過去のない男
大学教授マリアン・ホリスが地下鉄の下敷きとなって死亡した。ホームに一緒にいたと思われる男はファロン。ファロンは、ニューヨークの大学に入学する長女スーザンに同行して、一家で旅行に来たと語る。ブリスコー、カーティス刑事はファロンの過去を調べるうち、1985年以前の記録が皆無であることを知る。
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第20話 法と権力
レストランに突然、男が助けを求め入ってきて倒れ、死亡する。男は常連のギルバート・サンダーソン。心臓発作で事件性はないかと思われたが、死亡する1時間前にバイアグラを服用していたことが分かる。以前、心筋梗塞を起こし、バイアグラの服用を医者に止められていたことから、他殺の可能性が浮上。家には女性の下着が残されていた。
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第21話 野心
音響機器の設置を生業とするドニー・ギブソンの死体が駐車場で発見される。警察は、終身刑で服役中のマフィアのボスの息子ショーン・ルッソが事件当夜、ギブソンと会っていたことを突き止めるが、ショーンは否定。だが、遺体発見現場から消えていたギブソンの財布がショーンのおじの精肉会社の駐車場で発見され、残っていた血痕もギブソンのものと一致した。
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第22話 キャンパスライフの末路
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第23話 小さな目撃者 PartⅠ
警官が怪しい車を停車させると、トランクの中から手を切断された死体が見つかる。死体が見つかった途端、警官に発砲した運転手がロシア系マフィアの関係者であったことから、ブリスコーらは犯罪組織の捜査を専門とするリッチ検事補の助けを借りて調べを進める。
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第24話 小さな目撃者 PartⅡ
リッチ検事補は、犯行現場を目撃した少年をかくまった部屋を訪ねた際に、少年の母親とともに殺害されていた。少年は重傷を負いながらも一命を取り留めるが、マッコイは少年を二度と証言台に立たせないと宣言する。リッチらを襲ったのは、コロンビア人の自称・実業家ピネラの雇った殺し屋たちだった。
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第1話 銃乱射
セントラル・パークで男が銃を乱射し、多数の死者とゲガ人が出る。死亡したのは、ほとんどがハドソン大学の医学部進学課程の女子学生。目撃者の証言から、犯人は女性をののしる言葉をつぶやきながら撃っていたことか分かり、女性に恨みを持つ人間の犯行だと考えられた。
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第2話 無邪気な悪
建設現場から幼い男の子アーロンの死体が発見される。近所に住む少女タラの目撃証言から、D・バーネットという男が容疑者として浮上。だが彼は「建設現場には行っていない」と主張、逆にアーロンのアパートの前でタラを見かけたと言う。そこでタラはもう1人の目撃者ジェニーの存在を明かす。
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第3話 エゴイストの愚計
民事裁判の判事デニース・グロブマンは休暇から戻った直後、自宅マンションの車庫で襲われて重体となる。犯人は判事の車を奪って逃走した。ブリスコーとグリーンは盗難車を追跡して犯人のダニエルを見つけ出すが、彼のほうも判事に撃たれていたため手術中に死亡する。
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第4話 合併
ある会社経営者の娘が死体で見つかる。経営者の運転手の隣人が怪しいと見られるが、彼の話から新たな容疑者が浮かび上がる。被害者の姉と隣人の息子は婚約していたが、姉が昔から様々な薬を飲んでいたこと、また婚約者が被害者である彼女の妹と浮気していたことなどから、マッコイたちは薬の影響で怒りを抑えられなくなった姉が殺害に及んだと見る。
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第5話 野望に葬られた真実
死刑囚デュプレイの上訴を進めていた弁護士フェルダーが殺害される。デュプレイは、4年前IT企業社長夫人デイナ・ヘイガンに強盗殺人を働いた罪で死刑を宣告されていた。しかしフェルダーは“マイケル・ゴードン”という名の真犯人の存在を突き止めつつあった。ゴードンはヘイガンを殺して奪った宝飾品を故買商マックスに売っていたのだ。
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第6話 疑いの目
白昼、大通りでエバ・ハリソンが射殺された。争ったような形跡があり、ひったくりに抵抗して殺害されたのではないかと警察は考える。目撃者の証言はどれも曖昧で、確かなのは、シルバーのマウンテンバイクに乗ったヒスパニック系の男ということだけだった。
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第7話 執念の復讐劇
アパートの一室で、昏睡状態のセシリア・ノールズが発見された。状況からデートレイプが疑われた。彼女は数ヵ月前、オールバニーからNYに越してきたばかりだった。職場の同僚の話では、彼女にはジュリーという妹がいたが、数年前に恋人を訪ねてNYに来たまま以来行方不明になり、失踪課は殺されたと見ていた。
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第8話 悪行の終局
走行中のタクシーに乗っていた高齢の男ピーター・グリマルディが腹部を刺されて死んでいた。タクシーの運転手によると、若い黒人男性がグリマルディを乗せて行き先を指示したと言う。鑑識の結果、グリマルディは刺されただけではなく、銃で撃たれていたことも分かった。
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第9話 日没後の悪夢
撲殺された50代女性の遺体が病院で見つかる。被害者にはアルツハイマー病の支援団体で親しくなった男性がいたこと、彼が被害者の病室から出てくるところを目撃されていたこと、また病室から被害者の宝石類がなくなっていたことなどから、刑事たちはその男が宝石目当てで殺したと見るが…。
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第10話 親という魔物
首を切り裂かれ殺害された男子高校生クリス・スキナーが、ポリ袋に入れられた状態で捨てられているのが発見される。クリスは最近、重量挙げのクラブに入部したばかりで、用具購入のための寄付金集めでアパートの部屋を回り、チョコを売り歩いていた。さらにクリスは、暴力的なジョン・テルフォードという学校の生徒からいじめを受けていた。
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第11話 最後の約束
公園で女性の悲鳴が聞こえたと近所の住人から通報がある。警察が公園に急行すると、女性の姿はなく、血が付着した服とメガネが落ちていた。メガネの指紋から、所有者はカレン・ブルースターだと判明。そして海の近くのコンテナの中で絞殺されているのが発見される。
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第12話 母乳の温もり
アパートの一室から血痕が発見される。住人のベルトラン夫婦は数ヵ月前、生まれたばかりの赤ん坊ともども失踪しており、警察は犯罪が絡んでいるとにらむ。だが夫婦は離婚し、夫ジミーは実家に、妻エイミーは友人のところに転がり込んでいることが分かる。だが互いに「赤ん坊は相手に取られた」と主張し、捜査は行き詰まる。
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第13話 不実の犠牲
人気作家P・K・トッドと彼女の顧問税理士が路上で撃たれる。トッドは負傷だけで済んだが、税理士は死亡。だが犯人はトッドを狙っていたと判明し、彼女が宿泊中のホテルに現れたFBI捜査官キャロリン・タイラーが容疑者になった。キャロリンの銃が凶器と一致したことから、警察は彼女を逮捕。タイラーの夫とトッドの浮気に腹を立て、殺害に及んだと結論づける。
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第14話 疑惑の財閥令嬢 PartⅡ
殺人課と性犯罪特捜班の合同捜査により、6年前の未解決事件の犯人で、ウッドラフを撃ったと思われる男が見つかった。しかし、似た手口で撃たれた別の被害者の体から殴られた痕が見つかったことで、捜査は振り出しに戻る。
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第15話 恋の代償
取り壊し前の廃屋で、2人の少女の遺体が発見される。いずれも麻薬を投与され、レイプを受けた他殺体であった。1人はフィラデルフィアからニューヨーク観光に出てきたジェニー、もう1人は交換留学生のアネカ。2人の付き添いで来ていた姉のローラの存在を知ったヴァン・ビューレン警部補チームは、性犯罪特捜班の協力も得て、ローラの命を救うべく捜査に挑む。
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第16話 株価操作の果て
ブラドック&トッド社に男が押し入り、社員のショーン・アルバレスが射殺された。彼にはゲイだという噂があり、大学生の時に撮ったヌード写真がゲイのサイトに載り、その写真を添付したメールが会社の彼のメールアドレスに送られてきていた。写真を送った人物としてミッチェル・シムズが浮上するが、空港の駐車場の車中で死亡しているのが発見される。
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第17話 青の正義
ハーレムで若い白人男性マイケル・トービンが頭を強打し死んでいるのが見つかった。警察は当初、彼の交際相手アリーの兄で、白人を毛嫌いしているルイスの犯行ではないかと疑う。しかし捜査が進むうち、白人殺しを自慢していた自称“ビギー”の噂を耳にする。だが実際にマイケルを襲ったのはある2人組で、ビギーはその現場を目撃していただけだった。
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第18話 復讐のための雌伏
操縦士と5人の乗客を乗せたヘリが墜落した。ヘリの荷物室に爆弾があったことから、乗員の誰かが持ち込んだものとして捜査が始まる。爆弾はマディソン街にあるギフトショップの箱に入れられていた。その店で買い物をしたのは乗客の1人であるジョー・キャリスターの妻マギーで、箱に付着していた指紋が彼女のものだと確認されたため逮捕される。
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第19話 セラピストの挑戦
車のトランクからドロシー・グラハムの遺体が見つかる。彼女の夫ペリーが疑われるが、刑事たちの調べで、恐ろしく悲しい事実が明らかになる。大学生の時に自殺未遂したドロシーは、ペリーの父親であり、セラピストのアーレンの元で治療を受けていた。彼女を気に入ったアーレンは息子と彼女を結婚させ、2人をモデルにした自己啓発ビジネスで名声を得ていた。
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第20話 罪深きアート
親の莫大な遺産を引き継いだ篤志家の独身女性ルーシー・ヤングが、自宅の高級アパートで殺害される。その死体は残忍にも両手首を切断されていた。ある彫刻家の個展開催用の費用を着服したとして、画商ラドフォードがヤング殺害の容疑者に挙がる。
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第21話 中傷と同情
通りで女性の遺体が発見される。殴られた跡があり、首を絞められていた被害者の遺体には、彼女の服のものではない繊維が首とコートに付着していた。やがて被害者はロレイン・シェルビーと判明。ストリッパー時代に前歴があり、娼館を営んでいたことが分かった。
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第22話 すべては愛のため
学生寮で大学院生レズリー・キャバノーの絞殺死体が発見される。苦学生のレズリーはストリッパーで生計を立てていた。同じ店で働く女性の証言から、麻薬密売人であるネオナチのハーレー兄弟が容疑者として浮上。さらに麻薬密造に出資していたストリップクラブのオーナー、A・ポローンも拘束される。
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第23話 硬直
裕福な女性ジョーン・ムーアは意識不明となり、夫のデビッドによって病院に運ばれた。原因はインスリンの過剰摂取だと判明。しかしジョーンは糖尿病ではなかった。神経科医のリチャード・シップマンは、ジョーンがパーキンソン病を患っていたと証言し…。
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第24話 正義の行方
ホイットマンという男性の遺体が見つかる。彼はチリで殺された息子ジェイソンの事件を追っていた。刑事たちが親子の死の真相を追っていくと、やがて恐ろしい事実が明らかになる。
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第1話 聖母の告白
アパートへの放火により、取り残された少年イアンが死亡した。犯人として逮捕されたのは、離婚後、重度の障害を抱えるイアンを1人で介護してきた母メーガン。一方、検察では地方検事長アダム・シフの後任として、ノラ・ルーウィンがジュリアーニ市長のエスコートを受けて着任する。
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第2話 第2の犯人
地下鉄の駅のベンチで女性の遺体が発見される。頭には何かで殴られた跡があった。被害者はステファニー・ドナテリ。彼女の所持品を盗んだ男が、彼女が襲われたところを目撃していた。黒人の男が突然、彼女を石のようなもので殴り、メガネを盗んで逃げたという…。
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第3話 不倫の代償
交響楽団のバイオリン奏者ナタリー・ドライズナーが楽屋で射殺体で発見された。警察は、裏方のジェイ・ブラニガンがナタリーに振られた腹いせに彼女の高額のバイオリンを盗み出す際、彼女に邪魔されて殺したと踏む。だが、本人は盗みは認めるも殺人は否認。彼のアリバイも確認された。
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第4話 塀の中の特権
ライカーズ島の拘置所内で騒ぎが起きた。看守たちが駆けつけると、囚人のディアスが脇腹を刺され、アレイホーは刺殺されていた。警察はディアスがアレイホーを刺したとみて捜査を進めるが、彼は組織犯罪課の潜入捜査官だった。看守たちが非協力的なために捜査は難航する。
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第5話 帰還
革の上着を扱う店の経営者ソール・キャプランが殺される。刑事たちが調べを進めると、共同経営者の息子イーライ・ベッカーによる依頼殺人だったことが判明。だが彼は逮捕前にイスラエルへ逃げてしまう。イスラエル側は帰還法があるため、ユダヤ人のイーライには帰国する権利があると主張する。
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第6話 裁かれる殉職
検事局へ送る証人を迎えに行こうとして、誤った住所を訪ねた白人刑事キアーシーが何者かに射殺された。犯行現場となった部屋の借り主は、セリーナ・ワッツ。勤務先は、ホームレスに住居を与えるプロジェクトの事務局で、そのリーダーは黒人イスラム教徒のカリスマ的存在ミラーが務めていた。
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第7話 20年前の償い
ヴァン・ビューレン警部補は殺人事件の検挙率が悪いと上層部から責められ、未解決事件の解決を迫られた。そこでブリスコーとグリーンは20年前に16歳のメアリーベス・モーズリーが撲殺された事件の再捜査を始める。
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第8話 怒りの発作
少年ホッケーチームのコーチ、ラッセル・クライダーが駐車場で撲殺された。女性の緊急電話により遺体が発見されたのだが、もう1人、緊急電話をした人物がいることが判明。やがて警察は、事件の朝、クライダーが試合の出場時間の件で部員のキース・テイラーとモメていた事実を突き止める。
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第9話 傲慢さの報い
宝石店で4人が殺されていた。被害者は宝石店の店主夫婦、宝石デザイナーのゲイル・チャーチル、その娘のエリー。店の監視カメラのテープはなくなっていた。宝石店とゲイルのアパートの両方に指紋が残っていたことから、リチャード・モリストンが容疑者として浮上する。彼はマーク・ランドリーという偽名を使い、不動産のブローカーでゲイルの恋人だった。
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第10話 野生動物は誰のもの
動物実験を行っている研究所からHIVに感染した猿が盗まれ、残された1匹に噛まれた研究員が死亡する事件が起きる。刑事たちが調べを進めると、研究所の警備員ジョージ・ピービーが猿を檻から出し、動物保護施設へ預けていたことが分かる。
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第11話 日曜日の公園で
プエルトリコ人の祝祭パレードの日、セントラルパークの池で、ボートに乗っていた女性スーザン・キャップが殺害された。その日、プエルトリコ人たちは公園で、屋台や女性を襲うなど、暴挙を重ねていた。被害者の夫イーサンは成功したIT企業の社長。しかし会社は夫婦の離婚問題で解体の危機に見舞われていた。
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第12話 線引き
アパートの空室の前で男性が殺害され、上には毛布が掛けられていた。顔などに殴られた跡があり、後頭部は陥没していた。被害者は中国料理店を営むトーマス・ナイと判明。電話で注文された品を配達に来て襲われたようだった。
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第13話 嫌悪の果てに
アパートの中庭でブラッドフォード・マンデルという男性の撲殺体が発見される。同性愛者のマンデルはドナルド・アルバースという男性と同居し、2人には赤ん坊の養子がいた。だが現場で見つかったベビーカーはもぬけのカラだった。
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第14話 寵児の陰り
妊婦のデイナ・メレディスが車のトランクから発見された。彼女は銃で撃たれており、瀕死の状態で病院に運ばれた。赤ん坊は帝王切開で無事に取り上げられたが、母親は死亡した。警察は彼女が殺される直前に一緒にいた2人組の男を捜し、そのうちの1人が乗っていた高級車の持ち主はプロのバスケット選手クリス・コディということを突き止めた。
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第15話 特別エピソード
リアリティ番組の出演者ウェスが転落死する。刑事たちの調べで、被害者は共演者のポールとビルの屋上でもみ合ううち、転落してしまったことが分かる。その様子が映像にも残っていたことからポールが逮捕されるが、弁護人はマッコイたちに思わぬ事実を告げる。
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第16話 意義ある越境
深夜バーの外で若い女性アンジェラが絞殺される。麻薬の売人パーテルの犯行と判明するが、決定的証拠を欠き、逮捕にはなかなか至らない。そんな時、かつての売人仲間が、以前パーテルはブロンクスで殺人を犯したが逮捕を免れたとの事実を明かす。
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第17話 大いなる自信
釣り人が川で女性の水死体を発見。至近距離から左側頭部を撃たれていた。被害者はNY州司法省の捜査官カレン・ホールと判明。彼女は6週間前から行方不明になっていた。カレンには不倫関係を持っていたアレック・コンロイという上司がいたことが分かる。
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第18話 白い粉の誘惑
アパートの一室でアルバレス夫婦の死体が見つかる。それぞれ後頭部を撃たれ、さらに夫ダニエルは左耳を切除されていた。ダニエルは麻薬の売人で、甥のティトーの証言から、事件当日、ヘリポートに麻薬を受け取りに行っていたことが分かる。
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第19話 仕組まれた事故
ヒスパニック系の男性ヘクター・サンティアゴが路上で死体となって発見された。彼が雇われた先で自動車事故に遭ったと言っていたため警察が調べたところ、彼を乗せた車が追突され、解離性動脈瘤を起こして死に至ったと判明する。車を運転していたパテルは過去にも2回追突されていた。
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第20話 父への想い
有力者の息子スコット・ワイルダーの遺体が見つかる。複数の目撃証言から、ジェシーという女性が捜査線上に浮上する。刑事たちは痴話ゲンカのもつれから殺人に至ったと見て、彼女を逮捕する。しかし彼女は罪を認めるどころか、スコットと兄妹だったと話し出す。
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第21話 兄そして弟や友
医薬品商社を営むマーロイが、ゴルフ練習場で射殺される。容疑者として浮上したギャングのロニガンは、ビジネス上の恨みや、姪がマーロイから与えられた麻薬の過剰摂取で死亡したことなど、殺害の動機を十分抱えていた。しかしロニガンは、自分はその時間ずっとFBIに尾行されていたと、アリバイを主張する。
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第22話 父親の決断
高校の食堂で突然、何者かが銃を乱射。4名が死亡し、12名が負傷する。逃走した男は、黒ずくめで、ストッキングのようなものを被っていた。生徒会長のブライアンの家に、再度犯行を起こすことをほのめかすファクスが届く。学校の精神分析医は心当たりのある生徒が1人いるが守秘義務で話せないと拒む。
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第23話 判事嫌い
裁判所前で判事の射殺未遂事件が起き、護衛の刑事との銃撃戦の末、犯人は射殺される。狙われたカーリン判事は強硬派として有名で、恨んでいる者は大勢いると思われた。事件で使われた銃から容疑者として浮上したのがF・モーリス。彼はおじの店から銃を盗み出しており、また事件の少し前には拘置所のR・ワイリーという男に面会に行っていた。
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第24話 保護された不正
2台の衝突事故が起こり、一方は負傷したが、もう一方のボルボに乗っていたマーサ・クラズナーは死亡していた。彼女の死因は衝突によるものではなく、頭部に受けた銃撃だった。警察はクラズナーを恨む者の犯行と見て彼女の事件当日の行動を追ったが、実は狙われていたのは調査ジャーナリストのケイト・ピアースだった。
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第1話 犬を放した犯人を追え
公園で女性と犬が謎の生物に襲われ、死亡する事件が発生。刑事たちの調べで謎の生物の正体は犬だと判明するが、一向に見つからない。そこへ女性が犬に襲われているという通報が入る。現場に駆けつけた刑事たちは、動物管理局も手に負えないような犬を目撃する。
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第2話 果てしなき戦場
広場での靴磨きを生業とする中年男イーストマンが刺殺体となって、路上で発見される。イーストマンはベトナム戦争から帰還後、荒れた生活の末に末期ガンを患っていた。殺害容疑で逮捕されたのは、ベトナム戦争時の上官と同僚、ティンズデールとフレッチャー。社会的成功を収めていた両名は、イーストマンに過去を暴かれることを恐れていた。
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第3話 裏切りの応酬
駐車場で男性の射殺体が見つかる。財布には偽名の免許証やクレジットカードが何枚も入っていた。本名はロナルド・バックと判明。彼は刑務所で同房だった男とカーペット清掃会社で働き、仕事に行った店から、後日、商品を盗んでいたことが分かる。
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第4話 血のダイヤモンド
白昼に街中でダイヤの販売業者リチャード・パウエルが拉致された。さらにその最中銀行家ジョン・ハミンスが犯人に撃たれて死亡。数日後、犯行に使われたバンから手を切断されたパウエルの遺体も見つかった。事件当日のパウエルの足取りを追ううち警察は、彼がハミンスと会っていたことを突き止める。
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第5話 執着がもたらした悲劇
古いマンションの最上階で住人のバージニア・ブーンが殺されていた。警察が疑ったのは家主のマーサ・テイラー。彼女はブーンを快く思っておらず、長年にわたっていがみ合っていた。逮捕されたテイラーは大陪審で自分がブーンを殺害するのは不可能だと証言する。
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第6話 過去の人
かつての大物歌手トミー・ベガの再婚相手、ベス・アンが銃殺される。夫妻が離婚手続き中で娘の親権争いをしていたことから、マッコイたちはベガが強硬手段に出たと見る。しかし調べを進めていくと、ある悲しい事実が明らかになった。
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第7話 指紋は神ならず
逮捕歴のあるジミー・フォリーが自宅で殺害される。逮捕されたルーク・キャンベルは、兄ボビーはフォリーが犯した殺人の罪を着せられて、投獄されているのだと訴えた。その話を確かめにフォリーの部屋を訪れ、争ううちにケガを負わせたのだと、正当防衛を主張する。
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第8話 操られた理想
建設中のアパートで火事が発生。女性の焼死体が発見され、裸だったことが判明する。ガソリンがまかれており、放火だった。数日前から行方不明の教師メラニー・フリードの遺体ではないかと警察は考える。彼女は生徒の父親と不倫をしており、その男は火事になったアパートの工事関係者で鍵を持っていた。
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第9話 ヒップホップスターの真実
有名人が集まるナイトクラブで銃撃事件が発生し、ジェローム・ケイビーという常連が死んだ。やがて、事件当夜女優のアリー・ローレンスと来店していたヒップホップスターのG-トレインことダリル・コリンズが、ケイビーに紙幣を投げつけられ大騒ぎになっていたことが判明。そしてコリンズの用心棒のジェームス・ウィルソンが容疑者として浮上した。
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第10話 憎悪の報い
雑誌社のCEOであるトーマス・レディックが射殺されていた。容疑者のレイ・バローズは自分が止めたタクシーをレディックが横取りしたことに腹を立てタクシーで追いかけた後に殺害したのだと言う。だがバローズのグリーンへの態度や20分間も追跡したことから警察は単なるタクシーの奪い合いではなく、レディックが黒人だから殺されたのだと考える。
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第11話 神父の決断
カトリックの学校で神父が銃殺される。被害者が告解室で撃たれたこと、ある生徒やその父親とモメていたことから、親子が容疑者と見られるが、もともとは別の神父、エバンズ神父が告解室に入る予定であったことが判明し、捜査は振り出しに戻る。刑事たちは神父に犯人の心当たりを聞くが、彼は何も話そうとしない。
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第12話 奇跡への渇望
保険会社の社員でよき家庭人でもあるウォーレン・スレーターが路上で撲殺される。逮捕されたガルシアは、白血病に侵された幼い娘の父だった。ガルシアは驚異の治癒率を示す新薬グリベックの使用を保険会社に申請したが、却下されていた。
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第13話 資格剥奪の危機
アパートで女性が2人、頭を殴られ殺害される。殺害されたシンシア・ホールとスーザン・ヘイリーはルームメイトだった。不法侵入の形跡はなく、数週間前に台所の戸棚の修理をした男が合鍵を作って侵入したのではないかと警察は考える。
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第14話 ずるい男
州議会議員のオフィスで働いていたリサ・エドワーズが失踪した。警察が彼女のアパートに駆けつけると荷物はまとめられており、とりあえず事件性は感じられなかった。彼女は年上の既婚者と交際していたようだが、親にも内緒の存在で何者かは分からない。そうこうするうちリサの射殺体が見つかるが、なんと彼女は妊娠していた。
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第15話 安全のしわ寄せ
精神分析医のトレイシー・コンリーが9回も刺されて死亡していた。彼女の患者の1人バージル・ライスは女性をレイプして有罪になっていた過去があった。バージルは、トレイシーがレイプ被害者であったことを、彼女の投稿による掲示板で知り、トレイシーがレイプ犯の自分を憎んで陥れようとしていると思い込んで犯行に及んだのだった。
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第16話 再誕生
公園でポーラという少女の遺体が見つかる。母親のジャネットは、娘が突然いなくなったと話すが、刑事たちが調べを進めると、母親の話はウソだったことが分かる。実は、ポーラは養子で、幼い頃のトラウマにより反抗的な態度を取る子供だった…。
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第17話 二人の秘め事
女子高生ジュリーが自宅マンションの地下にある洗濯場で殺害される。転校生でありながら、女子で一番人気の華やかなグループに迎えられたジュリーであったが、本来はきまじめな性格の持ち主。同学年の男子がインターネット上に作った侮辱的な掲示板の存在を、教師に密告していた。当初はその密告で恨みを買ったものとみられた。
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第18話 か弱き勝者
フェリーの乗り場の近くで男が銃弾を2発浴びて死亡していた。被害者が持っていた高級葉巻が手がかりとなり、ジョン・クーパーだと判明。彼には妻と3人の子供がおり、投資会社のアナリストだった。証券取引委員会が彼の調査をしていたことが分かる。エバーソン社と結託して株の価格を不正に操作しているという疑惑があったのだ。
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第19話 もう一つの隠ぺい
ピザ店の脇で大学生アンディ・ハッチャーの刺殺体が発見された。まず容疑者として浮上したのは彼の携帯を売りさばいたジミーという故買屋だが、ジミーは「携帯はゴミ箱で拾った」と主張する。やがてそのゴミ箱の付近の下水道から血まみれのシャツが見つかった。検査の結果 血痕は被害者の物と一致したが、シャツはジミーの物ではないことが判明した。
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第20話 修復不能
ケイト・スナイダーは独身時代に住んでいたアパートの中庭で転落死していた。彼女は27歳年上のドンと結婚して妊娠し、生まれてくる子供のために夫と住んでいるアパートを改装していた。ケイトは以前に付き合っていたゲーリー・フィリップスに改装作業を頼んでおり、それを知ったドンはショックを受けていた。
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第21話 反則
アパートで探偵のドラッカーが殺される。彼は少年野球でプレーする、ホンジュラス出身のラミロの年齢を調べていた。父親ビクターはラミロが12歳だと話すが、ラミロは体格も技術も12歳には見えない少年だった。刑事たちが調べを進めると、ラミロが所属するリーグの理事長レイヒーが犯行現場の部屋によく出入りしていたことが判明する。
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第22話 不実な弁護士
刑事裁判を専門とする弁護士ハロルド・ジェンセンの妻マージョリーが、夫の車を借りていたところ殺害される。当初はジェンセンに恨みを持つ元依頼人たちが誤って妻を殺害したものと推理されるが、ストリッパー兼娼婦であるジェンセンの愛人ジャスミンの存在が判明した。
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第23話 蛙の子は蛙
通りで女性の遺体が発見される。別の場所で絞殺された後、車から放り出されたようだった。内からアルコールと薬物が検出される。被害者は美容皮膚科医のエリザ・グレイザーと判明。グレイザー医師は処方箋を偽造し、闇でオキシコドンを販売していたことが分かる。
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第24話 愛国者
アパートで爆発が起き、住人の1人ジョセフ・ヘイデンが死亡した。そこでは家賃不払いストが続いていたため、警察は当初放火を疑うが、家主が住宅保険に入っていなかったことが分かり、その説は消える。一方検視の結果、ヘイデンは縛られた上で首を折られていたことが判明。爆破の前に殺されていたのだ。
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第1話 隠れみの
スタイベサント大学の教授ヒューとルイーズ夫妻が自宅で射殺された。現場のゴミ箱から夫を撃った銃は見つかったが、妻は別の銃で撃たれていた。銃の持ち主であった犯人は逮捕。だが妻を撃ったのは相棒のグレッグだと白状した。イスラム教に傾倒するグレッグは、弁護士が自分を代弁しないのを不服とし、すべてをアメリカ社会への不満に置き換える。
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第2話 永遠の16歳
高校で女性教師の遺体が見つかる。監視カメラの映像から、被害者と16歳の女子生徒フィオナが一緒にいたことが判明。刑事たちは彼女を尋問するが、フィオナは試験勉強を見てもらっただけだと話す。さらに調べを進めると、彼女は被害者と同じ男性教師と関係を持っていたことが疑われた。
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第3話 ロックバンドの死
人気ロックシンガー、パティ・ボイテクの銃殺死体がゴミ処理場で発見される。容疑者となったのは、パティの亡夫シェーンが所属していたロックバンド“クライシス”の元メンバー、トラビス・ジョーンズ。ジョーンズは自分をバンドから追い出したのはパティだと信じ、恨みを募らせていたのだった。
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第4話 危うい判断
ルーシー・ドーランが胸を撃たれて自宅で死亡していた。彼女は売れない女優で、死後3日経っていた。観光客の夫婦がたまたま撮影したビデオに彼女のアパートからテレビを運び出す黒人の男が3人映っていたことが分かる。だがその夫婦は、すでにそのビデオテープをテレビ局に売っていた。放送までに警察に与えられた時間は24時間しかない…。
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第5話 指輪は語る
ヘルズ・キッチンの空き地で手を切断された骸骨が発見された。はめていた指輪から被害者はケリー・ソマーズと思われた。しかし彼女の友人により、ケリーは9.11で亡くなっていたことが判明。また見つかった指輪は、姉も同僚も見たことがなく、婚約者のドナルドも贈った覚えはないと言う。
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第6話 命を懸けた復讐
建設請負業を営むトニー・ロザッティが自宅で射殺された。犯行の手口から、犯人はプロの殺し屋と断定。妻のシェリは彼の下で働くランディと浮気し、事件当日は一緒に旅行に行っていた。妻の浮気を知ったトニーが離婚の準備を進めていたことから、警察はシェリとランディが遺産目当てで彼を殺したのではと推測する。
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第7話 弁護士狩り
警官に車イス生活を余儀なくさせた男が裁判で無罪となる。彼の弁護士は仲間とレストランで祝杯をあげていたが、喜びも束の間、店の外で射殺されてしまう。刑事たちが警官や彼の同僚、家族らを調べていくと、殺された弁護士の電子手帳が何者かに盗まれていた。
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第8話 容疑者は大リーガー
リムジンの運転手を職業とするプラットが殺害され、公園に遺棄されていた。容疑者として逮捕されたケビン・スリービーは将来を嘱望される若き大リーガー。動機は、筋肉増強剤のステロイドの購入を仲介していたプラットが、それをネタにスリービーを脅迫し始めたためと考えられた。
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第9話 自由を求めて
女性がアパートの廊下で焼死しているのが発見される。10代後半から20代前半のアジア人女性と思われた。死亡していたのが、中国領事館の高官リー・チェンの部屋の前だったため、警察は政治的な抗議行動として焼身自殺を図ったのではないかと考える。
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第10話 母の日
高校生のエミリー・ミリアスがひき逃げに遭い死亡した。製薬会社のお偉方であるエミリーの父親は飲酒運転による事故と決めつけるが、すぐに他の会社役員の着服の証拠を握っていることを告白。そこで警察は犯人の真の標的は彼だったのではないかと考える。
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第11話 殺しの名目
20代半ばのゴードン・ミークスが自分の車のトランクで刺殺体となって発見された。ゴードンは賭けの胴元で贅沢な暮らしをしていたが、相棒のスティーブンに利益を盗まれていた。凶器のナイフに付着していた繊維が、ゴードンとスティーブンが食事したステーキハウスのテーブルクロスのものと一致し…。
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第12話 神の名のもとに
銃殺された売人の死体が発見された。その売人から麻薬を買い、過剰摂取で死んだ少年の父親パーカーが捜査線上に浮上し、刑事たちは彼の家を調べる。そこで凶器と一致する銃が見つかりパーカーは逮捕。だがそこへ彼の知人である神父ホーガンが現れ、驚くべき告白をする。
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第13話 証人とその妻
宝石店の店主ベイカーが強盗殺人の被害者となる。妻に贈り物を買うため店を訪れていたシカゴのビジネスマン、フォーサイスも巻き添えとなり、重傷を負った。残っていた指紋から逮捕された犯人は、グルジア人のトラパンザ。裁判が始まるが、肝心の目撃証人フォーサイスが姿を消し、トラパンザには無罪評決が転がり込む。
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第14話 操りのテクニック
路上で男性が頭を鈍器で殴られ死亡していた。被害者は自動車販売店のマネジャー、ハル・ガーバーと判明。前日の午後5時頃、客と車の試乗に出たままだった。試乗をした男が偽のIDを使っていたことと、発見された車の助手席から血痕が発見されたことから、試乗した男が車を奪うためにガーバーを殺害したと警察は考える。
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第15話 最高の母親
株式仲買人ブラッドリー・オスターハウスが自宅で殺されているのが見つかった。まず容疑がかかったのは恋人のリンゼイ・タッカー。彼女の母親はコスメ界の大御所ジャッキー・スコットだが、ジャッキーはブラッドリーの顧客であり、実は密かに彼と関係を持っていた。その事実を知り愕然としたリンゼイが彼を殺したと警察は考える。
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第16話 灰色の真相
休憩を終えた白人の女性警官が銃撃に遭って負傷した。容疑者として捕まった18歳の黒人スティービー・トーマスの身を案じたグリーンは、自分に犯行の理由を教えてほしいと説得する。話によると、スティービーの兄エリックは8年前に何者かに殺されたが、警察は十分に捜査を行わなかった。そのことをずっと不満に思っていたのだ。
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第17話 天才作家
タクシー運転手が殺され、所持金が盗まれる。現場に残されていた本と葉巻から、刑事たちは作家のランバートを調べるが、彼はシロ。その後、彼の知人のワーナーという男が捜査線上に浮上し、刑事たちは証言や証拠をもとに彼を逮捕する。ワーナーは元囚人の作家で、逮捕前は大学で教えていた。
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第18話 灰色のクルージング
入り江からあがったジュリー・イーストマンの水死体から、銃痕が見つかる。ジュリーはスポーツエージェントの恋人マクリスと、フットボールのスター選手ダリル・リッジウェイのクルーザーに招待され帰らぬ人となっていた。そのクルーザーには、ダリルの兄ショーンも同乗していた。彼は、華やかな生活を送る弟に養ってもらっていた無職の麻薬常習者だった。
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第19話 抑圧された記憶
路上で女性が頭部を鈍器で殴られ死亡していた。遺体のそばには犯人のものと思われる手袋が片方と靴跡が残っていた。被害者はデザイナーのレイチェル・カードウェルと判明。警察が彼女のアパートを捜索していると、同じ階に住むティム・グレイソンが訪ね、前日に彼女はパーティーに出かけたと話す。
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第20話 見返り
公園のベンチで、名門私立高の入学事務局の主事デブラ・ランドンの撲殺体が見つかった。警察は、娘のキャシーを不合格にされて怒っていたハーレムに住むマービン・ウォーターズを疑う。しかし、実はデブラはキャシーを推していたことが判明。土壇場で特権を利用した校長のスコフィールドが裕福な白人の子に替えていたのだった。
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第21話 危険な治療
ロシア人でモデルのナディアが婦人服店の試着室で死んでいた。現場から麻薬性のある鎮痛剤の入った注射器が発見される。ナディアの主治医は喘息の薬しか処方しておらず、鎮痛剤と併用すれば心停止する危険性があると話した。彼女に鎮痛剤を渡していたハインツという医者は、麻薬性のある鎮痛剤で患者を依存症にさせる悪徳医師だった。
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第22話 間違った絆
ライフルによる連続殺人事件が起きる。現場に残された犯人のメモから、元狙撃兵による無差別殺人が疑われる。やがて被害者の1人とモメていた人物が捜査線上に浮上した。男の名はキャプショー。彼は元海兵隊の狙撃兵だった。
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第23話 4組のカップル
朝、ジョギング中にアンディ・コルボが死亡した。心臓発作で事件性はないと思われたが、かけつけた警官は偶然、すぐそばの茂みで女性の遺体を発見する。頭に1発、弾丸を撃ち込まれたアンナ・ブリセニョだった。夫のラファエルは何も知らないと話すが、アリバイが崩れ、逮捕。だが彼は、兄のレオナルドがアンナを殺害したと言う…。
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第24話 疑惑のコメディアン
人気コメディアン、モンティ・ベンダーが住まいとしているホテルの一室から出火。ベンダーが養子として迎えた幼児ロビーが窓から落下して死亡する。ロビーが煙にまかれないよう窓の外に差し出していたが、不慮の事故で落としてしまったとベンダーは主張。しかし、肺に煙の跡がないことや、体中のアザなど、不審な点が見つかる。
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第1話 信念の男
路地でサリーという10代の少女の死体が発見される。気絶させて強姦し、首を絞めて体を切りつけるという手口から、5年前のブルックリンの事件と同一犯ではないかと思われた。さらに5年の開きがあることから、他にも余罪がある可能性が出てきた。
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第2話 英雄の重圧
ホテルのベッドで男性の宿泊客が殺されていた。“ボブキャット”と呼ばれていたその男は賞金稼ぎで、逃亡中のレイプ犯マースを追っていた。警察はマースと対面でインタビューをしていながら通報しなかった記者のケロッグを逮捕し…。
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第3話 患者0号
女性研究技術者がカージャックに遭い殺される。間もなく犯人が逮捕され、一件落着と思われたが、被害者の車からSARSコロナウイルスが見つかり、事件は思わぬ展開を見せる。
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第4話 真の支配者
世界的に知られるミュージカル作曲家ジョン・D・マイヤーズの家で、若い女性の刺殺体が見つかる。死体の主は、女優の卵キャリー・ガンダーソン。マイヤーズとキャリーは舞台のプレミアで知り合い、やがてマイヤーズが犯行に及んだものと判明する。
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第5話 過去の栄光
クラブで火事が発生し、23人が死亡した。その中には4人組のバンド、ヴォータンのラリーもいた。ヴォータンは昔からライブ中に火を使うことで有名で、ラリーのそばにあった装置には2倍の火薬が詰められていた。その炎が天井に達したことで火事が起きていたのだった。
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第6話 誇り高き人生
アンディ・ヒッチェンズという男性が自宅で射殺体で発見された。彼は会社を解雇されたばかりだったが、隠し口座に40万ドルもの大金を預金していたことが発覚。警察は出どころを探るうち、ハーレムに住む老人ロニー・ジャクソンにたどり着く。
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第7話 誤算
ハドソン川で水死体となって発見された女性アリアーナは、生前に夫が秘書と浮気していることを知り、離婚で争う準備をしていた。彼女が雇った弁護士のパテルは、弁護を断ったにもかかわらず彼女が失踪した前夜に電話をかけていたことが分かる。
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第8話 従軍記者
従軍記者のエリオットが何者かに撃たれる。彼にはイラクで軍事機密を報道したという疑いがあり、その報道が原因で陸軍軍曹のミーチャムは仲間を失っていた。ミーチャムが一時帰国した際に発砲現場の近くにいたことや、凶器が陸軍支給品であったことから、警察はミーチャムを逮捕するが…。
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第9話 聖女への裁き
遺族の悲しみを癒すための“降霊会”を主催するギデオン・ブレイクがレストランで突然死する。彼が自分で持ち込んだソースには青酸カリが仕込まれていた。被疑者となったのはベサニー・アリソン医師。小児ガンと闘う名医にしてベストセラー作家でもある彼女だったが、1年前に不動産投資詐欺に遭い資産の多くを失っていた。
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第10話 奪い合い
縫製工場の経営者アーノルド・ザッカリーが、オフィスで頭と顔を激しく殴られ殺害される。裏口の防犯カメラに犯人と思われる男が映っていた。帽子の“BB”というイニシャルから、“ベーグル・ベイカー”で働くミゲル・カマチョが容疑者として浮上。彼は不法滞在者であった。
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第11話 ジャングルの掟
公園でホームレスの青年アラン・フィッシャーが死んでいるのが発見された。遺体に車のフロントガラスの破片などが付着し、被害者がバンパー骨折していたことから、警察はひき逃げと見て捜査を開始。広告代理店を営むキャリー・ソルターが容疑者として浮上した。何と彼女は重傷を負ったフィッシャーを自宅の車庫に放置して見殺しにしていた。
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第12話 大義の犠牲
馬小屋でジェリー・トルティーノが銃で撃たれて死んでいた。トルティーノは馬車の御者として不定期で働いていたが、以前は有力な胴元で前歴があった。彼は服役中にFBIと取引しマフィアの幹部であるフェデリコ・リゲッティの投獄に協力したが、当のフェデリコはFBIによって3週間前に釈放されていた。
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第13話 ソフィーにはママが2人
ホテルのバルコニーから、リサ・ウィンズローが突き落とされる。訃報を知らせにリサの自宅へ向かうと、そこにはリサの姉だと名乗るルネと、リサの娘ソフィーがいた。刑事たちはリサの仕事関係者が怪しいと見て捜査を進めるが、その最中にルネがソフィーを連れて姿を消す。
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第14話 市庁舎にて
ニューヨーク市庁の1階で狙撃事件が発生し、1人の市議が死亡。水道課の検針員タバチニックも重傷を負う。犯人の標的は市議と仮定されて捜査が進むが、真の狙いはタバチニックだったことが判明する。
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第15話 退役軍人の怒り
路上で男性が死亡しているのが発見される。背後から首を絞められていた。被害者は、大学生のブライアン・ティーグだと判明。彼は多くの反戦デモに参加し、暴行などで逮捕歴があった。殺害された日は、デモに参加したあと、郵便配達員のケニー・シルバと口論して警察署に連行されていた。
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第16話 狙われた証人
公園でヘンリー・ウェアという青年が自転車に乗った男に射殺された。そばにいたヘンリーの友人ジミー・ゴードンとシェイナ・ロザリオの証言から、フォスター・キーズという男が容疑者として浮上。面通しでも二人はハッキリとキーズを犯人と特定し、キーズは逮捕される。だがそれ以降、二人への執拗な脅迫が始まり…。
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第17話 検察の快挙
ダウンタウンの複数のゴミ捨て場で、バラバラに切断された死体が見つかった。頭部と心臓が見つからないため、身元と死因が特定できなかったが、手の特徴で被害者はロジャー・バリーだと判明した。ロジャーには恋人がいたが、その恋人は偽名を使って女装していた男で、10年前に妻の殺人罪に問われ失踪していたのだった。
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第18話 悪の種族
L・グレイザーという老女がアパートで殺される。彼女が強制収容所の生還者であったことと、元ナチス親衛隊員S・アンダースの国外退去の件で証言する予定だったことから、アンダースが国外退去を逃れるために殺したのではないかという見方が強まる。
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第19話 孤独の検事
マッコイとも懇意であった検事補テノフスキーが殺害される。事件の謎を追ううち、彼は偽名を使う謎の人物であったことが判明。マッコイは、マフィアのボス、トートマッシが容疑者とされた裁判の資料が、不自然に少なかったことが事件のカギだとにらむ。
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第20話 危険な人気店
レストランで発砲事件が起き、マフィアのジョン・カロロと映画製作者のトーマス・ミッチェルが死亡。バンピーと呼ばれる男が、口論になった末カロロを撃ち、流れ弾がミッチェルに当たったと思われた。警察はバンピーの居場所を突き止め逮捕。凶器の銃も見つかり、事件解決と思われたが…。
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第21話 警察官の良心
バーでブレンダン・ドナーという男が酒瓶で撲殺された。彼は、野球のリーグ優勝決定戦で捕球妨害をしてチームの勝利をフイにし、それ以来怒ったファンから悪質な嫌がらせを受けていた。そこで警察はその怨恨の線から捜査を開始する。
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第22話 ニューヨーク市の返報
日本人男性のヨシダから緊急通報が入った。彼はクラブの経営者で、モデルの妻タミコとニューヨーク市内を観光中に強盗に遭い撃たれたと言う。ヨシダは腕の負傷だけで済んだが、妻は顔面を撃たれ数日後に死亡。警察はヨシダの証言をもとに、赤いバンに乗っていた黒人の男を捜す。
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第23話 誰がマニーを殺したのか
68歳の事業家マニー・ソレイマニが自宅のベッドで死亡する。25歳の新妻の犯行が疑われるが、彼女にはアリバイがあった。検死解剖の結果、マニーは窒息死したことが判明。そして彼の仕事を手伝っていた息子のベンに怪しい点が見られ、刑事たちは彼を尋問する。
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第24話 さよなら、ブリスコー
ヴァン・ビューレンに辞表を提出したブリスコーが最後の事件に挑む。宅配業者の配達員ジョン・バーンが配達先に荷物を届け、路上に出たところで射殺される。妻アデルは夫婦円満を強調したが、その実、ジョンは浮気の絶えない夫だった。
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第1話 鮮血の十字架
マンハッタンの高層ビルの空き室で、イラク帰還兵のリンゼイが殺害された。捜査を開始したフォンタナとグリーンは、リンゼイが隠し持っていたアブグレイブ刑務所で行なわれた囚人虐待の写真を発見する。
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第2話 妻たちの9・11
マンハッタンの港でフェリーの衝突事故が発生し、女性が死亡した。衝突の前に女性が死亡していたことから、事件は殺人事件と断定される。9・11で夫を亡くしていた女性は、夫の友人である消防士と再婚しており、再婚相手の元妻が容疑者として浮上するが…。
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第3話 正当防衛
刑務所を仮釈放された男が、その日のうちに殺された。何人かの容疑者が捜査線上に浮かんでは消えたのち、現場の近くから発見された凶器の銃から出てきたのは刑務所の看守ウォーリーの指紋だった。
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第4話 死のダイビング
男子大学生が寮から転落して死亡した。フォンタナとグリーンの意見は割れ、自殺と他殺の両方で捜査を進めるうちに2人目の大学生が転落死する。周辺の聞き込みによって、大学内に他にも自殺未遂をした学生が2人いて、更にその学生たちはある薬の治験のアルバイトをしていたことが分かる。
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第5話 銃はめぐる
銃取引の現場に潜入したおとり捜査官が、取引相手に殺害された。その捜査官と親交のあったグリーンは犯人逮捕をかたく誓う。捜査をすすめるうちに、おとり捜査官たちの顔写真が掲載されたあるウェブサイトの存在が明らかになる。
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第6話 美の追求の果て
ホテルの部屋で人気作家のノラ・ハケットの死体が発見された。腹部には殴られたようなアザあったが、それは脂肪吸引の手術をした跡だった。ルームサービス係によると、ノラは部屋で独特の話し方の男と口論していたという。
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第7話 知事の恋人
資金集めのパーティーの最中コネティカット州知事夫人が殺害された。会場入り寸前に言い争っていたという女性記者から、知事の汚職疑惑を聞かされたグリーンとフォンタナは、知事の汚職絡みの犯行だと睨み捜査を進めるが…。
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第8話 ギャングの愛
ラジオDJのクリストフが撃たれ、黒い車が逃走する。軽傷だったこともあり、グリーンたちは自作自演ではないかと疑う。
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第9話 ダイヤモンド・ラプソディー
白昼のタイムズスクエアで銃撃事件が発生。被害者の1人、富豪のユダヤ人宝石商リバコフは死亡した。もう1人の犠牲者である違法労働者のボルゲスは一命をとりとめるが、やがて入院先の病院から姿を消す。
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第10話 敵の敵は
シントン・ハイツのアパートの一室が銃撃され、7人の無惨な死体が発見される。その中には3人の10代の女子高生が含まれていた。唯一、助かった女子高生は薬物の過剰摂取で危険な状態で、その部屋には何者かがヘロインを持ち去った形跡もあった。
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第11話 守るべきもの
ある朝、登校時間の小学校の前でひき逃げ事件が起こる。被害者の男は仮釈放中で、同棲相手の女性の娘を送り届けたところ事故に遭ったと供述した。男はかつて娘を虐待死さて逮捕されたが、模範囚として刑期を短くすませ出所したばかりだった。
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第12話 強欲
投資家のグレッグ・エマーソンが自宅で何者かに殺される。金庫から大金と宝石が盗まれ、ベッドからシーツが消えていた。
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第13話 ヒップホップと銃弾
NYヒップホップ界の首領とも呼べる大物プロデューサーRCが、スタジオで銃殺された。厳重なセキュリティを自ら開錠したところから見ると、犯人は顔見知り。殺害現場に残された唯一の大きな手がかりは、消音器代わりに使用されたソーダのボトルだった。
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第14話 第三の男
予防接種を受けたにも関わらずインフルエンザが原因で10歳の少年が死亡した。インフルエンザ関連の死亡例が多く、そのうち6人が少年と同じようにワクチンを打ったにも関わらず血中に抗体がなかったことが分かる。フォンタナとグリーンは、偽ワクチンが出回っているとみて捜査を開始する。
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第15話 作家の美しき妻
ユニオンスクエア近くの道路で、新書のPRに訪れていたテレビ番組司会者ラリーが何者かに銃殺される。ラリーの運転士の話から犯人と思われる赤いスキー帽をかぶった人物が地下鉄の入り口に駆け込んで行ったことが分かる。ラリーが度々女性蔑視の発言を繰り返していた事から、嫌悪派の仕業ではないかと思われたが…。
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第16話 6番目の選手
会計士の男が自宅で殺害された。当初は絞殺と思われたが、首の骨が折れており、彼の腕時計には犯人のものと思われる指紋が付着していた。被害者はプロバスケット・チーム“エンパイアーズ”の熱烈なファンで、敵チームのスター選手を目の敵にし、様々な嫌がらせをしていたことが判明する。
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第17話 英雄か偽善者か
ニューヨーク市内のメキシカンレストランに1台の自動車が飛び込み、負傷者を出す。同乗していた少年トミーは意識不明であるものの、一命は取り留めた。目撃者の話では乗用車に追われてカーチェイスのようなことをしていたことが分かる。
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第18話 名声と打算
マンハッタンに唯一残る私有公園で女性の絞殺死体が発見された。殺されたのはフォールズ財団でボランティアをしていた女性で、前夜、慈善ディナーに出席し、そこで財団の経費が水増しされていると会長に噛みついている姿が目撃されていた。
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第19話 ダニエルの書
路上でリチャード・ランソンという男がピストル自殺を図った。リチャードが宿泊していた近くのホテルの部屋からは彼が殺したと見られる女性の刺殺体が発見された。捜査を進めるうち、小児愛とドラッグを奨励する教団“神の子”の存在が浮かび上がる。
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第20話 恋多き弁護士
ニューヨーク随一の弁護士事務所で、一人の女性弁護士が鈍器で頭を殴られ死亡した。被害者は才色兼備、共同経営者の座を狙う野心に満ち溢れた女性で、数々の男性と浮名を流していた。事件前夜にも誰かと性交渉を持った形跡があり、社外には出ていない事実から犯人は事務所の関係者だとして捜査が進められる。
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第21話 それぞれの自伝
ロサンゼルスからニューヨークへ自伝の宣伝にやってきたポルノ女優サマンサ・サベージが自室で銃殺される。金を無心する父親を近づけないようにサベージが相談した相手は、元警察本部長マクラーレン。マクラーレンは保障担当の省庁の長官候補でもある大物だった。
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第22話 名馬の秘密
“赤い猫”というバーの前でパナマ出身の競馬騎手、オスカー・サラザールの射殺された。事件の夜、調教師がオスカーを“赤い猫”に呼び出していたことが判明するが、実際に会う約束をしたのは、バルテック社のCEOでラスプーチンの馬主、バリックだった。
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第23話 信仰と更生
炎上するアパートの屋上から消防士が飛び降り死亡した。火事の原因は放火。住人の別れた夫が娘に会わせてもらえない腹いせに元妻を焼き殺そうとしたのだ。一方では、検視官の報告で消防士が現場で撃たれていたことが判明する。
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第24話 通勤列車
朝のラッシュの最中、通勤電車が車と衝突し、死者12名、負傷者150名以上の大惨事を招く。線路上に止まっていた車には誰も乗っていないことから、犯人は乗客に紛れ込んでいることが分かる。
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第1話 渦中の裁判
貧しい母子家庭の母親の車が盗まれた。当初、犯人は後部座席に5歳の娘ジェニーが乗っているのを知らずに車を盗んだと見られていたが、車は途中で捨てられ、犯人はジェニーを連れて逃走していた。目的は車ではなく、幼い少女を誘拐することだったのだ。
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第2話 因縁の対決
空きビルで男の銃殺死体が見つかった。男は死の直前に性犯罪特捜班のベンソン刑事に電話をかけようとしていた。しかしベンソンは男に見覚えはなく、性犯罪特捜班が扱った事件の関係者でもなさそうだった。男の自宅から倉庫の領収書が見つかり、その倉庫にあった冷凍庫の中から5人の高齢者の死体が見つかる。
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第3話 10年目の真実
路上強盗を行い、警官との銃撃戦で負傷した男が臨終の床で、10年前にサラ・ドーランという少女をレイプし殺したことを告白する。それはかつてフォンタナが担当した事件で、当時彼は父親のロブを犯人と睨んでいた。しかし、ダンの告白により新たな容疑者として、ジョニー・ゾーナという男が浮上する。
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第4話 汚れなき罪人
11年間寝たきりだったカレン・バロウズは夫ロバートの決断により、栄養チューブを外され安楽死させられることが決定していた。その実行の日、妻に別れを告げ病院を出ようとしたロバートの車が爆破され、ロバートは死亡。病院の周りにはロバートの決断を批判する大勢の人々が集まり連日抗議集会を開いていた。
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第5話 塀の中の真実
若い女性の射殺体がラテン系ギャングの縄張りで見つかる。被害者はギャングのメンバーかと思われたが、実は名門大卒の記者テレサだということが判明する。テレサは、L12というギャングの組織犯罪を暴こうと潜入取材をしていたのだ。
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第6話 虐待の連鎖
公園で近所に住む男が刺殺され、少なくとも9ヵ所の刺し傷があることから、怨恨と思われた。目撃情報から、16歳の少女が容疑者として浮上。彼女は9歳から法を犯し、自分の子供を虐待していた。彼女は逮捕されるが、留置中に死亡してしまう。
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第7話 砂上の楼閣
シングルマザーの女性が殺され、生後間もない赤ん坊が誘拐された。隣人の話では、事件が起きた朝、彼女は男とモメていたらしい。遺体の肺から薬物が出たことから、売人で元恋人の男に容疑がかかる。
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第8話 血塗られた愛国心
運送業者の男が路上で銃撃され殺された。被害者の金遣いが荒いことに目をつけたフォンタナとグリーンは、被害者が実は不法移民の輸送をしていたことを突きとめる。さらに被害者のトラックの冷却ユニットが故障したことにより、荷台に乗っていた不法移民が死んでいたことが発覚する。
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第9話 法に罪あり
前日夜から早朝にかけ、3人の“シルビア・ロッシ”という名の女性がたて続けに殺される。3人の生活背景はかけ離れ、共通点はほとんどないが、殺害に使用された銃や、撃ち方が同じだったことから、同一犯による犯行と思われた。グリーン、フォンタナ両刑事の聞き込みにより、ある不審な男が捜査線に浮上する。
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第10話 警部補の執念
アパートの一室で女性が首を吊って死亡していた。ドアは無施錠で両手足は縛られ、女性の顔には、ひどいやけど跡があった。ヴァン・ビューレン警部補は、死亡したのが大学時代からの友人の娘だと知り驚く。検視の結果、自殺だと判明するが、ヴァン・ビューレンはやけどを負わせた人物がエミリーを自殺に追いやったとして、犯人の捜査を始める。
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第11話 偽りの形見
シナゴーグ(ユダヤ教の集会や礼拝の場所)から盗まれたモーセ五書(トーラー)が破られ、歩道に散乱していた。警官が駆けつけるとシナゴーグの扉口には男の撲殺死体が。トーラーは信徒会長の父親がゲットーから持ち出した物で、殺されていたのは元窃盗犯の石職人であることが分かる。
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第12話 友情の証し
公認会計士の男が強盗に殺害された。男の妻バレリーも重傷を負ったが、奇跡的に生き延びる。事件の盗品が質店に持ち込まれ、容疑者が逮捕された。容疑者の名はジェイ・フレックナー。バレリーによって面通しも行われ、フレックナーの有罪は確実と思われたが、バレリーが公判中に証言を変えてしまい無罪になってしまう。
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第13話 心の闇
とあるホテルの客室で、バスタブに沈む若い男の死体が発見される。男はフリーの記者で、傍らには遺書めいた走り書きが見つかるが、自分の名前のつづりを間違えていた。肩には、何者かに押さえつけられたらしきアザがあった。不法な取引を暴露した記事を抑えるための殺人かと、一度は銃の売人が容疑者として浮上するが、アリバイが認められる。
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第14話 責任の行方
高校の音楽室で一人の男子生徒がチェロの弓で絞殺されていた。高校生にしては大金を持ち、高級時計をはめていたが、父親は家庭教師をしていたからだと言う。だが実は、被害者が試験中に自分の解答をメールで複数の生徒に送り、カンニングさせて稼いでいたことが分かる。もう解答を教えないと言われ、激怒していた生徒が容疑者として浮上する。
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第15話 犯罪の遺伝子
倉庫で寝具に包まれた若い男性の射殺体が発見された。路上生活をしていたダニーというその若者は、DNA検査から連続レイプ殺人犯の息子だということが判明する。母親は殺人犯の元妻アリソン。アリソンと再婚相手のジョンは“行動障害”を抱えるダニーに手を焼いていた。
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第16話 キャリアの代償
投資家のデレク・ミラーの遺体が路上で発見された。彼はボーナスをもらったばかりだった。デレクの上司ソフィア・キーナーによれば、彼は同僚とは比べものにならないほど高額のボーナスを得ていた。ソフィアは将来性を買ったというが、実はデレクとソフィアは不倫関係にあったことが明らかになる。
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第17話 営利企業アメリカ
ホテルの一室で、男が銃殺された。名前はポープ。コールガールの携帯の着信から、ポープが衛星電話を使用していたことが判明する。ポープは除隊後もイラクに残り、民間軍事会社ダイヤモンド・リバー社のもとで働く傭兵であった。やがてポープの携帯を捨てたボートマンが実行犯、車や銃を提供したロビー・ハウエルが共犯者として、ポープ殺害の容疑で逮捕される。
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第18話 葛藤
銀行強盗が発生し、犯人の若い男が警備員に射殺された。その男に金の入ったバッグを渡した支店長は、6歳の娘ジュリーを誘拐され、娘の命を守るために仕方なく金を渡したのだ。指紋照合により若い男がサイラス・ローウェルだと判明。父親のミッチェルは息子とは2年以上、連絡を取ってないと言う。だが、実はミッチェルが息子と銀行強盗を企て、ジュリーを誘拐していたことが分かる。
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第19話 医者の正義
食堂で銃撃事件が発生し、店主が撃たれて死亡。そばに立っていた女性エレインもかすり傷を負った。当初は店主といざこざのあった麻薬の売人の犯行と思われたが、彼にはアリバイがあった。多数の目撃証言から新たにジェレミーという少年が容疑者として浮上。彼はエイズ患者だった妹エミリーの死に疑問を抱き、病院関係者のエレインを狙って発砲したのだった。
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第20話 政界を操る者
通報を受けて現場に到着したパトカーのボンネットに遺体が落ちてきた。被害者は麻薬組織に潜入捜査中の刑事だった。犯人は、彼女が刑事だと知って殺したと言う。さらに刑事だと知ったのは新聞の記事になっていたからだと言うのだった。果たして誰が何の目的で潜入捜査中の刑事の名前と写真を新聞に掲載したのか。
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第21話 仮面の裏
以前、負傷したグリーン刑事の代わりにフォンタナ刑事とコンビを組んだこともあるファルコ刑事。ある朝、ファルコが目覚めると、そこには若く美しい女の死体があった。前日の夜、バーで意気投合し、家にその女性を連れ帰ってワインのボトルを開けたところまでは記憶しているが、ファルコはその先のことが思い出せずにいた。
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第22話 最後の手段
アパートの一室でアンドレアス家の4人が窒息死しているのが発見される。唯一不在だったフランク・アンドレアスは2週間前に逮捕されていたが、ボルジア検事補に取引を持ちかけ、特別に保釈されていた。検察と取引をしたことに感づいた2人組がアンドレアス家の4人を殺害し、フランクの命を狙っていることが判明する。
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第1話 スクープ写真の真実
パパラッチの部屋に強盗が侵入し、上に住む警官が様子を見に行き犯人に射殺された。パパラッチはある女優のスクープ写真を持っていたらしい。目撃証言から女優の夫に容疑がかかる。
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第2話 アバター
主婦のキャロラインが殺害され、その遺体写真がSNSサイトに投稿される。投稿したのはサイト利用者のリチャード・イーラム。逮捕しに彼のアパートへ行くと、彼は留守だったが、部屋にはキャロラインの娘モリーの写真が所狭しと飾ってあった。
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第3話 愛しき我が家
高級住宅地の一軒が何者かに爆破され、通りがかりの8歳の少女が命を落とす。家主は親の資産で暮らしてきたウェクスラー。あらかじめ電線を切った上、ガス管を破裂させて爆発を誘ったとされる手口から、ウェクスラーの元妻ロザリーが放火犯として逮捕される。
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第4話 血塗られた憎悪
イスラム教徒のエリック・カラビーが首をナイフでかき切られ殺害され、その様子を撮影したビデオがテレビ局に送られた。ビデオには顔を隠した2人の犯人が映っており、発言から白人至上主義者の犯行と思われた。だが犯人の1人の声が、カラビーの友人でイスラム教徒のベン・ファウードの声と同じことが判明し、ファウードは逮捕される。
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第5話 大衆殺人
全国ネットのテレビ番組に映っていた小児愛者カール・ムラリーが刺殺された。第一容疑者は8歳の娘を持つ隣人のフレミング。しかし、フレミングの娘の目撃証言から犯人はムラリーの恋人のハナ・ウェルチと判明し、逮捕・起訴される。だが実は、ハナは恋人ではなかった。
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第6話 戦争成金
兵器会社のCEOゲリー・ハワードが銃殺された。その後、ハワードの自宅にパープル・ハート勲章が届けられた。刻印されていたのはマット・ガルシという、アイラクで戦死した兵士の名前だった。ガルシアの戦友は、彼の身につけていた防弾衣が欠陥品だったため撃たれた弾が貫通してしまったという。その防弾衣を製造していたのがハワードの会社だった。
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第7話 酒の中の真実
テレビタレント、ミッチ・キャロルが飲酒運転で逮捕される。服が血まみれだったことから、殺人課のキャサディ刑事が取り調べを受け持つが、キャロルはユダヤ人への差別発言を繰り返すばかりであった。発見された死体はユダヤ系女性プロデューサー、ダニエル・ハーツバーグ。酒を飲んでは暴言を吐くキャロルを、業界から締め出した張本人だった。
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第8話 殺人の責任
パーティー・バスの中で頭をシャンパンの瓶で殴られ、死亡しているハドソン・ムーアが発見される。彼はパーティーの主催者、クリス・ドレイクの友人だった。防犯カメラの映像からハドソンを殺害したのは、大学生のニコール・フリンと判明。彼女はクリスにレイプされ、入れ替わりに入ってきたハドソンにもレイプされそうになり彼を殺害したのだった。
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第9話 正義か復讐か
控訴審のため護送されてきた殺人犯レオン・ボーギッチが裁判所前で逃亡。昔の刑務所仲間のツテで銃を手に入れたボーギッチだが、街を出ようとしている気配がないことから、警察は彼が誰かに復讐しようとしているのではないかと考える。だが実は彼は末期癌の母親に別れを告げるために脱走したのだった。
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第10話 役員室への道
アパートの一室で、手をベッドに結び付けられ銃で撃たれた死体が見つかった。被害者の名前はチャールズ・ディロン。盗聴騒動に揺れるHW社の顧問弁護士だった。事件当日、彼が最後に会ったのはバーで知り合ったジュリア・ベローソ。彼女はHW社の公開株を持っていることがわかる。
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第11話 亡骸の行方
遺産相続で係争中の未亡人アシュリー・ジョーンズの息子マイケルが突然死した。ジョーンズの亡父の息子、麻薬の売人などが殺害の容疑者として浮上するが、検視官は意外な答えを明かした。マイケルの死因は、大腿骨を移植した際に感染した卵巣ガンだと結論づけたのだ。
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第12話 善意か売名か
女優ソフィア・アーチャーは、アフリカから養子、クリストファーを迎えた。家族全員で初めて外出した日に、夫のショーンが何者かに撃たれ死亡。グリーン刑事は、クリストファーの誘拐未遂ではないかと考える。養子の件はマスコミで大きく取り上げられ、ソフィアの売名行為ではないかと非難されていた。ショーンを撃ったのは、クリストファーの実父、モガエだった。
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第13話 打ち砕かれた希望
右翼の評論家ジュディス・バーロウの講演会で大学生ジェイソン・マイルズが撃たれて死亡する。怨恨の線で捜査が進められるが、事件が起きた時ジェイソンの恋人と一緒にいたという大学院生マルコム・イェーツのアリバイがウソだと発覚。取り調べ中にバーロウと言い合いになり興奮した彼は犯行を自供する。実はイェーツはパーキンソン病を患っていた。
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第14話 聖なる殺人
25歳のジェフ・キャントウェルの遺体が自宅で見つかった。右手には銃が握られていたが、キャントウェルは左利きだったことがわかる。さらに現場には聖書が置いてあり、同性愛を禁ずるレビ記18章22節のページが開かれていた。キャントウェルは同性愛者で、死ぬ前に“ノームS”というメールアドレスに脅迫メールを送っていたことがわかる。
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第15話 るつぼの街
ワンルームマンションの1室で女性の首吊り死体が発見された。死亡したエリンは、女優の道をあきらめ、心機一転、脚本家や監督を志そうと新しく仕事場を借りたばかりだった。検視の結果、通常の自殺では考えられない傷も発見され、自殺を装った他殺の線が浮かび上がる。
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第16話 2度目の対決
バージル出版のセリーナ・ダービーがアパートの廊下で殴られ、絞殺された。彼女が本の出版を担当したJ・P・ラングが容疑者として浮上する。彼は妻殺害の容疑をかけられたが、裁判で無罪評決を勝ち取り、その後フィクションとしながらも、まるで妻殺しを告白するような本を出版し、世間の批判を浴びていた。
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第17話 神の怒り
教会で放火事件が発生。中から男性の焼死体が見つかった。被害者は高校の生物教師チャールズ・ナッシュ。検視の結果、焼かれる前に殺されていたことが分かる。教会ばかりを狙った放火が続いており、今回が5件目だった。
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第18話 輝きの陰に
黒人女性ラッパーのクラリス・ジェームスが自宅で銃殺された。容疑者として浮上したのは、彼女が所属するレーベルの経営者アンドレ。クラリスは印税の件でレーベルとモメていた。さらに検視の結果から、クラリスが妊娠していたことがわかる。
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第19話 異国の毒
ロシアから帰化した実業家ピーター・ロストフが毒殺される。使用されたリシンは殺傷力の強い猛毒として知られ、KGBが暗殺に使用するとも言われていた。妻には深夜の便で到着したと語っていたロストフだったが、実は午前着の便で帰国。飛行機で知り合った女性を伴い、弟の部屋で時間を過ごしてから、クラブで酒を飲み、帰宅したことが判明する。
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第20話 もう1つの誘拐
誘拐事件が発生する。誘拐された10歳の少年ケビン・フォガティは2日後、公園で遺体で発見された。近隣の聞き込みにより容疑者としてロジャー・クラズローが浮上する。グリーン刑事たちが自宅を訪ねると少年がいた。その子は5年前、クラズローに性的虐待の目的で誘拐されたトーリー・クインランだった。
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第21話 虐げられた英雄
2人の路上生活者が相次いで撲殺される。うち1人が住んでいる所のそばにあった監視カメラの映像から、犯人は雑誌の予約販売を装って訪ねた家で盗みを働く窃盗グループと判明。主犯格のボビー・コールはイラク戦争の退役軍人だが、パープル勲章を受章しながらも除隊させられていた。
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第22話 受け継がれるもの
元上院議員の元妻であるニコール・ベイリーの遺体が自宅で発見された。凶器は暖炉の火かき棒。遺体の膣内には木製のスプーンが入っていたたため、痴情のもつれによる犯行かと思われた。しかしニコールが殺害される直前まで家族と連絡を取り合っていたことで、捜査は新たな展開を見せる。
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第1話 残像
ホテルの一室で死体となって発見されたトーマス・ルーポ。娼婦による強盗殺人と考えられたが、実の弟サイラスは兄はふしだらな人物ではないと主張。サイラス・ルーポはNY市警情報部に所属する刑事であったが、ヴァン・ビューレン、グリーン刑事のもと、半ば強引に捜査に加わる。
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第2話 誘拐の裏側
ニューヨークで停電が発生。そんな中、投資会社のCEOコンランの家に何者かが侵入し、ハウスキーパーを殺害した上に、家にいた母と娘ケイティを誘拐するという事件が起こる。犯人は身代金として1500万ドルを払えと要求してくる。指定された受け渡しの場所に行くと、自転車に乗った男が金を奪って逃走。しかし男は途中で転倒し、死亡してしまう。
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第3話 遺伝子の秘密
ビルで爆破が起き、妊娠中の警備員ロリ・エマーソンが負傷。当初は同ビル内のジェナティック研究所が標的かと思われたが、捜査が進むうち、爆弾の送り主がロリの夫であるライアンの兄ディーンだと分かった。警察はロリともめていたライアンが彼女を殺すためにディーンに爆弾を送らせたと踏んで家宅捜索を行う。
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第4話 消えたズボン
弁護士のリリー・イーが事務所で殺された。現場からは訴訟の証拠品である男性用ズボンがなくなっていた。リリーは両親が経営するクリーニング店がズボンを失くしたとして訴えられ、弁護を担当していた。その訴訟相手のウィギンズを当たるが、ズボンは彼のものではないことが判明する。
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第5話 モンスター隣人
ニューヨーク西105丁目は、元来、黒人の住人が大半を占めていた町。そこに高級マンションが数多く建設され、昨今は富裕層の白人住民が台頭してきた。そんな中、一つの発砲事件が起こり、10代の白人少年デビッドと小学生の黒人少女ターニャが犠牲となる。少女は、少年ののどを貫通した流れ弾に当たり命を落としたのだった。
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第6話 ゲームの結末
同居していたトッド、ダン、ショーンの3人が遺体で見つかった。ショーンの手には銃が握られ、2人を殺害後、自殺したものと思われたが、3人以外の指紋が凶器に付着していた。警察は一番多く銃弾を撃ちこまれていたトッドがターゲットだったと考える。
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第7話 ずるい女
道を横断中の母娘が信号無視で突っ込んできた車にひかれ死亡した。。ひき逃げ捜査は大掛かりな不動産詐欺へとつながっていく。
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第8話 法に背く時
セントラル・パークで行われた移民法に対するデモ行進中に、発砲騒ぎがあり女性が殺された。被害者はエルサルバドルからの移住者だった。公園で見つかった銃弾は9ミリのホローポイント弾。警官が使うグロック19用の銃弾だった。
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第9話 死刑執行人
ホテルの一室で医師のマーク・バーンズの遺体が発見された。彼はホテルで開催されていた医学会に出席していた。しかし犯人が殺そうとしていたのはガリソン医師という別の人物であることが発覚する。彼はサウスカロライナ州の死刑執行に携わっていた。
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第10話 検事補の選択
深夜、泥酔した高校生、アン・マリーが行方不明になった。ハイウエーでタクシーに乗るのを見たという目撃情報から、男がホテルに連れていき、“シュガー”と呼ばれている娼婦、メリンダの部屋にいたことが分かる。部屋には血痕とアン・マリーの携帯電話が残され、しばらくしてホテル付近の大型ゴミ箱の中で彼女の遺体が見つかった。
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第11話 メレディスの思い出
思春期の若者専門の分析医アイザック・ワックスマンが射殺された。オフィスのクローゼットには少女が寝起きしていた痕跡が。そこは親と確執のある子供たちがよく泊まっていた場所だった。少女の証言から、患者の1人ブランドンが容疑者として浮上。ブランドンはある事件に触発され、学校で乱射しようと銃を入手していたが、ワックスマンに説得され思いとどまったと言う。
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第12話 服従のポーズ
ワイン販売業者のカーリンが、自宅で闘犬を開催してるところを摘発された。死亡した犬の検視が行われ、大腸の中から人間の指が見つかる。捜査を進めると、闘犬に参加していたマーティ・バンスの元妻が失踪していることが分かる。
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第13話 天使の制裁
ビルの屋上で、画廊オーナーのオードリーが殺害された。凶器は大量の石。当日、画廊では大きなトラブルがあった。アルバニア人でイスラム教徒の画家バジンスキーが作品をすべて引き揚げ、個展が中止に追い込まれたのだ。FBIが有していた情報から、オードリーとバジンスキーは不倫関係にあったことが判明する。
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第14話 守りたかったもの
不動産業を営むジョン・シンガーの射殺体が発見された。彼にはギャンブルによるトラブルがあり、彼に金を貸していた金髪で潰れた耳の黒人が容疑者として浮上する。捜査を続けようとしていたルーポ刑事に、グリーン刑事は友達の見舞いに行くので、続きは翌朝にしようと言い、署を後にした。その夜、金髪の黒人が射殺される。射殺したのはグリーン刑事だった。
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第15話 見えざる恐怖
車の中から、銃自殺と思しき死体が発見された。被害者は作家のソフィア・キャメロン。遺書は見当たらず、仕事の不調を苦にしての自殺と考えられたが、事件はどうやら“システモティックス”という教団と関係があるようだ。
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第16話 ルビローサの挑戦
「法律扶助協会」は、経済的な理由から弁護士を雇えない被告に補助を出す協会。その職員たちが待遇改善を求め、裁判所前でストを続行している。そのさなか、ひとり裏門でピケを張っていた弁護士助手のドレズナーが、車にひかれて殺害される。逮捕されたのは、10年前妻を殺したとして有罪判決を受けたが、その後DNA検査で無実が判明したサンダーソンだった。
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第17話 夢の終わり
カーステレオの店に勤める青年エリックが殺害された。エリックが頻繁に訪れていたサイト“常に忠誠を”では、海兵隊の制服に身を包んだ美男の運営者が古地図を売っていた。しかし実際の運営者はエリックの同僚ボブ・マンセン。妻子持ちの平凡な中年男で、公共機関から盗んだ古地図を売っては荒稼ぎしていた。
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第18話 権力の壁
金の精錬会社マディソン&ビーズリーの経営者、ビクターの遺体が発見された。死の前日、彼が7Qパートナーズという会社に5000ドルを支払っていることが分かり、ルーポ刑事たちは疑惑を抱く。7Qパートナーズの実体は、コールガール事務所エクスカリバーだと判明。経営者は義弟フランク。そのことに気づいたビクターが家族に話すのを阻止するためにフランクが殺害したと思われた。
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第1話 報復の乱闘
胃に痛みを感じ病院に現れた株式仲買人トッド・ハウザーが死亡。ストリートファイトでフォンセラという男に殴られたことが原因だった。逮捕されたフォンセラは暴行で起訴されるが、「合意の上のケンカだった」という弁護側の主張が認められ釈放された。だが実はフォンセラは、ハウザーが降参したにも関わらず 殴り続けていたのだ。
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第2話 障害
麻薬売買が横行する公園でリッキー・デボンが遺体で見つかった。近くのトイレには鍵が忘れられており、鍵に残った指紋から持ち主は、ディエゴ・カルデナスと判明する。彼は知的障害者が暮らすグループ・ホームを運営していた。事件の唯一の目撃者と思われたディエゴだが、麻薬の売人により殺されてしまう。
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第3話 迷子の若者たち
匿名の通報があり、セントラルパークで身元不明の十代の少年の死体が発見される。所持品から鍵が見つかり、そこから彼がケイレブ・フレンドリーと判明。彼もその弟ルークも、不思議な印のついた下着を身につけていた。これはモルモン教の「聖職者の衣」を模したもので、彼らはアリゾナにあるモルモン教から派生した教団「真実の道」に属していたのだった。
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第4話 幸せのかたち
建設現場でクレーンが倒れ、作業員のカルロス・ラザロが死亡。調べると現場の夜間作業で近所からの苦情が多かったにも関わらず市の建設局の担当検査官はあまり対応していなかったこと、もともと使う予定だったクレーンよりも小さなクレーンが使われており、荷重超過になっていたことが分かる。
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第5話 消えた事件
チャイナタウンで、北部から来た観光客ティモンズが銃で撃たれ殺害された。遺体にあった小さな穴と街頭のカメラの映像から、死ぬ前に彼が生花店を訪れていたことが判明。そこの店員の話では店長ダイアンは彼を見るなり殴り飛ばし急いで店を出ていったという。実は彼女は3年前、ティモンズにレイプされたのだ。ところがティモンズは起訴されることなく釈放されていた。
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第6話 時代の寵児
埠頭でスウィーティー・ネスの死体が発見される。彼は自らの児童買春の過去を本にし、一躍有名になった人物。しかし捜査を進めていくと、被害者はスウィーティー・ネスではなく、スウィーティーを演じていたデイル・マークスという俳優だったことが分かる。さらにデイルと事件当夜に口論していた金髪の男性が、スウィーティーを名乗っていたことも発覚する。果たして本物のスウィーティーとは誰なのか。
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第7話 エコと老兵
マンハッタンの市民農園で、一家の主婦ナンシー・ハートウィグが殺害された。ナンシーの夫は環境保護にのめり込み、家の電気さえ止めている急進派だった。しかしナンシーには、ひそかに夫とのルールを破って外で酒をたしなみ、自家用車を乗るという裏の一面もあった。やがてナンシーを殺害した犯人は、大学時代の同級生メイソンであったことが判明。勤めていた銀行が破綻したメイソンは、ナンシーの車を借りて、離婚した妻の引きとった娘たちに会いに行っていたことがわかる。
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第8話 悲しき子供たち
離婚弁護士のベラミー夫妻が自宅で銃殺死体で発見される。親権争いの際子供との面談に使っていた自宅の部屋の窓の警報装置が数ヵ月前から壊れており、犯人はこれを知って侵入したものと思われ、ルーポらはこの部屋を使った顧客を調べようとするが守秘義務のため顧客のリストは得られない。そこでルーポは知り合いの書記官に頼んで、親権を争う時は必ず裁判所に提出される書類から、夫妻の顧客のリストを得る。
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第9話 偽証による殺人
車の中からチャールズ・ソーヤーという男性の射殺体が発見された。ソーヤーは、7年前に墜落事故を起こしたパンワールド航空に対する集団訴訟の原告だったが、パンワールド側に有利な情報をつかみ、金のために寝返ろうとしていた。ルーポとバーナードは、勝訴すれば多額の報酬を手にする原告側弁護士ウィンストンが口封じに彼を殺したのではないかと疑う。
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第10話 学生社交クラブ
医学博士のフォーリー夫妻の息子と家政婦が自宅で刺殺された。物取りの犯行ではなかったことから、怨恨の線で捜査が進んでいく。捜査線上に浮上したのは、“現代科学”という科学雑誌の記者ネッド・ラスキー。夫妻に再三取材を申し込んでいたが、断り続けられていたのだ。しかしそんな理由で息子を殺すものだろうかと、捜査が続けられる。
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第11話 詐欺と偽善
運送会社を営むヴィク・ラッセルが殺害された。容疑者として浮上したのは、ラッセルの取引先である環境事業企業を営むクライン。不況で資金難に陥り、借金にあえいでいたラッセルは、バイオ燃料化に取り組むという名目でクラインの企業から援助金を得ていた。しかしクラインは他社から徴収した援助金の一部のみラッセルに渡すだけで、自らが暴利をむさぼっていたのだった。
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第12話 ケネディの髪の毛
バーに人質を取って立てこもってたウェイロン巡査部長が、警察に撃たれ死亡。手に持っていた銃に弾は入っておらず、わざと撃たれたと思われた。彼が自宅以外に借りていたアパートでは元放射線科医のルコビッチの死体が見つかる。彼は大統領の遺品の収集家で、家は物色された跡があったが、金庫は開けられないままだった。さらに、ウェイロンをボディガードとして雇っていたドライデンがボートの中で首の骨を折られて殺されていたことがわかる。
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第13話 クライム・バスターズ
陸軍徴兵センターが爆撃され、残骸から意識不明の女性カーリーと、その場で眠っていた彼女の赤ん坊が遺体で発見された。容疑者特定が急がれる中“モリー自警団”と名乗る素人集団が登場。捜査を邪魔され、せっかくの証拠も排除されたりと、警察も検察も大いに迷惑を被ることとなる。そんな中、有力な容疑者は2人に絞られる。
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第14話 主の再臨
“携挙ドットコム”というサイトの管理者が遺体で発見された。名前はサム・バーウェル。彼の運営するサイトでは携挙が起こった後に、生前に書いておいた遺言を残された人々にメール送信してくれる。バーウェルと共同でサイトを管理するアルトベルによるとバーウェルは生前、“携挙エキスポ”で口論していた。口論の相手はコーリス。さらにバーウェルは金に困っていたが、“聖なる帰還”という組織に10万ドルの寄付をしていたことが分かる。
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第15話 見果てぬ夢
深夜のハーレムで、若い女性がトラックにはねられ、死亡する。カルロスら路上にたむろしていた少年たちは、彼女に声をかけたことは認めるが、自分たちが事故の原因であったことを否定する。やがて服についたガラスの破片から、彼女が不況のため廃屋となっていた建物に監禁されていたことが判明。名前はブレア。多くの市民に損害を与えながら破綻した投資銀行のCEOガードナーの愛人だった。ブレアが死んだ当日、ガードナーの元には身代金を要求するメールが届いていた。
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第16話 スパイ事件の真実
公園で後頭部を2発撃たれた男の死体が発見された。指紋から被害者は作家のアレックス・ブーンと判明。容疑者として浮上したマイク・アダムスは、尋問に抵抗し射殺される。アダムスはブーン殺害前日にデビッド・サットンという男に電話していた。彼の父親マーティン・ガービックは中国に防衛機密を渡し、終身刑となり服役中だった。ブーンは数年間、中国の刑務所にいたが、その時にガービックのスパイ行為に関して話を聞き、彼に不利なことを書こうとしていたのではないかと警察は考える。
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第17話 ニュースリポーターの悲劇
テレビのニュースリポーター、ドーン・プレスコットが自宅で殺害された。ドーンは“スティーブン”と名乗る男からウォール街の投資アドバイザー、F・マトソンの詐欺疑惑に関する情報を得てひそかに取材を進めていた。証券取引委員会に寄せられたマトソンに関する苦情のリストとドーンの通話記録から“スティーブン”とはマトソン証券の元社員で、会社の不正行為を内部告発していたビンス・デッカーだと分かるが、すでに彼も殺されていた。
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第18話 越境者たち
不法入国者のオズワルド・モラレスが暴行を受けた。容疑者は3人の白人青年たち。ヒスパニックの不法入国者を捕えては、メキシコ硬貨で焼印を押していた。青年たちの一人は母親がアルゼンチン人だった。果たして全員に対し、人種差別犯罪が適用されるのだろうか。
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第19話 英雄たちの闇
消防分署長補佐のクーパーが結婚間もない妻と共に、改築中の新居で殺害される。クーパーは競売で購入した新居で発見した40年前の紙幣、20万ドル分を隠し持っていた。その金は、当時の麻薬捜査官が自宅に隠匿していたものだった。容疑者として浮上したのは、同じ署の新人消防士スペンス。クーパーの自宅の改築を手伝わされたスペンスは金の存在を知っていた。また同時に、クーパーから壮絶ないじめを受けていた。
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第20話 敵討ち
イギリス人留学生コリンとジェラルディーンがアパートの部屋で焼死体で発見された。同じアパートに住むチャーリーが警察に助けを求めるが、病院に運ばれた後、気道熱傷で死亡する。検視の結果、コリンとジェラルディーンは刺された後、火をつけられていた。ジェラルディーンの刺し傷がひどかったことから犯人は彼女に恨みを持つ人物と思われた。市役所のデータにアクセスして中傷工作をしていたことから、チャーリーの恋人で市役所に勤めるウェンディが容疑者として浮上する。
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第21話 スパイを殺せ
ホームレス3人が野営地で立て続けに殺された。当初は“ボックスカー・バッシャー”という連続殺人犯の犯行かと思われたが、遺体に刻まれていた謎の数字“377”から模倣犯の可能性が出てきた。やがて被害者の1人は、その特徴あるスケート靴から、“パイポーラー・ローラー”と呼ばれている統合失調症のローラースケーターと判明。ところが“パイポーラー・ローラー”ことジョナ・アップルバウムは生きていた。遺体は彼と間違えて殺された別のホームレス、パコの物だった。
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第22話 溺れる者と生き残る者
ボーランド基金で理事を務めるチャールズ・ホイットリーが殺害された。彼は殺害前、早期退職を要請されていた。さらにSMクラブに通っている様子を録画したDVDが基金に届き、辞職を打診されていたのだ。殺されたのは、両方を断った結果だった。果たして、誰が何のためにホイットリーを退職させようとしていたのか。
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第1話 人の闇を映す文書
イラクからの帰還兵タナーが、大学の教職員用駐車場で射殺された。犯人として浮上したのは法学教授フランクリン。元来、精神的疾患を抱えていたとして退役軍人手当を打ち切られたタナーはフランクリンに、政府に対し支給再開を求めてほしいと訴えていた。タナーは、捕虜への虐待を正当化する指南書を作成したフランクリンを恨んでいたのだ。
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第2話 甘い誘惑
週末、留守にしていたジムがアパートに戻ると、婚約者のデイジーが刺殺されていた。彼女の財布がなくなっており、中に入っていたギフトカードを使って赤いネグリジェが買われ、彼女の口座から1800ドルが引き出されていたことが判明する。
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第3話 愛する国に忠誠を
いつもゴミ箱をあさっていたミュージシャンが撃たれて負傷。ゴミ箱から見つかった札束入りの袋から誘拐事件が発覚するが、実は仮想誘拐だった。脅迫電話をかけていたのはサミール・アハメド。シリア出身で半年前にアメリカ国籍を取得していた。刑務所に行きたくないサミールは仲間のコールたちのシナゴーグ爆破計画を漏らし、情報屋として警察に協力することに。
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第4話 リアリティ番組の裏側
ジョイ・ジョンソンが自宅で何者かに殺された。彼女は、夫のラリーとともに10人の障害のある子供たちを養子に迎えていた。さらに一家は、リアリティ番組の出演候補として最後の2組に残っていた。もう一方の候補はべリンダ・アルバレス一家。彼女は人工授精により授かった1組の7つ子を含む、10人の実子をシングル・マザーとして育てている。
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第5話 命を問う法廷
リスクの高い妊娠後期の中絶を手がける産婦人科医ベニングが、日曜の礼拝の席で射殺された。犯人として逮捕されたのは、中絶反対団体の急先鋒グローガン。グローガンは、娘の中絶を止めるようベニングの元へ直談判に訪れた父親モートンと会話を交わし、“孫は助かる”と告げていた。
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第6話 人肉検索
全裸で後ろ手に縛られたシド・マクスウェルが室内で窒息死していた。状況から窒息プレイ中の事故かと思われたが、殺害される前に彼の車が壊されていたことが判明。また“フラッシュポッセ”という不正を正すサイトには、運転中に携帯メール打っていた彼に対する非難のコメントが多数あった。“こんな奴は殺すべきだ”というコメントを誰かが実行したのではないかとルーポ刑事たちは考える。
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第7話 殺しのバラード
ニーナ・ウィルシャーという若い女性がアパートで射殺体で発見される。内装デザイナーの彼女は、実は裏で麻薬取引をしていた。売人仲間との電話の内容から、事件直前にラファとサミーという2人の少年が彼女の部屋を訪ねていたことが判明。アパートのロビーの防犯カメラにも銃を隠し持って入ってくる彼らの姿が映っていた。
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第8話 仕組まれた処方箋
ミニバンがハイウェイを逆走し乗用車と衝突した。運転していたのはブレンダ・ソーヤー。同乗していたのは彼女の子供たちと姪たち。乗用車の3人とミニバンの子供2人が即死し、病院に運ばれたブレンダと姪の1人も亡くなってしまう。ミニバンの車内には酒瓶が落ちていた。そして生き残ったブレンダの息子は、母親の様子が変だったと証言する。
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第9話 消える証人
昔の恋人エイブリーの罪を暴くため、検察側の証人として法廷に立つ予定だったマギー・ヘイズが殺害された。容疑者として浮上したのは、マギーの勤め先の社長レイニー。マフィアとつながり、違法な事業にも手を出していたレイニーが、マギーの出廷により自らに飛び火することを恐れて犯した殺害だった。レイニーは逮捕に至るが、彼の裁判で検察側の証人として出廷する予定だった女性従業員リーガンの命も狙われる。
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第10話 英雄
税理士事務所が3人組の強盗に襲われた。犯人のうちドゥエインとピエールが射殺され、エンジェルが負傷。撃ったのは税理士のスタン・ハーカビーだった。スタンは、従業員のグレゴリーが暴行を受け、2人とも殺されると思い、事務所に置いてあった散弾銃で強盗犯たちを撃ったと言う。
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第11話 それぞれの思惑
有権者登録に取り組んでいた地域活動家ジム・ランディが死体で発見される。全裸のその胸に”FED”と書かれていたことから、当初は政府に恨みを持つ者が彼を政府職員と間違えて殺したかに思われたが、実はランディが隠し撮りによって、自分の勤め先の財団に関する不利な情報をひそかに収集していたことが判明。それを知った財団がビデオを奪い取るために殺した可能性も出てきた。
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第12話 恐喝
ゴシップサイトの記者メーガン・ケリックの絞殺死体が見つかった。彼女が死ぬ前に追っていたのは、芸能人バネッサ・カービルの愛人ネタ。バネッサは夫と子供がいるにも関わらず、職場の女性たちに次々と手を出していた。警察がバネッサに話を聞くため訪ねると、そこにはマッコイ検事長が同席していた。バネッサは恐喝の被害に遭っていることをマッコイに相談していたのだった。
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第13話 冷血の殺人
父母、娘、息子のモーガン一家が刃物で惨殺された。娘のゾーイは近所の評判とは裏腹に、親に隠れて非行を行っていた不良少女。事件のあった夜も“ボニー”と呼ばれる少女を家に入れ、酒を飲んでいた。ボニーは警察が来る前に犯行現場から姿を消している。やがてボニーのリュックを盗んだフレディも、モーガン一家と同じ手法で殺害されていたことが判明する。
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第14話 不可解なアリバイ
サンライズ学園に通うシーザー・ラミレスが空き地で火をつけられ焼死。通りかかったパトカーが数人の少年が走り去るのを目撃していた。シーザーが燃やされているところが携帯電話で撮影されていたことが分かる。映っていたトレーナーから、アーロン・バー高校に通うエイブルが容疑者として浮上。彼はシーザーが殺害される前に学校の図書館で勉強を教えてもらっていたモーゼスの兄だった。
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第15話 一途な女
ジャスティン・ステビンスという若い女性がホテルで殺害された。部屋のゴミ箱にあった美術館とブランチのチケットから、大学の研究室で働いているロビー・ビッカリーに容疑がかかる。だが捜査が進むうち、実はジャスティンが娼婦だったことが判明。予約に使われていたプリペイド携帯の通話記録から、ロビーと同じ研究室で働く大学院生のアレックス・コンウェイが新たに容疑者として浮上した。彼はギャンブルの金欲しさに強盗を働いていたのだ。
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第16話 証拠なき犯罪
ある男性を殺した容疑でセドリック・ストゥーバーが逮捕される。被害者は同性婚をしているゲイのアラン。物的証拠はなく、アランの夫であるジョンによる面通しによりセドリックの逮捕が決まった。裁判でもジョンが証人として出廷し、セドリックの有罪評決が出る。しかし、この評決に対し、カッターの恩師であり無罪連盟の理事長であるエイミー・ライアンが異議を申し立てる。
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第17話 夢と野心と
白昼、ピザ店で4人の巡査が射殺された。当初は警官を狙った変質者の犯行と推察され、分署長を始め、仲間の警官たちは怒りに燃える。だがやがて、4名のうちの2名、コルソンと女性警官レベッカは刑事への昇進を熱望していたことが判明。両巡査は、麻薬常用者のストークスを情報提供者として手柄を立てようと、危険な橋を渡っていた。
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第18話 ただ1つの願い
地球温暖化のシンポジウム会場でブラジル人のシルバ博士が脳卒中で倒れた。朝食のシリアルに脳卒中を引き起こす薬が混ぜられていたのだ。シューメーカー博士が別人になりすまし、朝食会場に潜り込んだことが分かる。実は、彼はシルバ博士の妻デイナの前夫だった。シューメーカーとデイナは娘ニコルの共同親権者だったが、デイナはシルバ博士と結婚するため、娘を連れてブラジルへ逃亡していた。
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第19話 僕の愛しい人
モデルのブレンナ・レーンの死体が路地で燃やされているのが発見された。彼女は数日前恋人と思しき男性ダスティン・ヘンリーと共に市長公邸のパーティーに押しかけていた。また事件当日にはダスティンがワシントンに向かうブレンナを引き留めるため空港に不法侵入。この2件の関連を探るうち、容疑者と上院議員のオフィスの意外なつながりが明らかになる。
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第20話 税金のカラクリ
大富豪ヘンリー・ダグラスの孫アニーがリムジンの中で死んでいた。死因は薬物の過剰摂取。直前までリムジンに同乗していたのはアニーのいとこのランディ。祖父のヘンリー・ダグラスが巨額の遺産を残して死んだばかりだった。ランディがアニーに薬物を与えたのは明らかだったが、捜査をする中で、ヘンリー・ダグラスの死にも不可解な点があることが分かってくる。
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第21話 虐げられた細胞
病院の前で車から降ろされたジェローム・ターナーは、そのまま息を引き取る。死因は刺殺。不況により工場勤務を減らされたジェロームは病気の幼い息子を抱え、妻には黙って、無資格でタクシー運転手のバイトまでしていた。しかし彼は死の直前、周囲に“大金が入る予定がある”ともらしていた。さらに、殺された当日、息子の遺伝子を採取させていたことが分かる。
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第22話 ソウルメイト
デビッド・ディナポリが自宅で刺殺された。犬のケージの中でピンクの手錠をはめられた状態で、収集していたコミックがすべて盗まれていた。ディナポリ夫人が事件当日の朝、ピンクの手錠と刀を買っていたことが分かる。その刀はディナポリ殺害に使われた凶器だった。彼女は最初の夫を事故で亡くしていたが、再調査の結果、殺人だったということも判明する。
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第23話 報復へのカウントダウン
“ファイターボーイ”という男のブログに多数の武器の写真や爆破画像が掲載されているのが発見される。だが、すべては転載された物であり、その大元のサイトのブログでは、“ムート”と称する人物が「近いうちに学校を爆破する」と予告していた。ところが場所も日時も不明なため信用する者は少ない。警察はムートを何とか阻止するべく捜査を進めるが、なかなかムートにたどりつけない。
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