あらすじ
ゾンビウイルスが米国を襲ってから3年、世界は最悪のゾンビ大災害が巻き起こっていた。生き残った優秀な兵士たちの一団が、ゾンビに噛まれてもゾンビ化しなかった唯一の人間を、彼の血からワクチンを作るために、ニューヨークから唯一まだ機能している研究所があるカリフォルニアまで、護送するミッションに出発する。これこそが人類を救うワクチン開発への最後の「希望」だった。彼らは人類の生存を懸け、荒廃した終末の世となった米国をニューヨークからカリフォルニアまでの3000マイル横断する旅に出る。
Zネーションの感想
ゾンビ映画の金字塔「ウォーキング・デッド」と比較すると視聴者が少し少ない気もするが、内容はウォーキング・デッドに引けを取らないぐらい面白いと思う。ゾンビウィルスの抗体を持つ人間、その人間を東海岸から西海岸まで運ぶミッションなど良くできたシナリオだ。抗体がある患者1号のマーフィーがシーズン1のエピソード1から登場したとき、マーフィーはゾンビに噛まれてもゾンビ化しないのであれば、ある意味無敵では!?と思っていたら、マーフィーは完璧なゾンビウィルスへの免疫があるわけでなく、ゾンビウィルスの進行を遅らせるだけ…という上手い設定だった。ゾンビドラマ好きには観て欲しい作品!
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予告編
Season1 エピソード
第1話 唯一の生存者
初感染から3年、全世界で猛威を振るうZN1ゾンビウイルスのため、人類は絶滅の危機にさらされていた。ハモンド中尉は、ある男をニューヨーク州からカリフォルニア州へ移送せよとの命令を受ける。その男は、ウイルス感染の生存者として知られる唯一の人物だった。彼の血は、ワクチン開発の最後の希望である。中尉は命令を遂行するため、ゾンビと日々戦う兵士たちの手を借りる。
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第2話 ゾンビだらけの給油所
カリフォルニア州へと向かう一行。ニュージャージー州に入ったところで、ガソリンが切れそうになる。ゾンビだらけの給油所で、一行はガソリン補充のために危険なミッションに挑む。そんな中、カサンドラは自身の過去につきまとわれる。一方、カリフォルニア州のウィルソン山がゾンビに襲われる。市民Zは、研究員を逃がすか、ワクチンの情報データを守るかという究極の決断を迫られる。
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第3話 フィラデルフィアの晩餐
一行は、食料と水を求め、フィラデルフィアの危険地域にやって来る。そこで出くわしたのは、異常な無法者たちだった。自分たちを「家族」と呼ぶ彼らの出現で、カサンドラの過去と、目を疑いたくなるような彼らの実態が明らかになる。人間の敵はゾンビだけではなかった。仲間を救うため、無法者たちとの対決を余儀なくされる一行は、意外な方法で敵を陥れる。
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第4話 フルメタルゾンビ
カリフォルニア州への旅を続ける一行。ゾンビよりも何よりも、窮地に立たされた人間ほど恐ろしいものはない。陸路の旅が危険だと考えた一行は、ヘリコプターがあるとの情報を得て、バージニア州の感染対策本部に向かう。ゾンビがうろつく対策本部。しかもそこには、最強のゾンビ兵士がいた。一方、一瞬のためらいもなくゾンビを倒し続ける10Kの謎めいた過去が明らかになる。
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第5話 懐かしの故郷
イリノイ州にやって来た一行。ゾンビ感染が始まってから、誰もが家族を失ってきた。ウォレンにも、何年も行方不明の夫がいる。巨大竜巻から身を守るためにウォレンの故郷へ向かう一行。そこは彼女にとって、夫との思い出が詰まった町だった。夫と再会したいという思いを募らせる一方で、ウォレンはガーネットとも急接近していく。そんな中、マーフィは自分の体に異変を感じ始める。
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第6話 Zの復活
ゾンビウイルスの発生源は、いったい何なのか。終末論を説く宗教、災害を利用したビジネスなど、ゾンビ感染から人間社会は奇妙な方向に進んでしまった。2日間何も食べていない一行は、ガーネットの知人を訪ねてミズーリ州の施設にやって来る。そこはゾンビから断絶された、自給自足を守る安全な施設だった。しかしこのユートピアも、カルト集団によって存続が脅かされる。
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第7話 ようこそカンザスへ
大切な仲間、ガーネットを失ったチーム。ウォレンはなかなか悲しみのふちから抜け出せずにいる。カンザス州に入った一行は、楽しそうな射撃コンテストに出くわし、優勝賞品の銃を狙う10Kが自信満々に参加する。そこにやって来るゾンビの大群。津波のように地平線を埋め尽くすゾンビが、人々を襲う。一方、車を奪おうと持ち主にかみつくマーフィ。すると持ち主に不思議な変化が現れる。
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第8話 ゾンビ津波
3日間水分を取れず、脱水状態で思うように体も動かせない一行。そんな彼らをゾンビ津波が襲う。寒さに弱いゾンビたちが、その数を増やしながら南下しているのだった。一行は遺体安置所に逃げ込むものの、逃げ場を失って絶体絶命のピンチに。そして、最後の指令センターを守る市民Zの前に、予期せぬ訪問者が現れる。孤独な日々を送る市民Zにとって、それは心強い同志の誕生となるのか。
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第9話 夢と現実の狭間で
ユタ州をバイクで走るマックとアディ。仲間とはぐれて、すでに数日が経つ。2人は、仲間との合流方法を模索するが、関係はぎくしゃくし始める。マックによそよそしい態度を取るアディは、昔の記憶だと思われる映像のフラッシュバックに悩まされていた。精神的に参った2人は、奇妙なループに迷い込んでしまったのか。何が現実で何が夢なのか。記憶から消し去ったアディの過去が蘇る。
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第10話 メルトダウンの危機
車がガス欠になり、一行は歩いてサウスダコタ州の森を移動する。だが、ようやくたどり着いた小さな町は、重大な危機に直面していた。町の原子炉が48時間以内にメルトダウンを起こすというのだ。町には、放射線に汚染されて発光する新手のゾンビも登場。仲間たちは、マーフィを放射線被ばくから守りながら、町の住人と共にメルトダウンを食い止めようと果敢に原子炉に向かう。
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第11話 慈悲のシスターたち
ようやくマックとアディに再会した仲間たちは、1人で旅をしていた少年の案内でユタ州のコミューンにやって来る。そこは、男に傷つけられた女たちが暮らすコミューン「慈悲のシスター園」だった。奇妙なくらい平和な共同体で休養する、ウォレン、カサンドラ、そして過去の思い出に葛藤するアディ。アディの心は揺れ動く。だが仲間の1人が撃たれると、ユートピアの幻想は一気に崩れ去る。
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第12話 マーフィーの法則
コロラド州を西へと走る一行は、ゴルフ場でゾンビに襲われそうになるが、謎の3人組に助けられる。だが彼らにはめられ、マーフィは拉致されてしまう。彼らの狙いは、マーフィを利用して、オキシコドンを大量に貯蔵する建物を制圧することだった。市民Zの誘導で3人組を追ってきた一行は、クスリでハイになったゾンビたちと戦う。一方、マーフィは自身の持つ驚くべき力を発見する。
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第13話 ゾンビのドクター
ゾンビウイルスの脅威が始まる4年前のニューヨーク・シティ。気味の悪い医者が、麻薬中毒者から脳組織を盗み出す。そして現在、ロッキー山脈西部を走る一行は、市民Zの指示でフォート・コリンズへと進路を変える。いよいよ彼らの旅も終盤へ。マーチ博士は現れるのか。ワクチンは開発されるのだろうか。チームと市民Z、そして全人類の運命はいかに…。
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Season2 エピソード
第1話 追われるマーフィ
ファースト・シーズンの終盤、マーフィの行動がきっかけで核爆弾が放たれた。今シーズン、各自が危険から逃れようとしてチームは散り散りになる。一方、南極で凍っていたゾンビが解け、彼らとの戦いを強いられた市民Zは、チームとの連絡が途絶える中、マーフィをカリフォルニア州の研究所に送り届けるため、彼に懸賞金が付いたという偽情報を流す。マーフィを捕まえようとする人々。そこには、謎のハンター、バスケスの姿もあった。
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第2話 ハンターたちとの攻防
市民Zが流した“懸賞金情報”以来、ゾンビ以外の生存者は、誰もがマーフィを狙っているようだ。ハンターたちは、マーフィの生死にかかわらず彼を捕らえることに躍起になっている。再び合流したチームは、ゾンビばかりかハンターたちとも激しく戦い、思わぬ悲劇に襲われる。そんな中、マーフィは幾度となく逃げおおす。初めは一人で彼を捕らえるつもりだったバスケスは、やがてチームと協力し一丸となって彼の居場所を探す。
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第3話 ゾンビロード
ついにマーフィを捕らえたチームは、あるトレーラー集団と出会い、一緒に旅をすることになる。彼らは、核爆弾の被害者たちを安全な場所に運ぶという、勇気ある生存者たちだった。チームは、死の灰によって変異した超高速ゾンビ“ブラスター”たちと戦い、ゾンビを肥やしに成長した強力な麻薬“Zウィード”に出会う。そして彼らは、ゾンビウイルスの治療薬になるかもしれない薬草“バッチ47”を求めて旅を続ける。
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第4話 ゾンビウイルス
チームは、ゾンビウイルスの“自然な”治療薬、薬草“バッチ47”を求めオデガードの温室を訪れる。チームの前には、植物ゾンビ“ファイト”が立ちはだかるが、マーフィがゾンビパワーで彼らを抑え、その間に一行はバッチ47の実を採取する。だがそこに現れたのは“ゼロズ”のリーダーで“さそり”という名の危険な男、エスコルピオン。ゼロズは、Zウィードからもバッチ47からも利益を得ている。バッチ47は本当に治療薬なのか。そして副作用は?
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第5話 緊迫の中で
マーフィに過去の行いのツケが回る。マーフィを追ってきたセレナが妊娠していて、赤ん坊の父親は彼だと言うのだ。一方チームは、ひっそりと暮らすメノナイト教徒たちの農場にたどり着き、彼らが、ゾンビだけでなく炭疽病とも闘っていることを知る。だが、アディと10Kも炭疽病に感染し事態は緊迫する。果たして限られた時間内に治療薬は手に入るのか?そんな中、セレナが産気づき、マーフィが父親に!
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第6話 ゾンビベイビー
マーフィは、生まれたばかりの娘がかわいくてしかたない。だが、他の仲間たちは、ゾンビと人間との間に生まれた彼女が、恐るべき力を持っているのではないかと案じている。そんな中、バスケスがこっそり抜け出し誰かに会いにいく。後を追うウォレンは、今やチームの一員となった謎の懸賞金ハンター、バスケスの過去の一面を知る。一方、人間よりゾンビに近づいてきたカサンドラは、10Kにつらい決断を迫る。
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第7話 ミシシッピー川を渡って
チームは、ボートでミシシッピ川を渡る途中で事故に遭い、またもや離れ離れになる。10Kは、スケッチーとスキージーに助けられるが、仲間が悲惨な死を遂げたことを知らされ、詐欺の手助けをするハメになる。だが、ある小さな町で10Kたちの正体が暴かれ、そこへ、判事、陪審員、死刑執行人を一人でこなすエスコルピオンが現れる。詐欺罪で絞首刑を言い渡された3人。現場へ急ぐウォレンたちは、果たして彼らを救えるのか?
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第8話 ゾンビマニアの興奮
新鮮な脳みその誘惑に負け、罠にはまったマーフィは、熱狂的なゾンビマニアの“コレクター”に捕まってしまう。話題の“マーフィ”を捕まえたと興奮するコレクターは、自分のゾンビミュージアムのコレクションに、何としてでも彼を加えようとする。チームは必死でマーフィの行方を捜す。マーフィは、死にたくなければコレクターとの知恵比べに勝たなければならない。逃げるなど、もってのほかだ。
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第9話 ロズウェルの空
チームが、車でニューメキシコ州ロズウェルを走っていると、不思議な出来事が起こり始める。まばゆい光が空に現れたり、美しいが少し“現実離れした”女性バーナデットが登場したり…。エイリアンゾンビを求める一行は、バーナデットの案内でかつての米空軍基地を探索するが、そこで“宇宙人の科学技術”のようなものを目撃する。それはあたかも「我々は宇宙唯一の生命体なのか?」という問いに対する答えのようだった。
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第10話 迫り来る“ゾンビ津波”
ゾンビが大群になって押し寄せてくる!逃げ場を失ったチームは、安全のために別行動を余儀なくされる。ゾンビの大群から逃げるために、アメリカ先住民の聖地に足を踏み入れた一行は、別々の生き方を選択し、二つに分かれた部族に出会う。迫り来る“ゾンビ津波”。チーム、先住民部族、全員の命が危険にさらされる。二分された部族が互いを許し合い、共に生きていく方法は、果たして見いだせるのだろうか?
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第11話 危険なゲーム
ゾンビウイルスに感染しなかったサラリーマンの集団が、あるホテルに隠れていた。チームは、そのホテルでかくまってもらうことになり、そこで彼らの社内政治を目の当たりする。そしてチームは、彼らと信頼関係を築くためにゲームやアクティビティに参加する。だがある日、誰かがマーフィを銃で撃ち殺そうとし、そこに殺人者がいるという可能性が浮上する。チームは犯人捜しのために“推理ゲーム”をする。もちろんゾンビも一緒に!
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第12話 ゼロズの女王
チームはゼロズに捕まり、彼らの基地へ連行されてしまう。チームは基地でゼロズの女王“ラ・レイナ”に対面するが、彼女は、今までと違う大胆な未来を作り上げたいという野望を持ち、ゼロズを通して独自の民主主義を構築しようとする。一方、クリアン博士もゼロズの基地におり、“Zワクチン”を完成しようとしていた。そんな中、バスケスは、今こそエスコルピオンに復讐する絶好の機会だと確信する。
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第13話 Zワクチンの効き目
クリアン博士のZワクチンに効き目がないことが発覚し、人々は大混乱に陥る。このワクチンは、ゾンビウイルスに対する免疫ではなく、接種すると誰でもマーフィ独自のマインドコントロールにかかってしまうのだ。一方、エスコルピオンの殺害をもくろんでいたバスケスは、計画が見つかり、ラ・レイナに死刑を宣告されてしまう。だがマーフィは、自分の能力を駆使してバスケスを救い出そうとしていた。
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第14話 長かった道のり
ついにカリフォルニアに到達だ!チームは、車でカリフォルニアの州境を越えていく。着々と目的地へ近づく中、彼ら一人一人は、ゾンビ大災害が起こった時のことを思い返していた。あの時何をしていたか、何が起こったか。そして、ここへ来るまでにどんなことを乗り越えてきたか…。彼らはとうとう目的地に到着する。だが市民Zは思いがけない発見をする。果たして彼らを待ち受けているものとは?
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第15話 人類の運命
ロサンゼルス!チームは市民Zに教えられた可動式の研究所を目指す。だが、車で荒廃した町を通りマリブへ向かう途中、それは普通の研究所と全く違うことが判明する。研究所は、なんと潜水艦だったのだ!そして、マーチ博士がチームを迎え入れようとした時、彼らの前にゼロズが現れる。チームはマーフィをマーチ博士に預け、人類の運命は2人に託される。マーフィはこの結果に納得したのか?冒険はこれで終わってしまうのか?
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Season3 エピソード
第1話&第2話 ザ・マンのリスト
“フラッシュバック・ムービー”としてセカンドシーズンで起こった出来事が描かれている。ウォレン、マーフィ、10K、アディ、ドク、カサンドラは、ある野生児と出会い、マーシー研究所という謎の研究所へ向かう。研究所では生存者たちが“ザ・マン”が戻ってくるのを待っていた。その“ザ・マン”とは終末の世界の悪党で、まもなく消える者たちの名前が書かれたリストを持ち歩いている。そしてそのリストの最後の人物が、研究所の科学者だった。チームは町を守ることになり、10Kは野生児とその姉を装う少女と打ち解ける。一方、閉ざされた部屋から聞こえる声に気がつくマーフィ。部屋の中には…?そこには、町の秘密が隠されていた。“ザ・マン”が“武装ゾンビ”と戻ってきて、ウォレンとチームのメンバーは“ザ・マン”に罠を仕掛けるがうまくいかない。研究所に逃げざるを得なくなったチームに、悲惨な結果が待ち受けていた。
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第3話 新しい任務
サード・シーズンでは、セカンド・シーズン最終話に続くストーリーが展開される。潜水艦の爆発を受け、新たに“ブレンド”となったマーチ博士と、10Kとともに逃げるマーフィ。エスコーピオンの車に飛び乗ったウォレン、ドク、アディは、アジア兵のグループの捕虜となってしまう。彼らのリーダー、サン・メイは、物資の空中投下を指示するが、物資は何キロメートルも離れた場所に落ちてしまい、兵士たちとウォレンたち、複数の生存者グループ、腹を空かせたゾンビたちの競争が始まる。落下場所ではマーフィとウォレンが対峙し、新しいミッションのために争う。一方北極圏では、低体温症に陥った市民Zがイヌイットの家で手当てを受けていた。
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第4話 マーフィの奇跡
本部設置のためスポケーンに向かっていたマーフィは、途中で死に瀕した少女を救う。スポケーンへやって来た少女の両親は、マーフィに会うと、彼に自分たちも噛んでほしいと頼む。それをきっかけに、マーフィの悪巧みは勢いを増すこととなる。物資を探し求めるウォレンチームは、ウォーリーという名の生存者を追う。ウォーリーの町は完全にゾンビの町と化しているのだが、ゾンビたちはなぜかウォーリーにしか興味を示さない。異常で残忍な事実が発覚し、ウォーリーの本当の姿が明らかになる。一方、イヌイットの村に食料がほとんどないことを知った市民Zは、カヤを連れて、北極圏のツンドラ地帯の向こうにあるノーザン・ライト基地へと向かう。
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第5話 レッドハンド
“ブレンド”になりたいと願う人々がマーフィ・タウンにやって来る。マーチ博士はブレンド注射作りに専念する一方、マーフィのゾンビ化を緩和するブースター注射の開発も試みる。マーチ博士は、ブースター注射を10Kに投与し、彼をマーフィの支配から解き放つ。ブースター注射を打たれたブレンドは、マーフィの意志でなく、自分の意思で動けるようになるのだ。一方ウォレンたちは、レッドハンドが繰り広げる血みどろの戦いに巻き込まれてしまう。
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第6話 オオカミと赤ずきん
けがを負い、独りきりでブースター注射の副作用に苦しむ10Kは、容赦なく追ってくるブレンドをなかなか振り切ることができない。ようやく逃げ切るも、今度はオオカミゾンビたちに追われるはめになる。意識が朦朧とする中、10Kのもとに5Kとレッドが現れ、10Kは生き延びるための精神力を取り戻す。一方マーフィは、無意識のうちにマーチ博士の脳を食べながら、博士の難解なメモを読み解こうとしていた。
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第7話 ゾンビ病棟
猟奇的な看護師と精神病を患う生存者たちによって拘束されたドク。そこは、ゾンビがうようよいる病院だった。狂気じみた看護師と患者たちは、10Kをも捕らえる。そして彼らは「青い男を捕まえて世界を救う」という10Kの妄想を“治療”するために、彼にロボトミー手術を施そうとする。ドクと10Kは、なんとかして逃げなければならないが、彼らの前に“ショッカーゾンビ”と“車椅子患者ゾンビ”が立ちはだかる…。
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第8話 マーフィタウンにようこそ
ブレンド注射を受けたと見られる“ザ・マン”が、マーフィを誘拐しようとするが失敗する。それでも“ザ・マン”は、マーフィにはルーシーという娘がいることを知る。一方、チームと合流した10Kは、日に日に勢力を増すマーフィの帝国に関する情報と、イリノイ州スプリングフィールドでのマーフィの企みについて、ウォレンに話をする。しかし、ウォレンが驚くことはなかった。なぜなら、スプリングフィールドにはルーシーがいるからだ。そこで、アディとドクはルーシーを捜しに、他のメンバーたちは引き続きスポケーンへと向かうことにする。ノーザン・ライト基地では、カヤが副司令官として、ハイテクに精通した技術を駆使していた。
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第9話 大統領選挙
ルーシーを捜しにイリノイ州へと向かうドクとアディ。そこにレトロな大統領専用リムジンが通りかかる。乗っていたのはスケッチーとスキージー。スケッチーは“終末の世界の大統領”に立候補していて、スキージーはその選挙運動本部長を務めているのだった。彼らの後を追い、ドクとアディはサウスダコタ州のウォール・ドラッグへと辿り着く。しかし、ウォール・ドラッグとその周辺の町は、奇妙な病気に悩まされていた。スケッチーの再選ムードが高まっていく一方、ドクは病気の原因を突き止めようとするが、近隣の町からやって来たゾンビの大群と、三角帽子をかぶった怒れる群衆“Z党”が現れる。
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第10話 黙示録
マーフィを倒し、ブレンド軍を止めるには、手段を選ばず戦わなければ不可能だと、ウォレンは思い知る。大義のために命を投げ出せる人物がもっと必要だとウォレンは考え、ヘクターとサン・メイの忠告も聞かずに、“有刺鉄線ゾンビ”とエンダーの縄張りを突破して、“エスコーピオン”とレッドハンドに会いに行く。そこでついに対面したヘクターの偽物は、チームの古い友人だった。彼は、完全に正気を失っていた。一方ノーザン・ライト基地では、市民Zとカヤがスポケーンにいるマーフィと接触するが、そこではもう噛み跡作戦は行われていなかった。ドクとアディはルーシーの居場所を突き止めるが、もうルーシーは小さな赤ん坊ではなかった…。
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第11話 ルーシー
ルーシー捜し担当のドクとアディは、何とかルーシーの家族の信頼を得ようとする。ゾンビとの危険なかくれんぼをこなし、終末の世界のおとぎ話を語り、エンダーから間一髪で逃れながら、アディとドクは「一緒にマーフィに会いに行こう」と説得する。ようやくルーシーが車に乗り込み、出発しようとしたその時、ドクとアディは最大の危機に直面する。“ザ・マン”が再び現れ、ルーシーを連れ去ってしまったのだ。一方マーフィ・タウンでは、マーフィが10Kの忠誠心を試していた。
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第12話 ドクの天使たち
ルーシーが誘拐されたことをウォレンに伝える方法を探し、終末の世界を歩き回るドク。すると、無線塔と、城のような館を見つける。館には魅惑的だが悪賢い3人の女がいて、温かい食事とベッドを提供してくれる。無線設備は太陽光発電で動くため、ドクは朝まで待つしかない…。翌朝、目が覚めると、美しい歌声で人間を死に至らしめるセイレーンのごとく、恐怖の館の中を女たちが追いかけてくる。ノーザン・ライト基地では、カヤが暗号化されたメッセージを解読する。それは、“子供と男が約束の場所に向かっている”というメッセージだった。「ルーシーと“ザ・マン”に違いない!」とカヤは確信する。
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第13話 マーフィタウン襲撃
ウォレンが指揮を執り、チームはマーフィ・タウンを襲撃する。建物を取り囲むゾンビたちを始末し、レッドハンドが水力発電を停止させたおかげで、ウォレンとサン・メイは電気柵を突破する。一方10Kは、マーフィの支配から抜け出そうともがく。そんな彼の目に、レッドと5Kの姿が映る。また幻覚を見ているのだろうか?マーフィの本部では、ウォレンとマーフィが対面する。
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第14話 執念
エンダー、ゾンビ、野獣、その他どんな悪質な恐怖を“ザ・マン”が仕掛けても、ルーシーを追うアディを止めることはできない。一方ルーシーは、あらゆるゾンビを召集し、“ザ・マン”に生き地獄を味わわせる。悪夢はそれだけにとどまらない。“ザ・マン”がルーシーを見るたびに、なぜかルーシーは成長しているのだ。アディは“ザ・マン”に追いつくが、再び危険な乱闘に巻き込まれる。乱闘後、奇跡的にアディは自転車に乗るドクを見つける。
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第15話 戦いの行く末
ルーシーを見失ってしまうアディとドク。その時、非常に珍しいゾンビが現れる。そのゾンビは、どうやらルーシーに噛まれ、ゾンビウイルスの作用が弱まっているらしい。このゾンビが、ルーシーを見つけるのを助けてくれそうだ。ドクとアディはチームと合流するが、それも長くは続かない。ルーシーを捕らえた“ザ・マン”は、山頂でゾナの航空機を待つ。ルーシーを取り戻すにはチームは、ゾナブレンド軍、エンダー、ゾンビ、そして“ザ・マン”と戦わなくてはならない。チームはようやく山頂にたどり着く。サード・シーズン、フィナーレ。人類の運命は、いったいどうなるのか。
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Season4 エピソード
第1話 ゾナ
昏睡状態のウォレンは、終末の世界にかかる黒い虹と肉を溶かす雨の夢を見る。意識を取り戻したウォレンは、自分がゾナにいて、2年間昏睡状態だったこと、マーフィがどうやら人間に戻っていること、そしてチームの他のメンバーのうち、ある者は死んだことを知る。生きているメンバーは、進化ゾンビウイルスによって生まれた不死身のマッドゾンビと戦っていた。
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第2話 脱出
黒い虹と肉を溶かす雨の夢に突き動かされるように、ウォレンとマーフィはテラー医師の助けを借りてゾナから脱出する。メインランドに戻ったウォレンとマーフィは、ゾナに捕らえられていたアディとルーシーを助ける。一方、ドク、10K、サージ軍曹は狙撃手の標的となる。
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第3話 失踪
ウォレンたちが難民キャンプに着いた時、なぜかレッドとサン・メイが他の全員と共に姿を消していた。マーフィたちはレッドを探そうとする10Kをあきらめさせ、サージと共にニューメリカへ向かうことを決める。しかしウォレンには別の計画があった。あの夢に突き動かされるように、ウォレンは北ではなく東へ向かわなければならないと感じていた。
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第4話 前進あるのみ
ウォレンが見た夢に従い、チームはひたすら進み続ける。瓦礫と破壊の跡がどこまでも続く“グレイト・パイル”を通過する間も、決して足を止めることはできない。その道中、チームはゾンビウイルスが再び突然変異を起こしていることに気づく。もはや脳を狙っても、ゾンビは死なない。ゾンビを殺すには、跡形もなく破壊し尽くさなければならなくなっていた。
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第5話 実験
チームは“見えない力”に捕らえられ、精巧な地下施設で囚われの身となる。そして彼らを捕らえた謎の者たちによって、奇妙で危険な労働を強制される。チームは、ルーシーが仲良くなったゾンビの助けを借りて脱出する。ルーシーはそのゾンビを助けようとするが、ルーシーに手を貸そうとしたマーフィがマッドZに噛まれて致命傷を負ってしまう。
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第6話 死に際からの復活
ルーシーがマーフィをマッドゾンビの状態から元に戻し、マーフィの命を救う。しかしルーシーは力尽き、マーフィの腕に抱かれて老衰で死んでしまう。一方ウォレン、ドク、10K、サージは、生物学的に改造されたフランケン・ゾンビと戦う。フランケンゾンビは、ウォレンが見た夢の謎を解く手がかりを守っていた。
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第7話 結婚
チームのメンバーたちはルーシーの死に動揺し、ウォレンの夢を信じられなくなる。そして、捕虜を拷問している道化師の格好をした邪悪な“ザガロ”の一団に遭遇する。するとマーフィの中で何かがはじける。ルーシーの死に対するやり場のない思いを吐き出すかのように、マーフィたちは残虐行為に走るが、ウォレンは彼らの暴走を止めることができない。
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第8話 聖者の行進
暴力行為を止められないウォレンは、チームからの信頼を失いつつあった。だが廃墟となった教会でゾンビに囲まれ、謎の人物に遭遇したことでウォレンは信頼を取り戻し、チームは再び団結する。そして、チームが墓荒らしだと思っていた謎の人物は、ただの墓荒らしではないことが判明する。
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第9話 臨時ニュース
ノーザン・ライト基地にいるカヤと連絡を取るための送信機を探していたチームは、廃墟となったTV局を発見する。そしてチームが中へ入ると、ニュースクルーのゾンビに遭遇してしまう。ゾンビ大災害が始まった時にTV局で起こった悪夢のようなシーンが、フラッシュバックされる。
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第10話 敵か友か
ドクたちは営業中の理髪店に逃げ込み、スケッチー、スキージーと合流する。理髪店の中は残忍で謎めいた者たちでいっぱいだった。ドクはそのうちの1人に見覚えがあったが、どこで会ったかは思い出せずにいた。そして、ついにそれを思い出した時、事態は悪い方へと急展開する。
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第11話 研究所
ウォレンの夢に導かれ、チームはマーシー研究所へ向かう。夢で見たとおりに破壊された研究所の中を探ったウォレンは、謎のガスボンベを見つける。そして理由は分からないが、どうしてもそのガスボンベを持っていかなければならないと感じていた。
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第12話 大統領を探せ
ウォレンたちは、“黒い虹”作戦を止めなければならない。ゾナはその作戦で肉を溶かすバクテリアを解き放って、ゾンビ、そして人間がいる世界を“浄化”し、ゾナとゾナの子孫だけがメインランドに住めるようにしようとしていた。“黒い虹”を止めるためには、アメリカ合衆国大統領の指紋が要る。しかし大統領はゾンビとなり、マウント・ウェザーの奥深くにある政府の防空施設にいた。
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第13話 黒い虹
シーズン・フィナーレ。チームは最終目的地である“黒い虹”作戦用のドローン発射施設に到着し、ウォレンが見た夢の謎がついに明かされる。ウォレンも仲間たちも正しいことをしているのかどうかが分からないまま、ついに黒い虹作戦が発動される。はたして、この終末の世界の命運は!?――
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Season5 エピソード
第1話 新ゾンビ時代
フォース・シーズンで、ドローンに乗ったまま墜落したウォレン。だがクーパーという名の魅力的な入植者の看護で奇跡的に回復する。一方、他のメンバーはついにニューメリカに到着し、そこで新しい国を作ろうとしているジョージに出会う。そんな中、マーフィは1人でウォレンを探していた。
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第2話 ニューメリカ
居留地アルトゥーラでレッドを探す10K。だが、どうやら彼女は別の場所に移動したらしい。クーパーと別れ、ニューメリカで仲間たちと合流したウォレンは、ジョージが昔なじみであることを知る。マーフィは偶然サン・メイに彼女のラボで会い、ドクはニューメリカ史上初の投票のニュースを放送する市民Zに出くわす。
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第3話 投票
議事堂が爆破され、パニックとなり、反トーカー感情が炎上して投票が妨げられる。また、あるトーカーに爆破犯の容疑がかけられる。10K、軍曹、レッドはゾンビに襲われ、かなりのダメージを負う。だが、マーフィは忠実なブレンドたちが彼を待っていることを知り、ブレンドたちもマーフィを取り戻そうとする。
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第4話 パシフィカ
ダンテを追い、アルトゥーラからパシフィカに向かうウォレン、ドク、市民Zとジョージ。途中で懐かしい顔に再会する。天国だと噂されるパシフィカだったが、実際は違っていた。一行は、民兵がトーカーを殺している証拠を見つける。また、ダンテはトーカーが人間から逃れるのに手を貸している地下組織の一員かもしれないと気付く。
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第5話 分裂
パシフィカで爆破事件が発生。大爆発の後、 町中の人々がゾンビに襲われる。その中には爆弾を抱えた爆弾ゾンビの姿もあった。人間とトーカーの共存を実現するには、地下トーカーを見つけ、攻撃の黒幕を探すしかない。アルトゥーラから助けが来るが、車には人間しか乗せられないという。市民Z、カヤ、ジェイZはアルトゥーラに戻ることを決める。
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第6話 捜索
地下トーカーを探すウォレンたちは、リンボという名のカジノへ行く。リンボはマーフィがブレンドたちと一緒に経営するカジノであると同時に、逃亡中のトーカーの隠れ家にもなっていた。そして、ウォレンたちはこの店でアディと再会する。彼女は地下組織の運転手をしていた。だが、再会の喜びは民兵の到着で遮られてしまう。
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第7話 権利章典
ジョージのケガを治療するために、ドクはZウィードを準備する。そして、彼女に建国の父たちと権利章典の話をする。ドクの頭の中でこれを再現するのはスケッチーとスキージーだ。一方、ウォレン、ドク、10K、アディは、ビスケットの原材料の秘密を探るために、ビスケットを作っていると噂されている菓子店を訪れる。
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第8話 秘密の粉
ウォレンとチームのメンバーは、ハートランドという町に入る。そこには、トーカーの命綱であるビスケットの原材料となる小麦を育て、小麦粉を作っている農場があった。だが、彼らを待っていたのはゾンビ、パンドラ、そして腹をすかせた大勢のトーカーたちだった。トーカーを避けるために逃げ込んだ農家で、ウォレンたちはついに小麦の秘密を知る。
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第9話 ダム
チームのメンバーは、セカンド・シーズンで出会ったアメリカ先住民部族たちと再会する。彼らは、今は“ウオーター・キーパー”としてニューメリカの水をコントロールするダムを守っていた。ウオーター・キーパーがダムを守り、ニューメリカに再び水が流れ込むようにする手助けをするために、ドクは“スピリットウオーク”を行う。
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第10話 スクラップヤード
ビスケットの秘密を探っていたチームは、電化製品の廃棄場にたどり着く。そこで彼らが見たのは、トーカーを集めて働かせている、防護服を着たアルトゥーラの民兵の姿だった。民兵たちはトーカーに有害廃棄物を掘り出させ、ビスケットに使う秘密の原材料を手に入れていた。
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第11話 ハッカー
ウォレンとジョージはハッカーヴィルへ向かう。チームの他のメンバーたちとカヤは、ハッカーの助けを借りてアルトゥーラのセキュリティーシステムに侵入する。一方リンボでは、マーフィ、ブレンド、そしてトーカーたちが、人質に取られた子供のトーカーを救うためにエステスに降伏する。
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第12話 最後の慈悲
トーカーやブレンドたちと共に捕らえられてしまったマーフィ。エステスに監禁されてしまうが、密かに反撃の機会を窺っていた。一方、カヤの助けを借りてアルトゥーラに戻ったウォレンとジョージは、アルトゥーラを攻撃する作戦を練るが、エステスの一味に捕まってしまう。
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第13話 すべての終わり
エステスとパンドラを倒そうとするジョージと共に、ウォレンとチームも戦う。そして、それを助けようと他の人間、トーカー、ブレンドたちも力を合わせる。ニューメリカの人々はついに選挙を行う。だが、ウォレンが安堵したのもつかの間、クーパーが再び現れる。彼にはどうしてもウォレンに言わなければならないことがあった。
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