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ブラックリスト

ブラックリストサスペンス
シーズン数8
IMDbスコア8.1/10
ジャンル 犯罪, ドラマ, サスペンス
主要出演者ジェームズ・スペイダー
メーガン・ブーン
ライアン・エッゴールド
配信中サービス 30日間無料
TSUTAYA
 作品豊富な
NETFLIX
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あらすじ

世界の犯罪地図を塗り替えかねない“禁断のリスト”があった―!! 超A級犯罪者レイモンド・“レッド”・レディントンが、何の前ぶれもなくワシントンD.C.のFBI本部にみずから投降してくる。世界中の犯罪者の情報を集めた“ブラックリスト”を合衆国に提供するという。人類の救世主になるためか、悪の頂点に立つためか、それとも…

ブラックリストの感想

ボストン・リーガル」で有名なジェームズ・スペイダーが主演ですが、やはり彼の演技はうまいなと改めて感じるドラマです。稀代の犯罪者であることから全く共感できないはずなのに、胸の内には善意があるのではないかと思わせる、どこか品のある眼差しやたたずまいが印象的です。エピソードでは毎回、特定の犯罪者がターゲットとなるため、レッドが危険な状況になることもあるのですが、取り乱すことなく冷静なレッドの態度はとても痛快です。シーズンが進むにつれてレッドとエリザベスの関係、そしてエリザベスの夫トムの正体なども明らかになっていきます。このドラマのスピンオフである「ブラックリスト リデンプション」はトムを主人公にしたドラマです。

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予告編

主な登場人物

レイモンド・“レッド”・レディントン

・優秀な米軍士官候補だったが、家族を残したまま失踪
・“犯罪コンシェルジュ”として20年もの間、FBIの最重要指名手配犯の1人であった
・FBI捜査官エリザベス・キーンとのみ話すという条件で捜査協力を持ちかける
・エリザベスが危機に陥ると、自らの命を危険にさらしてまで彼女を守ろうとする

エリザベス・“リズ”キーン

・FBIの新米捜査官。初出勤するという日にレディントンを尋問する大役に指命される
・レディントンが自分を指名した本当の理由を探りつつ、犯罪者たちの逮捕に尽力する
・4歳で養父サムにひき取られるまでの記憶がほとんどない

トム・キーン

・エリザベスの夫で、小学校教師
・エリザベスの最大の理解者という“良き夫”だったが…

ドナルド・レスラー

・法を重んじる、熱血漢かつ身体能力にも優れるFBI捜査官
・エリザベスを支える良き先輩として信頼関係を築く

デンベ

・レディントンの忠実なボディーガード
・普段は無口だが、4言語を流暢に操り、他にも6言語に精通

Season1 エピソード

第1話 リズとレッド

指名手配中の「犯罪のコンシェルジュ」のレッドがFBI本部に出頭し、凶悪犯の逮捕に協力すると申し出てきた。彼は捜査担当に新人のエリザベスを指名し、さらに国防総省司令官の幼い娘が誘拐されると予言する。

第2話 フリーランサー

レッドの予言通り列車脱線事故が起き、60名が死亡した。彼は犯人の「フリーランサー」が次はニューヨークで別の標的を狙うと言い、情報収集の相棒にエリザベスを指名。「フリーランサー」の次なる標的が判明した。

第3話 ウージン

中国でCIAのエージェントが殺される事件が続発。中国当局からスパイ殺しを請け負った殺し屋・ウージンがレッドに協力を求めてきたため、彼は暗号解読の専門家に偽装したエリザベスを同行して取引に向かう。

第4話 シチューメイカー

エリザベスが逮捕したドラッグディーラーのロルカの裁判で有力な証人が殺害された。レッドは、殺し屋「シチューメイカー」の犯行だと言い、FBIは身柄の確保に向けてロルカに協力を求めるが、彼は逃亡してしまう。

第5話 運び屋

レッドの先導で犯罪のプロである「運び屋」がFBIによって逮捕され、その胸の傷からメモリーチップが見つかる。それには、「運び屋」が拉致して酸素マスクを着けさせ、箱に入れて埋めた男を撮影した映像があった。

第6話 ジーナ・ザネタコス

トムは妻・エリザベスに自分はスパイではないと主張する。レッドはエリザベスに、産業スパイのジーナはトムの愛人だと告げた。エリザベスらはジーナが宿泊するホテルに行くと、彼女はトルコ大使館員を殺害していた。

第7話 フレデリック・バーンズ

ワシントンの地下鉄で生化学兵器を使ったテロ事件が発生し、レッドは科学者のフレデリック・バーンズが犯人だと言う。エリザベスはバーンズの元同僚・アンと会い、やがてテロにはある目的があることが明らかになる。

第8話 ラッド将軍

ロサンゼルス行きの貨物便がワシントンの空港を離陸直後に爆発した。テロの首謀者であるウルフが整形手術で外見を変え、パイロットに成り済まして新たな爆弾テロを起こそうとしている可能性が浮上する。

第9話 アンズロ・ギャリック(前編)

レッドは、テロから身を守るためとの理由で特別作戦本部のオフィス「郵便局」に連れて行かれて拘束されるが、これは大物テロリストのギャリックが仕掛けたわなだった。ギャリックと傭兵たちは「郵便局」を襲撃する。

第10話 アンズロ・ギャリック(後編)

ギャリックにはレッドに殺されかけた過去があったのだ。レッドとレスラーは防弾装備が施された「拘禁用ボックス」へ避難する。一方、エリザベスは「郵便局」に潜入しIT分析官・アラムと反撃のチャンスを窺う。

第11話 善きサマリア人

連続殺人犯の「善きサマリア人」が新たな犯行に及んだ。レッドから「被害者を調べろ」とアドバイスされてエリザベスら捜査陣が調べると、被害者たちはいずれも自身や肉親が、DVの加害者だったと判明する。

第12話 錬金術師

ギャングであり情報屋の夫婦、ピーターとキャサリンがプライベートジェットで墜落死するが、これは「錬金術師」と呼ばれる犯罪者による偽装死だった。やがて「錬金術師」は弁護士をだましてFBIの支局に侵入する。

第13話 サイプラス養子縁組事務所

レッドからの指示でエリザベスがサイプラス養子縁組事務所を調査した結果、27人の養子のうち12人が失踪した女性5人から生まれていたと判明。誘拐された女性たちが出産させられている可能性が浮上する。

第14話 マデリーン・プラット

レッドは親しい大泥棒からシリア大使館にあるアタルガティスの彫像を盗む手助けを頼まれる。この彫像の中には冷戦時代のロシア系スパイの情報が隠されていた。レッドらはFBIに手伝わせて大使館に潜入する。

第15話 判事

12年前に失踪して殺されたと思われていた検事が保護された。犯人は、冤罪で服役する者に代わって有罪判決に加担した者に同等の罰を加える「判事」だとレッドは言い、その次なる標的も明らかになる。

第16話 マコ・タニダ

かつてレスラーが逮捕した日本のヤクザの親分・タニダが網走刑務所から脱走して渡米。レスラーの昔の仲間を次々と殺害したため、自分と愛するオードリーも狙われると恐れたレスラーは所有する山小屋へと向かう。

第17話 イワン

NSA・国家保安局の工作員が交通事故に遭い、所持する最新サイバー兵器・スケルトンキーを盗まれた。真犯人はレッドの読みとは違い、スケルトンキーの開発者・デヴィッドの娘に恋する高校生の少年だった。

第18話 ミルトン・ボビット

ブルックリンでタクシーが暴走して女性客と運転手が死亡。また、精神を病んだ女性が男性にガソリンスタンドで火を放った。いずれも事故として処理されたが、レッドは「弔い人」こと、ボビットの仕業だと言う。

第19話 パヴロヴィッチ兄弟

CIAは中国の強制収容所からある女性科学者を救出するが、ワシントンに到着した彼女は国際的犯罪者のパヴロヴィッチ兄弟に連れ去られる。レッドはエリザベスに兄弟の情報を流した上、一緒にトムを尾行する。

第20話 キングメイカー

大物犯罪者・キングメイカーは、レッドに協力していたチェコの国会議員を殺人事件の容疑者に仕立て上げた。レッドは渡米したキングメイカーを捕まえるべく情報を流すが、彼は謎の大物から圧力を掛けられ…。

Season2 エピソード

第1話 ボルティモア卿

レッドはベルリンとの戦いの最中、自分を捜すために雇われた賞金稼ぎの「ボルティモア卿」を見つけるようエリザベスに指示。捜査を開始した彼女はある女性データ・エンジニアにたどり着き、意外な真実が発覚する。

第2話 モナーク・ダグラス銀行

ポーランドで銀行強盗事件が発生。強盗の真の目的はある銀行員の誘拐だった。一方、ベルリンに追い詰められていくレッドは、カジャを使ってベルリンの財産を押さえ、取引を持ち掛けるのだった。

第3話 ジェームズ・コヴィントン医師

詐欺罪の容疑をかけられていた投資会社の経営者が、心臓を抜き取られた遺体で発見される。レッドは、臓器移植ネットワークを運営するコヴィントン医師の犯行だと指摘し、エリザベスたちは捜査を開始する。

第4話 ライナス・クリール医師

犯罪歴のない者による殺人事件がワシントンで次々と発生。容疑者たちのDNA検査から「戦士の遺伝子」が見つかり、FBIの捜査線上にライナス・クリールという精神科の医師が浮かび上がった。

第5話 ザ・フロント

環境破壊への過激な抗議団体「ザ・フロント」の幹部・キャリーが病院に運ばれる。エリザベスたちが彼女の夫を調べた結果、彼が14世紀の生物兵器を使い、人類滅亡計画を実行しようとしていることが分かった。

第6話 モンバサ・カルテル

密猟組織の幹部たちが失踪し、1人が無残な遺体で発見された。FBIは密猟市場の独占を狙うモンバサ・カルテルを捜査する。そんな中、エリザベスはある重大な秘密を隠すため、レッドが雇った護衛を逮捕させた。

第7話 シミタール

ナヴァービがCIAとモサドの合同作戦でイランの核科学者を暗殺した。レッドは、イランが報復のため殺し屋「三日月刀」を使って、アメリカの核科学者を襲撃すると明言。その標的は国防保安局員だと判明した。

第8話 デカブリスト

エリザベスはある一件で最悪の事態に陥る。一方、レッドとベルリンを敵対させた人物がクルスク事件の首謀者「デカブリスト」だと判明。レッドはベルリンと手を組み、FBIに代わって「デカブリスト」の正体を暴く。

第9話 ルーサー・ブラクストン(前編)

レッドが香港で逮捕され、凶悪犯のルーサー・ブラクストンが収容されているCIAの秘密収容所に移送される。しかし、脅迫状データを狙うブラクストンによってそこが制圧される。FBIが現場へ向かうのだが…。

第10話 ルーサー・ブラクストン(後編)

ブラクストンに拉致されエリザベスは、彼が用意した専門家によって26年前に起きた火事の日の記憶へと入り込んでいく。そしてレッドは、自分の命と脅迫状データ「フルクラム」を狙う機密組織の者と対峙する。

第11話 ルスラン・デニソフ

ウズベキスタンでCIAエージェントが誘拐された。犯人は分離主義グループを率いるルスラン・デニソフだった。エリザベスたちは、彼の目的がアネカ石油による水の汚染被害を止めることだと知る。

第12話 ケニヨン・ファミリー

FBIが「神の盾」の教祖の失踪を捜査する中、教団のバンを使った爆破事件が発生。実行犯は洗脳された子供であることが分かった。一方、レッドはロシアを訪れ、フィッチの話していた金庫をついに発見する。

第13話 ディア・ハンター

6件の連続殺人事件は、狩りの儀式を楽しむ猟奇殺人鬼「ディア・ハンター」の模倣犯によるものであると判明した。FBIは被害者に関連性があることを突き止めるが、その直後エリザベスが拉致されてしまう。

第14話 T・アール・キング6世

違法なオークションで膨大な財産を築くキング家によってマデリーン・プラットが誘拐され、さらにレッドがわなに掛けられてしまう。キング家の本当の狙いは、レッドをオークションに出品することだったのだ。

第15話 少佐

港湾局の職員・エイムズが殺された事件で起訴されたエリザベスは、レッドとの関係や今までの事件について話し始める。レッドはエリザベスを助けるため、ブラックリストに載る「少佐」の捜索を開始した。

第16話 トム・キーン

殺人容疑で取り調べを受けるエリザベスは、偽証した証拠が見つかってしまい窮地に立たされる。そこでレッドは彼女の潔白を証明できる唯一の人物を見つけ出す。それは、エリザベスが存在を隠し続けていたトムだった。

第17話 不老不死研究所

レッドは31歳の誕生日を迎えたエリザベスに特別なワインを贈った。そしてエリザベスは、レッドから積み荷の遺体がIT長者の出資する不老不死研究所の実験と関係していると聞き、捜査を始める。

第18話 ヴァネッサ・クルス

投資家や起業家といった富裕層が殺害された事件の犯人がヴァネッサ・クルスという女性だと判明。エリザベスがトムと共に捜査を進める中、彼の口からレッドについて衝撃的な事実を聞かされるのだった。

第19話 レナード・コール

重傷を負ったレッドからレナード・コールを捜すよう指示を受けたエリザベスは、FBIに捜索を依頼。さらに彼女は「フルクラム」に関係する物を入手するために指定された場所へ向かい、そこである人物に遭遇する。

第20話 クォン・ザン

ある密輸業者が盗んだ遺体を母国に送ると見せ掛けて爆発物を送っていると聞いたFBIは、調査するが遺体からは何も出てこない。エリザベスはアパートで見つけた写真の人物を探すため、ベルリンの関係者を当たった。

Season3 エピソード

第1話 トロール・ファーマー

リズとレッドは政府要人の殺人容疑で追われる。非常線を張られた街中で潜伏、変装、かく乱など、あらゆる手段で強固な包囲網からの脱出を試みる2人だが、レスラーらによる執拗な追跡の手が迫ってきた。

第2話 マーヴィン・ジェラード

ロシア大使館に逃げ込んだリズは、ロシアのスパイを束ねるラスコヴィチに、同国と自分にテロの罪がきせられようとしていることを話す。最初はリズの話を信じなかったラスコヴィチだが、やがて信用し始める。

第3話 イーライ・マチェット

巨大農業系企業・ヴァーディアント産業に、仕事を奪われたためゲリラと化した農家たち「ロス・セガドレス」が攻撃をしかけてくる。同社の幹部は結社の一員だったため、スペインに向かっていたレッドは帰国し…。

第4話 ジン

レナード・コールにソロモンとデンベの行方を捜させるレッド。さらにレッドはアラムの自宅へ侵入し、待ち伏せて、「ジン」という犯罪者捜しを手伝わせた上、レスラーたちにもこの件を報告するよう伝える。

第5話 アリオク・ケイン

リズは、殺し屋・ウェンディゴに命を狙われていた。レッドはレスラーやアラムに協力させ、ウェンディゴを発見。ところが、裏サイトでリズに賞金が賭けられ、大勢が彼女の命を狙っていることが判明する。

第6話 クリスピン・クランドル卿

レッドは計量経済学者のハミルを探す。だがそのハミルが頭脳明晰な学者ばかりを狙う犯人に誘拐されたため、その誘拐犯を探すことになった。レッドはレスラーらにも「局長に知らせずにハミルを探せ」と指示を出す。

第7話 ザル・ビン・ハッサン

レッドはリズの無実を明らかにするために、何者かとの面会をガイエゴという男に申し入れる。ところが、ガイエゴは「ザル・ビン・ハッサンを引き渡せば約束を取り付ける」という条件を突きつけてきた。

第8話 キングス・オブ・ザ・ハイウェー

レッドがガソリンスタンドで車ごと姿を消した。彼と一緒に移動中だったリズはナヴァービに電話をかけ、レッドの携帯電話の場所を調べてもらう。すると、携帯電話はスクラップ場へ運ばれた車の中にあった。

第9話 局長(前編)

リズが拘束されてレッドはレスラーに彼女から目を離さないよう警告する。だが、事態を楽観視しているレスラーに不安を感じたため、アラムに接触し、罪状認否手続きが始まるまでの間、彼女を守るよう伝えた。

第10話 局長(後編)

局長が率いる結社がリズを殺そうと画策している中、レッドは結社にリズの無実を証明しようとする。そしてレッドは自らのチームメンバーを招集。レッドは、結社に対して最後通告を出すのだが…。

第11話 グレゴリー・デヴライ

レッドはチームに、ある秘密会議の情報を与える。それは、FBIの内通者とうわさされるレッドに制裁を加えるため、犯罪組織のボスたちが集まる会議だった。一方、リズは捜査には参加するが現場には出られず…。

第12話 フェーメ団

15世紀のドイツに存在した私的制裁を行う集団・フェーメの復活を意図した一団によるものと思われる殺人事件が発生。チームはこの事件の捜査にあたる。一方リズは、トムとの将来について大事な決断を迫られる。

第13話 アリステア・ピット

レッドとリズはチームと協力して、敵対する2つの犯罪組織の家族を結びつけようとする仲介人の企みを阻止しようとする。一方でトムは、昔の恋人でブラックリストに載っていたジーナ・ザネタコスと再会し…。

第14話 レディ・アンブロジア

行方不明となり、すでに死んだと思われていた子供が、無事に保護された。レッドとリズは、チームと協力してある女の捜査に取りかかる。その女は子供たちを誘拐しているかもしれない危険な人物だった。

第15話 ドレクセル

インターネット分野で成功しているスタートアップ企業の設立者の死体が見つかる。レッドは、ある殺人者の犯行だと考えた。そして、彼は独自の手段で殺人者を追う。その頃、トムは生死の境をさまよっていた。

第16話 ケアテイカー

米国務省の役人が北京で殺害される事件が発生。レッドとリズは、「ケアテイカー」と呼ばれる人物が、この事件に関係していると推測する。2人は、特別作戦チームと共にケアテイカーを追って捜査を始めた。

第17話 ソロモン(前編)

リズはレッドから、結社の処刑を逃れたソロモンが誰かに雇われて核兵器を奪おうとしていることを知り、すぐさまチームへこの件を伝える。そんな中、核研究施設から核燃料輸送用のキャスクが盗まれた。

第18話 ソロモン(後編)

絶体絶命の危機に陥ったチームは、レッドの生き延びる手腕だけが頼りとなった。ところが、何度も危機をくぐり抜けてきたレッドも難局に立たされてしまう。一方、トムとリズは思わぬ事態に直面する。

第19話 ケープメイ

レッドは地下のアヘン窟にこもっていた。しかし、ママ・ルーに諭されて店を出て、タクシーを拾い、ニュージャージー州ケープメイに向かった。到着したレッドはマーヴィンに電話をし、無期限の休業を告げる。

第20話 アータックス・ネットワーク

パナベイカーはクーパーに、リズ誘拐犯の捜査をしないよう厳命し、さらにレディントンに引き続き捜査協力をさせるようにと念を押した。ところが、敵は地下のサーバー経由でリズを監視していて…。

Season4 エピソード

第1話 エステバン

レッドは、トムと争った男が負傷していることから闇医者などを訪ね、男が警官であることを知る。また、レッドは軍がカーク援護に動いていたことから、内部情報は「エステバン」が知っているとクーパーに連絡した。

第2話 マト

マトと接触したいレッドたちは、キャプランの恩人、リトル・ニコスに会うべくテキサスへ向かう。ニコスは胃の縮小手術の最中だったが、レッドは麻酔から無理やり目覚めさせ、マトと会う方法を聞き出した。

第3話 マイルズ・マグラス

ジョージア州サバンナ近郊の変電所に潜水士4人が現れ、大規模な停電を起こした。そんな中、リズを呼び出したレッドは、カークに繋がる「マイルズ・マグラス」という、犯罪者のアイデアに出資する男の話をする。

第4話 ガイア

レッドはリズに、「ガイア」というエコテロリストを追うよう理由は告げずに指示をする。チームがガイアを追跡すると、彼がいくつかの工場の検査官に扮して内部に侵入し、破壊活動を行っていることが判明した。

第5話 リンドキスト財団

特許商標庁に勤める男・サイラスは、弁理士を装い、革新的な発明をした人間に近づいては殺害し、発明したものを奪っていた。レッドは彼を「リンドキスト財団」として、チームに捜査を依頼する。

第6話 つぐみ

レッドは、犯罪者に金を貸して暴利をむさぼるルブロンという人物の身柄を確保。カークにも資金を貸していると郵便局でチームに報告した。やがてレッドは、郵便局がハッカー集団にハッキングされていると確信する。

第7話 エイドリアン・ショウ医師(前編)

レッドは、別人のIDを犯罪者に売る「検視官」と呼ばれる男をチームに追わせるよう指示。チームは検視官からIDを買った、元カルテルの女、ギザ・バレラを逮捕し、彼女から検視官への接触方法を聞き出した。

第8話 エイドリアン・ショウ医師(後編)

レスラーたちはトムを追い詰めていたヴィクトルを尋問するが、手掛かりは得られなかった。一方、レッドはドクター・ショウに「患者ゼロ号」を捜させていたが、リズに危険が及ぶ前にとカークに接触する。

第9話 リペット・シーフード社

リペット・シーフード社の奥でチップを取り出す男たちを武装集団が襲撃。レッドがチームに捜査を促した。現場に残された最新鋭のチップは、大陸間弾道ミサイルやイスラエルの防空システムなどにも使われる物だった。

第10話 予言師

リズが出勤しようとドアを開けると、家の前に女性がプールで死んでいるジオラマがあった。その後、実際に女性がプールで溺死する事件が発生。さらに、次のジオラマが届き、新たな事件が起きることが示唆されていた。

第11話 ハーレム

政府の証人保護プログラムを受けている人々のリストが奪われた。リストを奪還するため、レッドはリズに「ハーレム」に入るよう告げる。ハーレムとは、犯罪者からしか盗まないことを信条とする女性窃盗団だった。

第12話 ナタリー・ルカ

レッドは何者かが自分に攻撃を仕掛けていることを察知し、リズたちに協力を求めた。リズたちは、伝染病を使って標的を殺す殺人者を追う。一方、トムはある人物に成り済まし、レッドの敵を探り始める。

第13話 イザベラ・ストーン

レッドの仕事仲間がまた1人標的となった。リズたちのチームは、この腕利きの犯罪者を追う。その一方で、トムにとってある衝撃的な出来事が発生し、彼は自分の過去に関する情報を集めようと動き出す。

第14話 設計士

「自分に利益がある悪党ばかりチームに追わせている」とクーパーに言われたレッドは、大物犯罪者として「設計士」を差し出す。完全犯罪の請負人であるその男は、ハッカーを集めてリクルートしているのだと言う。

第15話 薬剤師

レッドが意識を取り戻すと、自分専用の医療チームから治療を受けていた。倒れる前のことはほとんど何も覚えていないレッドだが、「薬剤師」の毒にやられたのだとリズに告げ、チームに薬剤師を追わせる。

第16話 デンベ・ズマ

デンベを追跡して数週間が過ぎた頃、アラムがデンベに拉致された。リズたちのチームが捜索し、やがて彼らの居所を突き止める。デンベは危険を承知である調査をしていたが、予期せぬ事態を迎える。

第17話 レクイエム

世界中の犯罪者たちと裏取引をする、犯罪コンシェルジュと呼ばれるレイモンド・レッド・レディントン。彼はFBI捜査官に、自身のブラックリストからの情報提供を申し出る。レッドと敵との複雑な過去が判明し…。

第18話 フィロミナ

レッドの金庫番の1人が誘拐された後、レッドとの関係を証明する書類と共に警察に突き出された。レッドはあるホテルマンが仕掛けていた盗聴マイクの音声から、「フィロミナ」という女性が雇われていることを知る。

第19話 ボグダン・クリロフ医師

キャプランは少女・リズの記憶を消した専門家、ボグダン・クリロフ医師を雇ってニューヨークに派遣する。クリロフは、以前リズの記憶を蘇らせたオーチャード医師の元に向かい、必要な機器を奪った。

第20話 取り立て屋

レッドはヨーロッパで脱出方法を失う。その頃、ある復讐請負人にリズが狙われていることが判明。かつて取り立て屋が殺した男がミイラ状態で見つかると、レッドは遺体の専門家・キャプランに見てもらうよう指示した。

Season5 エピソード

第1話 スモーキー・パットナム

FBIの局長が交代し、クーパーのレディントン特別チームも成果が求められる。リズが「大物犯罪者の情報を」とレッドの元へ行くが、レッドはその足で保釈保証人の事務所へ行き、逃亡犯を捕まえる賞金稼ぎを申し出る。その逃亡犯がスモーキー・パットナム。移動遊園地の支配人だが横領で起訴されていた。

第2話 グレイソン・ブレイズ

犯罪帝国再建をめざすレッドは、アート泥棒のグレイソン・ブレイズと会うため、ザグレブの競売会場まで自分を運ぶようクーパーらのチームに依頼。そこでブレイズと接触したレッドは、イタリアのコモ湖湖畔にある家でパーティーを開き、盗まれて30年近いレンブラントの絵を見せる、とブレイズに約束するのだが……。

第3話 ミス・レベッカ・スロール

レッドはリズに「警官が容疑者射殺」という新聞記事を見せる。犯罪者を射殺した警官は、暗殺者として雇われていたというのだ。リズとレスラーは殺されたスコットの両親に会い、ウォーターデイ・フィナンシャル社が、スコットが勝ち取ったある集団訴訟の構造的和解金を、半額だが一括で支払う条件で買い取っていたことが分かる。

第4話 エンドリング

レッドはリズを呼びつけ、最近アイルランドで起きた、引退した優秀な競走馬とその調教師の死は「エンドリング」と呼ばれる犯罪者のものだと伝える。リズたちはまず、競走馬の死で恩恵を受けた会社CEOに事情聴取。通称「エンドリング」である犯人の女性に情報を提供したことを聞き出す。

第5話 イリヤス・サーコフ

レッドはブラックリストの人物としてテロリスト、イリヤス・サーコフの模倣犯の存在をほのめかす。サーコフはもう死んでいるはずで、最近も続く彼の破壊行為は、彼の名をかたる何者かの犯行だと言う。リズたちはMI6に話を聞くことに。彼らはCIAのサーコフ追跡班と手を組み、サーコフにC4爆薬を横流ししていた建設会社の人物を特定していた。

第6話 旅行代理店

リズはレッドに呼び出され、ミッチェル・ダニングが「旅行代理店」という殺し屋組織に狙われていると聞かされる。リズたちはダニングを保護しに行くが、目の前で射殺される。妻に話を聞くと、ダニングはヨーク郡での斧を使った殺人事件の新聞記事を見て、慌てて逃げる準備をしていたという。妻は斧で殺された男を知らなかった。

第7話 キルギャノン社

レッドは人を不法入国させる商売をしていたが、キャプランに潰されて以降誰かに乗っ取られており、その商売がずさんで何十人もの死人が出ていた。リズに協力を要請し、商売を乗っ取ったのがアイルランド人キルギャノン親子だとつきとめたレッドは、親子の父アーサーに取引を持ちかける。

第8話 イアン・ガーヴェイ

リズは何度もトムの携帯にかけるが留守電は一杯。レッドはトムがニックの死を追っていると告げ、ピンチでも自分で切り抜けられる、とリズを安心させるが、トムの動きを追って、レッドバーチ・モーテルの血だらけの部屋でトムの携帯を発見し、パニックに陥る。

第9話 崩壊

リズは娘アグネスの安全を確保した上で、レッドに2つのことを約束させる。1つは自分の行方を追わないこと。もう1つは自分がいなくなってもチームへの協力を続け、ブラックリストの悪党たちを捕まえることだ。そしてリズはワシントンをDCを去り、心の整理をつけるため、アラスカの森の中での生活を始める。しかし……。

第10話 情報屋

テロリストに資金を送っている口座を政府が割りだして資産を凍結しようとしていたが、その口座リストが盗まれた。盗んだのは「情報屋」だと言うレッド。容疑者は議員秘書のビショップで、ナヴァービが後をつけるとレストランから逃亡。その足で警察に駆け込み、ちょうどリストが盗まれた時間に別の場所でひき逃げ事件を目撃したと言う。

第11話 エイブラハム・スターン

銀行の貸付係、エイブラハム・スターンがレッドの車を襲撃し、レッドから貴重な「リンカーン・セント」を奪っていく。伝説によると、そのコインには1930年代に隠されたお宝の場所が暗号として刻まれているという。そのコインはお宝の地図を示す4枚のコインのうちの1枚だとして、レッドはクーパーに協力を求める。

第12話 コック

手の込んだ細工による放火で、ある女性が自宅で死亡する。連続殺人者の犯行を疑ったレッドは、捜査への協力を求めるため収監中の放火犯 アール・フェイゲンの元へ特別作戦チームを送る。フェイゲンには仮釈放の審査が迫っていたため、彼に有利な証言をすることを条件に捜査に協力させることになった。

第13話 見えざる手

森の中から複数の死体が発見される。レッドは特別作戦チームに、「見えざる手」というグループの犯行だと告げる。そのグループは、合法ながら道徳的に非難されるようなことをしている者たちを標的にしていた。一方、レッドは窮地に陥った手下を助けようと力を貸す。トムに関して調べていたリズは、重要な手掛かりを見つける。

Season6 エピソード

第1話 ハンス・コーラー医師

リズはレッドの正体を探るため、ジェニファーと火事の夜について調査を開始。ジェニファーが昔家族で訪れた別荘が火事の現場だったことを突き止める。レッドはリズたちに犯罪者の顔を変える整形外科医ハンス・コーラーを追うよう指示。するとコーラーに以前、手術を受けたのがバシル・ヴラダキスだったことが判明する。

第2話 コルシカ人

リズとジェニファーはレッドの正体を探っていたが、急にリズの部屋をレッドが訪れ、ジェニファーは必死で隠れる。逃げたモローはトルコの外交特使アルブレヒトに変装して国連ビルに侵入、マックスウェル・ルディガーから買った爆弾を起爆状態にして逃げる。

第3話 薬学者

裁判が始まると早速レッドは自分がFBIと免責合意していることを裁判長に打ち明け、公選弁護人をクビにした。レッドはクーパーを証人喚問し、免責合意があることを証明させる。クーパーはウソをつくよう言われていたが、特別チームの存在を明らかにする。

第4話 質屋

レッドが刑務所に入ると、ヴォンテという青年を守ってバルドメロという男に殴られる。バルドメロは昔、メキシコシティでレッドが彼の母と同衾したらしい。刑務所でバルドメロは現金輸送車を強盗し、警備員2人を殺した罪で裁判を待っていた。レッドはリズに、質店を経営するオールマン夫妻を逮捕するように指示する。

第5話 オルター・エゴ

億万長者のハリス・ヴァン・ネスが自宅のガス爆発で死ぬ。事故で処理されていたがレッドはリズに、自分の味方をしていたハリスが自分の敵に殺されたのだと犯人捜しを指示。その後、ハリスの遺言の読み上げで、親せき一同が名前も知らなかった、施設育ちでトレーラーパーク住まいのティムが遺産を相続することが判明する。

第6話 倫理論者

レッドは法廷に自身の精神鑑定を申請すると、認められミズーリの収監施設に。そこにはレッドの知り合いアティカス・ロドリックがいて、向精神薬で薬漬けにされていた。レッドはそこでナースの目を盗んでアティカスの薬を抜くと、アティカスは暴れて精神科医に襲い掛かる。

第7話 ジェネラル・シロー

レッドはリズたちに「ジェネラル・シロー」を捜させる。日本の戦争犯罪人の名をかたる、虫を使って人を殺す殺人者だ。被害者たちは遺伝子操作されたゲンゴロウのタマゴを飲まされており、それが1週間ほどで孵化すると中から内臓を食いちぎられ、成虫をはき出しながら窒息死するのだった。

第8話 マルコ・ヤンコヴィッチ

リズはハンス・コーラーのナースをしていたマルグリート・レナードを発見。ジェニファーに運転手をやらせ、彼女を誘拐してレディントンの正体を聞こうとする。だがマルグリートを押し込んだ車はすぐ彼女のボディガードに止められ、リズが1人を射殺する間にマルグリートとジェニファーが誘拐される。

第9話 D大臣

レッドは通報の音声を手に入れるがその声がリズではないとわかり、デンベに調査をさせる。さらにチームに、いろんな電話を盗聴して不正や犯罪をする者から金を巻き上げる「D大臣」と呼ばれる連続恐喝犯を追わせる。レッドはD大臣が見つかったら1990年12月7日の録音を裁判所へ持ってくるように言付ける。

第10話 クリプトバンカー

レッドはリズに、ビットコインのマネー・ロンダリングを請け負う「クリプトバンカー(暗号銀行家)」を追うように言う。ちょうどペースメーカーを作る会社の社長が、娘やその他の患者達のペースメーカーを人質に取られた形となり、社長のピアソンはハッカーのグロモフにビットコインで多額の金を払った。その多額のビットコインをマネー・ロンダリングするのが「クリプトバンカー」だった。

第11話 バスチャン・モロー(前編)

クーパーが面会に行った際、レッドはあるルクセンブルクの銀行口座の名義を知りたいと言う。リズはデンベと二人でやるというが、チームの皆も協力するとルクセンブルクへ。そこで頭取の持つ暗号キーをコピーして銀行システムに侵入、名義がDCのドイツ大使館勤務のクルーガーだと判明する。

第12話 バスチャン・モロー(後編)

マクマーンはレッドの足首に監視装置をつけさせ、48時間以内にジーグラー暗殺犯を捕らえれば免責契約を復活させるとクーパーに約束。だがモローにレッドの場所を教え、殺すよう指令を出す。一方アラムはナヴァービの状態が悪いのを知りクーパーに話すべきだと言うが、ナヴァービは現場で支障がないからと突っぱねる。

第13話 ロバート・ヴェスコ

レッドは免罪取引が再締結されてお祭り騒ぎ。さらに刑務所で、かつて自分をだました自分の師匠ロバート・ヴェスコが死を偽装して生きているという噂を聞き、彼をチームに探させる。デンベがヴェスコの墓から掘り出した遺体を鑑定すると、カナダ北部に住所を持つ悪党だった。

第14話 オスターマン・アンブレラ社

アラムはナヴァービを連れ、山奥のロッジに2泊3日の旅に出る。一方、レッドから、各国御用達の暗殺グループ「オスターマン・アンブレラ社」がアメリカで誰かを殺そうとしているとの情報がチームに入る。クーパーはCIAの友人に「オスターマン」と接触してもらい、出てきたホッブスに情報を渡すよう迫るが……。

第15話 オリヴィア・オルソン

レッドは次のブラックリストの人物に合法、非合法を問わず組織の敵対的買収をコーディネートする「オリヴィア・オルソン」を挙げる。オルソンがマクマーンと繋がると聞いてリズたちチームは何とかマクマーンに隠して捜査を進めようとするが、レッドがリズらに教えたオリヴィアの次の取引現場に現れたのはレッド自身で……。

第16話 レディ・ラック

リズはレッドから「レディ・ラック」を追うよう言われる。ギャンブルでクビが回らなくなった者に近づき、借金を帳消しにしてくれるという都市伝説的な存在だったが、レッドの仕事をしていたヘンリーに近づいたのだ。レッドはそのヘンリーが「第三身分」と関わっているという。

第17話 第三身分

アナ・マクマーンが司法省にファイルを送らなかった「第三身分」。彼らは大富豪の子弟を誘拐しては巨額の身代金を巻き上げ「貧しい者に再分配する」と主張。レッドがリズに情報を渡した時はデズ・フォイが誘拐されていたが父親のデヴィッドは身代金の支払いを拒否。だが指示された受け渡し場所に行くことには同意した。

第18話 ブロックトン大 連続殺人犯

女子大生5人が凍死体で発見され、5人と接点のあったトバイアス・カーライルが服役していた。しかしキンバリー・オーウェンズが発行するポッドキャストをきっかけに事件の再審を開始、漸く結審しそうなタイミングで次の犠牲者が出た。服役中のカーライルは容疑者から外れ、今度は大学の教授が逮捕される。

第19話 ラスヴェット

リズはドムに真相を聞き出す。カタリーナはケープ・メイで海に入ったが自力で助かり、シェルターで生き延びていた。そこでDVにあっていたロシア人女性を思わず助けたが、DV男がシェルターへ来て女性を襲撃し、カタリーナはそのDV男を殺した。その財布を奪ってシェルターを抜け出し、連絡したのが幼なじみでロシア大使館員のイリヤだった。

第20話 ギイェルモ・リゼール

リズを許せずつっけんどんなレッドが渡してきたのは別々な場所でさらわれた二人の女の子の誘拐。だがその子供たちはそれぞれの親と血縁関係がないことや、さらわれた二人が生物学的には双子であることが次第に判明する。双方の夫婦は同じクリニックで体外受精を受けており、その際に受精卵を培養した技師が胚を入れ替えていた。

第21話 アナ・マクマーン

モローが道ですれ違ってリュックに「文書」のメモリを入れたパーカーの父、グリムは、見つけたメモリが開かなかったためコンピュータに強い友人ワトリーに送っていた。ワトリーが血相を変えて電話してきたため、グリムがワトリーの家に行くと、彼はサンドキストに拷問されていた。ワトリーはその後殺され、始末される。

第22話 ロバート・ディアス

「郵便局」ビルでクーパーのチームはリズ以外全員逮捕され、クーパー、レスラー、アラムはそれぞれ取調室や拘禁室に閉じ込められてしまう。リズはレッドに連絡を取り、タダシと電話で話しながら三人の部屋のロックを外し、南の廊下に集めてわざとアラームを鳴らす。一度逃げた三人は、今度はレッドの入っていた「箱」に入れられる。

Season7 エピソード

第1話 ルイス・T・スタインヒル(前編)

レッドはパリでカタリーナに会ったが麻酔を刺され拉致される。気づくと病院にいて身動きが取れず、下半身の感覚がない。医師によると背骨が折れ、手術はしたが生きているのが奇跡だと言う。一方、デンベはパリの裏社会を牛耳るジュベールの部屋に殴り込み、レッドの行方を聞くが知らないと言う。やがてそのジュベールはカタリーナに殺される。

第2話 ルイス・T・スタインヒル(後編)

レッドは血を抜かれ拷問を受けるが、カタリーナの問いには答えず瀕死の状態に。しかし、突如ナースのミラがレッドを助けて逃亡。レッドは困惑するが、ミラはレッドに輸血をして首に埋まった発信装置を取り出したのだった。そしてレッドに言われるままドムの家へ。レッドはそこにデンベも呼び、ドムを連れて逃げようとしていた。

第3話 悪の華

フランチェスカは、スタインヒルが以前仕事をした「悪の華」という組織があるとレッドに伝え、レッドはリズたちに「悪の華」を捜査させる。一方で、「タウンゼント指令」でカタリーナを追い始めたロシアマフィアに圧力をかけるために、レッドはフランチェスカを使ってマフィアがFBIと通じているところを写真に撮る。フランチェスカは度胸があり、レッドに気に入られる。

第4話 クウェート

30年前、クウェートでクーパーと共に襲撃され敵にさらわれたダニエル・ハットンが連絡してきた。クーパーはレッドの自家用ジェットに乗り、レッドの雇った護衛と共にハットンに会いに行く。当時の上官からは死んだと聞かされ、アーリントンに墓まで建っているハットンが生きていたのだ。クーパーは、必ず連れて帰ると約束するが……。

第5話 ノーマン・ディヴェイン

レッドはリズたちに殺し屋ノーマン・ディヴェインを捜査させる。ディヴェインは殺しを病死に見せかけることができる殺し屋で、彼にかかればウィルスもバクテリアも武器になるという。リズたちはFBIの「大量破壊兵器作戦部」で、ディヴェインがハバナにいるクラーギンに支払いをしたことを知る。

第6話 ルイス・パウエル博士

AIの研究者アレクサンダー博士が自爆テロの予告ビデオをネットにアップし、会社に現れたところを警察に射殺される。だがレッドによるとこのビデオはアレクサンダー博士を陥れるためにAIが作ったフェイク映像らしい。そんな中、特別作戦部にパク捜査官が加入。アラムを差し置き、早々にフェイク映像をアップロードしたPCの持ち主を見つける。

第7話 ハンナ・ヘイズ

誘拐されたスウィーニー知事が目を覚ますと貸倉庫の中だった。その日は選挙だったが、知事は秘書にどうでもいいと言う。誘拐犯によって子宮を移植され、子供を身ごもっていたのだ。スウィーニー知事は堕胎禁止法を成立させた人物で、医師は「心音が確認される胎児は堕胎できない」と告げる。レッドは知事の件を捜査するようリズに指示する。

第8話 ハワラダー

カタリーナがさらわれ、レッドはカタリーナの居場所を掴むべく、彼女がつかった金の配達屋「ハワラダー」をリズたちに捜させる。だが実際はレッドが保護し安心させたうえで情報を引き出し、カタリーナがハワラダーを利用した入金先「オライオン・リロケーション・サービス」の情報をグレンに集めさせる。

第9話 オライオン・リロケーション・サービス

スコヴィッチはストレンジャーの記憶を蘇らせ、銀行でレッドになりすましたのが誰なのか聞こうとするが、拷問に耐える訓練をしている彼は話さない。そこで彼の記憶にカタリーナを登場させ当時のことを引き出す。ドムは「タウンゼント指令」でカタリーナ殺害指示が出た今、彼女が死ぬところをKGBに見せるしかないとホテルに張り込むが……。

第10話 カタリーナ・ロストヴァ

リズはマディがカタリーナだったと知るが、カタリーナはバーディを呼びリズをとらえて自分の部屋につなぐ。アグネスを友達の家へ送り、リズに今までの経緯を説明する。レッドはイリヤではないと言いファイルを見せる。最初は抵抗していたリズだったが、そのうちカタリーナを信じるように……。

第11話 ヴィクトリア・フェンバーグ

レッドは自分が持っていた美術品の手箱が贋作だったことから、その贋作師を捜すようリズたちに依頼する。オリンピア美術館にあるジュディス・レイスターの自画像が怪しいと伝える。案の定、作品は贋作。防犯カメラの映像から判明した容疑者は、リチャード・ヴィターリスという男だった。

第12話 コーネリアス・ラック

レッドは例の手箱を持ち、他の手箱を持つ仲間と共にバルト海の島に集められる。その島はレッドたちが泊まる屋敷しかない無人島だった。仲間全員が1つずつ持って散らばった手箱を集めて買い手に売ろうとしたのだが、そのうちの一人マーゴが突然倒れて死に、レッドの解剖で毒殺だと分かる。

第13話 ニュートン・パーセル

サーバーセンターが爆破され、そこにNSAのデータがあったことから外国のテロと睨んでFBIが捜査するが、レッドは国内の犯行だと言う。調べるとセンターが停電した直後、修理に現れた男は修理会社の盗難車に乗っていたことが発覚。しばらくしてその車が乗り捨てられているのが発見され、運転席には市議会議員の死体があった。

第14話 トワミー・ウルラク

レッドが密輸していた品物がアラスカ・トライアングルと言われる地域で姿を消す。行ってみると荷物は奪われコンテナは湖に沈んでいた。レッドはリズたちに謎を解くように要請し、自身はイタリアへ。奪われた積み荷は香水の原料となるアンバーグリス(竜涎香)で、調香師から仕入れた業者の名前を聞き出すが……。

第15話 ゴードン・ケンプ

レッドの目の前で、大学に合格したと喜び涙していた店員がコンビニ強盗に射殺される。強盗はレッドが射殺するが、その強盗が使った銃は最近100ドルくらいで売り出した安いセミオートマチック銃だった。レッドはその銃を製造販売しているファイン・カリバー社のゴードン・ケンプ社長をブラックリストの人物としてリズたちに渡す。

第16話 ナイル・ハッチャー

以前、娼婦たちが麻酔で眠らされ、墓地で生き埋めにされ殺害された未解決事件があった。1週間前、別の墓地で同じ状態の遺体が発見され、リズたちは捜査することに。一方、レッドはデンベの宗教上の指導者がFBIのテロ対策部につけ回されているので、その理由を調べてくれとクーパーに依頼する。

第17話 兄弟

レスラーは兄ロビーに連れられて、デトロイトの実家へ帰ることに。久しぶりに兄弟が揃ったことに喜ぶ親族だったが、レスラーが戻った本当の理由は知らされていなかった。レスラーとロビーには、父親に関する重大な秘密があり、兄弟たちはその秘密を隠し通すためにある計画を立てていたのだった……。

第18話 ロイ・ケイン

倒れたレッドは死を覚悟し、資産をリズに残すべく手続きを始める。サキヤが見つけた指紋は何年も前から刑務所に服役中の囚人ルエルのものだった。しかも何年も独房にいると言う。レスラーとリズが会いに行くとルエルは何も言わなかったが、レスラーに「話したい」とメモを渡す。だがそのメモの内容が監視カメラに映っており……。

第19話 カザンジャン兄弟

リズはカタリーナに尾行されていることに気づき、やめるよう伝える。一方、レッドはリズにカザンジャン兄弟を追うよう伝える。犯罪者たちの会計士フランク・マーウィンが何者かに命を狙われた後、逃亡を助けたのがその兄弟たちだと言う。レスラーたちがマーウィンの自宅へ行くと、娘に電話をかけたことが判明。その手掛かりから潜伏先が分かる。

このドラマはTSUTAYA DISCASでレンタルできます。このドラマはNetflixで配信しています。

この記事の執筆者

海外ドラマフリーク編集長
海外ドラマフリーク編集長
U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。

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原題ほか:Black list, ブラックリスト
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