あらすじ
アガサ・クリスティーの短編小説で後に自身によって戯曲化された作品をBBCが2016年にドラマ化。金持ちの未亡人を殺害した容疑で起訴された青年とその妻、青年の弁護士を中心に展開する法廷サスペンス。
検察側の証人の感想
ドラマ前半は画面がダークで、耳障りとさえ感じられるメイヒューの咳に表されるように戦争の傷跡が残るウツな展開。原作の予備知識なしで観たので、一体何が真実なのだろうかと裁判の場面はハラハラさせられた。裁判後は、倒れてしまったメイヒューのベッドに日差しが降り注ぐように、一転して明るい色調に彩られた場面が続く。その明るさの中で、裁判の真相と、メイヒューの罪悪感の正体が最後に明らかになるというストーリー展開がうまい。場面が華やかできらびやかなほど、そこに隠された罪が色濃く映し出されるからだ。メイヒュー弁護士を演じるのは、名脇役として多数の映画やドラマに出演しているトビー・ジョーンズ。ドラマでは「シャーロック」のシーズン4第2話で登場したり、「ウェイワード・パインズ 出口のない街」などに出演している。フレンチ夫人は、「セックス・アンド・ザ・シティ」のサマンサ役でおなじみのキム・キャトラル。とりわけ印象的だったロメインを演じたのはアンドレア・ライズボローで、映画『オブリビオン』などに出演している。
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Season1 エピソード
この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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