あらすじ
米国人作家ポール・セロー原作のドラマで、ハリソン・フォード主演で1986年に映画化もされている。優秀な発明家で頑固な理想主義者であるアリー・フォックスは、米国政府から逃れて自由を手に入れるために、家族を連れてメキシコへと危険な旅に出る。
モスキート・コーストの感想
アリーが一体何をしたのかわからないまま逃亡生活がスタートし、ちょっとモヤモヤしつつも、毎回の修羅場にハラハラしてしまう。初回はデイナに同情してしまうが、最後の彼女の行動にはビックリした。親に翻弄される二人の子供が哀れだが、親子の愛情は確かなようで、親を信じてついていく姿がいじらしい。父親アリーを演じるのは原作者ポール・セローの甥であるジャスティン・セロー（「LEFTOVERS 残された世界」）。自分勝手で全く共感できないキャラクターだが、発明家なので頭は良く、随所でその知識を応用して乗り切るところは感心する。シーズン2への更新が決まっているが、緊張感が大事なこういうドラマはできれば1シーズンで終わらせて欲しかった。とは言え、シーズン2も観てしまうだろうと思う。
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予告編（英語)
Season1 エピソード
第1話 旅立ち
合衆国政府の網の目をすり抜けて暮らしてきたフォックス一家は、ついに居場所を突き止められてしまう。一家は新しい生活の場を目指して逃走する。
第2話 フォックスとコヨーテ
フォックス一家は国境を越えてメキシコに入るため、ふたりのコヨーテ（密入国の請負業者）を頼る。
第3話 名もなき場所
当局の追っ手が迫る中、フォックス一家とチューイは徒歩で砂漠を渡ることに。そこでは、自然と人の両方がもたらす逆境に見舞われてしまう。
第4話 バス停
フォックス一家の避難先は広大な敷地をもつ豪華な屋敷だった。その家で全権力を握っている女性家長は、フォックス一家のことをゲームの駒としか見ていなかった。
第5話 エルヴィス、イエス、コカ・コーラ
メキシコシティに到着すると、アリーとマーゴは姿の見えない窓口役との接触を試みる。一方、宿に残された子供たちはトラブルを起こす。
第6話 カラカ
正体不明の組織に囚われたアリーとマーゴは、脱出して子供たちの元に戻るのだが…。
第7話 グラス･サンドイッチ
シーズン最終話。フォックス一家は家族全員が一緒にいられるか、永遠に引き裂かれるかの危機に直面する。
Season2 エピソード
第1話 窮地
船でジャングルの奥へと進むフォックス一家。アリーとマーゴはアメリカの当局から追われることになったいきさつを子供たちに語る。
第2話 低危険種
嵐で船体に穴が開いてしまう。川が増水している中、浸水を防ぐためにディナはあり合わせで工夫して穴を塞ぎ船を守る。
第3話 無限の太陽
フォックス一家はジャングルの奥地にある隠れコミュニティーに到着する。しかし周囲になじむことができず、とどまるべきか悩む。
第4話 ぼろきれ、骨、束ねた髪
マーゴは家族を分裂させる行動に出る。チャーリーは図らずもコミュニティー全体を危険に陥らせてしまう。
第5話 前向きな見方
アリーはカーサ･ロハの地主の指示で危険な任務の遂行を強いられる。カーサ･ロハには思いがけない客が現れ、マーゴと子供たちを混乱させる。
第6話 ヤギの頭のタコス
カーサ･ロハの新事実が明らかになり、アリーは地元の麻薬王と組むことを強いられる。マーゴは家族の将来を自らの手で切り開かねばならなくなる。
第7話 ユダの火あぶり
アリーは家族の運命を一変させうる発見をする。マーゴはリチャードに接近して信頼を得ようとする。
第8話 デッド･トーテム
アリーとチャーリーはギレルモの秘密を暴くためジャングルを旅する。マーゴはカーサ･ロハでのリチャードの本当の目的を知る。
第9話 別々の道
アリーとマーゴは家族の未来を守るため、別々の道を歩むことにする。ディナは高級リゾートに身を潜め、自分の進む道について考える。
第10話 称賛
シーズン最終話。一家は家族の未来を決めるために再び集まるが、予期せぬ危険が襲い、フォックス一家の旅が脅かされる。
このドラマはApple TV+で配信しています。
この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV＋, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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