あらすじ
アガサ・クリスティーが生み出したもう一人の名探偵、ミス・マープル。ロンドン郊外の架空の村セント・メアリ・ミード村に住み、桜色の頬をした上品でチャーミングなマープルは、村の情報通で抜群の人間観察力と鋭い推理力を持つ老婦人。事件が起こると、自分自身の経験や、過去にあった出来事、村の噂話などから見事な推理を展開していく。グラナダTVで放送されたシリーズで、ミス・マープルを演じたのは2004~2008年はジェラルディン・マクイーワン、2008年以降はジュリア・マッケンジー。
アガサ・クリスティー ミス・マープルの感想
「名探偵ポワロ」と並んで人気のある名探偵、ミス・マープル。シーズン1からシーズン3までをジェラルディン・マクイーワン、シーズン4からシーズン6までをジュリア・マッケンジーが演じています。原作とは時代設定を変えて独自な工夫が凝らされているようですが、ミス・マープルの上品なかわいらしさは健在です。1話が約90分という長編ドラマなので見応えもあります。シーズン4の第2話「殺人は容易だ」には探偵役としてベネディクト・カンバーバッチが出演しています。彼は立ち居振る舞いが凜としていて、やはり英国のドラマで様になるなあと感じます。