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ライン・オブ・デューティ

ライン・オブ・デューティサスペンス
シーズン数6
IMDbスコア8.6/10
ジャンル 犯罪, サスペンス
主要出演者マーティン・コムストン
レニー・ジェームズ
ヴィッキー・マクルア
配信中サービス 31日間無料
U-NEXT
 作品豊富な
Netflix
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あらすじ

テロ対策班に所属する若き巡査部長・スティーブは、誤射事件の隠蔽指示を拒否したことから現職を追われてしまう。異動先は汚職特捜班。通称「AC-12」と呼ばれる、汚職警察官を取り締まる部署だった。そこでスティーブは警察内部の闇を垣間見ることになる。

ライン・オブ・デューティの感想

ありがちな犯罪捜査ドラマではなく、警察内部の捜査を描いている。警察の内部監査というと嫌われもの扱いされがちだが、このドラマも例外ではなく同じ警察官から嫌われており、エリートコースを進んでいたスティーブ・アーノットの左遷先として選ばれたのも理解できる。AC-12班のメインの3人は、俳優として華があるタイプではなく、その調査内容も相まって絵面もとにかく地味である。しかし、彼らの地道な捜査によって調査対象が次第に追い詰められていく展開に目を離せなくなる。尋問シーンの心理的な駆け引きも見どころの一つ。シーズン1の調査対象はレニー・ジェームズ、シーズン2はキーリー・ホーズなど、毎回、華のある俳優を起用しているのも面白い。1話のエピソードがみっちりと作られていて長く感じるが、1シーズンは5話か6話なのでシーズンの区切りとしてはちょうど良い長さだ。シーズンを追うごとに面白さも増していく。重厚で渋い英国ドラマが好きな人にはぜひ観て欲しい。本国では大人気のドラマで、2020年にシーズン6が製作されることが決まっている。

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予告編(英語)

Season1 エピソード

第1話

スティーブ・アーノットはAC-12と呼ばれる警察内部の不正を探る特捜班に着任し、そこでトニー・ゲイツ警部に関する捜査に加わる。年間最優秀警察官に選ばれるほど優秀なゲイツが何故捜査対象になるのか最初は訝しがるアーノットだったが、上司のヘイスティングス警視の毅然とした捜査姿勢や、とあるひき逃げ事件の捜査資料から、次第にゲイツに関する真実を明らかにする必要があると考えるようになる。

第2話

ゲイツの仕事の裏には、点数稼ぎの多重摘発や愛人によるひき逃げ事件等の隠しておきたい事情があった。事故の当事者であるゲイツの愛人・ジャッキーは、ふたりの関係を隠し他人として出頭。ひき逃げ事故を起こした車は「盗難に遭った」と説明するが、捜査が進展するにつれゲイツは彼女との関係を絶とうと必死になる。事件の裏には、ゲイツも知らない真相があったのだ。彼は幸せな結婚生活とキャリアの間で選択を迫られる。

第3話

ゲイツとジャッキーの関係を疑い始めたアーノットは、ジャッキーの家へ。中にはゲイツがおり「ジャッキーを逮捕するために来た」と言う。テーブルにはグラスがふたつ、カーペットには血溜まりがあったが、遺体は何処にもない。しかし、アーノットは、ふたりの関係が捜査に影響を及ぼしたことを確信。潜入捜査でゲイツの班に入ったケイト・フレミングの協力を得て、ゲイツをはめるための罠を仕掛けることに。

第4話

ゲイツの処分と予算削減を天秤にかけられ捜査から外されたアーノットに反し、フレミングは事件の真相を暴くため単独での潜入を継続する。しかし、その行動がゲイツ班の一員であるナイジェル・モートンの目に止まってしまう。ひとつでもミスをすれば潜入捜査官であるとバレてしまいかねない。そんな中、アーノットが捜査に復帰。引き続き表向きは多重摘発、その裏では資金洗浄と殺人事件の捜査を続けることに。

第5話

家族に危険が及んだことで、ゲイツは逃亡。早期逮捕の圧力がかかるAC-12は、共謀や誘拐、殺人未遂等の疑いで捜査を続ける。しかし、誘拐されたアーノットを救出したのはゲイツだった。彼は家族や自身のキャリアを守るため、一連の事件の犯行組織の首謀者を差し出すとアーノットに伝えるが……。遂に首謀者・トミーの電話番号のひとつが判明。アーノットとフレミング、そしてゲイツもその車を追跡する。

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Season2 エピソード

第1話

何者かの待ち伏せにより証人護送中の警察車両が銃撃される。同乗していた警官3名は死亡し、証人も重症で病院へ運ばれるが、別の車両で先導していたリンジー・デントン警部補だけは無事だった。スティーブ・アーノットらAC-12の面々は、事件当夜の状況やデントンの証言からこれを疑問視。証人護送という警察内部情報の外部漏洩があった可能性と、それに関わった人物としてデントンへの疑いを強くしていく。

第2話

銃撃にあった証人が入院する病室に何者かが侵入。アーノットと、新しくAC-12に配属されたジョージア・トロットマンはその場で侵入者と揉み合いになる。その直前、デントンがどこかへ電話をかけているのを掴んでいたAC-12は、この一件でより本格的にデントンの調査に乗り出す。護送車に同乗していて死亡した証人保護官と警察学校の同級生だったケイト・フレミングが、デントンの部下として潜入することになるが…。

第3話

AC-12のリーダーであるテッド・ヘイスティングスは、襲撃の中で唯一無事であったこと、証人の病室に何者かが押し入った際に病院に電話をかけていたことを状況証拠としてデントンを逮捕する。デントンは保釈を請求するも認められず、刑務所に収監され、更に刑務官や他の受刑者から執拗な暴行を受ける。フレミングは刑務所へ赴いて更にデントンを取り調べるが…。捜査が進むに連れ、真の黒幕が明らかになっていく。

第4話

デントンが警察高官であるドライデンの事件への関与をほのめかしたため、AC-12の面々は彼への聞き取りを行う。そんな中、銃撃によって死亡した警察官の夫が金銭と引き換えに襲撃の手助けをしたとして逮捕されてしまう。病気の母を見舞うための外出許可を得るため、再度AC-12の聴取を受けるデントン。そこで彼女はドライデンと不倫関係であったことを証言したが……。

第5話

汚職警官たちによる大きな陰謀に巻き込まれていたデントンは、自分の人生をかけてこの陰謀と戦うことに。一方、AC-12は汚職警官と犯罪組織とのつながりをみつけるため、とある人物の身元を調査していた。また、アーノットの捜査によりデントンとドライデンの過去の関係について新たな事実が判明する。ドライデンと襲撃事件をつなぐ証拠が次々と浮かび上がってくる。

第6話

AC-12は遂に、警察内部に存在する犯罪集団の正体にたどり着く。これによりアーノットはデントンの無実を確信したように見えたが、同じAC-12のメンバーであるフレミングはデントンが襲撃に関わった証拠を捜して更に調査を進めていた。

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Season3 エピソード

第1話

犯罪組織による殺人を阻止する作戦中、被疑者が射殺された。発砲した巡査部長のダニーはチームに虚偽の証言を強要。ケイトが潜入して内部を捜査する。

第2話

ドラッグハウスで何があったか、チームに問い詰めるケイト。一方、事件の謎を解く鍵となるダニーの少年時代の写真が見つかる。

第3話

ケイトはハリ・ベインズを尾行するが、邪魔が入る。一方、アーノットはダニーの昔の仲間を見つけ出し、忌まわしい過去が明らかになっていく…。

第4話

ダニーの事件と別の殺人事件の繋がりが明らかになるにつれ、AC-12では互いに疑念を抱くようになる。リンジー・デントンは復讐の機会をうかがう。

第5話

疑惑をかけられたアーノットは真犯人にたどり着くため、意外な人物の手を借りる。一方、ヘイスティングスはフェアバンクに対する捜査を始める。

第6話

アーノットは容疑をかけられ、逮捕されてしまう。一方、ケイトとヘイスティングスは事件の核心に迫り、警察の怠慢と有力者の悪行が露呈していく。

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Season4 エピソード

第1話

過度な重圧の中、ロズ・ハントリー警部は連続殺人犯を逮捕する。だが、鑑識官のティムは証拠がねつ造されたのではないかとAC-12に警告する。

第2話

女性のバラバラ死体が発見される。また別の遺体も発見され、AC-12も捜査にあたる。新たな事件が加わり現場はますます緊迫していく…。

第3話

AC-12は”トラップドア”に関して本格的な捜査を開始する。事態が複雑化する中、スティーブは通常ではありえない可能性についても調べることに。

第4話

スティーブは襲われて怪我を負い、重症で病院に入院する。AC-12はロズの夫ニックを尋問するが、証拠からロズが関与した疑いは強まる一方であった。

第5話

また一つ新しい遺体が発見される。スティーブは完全な状態ではないが、仕事に復帰する。事件の真相に近くに連れ、ロズとニックの関係はボロボロに。

第6話

ティム・アイフィールド殺害事件のことで、厳しい取り調べを受けるニック。そして追い詰められていくロズ。あの夜、一体何が起こったのか!?

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Season5 エピソード

第1話 

警察車両が襲撃されて乗っ取られる事件が発生。AC-12は、手際よく凶行に及んだ犯罪組織を追いかけるが、この組織は汚職警官とつながっていた。

第2話 

新しい手掛かりを追うスティーブとケイト。新たな情報のおかげで、大胆な奇襲作戦を行うことが可能になる。ある高官と犯罪組織との関係が明かされる。

第3話 

AC-12の捜査が核心に近づき、コルベットは無謀とも思える危険な作戦を計画。作戦を成功させるには、マックイーンが汚職警官に接触する必要があった。

第4話 

黒幕の正体が分からないまま、AC-12に対して疑念が渦を巻いてゆく。テッドと北アイルランドとの深い関わりには、一体どんな真実が隠されているのか?

第5話 

謎に包まれた”H”への捜査が強化され、スティーブとケイトはヘイスティングスの秘密に考えをめぐらせる。DNA鑑定の結果、新たな疑惑が持ち上がる。

第6話 

ヘイスティングスに対して容赦ない聴取が繰り返される中、ある会話の録音を手に入れるスティーブとケイト。新たな証拠から衝撃の事実が明らかに。

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Season6 エピソード

第1話 

AC-12からヒルサイド・レーンの殺人捜査班(MIT)に異動したケイトは、ゲイル・ヴェラの殺害事件を追う“灯台作戦”に加わる。ある夜、ヴェラを殺したと話すロス・ターナーという男の目撃情報が入る。

第2話 

スティーブたちはゲイル・ヴェラのプロデューサーを訪ね、彼女が捜査の不備を取材していたこと、殺害時に家を荒らされていた形跡があることを知る。犯罪組織の犯行を疑うなか、カール・バンクスの遺体が見つかり…。

第3話 

ヴェラ殺害に関する新たな目撃者の証言で、テリー・ボイルの取り調べが再び行われる。彼が重要な情報を口にしかけた時、デイビッドソン警部は取り調べを中断する。署からの帰り道、ボイルに危険が迫り…。

第4話 

バッケルスが捕らえられ灯台作戦のデイビッドソンがトップに。警視監補は部門統合と人員削減をヘイスティングスに告げ退職を勧める。ケイトらはブックメーカー強盗の実行犯から銃が特別製だったとの情報を入手する。

第5話 

スティーブたちはヴェラが取材していたヘイトクライム、ローレンス・クリストファー殺害事件の調査を始める。クリスの報告で、MITはブックメーカー強盗に使用された銃の製造場所で捜査中のAC-12と鉢合わせる。

第6話 

ピルキントンの遺体が発見され、ケイトとデイビッドソン警視が逃走するが、あえなく捕まる。警視監命令でヘイスティングスの後任となるべく権限を委譲されたカーマイケル警視正は、デイビッドソンを取り調べる。

第7話 

作業場の床下から凶器が発見される。凶器にはピルキントンやトニー・ゲイツの指紋が残されていた。一方、押収された関係者のPCから、共通する“スペルミス”があぶり出される。その頃、収監中のデイビッドソンは…。

このドラマはU-NEXTで配信しています。このドラマはNetflixで配信しています。

この記事の執筆者

海外ドラマフリーク編集長
海外ドラマフリーク編集長
U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。

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原題ほか:Line Of Duty, ラインオブデューティ, 汚職特捜班,