あらすじ
『ゲット・アウト』『アス』などの映画を手がけたジョーダン・ピール監督が制作総指揮を務めるドラマ。1977年のニューヨークが舞台。アメリカに潜入し、第4帝国の設立を企むナチス高官たちを「ナチ・ハンターズ」と呼ばれる団体が捕らえ、彼らの新たな大量虐殺を防ごうとする。
Hunters/ナチ・ハンターズの感想
映画『ゴッドファーザー』など数多くの映画に出演してきた名優アル・パチーノがドラマに初登場。また、主役のローガン・ラーマンは映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シリーズに出演している子役出身の俳優で、彼の本格的なドラマ主演作としても注目されています。また、「クラス -ねらわれたコールヒル高校-」に出演したグレッグ・オースティンも共演します。ドラマのトーンは少し暗めですが、画面が暗いという意味ではなく、絵の具を塗ったような鮮やかな背景が目を引きます。この時代ならではの社会情勢や人種差別も丁寧に盛り込んでいます。ナチスの非道な行為の描写は恐ろしく、特にチェスに関係する場面は本当にゾッとしました。アル・パチーノは、かなりお腹が出て年取ったなという感じですが、さすがに存在感があります。最初は幼くて向こう見ずだった主人公のジョナがハンターズに入ることでどのように変わっていくか、そしてハンターズの戦いはどうなっていくのか、が見どころです。グレッグ・オースティンが演じる殺し屋は無表情で感情を露わにしませんが、ヒットラーを讃えるセリフでは目がキラキラしてとても不気味です。このドラマに対する海外のレビューを見ると賛否両論という感じで、やはり人種問題が絡むのはデリケートなテーマなのでしょうね。また、クエンティン・タランティーノ監督風だという評価もあり、なるほどと思いました。テーマは重いのですが演出に様々な趣向が凝らされているので一見の価値はあります。
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Season1 エピソード
この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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