あらすじ
アメリカ大統領の執刀医に指名されたエリート外科医のエレン・サンダース。だが大統領の手術前夜、覆面の男たち4人が突如エレンの自宅に押し入ってくる。FBI捜査官のダンカン・カーライルをリーダーとする犯行グループは、エレンの夫と2人の子供を人質に取り、「明日の手術中に大統領を殺せ。従わなければ家族の命の保証はない」とエレンを脅すのだった。大統領の命か、家族の命か。究極の選択を迫られ、極度の緊張状態の中で手術当日を迎えたエレンだったが、とっさの判断で手術を2週間延期することに成功する。だがそれは、彼女が経験する壮絶な闘いの、ほんの始まりに過ぎなかった。
さすがジェリー・ブラッカイマー製作総指揮で作られたドラマだけあって、ハラハラドキドキ感が止まらない。現役のFBI捜査官がなぜ犯罪を犯してまで大統領を殺害させたいのか?など、物語に厚みがある。エレンの家族を人質に取った後も、それぞれの家族に日常生活を普通に過ごさせて周りから怪しまれないようにし、かつ常に監視しているシーンなどはよく考えられている。このドラマの主役はエレンを演じるトニ・コレットと、ダンカン役のディラン・マクダーモットの2人であると言え、この2人の演技対決はとても見応えがある。手術が延期された2週間を、1日1話の進行スタイルで描いていくのも面白い。
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予告編(英語)
Season1 エピソード
第1話 究極の選択
エレン・サンダースはワシントンD.C.で大学病院に勤める米国屈指の優秀な外科医だ。エレンは医師という仕事のプレッシャーにも動じないタフな精神力と確かな腕で自らのキャリアを切り開いてきた。そんな彼女がアメリカ大統領キンケイドの執刀を任されることになる。だが、手術の前夜、覆面の男たちが自宅に押し入り、夫と2人の子供を人質に取って手術中に大統領を殺せとエレンに命令する。
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第2話 見えない鎖
犯行グループのリーダー、ダンカンの命令に背き、手術を延期したエレン。だが、そんなエレンの態度に激怒したダンカンは命令に従わないなら家族の誰かを殺すと脅す。さらにダンカンはエレンと家族に延期された手術までの2週間、普段どおりの生活を送るように言いつけ、エレンと家族の行動はすべて、犯行グループによって監視されることになる。
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第3話 接触
キンケイド大統領はエレンを執刀医から外すことを決断するが、暗殺を成し遂げたいダンカンはエレンが続投できるよう大統領を説得しろと強要する。そんななか、ダンカンの娘ソーヤに会ったエレンは、ソーヤの描いた絵からダンカンの素性を知り、何か事情を抱えているのではないかと思い始める。一方、ブライアンはエレンにダンカンから逃げだそうと言い出す。
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第4話 2:45 PM
エレンと夫のブライアンは子供たちを連れてダンカンたちから逃げる方法を考えていた。ブライアンは自分がおとりになり犯行グループの注意を引くと言い出す。そんななか、白血病を患い闘病中のダンカンの妻ニナは、化学療法をやめ残された時間を夫や娘とともに過ごしたいとダンカンに訴える。一方、逃亡計画を実行に移したエレンたち一家に思いもよらない過酷な試練が待ち受けていた。
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第5話 報い
ブライアンが瀕死の重傷を負い、エレンは子供たちにメモを残して自宅へ戻る。ダンカンはブライアンの緊急手術を自宅で行うように言い、またもやエレンは人生が一変するような究極の選択を強いられるのだった。一方、犯行グループの一員であるアーチャーが独断で何の罪もない人間を殺してしまい、その報告を受けたダンカンはアーチャーを問いただす。
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第6話 招かれざる訪問者
エレンの妹ローレンがエレンの家にしばらく滞在するつもりで何の連絡もせずにやってくる。だが、ダンカンはローレンに事態が発覚することを恐れ、いつもと変わらない様子でうまく追い返すようエレンに命令する。そんななか、エレンは質疑のため、ふたたびシークレットサービスから呼び出しを受ける。だが今回はダンカンの目の前で平静を装いつつ質問に答えなくてはならなかった。
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第7話 残された切り札
エレンと夫のブライアンは状況を打開したいと思いつつ、逃げ出すこともダンカンをやりこめることもできずにいた。そんななかエレンは以前、自分を救ってくれた人物とひそかに会い、その人物に助けを求めることを考える。しかし驚くべきことに、その人物はダンカンと密接な関わりがあった。一方、ブライアンはダンカンを殺害する方法を思いつき、実行に移そうとする。
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第8話 背後にある理由
ブライアンとダンカンがもみあいになり、毒薬が入った注射器がダンカンの胸に刺さってしまう。エレンはダンカンを治療し、彼を殺しても解決にはならないと夫を諭す。そしてエレンはダンカンの妻に会いに行くことにする。一方、大統領の側近のクエンティンとブレア大佐は大統領からアメリカ国民を対象とした政府の監視プログラム“全情報作戦”を公表したいという意向を受ける。
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第9話 知りすぎた男
シークレットサービスのホフマンは熱心な捜査により大統領暗殺の陰謀の真相に近づきつつあった。だが、それに危機感を抱いた黒幕はダンカンに彼を排除するよう命じる。一方、ダンカン自身の計画は次なる段階に入っていた。ダンカンはエレンにある物を大統領を暗殺する際に使うようにと手渡す。そんななか、エレンは大統領とダンカンの妻ニナにまつわる驚愕の事実を知ってしまう。
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第10話 35年前の真実
大統領の側近が殺害された。エレンはダンカンが抱えている事情を知り、彼に暗殺の陰謀から手を引くように訴える。だが、ダンカンはもう後戻りはできないと言うのだった。一方、暗殺計画の黒幕はダンカンに頼らずに事を成そうと画策していた。そんななか、医療記録からエレンはある人物がダンカンの妻ニナの骨髄ドナーになれる可能性があることに気づく。
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第11話 バンテージ・ポイント
黒幕は大統領暗殺のために新たな狙撃手を雇う。だが、ダンカンにはその筋で暗殺が成功すると困る事情があった。ダンカンはエレンの家族を部屋に閉じ込め、狙撃を阻止するためにチーム全員でニューヨークへ向かう。一方、ダンカンにとって義母であり、妻の実母のケイトはバートンのもとを訪れていた。そしてケイトは、かつて大統領が犯した悪事を暴露したいと言い出す。
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第12話 偽りの同盟
ニューヨークで狙撃の妨害に成功したダンカン。だが、それを受け、ある人物が彼の前に姿を現す。一方、ブライアンは警察にダンカンと犯行チームについて、すべて話そうと考えていた。しかし、そんなブライアンのもとにバートンが現れ、エレンとダンカンの親密さを示す証拠を見せて警察への告発を思いとどまらせる。そんななか、エレンはダンカンの計画に協力することを決心する。
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第13話 女たちの決断
ブライアンから真実を聞かされたニナはダンカンを問い詰め、自分の気持ちをぶつける。一方、ダンカンへの協力を決意したものの、医師という立場から考えを改めたエレンは大統領暗殺の手助けはしないと宣言する。そして、子供たちを守ることを条件にニナを救う別の方法を提案するのだった。そんななか、夫の犯した罪が許せないニナは病院を抜け出す。
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第14話 すべては家族のために
ある人物によって妻ニナと娘ソーヤを拉致されてしまったダンカン。サンドリーヌの裏切りに気づいた彼は、彼女を利用してニナとソーヤの居場所を突き止め、救い出そうと考える。だが、そんな事情を知らないアーチャーは、ダンカンの怪しい行動に不信感を募らせていくのだった。そんななか、エレンは手術前の最後の診察のためにホワイトハウスへ向かう。
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第15話 エンドゲーム
ニナとソーヤを拉致されたダンカンは大統領の暗殺に成功すれば妻子を解放すると言われる。一方、大統領の手術のために病院へ向かったエレンだったが、エレンのウソに気づいた大統領夫人から釈明するように迫られるのだった。そのうえ、手術でも予想外の事態が発生し大統領の命が危険にさらされてしまう。エレンはどうなってしまうのか?そして、最後にダンカンが下した大きな決断とは?
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