あらすじ
デトロイト警察殺人課の刑事ルイス・フィッチ。謎に包まれたNYでの過去を持ち、その独特の振る舞いで他人を寄せ付けない雰囲気を醸し出す。ただし取調べ時には容疑者の前で長時間に及ぶ無言の圧力で自白を引き出すなど、その異端の捜査能力には誰もが一目置いている。そこに新たなパートナーとして着任する新人刑事ワシントンだが、フィッチとの相性は最悪の模様。そして興奮の初日が、最悪の一日となる。美しくタフな女性刑事サンチェス、麻薬潜入捜査官から異動してくるストーン、定年を迎えようとしているロングフォードなど、3組の「相棒」たちが、デトロイトの殺人事件に立ち向かう―。
デトロイト 1-8-7の感想
タイトルの『1-8-7』とは警察用語で「殺人事件」を表しているそうだ。デトロイトの劣悪な治安に立ち向かう骨太な刑事ドラマとしてなかなか面白かったのだが、残念ながらシーズン1での打ち切りになってしまった。
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予告編
海外ドラマ『デトロイト 1-8-7』予告篇 – YouTubeSeason1 エピソード
第1話 薬局殺人/貨車の死体
メイスン警部補率いる殺人課で勤務初日を迎えたワシントンは、課内きっての腕利き刑事フィッチと殺人現場の薬局へと向かう。遺族に対する説明の場で彼の携帯電話が鳴り響き、これに怒ったフィッチは、メイスンにワシントンが不適格だと直訴する。麻薬課の捜査員ストーンの協力を得て捜査が進む一方で、別件を追っていたロングフォードとマハジャンは、貨車の上で発見された被害者と薬局殺人事件の意外な接点を発見する。
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第2話 ローカル・ヒーロー/花婿の死
新たに殺人課に加わったストーンとサンチェスが確認した被害者は、地元では有名なアメフト選手、カルバン・ギブスだった。現場に捨てられた携帯電話から被疑者を割り出すよう、ストーンらに指示するフィッチ。ロングフォードとマハジャンは川から引き上げられた死体が、その夜に結婚したばかりの花婿だと知り、華やかなパーティーに隠された闇を捜査する。ワシントンが署内で撃たれた件を巡り、フィッチの怒りが爆発した。
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第3話 空き家の住人/退役軍人
ストーンとサンチェスが確認した被害者は退役軍人の父と16歳になったばかりの息子だった。事件の手掛かりは、死の直前に息子が購入したという1台の車だ。フィッチは職場に復帰したワシントンと共にブラッシュパーク歴史地区で殺害された女性の捜査にあたる。被害者女性が住んでいたのは銀行が差し押さえた家だと判明した時、フィッチは一見単純に見えるこの事件の背景に、不動産王ヘンリー・マロイの関与を強く疑う。
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第4話 洗車屋殺人/絶たれた才能
何者かに拷問され殺されたオーナーが営む洗車屋は、とある麻薬売人の資金を洗浄する役目も果たしていたと判明する。覆面捜査員時代のコネを使い犯人の情報を探るストーン。フィッチは被害者の義姉を説得し捜査への協力を求める。一方でロングフォードとマハジャンは、若き才能あるミュージシャンがレコード店の駐車場から突き落とされ死亡した事件の捜査にあたるが、事件解決の鍵は音楽家の隠された素顔にあった。
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第5話 消えた40口径/学園の闇
メイスン警部補の娘シモーヌが通う学校で、1人の女生徒が殺害された。浮上した容疑者は性犯罪の前科を持つ建設作業員の男だ。娘の無事に安堵するメイスンだったが、フィッチとサンチェスはシモーヌが何かを隠していると考える。ロングフォードとマハジャンが確認した名無しの遺体は有能な弁護士の息子だと判明する。犯行現場のレストランの元従業員女性を容疑者として確保する2人だが、彼女の供述は予想外の内容だった。
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第6話 失われた子供たち/アイボリータワー
自動車内に1人の女性の射殺体と、まだ幼い女の子の姿が発見される。フィッチとサンチェスらは、この女児の父親が犯人だと推理し捜査を開始するが、この殺人事件の裏には里親制度が抱える悲惨な現実が存在していた。大学の敷地内で発見された男の遺体は同大学の清掃員。現場に残された大きな足跡と通報者である2人の女子学生を手掛かりに、ロングフォードらが捜査を始めるが判明した動機にマハジャンは言葉を失う…。
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第7話 婚約指輪/ゴミ箱の死体
サンチェス、ストーン、そしてフィッチが繁華街で発見された若い女性の殺害事件を捜査する。被害者女性は結婚を控えた優秀な技術者だった。彼女の勤務先に乗り込んだ3人は社内のもつれた人間関係に直面する。一方、ロングフォードと組んだワシントンはゴミ箱の中に発見された遺体の捜査に当たり、過去の事件の裁判で目撃証言をする男に1人付き添うマハジャンが、デトロイトの置かれた現状について思わず語り始める…。
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第8話 死体なき殺人/最後の賭け
現場に残された多量の血痕。フィッチら4人が確認した事件現場の部屋には、あるべきはずの遺体が残っていなかった。部屋の住人は18歳の少年。容疑者の影を追うフィッチ達は少年とデトロイトの過去との接点を見つけ出す。ロングフォードとマハジャンは、とあるモーテルの駐車場で起きた殺人事件を追う。現場に残されたポーカーのチップを手掛かりにカジノへと乗り込んだ2人は、被害者の切実な思いを知ることになる…。
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第9話 自動車業界の老人/小さな犠牲者
高級住宅街で発見された遺体は30年間、自動車産業に身を投じた後、引退した老人だった。容疑者として浮上したのは被害者が生前、在籍していたヨット・クラブのメンンバーの男。ロングフォードとマハジャンらは、この男の追及から捜査を開始する。一方、メイスンとフィッチらは親友の家で流れ弾に当たって命を落とした11歳の子供の事件を追う。2つの事件の捜査が進むにつれ明らかになった事実に刑事たちは驚愕する。
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第10話 シェルターが語る過去
ロングフォードとマハジャンが確認した2体の白骨死体は、過去に街で起きた暴動以来、急速に荒れ果てた地区に発見された地下の核シェルターの中に横たわっていた。死体の謎を究明するロングフォードは、デトロイトが持つ悲惨な過去に向き合わされる。メキシコ系住民が多い地区で発見されたまだ若い女性の遺体。フィッチとサンチェスらが検分した被害者の体の中心部には、まるで臓器を取り出したような切開痕があるのだが…。
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第11話 廃ビルの死体/人気女優の顔
デトロイトの街で撮影中の映画の主演女優が、トレーラーの中で遺体となって発見された。捜査を進めるメイスンとフィッチらは、華々しい世界で活躍する人気女優の隠された一面を垣間見ることになる。一方、ロングフォードとマハジャンは、凍て付く街の廃ビルで発見された死体の捜査にあたる。都市探検家に絶賛される廃虚の一角で一体、何が起きたのか。ストーンとサンチェスが、現場に残されたノートのウサギの意味を探る。
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第12話 街の鍵
近々退職するロングフォードを祝うパーティーから戻ったサンチェスらの元に1本の電話が入る。メイスンの盟友でもある副検事のアリスが何者かに射殺されたという。容疑者の男は彼女と同じ職場の検事だったが、その供述からフィッチらは新聞記者のザゴルスキーと再会する事になる。ザゴルスキーの口から告げられた名前は不動産王ヘンリー・マロイだった。宿敵と対峙し怒りを抑えきれないフィッチは予想外の行動を取るのだが…。
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第13話 38口径の疑惑
ヘンリー・マロイの殺害凶器は38口径の銃だと判明し、同じ口径の銃を予備に持つフィッチに対し殺人課の面々は動揺を隠せない。前日開催された“市の鍵”授与式のパーティー会場に乗り込みマロイとやり合ったことも疑惑を生んだ。そんな中、マロイを追いかけていたFBI特別捜査官ハーキンズが刑事たちを厳しく問い詰める。一方、ロングフォードらが確認した事件現場にはバスの中に3人の遺体と何枚もの紙幣が宙を舞っていた。
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第14話 砕かれた夢/手紙は語る
ハーキンズ特別捜査官が常駐するとメイスンに告げられた殺人課の面々は、不満を隠せない。そんななかフィッチはサンチェスらと共に遺体が発見されたダイナーへと向かう。被害者女性は将来を嘱望された若きボクサーの婚約者だと父親から知らされる。一方で殺人課に孫娘を連れた1人の女性が現れる。息子が5年前に殺され、未だ犯人が捕まらない未解決事件の遺族だ。彼女が持ち込んだ手紙をもとに、再び捜査が始まるが…。
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第15話 正当防衛/ドラッグクイーン
ロングフォードとマハジャン及びハーキンズが確認した被害者は一見、女性に見えたが実は女装した男性だった。被害者“女性”の身元を確認するために、3人は殺害現場付近にあるクラブに乗り込んで行く。そんな折、1人の男が市警殺人課を訪ねてくる。正当防衛により2人の男を殺害したと語るその男は、自らもケガを負い救急搬送される。フィッチとワシントンらは男の供述が事件現場の状況とは食い違うことを発見する。
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第16話 変転
飛び込んできた女子大生殺害事件の現場で、思いがけない人物に遭遇するストーン。クエンティンと名乗るその男は、以前からストーンと持ちつ持たれつの関係にあるパップ・クレモンズだった。フィッチら殺人課の面々が被害者の大学関係者を当たるうちに、地元で政界に強いコネを持つ名家の子息が被疑者として浮上する。事件捜査と同時並行でもつれるストーンとライリー、サンチェスとの関係が思わぬ悲劇をもたらすことになる…。
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第17話 それぞれの現実
殺人課の面々を突然襲ったストーンの死に、誰よりも心を痛めるサンチェス。息子の洗礼に際し誰を名付け親にするか悩むワシントン。着々と進められるロングフォード退職の事務手続き。息子ボビーを連れて署を訪れたリンダから、思いがけないことを告げられたフィッチは不安を抱えながらもボビーを預かる。そんな中、若いグラフィティ・アーティストの撲殺死体が発見される。犯人の歪んだ心に刑事たちの怒りが爆発する。
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第18話 刑事と父の戦い
退職の書類を提出した場で突然、心変わりしたロングフォードがメイスンらに決裁の取り消しを依頼する一方で、フィッチとボビーは久しぶりに親子の時間を取り戻す。しかし2人が訪れた博物館にニューヨーク時代の宿敵アルバート・ストラムが姿を現し、フィッチを脅迫する。そんな折に起きた、とある一家の惨殺事件がストラムの仕業だと直感するフィッチ。息子、相棒とその家族の命を守るためにフィッチが最後の賭けに出る。
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