あらすじ
普通の暮らしをしている人々に前ぶれもなく突然、木の箱が届く。箱の中身は、標的の名前と殺害期限が記された見知らぬ人の写真と、充填された銃である。その瞬間から彼らは“選ばれし者”として自動的にゲームの参加者となる。それは、“殺さなければ愛する者が殺される”という究極の選択を迫られるゲームで、“監視人”と呼ばれる謎の集団を楽しませることを目的として行われている。ひとたび参加者となった者が生き残るためには、自分も標的として狙われながら、次々と人を殺し続けるしかない。そして、この殺人スパイラルから逃れることはできないのである。
CHOSEN 選択の行方の感想
映画でも時々使われる「殺人ゲーム」を題材としており、おそらくお金と権力を持ち合わせた首謀者メンバーが、警察官も取り込んでいることが初回のエピソードからわかります。警察も当てにならないということで、理不尽にも参加者として選ばれた面々が、愛する者を守るために苦しみながらもターゲットを追うわけですが…。シーズン3まで続いたものの、きちんと完了しないクリフハンガー状態でドラマが打ち切りになってしまったようです。シーズン3まででもモヤモヤするところはあるのですが、結局それも解決せずに終わってしまいました。ただ、ドラマの緊張感は物凄く、登場人物の葛藤も伝わるので、こういう緊張感を味わいたい方にはおすすめです(1エピソードも30分弱と短いので見やすいです)。
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Season1 エピソード
第1話 箱
刑事弁護士として多忙な毎日を送るイアン・ミッチェルは目下、妻のローラと別居中で一人娘の父親だが、ある日突然、自宅に木製の箱が届くと同時に、銃で狙撃される。危うく難を逃れたイアンが箱を開けてみると、中にダニエル・イーストンという名の見知らぬ男の写真と実弾が込められた銃が入っている。そして写真には、殺害指令と期限が印字されている。謎を解明しようとダニエルに直接会いに行ったイアンは、車の中に潜んでいたマーラという女性に命を狙われる。再び命拾いをしたイアンはマーラの話から、命をかけた「ゲーム」や「監視人」の存在を知る。箱を受け取った者は、自動的にゲームの参加者となり、ゲームから抜けることは不可能だというのだ。
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第2話 標的
アンバーから「ゲーム」の話を聞いても半信半疑だったイアンだが、自宅も職場も常に何者かに監視されていることに気づき、身を守るために銃の扱い方をインターネットで学ぶ。翌日、イアンのもとに娘のエリーが映った動画のDVDが届く。送り主は不明である。娘の命までも脅かされていると悟ったイアンは、何とかゲームの謎を解き明かそうと、自分の標的であるダニエルと直接会って話をする。そしてダニエルもまた箱を受け取り、標的の殺害を指示されているという事実を知る。
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第3話 フィクサー
標的である歯科医のダニエルと会ったイアンは帰り道で何者かに狙撃されるが、反撃して犯人を捕らえることに成功した。相手はポールという名のゲームの参加者で、イアンの殺害指令を受け取り、妹を人質に取られていると言う。彼からゲームのルールや監視人の存在を知らされたイアンは、娘のエリーが人質に取られる可能性に気づき、エリーを安全な場所に匿うべく学校から連れ出した。ところが彼の動きは監視されていて、誘拐犯として警察に手配されてしまう。遠くへ逃げようと車を走らせるイアンだったが、どこからともなくパトカーが現れ、警官はイアンを拘束するとエリーだけを連れて走り去った。
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第4話 監視人
拉致されたエリーを取り戻そうと躍起になるイアンは、送りつけられたエリーの動画を撮影したのは、チャドという男であることを突き止める。そしてチャドが監視人の手先だと知ったイアンは、彼を追跡し、ついに監視人たちのアジトである邸宅にたどり着く。監視人たちは豪華なディナーとワインを前に、殺人ゲームをモニターで観賞して楽しんでいたのだ。エリーを解放するよう、監視人に求めるイアンだったが、「ルールどおりに標的を殺害しない限り人質を返すわけにはいかない」、と突っぱねられる。
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第5話 襲撃
娘のエリーを拉致されて悲嘆に暮れるローラだったが、恋人のクリスも監視人の手下だと気づき、イアンのもとに逃げてくる。ゲームは彼らが考えている以上に大がかりなものだった。イアンはエリーを取り戻すべく、ギャングの顧客を伴って監視人たちが集う屋敷に向かった。ところが彼らが屋敷に入ると、そこはもぬけの殻でエリーの姿もなかった。標的を殺す以外に娘を救う手はないと悟ったイアンは、標的の歯科医のもとへ向かう。
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第6話 選択
イアンが、人質に取られた娘のエリーを取り戻すためには、標的であるダニエルを期限までに殺すしかない。イアンはついにダニエルを殺そうと決心する。一方、ダニエルは、同じく人質に取られた妻を取り戻すため、自分の標的であるカレンという女性を殺したばかりで放心状態となっていた。そこへイアンが現れ、ダニエルを銃で脅して自分の家へ連れていく。家で待っていた妻のローラと共に、なかなか殺人に踏み切れないイアンだったが、そうこうしているうちにもエリーの命が絶たれる期限が刻一刻と迫ってくるのだった。
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Season2 エピソード
第1話 後続
バーテンダーのジェイコブは友人マックスのパーティーで美人医師のエイヴリーと出会って意気投合する。しかしその直後、彼のもとに最初の“箱”が届き、さらに彼の最初の追っ手が銃を持って現れた。銃撃戦となった現場を命からがら逃げ出した彼だったが、数時間後にその現場に戻ってみると、彼を殺そうとした男がケガを負って隠れていた。一方、ゲームの参加者にさせられたミッチェル一家のローラとエリーはモーテルに身を潜めていたが、両親が標的の男を殺すのを目撃したエリーは母親を拒絶する。
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第2話 不信
スーパーの駐車場に戻ったジェイコブは、自分を襲った男を発見するが、すぐに救急車が来て男を連れ去っていく。救急車を追跡したジェイコブは、エイヴリーが看護師をしている病院に到着するが、男はすでに死亡していた。男が不可解な死を遂げたことで、ますます混乱したジェイコブは、自分の標的に指定された銀行員のレスリーに会ってみることにする。
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第3話 防衛
ジェイコブは標的の銀行員レスリーに会いに行く。その男は仕事熱心で感じのいいサラリーマンに見えたが、実はジェイコブの正体を見抜き、毒を飲ませるという大胆な防衛手段を講じていた。銀行を出たジェイコブは具合が悪くなりエイヴリーの手当てを受ける。レスリーが飲ませた毒はヒ素だったのだ。ところが瀕死のジェイコブの家にレスリーが現れ、とどめを刺そうとする。レスリーは殺人を楽しみながらゲームに参加する“スター”だったのだ。だが皆殺しにするとすごむ彼を、ジェイコブは力ずくで殺してしまう。そのころミッチェル一家は偽の身分証を持って人里離れた山小屋に身を隠すために向かっていた。
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第4話 現実逃避
図らずも、家に押し入ってきたレスリーを殺してしまったジェイコブは、ショックにうちひしがれる。エイヴリーはそんなジェイコブをやさしく慰め、傷の手当てをする。だがその翌日、新車とともに次の箱がジェイコブのもとに届けられる。箱を開けて次の標の写真を見たジェイコブはがく然とする。
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第5話 人質
ローラとイアンは家族で生き残ろうと必死だった。彼らの写真が入った箱を受け取ったジェイコブは箱を捨てるが、その決断が愛する者を危険にさらし、自らをゲームに引き戻すことになる。
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第6話 対峙
イアンとローラのミッチェル夫妻は娘のエリーを連れて人里離れた山小屋に身を潜め、ゲームから逃れて元どおりの家族になろうとしていた。そのころ街ではバーテンダーのジェイコブが障害を抱える弟との生活に苦労していた。ある晩、彼は大金持ちの親友マックスのパーティーに出かけるが、帰る途中に車内で“箱”を見つける。不思議に思っていたところに“ゲーム”の追っ手が現れて発砲してきたのだ。命がけのゲームに巻き込まれたことに気づいた彼は、持ち前のサバイバル本能を武器に、恋仲になりつつあるエイヴリーと、弟を守るために苦しみながら標的を倒していく。
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Season3 エピソード
第1話 贖罪
不動産業者のフランクは客のジョジーに売り家を見せていたが、彼女にハンマーで殴られて殺される。ジョジーは大勢を殺してきたゲームの参加者であり、アレックスとメーガンという2人の子供を育てる母親でもあった。そんな彼女に次の箱が届き、中からジェイコブの写真が出てきた。そのジェイコブはミッチェル一家の生き残りエリーを守ることを決心するが、さっそくエリーを狙う新たな追っ手が2人の前に現れる。
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第2話 慢心
エリーとともにゲームから抜けようとするジェイコブは、エイヴリーを脅し、マックスと連絡を取ろうとする。だがマックスのもとにも突然、箱が届く。自分も監視人たちの仲間だと思っていたマックスは、ヘンリーに抗議しにいくが逆に、「ゲームに参加しないと会社を潰す」と脅されてしまう。
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第3話 奇策
襲撃を受けたジョジーの一家は激しい銃撃戦の末に自宅の隠し部屋に逃げ込んだ。なんと追っ手も母親と子供2人の家族だったのだ。一方、ゲームの参加者にされたマックスは「一緒にゲームから抜けよう」と言ってジェイコブを呼び出す。しかし待ち合わせ場所に着いたジェイコブやエリーを待っていたのはマックスの裏切りだった。
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第4話 黒い箱
ジョジーと2人の子供達はパニックルームに逃げ込んだものの、出るに出られず、ションドラ親子との持久戦に入っていた。
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第5話 72時間
愛するトレヴァーを殺されたアレックスは隠し部屋で怒りに震えるが、母のジョジーに止められて外に出られない。そのころジェイコブは72時間に3人を殺して黒い箱を手に入れるため、武器を手に入れて最初の標的のもとへ向かった。相手は老人ホームで暮らす老人だったが、実はゲームの熟練者で、ジェイコブは仕方なく手りゅう弾でとどめを刺す。さらに彼はジョギング中の中年男性とファッションを勉強する若い女性を銃殺し3人の殺害をやってのけた。そのころションドラは家に火を放ってジョジーたちを焼き殺す計画を進めていた。それに気づいたジョジーは2人の子供と隠し部屋を出て、外にいる3人と対決する。
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第6話 愛憎
3人を立て続けに殺害したジェイコブがエイヴリーのもとに戻ってくると、すでに黒い箱が届いていた。監視人たちがジェイコブの最後の標的に選んだのは、なんとエイヴリーだった。葛藤するジェイコブだったが、エリーが殺される時間は刻一刻と迫ってくる。
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