あらすじ
アフガン戦争の退役軍人であるロンドン警視庁に勤務するデヴィッドは、非番の日に電車でたまたま居合わせた爆弾テロ容疑者との直接交渉に臨み無事乗客を保護。その活躍が認められ、内務大臣ジュリアの要人警護の担当になる。だが彼女こそ、彼にPTSDをもたらしたアフガン戦争への海外派兵の推進者だった。その事実を知りながら、自身の感情と任務の矛盾に悩んでいく。
ボディガードー守るべきものーの感想
「ゲーム・オブ・スローンズ」のロブ・スターク役で有名なリチャード・マッデン出演のドラマ。リチャード・マッデンと言えば、次の007という噂も出てくるほどイギリスでは人気がある。「ゲーム・オブ・スローンズ」では中世のような甲冑で馬に乗る姿がとても凜々しかったが、このドラマではスーツをビシッと着こなしていて格好良く、背筋の伸びた元軍人という役柄をきちんと演じている。映画「シンデレラ」では正統派の王子という感じだったし、演技の幅が広い俳優だと思う。このドラマはテロを題材としていることもあって場面によってはものすごい緊張感がみなぎる。特にドラマ冒頭の自爆テロを防ごうとするところは、ドキドキして画面から目が離せなかった。ドラマ中盤では、正直に言ってその設定は必要か?と疑問に思うこともあった。またポリティカル・コレクトネスを意識しているのか、幹部など上役が女性ということが多く、ちょっと不自然に感じた。主人公がかなりピンチになるのでハラハラするし、ストーリーとしてはまとまっている。都市がテロの脅威にさらされるということや、軍を海外に派兵することの影響などを知ることができる。
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予告編(英語)
Bodyguard: Trailer – BBC – YouTube