あらすじ
NYのタイムズ・スクエアで、身元不明で記憶喪失の女ジェーン・ドウが全裸で発見される。彼女は全身がタトゥーで埋め尽くされていた。彼女の正体は?誰がタトゥーを彫ったのか?そして彼女の背中に彫られている名前FBI捜査官カート・ウェラーとの関係は?カートはチームとともに、ジェーンのタトゥーの謎を解き明かしていく。
FBI特別捜査官のカート役は「ストライクバック:極秘ミッション」にも出演しているサリバン・ステイプルトン。「ストライクバック:極秘ミッション」では少しジョークも混ぜながらの軍人役だったが、今回はシリアスなFBI捜査官役。エピソード1はNYのタイムズスクエアのシーンから始まる。夜中とはいえ、NYのタイムズスクエアを貸し切っての撮影だけでドラマの規模感がわかる。ジェーンの身体中に入れられた入れ墨が未来に起こりうる凶悪犯罪・テロを防ぐ鍵となっているストーリーは非常に面白い。24やアクションドラマが好きな人にオススメ。ジェーン役のジェイミー・アレクサンダーは映画「マイティ・ソー」シリーズにも出演している。アクションが板についている。彼女は撮影のために全身に同じ位置にタトゥーシールを貼るために毎日大変な思いをしたそうだ。アクションや謎解きが好きな人にはオススメのドラマだ。少しだけネタバレするとシーズン1はジェーンのタトゥーの謎を解いていきながらストーリーは進む。シーズン2になるとタトゥーというよりもジェーンの存在、謎の組織についての話になり、物語のスピードが一気に加速していく。
主な登場人物
ジェーン
・過去の記憶を消され全身にタトゥーが入れられている
・元工作員
・高い戦闘能力、語学力、ヘリも操縦できる
カート・ウェラー
・FBI特別捜査官
・冷静沈着だがジェーンが絡むと主観的になる
・ジェーンの幼なじみ??
ベサニー・メイフェア
・FBI次長代理、カートの上司
・マーティン・ルーサー・キングのように公平さを目指しているが…
ターシャ・ザパタ
・カートの部下
・同僚にも言えない秘密がある
パターソン
・FBI情報分析官
・暗号解読やシステムに強い
・半同棲の彼氏がいるが…
エドガー・リード
・カートの部下
・ジェーンが絡むとカートが冷静でなくなるので懸念している
・ある人の妹と付き合っているが…
Season1 エピソード
第1話 刻まれた謎
タイムズ・スクエアで、過去の記憶を喪失した謎の美女ジェーン・ドウ(身元不明の女性)が、全裸で発見される。彼女の体はさまざまなタトゥーで埋め尽くされており、背中に自分の名前があったことから、FBI捜査官カート・ウェラーは陰謀に巻き込まれていく。カートはチームとともに、紆余曲折する秘密と暴露の迷路を縫ってイチかバチかの悪の世界へ足を踏み入れる。
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第2話 告発の行方
ジェーンの不可解なタトゥーを解読すると、米国空軍でパイロットを務めるアーサー・ギブソン少佐の名前が浮上する。過去につらい出来事を経験した彼は、破滅的な計画を企んでいた。ジェーンは、自分の身元を明らかにしようと手がかりを探し続けるが、断片的に思い出される不穏な記憶に悩まされ、自分の過去について疑問を抱く。一方カートは、自分がジェーンの正体を知っているかもしれないと思う。
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第3話 見えかけた糸口
ジェーンの体に、米国海軍特殊部隊ネイビーシールズのタトゥーがあり、彼女の過去を知る犯罪者がいるかもしれない。悪名高き強盗集団がほぼ完璧な宝石強盗を行うが、現場で捕まった一人の男にもジェーンと同じタトゥーが入っていた。男はジェーンの知り合いなのか?一方、ジェーンが初めて思いだした記憶に登場した男が彼女を訪ねる。謎めいた、いかついその男は彼女に意図の不明な警告をする。カートとメイフェアは、チーム内でのジェーンの役割について悩む。
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第4話 救出のシナリオ
パターソンとパズル王である彼女の恋人デヴィッドがタトゥーの謎を解読し、チームは米国疾病対策予防センター(CDC)へ向かうことになる。チームはジェーンの体に隠されていたメッセージをそこで発見し、世界中に大惨事を引き起こすような陰謀が明らかになる。一方ジェーンとカートの仲はしだいに深まっていく。
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第5話 ブラック・サイト
単純な人質事件に見えたものが深い国際問題につながっていることが判明し、CIAとFBIは凶悪な経歴を持つ犯罪者を先に捕まえようとして競り合う。一方トム・カーターは、ジェーンの信頼性について懸念を示したことで、メイフェアと衝突する。また、リードはチームへの忠誠心を試される。ジェーンは、自分が何者なのかということにしっかり向き合おうとしてカートの家族に会うが、滅入ってしまう。
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第6話 ふたりの距離
ある暗殺事件を捜査していくうちに、チームは危険なアプリへとたどり着く。それは、犯罪者が政府関係車両を追跡することができるという、恐ろしいアプリだった。チームは、そのアプリをネット上から削除するために、アプリの開発者と協力しなければならない。それは意外な人物だった。一方、ザパタは倫理的な問題でもがき苦しみ、ジェーンとカートは2人の関係を仕事上のものだけに留めようとしていた。
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第7話 窮地からの脱出
ジェーンの体に刻まれたタトゥーの一つによって、チームは僻地へ向かうが、彼らは単独で危険な犯罪者と対面することになる。そこでは、ジェーンとカートのギクシャクした関係が試され、メイフェアの秘密が暴露されるという脅威が迫る。一方パターソンは、タトゥーの謎を解明するために規則を破ってしまう。
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第8話 正義への照準
警察官が殺害される事件が発生する。パターソンがジェーンの不穏なタトゥーを解き明かしたところ、それは、まるで警察官の殺害を予告するかのようなタトゥーだった。これ以上警察官が襲撃されることを防ぐために、チームは恐ろしい手がかりを追求する。一方メイフェアは、過去の秘密をカートに打ち明け、真の意味で2人の関係が試されることになる。
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第9話 華麗な変身
ジェーンとカートは、国際的な暗殺者カップルに成り切っておとり捜査を行い、非常に危険な情報が、知られてはならない人物の手元に渡るのを阻止しようとする。密接した状況下で任務を遂行する2人は、今まで以上に接近していく。一方デヴィッドは、パターソンを取り戻すためにある行動に出る。カーターは凶悪な人物への対処について、メイフェアと衝突する。
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第10話 告げられた真実
今まで潜伏していたスパイ組織が活動を開始する。チームは彼らを捕えるために追跡し、おびただしい数の暗殺事件を阻止しようと奔走する。スリル満載のミッドシーズン・フィナーレ。
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第11話 消えた旅客機
ジェーンは、自分の体に刻まれたタトゥーについて度肝を抜かれるような真実を次々に知り、動揺してしまう。また彼女は、オスカーを信用するかどうかについて思案していた。そんな中、ジェーンのタトゥーの一つに導かれてチームは黒海へ行くが、そこで彼らは衝撃的な発見をする。
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第12話 理想の兵士
イラク戦争に参戦した退役軍人が、軍基地で銃撃事件を起こしたことから、チームは卑劣な計画を暴くことになる。一方ジェーンとカートは、ある目的に向かう科学者を阻止しようと奔走する。ジェーンは、自分自身について、謎めいた軍人としての過去を思い出し、オスカーとの新たな関係についても思いを巡らしていた。
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第13話 二重スパイの正体
FBIニューヨーク支局に内通者がいるとのタレコミを受け、チームは、フィッシャー査察官の厳しい監視のもとで、そのスパイを追跡しなければならない。チームのメンバーそれぞれに、心の奥底にしまっておきたいような秘密が暴露される恐れがあり、全員が内通者の容疑をかけられていた。だが中には—特にジェーンは—人よりもっと多くの隠しごとがあった。
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第14話 帰れぬ者たち
匿名の情報提供者からタレコミがあり、チームは緊急を要する死刑囚の事件を調査することになるが、ザパタはそのためにおとり捜査を行うことにする。“モグラ狩り”の最中に捕まりそうになったジェーンは、FBIのもとを去ることを考え始める。
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第15話 燃えるバラ
ある画廊から、ジェーンの体に刻まれたタトゥーの一つが描かれていた絵画が盗まれる。チームは強盗の真の狙いがジェーンだということを突き止めるが、ジェーンはチームを守るために、姿をくらますのだった。
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第16話 深まる関係
装甲車両が強奪される。チームは、盗まれた積荷が化学兵器だということを突き止め、危険なテロリスト攻撃が起きるのを阻止しようと、奔走する。一方ジェーンは、カートについての混乱するような記憶に向き合うが、同時にオスカーとの仲もさらに深まっていく。パターソンは、過去の人物から、ある電話を受ける。
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第17話 星の導き
パターソンはニューヨーク・タイムズ紙に掲載されているクロスワードの中に、隠されたメッセージを発見する。そしてタトゥーの謎を解き明かそうと手がかりを順に追っていくが、危険へと巻き込まれていく。一方オスカーはついにジェーンの正体を本人に打ち明け、カートはテイラー・ショウを誘拐した犯人について、父親に意見を聞くことにする。
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第18話 脱獄計画
ジェーンとカートは、危険な国際手配犯を捕まえるために、以前追跡していた人物リッチ・ドットコムと協力することを余儀なくされる。彼は、その国際手配犯と接触することができる唯一の人物だからだ。一方ジェーンは、オスカーからある任務が命じられているが、決断を下さないでいる。それは道徳的に問題があり、カートを傷つけかねない任務だった。
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第19話 キャンパスの悲劇
ジェーンのタトゥーについて、チームが捜査を行っている間に、ある学校で銃撃事件が起きる。チームのメンバーは、それぞれ襲撃した犯人を捕まえようとする。一方メイフェアは、過去に経験した出来事のことで思い悩んでいた。
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第20話 シリアから来た少女
ジェーンのタトゥーと関係がある謎の少女が、ボーデンの保護下に入る。ボーデンはFBIチームにも彼女にまつわる事件について話すが、少女とテロ組織のつながりが明らかになり、全員が危険にさらされてしまう。一方ジェーンは、葛藤を抱えたまま再びカートとの仲を深めていく。そしてボーデンとパターソンの間には友情が芽生える。
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第21話 仕組まれた罠
犯罪ハッカーたちがFBIの建物に侵入し、建物が閉鎖される。そのためチームは、米国連邦捜査局戦略的情報作戦センター内に閉じ込められてしまう。メイフェア、ザパタ、リード、サラ・ウェラーは狭苦しい空間の中から脱出しようと奮闘するが、そこで各々の抱えている葛藤に向き合うことになる。
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第22話 残酷な告白
ジェーンのタトゥーとそっくりのタトゥーが刻まれた赤ちゃんが発見される。チームはその子の身元を明らかにして、他の何十人もの幼児を救うために奔走する。一方、ジェーンはオスカーの秘密の任務が引き起こした結果に憤慨し、本人と対峙する。
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第23話 切り裂かれた絆
カートは、ある人物から胸が張り裂けるような主張を聞き、困惑しながらも真実を追い求める。一方ジェーンは、オスカーの件で元容疑者に助けを求める。残りのチームメンバーは友人を助けようと奮闘する。
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Season2 エピソード
第1話 危険な幕開け
CIAに拘束されていたジェーンはなんとか脱出するものの、カートが率いるFBIチームに捕まってしまう。チームはジェーンをテロ組織サンドストームに潜入させるが、そこでジェーンの過去の秘密がついに明らかになる。一方、FBIとテロ組織の両方からの裏切り行為によって、ジェーンとチームの絆は永遠に断絶するおそれが出てくる。
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第2話 恐怖の火種
カートはメンバーとジェーンの不仲やナズ・カマルの対応に悩みつつ、チームをまとめようとしていた。一方、麻薬取締局の押収した銃を麻薬カルテルが密かに入手していたことが明らかになる。スティンガーミサイルが麻薬カルテルの手に渡るのを防ぐために、チームとジェーン、そしてカマルがついに結束する。
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第3話 報復者たち
ニューヨークで連続爆破テロが起き、カートらチームのメンバーは、さらなるテロ行為を止めるために奔走する。一方シェパードから忠誠心を疑われたジェーンは、ある人物を殺すよう命じられるが引き金を引くことができず、ロマンが代わりに殺害する。
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第4話 テロリストの真実
タトゥーの解読から新たな発見があり、チームは美術館で開かれる寄付集めのパーティーに潜入する。館内で2人の遺体が見つかり、ジェーンが犯人の後を追うが逃がしてしまう。次のターゲットが判明すると、チームは先回りして犯人を捕らえるが、ここで意外な事実が判明する。一方、ロマンと共にカナダを訪れたジェーンはシェパードの過去を知る。
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第5話 暗躍するマフィア
将来有望な政治家が集会中に狙撃される。射殺された実行犯が使用していた銃は、アイルランド系マフィアのものと判明する。チームはマフィアのボスを逮捕するが、連邦捜査官のアリソン・ナイトにだけは全てを話すと言う。そして、そのボスが語ったのは、とんでもない真相だった。
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第6話 最後のピース
カートとカマルはダグラス・ウィンターを追ってブルガリアに向かう。一方ジェーンは、ロマンとサンドストームの任務中に、幼少期の記憶を思い出す。同じ頃、ジョーンズ・コーチ殺害の現場検証に向かったリードとザパタは、緊急事態に直面する。
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第7話 伝説の暗殺者
裏社会の凄腕ハッカー、リッチ・ドットコムがFBIに現れる。ドットコムが自分の家に侵入していると気付いたカートは、彼を逮捕する。だが余裕の態度を見せるドットコムを追及したところ、彼は伝説の殺し屋に命を狙われていると告げるのだった。
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第8話 謀略と祝杯
ジェーンとカートは2人の犯罪者を逮捕するべく、おとり捜査を開始する。だが、事態はあらぬ方向に展開し、カート自身が連れ去られてしまう。チームはカートを救出しようと、たまたま査察に訪れていた宿敵のワイツを捜査に動員する。
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第9話 裏切り者
ジェーンは、ロマンにサンドストームのアジトへ連れていかれる。サンドストームがテロを計画していると気付いたジェーンは、決死の覚悟でカートたちFBIチームに秘密のメッセージを送る。ジェーンの居場所を特定したチームは、彼女の救出に向かう。だが、それはサンドストーム側の罠だった。
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第10話 嘘の行方
ボーデンに腹部を撃たれたパターソンは、サンドストームのアジトで目覚める。その頃、ジェーンはロマンの記憶を消し、サンドストームとの銃撃戦を経てロマンを保護する。ジェーンからのメールの暗号を解読したチームはサンドストームのアジトを突き止め、無事にパターソンを救出する。
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第11話 記憶の扉
パターソンが解読した番号から、あるコンテナの存在が浮かび上がる。そのコンテナを捜索したところ、爆薬に使われるニトログリセリンが見つかる。悪名高きテロ組織が関わっている可能性があり、チームは捜査を開始する。そしてテロ組織のナンバー2が乗った車に駆け付けると、そこには意外な人物が同乗していた。
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第12話 失われた愛情
ロマンが遊んでいたボードゲーム「マンカラ」がきっかけで、ヒョウのタトゥーが解読される。そこから浮上したのは、凶悪な暴走集団の幹部の女だった。ロマンが彼女と取引をしていたことがわかり、チームは彼をおとりとして潜入させる。彼女に会ったロマンは、ある記憶を思い出す。
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第13話 迫り来る過去
カートの卒業アルバムにシェパードの姿が見つかる。そこで、カートの母校である軍事学校を訪れたところ、シェパードの正体だけでなく彼女とカートの意外な関係が明らかになる。さらにシェパードについて調べを進めると、彼女のかつての仕事仲間クラークにたどり着く。クラークはカートを見て意味不明なことを口走る。
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第14話 戦争の数式
タトゥーが新たに解読される。そのタトゥーには方程式が刻まれていた。パターソンは方程式を含むタトゥーの紋章がジェイムソン・カレッジの秘密結社「ダイダロス」のものであることを突き止める。そこでFBIチームは、結社のメンバーだったリッチ・ドットコムの協力を得て、ダイダロスへの潜入を図る。
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第15話 剣の暗示
ジェーンの左臀部と左足首にあるタトゥーを重ねたところ、ある住宅の住所が浮かび上がる。カートたちは、ジェーンとザパタ、パターソンとリード、カートとロマンという3チームに分かれて捜査を行う。一方、内通者との待ち合わせ場所に向かったカマルは何者かに襲われる。
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第16話 対決のとき
カマルはサンドストームの内通者から、シェパードの写真やデータが大量に収められたUSBメモリーを回収する。内通者はさらに「50万ドルと引き換えにシェパードの居場所を教える」と言い、カマルは内通者の指示どおりに動く。カートたちはカマルを追い、ジェーンはついに内通者と対峙する。
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第17話 囚人のジレンマ
ジェーンとオリヴァーは、何者かによって、オリヴァーが子供時代に過ごしたバーモントのロッジに監禁されていた。2人を監禁したのは、ハーマンという男で、彼は、オリヴァーの父親マグナスに金をだまし取られて自殺した女性の父親だった。ジェーンは暗号を使ってFBIチームに助けを求める。
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第18話 裏切りと償い
里親の家で暮らす少女が不可解な死を遂げる。カートたちは里親のもとを訪れるが、家族は消えていた。通話記録からある少年の存在が浮上し、カートたちは彼を保護する。ロマンから助言を受けたカートが少年のピッチパイプを本人に返すと、少年はカートたちに心を開き、重要な情報を語り始める。
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第19話 赤い罠
ジェーンの腹から胸に描かれているヘビのタトゥーに関係した事件が発生する。あるダークサイトの管理者が、謎を解いた者に極秘データを渡そうとしていることを知ったカートは、データを回収するべくジェーンと共に潜入する。その頃、シェパードはタイの首都バンコクで危険な武器を手に入れようとしていた。
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第20話 檻の中の女
ザパタはFBIの潜入捜査として郡刑務所に入る。目的は、収監されているデヴォンというサンドストームのメンバーから、組織の情報を入手することだ。刑務所の中でデヴォンの信頼を得たザパタは、チームの支援を得て、デヴォンと共に刑務所を脱出する。
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第21話 終わりの始まり
拘束したデヴォンの妊娠が発覚し、カートたちは彼女の保護と引き換えに、パーカーからサンドストームの倉庫の場所を聞き出す。倉庫に乗り込んだカートとジェーンは、FBI支局がサンドストームのターゲットだと気付くが、メンバーと連絡がつかない。その頃、支局にはサンドストームがすでに侵入していた。
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第22話 地と空の攻防
同時テロを受けてデフコン・ワンとトルーマン・プロトコルが発動し、後継組織コッグスが政府の機能を引き継ぐ。捜査の結果、シェパードが放射性物質を入手したこと、人工衛星からグライダーを発射させ、グライダーを放射性物質にぶつけて東部沿岸地域を壊滅させるという計画が明らかになる。
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Season3 エピソード
第1話 つかの間の幸せ
サンドストームとの戦いが終わり、コロラドに移住したジェーンとカートは結婚して、事件と無縁の日々を送っていた。ところがある日、新居で暮らすカートたちにキートンから警告の電話がかかってきた直後、殺し屋たちが部屋に突入してくる。殺し屋たちの目的は、サンドストームの支持者がジェーンに懸けた懸賞金だった。このことを知ったジェーンは、カートや赤ん坊のベサニーに危険が及ぶのを恐れて姿を消し……。
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第2話 核の脅威
カートはロマンの指示に従い、ペルセウスのタトゥーを調べるべきだとチームに提案する。ペルセウスの指は全部で11本あり、これはニューヨーク州北部フィンガーレイクスの湖を意味し、左右の指には「LXT」「Y17」の文字が入った指輪が描かれていた。さらに指輪同士をつないだ線が、ジェーンの古いタトゥーとピッタリと重なったため、何かの捜索範囲だと気付いたカートはリードを説得して現地に向かい……。
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第3話 仕置き人たち
チームはウォール街の大物ケヴィン・ロウイを、テロの共謀罪ほか複数の容疑で逮捕する。ザパタとリードが回収したロウイのマシンデータから、4カ月前に起きた脱線事故を起こすことを指示したメールが見つかったが、ロウイはメールが「3匹の盲目ネズミ」と呼ばれるハッカー集団に不正に埋め込まれたものだと主張し、罪を認めようとしない。チームはハッカー集団を調べることになるのだが、実はこのメンバーとは……。
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第4話 死者からの手紙
1994年、ニューヨークでは「ペンテック・ボマー」ことマーカス・ダンという連続テロ犯が車で爆死し、その後、複数の模倣犯が現われていた。ペンテック・ボマーの特徴は、テクノロジーを嫌悪している、決行日の朝に声明文を新聞に掲載する、爆発物を使うなどがあった。そんなペンテック・ボマーが使っている角の生えたガイコツのトレードマークが、ジェーンの初期のタトゥーにあり、また新しいタトゥーと連動していて……。
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第5話 王位を継ぐ者
新たなタトゥーが解読され、パターソンはジェーンの背中にある文字と数字の組み合わせが、ニューヨーク市警で使われていた管理番号であることを突き止める。この管理番号が割り当てられた証拠が20年ぶりに移送されることが分かり、カートとジェーンが保管庫を訪れると、ロシア系の暴漢たちが保管庫に放火しようとしていた。カートとジェーンは連係プレーで暴漢たちを倒して消火し、無事にタトゥーが示した証拠を確保するが……。
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第6話 テロへのシナリオ
カートは、ロマンにドイツのことで再び脅されたため、彼の指示に従い、セイクリッド・リンクス・プロダクションという映画製作会社のロゴとよく似た三角形のタトゥーを追うことにする。パターソンが調べたところ、ジェーンのタトゥーの中の四角形から数字が現れ、この数字がパパラッチ・サービスのバックアップ用サイトにつながった。そこには国際犯罪シンジケート「ブリガーダ」のトップ、ニコ・ポポフの写真があり……。
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第7話 嘘を愛する男
ウェラー家をハースト逮捕の捜査本部にした一同のもとに、ロマンから分子を構成する元素に関する情報が届く。この情報を分子のタトゥーに当てはめたところ、シムズブリンというがんの新しい治療薬だと判明する。現在カーツマン・クリニックではシムズブリンを使った治験が始まっており、治験担当者のうち2人が、この1年で死亡していた。情報を得たチームは、ハーストに悟られないよう身元を隠してクリニックに潜入するが……。
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第8話 暴かれた真実
ハーストが有罪となる決め手の証人ゴッホが射殺され、チームが追い込まれる中、リードはハースト側に付いたフリをする。間もなく、リッチのオフィスに現われたハーストは、殺し屋から押収したノートパソコンのロックを解除しろと告げる。一方、カートは偽の爆弾を作り、パターソンが爆弾を仕掛けたとFBIに連絡する。リードが緊急避難を指示し人々が避難している間に、カートとジェーンがハーストのオフィスに忍び込むが……。
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第9話 真実の代償
活動家グループ「ブルードーン」が、核弾頭を保管する倉庫に侵入。ジェーンの体には「ブルードーン」のロゴが刻まれており、ロゴはスライドパズルになっていた。このことに気付いたチームはパズルを解き、掲示板のURLを発見する。そこには、倉庫に侵入したときの動画がアップされていて……。一方、倉庫に到着したリードとザパタは、国防情報局のデイヴの案内で中に入り、核弾頭が2発盗まれていることを知り……。
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第10話 罪の身代わり
リードの恋人メーガンのもとに、スーダン出身の難民アコルから連絡が入る。アコルは先日、アイコ難民キャンプからニューヨークに来たばかりだと言う。リードはジェーンのタトゥーにアイコ難民キャンプのことが描かれていたため、メーガンに会うべきだと告げる。アコルは、サイヤというNGO職員の支援でニューヨーク行きが決まった直後に、若い男から「サイヤを信用するな」と言われ、メーガンの名刺を渡されたと言い……。
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第11話 ガラスの部屋
パターソンとカートがエイヴリーの情報を集めていると、彼女がベルリンのホテルでロマンと会っていたことが判明する。さらに、彼女がカートに撃たれる3日前にもロマンやマックス・コーラーと会っていたことが分かる。さらに、マックス・コーラーの本名はデードリック・ヘーネといい、ドイツのギャングと深いつながりがあった。そして、郊外のシュパンダウにある、デードリックの家の隣家から通報があったことが判明して……。
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第12話 陰謀の序章
パターソン宛てにロマンから動画が届き、そこには彼が木材で船を造っている様子が写っていた。これはジェーンの新しいタトゥーに紛れていたパーツを表わしており、パターソンが動画の通りに組み立てると「ドナルド」と「レイ」という文字が浮かび上がる。その文字を見たカートは、最初の相棒だった「ドナルド・シップレイ(通称ドン)」を示していることに気付く。ドンは任務3カ月目でFBIを退職していて……。
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第13話 ダーク・パーティー
NSAの支局から“ネルガル”と呼ばれる強力なコンピューターウイルスが盗まれた。ダークウェブではネルガルに関する噂が飛び交っており、チームが盗難の事実を知らされて間もなく、ネルガルを使用したと思われる貨物船の爆破事件が発生。チームはナズの要請でネルガルの入ったデバイスを捜すことに。被疑者として浮上したのはNSAの職員ベティ。彼女はID管理の担当として支局に潜り込み、保管庫のカードキーを偽造していた。
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第14話 天国へのエレベーター
アフリーンが、新たなタトゥーを解読。ジェーンの体に刻まれた10桁の数字に円周率「π」を掛けたところ新しい番号が現われ、番号はある検視報告書の番号と一致した。該当する検視報告書は全部で3つ見つかり、どれも海兵隊員のものだった。その3人は別々の場所に派遣されていたが、3人とも薬物の過剰摂取で死亡。遺体はすべて火葬されており、調査をやり直すには遠心分離機を使った危険な方法しかなく……。
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第15話 正義の指針
イースト・リバーに飛行機が墜落。機体には「ワルキューレ国際貨物」という会社のロゴが入っていたが、その会社はCIAの隠れみのだった。現場にはCIAニューヨーク支局長が来ており、キートンとザパタも駆け付ける。ザパタは「ワルキューレ」のロゴから、ジェーンのタトゥーを思い出しキートンに報告するが、これまでCIA絡みのタトゥーは組織にとってマイナスな情報を暴いてきたため、キートンはFBIへの連絡を渋り……。
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第16話 絡み合う運命
リッチとパターソンが解読したトンボのタトゥーがきっかけとなり、FBIにボーデン生存の知らせが入る。リッチとパターソンは、そのトンボのタトゥーをたどり「ドラゴンフライ164」と「アトランティック17」というハンドルネームの人物がチャットをしている掲示板を発見。やり取りは用事が済むとすぐに消去されるため、リッチたちが掲示板のチャットを復元すると、「ドラゴンフライ164」はテロ組織のメンバーだと分かる。
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第17話 世紀の取引
ロマンからのメッセージにより、チームは「ブリュイエール+クロフォード=クロフォード・ハッシュタグ」の文字から、クロフォードとブリュイエールがブレイクの主催するチャリティーイベントで会合を開き、なんらかの取引を行なうという結論に達する。その現場を押さえられれば有罪の動かぬ証拠となるが、チャリティーイベントには厳重な警備が敷かれていたため、エイヴリーが招待客として潜入するが……。
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第18話 5人の刺客
チームがクロフォードの手掛かりを追う中、ロマンはチームに殺し屋を差し向けていた。人気レストランで食事を取っていたジェーンとカートは、異変に気付く。ジェーンは、カウンターで酒を飲んでいる女性が今朝アパートの前にいたことや、30分もワイン1杯で粘っていることを指摘する。その女性が店の出口ではない場所から出て行ったため、2人は急きょ食事を切り上げて女を追い掛けると、店の裏口から銃声が聞こえて……。
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第19話 妥協なき戦い
「ゴールデン・ライノ」という兵器の極秘プロジェクトを表わす新たなタトゥーが見つかる。ロマンがクロフォードに寝返ってからタトゥーの捜査は行き詰まっていたが、「ゴールデン・ライノ」に関する本が自費出版されて、データベースにヒットしたのだ。この本の著者で、歴史学の元教授ダッシェル・ワトキンズは取り調べで、「この兵器には権力を握る大富豪が関与しており、これを使えばマインドコントロールできる」と語り……。
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第20話 死の真相
ガンズマンが死亡し音響兵器は破壊される。ロマンはチームの暗殺に失敗して追い込まれる中、体調がますます悪化しリアルな幻覚が見えるようになってしまう。一方、エイヴリーの父親ロバート・ドラブキンの遺体がサケッツ・ハーバーに打ち上げられる。その遺体には複数の銃創があり、自殺が嘘だったことが判明する。また、体にはジェーンと同じ骸骨のタトゥーが彫られており、体内からなんらかの鍵が見つかり……。
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第21話 敗者の決断
化学工場の入った建物で侵入事件が起こる。ジェーンは、ロマンが以前、サンドストームに関わる作戦でこの工場から爆弾の材料となる物質を盗もうとしていたことを思い出す。ただ、爆発を起こすには、別の物質も必要だった。その別の物質の入手先を知らないジェーンはCIAに交渉し、ブラックサイトからシェパードを連行する。
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第22話 始まりの地
ロマンとクロフォードはケープタウンに来ていた。ロマンはクロフォードを眠らせると、ある廃屋に連れていく。一方、チームもロマンの用意したヒントから導き出された住宅を訪れる。チームが施設に到着すると、ロマンがクロフォードに銃口を向けていた。そこはかつてジェーンとロマンが虐待されながら育った養護施設だった。
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Season4 エピソード
第1話 新たなる敵
ロマンの死から3カ月。銃弾を浴びたカートは退院してリハビリに励み、ジェーンはFBIで任務をこなしていた。ザパタはリードの留守電にメッセージを1本残し、姿を消した。チームはロマンが各国に残したデータを回収するため、東京を訪れる。データの中には、ZIP中毒の治療法やHCIグローバルを完全につぶせる情報が入っていると思われる。しかし、チームはジェーンに起こっている重大な異変に気付いていなかった。
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第2話 見えない地図
リッチは、FBIの通路に飾ってある世界地図のレリーフにタトゥー解読のヒントが隠れているのを見つける。東京から回収したデータが、タスマン海のシルエットと一致していたのだ。美術関係に強いリッチの元恋人にレリーフを解析させると、1つのウェブサイトがヒット。その住所を手掛かりにブルックリンへ向かったパターソンとジェーンだったが、指示に従って謎解きをするとガスが噴射し、2人は気を失ってしまい……。
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第3話 秘密と嘘
クロフォードの弁護士キラ・エヴァンスが殺害され、ザパタは容疑者として当局からマークされる。これまでのザパタの所業を知ることになり、リードはショックを受ける。そんな中、数カ月前に解いたミケランジェロ・ボマーに関するタトゥーの情報から、リッチは、クイーンズ地区のフラッシングにテロリスト、テッド・ヘンウッドがいることを突き止め、さらに、ミケランジェロ・ボマーが2人組だったことが判明し……。
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第4話 廃墟の人形
リッチが東京で手に入れたデータを元にタトゥーを解読。そこに書かれたブランズウィック・シチューのレシピの実際には使わない材料をキーワードに入れると、元精神病院の住所が。その廃墟から大量の人形を押収したところ、同じ物が出血熱の流行したシエラレオネとインドで見つかっていたと判明。リッチが人形の肌に穴があることに気付くと、人形から粉が噴射。パターソンはとっさに建物を遮断し隔離を宣言する。
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第5話 悪戯な過去
ジェーンのふくらはぎにある大鎌のタトゥーの謎が解き明かされる。それは死神の大鎌「サイズ」を意味するとともに、悪名高い殺し屋の通称でもあった。ジェーンの意見を取り入れ、CIAのキートンに協力を要請したチームは、サイズの偽名の一つが、とある研究所に登録されていることを突き止める。サイズはFBIに逮捕され連行されるが、彼はリッチを見てひどく興奮し、彼をあがめるようなコメントを連発する……。
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第6話 裏切りの行方
ジャスティン・トリンブル下院議員が自宅で殺された。彼が残したダイイング・メッセージ「GPA」の意味を調べると、「アメリカの成長と繁栄を目指す会」であることが判明。ジェーンのタトゥーにもアメリカの国旗として、その手掛かりが刻まれていた。GPAは連邦選挙と州の法案絡みで多額の献金を行なっており、そこから献金を受け取っていたワイツFBI長官は、あらゆる会議をキャンセルし、急いで外出し……。
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第7話 ゲーム開始
カートはジェーンの前で銃を取り出し、ヴァイオレット・パクについて問いただす。返ってきた答えに納得しないカートとジェーンが口論になったとき、イヴとその一味が乱入してくる。イヴは、ジェーンが地下銀行で金を盗んでいる様子を写した隠しカメラの映像を見せ、盗んだ50万ドルを返せと迫る。カートは、ZIPの影響でジェーンがレミーに戻ったと確信する。しかし、家中を捜しても金は見つからず……。
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第8話 縺れた愛
北米航空宇宙防衛司令部、通称「NORAD(ノーラッド)」が核ミサイルの発射を検知する。目標はニューヨーク、着弾まで32分。カートたち捜査官は住民の避難誘導を急ぐ。そんな中、NORADへの大規模なサイバー攻撃が判明。ハッキングがFBIニューヨーク支局のデータセンターから行なわれていたことから、チームはレミーの仕掛けたデバイスを発見し、その持ち主がボストン・アーリス・クラブであることを突き止め……。
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第9話 赤い悪魔
ロマンのデータをもとに治療の検証が行なわれ、ジェーンの処置が始まる。ジェーンはZIP中毒によって古い記憶と新しい記憶が完全に切り離されていたが、スイッチが切り替わるように人格が逆転したのだ。処置に同意したカートだが、ジェーンのバイタルが急変したことでたまらず部屋を出てしまう。そのころ、ジェーンの脳内では“ジェーン”の意識が目覚め、脳内でカートと再会。レミーの存在にも気付き、闘いを挑む……。
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第10話 よみがえる亡霊
レミーから“ジェーン”の人格を取り戻したものの、ZIPによる副作用は悪化し、ジェーンは根本的な治療法を探さなければならなかった。ロマンが残した「カリスト」という言葉とデータから、パターソンとリッチが調査をすすめると、カーンズ製薬に11年間勤務しZIPを開発したドクター・ノーラ・リー・ローガへとたどり着く。しかし、彼女は一人息子を残し2年前に事故で死亡していて……。
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第11話 ミステリー作家殺人事件
ロングアイランドで殺人事件が発生する。被害者は、架空の捜査官が実際の事件を解決するという小説スタイルで人気のミステリー作家ウィンストン・ペア。犯行現場には「ジェーン・ドウの謎」という新しい小説の原稿が残され、そこにはカートをはじめチームのメンバーが登場していた。現場に残された証拠は少なく、捜査は難航する。チームは編集者のフランキーを訪ねるが、口を縫われて殺害されていて……。
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第12話 「秘密の書」をめぐる冒険
ZIPの副作用により、ジェーンの体調は日に日に悪化する。今の彼女は視力を失い呼吸もままならない状態だ。そんな中、パターソンとリッチは、ロマンのデータから大富豪で医療マニア兼コレクターのケン・リーという男性が、治療の鍵となるスタントン細胞を持っていることを突き止める。2人は彼を訪ねるが、彼はまったく細胞を手放そうとしない。パターソンは「秘密の書」の譲渡を交換条件として提案し……。
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第13話 遅れてきた男
マデリンはブラッドリー・ダイナミクスの航空システムをハッキングし「アルヴォ」を運用するジャンボ機を墜落させるよう、ザパタとボストンに指示する。2人はマデリンの指示に従うふりをしながら、計画を阻止する方法を探る。しかし、マデリンのもとに意外な人物が訪ねてきて、2人は窮地に陥る。一方、FBIではデータの解析を進め、マデリンが墜落させようとしているジャンボ機の特定を急いでいた。
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第14話 模倣犯の罠
ウィリアムズバーグの3カ所で爆発が起き犯人を名乗る人物からFBIのホットラインにメッセージが入る。内容は、過去にウィリアムズバーグの爆弾犯をでっちあげたFBIがその事実を公表しないと爆破は続く、というもの。今回の事件は2年前、リリー・テラスという人物が起こしたとされた事件にそっくりだった。当時の捜査チームは確たる証拠と自白をもとに彼女を逮捕したが、再調査すると防犯カメラの映像が改ざんされていて…。
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第15話 消せない記憶
武器を積んだトラックが襲撃される。盗まれた荷物の番号は、ジェーンのヘルメスのタトゥーにあった番号と一致した。トラックを所有するシルバー・マークが中身について口を閉ざす中、パターソンとリッチはタトゥーから荷物の中身がプルトニウムだったことをつきとめる。チームには国防情報局からデイヴ・カークパトリックが加わることになり、シルバー・マークの保守担当が事件当日シフトを変更していたことを突き止め……。
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第16話 旧友との再会
マデリンの計画を探るため、ザパタとリードがマデリンの以前使っていたオフィスを捜索すると、突然2人に大量の銃弾が降り注ぐ。同じころ、HCIグローバルの幹部たちが次々と殺される事件が起きる。犯人はいったい誰なのか。一方、ジェーンはレミーの記憶を受け入れることができず、カートの勧めによりセラピーを受ける。彼女の状況を理解してくれる医者が少ない中、ジェーンは意外な人物を訪ねる。
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第17話 届かない声
マデリンが逮捕され事件は決着すると思われたが、彼女の腹心の部下ドミニクが、逮捕の混乱に乗じてジェーンを拉致する。チームはマデリンからドミニクとジェーンの居場所を聞き出そうとするが、彼女は拉致のことは知らないと言う。そんな中、ドミニクから、マデリンと引き換えにジェーンを返すという連絡が入る。しかし、リードは交渉を拒否。手掛かりを探すチームは、ジェーンが生き埋めにされていることを知り……。
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第18話 震える羽音
ニューヨークで、猛毒「テトロドトキシン」による中毒が26件報告され、うち半数の人々が命を落としていた。それは海洋細菌によってできる毒だが、彼らが共通して摂取したのは魚介類ではなくメロンだった。ジェーンのタトゥーからテトロドトキシンに関する情報が見つかる。メロンはスペルタ研究所が借りた農場で栽培されていたことが判明。チームが突入すると、その農場には上級顧問のひとりとしてパターソンの父親がいた……。
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第19話 盗まれた発射コード
国の研究機関エレクトロ・ヴェロシティ・センター(EVC)でデータ漏洩が起きた。EVCは、国防総省と極秘に開発した、宇宙から発射できるミサイルを搭載した人工衛星を打ち上げていた。オフィスで行なわれたパーティーの夜、パソコンの隔離ネットワークからデータは転送されていたが、会場にいた人々のデバイスをチェックしても盗まれたデータは見つからない。今回盗まれたファイルにはミサイルの発射コードが含まれていて…。
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第20話 殺人マシン
クック郡刑務所から「受刑者の情報提供がある」と連絡が入る。チームが支局に着くと、そこには凶悪犯ショヒード・アクターがいた。彼が言うには、逮捕されたとき一緒だったテロ組織「ダバー・ザン」のメンバーの情報で、組織が対戦車ミサイルを入手しニューヨークを標的とするテロを計画しているという。チームは、ショヒードの情報をうのみにしてよいものか困惑。パターソンとリッチは彼のパソコンを解析することに……。
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第21話 崩壊の序章
マデリンの「ヘリオス計画」を知るバリー・ウォレスの居場所が判明。FBIが現場に向かうと、そこにはCIAが先に乗り込んでいた。ウォレスの身柄を確保したものの、護送する途中、車が爆破され彼は殺されてしまう。ラボで彼のケータイを解析したパターソンとリッチは、「ウイルスの回収は今日1200で」というメッセージを見つける。チームは「ヘリオス計画」の情報を聞き出そうと、マデリンを呼び出し……。
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第22話 女帝のエンドゲーム
「ヘリオス計画」のハッキングによる大規模停電が発生し、アメリカ全土はパニック状態に陥る。間もなくチームのもとに「送電網を破壊されたくなければ金を払え」という、キャシーからの脅迫メールが届く。彼女の電話番号から居場所を突き止めたチームは、アイスランドへ飛ぶ。一方、ニューヨーク支局には、シャーリー弁護士やナッシュ国家情報長官が乗り込み、独自の判断でマデリンを聴取し、彼女は遂に……。
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Season5 エピソード
第1話 絶望の果てに
マデリンはチームが潜伏するアイスランドのアジトを特定し、FBIから無人機による攻撃を仕掛ける。見張り役として外に出ていたジェーンは、爆破された小屋に駆け付けるが……。2カ月後、ニューヨークのタイムズ・スクエアにチーム宛てとおぼしきメッセージが現われる。それは、ジェーンの首にある鳥のタトゥーを模した画像だった。それに隠された意味を探るべく、ジェーンが動き始める。
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第2話 敵か味方か
チームは自分たちの潔白を証明するため、ドミニクのケータイを回収すると決める。リッチがケータイをFBI本部の通気口に隠したため、ウェラーはワイツに協力を求めるべきと提案。ワイツがヘルシンキでの世界協調フォーラムで講演を行なうこと、パターソンの父親のビル・ナイが招待されていることから、ウェラーとパターソンは危険を冒して会場へと向かうが、警備は予想以上に厳しく……。
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第3話 ポーンの宿命
ある日チームに、パターソンが開発したウィザードヴィルに登場する魔術師の杖に込められた謎が届く。謎を解いて出てきたのは、ダバー・ザンのシンボルであるススメバチと倉庫の座標。ジェーン、ウェラー、ザパタが突入すると直後に銃声が聞こえ、無線が途切れてしまう。リッチとパターソンが心配する中、ウェラーとザパタがシェルターに戻る。そして、ジェーンはひとりの男を連れてきて……。
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第4話 記憶の底から
ダバー・ザンのハデスから回収したRFIDカードの情報をもとに、チームはマデリンが化学兵器を使ったテロを計画していることを突き止める。1年前、ウェラーとジェーンはそれをFBIの証拠保管室から盗むよう指示されていた。さらにパターソンとリッチは、兵器が保管室に登録されたときの文書を発見。その日付はザパタとリードがニューヨーク支局に配属された日だった。ザパタは当時の記憶をたどっていき……。
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第5話 放たれる亡霊たち
ウェラーがダバー・ザンに拉致される中、ジェーンは腹部を撃たれ、顔面蒼白でシェルターに戻る。多くを語らずウェラーの捜索をチームに指示するジェーンだったが、やがて気を失ってしまう。もはやどこにも移動させられない事態に、パターソンたちは彼女をシェルターで手術すると決める。一方、ウェラーは工場の廃墟に連れて来られていた。アイヴィ・サンズに幻覚性の自白剤を投与され、ここから彼の悪夢が始まる……。
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第6話 盗人のゲーム
アイスクリームがシェルターに現われ、取引条件だったガードナー・コレクションを渡せとすごむ。これに応じたチームは、ウェラーとジェーンがコレクションの持ち主であろうアーヴィングのもとを訪ねるが、思わぬことからアーヴィングが死んでしまう。しかしその後、ダーク・ウェブに上げられたある動画を見たパターソンたちは、動画の音楽が十二音技法によって作られた曲だと気付き、そこから一つの座標を導き……。
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第7話 消えない悪夢
マデリンが大量のZIPを確保していることが判明する。チームはリッチのコンピューター・ウイルスを使って製造工場に火災を起こしたものの、ビーコナーからはハンガリーとリビアに在庫が残っていることが判明する。チームはマデリン有罪の証拠をつかむため、ZIPを不活性化させ、容器に発信器を取り付けて動きを追うことに。しかし、ZIPで記憶を奪われる恐怖を体験しているジェーンは、この作戦に不安を抱き……。
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第8話 破滅へと向かう道
ZIPがいよいよ船でアメリカに向かう中、新たなタトゥーの謎が届く。それはどれもジェーンが過去に暮らしてきた街の新聞に載った広告で、広告主は架空の企業だった。パターソンは解読に全力を注ぎ、発信元の場所がマルタだと突き止める。マルタに飛んだザパタはCIAのキートンと再会。しかし話をするうち、ザパタは彼の言動に違和感を覚える。一方、困難を極める謎解きを続けるパターソンはこれが罠だと気付き……。
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第9話 全面対決
チーム全員が捕まり、ニューヨークに送還されてしまう。そしてボストンもマデリンの手下たちに連行されそうになったところで、意外な人物が現われる。一方、FBIでは捕まった4人が尋問を受けていた。抵抗を続けるも、自責の念にかられたジェーンが陥落し、自白を始める。そのとき、サーバールームに侵入した人物が取り調べ室のカメラをハッキング。モールス信号で助けが来ていることをジェーンに知らせ……。
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第10話 鼠たちの友情
まだZIPを回収できておらず、チームはアイヴィを捜し続ける。ラボで解析した結果、プラハにいたチームの居場所を特定するため、複雑なパズルを仕込んだりハッキングをしたのはキャシーだった。その矢先、彼女がFBIに出頭してくる。リッチのようにFBIに加わりたいと申し出るキャシー。彼女とアイヴィしか知らないアクセスキーでマデリンのダーククラウド・サーバーに入るが、そこにはすでに何者かが侵入していて……。
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第11話 グランドフィナーレ
ジェーンはZIPを浴びたものの、パターソンの作った薬のおかげで記憶を失わずに済む。これで事件は決着したが、グリゴリアン長官はチームを解雇する。彼らは一切の罪に問われないが、二度と政府機関で働けなくなる。だが、全回収したはずのZIPの容器が一つ不足していることが判明。事の重大さにグリゴリアンは、チームの捜査続行を認める。そんな中、ジェーンはロマンの幻影に遭遇、ZIPが彼女の体をむしばんでいた……。
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