あらすじ
ピューリッツァー賞を受賞したアニー・プルーの同名小説が原作。1600年代後期。フランス国王のルイ14世は、北アメリカのニューフランスで領土の拡大を図っていた。そんな中、先住民のイロコワがフランスの入植者を虐殺する。この虐殺にはイギリス人が関わっていた。そこへフランスから年季奉公人たちや”王の娘たち”と呼ばれる女性たち、そしてハドソン湾会社の失踪者を捜す者がやってくる。広大で資源豊かな土地を得るため、イギリス、フランス、先住民のそれぞれの思惑が交錯する。
バークスキンズの感想
広大な森林によく映える、どこか不安を煽るようなテーマ曲がとても印象的。キャストはみなベテラン揃いで、ハリー・ポッターの映画でルーピン先生役だったデヴィッド・シューリスや、言わずと知れた大女優マーシャ・ゲイ・ハーデン(「コード・ブラック 生と死の間で」)などの存在感が大きい。入植者の虐殺、見せしめのために木につるされたイロコワ族の死体など、ドラマ冒頭から血なまぐさい状況で、そこに登場人物たちの様々な思惑が絡んでとても見応えがある。ただ、フランス人役の俳優がフランス語ではなく英語を話しているのは、イギリス人役と区別しづらいのでやめてほしかったが…。
バークスキンズを無料で見るには!
このサイトがお勧め!!無料期間やポイントを利用してイッキ見
予告編(英語)
Season1 エピソード
第1話 ニューフランス
フランス人のルネ・セルとシャルル・デュケは、年季奉公をするためニューフランスへ。植民地の人口を増やすために送り込まれた“王の娘たち”は、修道女マザー・サブリーヌに体を調べられる。失踪した同僚ランダル・クロスを捜しにやってきたハドソン湾会社のハミシュ・ゴームズとイヴォンは、先住民のイロコワが行った虐殺の生存者である司祭と少女を森で発見する。そして、その虐殺の裏にはイギリス人の陰謀が渦巻いていた。
|
第2話 タートル・キング
ゴームズとイヴォンは、イロコワが行った虐殺の現場で見つけた司祭と少女を町の宿に連れて帰る。イヴォンが馬小屋で司祭を見張り、マチルダが宿で少女の面倒を見ることに。トレパニーの下で年季奉公をしていたデュケは、奉公先から逃げて先住民のワイアンドットに捕らえられる。ラファージは、虐殺の生存者がいたことをクックにとがめられる。そして、息子のトムと共に宿と馬小屋を襲撃し、司祭と少女を始末しようと試みる。
|
第3話 本当の理由
宿を襲撃したラファージを追ってゴームズも森の中へ。闇に紛れたラファージにゴームズが襲われるが、アンリが現われラファージを殺す。イヴォンが見張っていた司祭は、宣教師たちに連れていかれる。町に戻ったゴームズはクックと話をする中で、ニューフランスに来た本当の理由を告げる。そんな中、”国王の娘たち”のお見合いパーティーが開かれるが、その最中、クックに雇われたデュケが、トムをウォビクから連れ出す。
|
第4話 二元論
先住民のイロコワが、仲間の遺体を回収するため、ウォビクに戻ってきた。彼らは遺体と共に、その場に居合わせたガブリエル神父を連れ去る。”国王の娘たち”は、結ばれた男性とそれぞれの家に向かう。クックが虐殺に関与していると聞いたブシャールはクックを問い詰める。フランシスが死に、1人で宿を切り盛りすることになったマチルドの元にガスケが訪れる。そして、ガスケが強引にマチルドに迫るのを見たルナーデットは…。
|
第5話 バターミルク
ウォビクを訪れた監督官は、先住民のイロコワに連れ去られたガブリエル神父の救出をブシャールに命じる。ブシャールたちは、イロコワの居場所を知る先住民のワイアンドットの協力を得るため、ワイアンドットと親交のあるトレパニーに交渉を依頼する。ケベックシティでの用事を済ませたゴームズたちが宿に戻ると、テーブルに顔を突っ伏した1人の客がいた。マチルドがその客に声をかけると、そこにいたのは意外な人物だった。
|
第6話 死の覚悟
ブシャールとトレパニーは、先住民のワイアンドットの案内のもと、先住民のイロコワに捕らえられたガブリエル神父とセルの救出に向かう。救出に同行した司祭たちが話し合いでの解決を試みるがうまくいかず、イロコワの敵対心を煽る結果となる。クロスを見つけたゴームズは、妻の元へ帰るよう説得するが、自分は死んだことにしてほしいとクロスに頼まれる。そしてゴームズたちは、会社が指示したクロスの届け物について知る。
|
第7話 瓶の中のハチ
監督官は、先住民のイロコワに殺された司祭たちの遺体の回収を治安官に命じる。だが、イロコワの狙いがフランス人であることから、イギリス人であるクックを送り込むよう治安官が提案し、監督官も同意する。そしてマザー・サブリーヌの申し出により修道女たちも同行することに。クックが遺体の回収に向かう中、マチルドは、デルフィーヌにクックと一緒になることがお互いのためだと説得する。そこにはマチルドなりの考えがあった。
|
第8話 黒い太陽
結婚式を控え、マリの存在が気になるメリッサンドは、トレパニーにマリをセルに与えるよう提案する。マリと一緒になれば土地を与えると言われたセルは、マリに自分の思いを告げる。ゴームズは、取引の件でクックの元を訪れるが、クックに銃の引き渡しを断られる。だが、クックの所持する銃の在りかを知ったデュケに、個人的に話を持ちかけられ、ゴームズはデュケと取引することに。この取引によって、ウォビクに危機が迫る。
|