あらすじ
全米で1,000万人以上の視聴者を獲得した大ヒット傑作サスペンス「リベンジ」。高級住宅地で暮らしていた少女の人生は、父親が無実の罪で投獄されたことで一変した。少女は誰が無実の父を陥れたか知り、10年後、故郷ハンプトンへ戻ってくる。少女は美しい女性に成長し冷酷な復讐劇が始まる!
リベンジの感想
サスペンスミステリーなので話が続いていくドラマ。ダメージやハーパーズ・アイランドのように1シーズンである程度の区切りができるのではなく、リベンジはどんどん謎が深まっていくタイプ。LOSTと同じ傾向。綺麗なエミリーの腹の中は復讐の塊という設定は上手くできているが、神秘的な日本人の元で修行した…という設定はアメリカ人的な発想だなあ…。だが復讐モノとしてはよくできているドラマなのでぜひ見て欲しい。
2018年末に主演の2人(エミリー役のエミリー・ヴァンキャンプとダニエル役のジョシュ・ボウマン)は実生活で結婚した。ドラマや映画で共演して結婚にいたるケースが多々あるが、残念ながら離婚に至るケースもある。この2人にはリベンジが不要な幸せ結婚生活を続けて欲しい。
リベンジを無料で見るには!
予告編
「リベンジ シーズン2」予告編 – YouTube「リベンジ シーズン3」予告編 – YouTube「リベンジ ファイナル・シーズン」予告編 – YouTube主な登場人物
エミリー・ソーン
・父の復讐に燃えるミステリアスな女性
・復讐のためにサトシ・タケダという日本人に弟子入り
ダニエル・グレイソン
・イケメンで性格もよい御曹司
・母親のヴィクトリアからの寵愛をうける
ヴィクトリア・グレイソン
・ダニエルの母
・エミリーの父親を陥れた一人
・エミリーに疑いの目をむけている
ノーラン・ロス
・新興ビジネスで成功した富豪
・エミリーの父親には恩がある(若い頃、唯一の自分を理解してくれた)
・エミリーの復讐の協力者
ジャック・ポーター
・エミリーの幼なじみ
・父親の残したバーを経営している
・エミリーに惹かれているが…
相関図
Season1
Season2
Season3
出典:dlife
Season1 エピソード
第1話 幕開け
高級住宅地ハンプトンで暮らしていた少女アマンダの人生は、父親が無実の罪で投獄され一変した。父親を陥れたのは、地元の実力者でグレイソン・グローバル社を経営するグレイソン家。9歳のアマンダは施設に送られ、二度と会うこともないまま父の死を知らされる。そして10数年後、アマンダは“エミリー・ソーン”と名前を変え、復讐のために故郷ハンプトンへと戻ってくる。“ハンプトンの女王”と呼ばれるヴィクトリア・グレイソンを最大の狙いに、エミリーの美しき復讐劇が幕を開ける。
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第2話 崩壊
グレイソン家の長男ダニエルとすぐに親しくなったエミリーは、彼が出場するポロ競技の会場へ向かった。会場ではダニエルを応援する素振りを見せるエミリーだったが、視線の向こうにはグレイソン夫妻と、ウォール街で知られるヘッジファンドの代表ビル・ハーモンの姿があった。ビルもまた、父を陥れたエミリーの敵のひとりだったのだ。そこで、生前の父が遺言を託し、ハンプトンで唯一エミリーの正体を知るIT実業家ノーランの力を借り、ビルへの復讐を画策。一方ヴィクトリアは、陰でエミリーの身元調査を依頼していた。
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第3話 密告
トム・キングズリー上院議員が2度目の選挙に出馬することを決意。グレイソン家では、キングズリー上院議員を支援すべくパーティーが開かれようとしていた。エミリーは素知らぬ顔でキングズリーと対面するが、実はかねてから彼を狙いある罠を仕掛けていた。元連邦検察官だったキングズリーは、エミリーの父親を有罪判決に導いた男だったのだ。エミリーはキングズリーと愛人とのセックス現場の映像を入手するとノーランに手渡し、その動画をキングズリーのタブレットへと送りつけ、脅迫を開始。キングズリーは遂に…。
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第4話 告白
ハンプトンで開業した精神科医ミシェル・バンクスは、セレブな婦人御用達のカウンセラーとして知られていた。エミリーも最近、患者のひとりとして彼女のもとへ通い始めていた。実はエミリーが施設にいた事と、ミシェルは深く関係していたのだ。もちろんそこには、ヴィクトリアの陰もあった。エミリーは隠しカメラで、ヴィクトリアのカウンセリング模様を録画し…。その頃、ダニエルはエミリーとのデートがキャンセルになったと伝え聞く。不安になったダニエルはエミリーの家を訪れると、思いがけない人物を目撃する。
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第5話 悔恨
ヴィクトリアは護衛のフランクから、夫のコンラッドが愛人だったリディアと未だ関係を持っていると知らされる。関係が明らかになった数か月前、ヴィクトリアはハンプトンの街からリディアを追放したが、彼女は「また戻ってくる」と宣言。また、かつて自分が所有していたエミリーの家を訪れたリディアは、家を買い戻すためなら「あなたの秘密を探す」とエミリーにまで挑戦状を叩きつける。遂にはコンラッドに、夫婦の隠された過去を暴くと脅迫を始めたリディアは、慈善団体の総会でグレイソン夫妻が表彰されるその時…。
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第6話 誤算
マンションの屋上から転落したリディアは、昏睡状態が続いていた。そんなある日、コンラッドのパソコンに匿名の映像データが送られて来る。そこに映っていたのは、リディアと、そして護衛のフランクの争う姿だった。コンラッドはフランクの存在を危険に感じ、解雇を決意。ヴィクトリアに特別な想いを寄せるフランクは、後ろ髪をひかれる思いでグレイソン家を去って行くが、解雇の理由に疑問を持った彼は、真実を探ろうとリディアのマンションを訪れる。そして彼はノーランとエミリーに関した、ある事実を手に入れる。
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第7話 虚偽
リディアは昏睡状態、フランクは行方不明…不穏な空気が漂う中、グレイソン家では、ヴィクトリアとコンラッドの結婚25周年を祝うディナーが計画されていた。しかし、夫妻の仲は既に修復不可能な状態にあり、コンラッドは家を出て行くことになる。一方、エミリーの過去を知ったフランクは、彼女が暴行罪で収監されていた刑務所に行き、新たな証拠を見つけ出そうとしていた。事実を知ったエミリーは刑務所長に助けを求めるが、フランクは重大な証拠を携帯電話に残す事に成功。そしてヴィクトリアに連絡を入れてしまう。
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第8話 記憶
ヴィクトリアとコンラッドが別居生活を始め、しばらくするとリディアが意識を取り戻した。しかし彼女は、最近の記憶を失ったままで、ヴィクトリアに不倫関係が知られた事も、自分がなぜ病院にいるのかも覚えていなかった。ヴィクトリアは罪悪感からリディアを看護するが、過去に起きた事を全てぶちまけてしまう。リディアの意識が戻ったと知ったエミリーは、彼女の記憶をすり替えようとノーランと共に証拠隠滅に動き出す。しかしある晩、フランクの遺体が発見され、ヴィクトリアは警察にエミリーを容疑者として通報する。
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第9話 秘密
母親ヴィクトリアの横暴さに我慢ならなくなったダニエルは、家を出てエミリーと暮らし始める。グレイソン家には、もはやヴィクトリアとダニエルの妹シャーロット、そして療養中のリディアの3人しか住んでいなかった。そんな折、グレイソン・グローバル社では新規投資家を集めてのパーティーが開かれることになった。会社を継ぐ意志を固めたダニエルは、日本人の大口投資家サトシ・タケダに接近。パーティーでエミリーを紹介するダニエルだったが、実はこの場にタケダを呼んだのはエミリーで、2人には秘密があった。
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第10話 阻害
フランクが殺害されてから、エミリーの復讐劇は想定外のできごとに見舞われていた。窮地に立たされたエミリーは、復讐の師であるタケダから「目の前の敵に全神経を集中させろ」「最大の敵を利用しろ」と冷酷無比な指導を受ける。一方、ヴィクトリアは離婚協議のため弁護士ライアン・ハントリーを雇うことにした。ハントリーは弱者のヒーローとして知られる弁護士だったが、過去にはデヴィッド・クラーク裁判にも関わった人物だった。父デヴィッドの有罪判決への不服申し立てを却下したハントリーに対し、エミリーは…。
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第11話 強迫
復讐劇が混乱を極める中、唯一の味方だったノーランと決別してしまったエミリー。意を決してノーランの家を訪れたエミリーは、初めて彼に謝罪し関係を修復する。そして2人は、目下の敵タイラーを潰すことを決意。ダニエルの友人タイラーは、グレイソン家にまとわりつき出世を目論んでいた。そんな彼が手に入れたのは、ノーランの隠しカメラだった。そこには秘密の数々を語る画像データが記録されてあり、ノーランとエミリーは奪還に挑むが、心に深い闇を抱えるタイラーは逆に危険な状態へと陥っていく。
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第12話 汚名
有名伝記作家メイソン・トレッドウェルへの復讐に着手するエミリーとノーラン。メイソンは、かつて刑務所にいる父デヴィッドを取材し、幼いアマンダ(現エミリー)にも話を聞きにきたジャーナリストだった。「一緒にお父さんを助けよう」とアマンダに語ったメイソンだったが、出版された本の内容は全てがねつ造されていた。エミリーはファンを装いメイソンの家を訪れ、父への取材模様を記録した十数本に及ぶビデオテープを探し当てる。後日ノーランにメイソンを連れ出させ、エミリーはメイソンを危機に陥れる復讐を開始する。
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第13話 覚悟
メイソンの取材ビデオテープで驚愕の事実を知ったエミリー。なんとダニエルの妹シャーロットの実の父親は、自分の父デヴィッド・クラークだったのだ。そこでエミリーは、デヴィッドがシャーロットについて語る場面を、コンラッドのメールに送りつけるようノーランに依頼する。コンラッドは離婚協議の場で、その映像をヴィクトリアに見せると一方的に攻め立てる。窮地に立たされたヴィクトリアは、テープを盗み、コンラッドに送りつけた人物に狙いを定めると、新たな護衛を雇い、テープを全て盗み出すよう命令を下す。
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第14話 知覚
ダニエルからのプロポーズを復讐のために承諾したエミリー。婚約披露パーティーの準備が進む中、エミリーはシャーロットの実の父親が誰かを暴露する方法を見出していた。そんなある晩、ダニエルの祖父エドワードを招いてのディナーが、グレイソン家で開かれることになった。グレイソン・グローバル社の会長であるエドワードは、会社のイメージに傷がつく離婚劇はやめるようコンラッドに忠告しに来たのだ。しかしディナーの席で、思わぬ事からシャーロットの実の父親の名前、更にヴィクトリアの過去が明かされてしまう。
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第15話 混沌
祖父エドワードは、グレイソン・グローバル社のCEOに孫のダニエルを就任させようとしていた。しかし、ダニエルはグレイソン家に渦巻く嘘と隠し事に辟易とし、婚約披露パーティーが済み次第、エミリーと共にパリへ向かう計画を立てていた。一方、エミリーは非常事態に直面していた。自宅床下に隠していた、父親の形見などを納めた秘密の箱が盗まれたのだ。盗んだのは、病院にいるはずのタイラーだった。大金と引き換えに箱を返すと言う。取引に応じるべきか、それとも…銃を手にしたエミリーの復讐は混沌とし始める。
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第16話 同盟
婚約披露パーティーの夜、タイラーが銃殺体で発見された。死体発見現場に放心状態で現れたのは、血に染まったシャツを着たダニエルだった。殺人容疑で警察に連行されるダニエルに、ヴィクトリアは「大丈夫よ」と囁き、抱きしめる。早速、敏腕弁護士ベンジャミン・ブルックスをマンハッタンから呼び寄せたヴィクトリアは、ダニエルを救うため真犯人をでっち上げようと画策する。エミリーはパーティー会場の防犯カメラが細工されていたことを知り、ノーランを問い詰める。すると背後でタケダが動いていた事実が判明する。
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第17話 疑惑
ヴィクトリアとコンラッドは一緒に暮らし始め、ライカーズ島の刑事施設に勾留されたダニエルを救おうと躍起になっていた。そんな2人を前に、エミリーはメディアアドバイザーとして伝記作家メイソンを招こうと提案する。エミリーの復讐以来、行方不明のメイソンだったが、ノーランが居場所を突き止めダニエルの現状とグレイソン家の狙いを話し、巧みに誘い込む。早速メイソンはグレイソン家を訪れるが、そこへダニエルが刑務所内で暴行を受けたと連絡が入る。エミリーはヴィクトリアの不穏な動きを察し、尾行を始める。
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第18話 正義
ダニエルの裁判が始まって15日目。ヴィクトリアは陰でリーという男を雇い、あらゆる手段を講じ犯人をでっち上げようとしていた。また、その頃ヴィクトリアはかつての恋人ドミニク・ライトと偶然再会し、密会を続けていた。ある日、怪しい行動を取るヴィクトリアをコンラッドは激しく問い詰める。しかし、コンラッドは既にドミニクの存在を調べ上げ、陰である取引を成立させていた。再び険悪な関係に陥るヴィクトリアとコンラッド。一方、エミリーはリーの存在を知ると、罠を仕掛け刑務所に送りこむが、その矢先…。
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第19話 赦免
かねてから父デヴィッドの死因を調査していたエミリーは、父はコンラッドに殺されたと疑わなかったが、未だ決定的な証拠をつかめずにいた。そんなある日、ノーランが父の手帳を一冊隠していたことが発覚。手帳には死ぬ直前までの不安な心情が綴られてあり、誰かに狙われていたことは明白だった。また手帳の中には、事件の真相を暴く証拠を「CM」が持って来るとあり、エミリーは“CM”を探し出す。時を同じく、ヴィクトリアは証券取引委員会の捜査官に、コンラッドの不正行為とデヴィッドの事件の真相をリークしていた。
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第20話 遺産
出所して半年が経ったアマンダ(現エミリー)は、荒れた生活を送っていた。出所の際にノーランから手渡された株券も、父デヴィッドの手記にも手をつけずにいたのだ。そこへ再びノーランがやって来る。手記を読み、父親の本当の姿を知って欲しいと伝えるためだった。そしてハンプトンに戻るエミリー。かつて父と住んでいた家に忍びこむと手記を読み始め、衝撃の事実を知っていく。大晦日-グレイソン家では恒例のパーティーが開かれていた。給仕として潜り込んだアマンダはこの日、復讐を決意する。
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第21話 悲嘆
エミリーは“CM”の証言により、父デヴィッドが謎の“白髪の男”に殺されたと確信した。そこでエミリーは、コンラッドのオフィスとグレインソン家にカメラと盗聴器を忍ばせ、行動の全てを監視する。エミリーの目的は、コンラッドのもとに“白髪の男”を誘き寄せ、正体を突き止めることだった。ノーランの手を借りその男の自宅が判明すると、殺害を決意するエミリー。一方、窮地に立たされたコンラッドは、デヴィッドの事件に関わる証拠隠しに奔走していた。しかしヴィクトリアが思わぬ場所で証拠品の数々を見つけてしまう。
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第22話 制裁
「白髪の男」に拉致されたノーランを助けるため、エミリーは男に正体を明かし、真っ向から勝負を挑む。エミリーが死闘を繰り広げる中、逃げ出すことに成功したノーランは、コンラッドの証拠品を持ち、証券取引委員会の捜査官のもとへと向かう。証拠品を盗まれたコンラッドは家中を捜索。もはや逃げ場のないコンラッドは、ワシントンで開かれる事件の聴聞会で証言するなとヴィクトリアに詰め寄るが、「もうウソをつき続けて生きられない」と旅立たれる。そしてエミリーは自らの復讐劇に幕を降ろそうとしていたが…その時!
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Season2 エピソード
第1話 運命
ヴィクトリアの飛行機事故直後、実の母が生存していると知ったエミリーは、自分たちを引き裂いた人間を探し出し’新たな復讐’を行おうと考えていた。2か月後、復讐の師・タケダの下で更に厳しい修行を重ねた彼女は、ノーランと共にハンプトンの街に舞い戻る。母との記憶を辿り、2人が向かったのは、既に閉鎖されたある病院。そこで面会者名簿を見つけると、ヴィクトリアが精神科病棟に入院していた母カーラを訪ねた記録が残されていた。あの夏から1年…エミリーは再びグレイソン家に近づき’新たな復讐劇’を開始する。
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第2話 復活
キャッツキルの隠れ家にいたヴィクトリアは、’白髪の男’の手を借り、娘シャーロットと共に国外逃亡を図ろうとしていた。しかし事態は一転。監視カメラでヴィクトリアの日常を見張るエミリーは、計画を阻止しようとある裏取引に動いていた。窮地に追いやられたヴィクトリアは、コンラッドと共謀。警察に連絡すると「’白髪の男’に誘拐され、暴行されていた」と証言し公の場に姿を現す。その頃、エミリーは’白髪の男’ことゴードンを誘き寄せ、母の情報を聞き出していた。なんとゴードンは母の殺害を命じられたという。
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第3話 信頼
タケダの下で修業を共にしたエイダンに命を救われたものの、エミリーは彼の協力を頑なに拒否。しかし、エイダンはゴードンの遺体からモーテルの鍵を密かに持ち出し、調査を進めていた。モーテルの部屋には、ヴィクトリアを乗せた事故機のフライトレコーダーが隠されてあった。一方、グレイソン家ではダニエルが、母ヴィクトリアの偽造パスポートを入手。’誘拐”暴行’といった嘘が露わになることを恐れたヴィクトリアは、メディア操作を企み、記者会見の席で娘シャーロットの実の父、そしてアマンダの存在を暴露する。
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第4話 直観
グレイソン家に迎えられたアマンダは夕食の席に招かれる。しかしヴィクトリアの目的はアマンダが持つ’父の手帳’を奪うことだった。そんな矢先、グレイソン家の階段からアマンダが転落。救急搬送され緊急分娩で男の子を出産するが、アマンダは昏睡状態に陥ってしまう。偶然にもニュースで事故を知ったエミリーの母カーラは、病院へと車を走らせる。アマンダの横で「大丈夫よ…」と見守るカーラ。そんな母の姿を見たエミリーは、幼い頃に封じ込めた辛い過去を思い出していた。それは母と過ごした最後の夏の日だった…。
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第5話 容赦
エイダンの調査で母がゴードンと夫婦関係にあったことを知ったエミリーは、’死んだ父のための復讐’に再び目覚めていた。そこでグレイソン・グローバル社の内部調査を行うようエイダンを送り込むと、社が危機的状況に置かれていることが判明。そんな中、アマンダの正体を追う伝記作家メイソンが、突然病室へやって来る。カーラに疑惑を抱く彼は、いきなり「なぜ20年間も死んだと嘘をついていたのか?」と直撃。その後、メイソンはグレイソン家にも押しかけると、ヴィクトリアを挑発し“ある秘密”を探ろうとする。
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第6話 幻想
知り過ぎた男メイソンの気をそらすため、エミリーは彼に’白髪の男・ゴードン殺害事件’を調べるよう罠を仕掛け始める。数日後…ヴィクトリアとコンラッドの結婚式当日、メイソンはあるキャンピングカーへと向かっていた。そこで彼が発見したのはゴードンの遺体と、コンラッドのカフスボタン。警察による家宅捜索が行われ、結果コンラッドは容疑者として逮捕されてしまう。身に覚えのない容疑に困惑するコンラッドだったが、そこへ巨大な黒幕組織アメリコン・イニシアティブのヘレンが現れ、保釈を促す取引を持ちかける。
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第7話 贖罪
ヴィクトリアから「エミリーは少年刑務所上がり」と聞いたメイソンは、エミリーの過去を調べ上げていた。そして刑務所時代に撮ったエミリーとアマンダの写真を入手すると、’2人は恋愛関係にあったのでは? ‘と探りを入れ始める。その執拗な詮索に限界を感じたアマンダは、エミリーの忠告を無視し「全てを告白する」とメイソンの家へ乗り込んでいく。そんな中、ゴードンの死を知ったカーラは、グレイソン家への報復を心に決めていた。不穏な空気を察したヴィクトリアは「カーラに殺される」と怯えていたが、既にカーラは…。
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第8話 起源
舞台は今から6年前の感謝祭__35年ぶりに不仲の母と再会したヴィクトリアだったが、家族を前に’殺人の罪を着せられた’忌まわしい少女時代の記憶と、母への憎悪をぶちまけてしまう。そんなヴィクトリアに近づこうとしていたエミリーは、タケダの導きで初の’復讐’に着手し、ノーランは自社の株式公開日を迎える。一方、ジャックの家では事件が勃発。バーを経営するジャックの父は、ここ数日、不審な男につきまとわれ「用心棒代を払え」と脅かされていた。そして感謝祭の晩、銃の発砲音が港に響き渡るとそこには…。
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第9話 露見
エミリーの計画通り、ダニエルはグレイソン・グローバル社のCEOの座を狙い、ノーランの会社ノルコープの買収に動き出していた。しかし、息子のCEO就任を許さないヴィクトリアは陰でコンラッドと結託。そんな2人の前にアメリコン・イニシアティブのヘレンが現れ、ダニエルの身に危険が迫っていると告げる。一方、息子カールの洗礼式を迎えたジャックは、そこで亡くなった父の親友マークと再会。彼との会話からバーの共同経営者ライアン兄弟に不信感を抱き始めたジャックは、彼らの素性をノーランに探ってもらう。
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第10話 権力
ヘレンは「父親以上の富と権力を手に入れることができる」と誘い、グレイソン・グローバル社のCEOに就任したダニエルを操り始めていた。そんな息子の身を案じるヴィクトリアは、エミリーに助けを求めダニエルとの復縁話を持ちかける。既に、次なる’復讐’の標的をグレイソン家と懇意のバーンズ判事夫妻と決めていたエミリーは、この機会を利用しようとヴィクトリアの申し出を快諾。その頃、ジャックの弟デクランは、バーの倉庫でライアン兄弟の荷物を物色していた。すると、ある袋の中から大量の麻薬を見つけ出し…。
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第11話 妨害
ヘレンがダニエルと秘密裏に連絡を取り合っていると知ったヴィクトリアは、遂にアメリコン・イニシアティブへの妨害を決意する。ほどなくしてエミリーは、’チャリティー・ワインオークション’を開催。彼女はそこにヘレンを招き、エイダンと共に’ある復讐計画’を実行しようとしていた。一方ダニエルは、ノーランが過去に研究開発した最強プログラム’キャリオン’の情報を入手する。極秘扱いで開発されたプログラムの存在を、なぜダニエルが知っているのか? ノーランはかつてのパートナー、マルコに疑いの目を向ける。
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第12話 結託
‘復讐’のためにダニエルとの関係を進めていくエミリー。2人は、ヘレンに指示されたストーンへブン・ユナイテッド社買収のためLAを訪れる。しかし、そこで彼らを待っていたのはヴィクトリアだった。いかなる手段を使っても契約を阻止したい彼女は、競合相手のジェイソン・プロッサーを誘い買収競争に参加させる。エイダンもまた、密かにLAに向かっていた。なんと彼はヘレンから呼び出され、生存しているという妹コリーンの命と引き換えに、「24時間以内にヴィクトリアを殺せ」と命じられていた。そしてエイダンは…。
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第13話 結婚
ジャックとアマンダの結婚式を目前にしたある日。コンラッドはライアン兄弟の弟ネイトと組み、ジャックの店の権利を半分奪い取っていた。彼らの目的は港一帯の再開発計画。その事実を知ったアマンダは、エミリーのPCを盗み出しコンラッドに脅しをかける。一方、ダニエルとヘレンを引き離そうと画策していたヴィクトリアは、最終手段に出る覚悟を決める。それは、ダニエルにデヴィッド・クラーク事件の真実を語る’証拠書類’を全て見せ、巨大黒幕組織アメリコン・イニシアティブとヘレンの正体を告白することだった。
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第14話 犠牲
カーペットに死体を包むコンラッドとダニエル。変装し車で出かけるヴィクトリア…。グレイソン家では、ヘレン殺害の隠ぺい工作が行われていた。翌朝、コンラッドから「今回の後始末はアマンダに押し付けよう」と提案されたヴィクトリアは、彼女をアメリコン・イニシアティブに差し出す策を練り始める。そんな中、アマンダはジャックと船でハネムーンに旅立つ。数日後、エミリーは偶然目にした写真から、2人の船にネイト・ライアンが潜んでいることに気づく。危険を感じたエミリーは、ノーランと共に海へ救出に向かう。
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第15話 報復
ジャックは一命を取り留めた。しかし、アマンダの死に動揺を隠せないエミリーは、グレイソン家が黒幕と疑わず、更なる’復讐’を下そうと動き出していた。その矢先、ヘレンがいなくなったことも知った彼女は、エイダンにアメリコン・イニシアティブを調べるよう指示。一方、グレイソン家には、ヘレンの代理と名乗るトラスクという男が現れる。彼はヘレンの行方を捜索しているばかりか、アマンダの調査にも乗り出していた。そして、盗まれたPCを探しにアマンダの部屋を訪れたエミリーは、そこでトラスクの存在を知る。
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第16話 露呈
ジャックに相談もせず、亡きアマンダの名で慈善団体を立ち上げたグレイソン夫妻。なんと彼らは、この団体口座を利用し、資産の全てを隠そうと企んでいた。そんな中、ジャックは事件の晩の不可解さを紐解こうと、ひとりで調査に動いていた。なぜ、自分だけが助かったのか? 病院に運んだのは誰か? すると、ある男の証言から事件に関わる重要人物の名が浮かび上がる。一方、エミリーはグレイソン家で思いもよらぬ人物と再会する。イーライ・ジェームズというその男は、エミリーの正体にまつわる隠された過去を知っていた。
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第17話 勝利
エミリーの乳兄弟イーライは、グレイソン夫妻が設立した’アマンダ・クラーク基金’の共同代表に選ばれる。そんな彼に不信感を拭えないエミリーだったが、ある日、彼の目的が2人にとっての養母メレディスへの’復讐’にあると聞かされる。しかもメレディスは、エミリーの父から届いた手紙を隠し持っているという。一方、パドマは拉致された父から「’キャリオン’を持ってきてくれ」とのメッセージを受け取る。引き渡しまでの猶予は2日間。ノーランは’キャリオン’のファイルに細工をし、エイダンと共に現場に向う。
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第18話 仮面
グレイソン家ではハロウィーン恒例の’仮面舞踏会’が開催されようとしていた。刑務所のメイソンからヴィクトリアの新たな秘密を知ったエミリーは、真相を暴こうと次々に罠を仕掛け彼女を追いつめていく。1973年消印の手紙、黒いバラの花束…謎のメッセージと不気味な贈り物に怯えるヴィクトリアは、遂に「10代で妊娠した」「母の恋人にレイプされた」とコンラッドに告白してしまう。その頃、エイダンは行方不明のパドマを追い“アメリコン・イニシアティブ”のトラスクを待ち伏せていた。銃を手に忍び寄るエイダンは…。
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第19話 本性
「隠し子は中絶した」と言うヴィクトリアは、証拠となる医療記録を取り寄せていた。州知事選も佳境を迎えたコンラッドは、その記録を目にするなり’同情票’が得られると踏み、TVインタビューの場でヴィクトリアの過去を全て公表しようと企む。一方、パドマ殺害容疑で警察に連行されたノーランが、ようやく釈放される。早速エミリーは「’ファルコン’がいたからパドマは死んだ」「私ひとりじゃ無理」と、ノーランと共に’ファルコン’を倒す決意を固める。そしてエミリーはヴィクトリアを操り、’ファルコン’を誘き寄せる。
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第20話 婚約
エイダンから「結婚しろ。そしてヤツらを倒せ」と背中を押されたエミリーは、再びダニエルと婚約。2週間後にはパリへ旅立ち、そこで永住する予定も立てていた。しかし、やはり複雑な心境のエイダンは、エミリーの’復讐’を終わらせようと考える。そのために’アマンダ・クラーク基金’の口座にあるグレイソン家の資産を全て奪い取ることを計画。ノーランが刑務所にいる’ファルコン’に取引を持ちかけ、口座へのハッキングを試みる。一方、ダニエルの婚約を許さないヴィクトリアは、エミリーを呼び出し激しく問い詰める。
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第21話 真実 前編
エイダンがグレイソン家の資産を引き出した途端、NY中が大停電に見舞われる。送電網だけではなく、オートメーション化されたシステム全体が停止し、通信ネットワークも全滅状態に陥った。’キャリオン’が実行されたと知ったノーランは、口座にアクセスしたエイダンが実行犯にされる仕組みになっていたことにも気づく。「第2のデヴィッド・クラークになる」と、エイダンに逃げるよう指示するエミリー。そして彼女は’アメリコン・イニシアティブ’の狙いを探りにタケダの下へと向かう。その直後、NYに再び光が戻るが…。
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第22話 真実 後編
大停電に続いて、今度はグレイソン・グローバル社が爆破された。コンラッドが救助活動を指揮する中、次々と運び出されていく負傷者たち。エミリーは、そんな彼の目を盗みジャックを救出するためビル内に侵入する。しかし、その時ジャックは、既にノーランの下へと向かっていた。ノーランの話から、コンラッドに命を狙われていると知ったジャックは、ひとりで’復讐’することを決意。一方、ダニエルは爆発犯をエイダンと思い込み警察に通報するが、コンラッドからヴィクトリアも知らない’驚愕の真実’を告げられる。
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Season3 エピソード
第1話 恐怖
グレイソン・グローバル社が爆破され、FBIに逮捕されたノーラン。さらにエミリーは、自らの正体をジャックに告白。あれから半年__グレイソン家は崩壊寸前に陥り、ひとり屋敷に残ったヴィクトリアは息子パトリックを呼び寄せ密かに暮らしていた。一方、ノーランの釈放を機に宿敵ヴィクトリアへの“最後の復讐”に動き出すエミリー。知事に就任したコンラッドの“肖像画お披露目パーティー”を企画した彼女は、再びグレイソン家を集結させる。しかし、パーティーで演壇に立ったコンラッドが突然倒れ意識不明となり…。
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第2話 原罪
ジャックに「夏の間に終わらせて、消えろ」と突き離されたエミリーは、復讐の実行に焦り始める。コンラッドの病を案じるダニエルを前に彼女は「結婚しましょう」と言い、夏中に式を挙げる段取りを整え、次なる復讐の準備にも取りかかっていた。新たな復讐相手は、グレイソン・グローバル社の元社員ポール。ところが、彼の調査に動いたノーランは、現在神父となったポールは善人で復讐に値する人間ではないと背を向ける。その頃、エミリーの元恋人エイダンは、ヴィクトリアに“エミリーへの復讐計画”を持ちかけていた。
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第3話 懺悔
ノーランの前で自分の過ちを認めたエミリーは、復讐のやり直しとしてポール神父を味方につけ、コンラッドにすべての罪を告白させることを思いつく。「罪を犯して報いを受けるのは当然だもの」「カトリック教徒なら懺悔すればいい」と、エミリーは病に倒れ自責の念にかられるコンラッドを言葉巧みに操っていく。一方、ヴィクトリアはノーランの家で開かれるパーティーにエイダンを誘う。またノーランも偶然出会ったパトリックをパーティーに招いていた。そしてエイダンと腕を組みパーティー会場に現れたヴィクトリアは…。
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第4話 慈悲
自首を決めポール神父と警察に向かうコンラッドだったが、事故に見舞われた2人は病院へ搬送される。ポール神父は間もなく死亡。軽傷で済んだコンラッドは「神の導きを感じた。事故は“早まるな”というお告げかも」と、自首することを思い止まってしまう。さらに、運転していたのはポールだったというコンラッドの証言のもと、警察はポールによる事故と決め捜査を打ち切ることに。しかし、コンラッドとダニエルが画策して殺人をもみ消したと疑わないエミリー。すると、ジャックが殺人を裏付ける重要証拠を見つけ出す。
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第5話 支配
エイダンは車のブレーキに細工をした犯人はジャックであり「あんたを殺そうとした」とコンラッドに告げると、エミリーには「コンラッドはブレーキに細工をされたことを知らない」と嘘をつき、“復讐”の水面下で単独行動を開始する。間もなくしてコンラッドに命じられたエイダンは、銃を片手にジャックの部屋に侵入。そんな不穏な動きを察知したヴィクトリアは、この状況を利用してエミリーに罠を仕掛けようと企む。一方、パトリックは、元妻に2万ドルを渡して自分の過去を暴こうとしたノーランに激しい怒りをぶつける。
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第6話 分解
8月8日の結婚式を5週間後に控えた、ある朝。エミリーは、ノーランとパトリックの親密な関係を知ってしまう。復讐計画のためにも「別れるしかない」と言い渡すエミリーに、思い悩むノーランはジャックに相談に行く。そこで彼はエミリーと“復讐の共謀関係”にあることも告白。後日、その事実を知ったエミリーはノーランに激怒し、2人は決裂の危機を迎える。その頃、グレイソン家では、ブレーキに細工をした犯人がパトリックだったと判明。コンラッドの報復を知ったヴィクトリアは、パトリックの身を守ろうと奔走する。
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第7話 復帰
ヴィクトリアをグレイソン家に留め、自分の人生を元通りにしようと必死なコンラッドは、新たな広報担当としてビジー・プレストンを雇う。凄腕で知られるビジーは、直近の独立記念日のパーティーで“幸せなグレイソン一家”を売り込むためと、家族を調べ上げコントロールしようとしていた。それを聞いたノーランは、かつてビジーから酷い仕打ちを受けた恨みがあり、彼女への“復讐”を狙う。一方、エミリーとダニエルを別れさせるには時間がないと焦るヴィクトリアは、エイダンに「エミリーをベッドに誘って」と命じる。
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第8話 禁断
シャーロットはヴィクトリアを巻き込み、ダニエルと元恋人サラとの復活愛に賭けていた。2人の思惑通り、ダニエルとサラは急接近し密会を繰り返すようになっていく。すべてを知ったエミリーは、ダニエルに気づかれぬよう尾行を開始。そしてサラの前に現れた彼女は、悲劇の婚約者を演じ、結婚式を絶対に壊さないことを約束させる。ところが、ヴィクトリアには“エミリーを陥れるもうひとつの計画”があった。なんと“花嫁の祝福パーティー”の余興でエミリーの元夫ローハンを登場させようと秘密裏に動き、準備万端に整えていた。
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第9話 降伏
結婚式まで48時間に迫ったある日。マルゴーの雑誌“ヴーレ”で、エミリーとダニエルのウエディング特集が組まれることになった。結婚式の衣装で撮影に臨む2人。しかし、サラへの想いを断ち切れないダニエルの態度はよそよそしく、エミリーは彼の気持ちを取り戻そうと“ある嘘”をつき、勝負に出る。一方、ハンプトンに戻ってきたリディアはコンラッドを巧みに誘い出すと、彼の寝室にあったファイルからエミリーの正体を暴く“過去の写真”を探し当てる。不敵の笑みを浮かべるリディアは、エミリーへの“復讐”を企む。
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第10話 脱出
戦意喪失したヴィクトリアを、どうにか結婚式に出席させるため、コンラッドの手を借りたエミリー。そして、ようやく結婚式の日を迎えるが、式場に向かうその時、彼女の前に“過去の写真”を持ったリディアが現れ、取引を持ちかけてくる。すぐにエイダンに助けを求めたエミリーは、取引の後始末を頼む。ところが、“家族そろってのハネムーン”の船旅にコンラッドはリディアを連れて来てしまう。しかも、リディアは船内で密かにヴィクトリアに接触。この予想外の出来事が、エミリーの“最後の復讐”を思わぬ方向に誘う。
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第11話 生還
“エミリー・ソーンがハネムーン中に行方不明になった”と、メディアが大々的に報じる中、海に捜索に向かったエイダンが漁船に隠れていたエミリーを発見。病院に搬送された彼女は、腹部に2発の銃弾を受けたことから大量出血していたものの一命を取り留める。しかし、意識を取り戻した彼女は、すべての記憶を失っていることに気づきパニック状態に陥る。一方、船に同乗していた人々を調査していた警察はヴィクトリアに疑いの目を向けていくが、その裏で、アリバイがないリディアはコンラッドに偽証を頼み込んでいた。
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第12話 忍耐
面会に来たジャックの話を聞くうちに記憶を取り戻したエミリーは、事件の全貌を鮮明に思い出すと、自分を撃った真犯人の名前を明かす。エミリーの身に危険が迫ると察したエイダンは、“復讐”の師であるタケダの娘ニコに「最後の頼みだ」と言い、救出を依頼する。 その矢先、パトリックがノーランの家から“秘密の箱”を盗み出す。それを受け取ったヴィクトリアは、箱に収められていた手帳や写真をエミリーに突きつけ「場違いな詐欺師を、どう追放しようかしら」と脅すが、既に“復讐再開”の決意を固めていたエミリーは…。
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第13話 憎悪
“復讐再開”を始めたエミリーは、ヴィクトリアとダニエルの前で、グレイソン家に残ることを宣言。宣戦布告と受け取ったダニエルは、サラを屋敷に招き入れる。それを知ったヴィクトリアは「エミリーは我が家に心理戦を仕掛けている」「サラまで巻き込むと、捻り潰される」と、たしなめるが、ダニエルは聞く耳を持たない。一方、ノーランはパトリックへの“復讐”として、彼の出生の秘密が記された警察の調書を手に入れる。実父ジミー・ブレナンの存在を知ったパトリックは、隠された過去についてヴィクトリアを問いつめる。
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第14話 回帰
突然意識が遠のき、気づくとホテルの一室で寝ていたエミリーは、ノーランに助けを求める。ホテルの監視カメラの映像には、コンラッドと酒を飲み、誰かに電話をかけているエミリーの姿があった。まったく記憶のないエミリーだったが、そこへ昨晩の電話の相手というコンラッドの前妻スティービーから連絡が入る。すると、エミリーは再び意識を失い倒れてしまう。無意識の中で凶暴化した彼女は、ノーランを罵るばかりか、エイダンの身を危険にさらしていく。そんな中、ニコは日本刀を片手に、エミリーを待ち構えていた。
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第15話 苦悩
謎の“記憶障害”に襲われ続けていたエミリーは、病院へ行くことも、ハンプトンから出ることもできず、自分を追いつめていた。ひとりで苦しむエミリーの姿を見かねたノーランは、町を出ようとしていたエイダンを「彼女を救えるのは、もうおまえしかいない」と、引き留める。エイダンはタケダの教えにならって、エミリーに苦痛を与え、眠っている記憶を必死で引き出していく。そして“記憶障害”を克服したエミリーは、自分の家へと戻り、父の手帳を目にすると、スティービーが生前の父を獄中に訪ねていたことを思い出す。
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第16話 屈辱
密かに探偵を雇っていたダニエルは、エミリーとエイダンの親密な関係を物語る写真を手に入れ「これで結婚を終りにできる」と、ヴィクトリアと喜びを分かち合っていた。一方、スティービーを警戒したエミリーは、彼女の素性を調査。また、スティービーもジャックの家にあった写真から、エミリーの正体に疑問を持ち始めていた。そんなある日、オペラ鑑賞会の席でエミリーの“妊娠の嘘”を知ったヴィクトリアは、観客の前で彼女を徹底的に辱める。ヴィクトリアとダニエルは勝利を確信するが、なんとその裏でエミリーは…。
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第17話 依存
パスカルが事件に関与していたことを確信したエミリーは、決定的証拠をつかもうと豪華なチャリティーカジノ“モンテカルロ・ナイト”を企画し、彼への接近を試みる。そして、彼の正体を探り始めると、スティーヴィーから「パスカルはヴィクトリアと付き合っていた。でも、いつの間にか捨てられた」と、過去の2人の関係を知らされる。その頃、パスカルはヴィクトリアとの復縁を望み、コンラッドと“ある取引”を成立させようとしていた。一方、エイダンは“謎のメモ”から、自殺した父とパスカルに接点があったと気づく。
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第18話 帰郷
ノーランの力を借りても、パスカルと父との関係を裏付ける証拠が見つけ出せないエイダンは、エミリーを伴いロンドンの実家を訪ねることを決める。すると2人は、父が自殺した納屋の中で、“オスカー・チャップマン”という名前が刻まれた机を発見。「親父からのメッセージだ」と疑わないエイダンは、この“謎の人物”の調査を始める。そんなある日、ヴィクトリアは伝記作家のメイソンを獄中に訪ねていた。エミリーと“197便の爆破事件”との関連性について探る彼女に、メイソンは条件付きで“ある情報”を教えると言い出す。
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第19話 盟友
メイソンから“オスカー・チャップマン”の正体を聞き出したノーランは、その行方を追い、“ブレンダ・エヴァンズ”という女性の存在を突き止める。彼女は20年前に偽のIDを使用し、チャップマンの口座から金を引き出していた。共犯者と睨んだノーランとエイダンは、彼女の自宅前で張り込みを開始する。一方、エミリーは競馬場でヴィクトリアと密談をしていた、元グレイソン・グローバル社のエリート社員ルーク・ギリアムに接触。彼が“197便の爆破事件”に関する“ある切り札”を持っていることをエミリーは知っていた。
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第20話 革命
「なにもかも偶然じゃない」と、エミリーの目的が“デヴィッド・クラーク事件”に対しての“復讐”だと気づいたヴィクトリア。不安を隠せない彼女に、パスカルは結婚を申し込む。しかし翌朝、国土安全保障省の捜査官を装ったエミリーに拉致された彼は、盗聴器を身に着け、コンラッドとヴィクトリアから証拠となる自白を引き出すよう命じられる。そして、パスカルが向かった場所は、雑誌“ヴーレ”が開発した新作アプリの発表会場。怪しい気配を察したコンラッドは、パスカルを屋上へ連れ出すと常軌を逸した行動に出る。
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第21話 監禁
屋上でのやり取りの一部始終を見ていたエミリーは、身の危険を感じていたが「なんとしてでもトドメを刺す」と覚悟を決め、シャーロットを監禁する。カメラの前で泣き叫ぶシャーロットの映像とともに「無実の男に罪をなすりつけた事を公表しろ」と、コンラッドを脅迫。続けて、切り落としたシャーロットの片耳を送りつけると、コンラッドとヴィクトリアは記者会見を開きすべての罪を告白することを決意する。ところが、その矢先“あるDNA鑑定の結果”を手に入れたヴィクトリアは、シャーロットの誘拐を疑い始める。
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第22話 処刑
警察に逮捕されたコンラッドは陰謀説を訴え保釈を要求するが、裁判長はすぐさま却下した上に、“デヴィッド・クラーク事件”の捜査再開の決定まで言い渡す。束の間の勝利に祝杯を挙げるエミリーたち。しかしその頃、エミリーがデヴィッドの娘であることを確信したヴィクトリアは「エミリー・ソーンにも私と同じ苦痛を味わわせてやる」と、さらなる“復讐劇”のシナリオを描き始めていた。一方、独房に閉じ込められたコンラッドは“脱獄”を計画。看守を買収し、外に出た彼を待っていたのは、まさかの…“あの男”だった!!
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Season4 エピソード
第1話 再生
エミリーがヴィクトリアを病院送りにし、コンラッドが死んでから半年後、ハンプトンにメモリアルデーが近づいていた。エミリーは主のいなくなったグレイソン邸を買い取り改装、ノーランと一緒にメモリアルデーにパーティを開催する。 一方、クレアモント精神科病院に強制入院させられたヴィクトリアは親しい友人もでき、平静を装いながらも、常に脱走の機会をうかがっていた。
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第2話 暴露
病院から抜け出したヴィクトリアの行方が気になるエミリーだが、ノーランは今ひとつ捜索に協力的ではない。ダニエルも母親のことはまだ何も知らないようだ。そこでシャーロットが何か知らないか当たってみることにする。その頃シャーロットは、ギデオンの浮気の現場を目撃し、自暴自棄になってビルの屋上から飛び降りようとしていた。
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第3話 焼跡
シャーロットはストアウェイでエミリーを気絶させ店に火を放った。駆けつけたジャックが危機一髪で救い出す。シャーロットの苦悩を理解するエミリーは彼女を許しかばおうと火災調査官にウソをつく。ジャックは目撃者トムの証言から、火事の直前、店内にシャーロットがいたことを知り、エミリーから真相を聞く。最終的にジャックもシャーロットをかばうことに。また、日中は警官として働くつもりのためストアウェイの再建を迷う。
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第4話 流星
侵入者に襲われそうになったエミリーを心配し、ノーランは警察沙汰にしようとするが、シャーロットの関与を疑うエミリーは拒む。しかしノーランはそれを無視してジャックに知らせてしまう。ジャックとベンはエミリーに事情聴取するが、エミリーはただの不法侵入だと言い張る。 一方デヴィッドはヴィクトリアの態度に徐々に不信感を募らせる。そして自らの体を痛めつけ、店で万引きをしてわざと警察に捕まる。郡警察に連行されてきたデヴィッドが足を引きずっているのを見て、ベンはエミリーの家に侵入した犯人ではないかと疑う。
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第5話 波紋
デヴィッドはヴィクトリアとDCを訪れ、「監禁」について聴取を受ける。ハンプトンに戻ったあと、アマンダの墓を訪れる。その後、訪れたホテルの前で車に轢かれそうになる。エミリーはデヴィッドになかなか会えず苛立ちを募らせる。ノーランは人が変わってるかもしれないから慎重になるべきだと告げる。だがエミリーは一刻も早く会おうとする。ヴィクトリアに融資をして貸しを作ったマルゴーは何とかデヴィッドの取材にこぎ着けようとするがヴィクトリアに無視される。ダニエルはルイーズの気を引くためマルゴーとの関係を隠す。
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第6話 打撃
デヴィッドはかつての自宅「海辺の家」に戻って初めての朝を迎える。その日は夜にルマルシャル・メディアによる独占インタビューが企画されていた。デヴィッドはノーランを訪ね、友人としてインタビューに同席してほしいと依頼する。ノーランは快諾する。
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第7話 奇襲
ハンプトンには嵐が近づいていた。デヴィッドの監禁話を怪しむエミリーは海辺の家に忍び込み謎の鍵とナイフを見つける。ノーランに調べさせると銀行の貸金庫の鍵だった。ナイフがコンラッド殺害の凶器だと考えたエミリーはシャーロットが殺してしまったヴィンスの部屋にナイフを置く。 シャーロットからエミリーの正体を聞いたダニエルはヴィクトリアに手を引けと警告する。またマルゴーに接近するルイーズにヒヤヒヤする。
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第8話 接触
感電したヴィクトリアは、デヴィッドの応急措置のおかげで一命をとりとめた。しかしその際にエミリーが救急車を呼ぶのをためらったのを見て、デヴィッドはショックを受ける。エミリーは病院を訪ねデヴィッドと話をしようとするが、邪魔が入り落ち着いて話ができない。
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第9話 諜報
エミリーはデヴィッドを襲った犯人のひとりヤンをプールハウスに監禁、拷問し黒幕が誰か吐かせようとする。そして共犯のピート・ダンが何か知っているはずだと聞き出す。ベンは真夜中、酔った勢いでエミリーの家を訪ねデートに誘うが断られる。FBI捜査官のケイトと飲みに行ったジャックはいい雰囲気になるがデヴィッド襲撃の連絡が来て署へ戻る。襲撃犯のピートが逮捕されていたが取調室で首を吊って自殺していた。
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第10話 代償
FBI捜査官のケイトがデヴィッド襲撃に関与しているとにらんだエミリーは、ノーランに頼んでFBIの資料を調べてもらうが何も怪しいことは見つからない。そこでケイトの宿泊先に忍び込んで密かに指紋を採取し、隠しカメラをセットして見張ることにする。
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第11話 追悼
旧グレイソン邸でケイトに襲われたエミリーをかばって撃ち殺されたダニエル。ケイトは駆けつけたジャックに射殺される。銃声を聞いてデヴィッドとヴィクトリアが駆けつける。マルコム・ブラックにケイトの死を悟られないよう遺体を隠し口裏を合わせる一同。警察には、ダニエルに襲われそうになったエミリーが正当防衛で撃ち殺した、と話す。聴取で動揺するエミリーを見て怪しむベン。ヴィクトリアはダニエルにとって不名誉な証言内容に怒りデヴィッドと衝突。落ち着くまで旧グレイソン邸でエミリーと過ごすことに。
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第12話 執念
新聞でマルコム・ブラックの死が報じられた。安心したデヴィッドは、懸案のヴィクトリア殺害計画を実行に移すことにする。しかしその計画を聞いたエミリーは「殺すことはせず生きながらの苦しみを与えよう」と提案しデヴィッドを思いとどまらせる。そしてふたりでハンプトンを出ることにする。ところがマイアミで死んだはずのマルコムが生きてハンプトンに現れる。
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第13話 誘拐
マルコムが釈放されたと知りジャックを責めるデヴィッド。エミリーと逃げようと準備をするが、ヴィクトリアと一緒にマルコムにさらわれたことを知る。 ジャックはマルコムを捜すためベンに協力を依頼。ベンはエミリーの正体を知り怒っていたが、結局ジャックに協力する。デヴィッドたちはケイトの録音音声を使ってマルコムに娘が生きていると思わせ人質交換を持ちかける。
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第14話 系譜
ノーランとルイーズの結婚披露宴のためにエミリーは自宅を提供する。しかし幸せなはずのルイーズは前日になってすべてキャンセルすると言い出す。ペネロペが副作用の強い薬を与えていたわけはルイーズが父親を殺したことを忘れさせるためだったと知ったのだ。しかもペネロペは自分を財産管理者に戻さなければ、その事実を証拠の警察調書とともに公にする、とルイーズを脅していた。同情したノーランは、エミリーが日本で体得したある手法を用いてルイーズの封印された記憶を呼び戻そうとする。
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第15話 獲物
ベンと一夜を共にしたエミリー。ジェームズがそのことをマルゴーに報告、マルゴーはベンのことを探るよう命じる。更にマルゴーはジャックが殺人を告白した映像も利用するつもりでいた。ルマルシャル・メディアの社員シモーンがノーランにその情報を流す。 ヴィクトリアの元にコンラッドの父エドワードの訃報が舞い込む。生前親しかったヴィクトリアは遺産がもらえることを期待し家探しを始める。またヴィクトリアはマルゴーがエミリーへの復讐を諦めたと考えていた。
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第16話 怨恨
エミリーへの復讐心を燃やすマルゴーは、今度はベンの元妻エイプリルをターゲットにする。エイプリルが凶暴な元交際相手ウェスから隠れ住んでいることを盾に取り、ベンを脅してアマンダ・クラークの出生証明書を入手させる。それを証拠として世間に「エミリー・ソーンはアマンダ・クラークだ」と公表するつもりなのだ。しかしマルゴーの意図を見抜いたエミリーとノーランは先手を打ち、偽の出生証明を渡し、先回りしてエイプリルの居場所を突き止める。
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第17話 喪失
ジャックが飲酒運転の疑いで逮捕され、エミリーとデヴィッドがカールを預かる。血液検査で潔白が証明されるはずだったが鑑識が血液サンプルを紛失。逮捕時の検査結果のみが採用される。カールが同乗していたため有罪となれば長期刑となる可能性も。エミリーはジャックの弁護士としてスティーヴィーを呼び寄せる。保釈は認められるが、ソーシャル・ワーカーが派遣され子育て環境を調べられることになる。
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第18話 決断
エミリーは目の前で事故に遭い流産してしまったマルゴーに罪悪感を覚え、ダニエルの汚名をそそごうと決意する。病院の新研究所起工式の記者会見を利用して真実を公表しようという計画だ。しかしケイトを殺した真実を明かせばジャックの身が危うくなるため、つじつま合わせのためマルコム・ブラックに襲われたことにしようとしてジャックにも口裏を合わせるよう頼む。
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第19話 激白
ついに自分はアマンダ・クラークだと公表したエミリー。世間が騒然とする中、エミリーたちはヴィクトリアとマルゴーや過去に復讐を果たした相手の出方を待つ。そのうちの一人トム・キングズリー元上院議員はエミリーの正体を知り激怒。同じ被害に遭った仲間を集めようとあちこちに電話していた。エミリーとデヴィッドはトムの元を訪れ、仕返ししないよう脅す。
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第20話 炎上
エミリーのインタビュー以降、ヴィクトリアはマスコミから激しいバッシングを受けホテルに閉じこもっている。見かねたルイーズは気晴らしのために外出に連れ出そうするが、駐車場で目を離したすきに黒装束の女がヴィクトリアを襲う。犯人を見たヴィクトリアは「あれはエミリーだった」と言う。そのことを知ったマルゴーは即座に知り合いのFBI捜査官をヴィクトリアのホテルに呼び出し、証拠のUSBメモリを渡すことにする。
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第21話 余波
旧グレイソン邸が爆発炎上し全焼し焼け跡から遺体が発見される。ベンがエミリーにヴィクトリアの歯の治療記録と一致したとの検視結果を伝えにくる。ノーランはトニーと一夜を過ごし上機嫌だったが、火災のことを聞き驚く。さらにエミリーからメイソンが町に戻ったと知らされる。 火災のことを知ったルイーズはマルゴーの元を訪ねる。マルゴーのデスクにヴィクトリアからの遺書があり、警察に通報、自殺と断定される。
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第22話 懇願
ヴィクトリア殺害容疑で逮捕されたエミリーは、容疑を認めず無罪を主張する。辛うじて保釈を認められたが、足首にはGPS監視装置が取り付けられ自宅監禁を言い渡される。しかし自らの潔癖を証明するためにはどうしてもメイソンを捕まえて証言させる必要がある。そこでノーランの協力でニセの監視装置を作り本物とすり替え、本物を無効にした上で自らメイソンを捜しに行くことにする。その計画を知ったデヴィッドは強く反対するが、エミリーはデヴィッドにニセの監視装置を無理やり装着し出かけてしまう。
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第23話 墓穴
勾留中のエミリーはベンが殺されたことを知りショックを受ける。そして裁判前にヴィクトリア殺しを認め、刑事施設に入ることが決まるが、実はノーランの手を借り脱獄するためだった。ノーランとジャックと合流したエミリーはヴィクトリアを追う。 ヴィクトリアはマルゴーが手配した潜伏先にいた。翌日には新しい身分でフランスに発つ予定だ。そしてグレイソン邸で吹き飛ばしたのは実の母親マリオンの遺体だったことをマルゴーに告白する。
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