あらすじ
かつて腕の立つ弁護士であったビリー・マクブライドは仕事に疲れ果て、今は法廷よりも酒場にいる時間の方が多くなっている。ある日、彼は嫌々ではあるが不法死亡の案件を引き受ける。訴訟の相手は彼自身が設立した有名法律事務所とその依頼人である巨大企業だ。ビリーは寄せ集めの仲間たちと共に、隠された大きな陰謀を明らかにしていく。ゴリアテのような巨大な敵を相手にビリーたちは生死を賭けた裁判に挑む。
弁護士ビリー・マクブライドの感想
原題は”Goliath”(ゴリアテ/ゴライアス)。ゴリアテのような巨人(巨大企業など)に対してダビデのような小さなビリー(寄せ集めの弁護士など)が挑んでいく法廷ドラマ。好評のため、2019年に放送されたシーズン3(デニス・クエイドが出演)の後にすぐシーズン4への更新が決まり、これがファイナル・シーズンとなる。プロデューサーの1人が「アリー my Love」など数々の法廷ドラマを手がけたデヴィッド・E・ケリーということで、いつの間にか引き込まれてしまう展開はさすが。普段のビリーはお酒とタバコが手放せない、しょぼくれたオジさんで、正義感に溢れている感じもない。だが彼なりに法を重んじていて、証人や証拠が失われていっても法廷では堂々としており、最終弁論は思わず聞き入ってしまう。シーズン1のウィリアム・ハートを始め、共演している俳優もドラマでよく見る実力派ばかりで見応えがある。シーズン1の女性陣はマリア・ベロ、モリー・パーカー、タニア・レイモンド(「LOST」)の他、「24」シーズン2のケイト・ワーナー役サラ・ウィンターも出演している。
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予告編(英語)
Season1 エピソード
Season2 エピソード
Season3 エピソード
Season4 エピソード
第1話 ハドリービル
ファイナルシーズンでは、パティがサンフランシスコの一流法律事務所に勤務することになり、ビリーは自身の原点である大手法律事務所の世界に戻る。2人は協力して、アメリカの最も狡猾なゴリアテ、オピオイド産業に立ち向かう。
第2話 鎮痛薬
ビリーは訴訟について詳しく探り始める。パティはビリーの行動が原因で、難しい立場に立たされる。
第3話 署名 ウィリアム・ハミルトン・マクブライド
ビリーはサムと距離を縮めながら、オピオイド産業は予想以上に大きな秘密を抱えていることを知る。
第4話 強制排除
ビリーは訴訟を終わらせまいと過激な行動に出る。サムはそんなビリーを引き入れたのは賢明だったのか疑問を抱く。
第5話 覆水盆に返らず
ビリーは自分の行動による影響を受け、かつての敵と手を組むことになる。
第6話 ランドルワークス
ビリーとパティは証人を保護するための措置を取る。一方、マーゴリス&トゥルーのパートナーたちは、勝つための策を急いで講じようとする。
第7話 弁護士のワナ
パティが予想外の証人を法廷に呼び、被告側はあらゆる手段を使って証人の信頼性をおとしめようとする。
第8話 終幕
いよいよジョージ・ザックスとの最終決戦を迎え、ビリーとパティは蔓延するオピオイド鎮痛薬の被害者たちのために正義を求める。たとえどんな手を使おうとも。
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この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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