あらすじ
主人公のマックはベトナム帰還兵。マックは、謎の男“ブローカー”の誘いで殺し屋家業に足を踏み入れてしまう。“クォーリー”(石切り場) と名付けられたマックに襲いかかる危険な仕事の数々…。そして愛する妻との関係にも苦難が待ち受けていた。
クォーリーと呼ばれた男の感想
HBO製作のドラマなので骨太のドラマである。ベトナム戦争後のアメリカはまだまだ黒人差別が残っていた時代。また戦争の後遺症(PTSD)の理解も少なかった時代。まともな就職もできずにベトナム帰還兵の主人公は戦場ではなく現実の世界でも殺しの仕事をすることになる…暗いシーンから始まるドラマだが見ていくとマックが落ちぶれていかざるをえない感覚を観ていると与えられる。70年代の時代が好きな人や社会派ドラマが好きな人にはオススメのドラマ。
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予告編(英語)
Season1 エピソード
第1話 堕ちた英雄
1972年、ベトナム従軍から帰還したマックは、愛する妻ジョニとの久しぶりの再会を喜ぶ。だが、戦地での民間人虐殺疑惑から厳しい世論の非難を受けた彼は、就職口が見つからず焦燥感を募らせていた。そんなある日、マックのもとに“ブローカー”と名乗る謎の男が現れ、多額の報酬と引き換えに彼を殺し屋にスカウトする。マックは拒絶するが、後日、同じ誘いを引き受けた戦友アーサーに援護役を頼まれ…。
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第2話 4万ドルの呪縛
クリフの遺体が発見され事故死と見なされる中、その死に疑問を抱いた警官トミーは、クリフの同僚だったジョニに事情聴取する。一方マックは、妻の裏切りに心傷ついたまま、アーサー殺害現場から逃げ去った男サッグスの行方を探り始める。そんな中、ブローカーは再びマックに近づき、アーサーに渡したまま行方知れずになった報酬4万ドル分の仕事を、マックに肩代わりさせようとする…。
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第3話 監禁
サッグスに誘拐され監禁されたジョニは、マックがアーサー殺害現場にいた事実を知らされ、にわかに夫の正体を疑い始める。サッグスはマックに電話をかけ身代金を要求、八方ふさがりのマックは、ブローカーに金の工面を頼まざるを得ない状況に陥るのだった。そんな中、クリフの死を殺人事件だと疑う警官トミーは、マックを犯人とにらみ、接触を試みるが…。
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第4話 告白
サッグスから逃れるためにモーテルに身を隠すマックとジョニだったが、マックの正体に疑惑を募らせるジョニは、彼が二度も戦地に赴いた理由を尋ねる。その頃、サッグスは2人の居場所を突き止めようとジョニの職場へ現れて情報を探り、一方、ブローカーの部下カールはサッグスの動向を追っていた。やがて2人の居場所を探り当てたサッグスが、モーテルへと乗り込んでくる…。
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第5話 バター&コーヒー
夫婦関係を修繕したマックとジョニはブローカーと縁を切るため金策に走る。一方、警官トミーはクリフの事故死に疑いを持ち、独自に捜査を続けていた。そんな中、異人種混合教育に反対する白人集団が、黒人児童が乗ったスクールバスを襲撃する事件が発生、盟友アーサーの息子マーカスがそのバスに乗っていたことを知り、マックは憤る。その夜、マックはブローカーからとある賭博場へ誘い出されるが…。
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第6話 炎の断罪
サッグスの遺体発見の報が届き、トミーはマックへの疑いを深める。そんな中、スクールバス襲撃犯として逮捕された白人男性リンウッドが釈放され、マックはブローカーからリンウッド殺害の仕事を依頼される。マックの身を案じるジョニは、非情な運命を断ち切ろうと、自宅を売却して金を工面しようと考える。その頃、ブローカーの指令を受けたモーゼスは消えた報酬金の行方を追い、ルースに近づく…。
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第7話 闇のハロウィーン
マックはジョニが家を売りに出したことを知って憤るが、彼女の胸の内を聞いて理解を示す。後日、家の内覧会の最中に帰宅したジョニは、買い手を装ったブローカーに出会い、会話を交わす。一方、トミーはマックの再捜査の許可を得られず、独自に動き始めていた。そんな中、マックはブローカーから、街の麻薬売買を牛耳るクリーデンス一味の殺害と、彼らが隠したヘロインの強奪任務を命じられる…。
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第8話 クワン・タン
激しい銃撃戦の末、ブローカーはクリーデンスからヘロインを強奪する。一方、モーゼスはルース宅でアーサーの報酬金の在り処を突き止めていた。後日、家の売却話のもつれから継母に絶縁されたマックは、渡された手切れ金を返済に充てるためブローカーに連絡を取る。待ち合わせに指定されたバーに向かったマックは、ベトナム戦線の上官であり、クワン・タンへの出撃を指示したサーストン大尉と再会する。
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