スポンサーリンク

三体

三体SF
シーズン数1
ジャンル ミステリー, SF
主要出演者チャン・ルーイー
ユー・ホーウェイ
チェン・ジン
配信中サービス 海外ドラマ
Hulu
該当ドラマの配信が終了になっているサービスもあります。また最新シーズンは見放題ではなく別途料金が発生するサービスもございます。無料期間があるサービスの場合は、必ず無料期間中にご確認ください。また記事の内容によってはアフィリエイト広告を利用している場合もございます。そちらもご了承ください。

あらすじ

2007年、北京オリンピック開催間近の中国。ナノ素材 (マテリアル) の研究者・ワン・ミャオは、突然訪ねてきた警官・史強 (シー・チアン) によって正体不明の秘密会議に招集される。そこで世界各地で相次ぐ科学者の自殺と、知り合いの女性物理学者の死を知らされたワン・ミャオ。一連の自殺の陰に潜む学術組織“科学境界 (フロンティア)”への潜入を依頼された彼は、科学境界の“主”を探るべく、史強とともに異星が舞台のVRゲーム「三体」の世界に入るが、そこにはある秘密が…。

三体の感想

小説は難しくて挫折した人もいると思いますが、映像になると少しハードルが低くなります。とにかく小説もドラマも最初でつまずくと離脱してしまうので、最初の5エピソードぐらいまでを一気に見ればハマる人も多いと思います。話のスケールが壮大なので映像美が伴っていないと興ざめなのですが、このドラマは映像美もきれいでドラマに没入できます。ちょうどネットフリックスでも2024年3月ぐらいに三体のドラマが公開されるようです。トレーラーを見る限り、Netflixの方は中国語ベースではなく、英語ベースのようです。hulu(WOWOW)のドラマは原作と同じ中国語なので、原作に近い雰囲気を楽しみたい人にはhulu(WOWOW)がオススメです。

三体を見るには!

\下のボタンをクリック!/
海外ドラマ
Hulu

予告編

Season1 エピソード

第1話 科学者たちの死

2007年、北京オリンピック開催間近の中国。ナノ素材研究者の汪ミャオは突然訪ねてきた警官の史強に、学術組織“科学境界(フロンティア)”との関わりを質問される。史強の無礼な態度に汪ミャオは返答を拒むが、同行していた軍人にある会議への出席を要請され、やむなく同意。各国政府や軍関係者が集う会議に参加した汪ミャオは、世界各地で科学者たちの自殺が相次いでおり、ほとんどが“科学境界”と関係があったことを知る。

第2話 射撃手と農場主

会議からの帰り、汪ミャオは自殺した物理学者のひとりである楊冬の恋人、丁儀を訪ねる。楊冬が死を選んだ理由を尋ねると、丁儀は汪ミャオをビリヤードに誘う。奇妙な“実験”の後、丁儀は楊冬の実験基地であり得ない実験結果が出たこと、その結果が実験を行なう前に楊冬の指導教授に届いていたことを語る。深まる疑念を解くため、汪ミャオは申玉菲のいる“科学境界”を訪ね、射撃手(S)と農場主(F)を巡る議論に参加する。

第3話 カウントダウン

写真の中に突如現われた謎の数字はカウントダウン。そう気付いた汪ミャオは、さまざまな角度から検討を行なうが、やはり超自然的な力が働いたとの想いを深める。妻や娘にも適当に撮影するよう頼み、祈るような気持ちで現像をするが、2人が撮った写真に数字は現われなかった。カウントダウンが現われるのは自分が撮影した写真だけだと悟った彼は、絶望に駆られ、夜の街に車を走らせるが、さらなる恐怖が彼を待ち受けていて……。

第4話 科学者と刑事

止まらないカウントダウンに、汪ミャオは眠ることもできず憔悴しきっていた。科学では解明できない現象に、“科学境界”で聞いた射撃手と農場主の仮説、そして自殺した科学者たちが頭から離れない。勤務先の国家ナノサイエンステクノロジー研究センターのラボに向かった汪ミャオは、部下との会話からある決断を下す。一方、楊冬の自殺前の行動について捜査を進めていた史強は、汪ミャオの状況を承知の上で改めて提案を持ちかける。

第5話 宇宙の瞬き

史強はジャーナリスト、慕星の接触を受け、科学者の相次ぐ自殺について調査協力を提案される。一方、汪ミャオは、申玉菲の“予言”を受け、葉文潔の紹介で密雲電波天文観測基地の沙瑞山を訪ねたが、沙瑞山はそんな事象は不可能だと信じようとしない。予言された時刻の午前1時、モニターは赤い波形を示す。それは、あり得ないはずの宇宙背景放射の揺らぎを示していた。揺らぎの真偽を確かめるため、汪ミャオは天文館へと向かう。

第6話 同じ時を刻む

汪ミャオに見えているカウントダウンは申玉菲と何か関係があると踏んだ史強は、“科学境界”に潜入することを汪ミャオに提案する。だが、そこが単なる学術組織ではないと認識を改めていた汪ミャオは難色を示す。史強は、立て続けに起きる不可解な出来事に混乱している汪ミャオの不安を和らげるため、カウントダウンする時計を友人に作らせ、汪ミャオのカウントダウンに合わせて同じ時を刻み始めるのだった。

第7話 ゲーム「三体」

冷静さを取り戻した汪ミャオは、申玉菲にカウントダウン現象の種を分析してみせる。改めて農場主の正体を尋ねるが、申玉菲は“科学境界に加入する資格がある”としか答えない。その後、汪ミャオは申玉菲からあるウェブサイトのURLが書かれた紙を渡され、農場主の世界を自分の目で確かめるよう促される。それは仮想現実(VR)ゲーム「三体」のサイトだった。汪ミャオと史強はVRデバイスを入手してゲームに挑むが……。

第8話 深まる謎

ゲーム「三体」から現実世界に戻ってきた汪ミャオと史強は“有能な助手”徐冰冰とともに「三体」世界を検証。ゲームの目的や世界観が謎に包まれており、シンプルに見えて細部の体感があまりにリアルなことに違和感を抱き、制作会社に注目する。その一方で、科学者の自殺はいまだに続いていた。常偉思はこれ以上の犠牲を食い止めるべく、史強らに“科学境界”や申玉菲と接点のある優秀な科学者たちの特定を命じ、保護することに…。

第9話 見えない敵

史強は身柄を拘束した独立系メディアの記者・慕星から、ある動画を入手。それは常偉思が下した科学者保護に関わる極秘の命令が、事前に外部に漏れていたことを示す映像だった。厳格に管理された状況下での情報漏洩に、常偉思と史強は驚きを隠せない。同様の不可解な情報の流出は他の戦区でも発生しており、見えない敵に指導者たちは危機感を募らせる。そんな中、慕星に情報を提供した謎の男が史強の前に現われ……。

第10話 冬の大興安嶺

汪ミャオとともに申玉菲の元を訪ねた史強は、楊冬の死が問題解決の鍵を握っていることをつかむ。そして徐冰冰を通して楊冬が自殺するまでの様子を丁儀から聞き取り、彼女の行動を洗い直すことに。一方、常偉思も独自のルートで宇宙の瞬きについて調べを進め、史強と同じような情報を得ていた。だが、その不可解な理屈に疑問は深まるばかり。そんな時、汪ミャオは葉文潔に頼まれ大学でナノ物理学について講義を行なう。

第11話 凍りゆく心

北部営林場にて伐採作業に明け暮れる若き日の葉文潔は、白沐霖記者の手紙を代筆しながら、久方ぶりの温もりに包まれていた。それから程なくして、葉文潔は連隊本部に呼び出され、くだんの手紙について詰問を受ける。彼女が西側資本主義社会に波紋を起こした書籍「沈黙の春」に感化され、環境問題にかこつけて社会主義思想を攻撃しているというのだ。白沐霖の名を出すまいとした葉文潔を待っていたのは、信じ難い裏切りであった。

第12話 「三体」攻略

少しずつ明らかになる葉文潔の過去。汪ミャオの話を聞いた史強は、穏やかな老後を過ごしているかに見えた葉文潔が、自殺した楊冬、“科学境界”、そしてゲーム「三体」のすべてと接点を持つことに気付く。早速捜査に乗り出すが、常偉思から葉文潔はかつて国防重点プロジェクトに関わっていたため、その経歴が一部機密指定になっていると告げられる。一方、「三体」攻略の鍵が太陽運行の法則にあると推測した汪ミャオは……。

第13話 不協和音

沙瑞山が「三体」を1度プレーしただけでさまざまなことを発見したのは天体物理の知識があったからだと考えた史強は、汪ミャオに天体物理学者である葉文潔に協力を仰ぐよう誘導する。その頃、あるラボで爆発事件が起き、優秀な科学者たちが死亡。彼らの能力に期待を寄せていた申玉菲は潘寒を責め立てる。だが、方向性の違いから口論となり、不穏な空気が漂うのだった。汪ミャオを訪ねていた葉文潔は過去の経歴を聞かれ……。

第14話 紅岸

国防重点プロジェクト“紅岸”基地に入った当初、葉文潔には特定の仕事がなく、監視の下で技術的な雑用のみをしていた。だが、実験に関する観察眼と知識を所々で発揮。基地所属の政治委員、雷志成に期待され、徐々に中核的な仕事を担うようになる。久々に他人からの信頼を得て喜ぶ文潔だったが、チーフ・エンジニアの楊衛寧はなぜか彼女の中核入りに難色を示す。彼は文潔の亡き父、葉哲泰の教え子であった……。

第15話 コペルニクス

娘の豆豆との会話から、汪ミャオは表層から得る情報に惑わされず真実を見抜くことの大切さを改めて認識する。新たなIDでゲーム「三体」に入ると、現われたのは中世ヨーロッパを思わせる世界だった。汪ミャオは教皇グレゴリウスの前で、ガリレオらと「三体」の太陽について議論することに。観測と実験を重視するガリレオに賛同しつつも大胆な仮説を述べる汪ミャオに、教皇グレゴリウスはある宣告を下す。

第16話 三体問題

申玉菲が数学者を大量に雇い、何かの計算を進めている――そんな情報を得た史強と徐冰冰は彼女の家を訪れ、夫の魏成が成果を挙げる瞬間に居合わせた。申玉菲の態度や魏成の経歴から、2人は夫婦の関係に疑問を抱く。一方、「三体」世界では始皇帝の下、人列コンピューターが稼働し、長い恒紀を迎えようとしていた。だが再水化が叫ばれた直後に信じがたい異変が起き、文明は滅亡……。

第17話 斉家(チージア)屯

葉文潔と申玉菲を追い、史強と汪ミャオは海(ハイ)市行きの列車になんとか乗り込む。だが、いくら捜しても2人の姿はなかった。列車内で起きた殺人事件に妙なものを感じた史強は汪ミャオに葉文潔へ電話をかけさせるが、彼女はすでに電車を降り、車で若かりし頃に過ごした斉家屯へ向かっているという。そんな彼女に汪ミャオは紅岸基地の案内を頼み、葉文潔もまた承諾するのだった。

第18話 紅岸の真実

雷志成の信頼を得て送信部から紅岸プロジェクトの要である監視部に異動した葉文潔だったが、彼女に対する厳しい制限は変わらず、情報へのアクセスもままならない。その上、新たに指導役となった楊衛寧はなぜか彼女に厳しく当たり、理解し難い行動を取るのだった。そんなある日、送信周波数を観察していた葉文潔は、不可解な現象に気付く。それは雷志成から聞かされていた紅岸プロジェクトの目的が真実ではないことを示していた。

第19話 魏成(ウェイ・チョン)と3つの球

それぞれの目的を果たした汪ミャオと史強は紅岸基地の調査を進めるため、斉家屯を後にする。その頃、葉文潔は廃墟と化した紅岸の跡地で、ある人物と再会を果たしていた。男の名はエヴァンズ。“地球三体協会(ETO)”の創始者である彼と文潔は、静かに自分たちの“選択”と“主”について語る。一方、紅岸の機密資料を見ていた汪ミャオたちは、奇妙な点の一致に気付き、葉文潔への疑念を深めるのだった。

第20話 不屈の叫び

三体問題の研究を始めるきっかけを話し出した魏成。続けて、申玉菲と結婚に至るまで、今回通報した理由を語り始め、おもむろにCDを取り出すと汪ミャオに手渡し、検証を頼む。そして魏成がモデルを構築したと知った申玉菲もまた検証のため「三体」にログインする。そこは三太陽により滅びた文明から再生した世界。突如現われた巨大な月を前に、国連事務総長が文明191号に絶望をもたらした三つの太陽と大断裂について語る。

第21話 オフ会

申玉菲に突然起きた出来事に動揺する汪ミャオ。気持ちの整理がつかない中、「三体」プレーヤーオフ会への招待メールが届く。立ち止まっている時ではないと史強に背中を押されて汪ミャオは会場に向かうが、そこにいたのは高難度のゲームをクリアした社会的エリートたちと、オフ会主催者の潘寒だった。プレーヤーとの質疑応答で「三体」の目的について問われた潘寒は、ある質問を参加者に投げかける。

第22話 総帥

作戦センターは地球三体協会欧州支部の名簿を得て、大勢の会員を逮捕。「三体」サーバーが人工衛星上にあることを突き止め、電波を遮断するが、潘寒はすでにサーバーの閉鎖を済ませていた。閉鎖直前、折よくログインしていた汪ミャオは、三体星間艦隊が宇宙へと旅立つ様を目撃。目的地は4光年先の星系だと聞き、三体人が地球を目指しているとの確信を深める。

第23話 粛清

慕星の事件と海市行きの列車内で起きた殺人事件の状況やその容疑者から、捜査線上にひとりの人物が浮かび上がる。汪ミャオは頭では分かっているものの納得できず困惑するのだった。そんな中、ついに迎えた地球三体協会の集会の日。史強は最悪の事態となることも想定し、常偉思の協力の下、万全の態勢を整えて汪ミャオを送り出す。汪ミャオが会場に入ると、すでに大勢の会員たちが集まり、激しく潘寒に詰め寄っていた。

第24話 運命の瞬間

集会にて、葉文潔の追憶は静かに続いていた。1971年、太陽雑音の研究中の葉文潔は、太陽放射に時折起こる奇妙な変化に気付くも、原因を見つけられずにいた。そんなある日、外国の学術誌に掲載された論文に彼女は注意を引かれる。木星が二度にわたり自ら強力な電磁波を放ったというのだ。その日付は、くしくも紅岸監視システムが強烈な太陽の干渉を受けた日だった。

第25話 異星からのメッセージ

葉文潔は当直中、紅岸システムが受信した電波波形の異常に気付いた。本来、肉眼では判別しづらいが、ノイズの波形を熟知していた彼女は、それが知性によって変調されたものだと見抜く。電波の識別度はAAAAA。紅岸の送信したメッセージと同一言語が使用されていることを意味していた。地球外知的生命体が発信者だと確信した葉文潔は、ひそかに受信データの解読を行なう。そこには地球外文明からの驚くべきメッセージが……。

第26話 だれも懺悔しない

葉文潔が異星と交信したことに気付いた雷政治委員は、すべてを黙秘するよう文潔に要求。地球外文明の第一発見者になりたいという彼の思惑を悟った文潔は表面上、これに同意するも、ある決意を固めていた。その日の午後、受信システム用のアース線に不具合が発生。雷委員は原因究明と修理のため崖を下るが、文潔の想定に反し、夫の楊衛寧もこれに続いてしまう。今を逃せば二度と機会はない。そう考えた文潔は一切の感情を断ち……。

第27話 マイク・エヴァンズ

人類に絶望し、高度な異星文明を地球に招くことが理想となった葉文潔。だが紅岸基地を離れ、地球外知的生命体と交信するすべはもうなかった。大学に戻った彼女はプロジェクトのために訪れた山村で、風変わりな外国人と出会う。マイク・エヴァンズと名乗るその人物は、絶滅危惧種を救おうとひとり植樹に励む学者だった。人類の利己主義を批判し、どの生物も人間と同様に扱うべきだと“種の平等主義”を説くエヴァンズに……。

第28話 科学を滅ぼすもの

葉文潔の聴取が進む中、三体世界から二つの陽子が送られ、2年前に到着していたことが明らかになる。一見、無意味に見えるこの行為はその実、人類の科学にかせをはめ、三体艦隊が到着するまで4半世紀の間、革新が起こり得ないようにするためのものであった。楊冬の実験が成功し得ないことを知りつつ、なぜそれを伝えなかったのか。汪ミャオの疑問を見透かすかのように、葉文潔は娘という人間、彼女の死について語り始める。

第29話 古筝作戦

三体文明の情報を奪取すべく各国から作戦案が出る中、“飛刃(フライング・ブレード)”を利用した史強の案が全会一致で採用。常偉思は各戦区に任務の振り分けを行ない、汪ミャオに全面サポートを依頼する。作戦のコードネームは“古筝作戦”。作戦当日、パナマ運河に到着した汪ミャオは、作戦センターの指揮官、スタントン大佐に無実の人間を傷つけるのではとの不安を吐露する。

第30話 智子計画(プロジェクト・ソフォン)

三体文明の情報を得るため、再びゲーム「三体」に入った汪ミャオと史強。彼らは三体元首と平和主義の監視員の会話から、過酷な環境を生き抜くため、三体文明が感情を排除してきたことを知る。冷徹な三体人が地球征服のために立てたのは、肉眼では見えない陽子(プロトン)をスーパーコンピューター“智子(ソフォン)”に改造して地球に送り込み、科学の発展を封じるという、想像をはるかに超えた計画だった。

この記事の執筆者

海外ドラマフリーク編集長
海外ドラマフリーク編集長
U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。

U-NEXT
原題ほか:三体, three body