あらすじ
英国でミリオンセラーを記録した医療自叙伝をベン・ウィショー主演で映像化。英国の国営医療サービス事業、NHS(国民保健サービス)の病院で働くアダムは、新人でもなければ一人前でもないという微妙な立場ながら、日夜病院にやって来る妊婦や病人の対応に忙しい毎日。アダムと同僚たちが小さな命を救おうと悪戦苦闘する。
産婦人科医アダムの赤裸々日記の感想
原作の著者は燃え尽きた末に医師を辞め、この本を書いたらしい。それぐらい過酷な環境で妊婦たちを診察し、シニカルな冗談を言いながらも疲労困憊となるアダム。元々痩せているベン・ウィショーがさらにげっそりとして、「パーティなんて行かないで睡眠を優先して!」と言いたくなるぐらい見ていて辛い。産科が舞台なので血液など生々しく、帝王切開のシーンなどはかなりリアル。笑いをはさみながらも、生まれてくる生命の重さというテーマも突きつけられる。
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予告編(英語)
Season1 エピソード
第1話 レジストラー代理の憂鬱
アダム・ケイはイギリスの医療を担うNHS(国民保健サービス)の病院に勤務する産婦人科医。今はレジストラー代理で、リッチで優雅なコンサルタントまでは、まだ数年かかる立場だ。ある日、病院の駐車場で寝落ちし朝を迎えたアダムは、痛みに苦しむ妊婦を発見。急いで手術室にともに向かう途中、ハプニングが……。その後も、後輩のシュルティやベテランの助産師トレーシーらとともに慌ただしい一日を過ごす。
第2話 シマウマの足音
アダムは、自分が妊娠高血圧腎症を見逃したために、帝王切開によって25週で生まれてきたエリカの赤ん坊のことが頭から離れない。神経質になったアダムは、胸の痛みを訴えたウィンニッカを検査で異常がないのに心臓担当の医師に回し、手続きをしたシュルティはさんざん嫌味を言われてしまう。腹痛を訴えるルースには卵巣捻転の疑いがあるものの手術を決断し切れず、ロックハート医師に相談すると退院させるよう言われて……。
第3話 止まない警報
アダムとシュルティはロックハートに呼ばれ、エリカからの申し立ての件で陳述書に事実を書くよう念を押される。しかしアダムは既に、かつてのロックハートからの指示に従い虚偽の内容を提出してしまっていた。そんな中、アダムは心配性のトレイシーから三つ子のお産があると聞かされる。珍しい三つ子の帝王切開に意欲を見せるアダムだが、ホートンから救急外来へ行くよう言われてしまい……。
第4話 正しい選択
アダムとシュルティはロックハートに呼ばれ、エリカからの申し立ての件で陳述書に事実を書くよう念を押される。しかしアダムは既に、かつてのロックハートからの指示に従い虚偽の内容を提出してしまっていた。そんな中、アダムは心配性のトレイシーから三つ子のお産があると聞かされる。珍しい三つ子の帝王切開に意欲を見せるアダムだが、ホートンから救急外来へ行くよう言われてしまい……。
第5話 絶体絶命
ハリーとの婚約披露パーティーを目前に、総合医療審議会から苦情申し立ての手紙を受け取ったアダム。エリカからの苦情は取り下げられたはずだが、なぜまた連絡が来たのか医療保護組合に問い合わせると、そこで意外な事実を告げられる。一方、試験を明日に控えたシュルティは仕事に時間を取られて勉強できない。さらに不妊治療がうまくいかない患者や妊娠初期で死産した患者を相手に心を痛め……。
第6話 医者は1人だけ
ハリーと別れたアダムはグレッグとエマの家に居候中。アダムはロックハートからの依頼で民間病院セント・アグネスへ代診に出掛けるが、まるで高級ホテルのようでNHSとの違いに驚きっぱなし。その夜、アダムはセント・アグネス内のプリンセス・アン・スイートに入院中の妊婦キャスリーンの分娩を行なうことに。しかし分娩後出血を起こした彼女に対し、セント・アグネスには十分な医療器具も薬もないことに愕然とし……。
第7話 君のいない世界で
アダムの将来を決める総合医療審議会の審問会を明日に控えた日、病院の庭で追悼式が行なわれる。呼び出しを受けたアダムだったが、ジュリアンが代わりを引き受け、無事に出席できることに。その追悼式の後、アダムはホートンに病院の過酷な労働環境の実情をなんとかすべきと訴えるが、問題を正すなら政治家になれと言われてしまう。そして、そんなアダムにロックハートは、失職しないために審問会で嘘をつくよう進言し……。
この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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