あらすじ
ひき逃げで6歳の息子を亡くした母親フランシスは、捜査が打ち切りになったことを知り、悲しみに明け暮れる。自身の手で犯人を見つけ出すしかないと心に決めた彼女は、徹底的なリサーチの末、ある人物に近づいていく。一方、このひき逃げ事件を担当していた警察署長が自殺し、後任としてやってきた警部補ストレンジウェイズ。彼は、署がこの事件に関して何かを隠していると疑い、独自に捜査を進めていく。
ビースト・マスト・ダイ／警部補ストレンジウェイズの感想
原作では探偵小説家の父親が主人公ですが、このドラマではちょっと変えているようで、それが大正解！目ヂカラで強い意志を感じさせるクシュ・ジャンボの演技が印象的で、ストーリーをグイグイと引っ張ります。バッサリとカットした短髪の似合うこと！彼女が真相を探り、ターゲットに近づくプロセスはドキドキハラハラ。少々強引なところはあれど、彼女の悲しみを思うと応援したくなってしまう。もうひとりの主人公、ストレンジウェイズ警部補はPTSDを患っていて最初は頼りない。演じているビリー・ハウルは正に適役で、「マザー・ファザー・サン」でも破滅的な行動に出る息子を演じていました。ジョージ役のジャレッド・ハリスは言うまでもなく名優だが、注目はジョージの姉のジョイで、高慢だが存在感がスゴイ。演じているジェラルディン・ジェームズは「アンという名の少女」のマリラ役も名演技でした！余談ですがジェラルディン・ジェームズはクシュ・ジャンボが出演する舞台を見て彼女の才能を絶賛していたそうですよ。
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予告編（英語)
Season1 エピソード
第1話 母の執念
目の前で同僚を亡くしＰＴＳＤを患い、ロンドンからワイト島に異動したストレンジウェイズ警部補。新天地での初日に、急死した前任者の担当で未解決のまま捜査が終了していた３ヵ月前のひき逃げ事件の犠牲者の母親フランシスが署を訪れるが、彼は無責任な発言で彼女を怒らせてしまう。警察は当てにならないと判断したフランシスは仕事を辞めてワイト島に移り、独自に犯人探しを始める。
第2話 疑惑の男
フランシスは事故に関与していると見られるレナという女性に小説家を名乗って近付き、彼女の義理の兄で息子を跳ねたと思われるジョージの存在を突き止める。姉家族の家を訪ねるレナに同行したフランシスの前にジョージが猛スピードでスポーツカーを運転して現れる。一方、島の警察の手ぬるいやり方に苛立つストレンジウェイズ警部補は、ひき逃げ事件の証拠が紛失していることに疑念を抱く。
第3話 殺意
フランシスはジョージの言動にしばしば殺意を覚えるようになる。屋敷近くに部屋を借りて夏が終わるまで島で過ごすことに決めたフランシスとレナに、ジョージは敷地内のサマーハウスを使うよう勧める。一方、ストレンジウェイズ警部補は前任者の妻を訪ね、前任者が生前ジョージと撮った写真が自宅に飾られているのを見つけ違和感を覚える。そんなある日、彼は島の桟橋でフランシスに遭遇し…。
第4話 復讐の手段
ジョージが犯人だと確信したフランシスは、彼が所有するヨットを復讐に利用することを思いつく。一方、ストレンジウェイズ警部補はジョージの庭師を尋問中にＰＴＳＤの発作でひどく取り乱す。フランシスの行動を調べ、彼女の目的に気付いた警部補は犯人逮捕を誓い、直ちにジョージの家から出ていくよう彼女を説得するが…。
第5話 洋上の対決
ヨットの舵を取りながらジョージに復讐する機会を待つフランシスだったが、彼女の正体に気付いたジョージに逆に糾弾されてしまう。帰宅したジョージはフランシスが詐欺師だったと家族に告げ、彼女を家に連れてきたレナと激しい口論になる。翌朝、事故の証拠を集めたストレンジウェイズ警部補はジョージの屋敷に向かうが…。
第6話 哀しみの航海
ストレンジウェイズ警部補は入水自殺を図り入院したフランシスを訪ね、ジョージが自宅で死んだことを伝える。彼が隠していた事故車が見つかり、鑑識により誰が運転していたかも立証される。相変わらず怒鳴り合う家族に嫌気がさしたフィルは、ある場所へと向かう。一方、息子の幻想を見なくなったと言って姿を消したフランシスを心配した警部補は港で彼女を発見するが…。
このドラマはスターチャンネルEXで配信しています。
この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV＋, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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