あらすじ
映画『それでも夜が明ける』のイギリス人映画監督スティーブ・マックイーンが、自らのルーツであるイギリスのカリブ系黒人コミュニティーに焦点を当てて手がけたドラマ。一話完結の全5作からなるドラマシリーズで、1970年代~80年代のロンドン・カリブ系コミュニティーにおける差別と闘いの軌跡を描いている。
スモール・アックスの感想
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予告編(英語)
Season1 エピソード
第1話 マングローブ
人種差別主義の警察を相手に裁判で闘った9人の勇者を描いた実話。ノッティングヒルの料理店「マングローブ」はアフロ・カリビアン住民の憩いの場として親しまれていたが、白人警官に目をつけられ、ある日突然オーナーのフランクが不当逮捕されてしまう。その後も店には警察の手入れが繰り返され、怒りが頂点に達した住民たちはデモを行い、逮捕されたフランクらは警察を相手に裁判で争うことを決意する。
第2話 ラヴァーズ・ロック
1980年のとある晩、ウエスト・ロンドンで開かれたレゲエのハウスパーティーに、カリブ系移民の若い男女が集まってくる。街のナイトクラブで白人たちから歓迎されない彼らは、こうして自分たちの家でパーティーを開いていて楽しんでいる。若者たちの間で人気なのは、恋愛をテーマにした“ラヴァーズ・ロック”と呼ばれる新時代のレゲエ音楽。その夜、マーサはフランクリンという青年に出会い…。
第3話 レッド、ホワイト&ブルー
白人優位主義の警察組織を変革しようとした男の実話。父親が白人警察にリンチされたことから、警察官になって差別体質の組織を内側から変えたいと志したカリブ系黒人青年リロイ・ローガン。父親の反対を押し切って警察官になった彼は、理想に燃え意気込みを新たにする。だが、同胞のカリブ系住民からは裏切り者扱いされ、同僚の白人警官からは嫌がらせを受ける板挟みの現実が待っていた…。
第4話 アレックス・ウィートル
イギリスの児童文学賞“ガーディアン賞”の受賞作家アレックス・ウィートルの半生を描いた実話。両親を知らず、15歳まで白人系養護施設で育ったアレックス。施設を出て初めて自らのルーツを知った彼は、1981年、黒人と警察が衝突したブリクストン暴動に関与して刑務所に収監される。そこで彼は、同房の一人の受刑者との出会いを機に、自らの人生を振り返、大切なものを学んでいく…。
第5話 エデュケーション
科学に興味を持つ12歳の聡明な少年キングズリー。読字障害がある彼は、IQが低いという理由で特別支援学校に転校させられる。しかし、その学校は教師が教室でタバコを吸ったり授業を放棄するなど劣悪な教育環境だった。ある日、彼の母親は、息子の他にもカリブ系黒人の子供たちが同じ支援学校に転校させられているという、“非公式”の隔離政策が行われている事実を知る…。実話に基づくドラマ。
このドラマはスターチャンネルEXで配信しています。
この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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