ハリー・ロイド / Harry Lloydが出演するドラマ・映画をまとめました。非常に端整な顔立ちで、「ゲーム・オブ・スローンズ」では銀髪のカツラを付けてヴィセーリス・ターガリエンを演じた。イギリスの作家チャールズ・ディケンズの子孫であり、イートン校、オックスフォード大学を卒業しているイギリス紳士であるためか、『マーガレット・サッチャー』、『博士と彼女のセオリー』などのイギリス系映画への出演も多い。
Brave New World/ブレイブ・ニュー・ワールド
1932年にオルダス・ハクスリーが発表したSFディストピア小説のドラマ化。舞台は、厳格な社会秩序が守られ、完璧な医薬品が手に入り、手軽に満足感やセックスが味わえる文化が浸透したニュー・ロンドン。そこで暮らすバーナード・マルクスとレーニナ・クラウンは、外の世界に広がる景色を見ようと蛮人保存地区に旅行へ出かける。そこで恐ろしい暴動に巻き込まれたふたりは、この地で生まれ育ったジョンという野蛮人(サヴェージ)に助けられ、3人でニュー・ロンドンへと脱出を図る。しかし、部外者であるジョンはニュー・ロンドンのシステムに疑問を抱き、この文明社会の危険分子となる。
マンハッタン計画 核兵器の歴史
ニューメキシコ州ロスアラモスで、世界で初めての原子力爆弾が時間との戦いの中で製造された。このドラマは、有能だが欠点もある科学者とその家族を秘密と嘘で覆われた世界で生きることを余儀なくさせた、ある計画の物語である。
レギオン
アメコミの最大手マーベルの作品として誕生し、映画も大ヒットを飛ばしたSFアクション超大作「X-MEN」が史上初めてTVドラマシリーズとなったことで話題の本作。「X-MEN」では、生まれながらにして強力な特殊能力を持つ“ミュータント”たちが地上最強のテレパスであるプロフェッサーXの下でチームを組み、悪のミュータントから地球を救うというストーリーが繰り広げられる。そして本作では、プロフェッサーXの息子、デヴィッド・ハラー(=レギオン)に焦点を当て、その真実が闇に包まれる中、彼に秘められた強大なパワーを取り巻く不可思議な運命が描かれていく。虚構と現実の狭間で翻弄されるデヴィッドと周囲の人間たちとの心理錯綜、さらに謎の組織が生み出す陰謀劇が交差して展開する、先の見えないストーリー。溢れんばかりのパワーに苦悩するデヴィッドの運命は…!? デヴィッドに近づく謎の組織の正体とは…!?
カウンターパート/暗躍する分身
官僚的な国連機関で淡々と毎日仕事をこなす主人公「ハワード・シルク」。仕事帰りには必ず妻のエミリーが入院している病院に見舞いに行くのが日課だ。昇進の夢も絶たれたハワードはある日、自分の暗証番号が無効になっている事態に遭遇する。なぜ暗証番号が無効になったのか???実は我々が住んでいる世界とは別にもう一つの世界(パラレルワールド)があり、もう一つの世界のハワードが関係していた。もう一つの世界のハワードは見た目がソックリだけでなく、幼少期の記憶やエミリーとの結婚まで同じだったが、仕事ぶりは全く違っていた。もう一人のハワードは二つの世界を行き来し、危険なミッションをこなしていた。二人のハワードは自分たちの命の危険を脅されつつも、世界が一つだった時代と2つの世界の秘密に迫っていく。
ゲーム・オブ・スローンズ
全世界で6,000万部を超えるジョージ・R・R・マーティンのベストセラー小説「氷と炎の歌」をベースに作者本人もドラマ製作に関わっている。中世ヨーロッパを意識した架空の7つの国が1つの王座を争う物語。人間同士の争いをリアルに描いている一方、ドラゴンや恐ろしい生き物も登場し物語は進んでいく。戦闘シーンや殺戮シーン、裏切りなどリアリティーを追求している。
ウルフ・ホール
ブッカー賞受賞のヒラリー・マンテルの原作を映像化。稀代の政治家トマス・クロムウェルの視点から描く歴史大作。低い身分の生まれのトマス・クロムウェルは大法官のトマス・ウルジーの右腕に上りつめる。だがウルジーはヘンリー8世の寵愛を失い、没落の憂き目に会う。クロムウェルは熱病で妻と娘2人を失いながらも危機を乗り越え、王の寵臣となる。王を助けて王妃キャサリン・オブ・アラゴンとの結婚の無効化とアン・ブーリンとの再婚、そしてイングランド国教会のローマ教会からの離脱と修道院の没収を成し遂げる。だが男子を産めないアンからヘンリーの心は離れ、クロムウェルはアンを冤罪に陥れてヘンリーの再婚をお膳立てする。
ロビン・フッド
伝説のヒーロー、ロビン・フッドの戦いを描いたアドベンチャードラマ。十字軍の戦いからノッティンガムに帰郷したロックスリー領主の息子・ロビンと従者・マッチ。だが、悪代官に乗っ取られた故郷で住民はひどい暮らしを強いられ、ロビンの父親は殺されていた。ロビンは貴族としての身分を捨て、仲間と共に戦うことを決意する。