あらすじ
原作映画は父親と息子が30年の時を超えて無線機を通じて交流するSFファンタジーだが、テレビドラマ版は主人公の性別を男性から女性に、父親の職業を消防士から刑事に変更し、サスペンス要素が増した内容に。20年前の過去を変えることで、現在に意外な波紋が広がり続けるという、予測不可能かつスリリングな物語が展開。1996年に生きる父と2016年に生きる娘は無線機を使って連携し、看護師ばかりを狙う連続殺人鬼「ナイチンゲール・キラー」の捜査に当たる。
シグナル 時空を超えた捜査線の感想
このドラマは映画「オーロラの彼方へ」のリメイク版である。2時間の映画をその6倍の時間のドラマエピソードにするので、途中、間延びする感は少しある。がしかし全体的には面白いドラマである。過去と未来(現代)が交錯し話がドンドン進んでいくので、サスペンスドラマ、タイムトラベルものが好きな人にはお勧めのドラマだ。知っている人も多いと思うが、原題は「frequency」で周波数という意味である。ドラマで鍵となる無線機の周波数を指しているのだろう。
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予告編(英語)
Frequency 01×01 First Look Trailer | The CW – YouTubeSeason1 エピソード
第1話 過去からの声
2016年10月21日。ニューヨーク市警に勤務するレイミー・サリヴァンは28歳の誕生日を迎える。その夜、母や恋人、友人たちとの誕生日パーティーを終えたレイミーは、ガレージにともる光に気付く。それは20年間動かなかった亡き父フランクのアマチュア無線機の明かりだった。さらに、無線機に近付くレイミーに話しかけてきた声は、1996年10月23日に潜入捜査中に殺害されるはずのフランクのものだった……。
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第2話 世界を変えた代償
父フランクを救った代わりに、母ジュリーを失ったレイミー。2016年に生きるレイミーと1996年に生きるフランクはジュリーを救うため連携し、それぞれの時代でナイチンゲール殺人事件の犯人逮捕に挑む。そんななか、レイミーは1994年に起きた性的暴行事件がナイチンゲール殺人事件と酷似していることに気付く。一方、自宅に戻ったフランクは、ジュリーに身の危険を伝えようとするが……。
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第3話 消えた容疑者
レイミーは、1996年に失踪し2016年の現在も行方不明の看護学生マヤを誘拐したのはトーマス・ゴフだと確信し、1996年のフランクに監禁場所の小屋を捜索するよう訴える。サッチとともにゴフ家の小屋へ突入したフランクは、床下に監禁場所があるのを発見。さらにマヤが逃げ出したような痕跡を見つける。レイミーは21分署でパソコンを見つめながら、マヤの事件のデータが変わるのを待つが……。
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第4話 少女は見ていた
1996年7月。ブルックリンの路上でエヴァ・サリナスという少女が保護された。エヴァは保護された当時、男が母親を誘拐したと言ったため、フランクはエヴァに接触を試みる。一方、2016年でエヴァの捜査を開始したレイミーは、エヴァがナイチンゲールについての本を出版していたことを知る。早速接触を試みたレイミーだったが、エヴァが行方不明になっていることが分かり……。
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第5話 2つの記憶
2016年。ニューヨークの更生施設の一室でベニー・アカロという麻薬の売人が射殺される。殺されたアカロは8年前にレイミーが初めて逮捕した男で、彼女には2つの記憶が残っていた。フランクが生きている世界では、父と捜査に臨みアカロを逮捕し、フランクが死んだ世界ではスタンと捜査に臨むが、アカロは現在と同じ頭部を撃ち抜かれた射殺体だった。アカロはどちらの世界でも同一人物に殺害されたとみられ……。
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第6話 未来と話す男
レイミーから、2日後にアマンダという看護師が誘拐されるという情報が入り、フランクに再びナイチンゲール・キラー逮捕のチャンスが訪れる。アマンダを監視するフランクの前に、怪しい黒いフードの男が現われる。一方、2016年のレイミーはカールという囚人に面会を依頼される。カールは未来の自分と交信できる通信装置を発明し、世を正すため、未来の殺人犯を殺していると言い……。
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第7話 森の中の聖母
レイミーはフランクから、ナイチンゲール・キラーが乗っていたトラックが、キャッツキル山地で盗まれていたとの情報を入手し、サッチと捜査に向かう。そこのキャンプ場でラリッサという看護師が1994年に行方不明になり、7年後に白骨遺体で発見されていた。一方、潜入捜査時代にフランクの恋人だったミラセラがスタンに命を狙われ、助けを求めてサリヴァン家に行き、ジュリーと対面する。
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第8話 夏の日の悪夢
レイミーとフランクは、ラリッサ殺害事件の捜査を進めていた。レイミーは、1992年にキャンプ場に来ていた「アビゲイルの天使」というグループの一員から、1991年に腕から血を流したメーガンという女性が、キャンプ場に現われたという情報を手に入れる。2016年現在、自殺未遂を繰り返して精神科病院に収容されているメーガンは、「ナイチンゲール・キラーを知っている」と言い……。
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第9話 聖なる怪物
ミラセラの家が放火された。ミラセラはスタンの手下の仕業だと主張し、スタンと麻薬組織の幹部との密会の情報をフランクに伝える。フランクは盗聴を試みるが……。一方レイミーは、メーガンとの接触に成功するも、レイミーが迎えに行く前に、メーガンは何者かに連れ去られてしまう。メーガンの継父がアビゲイル教会の助祭ジョーだという情報をつかんだレイミーは……。
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第10話 運命の夜
2016年。逃亡したジョーはメーガンと、ある山小屋に身を隠していた。一方、レイミーとともにジョーの殺害計画を立てたフランクは、決行日を翌日の夜に決め、着々と準備を進める。レイミーは、90年代初めから入退院を繰り返していたメーガンの音声記録を入手し、セラピストとの会話から、ジョーの居場所を掴む。そして運命の夜がやってくるが……。
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第11話 絶体絶命
追突事故で気を失ったフランクの隙を突いて、ジョーは車のトランクから逃げ出す。追突事故を目撃した男性は「車が覆面パトカーに衝突し、そのトランクから男が逃げて行った」と警察で供述するが、フランクが額にけがをしていたことから、サッチは彼を疑う。一方2016年でジョーを射殺したレイミーは、内務局の判断が下るまで職務停止となり……。
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第12 話 逃亡の果て
2016年。メーガンの弟、ロビーが生きていた。ロビーは16、7歳のときにジョーから逃げ出し偽名を使って身を隠していたという。一方、1996年では窃盗容疑で拘留中だったジョーが、フランクから暴行を受けたと嘘をつき、釈放されてしまう。レイミーからロビーが生きていると聞いたフランクは、1996年でも青年のロビーを捜すが……。
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第13 話 消えたシグナル
レイミーはジュリーとダニエルを取り戻し、ジョーは20年収監されたままで、新たなナイチンゲール事件も起きていなかった。そんな中、レイミーはジュリーが働く病院の前に、見覚えのある赤いピックアップトラックが停まっているのを見て胸騒ぎを覚える。それは、以前レイミーをつけていた車だった。車のナンバーを照会し、持ち主に会いに行くレイミーだが……。
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