Fosse/Verdon/フォッシー&ヴァードン ~ブロードウェイに輝く生涯~
Fosse/Verdon/フォッシー&ヴァードン ~ブロードウェイに輝く生涯~
2019.07.17
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あらすじ
20世紀アメリカの劇場に革命を起こした、二人の実在のプロフェッショナル。トニー賞受賞の振付師であるボブ・フォッシーは、映画監督としてもアカデミー賞を受賞した多才な人物だ。彼は芸術活動のパートナーとして、女優兼ダンサーのグウェン・ヴァードンを選ぶ。ブロードウェイの頂点を目指す二人は私生活でも伴侶となるが、これが創作に思わぬ影を落とすことに…。
Fosse/Verdon/フォッシー&ヴァードン ~ブロードウェイに輝く生涯~の感想
ダンサーという芸術家のドラマだけあって、合間に差し挟まれるタップダンスや歌など、各エピソードの構成も一つの劇を観ているよう。ミュージカルではないのですべてのセリフを歌っているわけではないが、二人のやり取りや演出のセリフに惹きつけられる。そして芸術作品を生み出す苦悩と、それが成功したときの歓喜が存分に描かれている。演技のうまさに定評のあるサム・ロックウェルが演じるボブは演出に妥協がなく、どこか破滅的で色気がある。エピソードでは過去と未来を行ったり来たりするのだが、ボブは頭髪の薄さでわかるものの、ミシェル・ウィリアムズの髪型やメイクにあまり変化がなくてわかりにくかった。とは言え、さすがは演技派の彼女だけあり、ボブのサポートや子供への愛情、自身の芸術活動に奔走するグウェンは圧巻の演技で、エミー賞主演女優賞など多くの賞を獲ったのも納得である。
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予告編(英語)
Season1 エピソード
第1話 人生はキャバレー
ダンサー、振付師、映画監督として活躍したボブ・フォッシーの人生は、残り数分になっていた。物語はボブと彼のパートナー、グウェン・ヴァードンの波乱の過去をさかのぼる。ボブは、グウェン主演でヒットしたミュージカル「スイート・チャリティ」の映画版を初監督。シャーリー・マクレーンが主演し、グウェンの協力を得て完成させたデビュー作の公開記念パーティーが行なわれ有頂天になるが、興行成績も評価も散々で……。
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第2話 離れた心
グウェンとボブは浮気問題について話し合うため地中海のマヨルカ島に来ていた。グウェンは、舞台「くたばれ!ヤンキース」の主演女優と振付師候補として2人が初めて会ったころを思い出す。駆け出しの振付師がオーディションに参加することに反発するグウェン。しかし個性的な彼に惹かれ始め、リハーサルが進むうちに恋人同士に。ボブの妻に関係を怪しまれ、さらに彼女に持病があると知ったグウェンはボブと別れようとするが……。
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第3話 私とあなた
マヨルカ島から戻ったボブは『キャバレー』の編集作業を開始するが、留守中に編集担当が勝手に作業を進めていたことに腹を立て、初日から作業は難航する。そこでグウェンに新作ミュージカル「ピピン」への出演を持ち掛けて協力を仰ごうとするが、舞台「チルドレン!チルドレン!」の出演予定を理由に断わられてしまう。その後、オーディションを突破して主役を勝ち取ったグウェンは、稽古でダメ出しを連発されて落ち込み……。
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第4話 栄光を求めて
ボブの映画監督デビュー作『スイート・チャリティ』の失敗から3年、次作『キャバレー』が公開される。大絶賛を受けたボブは人気監督の地位を築く。一方、彼の助けを得られないまま「チルドレン!チルドレン!」の初日を迎えたグウェン。結局、舞台は即日打ち切りに。しかしその後「シカゴ」の権利を得られることになり、喜んでボブに持ち掛けるが軽くあしらわれてしまう。自分の都合優先のボブにグウェンの不満は募り……。
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第5話 どこへ行けばいいの?
精神科病院を退院して3カ月後、ボブはロングアイランドのビーチハウスを借り、娘ニコルや新しい恋人アンと夏を過ごしている。そこへニールやパディ、グウェンたちが集う。ボブは主役にダスティン・ホフマンを迎える予定の次回作映画『レニー・ブルース』を準備中。ボブの健康を気遣うアンの意を受けたパディは、ボブに1年間休養するよう勧める。しかしグウェンは今のボブには働くこと、「シカゴ」をやることが必要だと主張し…。
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第6話 欲しいのは愛だけ
ボブは映画『レニー・ブルース』の編集に入っている。だが、作業がうまくいかずいらだつ。一方、自分が主演しボブが演出する新作ミュージカル「シカゴ」の上演準備に向けて張り切っているグウェン。しかし、リハーサルの最中にせき込んだボブは病院に運ばれると受診後のカウンセリング中に心臓発作を起こし、入院することに。手術が決まったボブは病床で不安と焦りにさいなまれて、自分の過去を脳裏によみがえらせ……。
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第7話 今の私に言えること
今回は過去と未来を行きつ戻りつする形で物語が進行する。1960年、浮気がバレたボブは勢いでグウェンに求婚。1975年、「シカゴ」のリハーサルが再開。グウェンはボブの演出方針に不満があるものの本番を迎える。1962年、不妊治療中のグウェンが妊娠。1975年、評価の低い「シカゴ」で喉を傷めたグウェンの代役にライザ・ミネリを据えると一転、劇評は好意的に。グウェンはボブにしてやられたと気付き……。
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第8話 私たちの運命
ボブは自らの半生を描く映画『オール・ザット・ジャズ』の撮影準備に入っている。構想がまとまらない中、私生活のやりとりをほぼそのまま映画で使っていくボブから、アンやニコルの心は離れていく。一方、女優としてのキャリアに行き詰まりを感じているグウェンは、恋人のロンとニューヨークを離れて郊外で暮らそうと話し合う。しかし、ボブに「シカゴ」の巡業公演の話を持ち掛けられるとロンとの約束をほごにして……。
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原題ほか:Fosse/Verdon フォッシー/ヴァードン