あらすじ
2001年12月9日、小説家のマイケル・ピーターソンから、妻が階段から落ちて死んでいると通報が。現場の状況から事故ではないと判断した警察は、マイケルによる殺人事件として捜査を開始。検察側と弁護側が攻防を繰り広げるなか、驚きの秘密や過去が暴かれる。
ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-の感想
主演のコリン・ファースとトニ・コレットは本年度の第74回エミー賞で主演男優賞、主演女優賞2部門でノミネートされた。「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズでサンサ・スターク役を演じたソフィー・ターナーも共演。他にも、マイケルの息子二人はパトリック・シュワルツネッガーと映画『ヴァレリアン』のデイン・デハーン、弁護士役は「Your Honor/追い詰められた判事」のマイケル・スタールバーグ、そして中年世代には懐かしいジュリエット・ビノシュ、と配役に力が入っている。この事件のドキュメンタリー映画(高評価を受けた。Netflixで公開中)を元にしているためか、非常に丁寧に作り込まれており、検視や事故再現の場面はリアルすぎて目を背けたくなるほど。そのドキュメンタリーの制作チームの思惑や撮影場面なども取り入れた異例のドラマとなっている。初回エピソードでは夫婦や大家族(家族の続柄はかなり複雑)の仲の良さが示され、容疑者となったマイケルを子どもたちはサポートしようとするが、徐々に様々な事実が明らかになっていく。善人役の多いコリン・ファースの新たな境地が見られるのも魅力。そして、キャスリーン役のトニ・コレットはこのドラマでも存在感が抜群。時系列が、あまり説明もなく行ったり来たりするのでちょっと混乱するが、全体的にうまくまとまっており、事件の真相が気になってイッキ見必至の作品と言えるだろう。
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予告編
登場人物
Season1 エピソード
第1話 911
2001年12月9日、小説家のマイケル・ピーターソンから、妻のキャスリーンが階段から落ちて倒れていると通報が入る。救命士が駆けつけると彼女は息絶えており、大量の血が飛散していた。警察はマイケルを疑い…。
第2話 コウモリ
マイケルはキャスリーンの殺害容疑で刑務所に収監されるが、子供たちはマイケルの無実を信じ帰りを待っていた。そんななか、ケイトリンはマイケルが隠していたある秘密を知らされ、次第に不信感を募らせていく。
第3話 偽善者
マイケルが複数の男と寝ていたのではないかと疑う検察は、不貞の証拠を掴もうと聞き込みを開始する。デニス・ロウという男が浮上するが、マイケルは否定。しかし、次第にマイケルの裏の顔が明らかになっていく。
第4話 常識
公判が始まり、デビッドはキャスリーンが撲殺されたという検視報告の欠陥を突き、検察側を完封。だが、20年前にドイツで亡くなったリズ・ラトリフの遺体の再検視が行われたことで、弁護側はさらなる難局に直面する。
第5話 高鳴る胸
服役中のマイケルにとって唯一の希望は、上訴が認められることと、ドキュメンタリーの編集者・ソフィがパリから送ってくれる手紙だった。マイケルの無罪を信じるソフィは、文通を通して愛情を育んでいくが…。
第6話 新たな仮説
マイケルとの仲が深まり、家族と別れてダーラムで暮らし始めたソフィ。そこへピーターソン家の隣人、ラリー・ポラードが接触してくる。彼はキャスリーンの死因について誰も考えつかなかった新たな仮説を立てていた。
第7話 真実の追求
2010年6月、ある殺人事件が発生。被害者が頭部に負った傷がキャスリーンのものと酷似していたことから、ソフィは新たな仮説を思いつき、マイケルの無実を証明しようと試みる。一方、マーサは過去の真実と向きあう。
第8話 幕引き
2011年12月、州捜査局に対する内部調査をきっかけに、自由になる糸口を掴んだマイケル。彼を殺人犯だと信じて疑わないキャスリーンの親族らはこれに猛反発し、釈放が認められないよう訴えるが…。
このドラマはU-NEXTで配信しています。
この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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