あらすじ
人とのつながりとは何なのかを問うアンソロジー・ドラマ。普遍的なテーマの本作は、一方でSF要素もあり、AI（人工知能）や記憶の移植などといったものも含まれる。
Solos ～ひとりひとりの回想録～の感想
タイトルに「ひとりひとりの…」と示されているように、1人か2人の演技のみで進行するストーリー。役者の技量が問われる一人芝居だが、どのキャストの演技も素晴らしく、特にアン・ハサウェイとヘレン・ミレンが印象に残った。基本的に一人でずっと話していて、ちょっと退屈し始める中盤ぐらいで話が展開してキャストの表情も変わってくるので、結末が気になって最後まで観てしまう。各ストーリーが独立しているのかと思ったが、ペグのストーリーの辺りで関連性に気付いて、全話の関係が気になってついイッキ見してしまった。最終話の内容には感嘆させられた。一話が約30分というのもちょうど良い長さだ。SFではあるが、描かれているのはヒューマンドラマ。こういうのが好きな方はぜひ観て欲しい。
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予告編（英語)
Season1 エピソード
第1話 レア
優秀な女性物理学者レアはタイムトラベルの研究に夢中。ところが、彼女の歴史的大発見は、超現実的な２人の登場によって妨害されてしまう。
第2話 トム
この世で過ごせる時間が少ないことを知ったトムは、家族を想い、ある物議を醸している新製品を購入する。
第3話 ペグ
宇宙の最果てへの謎めいた旅に参加し、宇宙空間を飛んでいるペグは、彼女をこの瞬間へと導くことになった過去の人生を語り出す。
第4話 サーシャ
人類を隔離へと追い込んだ世界的な出来事から20年が経ったが、サーシャは、家を管理するロボットが自分をだまして追い出そうとしていると疑い、抵抗を試みる。
第5話 ジェニー
ジェニーは途方もなく長い間、待合室の中で座り続けていた。彼女は自分の記憶の断片が欠落している可能性があることに気付き、この風変りな待合室に自分を導いた運命的な出来事を解明しようとする。
第6話 ネラ
近未来の受胎治療を受けたネラは当初、我が子の誕生に大喜びする。しかし、彼女はすぐに、息子には変わったところがあると気付く。
第7話 スチュアート
若い男オットーは、認知症患者と信じられている老人スチュアートを探し当てる。オットーはスチュアートに記憶を取り戻す手段、すなわちオットーが闇市場で調達した記憶インプラントを提供する。スチュアートの記憶が再生されるにつれて、オットーの真の動機は次第に分からなくなっていく。やがて、スチュアートの正体についての衝撃的な真実、つまりシリーズの７つの物語すべてにつながる真実が明らかになる。
この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV＋, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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