あらすじ
2018年のアガサ・クリスティー作品のドラマ。資産家のレイチェル・アーガイルが殺害される。現場に残された指紋から、彼女の養子の一人ジャックが逮捕される。しかし、彼は無実を訴え続けながら、獄中死してしまう… 事件から18か月後、ジャックのアリバイを証明できるという人物が出現!ジャックは本当に無実なのか?ジャックでなければ、レイチェルを殺したのはいったい誰なのか…。
無実はさいなむの感想
クリスティの作品を元に、原作とは異なる結末を迎えるオリジナルのドラマ。鬱蒼とした森に囲まれた大邸宅、細やかな内装、湯気を立てる料理などの美しい映像には目を見張ります。3エピソードをじっくり使って登場人物それぞれの内面を描くので、感情移入がしやすいです。事件の夜、子供時代、現在と、時系列が行ったり来たりしますが、混乱することなく理解できます。これは脚本の出来がいいのでしょう。ビル・ナイを始めとして、キャストも実力のある俳優ばかりで演技も見応えがあります。「ディスカバリー・オブ・ウィッチズ」ではイケメンのヴァンパイア役がハマっているマシュー・グードが、屈折していて人の神経を逆なでるイヤーな性格のフィリップをうまく演じています。結末はイヤミスではなく、意外とさわやかに終わり、個人的には原作よりこちらの方が好きです。
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Season1 エピソード
この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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