あらすじ
カリフォルニア州ロングビーチを舞台に、底抜けに楽観的な地元の元サーファー、ダッドが父親の死と家業の破産を経験し人生をさまよう姿を軽いタッチで描く、現代の愛あふれる寓話。
ロッジ49の感想
2019年10月現在、シーズン2が本国で放送中です。主演のワイアット・ラッセルはカート・ラッセルとゴールディ・ホーンの息子ということで、確かにカート・ラッセルに似ている気がします。プロのアイスホッケー選手から俳優に転向したそうでキャリアはそれほど長くないですが、楽観的な性格のダッドを肩の力を抜いて演じています。本当に楽観的すぎて目の前の1日を過ごせればいいという感じなので、見ていてちょっとイライラするほどです。ちょっと浮世離れしたダッドとは対照的に、双子のリズは借金を返すためにウェイトレスとして働いており、現実の厳しさも描かれます。二人がどのように喪失感を乗り越えていくのか、そして親友となるアーニーの人生はどう展開するのかを、ゆるいテンポで見守る物語です。