あらすじ
あのシャーロック・ホームズが現代のニューヨークに現れたら……。そんなドラマの設定が本ドラマ。現代のロンドン警視庁で顧問を務めていたシャーロック・ホームズは、なんと薬物依存症となってしまい、リハビリのためにニューヨークに住み始めた。そんなホームズのところへ、リハビリ付添人としてジョーン・ワトソンなる女性が訪ねて来る。実はワトソンは以前は優秀な外科医だったが、過去の手術の失敗から外科医を辞めリハビリ付添人になった。ホームズには自分の薬物依存症を治すには殺人事件・難事件を解決することが一番と言いだし、ニューヨーク市警の顧問になり、事件を解決していくが…
エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NYの感想
ちょうど最近(2018年)、hulu × HBO Asia製作で「ミス シャーロック」が放映されたが、この作品はもしかしたらエレメンタリー ホームズ&ワトソン in NYにインスパイアされたのかもしれない。エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NYのシーズン1は2012年に放送が開始されたが、その当時にワトソン役が女性というのは斬新だった。しかもそのワトソンが映画チャーリーズ・エンジェルスに出演していたルーシー・リュー。イギリス人とアメリカ人のキャスト配置も絶妙で、本当に現代のNYにホームズがいるような感覚になる。タイトル名のエレメンタリーはホームズの決めぜりふ:『Elementary, my dear Watson. (初歩的なことだよ、ワトソン君)』から取っている。ワトソンがテレビでメッツの試合を楽しんでいる一方、ホームズが野球というスポーツを小馬鹿にしているのは文化的な違いの象徴シーンだった。イギリスでは野球はマイナースポーツなので。
ホームズが神経質で元ジャンキー(薬物依存症)という設定はエピソードが進むに連れて馴染んでくる。また当初は距離があったホームズとワトソンがエピソードが進むに連れて、お互いの存在を認め、師弟関係(恋愛?)になっていくのは観ている方も嬉しくなる。シャーロックの最大の敵役「モリアーティ」も本ドラマに登場する。「ゲーム・オブ・スローンズ」や「THE TUDORS~背徳の王冠~」で気品のある役で好演していたナタリー・ドーマーが本ドラマでも活躍している。またシーズン前半では「出る出る詐欺(アポをドタキャン)」でなかなか出演しなかったシャーロックの父親(モーランド・ホームズ)もシーズン後半はよく出てくる。父親役は「フリンジ」でも父親役だったジョン・ノーブルが好演。フリンジと違い笑顔はなく真面目な父親役です。
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エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY 主な登場人物
シャーロック・ホームズ
・10ヶ国語以上を話せる
・嗅覚が犬並み
・ハチとカメが大好き
・元麻薬中毒者
ジョーン・ワトソン
・元外科医
・元薬物依存者の付添人
・シャーロックのよき理解者
トーマス・グレッグソン
・シャーロックのよき理解者
・刑事一筋で奥さんと離婚
・出世よりも現場好き
マーカス・ベル
・シーズン1のエピソード2からレギュラー
・家族思いの独身
・人をかばって被弾した経験があり
モーランド・ホームズ
・世界を股にかける実力者・お金持ち
・ロンドン、ニューヨークなどに多くの不動産物件を所有
・息子とは疎遠だが、徐々に距離を縮めていく
マイクロフト・ホームズ
・レストラン経営者
・ジョーン・ワトソンにアタック
・騙されやすい性格
モリアーティ
・殺人集団のボス
(ネタバレになるのであまり記載しない)
エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY 予告編(英語)
Season1 エピソード
第1話 摩天楼の名探偵
ロンドン警視庁で顧問をしていたシャーロック・ホームズは、ロンドンで薬物依存症になり、資産家の父親にアメリカのリハビリ施設に入れられていた。施設を退所し、NYの父親の家で社会復帰期間を過ごす予定で、その付き添いとしてジョーン・ワトソンが父親に雇われていた。
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第2話 あなたが寝てる間に…
ケイシー・マクマナスという男が自宅アパートで頭を撃たれ殺されていた。ホームズにもお呼びがかかる。財布や時計が盗られていたため強盗かと思われたが、ホームズが「強盗と殺人の2件だ」と見破る。
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第3話 消えた誘拐犯
2005年に始まった連続児童誘拐殺人事件、犯人は子供をさらった場所に風船を残していったことから「風船男」と呼ばれており6人の子供が犠牲になっていたが、新たにマリアナ・カスティーリョがさらわれホームズに捜査の依頼が来る。
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第4話 失踪
ホームズと3時間以上連絡が取れなくなったジョーンがグレッグソン警部の元に駆け込む。ホームズとジョーンの間には契約があり、2時間以上離れないこと、離れても必ず連絡が取れるようにしておくことになっている。ジョーンはホームズの再発を心配し、グレッグソンに協力を求める。
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第5話 死の天使
チャンドラー記念病院の霊安室で、ホームズは死体を相手に死後の痣の出来方を実験していた。そこへ新たな死体が。心臓発作で死んだらしいが、ホームズはエピネフリンで誘発された殺人だと言う。
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第6話 危険なフライト
事件がなく暇な日が続く。そんな時、ホームズが警察無線で小型機墜落事故の一報を聞く。事件でなく事故だがホームズが現場へ行くと、乗客3人とパイロットの4人は全員死亡。そして乗客の1人が、傷の状態から事故前に死んでいたことが分かる。
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第7話 忘れたい過去
ジョーンがアイリーンの名前を聞き出したことを怒り、ホームズはろくに口もきかない。事件の依頼が来た朝、ジョーンを置いて出て行ってしまう。事件は2重殺人で、裕福な夫妻が頭に枕を巻かれ銃で無残に殺されていた。
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第8話 長すぎた導火線
ジョーンの契約はあと2~3週間となり、ホームズに「支援者」を探さなければならない。支援者は、元依存症で生涯に渡ってアドバイスやサポートをしてくれる人物。だがホームズは乗り気でない。そんな時、マンハッタンのとあるビルで爆発事件が起き2人死亡する。
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第9話 瞳の中の暗殺者
空きビルで両目を打ち抜かれた男の死体が見つかる。ホームズは被害者の服装などからギャリソン大学東アジア専門の大学教授と見抜く。被害者はトレント・アナンジオ教授だった。アナンジオの妻は中国人のジュン。ジュンには全く心当たりがなく敵などいないと言うが、両目を撃つというやり方は恨みが動機だと思われた。
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第10話 ダイヤモンドは永遠に
ダイヤモンド取引所から4千万ドル相当のダイヤが盗まれた。最新鋭の金庫室「リヴァイアサン」が破られたのだ。そこで金庫室の製造元であるキャスタリー・ロック・セキュリティ社がホームズに調査を依頼してきた。金庫破り不可能がうたい文句のリヴァイアサンを、どうやって破ったのか調べて欲しいという。
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第11話 命の洗濯
ジョーンの契約が切れるまであと10日。高級ホテルの洗濯室にある洗濯機から死体が見つかる事件が起きた。死んでいたのはホテルの支配人テリ・パーセル。オフィスで何者かと争いになったあと、証拠隠滅のため洗濯機に放り込まれて洗われてしまったらしい。
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第12話 Mの悲劇
公認会計士ヴィッカーズの家で大量の血溜まりが発見された。ヴィッカーズが殺されたと見られるが死体はない。犯人の手がかりは全くなかったが、ホームズには誰なのか分かっていた。ロンドンでホームズが追跡していた連続殺人犯Mだった。
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第13話 戦争ゲーム
ホームズはグレッグソン警部から顧問を一旦外された。暇になったホームズが趣味の陰謀論のサイトを覗くと、サイトの管理人レン・ポンテコルヴォと連絡が取れない。家に様子を見に行くと、彼は首を吊った状態で死んでいた。
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第14話 殺人鬼のプロファイル
服役中の連続殺人犯ハワード・エニスが、妹パトリシアへの腎臓移植のため病院へ連れてこられる。だがエニスは医師や看護師を殺して逃亡。FBIも捜査に加わり、エニスを最初に逮捕した時活躍したプロファイラー、キャスリン・ドラモンドが責任者になる。ホームズはキャスリンとロンドンで一緒に仕事をした事があった。
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第15話 過去の亡霊
ホームズの元に突然イギリスから友人リースが訪ねて来た。友人と言うよりはホームズが薬物を購入していた元売人だった。NYに住むリースの娘エミリーがさらわれ、ホームズに助けを求めに来たのだ。
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第16話 容疑者ベルの献身
ベル刑事が帰宅途中銃撃された。幸い命中しなかったもののギャングの襲撃と思われた。そしてベルには心当たりがあった。2011年に逮捕したカーティス・ブラッドショーだった。ブラッドショーはギャングの大物で、2009年に専従捜査班が作られ、制服警官だったベルも加わっていたのだ。
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第17話 偽りの遺伝子
ジョーンは探偵修行をすることになり、事件の度にホームズに分析をさせられたり、色んな本を読まされたりしていた。そんな時、ホームズはジェラルド・ライドンという資産家からの依頼を受ける。一旦は断るものの、断り切れず引き受けることに。
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第18話 せめて、探偵らしく
ジョーンはアルフレードから車の鍵の開け方を習ったりと探偵修行に努めていた。同じ頃、身代金220万ドルを立て替えた事に対する引き替えに、ホームズの父親から依頼が来る。父親の弁護士の1人が、自分のアシスタントであるレベッカの妹、カリーを捜して欲しいというのだ。
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第19話 嵐の夜に
嵐の前日、殺人事件が起きる。窃盗団が発売前のスマホを200台以上盗み、警備員を殺したのだ。現場に落ちていた毛髪から、犯人は金髪のカツラを被った女性だと分かる。
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第20話 ブラックメール
ホームズが薬物を断ってから1年、サポートグループで1周年記念のメダルをもらえることになっているが、ホームズは気が進まない様子。そんな時ホームズの支援者アルフレードから、知り合いを助けてくれと連絡が入る。
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第21話 殺しのライセンス
ヴァンダーホフという慈善家が死亡したというニュースを見て、服役中のセバスチャン・モランがホームズに面会を求める。モリアーティによる殺しだと言うのだ。モランが捕まる直前、ヴァンダーホフの写真がモリアーティからメールで送られてきていたからだった。ホームズは警察には知らせずジョーンと調査を進める。
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第22話 復讐するは我にあり
ホームズにモリアーティと名乗る男から連絡が入る。ホームズはアイリーンを殺したのかと聞くが、モリアーティは答えを教えるのと引き替えにホームズを雇いたいと言う。数ヶ月前ウォレス・ロークという男が殺されていたが犯人が見つかっていない。その犯人を見つければ答えを教えると言うのだ。
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第23話 本当の嘘
グレッグソンらとともに拉致監禁事件の捜査を進めていたジョーンは、現場で珍しい絵の具を見つける。ベルらが絵の具の出所を突き止めると購入者が分かった。デュエインという男で今は兄の家に身を寄せている。グレッグソンが会いに行くと、デュエインは兄アイザックに頼まれて買いに行っただけだという。
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第24話 傷だらけのヒーロー
市警の死体安置所にギャングの抗争の犠牲者と見られる死体が2体あった。ホームズは彼らの私物に改造したスマホを見つける。そのスマホから、モリアーティがモランやゴットリーブに送っていたのと同じような暗号文が見つかった。ホームズが解読すると……。
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Season2 エピソード
第1話 ロンドン・コーリング
NYのホームズにロンドンから電話が入る。よく一緒に仕事をしていたロンドン警視庁のレストレード警部補がトラブルに見舞われ、逃亡していると言う。ホームズは頼まれてワトソンと共にロンドンへ戻り、レストレードを捜すことに。ホームズはかつて自分が住んでいたベーカー街221Bに滞在しようとするが……。
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第2話 博士の愛した数式
数学者フェリックス・ソトが射殺され、彼の部屋の外では路上強盗ベニーも撃たれていた。ベニーは一命を取り留めたが危篤状態。手がかりは見つからないが、ソトの部屋の壁にはブラックライトのみで見える数式がびっしり書き込まれていた。ホームズはそれが殺された理由と関係あるのではと見る。
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第3話 誰がために
ホームズたちはとある市民グループの代表ミューラーから依頼を受け、エズラ・クラインフェルターという男を捜すことになる。彼は政府機関で働いていた民間請負業者の従業員で、機密情報にアクセスし公表してしまったのだ。ミューラーらのグループはクラインフェルターに危害が及ぶことを心配していたが、ホームズはすぐウソだと見抜く。
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第4話 罪と罰
ボンデージスーツを着た中年男性タイタス・デランシーの死体が発見される。企業のCEOで、死因はニトログリセリンによる毒殺だった。タイタスの妻ペリに話を聞きに行くが、子供達の世話係だという女性を見るなりホームズの表情が変わる。彼女は、90年代に父親を毒殺したとして裁判になりマスコミに騒がれたアビゲイル・スペンサーだと言うのだ。
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第5話 ダブルフェイス
めぼしい殺人事件がなく暇を持て余したホームズは、死体安置所に面白い事件がないか探しに行く。すると交通事故死として処理されていたレオ・バニンの遺体を見て、彼が誰かを殺したことを見抜く。レオ・バニンは介護施設の看護師で教会にも通う敬虔な信者だったが、本名はヴィタリー・アンドロポフ、「ブラトヴァ」ポーランド支部の殺し屋だった。
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第6話 真の標的
グレッグソンの自宅に、妻シェリルが1人の時に強盗が入る。フェイスマスクに銃を持った男が「夫はどこだ?」と言いシェリルに銃を向ける。隙を突いてシェリルが発砲し、負傷した男は逃亡。犯人には警部も妻も心当たりはなかった。署員らもホームズも必死で捜査するが、同じ犯人にまた別の男が殺される。
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第7話 華麗なる依頼人
ニューヨークに突然シャーロックの兄、マイクロフトがやってくる。レストランを開くと言うのだが、シャーロックに事件の依頼もあった。マイクロフトの元婚約者ナイジェラがシャーロックに捜査を依頼したいというのだ。ナイジェラの持つ厩舎に賊が忍び込み、調教師でナイジェラの恋人であるダルトンが殺されたという。
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第8話 血は水よりも濃く
シャーロックの兄、マイクロフトから食事に誘われるも事件捜査を口実にキャンセルばかりのホームズは、トラックの荷台に若い女性の刺殺死体が落下してきた事件現場へとさっそく向かう。ホームズが落下場所を突き止め高層アパートのビルを調べると、被害者はその部屋に住んでいたヘイリー・タイラーだと判明するが……。
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第9話 境界線
橋の上でサマンサ・ウォバッシュという女性の射殺死体が発見される。サマンサは撃たれる前にルーカス・バンチという男に追われていると通報していた。ルーカスは6年前、サマンサの妹アリーの殺害事件で容疑者の男だった。だが、ホームズはサマンサは自殺だったと見抜く。
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第10話 女王陛下の暗殺者
ホームズとワトソンが捜査の過程で法を犯していないかを判断し、市警の顧問を続けさせるべきかどうかの勧告を決定するための審問会が開かれる。ホームズは、サイラス・コールという青年が「私は騎士だ、女王を殺した」と言って分署にやってきた「騎士事件」の捜査を説明していく。
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第11話 殺しの匂い
ドナルド・ハウザーという大物投資顧問が自宅で撃たれ殺害される。大勢から巨額のお金を奪っていたことから、怨恨による犯行が疑われる。だがホームズが調べると、犯人が押し入る前にハウザーは自殺しようとしていたらしい。犯人がその直前に来て、拷問の末殺したのだ。
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第12話 マレフィセント
資産家の娘で7歳のケイデン・フラーが誘拐される。身代金要求の電話をしてきた男の声に、ホームズは聞き覚えがあった。以前モリアーティのフリをして電話してきた男の声だったのだ。そこでホームズはモリアーティが黒幕だと思い、刑務所に居るはずのモリアーティに会いに行くことにする。
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第13話 ギャング・オブ・ニューヨーク
右腕の負傷で社会統計部に異動したベル。不審人物の情報提供があった場所を調べに行くと、そこにはドラム缶に入った首なし死体があった。殺人事件のためグレッグソンを呼び、久しぶりに警部やホームズらと再会する。死体は頭と両手が切断されていたが、脚の傷跡を見たワトソンがマフィアのボビー・パディロだと気づく。
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第14話 眠れる化石
ワトソンはホームズの未解決事件の中から気になる事を見つける。ダグ・ニューバーグという男が殺された事件で、被害者の裏庭に6500万年も前の白亜紀の石があった。ワトソンは石をこっそり盗み出して調べると、内部に恐竜の全身骨格の化石が含まれており、金額にして数百万ドルにはなるらしいことが分かる。
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第15話 バレエ・カンパニーの怪人
バレエ・ダンサーのネル・ソランジがゲネプロの日に真っ二つに切断された状態で舞台に落ちてくる。凶器のカッターナイフは、希代の名プリマでホームズすらファンである主役のプリマ、アイリス・ランザーのものだった。ホームズは犯人はアイリスのはずがないと見て、ネルの元彼ニコラスを当たるが彼にはアリバイがあった。
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第16話 昨日の友は今日の敵
レストランで爆破事件が発生。政府の役人と銀行家たちの昼食会のテーブルに爆弾が仕掛けられ6人が死亡する。ウィットブルック・バルシーユ銀行の役員も死亡し、この銀行のCEOリチャード・バルシールが市長と懇意なことから、警備責任者が捜査に参加する事になる。その担当者というのがなんとレストレードだった。
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第17話 よみがえり
ゴードン・クッシングという男の元に切り取られた両耳が送られてくる。脅迫状とともに入っていた耳は行方不明のゴードンの妻サラのものと判明し、脅迫状には身代金と引き換えにサラを解放するとあった。ゴードンは自分にかけられている疑惑を晴らすため、警察立会いのもと身代金の受け渡しを行おうとするのだが……。
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第18話 ドクター・グレンジャーの犬
バリー・グレンジャー医学博士が「すまない。全て事実だ」という遺書とともに死んでいるのが発見される。死因はヘリウムガスによる窒息死と判明。死体は自殺のように見えたが、ホームズは自殺に偽装された殺人と見抜く。そして捜査を進めると、グレンジャーが発表したガン検知装置と何らかの関係があるとわかる。
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第19話 歯には歯を
死体に噛み痕をつけるという手口の連続殺人事件が発生する。過去にも同様の事件があったが、既にアーロン・コルヴィルという男が逮捕され、刑務所内で死亡していた。そしてコルヴィルが刑務所内で刺された時、手術の助手についたのがワトソンであった。ワトソンは当時執刀医だったフレミング医師を訪ねてみる。
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第20話 アウトブレイク
スリの容疑で拘留されていたマーサーが留置場で突然死亡する。ワトソンが確認すると、炭疽菌で死亡したものと思われ分署は大騒ぎに。検視の結果、マーサーはスリで逮捕される直前に盗んだ小袋をコカインと思い飲み込んだことが判明。ホームズらは、マーサーが誰の小袋を盗んだのか防犯カメラで確認することに。
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第21話 唇のねじれた男
ホームズらはサポートグループ仲間テスの妹の行方不明事件を引き受けることに。妹ペイジはミュージシャン志望の元依存症で、アパートに行ってみるとあるものが見つかる。そんな時、兄マイクロフトがロンドンからやってくる。経営するレストランのてこ入れに来たと言うが、ホームズはワトソン目当てではと疑うのだった。
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第22話 48時間
ワトソンが何者かにさらわれてしまう。マイクロフトの店ディオゲネスに出入りしていたフランスの犯罪組織と関係があるらしく、犯人からマイクロフトに連絡が入る。マイクロフトは金が必要で組織に手を貸していたことを打ち明け、ワトソンを取り戻す為に彼らと取引をしたという。
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第23話 仮面
元MI6の分析官だった男ウエストがニューヨークで殺された。強盗殺人とされていたが、彼がMI6の存続に関わる情報を掴んだと連絡してきた直後に殺されていたことから、怪しい点がないか調べて欲しいという依頼を受けたホームズ。早速、検視局に行ってみると、ウエストの死体には……。
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第24話 逃亡者
MI6の二重スパイに反逆罪と殺人でハメられたしまったマイクロフト。ホームズはマイクロフトを秘密の場所にかくまい、MI6に「マイクロフトが二重スパイだ」と嘘の報告をして、本当の二重スパイをあぶり出そうとするが、MI6はホームズがマイクロフトの兄弟であるため信用せず、ホームズは捜査から外されてしまう。
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Season3 エピソード
第1話 ヤマアラシのジレンマ
ホームズが突然消えMI6へ移って半年。ジョーンは1人で探偵業を営み、NY市警の顧問も続け、麻薬カルテルの女ボス、イラナの逮捕に成功した。組織の会計係カレンが証言するはずだったが、かくまっていたホテルのエレベーター内で射殺されてしまった。手がかりを見つけられず2か月が過ぎた頃、警察にモンクリフ・エキュバンなる人物から情報が入る。
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第2話 オレンジの種五つ
オープンショーという男と彼の弁護士フォーダムが殺された。2人には無記名の封筒が届いており、中にはどちらもオレンジ色のビーズが5つ入っていた。この子供用ビーズはオープンショーの会社が作っていたもので、それに毒性があったため子供が4人死亡していた。彼は刑事告発されていたが、保釈後逃亡していたのだった。
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第3話 イミテーション・ゲーム
ホームズが時々協力を仰ぐ数学者のハーランは、主催者が匿名で、難解な数学の問題を解くと巨額の賞金がもらえる「パズル・ハント」に夢中になっていた。ステージ9の問題を解いたハーランは、最終ステージと思われる次の問題を手に入れるため、導き出したGPS座標の廃工場へ。そこで男性の死体を見つけてしまう……。
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第4話 世界でひとつの彼女
人工知能ソフト会社を経営するエドウィン・ボースティンからホームズに極秘の依頼が舞い込む。開発中のAIソフト「ベラ」を侵入した何者かがコピーしたというのだ。防犯カメラの映像にはマスク姿の犯人が映っており、わずかに見える部分から中年のヘビースモーカーとみて、近隣の無人ビルにあった吸い殻を調べることに。
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第5話 ブラッド・ダイヤモンド
通りで切断された手だけが発見された。現場の周囲を見たホームズは、死体は駐車した車の下に引っかかり、車は駐車違反でレッカーされたと見破る。車の保管所に行くと、ある車の下に手のない中年男の死体が引っかかっていた。財布がなく身元は不明。だが着衣から正統派ユダヤ教の信者であることが分かる。
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第6話 欲望という名の地図
図書館からホームズのもとに、盗まれた地図を表沙汰にせず捜査して取り戻してほしいという依頼が。キティが現場を調べると、展示ケースから警備員の死体が発見される。地図は複数盗まれていたが、ホームズは1枚だけが犯人の目的で他は偽装だと見抜く。その1枚とは1794年のバージニア州の地図だった。
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第7話 ゴーン・ガール
ワトソンは5年前に行方不明になった女性ジェシカの捜索を依頼され、暇だったホームズは手伝うことに。この事件に関してFBIのプロファイラー、タナーは連続事件だとにらんでいた。ジェシカが居なくなった部屋からナツメグのニオイがしたという証言があり、他5件の行方不明事件でも同様の報告があったというのだ。
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第8話 エンド・オブ・ウォッチ
パトロール中のフリン巡査が何者かに銃殺された。そして彼の所持していた銃がなぜかエアガンにすり替えられていた。フリンは1年半前の勤務中に事故に遭っており、やっと通常勤務に復帰したところだった。だが調べていくうち、フリンは事故の後の処方された鎮痛剤の依存症になっていたことが分かる。
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第9話 時の支配者
ホームズの支援者アルフレードがオーディンというカー・アラームを持参して、ホームズを迎えに来ていた時、ワトソンの元同僚ショーナが玄関ベルを鳴らした。ワトソンに事件の依頼があって来たと言う。ミーティングに出たくないホームズは、仕事が入ったとミーティングをサボり、その事件を調べることにする。
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第10話 世界に一つだけの花
アパートの1階でケリー夫妻がベッドの中で死んでいた。部屋の通気口から、かすかにブタジエンの臭いがするのに気づいたホームズが地下を調べると、首にタイヤをかけられ火をつけられた男性の焼死体を発見。ネックレーシングという処刑方法であることから、ブラジル系の麻薬カルテルSDSの関与が疑われた。
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第11話 高名な依頼人
ロングアイランドで発見されたメラニー・ヴィルカスの死体に、キティと同じ焼き印が押されていた……。ホームズは早々にワトソンを呼び戻して、2人でキティにこの件を知らせ、身を隠すよう勧める。だがキティは自分が犯人を捕まえると息巻く。メラニーの両親は、犯人はメラニーの婚約者だと言うのだが……。
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第12話 決着の日
ホームズはロンドンでのキティとの出会いを思い出していた。8か月前、ロンドン警視庁ではラティフ・マラクという少年の誘拐事件を捜査しており、路地に落ちていた少年のリュックサックから、そこが誘拐の現場だと見られていたが、キティは、犯人は性犯罪者のホッジだと主張するために警視庁を訪れていて……。
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第13話 ペイバック
ホームズはジル・ホロウィッツという女性から浮気調査を依頼される。夫はニューヨーク屈指の弁護士事務所に勤めるスティーヴン。ワトソンも呼んで事務所を訪ねてみると、彼は半年前にクビになっていた。そこで新しい職場に行ってみるが、既にもぬけのから。だがホームズは小さな証拠を見つけ出す……。
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第14話 女たちの戦い
ホームズは養蜂家仲間のジョセフから変わった仕事の依頼を受ける。ジョセフが勤める動物園で妊娠したシマウマ2頭が盗まれたというのだ。ホームズは非番のベルに協力を頼み、2人で捜査をすることに。するとシマウマが連れ去られた現場で紫の塗料が見つかる。それはAPD運送社という会社のトラックの色だっだ。
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第15話 命の値段
路上でホームレスのヘンリー・ウィルセックが銃で胸を撃たれ殺された。上着に現金3814ドル62セントとメモが入った封筒が差し込まれており、メモには数式と「貧乏人は価値がない」という趣旨のコメントが書かれていた。メモを見たホームズはアーレン・シュレイダーという弁護士が関係していることを突き止める。
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第16話 見えない手錠
3年前に失踪したマリア・グティエレスという女性の死体が発見され、ホームズが殺人の容疑者として35分署の刑事2人から取調べを受けることに。マリアのバッグに、失踪した日付のカフェのレシートが入っており、その裏にホームズの筆跡でマリアとの待ち合わせ場所が書かれていたというのだが……。
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第17話 冷凍庫のミイラ
衝突事故を起こした相手とモメて殺された女子大生アリーの死体が、一晩でミイラ化していた。検視の結果、R22という冷却剤を浴びて皮膚の水分が失われたと判明。この冷却剤が大量に盗まれていたスケートリンクにホームズが話を聞きに行くと、管理人が窃盗事件をでっち上げ、冷却剤を横流ししていたことが分かる。
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第18話 オリュンポスの監視者たち
相乗りサービス会社「ズース」の運転手ゲイレン・バローが、タクシーと見られる車に轢かれ殺された。ホームズは、残されたパーツから、犯行に使われたのは10年以上前に製造された元タクシー車両だと気付き、犯人はバローを殺害する目的でこの車両を購入し、タクシー運転手の犯行に見せかけたのだろうと推理する。
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第19話 “みんな”の仁義なき戦い
ハッカー集団エヴリワンがグループの方向性を巡り内部で対立。現状維持を支持するアナーキスト派のリーダーが、政治色を強めたい政治活動推進派リーダー、スピーシーズの正体を調べるよう依頼してくるが、ホームズは興味なしとして断った。しかしその後、スピーシーズことエロル・ホワイトの死体が自宅で発見される。
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第20話 ホーンテッドマンション
ギャリソン・ボイドという男の撲殺死体が発見された。彼はエセ科学や超常現象、宗教の欺瞞などを暴くブログをしており、ホームズはそのブログのファンだった。最近、カルト教団の指導者フィンとブログ上で激しく揉めていたことから、ホームズはフィンの教会を訪ねるが、死亡推定時刻は礼拝中で全員アリバイがあった……。
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第21話 アンダー・マイ・スキン
病院の駐車場で救急車が強奪された。犯人は救命士2名を射殺し、乗っていた女性患者を車ごと連れ去った。現場に落ちていた使い回しの薬莢から、救命士たちを撃ったのはウォレス・タークと判明。取り調べに対しウォレスは、女性患者も殺したと自供するが、死体の捨てた場所を言おうとしなかった。
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第22話 プリズンブレイク
ニューヨークの地下鉄でニュージャージー州の判事が刺殺された。凶器のドライバーにあった指紋を照合すると、ニュージャージー州女子刑務所の服役囚ニッキー・モレノのものと分かった。ニッキーは2日前に女子刑務所を脱走していたのだ。そして次の日、刑務所のマッキャン副所長が銃で撃たれ殺される。
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第23話 1億匹事件
農務省の職員で、急増する蜂の集団失踪を調べていたエヴェレット・ケックが殺害された。彼に巣箱の蜂を殺されたと苦情を申し立てていた養蜂家のジャーヴィスが素直に犯行を認め、さらなる事実が判明する。
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第24話 仕組まれた罠
アルフレードが突然姿を消した。自分で消えたのか何者かにさらわれたのか分からない。依存症の再発を心配するホームズのところへ、以前ホームズが使っていたヘロインのディーラー、オスカーからアルフレードをさらったという電話が。妹のオリヴィアが行方不明になり、捜してくれればアルフレードを返すというのだ。
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Season4 エピソード
第1話 過去との遭遇
ホームズは失敗を反省しサポートグループにも毎日通っていた。そんな中、資産家のジョナサン・ブルームが訪ねてくる。彼は妻を含む3人の女の失踪に関わっていると言われていた。ブルームは2人の女の殺害を認めたが、妻は殺していないので真犯人を見つけてくれとホームズに頼み、その直後、驚くべき行動に出る。
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第2話 洗脳プログラムの秘密
ワトソンがFBIに協力する仕事を取り付けてくる。国防高等研究計画局が出資している研究所で、ネットでのプロパガンダプログラム実現のため実験をしていたサーキジアン博士、ウェラー博士、被験者の大学院生が殺された事件だ。ホームズは鋭い観察力を発揮するが、FBIのルールで自由に捜査することが出来ず苛立つ。
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第3話 ドッペルゲンガー殺人事件
奇妙な事件を捜査することになったホームズとワトソン。被害者ふたりが瓜二つだが、双子ではなかった。2人の携帯から1人だけ共通の人物ドリアン・モールが見つかり調べに行くと、ドリアンは顔に色とりどりのペイントをしており異様な姿。彼によると、ペイントは顔認証かく乱のためで、自分はある企業に狙われているという。
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第4話 血と骨
ワトソンの元職場の病院から、行方不明のスタッフ、アビー・キャンベルを探して欲しいとの連絡が入る。不妊治療センターの検査技師だったアビーは、残業すると言った夜、家に帰らずそのまま行方知れずになっていた。ホームズたちがアビーの職場を調べると、床にストレッチャーの跡があり、辿っていくとそこは、人体標本の準備室で……。
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第5話 ビデオゲームの墓場
シカゴで療養していたアルフレードが戻ってきていたが、ホームズはアルフレードと一度も会っていなかった。そんな時、エディ・ロスという男の焼死体が発見される。凶器が考古学者の使うコテで、持ち主はエディの元カノだったが、コテはエディが彼女から借りていた物だった。元カノの話では、エディは何か「デカイもの」を発掘していたらしい。
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第6話 摩天楼のスナイパー
マンハッタンのど真ん中で無差別狙撃事件が発生、4名が死亡、5名が重傷を負う。するとホームズのもとへ父モーランドが。犯人は元フランス特殊部隊のガニエというスナイパーだというのだ。ガニエは以前、モーランドが関係していたインドの事業絡みで、地元役人の暗殺に使われた男だった。ホームズとモーランドの2人で調査を進めることになった。
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第7話 ライアーゲーム
元FBI捜査官のアンダーヒルが殺害される。彼は引退後も未解決事件を捜査しており、12年前に誘拐・監禁されていたミナ・ダヴェンポートの事件の真相に迫っていたらしい。ミナは10歳で誘拐されたが20歳でようやく逃げ出し、両親の元へ帰ってきていた。だが犯人は捕まっておらず、その犯人がアンダーヒルを殺したのかも知れなかった。
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第8話 罪人の子
エレン・ジェイコブスという女性が、車の中でビニール袋を被せられ窒息死していた。犯人は後部座席に潜んでいたらしい。エレンは殺される時、自宅の電話に帰宅する旨のメッセージを吹き込んでいた最中で、襲われた瞬間の声が録音されていた。音声を何度も聞いたホームズは、最初の一瞬に被害者が安堵したような調子を聞き取る。
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第9話 操られた暴走車
「オリガルヒ」と呼ばれるロシアの新興財閥マキシム・ゾロトフが、ストリップクラブの外で銃撃され殺害された。銃撃犯は車で逃走したが事故を起こし死亡。ホームズが調べたところ、車のコンピューターがハッキングされた形跡が。殺害の証拠隠滅のため殺されたらしい。暗殺を指示した黒幕がいるのだ。
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第10話 学資ローンの罠
モーランドの暗殺未遂事件の話を聞き、ホームズは父を問いただしに行くが、彼はもう片が付いていると嘘をつく。そのためホームズは自分で調べる事に。そんな時、社会復帰施設から依頼が来る。デニス・ヒックスという男の殺人事件を調べて欲しいというのだ。警察では強盗事件として扱われているが、施設長は違うと見ていた。
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第11話 行先は死体安置所
死体安置所で、オマル・ベレスの死体に仕込まれた爆弾が爆発、ホーズの同僚ニコールが犠牲になる。メキシコの麻薬カルテル、ソンブラ・ロハが、数日前に運ばれたホンジュラス人ギャングたちの死体を損壊させ、自分たちの犯行を示す証拠の隠滅を図ったのだろう、とホーズは証言する。しかし……。
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第12話 悪魔の要塞
麻薬課のロンバルディ警部のチームが、暴走族のアジトからあるものを盗む手助けをすることになったホームズ。麻薬課が送り込んだ潜入捜査官、ダニング刑事は1年以上かけてアジト内部の様子などの情報を集めていた。ロンバルディは、ダニングがオフィスに入りパソコン内の情報をコピーして持ち出す作戦をホームズに考案させようとしたのだ。
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第13話 死の幻覚キノコ
マジックマッシュルーム・パーティを開いていた植物学教授ジョセフ・バランタインが、一緒に参加していた5人の学生と共に死亡する。教授のマッシュルームに毒が盛られていたのだ。ホームズはバランタインと共著を出していたアルストン・ハーパーの仕業ではないかと推測する。彼らは共著を出した後、関係が決裂していたのだ。
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第14話 チャイナタウンの戦場
中国マフィア「スネークアイ」のメンバーが3人殺された。新興勢力の「ゴーストマウンテン」の仕業かと思われ、組織間の抗争になるのではと危惧されたが、ホームズが現場を調べると、逆にスネークアイの仲間の裏切りではと思われる痕跡が。ホームズは直接ゴーストマウンテンの首領に会いに行くが……。
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ある建物の10階のバルコニーから女性が転落し、歩道にいた男性に激突、2人とも死亡した。落ちたのはロザリン・グレアム、76歳。認知症の兆候があり、事故か自殺とみられた。バルコニーの写真では手すり付近に足載せ台があったが、死体を調べたホームズはロザリンが関節炎だったことを見抜き、足載せ台は動かせなかったはずと考える。
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第16話 キラー・ドッグ
チャールズ・バスカヴィルという資産家の男が交通事故で死んだが、事故ではないと思った弟のヘンリーがホームズに捜査を依頼する。チャールズはジョギング中、何者かに追いかけられて逃げ、擁壁から足を踏み外し道路に落ちたようだった。事件の目撃者を見つけ話を聞くと、光る大きな動物がチャールズを追っていたと証言する。
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第17話 NYのヒーロー
ある朝、路上でミッドナイト・レンジャーというスーパーヒーローの衣装を着た男の死体が見つかった。ミッドナイト・レンジャーはある出版社が著作権を持つマンガのヒーロー。編集部のアイコーンとバクスターによれば、レンジャーには映画化の話があり、この生身のヒーローの活動は会社にとって頭痛の種だったと言う。
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第18話 備えあれば患いあり
痛みの専門医ヴィンス・ベイダーが行方不明になりホームズが調査を始める。ベイダーの妻に話を聞きに行くが、彼女は夫が浮気相手と逃げたと思っていた。女性と食事しているところを妻の友人が見ていたのだ。その女は製薬会社の営業ジュリーと分かるが、彼女は弁護士を伴い署へやってきた。
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第19話 標的のポーカー
リン・ウェンという女性が腕に銃創を負いホームズの家に駆けこんできた。帰宅すると家に多額の現金が置いてあり、何者かに発砲されたため逃げて来たと言う。彼女は不動産仲介の仕事の傍ら違法なポーカーを主催しており、トラブルに巻き込まれたらしい。リンは、ホームズのことをマイクロフトから聞いたと話し、ジョーンの心はざわめく。
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第20話 DNAの迷宮
相乗りアプリを使っていたフィービー・エリオットという女性が、迎えの車と間違えて乗り込もうとした車で撃たれて死んだ。兄キースが容疑者となり、ホームズはベルらと話を聞きに行くがキースは否定、犯人はストーカーかも知れないと言う。最近、フィービーの自撮り写真がある芸術家の展覧会に使われ話題になっていたのだ。
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第21話 裏切りは誰の手に
自動車強盗と車の運転手が撃ち合い、両者が死んだかに見える二重殺人事件が発生。だが、死体に不自然な点が多く、ホームズらは同一犯が2人を殺し現場を偽装したと考える。付近のゴミ箱から、車外で死んでいたブッチ・カラハンのカメラが見つかり、中には車内で死んだジャレッド・タルトの死体の写真が残っていた。だが写っていた死体の姿勢は、実際のタルトの死体とは違う。
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第22話 逆転の推理
ダイナーに強盗が入り3人の客が射殺された。客の1人はエミール・クルツ。現場に駆けつけたホームズとワトソンだったが、ワトソンはクルツを見て驚愕する。その姿を見たホームズに何かおかしいと気づかれ、ワトソンはクルツがモーランドの部下であること、彼をスパイにしてモーランドの情報を得ていたことを打ち明ける。ホームズは激怒するが……。
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第23話 見えざる手
ある夜、モーランドのオフィスが爆破される。オフィスには社員2人の死体があったが、爆発前に射殺されていた。防犯カメラにも映っておらず犯人の手掛かりがない。爆破事件を受け、モーランドは警備の者たちと共にNYの秘密のマンションに身を隠していたが、ホームズは父を見つけ出し……。
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第24話 最後の死闘
ホームズの家にもモーランドのオフィスで見つかったものと同じ爆弾が仕掛けられていた。向かいの留守宅から見張っていた形跡があったため調べに行くと、既にもぬけのカラ。だが煙草のニオイがすることから確かに誰かがいたらしい。爆弾はヴィクナーが仕掛けさせたのと同じ種類だったが、ホームズはヴィクナーではないと見る。
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Season5 エピソード
第1話 過去の漂白
2010年にベンソンハーストの町で連続爆破事件を起こした爆弾魔が、6年の沈黙を経て今度はフラッシングという町を狙って犯行を重ね始めた。ホームズは現場検証中に怪しい男に目を留め、指紋を採取。男に服役の過去があったことから不動産デベロッパーのネイサン・リーサーと判明する。ホームズは直感で彼が犯人だと確信し、捜査を進める警察はネイサンに監視を付けるが、彼のいない場所でまた爆破事件が起こり……。
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第2話 連城の璧
ギャング団マラ・トレスが使っていた密輸業者レイ・トーレスが殺害され、ギャング団リーダーのアルコンがホームズに犯人捜しを依頼してくる。現場へ向かい、そこで北朝鮮製の靴跡を見つけたホームズは、入港した北朝鮮の船を捜し出す。船長によると、レイは盗まれた金属製の箱を取り戻しに行ったらしい。彼がお宝を見つけたようだと聞いたホームズは、それが千年以上失われていた中国皇帝の帝位の象徴であることを突き止め……。
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第3話 結婚のシナリオ
ロングアイランドで誘拐された主婦ベス・ストーンを目撃したケネス・トーランが、ヌーディストのキャンプ場で誘拐犯によって射殺された。ベスの夫、アーロンはCMの編集スタジオの所有者で、スタジオの防犯カメラにはベスに銃を突きつける犯人と、犯行に使われたバンが写っていた。ホームズたちがスタジオで聞き込みを開始すると、ベスが誘拐される前、アーロンは弁護士に婚前契約の確認をしていたことが判明し……。
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第4話 空を盗んだ男
投資会社の金融アナリスト、ラッセル・コールが自宅マンションで刺殺された。数週間家を空けて戻ってきた彼のノートパソコンだけが盗まれていたことから、ホームズらは仕事絡みではないかと捜査を始める。ホームズが、コールが殺される前にこもっていた郊外にあるキャビンに向かうと、そこには金融関係でなく小惑星の観測に関する書類が積み上がっていた。コールは小惑星の観測方法が間違っているという論文を発表していて……。
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第5話 天使を追いかけて
モーテルの外で撃たれた男性の遺体が、窓を突き破って客室に飛び込んだ。被害者ダミアン・ノヴァクは両手を赤い結束バンドで縛られていた。その手口は、近頃ニュージャージーで頻発する「性犯罪者狩り」と同じもの。ノヴァクの妻は、妹が性犯罪に遭い、犯人への怒りを抱え続けていた彼が性犯罪者になることはありえないと語るが、数カ月前に彼女はノヴァクのパソコンの中に少女たちの写真のファイルを発見していた……。
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第6話 嫌な知らせ
有名レストランのシェフが、名物料理のフォアグラに仕込まれていた蛇の毒がもとで目から血を流し死亡する。味見をしたコックのリマも同じ症状を示すが軽症だった。しかしランチでその料理を食べた7人連れの客の中で、IT企業のCEOオーヴィスが病院に運ばれ死亡。さらにベジタリアンのひとりを除く全員がホテルで死亡していた。ある非営利組織の中心人物だった7人の殺害を狙った犯人からテレビ局に動画が届く……。
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第7話 二度殺された男
ベネット・ニーリーが、ベースジャンプでビルの屋上から跳んだ直後に射殺された。後に、メーンパラシュートに細工がされていたことが判明し、ホームズたちは、パラシュートに細工した犯人と、射殺犯の2人を特定することに。ベネットの妻ロズは、ベネットのジャンプ仲間であるマークが疑わしいと供述する。2人にはアルトゥロというジャンプ仲間がいたが、3カ月前にベネットと空中で衝突し墜落死していたことが分かり……。
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第8話 ソーセージができるまで
馬の麻酔薬を誤って服用し死亡したと思われた男の胃の内容物から、人間の肉のソーセージが見つかった。ホームズは胃の内容物からアニスの香りを嗅ぎ取り、ソーセージにアニスを入れている店を訪れる。すると、そこの地下室にあるひき肉機から、人間の毛髪と皮膚片が見つかる。どちらにも色素がなく、殺された人物はアルビノではないかと推測し、店周辺の防犯カメラの映像を調べると、女性と言い争う白斑のある男が写っていて……。
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第9話 縄張りのならわし
ブロンクスの空き地でロス・エスペクトロスというギャングのメンバーであるリッキー・モラレスが、処刑スタイルで銃殺された。無線でそれを知ったホームズは、現場から逃げた2人組のひとりの特徴がシンウェルと一致していることに気付く。ホームズとジョーンは、シンウェルに直接話を聞こうとアパートに行くが、シンウェルは携帯電話を置いて逃げた後だった。現場に残された銃からはシンウェルの指紋が見つかり……。
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第10話 死の処方箋
処方薬の過剰摂取で死んだ男性が検視局に運ばれてきた。彼が買った薬の処方箋には、ジョーンの名前があったが、彼女は処方していないという。ほかにもジョーンの名前で多くの処方箋が書かれていたため、アメリカ麻薬取締局(DEA)はジョーンの不正処方を疑う。死んだ男性が薬を買った薬局の現物の処方箋に記された名前には、ジョーンがコロナ病院に勤めていたときだけ使っていた、ミドルネームのイニシャルが入っていて……。
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第11話 かごの鳥
競売会社の幹部逮捕に警部と出向いていたホームズは、挙動不審な社員デッカーの電話中の会話を読唇術で読み取る。デッカーは、誰かに「彼女をなんとかしろ」と命じていたため、彼の携帯電話をポケットから盗み調べてみると、アジア系の女性が監禁されている様子が写った3日前の動画を発見。女性の監禁場所の手掛かりを捜すため、デッカーの自宅に忍び込んだホームズは、海賊版DVD所持を根拠にデッカーを署に連行するが……。
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第12話 ピエロが眠る森
マウントプレザントの森でピエロの死体が見つかる。近ごろ、ピエロの格好をして人々を脅かす遊びが流行しており、死体発見の夜もピエロが森へ逃げ込んでいた。殺されたピエロが直前に撮った写真から、殺害された場所と犯人のシルエットが判明し、現場付近にはマンホールがあった。そのマンホールは、ニューヨーク市に水道水を供給する導水路につながっていて、地面にはマンホールへとホースが引かれていたような跡があり……。
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第13話 秒読みの銃弾
2012年。コナー・ブルネルは男に襲われて昏睡状態に陥り、その後意識は回復したが鎮痛剤の過剰摂取で死亡した。コナーの父ジャックは、息子を襲った暴行犯を捕まえるためホームズたちに何度も頼みに来るが、多忙なホームズたちは依頼を断わっていた。5年後。コナー暴行事件の時効を翌日に控えたジャックは、散弾銃を持ってダイナーに押し入り従業員らを人質に取って、ホームズたちに暴行犯を捕まえるよう要求してきて……。
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第14話 ゲームオーバー
ネットの生配信でゲーム解説をしているOGポンザーが、配信中に殺された。凶器はとがった金属で、犯人はOGを拷問して何かを聞き出そうとしたらしい。OGの携帯電話からジョーイ・ウンと言い争うやりとりが発見され、ホームズらはウンを訪ねるが、ウンはOGの殺害を否定。OGが売り込んだテンドゥという若者と、ウンの会社との契約のことでOGとウンがもめたことから、ホームズたちはテンドゥのもとを訪れるが……。
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第15話 狙われた名探偵
ホームズのロンドン時代の仕事仲間サイ・ダーニングが急死した。ダーニングの葬式でキティは、ホームズに「ダーニングは殺された」と告げる。3年前、キティはロンドンで起きたひき逃げ死亡事件を捜査し、犯人はイーライ・コータイトと特定。事件は裁判となり、コータイトを訴追した法廷弁護士がダーニングであった。キティは、コータイトが殺し屋を雇い自分の裁判に関わった人たちを事故、自殺に見せかけて殺したと考え……。
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第16話 献身的な殺人
コータイトがイギリスで起こしたひき逃げ事件の裁判関係者が次々殺され、当事者であるコータイトも転落死してしまう。同じころホームズは、DIA(アメリカ国防情報局)のゲッパートに拉致され、危害は加えられなかったものの、殺人事件の捜査をやめなければスパイ防止法違反で逮捕すると脅される。コータイト裁判の関係者4人が殺されたのは、何かDIAが関わることを偶然一緒に見聞きしたからではと推測したホームズは……。
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第17話 レディ・フランシスの叫び
銃声を探知すると銃声発生地を特定、その前後の音声を録音して警察に通知する「ブレットポイント」というシステムが、ニューヨーク市内で試験的に運用されていた。ある夜「ブレットポイント」が銃声を探知し、銃声発生地に警部とホームズたちが急行する。だが、犯行は車の中で行なわれたらしく、証拠は見当たらない。ホームズたちは被害者の生死も分からない銃撃事件の捜査と、ある女性の救出に取り組むことになり……。
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第18話 パイレーツ・オブ・ニューヨーク
料金が支払われなくなったトランクルームから刺殺体が見つかった。被害者は借り主で遺産管理局職員のトラヴィス・アンガーだった。トランクルームに預けられていたのは、故人の遺産整理をしながら盗んだ盗品ばかりで、アンガーが「貴重な物を見つけリッチになれる」と言っていたことが分かる。ホームズらはそれが何なのか調べるため、アンガーが最後に担当した故人の所有物が保管されている倉庫に行くことになり……。
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第19話 2人の灰
生きたまま火葬炉に入れられたと思われる、2人の遺体の灰が発見された。熱で溶けた整形外科用ブレースと卒業記念リングから、ひとりは探偵のフレッド・カービーと判明する。カービーのオフィスから、1987年に起きた裁判所銃乱射事件の被害者遺族が申し立てた、接近禁止命令の書類が複数見つかる。接近禁止命令を取ったのはヴァージニア・スパイヴィーで、カービーが犠牲者の私物を求めて遺族につきまとっていたことが分かる。
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第20話 種のないトリック
ベルがゴーラムという男から苦情申し立てをされ、内務調査局の調査を受けることに。車を運転して帰宅中、信号待ちで隣り合わせになり口論になってベルが銃を抜いたと言うが、当然ベルは否定し、ジョーンがゴーラムを調べることになる。一方、マジシャンのクロード・ライシャーの遺体が検視局に運ばれてくる。マジックに使う銃弾が喉に詰まったことによる事故死とされていたが、口に含んだ銃弾に毒が塗られていたことが分かり……。
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第21話 浮遊する怒り
自宅で暴漢に襲われたシャンタルが、瀕死の状態で病院に搬送された。シャンタルのベッドには犯人のものとおぼしき尿が掛けられており、ベルは離婚問題専門の法律事務所で調査員をしているロイ・ブッカーの仕業と考える。しかし、犯行時刻に依頼人の夫を見張っているロイの姿が、カントリークラブの駐車場にある防犯カメラに写っていたため、彼にはアリバイがあった。誰かがロイをハメたのでは、とホームズたちが考えた矢先に……。
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第22話 もっとも危険なゲーム
サバイバルゲームのリアリティ番組「ムービング・ターゲット」の参加者が殺された。参加者はペイントボールガンで撃ち合い、勝者には優勝賞金が出るはずだった。被害者は、ニュージャージー州の警察署長ナネット・ヴラシック。ゲームでのヴラシックの最後のターゲットはドクター・アリオという救急救命医だった。本名はアケロ・アケニー、実はウガンダの反政府軍の元少年兵で、数百人を殺した部隊を指揮していたことが分かり……。
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第23話 宣戦布告
シンウェルの遺志を継ぎ、SBKのトップ、ボンジーを捕まえようと決意するジョーンとホームズだったが、SBKのメンバーを逮捕しても、家族への報復を恐れて誰もボンジーについて話さない。ボンジーの自宅はSBKの縄張りの真ん中にある公共住宅の最上階だと分かるが、訪問者はほとんどなく、メンバー同士も電話で仕事の話はしていないため、どうやってメンバーに指示を出しているのか疑問に思ったホームズは……。
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第24話 戦いの果て
SBKのトップ、ボンジーが毒を盛られて入院し、メンバーたちは浮き足立っていた。さらに、出所した仲間を祝うパーティーをしているSBKのもとに、突然、男が3人現われて銃を乱射し、女性と子どもを含めて10人が死亡する事件が起きる。襲ったのは敵対組織のマラ・トレスと思われ、全面抗争を恐れたグレッグソンらは、SBKを裏から仕切っているボンジーの弟タイアスに話をしに行くがタイアスはまともに取り合わず……。
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Season6 エピソード
第1話 過ぎ去った退屈
ホームズとワトソンは、ソフィ・ビショップという資産家とその夫ライアンから、ソフィの元恋人のサミー・オリヴェッティを捜してほしいと頼まれる。ソフィは、以前サミーと撮った動画がネットに流出したことで家名を汚したとして、祖父が残した家族信託の受益者から外されてしまった。動画を削除するためにサミーも手を尽くしていたが、ソフィたちと法的手段に出ようとした矢先、突然失踪したというのだが……。
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第2話 ミッドタウンの稲妻
ミッドタウンの高層ビルのはざまで、エネルギー省の検査官ローハンが稲妻のような光に打たれて死んだ。実験段階の武器による殺人と見たホームズは、ローハンの妻であり物理学者であるヘザーに話を聞きに行く。ヘザーはローハンの浮気を疑って彼と不仲になっていたのだが犯行を否認した上で、エレクトロレーザーを開発しているラボをいくつか知っていると供述。ホームズは「スパーキー」という電撃砲を開発する技術者を訪ね……。
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第3話 世にも奇妙な戦死
アメリカ独立戦争の再現イベント中、参加者のジョージ・ニックスというスポーツジム・チェーンのオーナーが殺された。308口径のライフルのような銃声がしたという証言をもとに、ホームズは捜査を開始。ニックスのチェーンはマルチ商法まがいで、赤字に陥ったオーナーたちからの脅迫メールが多数あったことと、コミューン暮らしをしている娘がいることが判明する。そんな中、ニックスの家が放火で全焼し……。
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第4話 血まみれの診療所
ワトソンが受診していたセラピストのドクター・リードが惨殺された。彼女の体には50カ所以上もの刺し傷があったことから、ベルたちは仕事のパートナー、デモプロスに動機のありそうな患者の話を聞こうとするが、守秘義務から患者の情報は提供できないと告げられる。そんな中、ホームズはワトソンのオフィスの天井に盗聴器が仕掛けられているのを見つけた。ビルのオーナーに事情を聞きに行くと、ある男がホームズを訪ねてくる。
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第5話 頭だけの死体
ブロードウェイ・ミュージカルの批評家ヴィクトリア・ガーヴィーが殺され、家が焼かれた。容疑者とおぼしきプロデューサーは白と判明し、ワトソンが落胆して家に戻ると、ホームズが放心状態で座っていた。彼はここ6時間の記憶がないと言い、知らないうちに持っていたというバッグの中には人の頭部が入っていた。どこから持ってきたのかも不明だったが、ホームズはその頭部がガーヴィー殺害事件に関係ありそうだと考えて……。
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第6話 この指とまれ
アパートで火事が起き、住人のアンドウアズマという日本人が死亡していた。しかし、火事で死んだのではなく、後頭部を殴打された上、腕を結束バンドで縛られ喉を切り裂かれて殺されていたことが分かる。アンドウはIT企業顧問だったが、手には小指がなく全身にタトゥーを入れていたことから、ヤクザだと思われた。ホームズは、部屋の手掛かりからアンドウが義指を着けていたことに気付くが、その義指が見当たらず……。
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第7話 殺しのオーナメント
ハンナ・グレッグソンのルームメート、マディが絞殺体で見つかった。死体には複数の殺人被害者の衣服やアクセサリーが身に着けられており、連続殺人犯による犯行声明と推測された。ニュージャージー、ニューヨーク、ペンシルベニアの3州で起きた未解決失踪事件が、同一犯の犯行である可能性が浮上。そして、マディの死体が着けていた腕時計は、5年前にマディと同じ手口で殺されたアシュリー・ジェンキンズのものと判明する。
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第8話 砂の女
療養のためバーモント州に移った3カ月後、ふいにホームズが帰宅する。ベルから連絡を受けたホームズは、ワトソンと死体安置所に向かう。そこには肩から下をばっさりと切られ、コンクリートにまみれた女性の死体が。死体の身元はパーサス・グローバルという会社に勤務していたローレン・ウェクスラーで、1週間ほど前に停職処分になっていた。経営者のレヴィ・サリンジャーによると、彼女は海を清掃する製品の開発担当で……。
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第9話 命の期限
大学のラボで、生物学の教授ノアの死体が見つかる。頭皮に脱毛があり、タリウムによる毒殺とみられた。死体の一部は実験用のラットたちに食べられており、ラットたちは動物管理局に預けられる。夜、動物管理局の駐車場で突然ロケット花火が打ち上がる。警備員が外に出た隙に、ノアのラットが何者かに持ち去られる。現場の駐車場に落ちていた袖の切れ端と手のやけどから、花火を打ち上げたのはヴァレリーという遺伝学者だと分かる。
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第10話 知りすぎていた女
共同溝の跡に造られた核シェルターで、女性の死体が見つかった。死後数日が経過しており、体にある切り傷から内臓を取り出されていた。死体のそばにあった道具や香油などから、何者かがこの死体で古代エジプトのミイラの贋作を作ろうとしていたと警察は推測する。殺人事件として捜査が始まるが、ホームズは古代エジプトでよく使われたケペシュという剣が凶器とみられることから、女性を殺害した者とミイラの贋作者は別人と考える。
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第11話 煙の彼方
企業合併の際に、相手企業の財政状況を調査していた弁護士ギルバート・ファムが殺害された。ファムが調査していたのはウォッシュバーン・タバコ社と合併予定のオハイオにあるサミット=ストウ卸会社で、ファムはウォッシュバーン・タバコ社に雇われていた。サミット=ストウ卸会社がファムに何か不都合な事実を発見されたのではと、サミット=ストウ卸会社の社長ローウェルのほか4人が疑われる。彼らにはアリバイがあったが……。
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第12話 女王様と奴隷たち
ワトソンの妹リンの同僚デレクが、友人のマリアが行方不明だと捜索を依頼する。だがデレクは、ネットを通じてしかマリアのことを知らなかった。ワトソンは恋愛詐欺を疑うがデレクは違うと言い張り、ワトソンは依頼を受ける。手当たり次第に捜して当人のアパートを発見するが、部屋は荒らされ血痕があり、マリアは拉致されたようだった。そして、マリアは最近、すべての支払いをギフトカードでしていることが分かり……。
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第13話 優しい殺し屋
転居手配業者のリーランド・フリスクが、自宅でワインに毒を盛られて死んだ。現場にはもう一つ使用済みのグラスがあり、犯人が使ったとみられるが、フリスクのオフィスから顧客の秘密に関するファイルやさまざまな武器が見つかる。彼は殺し屋だったのだ。FBIはフリスクが関与した事件のうち、2件を調べ始めていた。それをフリスクの顧客が察知し、道連れになることを恐れてフリスクを殺した可能性が出てきて……。
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第14話 閉ざされた11分署
11分署にテロが仕掛けられた。マーカスが通路の椅子に置かれたダッフルバッグに気付いて、持ち主がいないかを呼び掛けた直後、バッグから白い煙が噴射された。マーカスは取調室にバッグを投げ込み、さらに署内にバイオテロの発生を告げて、仲間への感染を避けるため別室にこもった。事態を知ったホームズとワトソンは、2年前フアレスのダバコラ署で、レオン・カルテルによる同様のバイオテロがあったことを突き止め……。
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第15話 お粗末な儀式
コミュニティー・ガーデンで、宗教学の教授ガブリエル・ロハスの死体が見つかった。頭部はなく、鶏の頭部が首に刺してありオカルト的な犯行とみられた。ガブリエルの友人でニューヨーク市議会議員のレデスマが重大犯罪課を訪れ、ガブリエルはオカルト専門家でもあったと話す。2年前、レデスマの地元で墓が荒らされ、頭蓋骨が盗まれた事件ではガブリエルが捜査に協力し、その頭蓋骨を盗んだ犯人を刑務所送りにできたというが……。
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第16話 不気味の谷の目撃者
ホームズから連絡を受け、ワトソンとベルは殺人事件の現場に向かう。被害者はブルース・デラモアという青年。彼の部屋には、搭載されたAIで会話をしたり記録を残したりできる人形「スカイラー」があった。ブルースは人形を開発する会社で3Dプリンティングのチームリーダーを任されており、スカイラーの顔の開発を担当していた。ホームズたちは、ブルースの元恋人がモデルというスカイラーを目撃者として事情を聞くが……。
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第17話 食物連鎖の理
脊椎動物学部の教授で「ぜん虫ハンター」の異名を取るウィリアム・ヴェルニクが、自分のラボのコンポスターの中からバラバラ死体で発見された。死因は喉の刺し傷だったが、彼を射殺したという男の自供で検視し直すと、死体の肋骨にひびが見つかる。防犯カメラに写るヴェルニクはパーカーを着ていた。それが昆虫やぜん虫の出す糸を使った世界で最も薄い防弾服の試作品だった。しかし、そのパーカーは現場から持ち去られていて……。
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第18話 ホロウィッツの大予言
ホームズをデヴィッド・ホロウィッツという男が「命に関わる話がある」と訪ねてくる。2カ月前に死んだ地方紙の訃報欄担当記者だった兄ノーマンが、死んでいない人の死亡記事まで日付や死因を入れて書くようになり、その後、その死亡記事通りに3人が死んだという。次の日付がホームズの記事で、記事通りなら3日後に死ぬと警告に来たのだった。ホームズは、何者かがノーマンを予言者に仕立てようとしていると考え調査を始め……。
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第19話 解けない数式
数学者ハーランがひそかに想いを寄せる学生リリー・サバラが行方不明になった。大学側に学生に想いを寄せることを注意されており、通報すると容疑者となる恐れから、ハーランはホームズたちに捜索を依頼。ワトソンが聞き込みを始めると、自宅近くでリリーの誘拐が目撃されていた。犯人の車が廃校の付近で発見され、建物内の廊下で男の死体が見つかる。教室ではリリーが拘束され、複雑な計算をさせられていたような形跡があり……。
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第20話 死が二人を分かつまで
ホームズがミーティングのために訪れた教会に、若い女性の遺体が遺棄されていた。絞殺され首にはゴムチューブが巻かれており、以前のマイケルの犯行と同じ手口だった。マイケルとホームズが出会った教会に遺棄されていたことで、ホームズはマイケルが犯人だと推測。マイケルは3つの州で犯行に及んでおり、FBIのマリクが彼を監視していたが……。一方エヴリワンからの情報で、マイケルの友人が多額の現金を引き出したと分かる。
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第21話 最愛の相棒へ
マイケル殺害事件で、マリク捜査官はワトソンが犯人かと疑う。マイケルは友人に電話をしていた最中に襲われ、最後に「ジョーン」とつぶやいた声が留守電に残っていたことから、ホームズはワトソンが実際に殺したのかもしれないと一瞬疑うが、2人は互いにどちらも殺してはいないことを確認し合う。真犯人を見つけるしかないが、ホームズは市警と接触することを禁じられ捜査は進まない。そこでホームズが検視局に忍び込んで……。
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Season7 エピソード
第1話 ホームズ&ワトソン in ロンドン
ホームズとワトソンがロンドンのベーカー街に移り住み、ロンドン警視庁の顧問となって1年が過ぎた。ある日、大衆紙で活躍するセクシーモデルのローラ・クインが、道で何者かに顔に酸を浴びせられる事件が起こる。頻発する強盗事件とは無関係と判明し、ローラに恨みがありそうな人物として、パパラッチのデレクが浮上。犯行を否定したデレクは、メディア界の女王ルビー・カーヴィルに話を聞くべきと言い……。
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第2話 凶弾
グレッグソン警部が銃撃され重体との知らせを受け、急ぎニューヨークの家に戻ったワトソン。ワトソンがベル刑事とともに捜査に乗り出し、グレッグソンはその日、帰宅ルートから離れた野球場に寄り、そこで銃撃されたことを突き止める。ホームズは偽造パスポートでアメリカに戻り隠れて捜査を行ない、野球場の売店から、8カ月前に母親が捜索願を出していたティム・ブレッドソーという若者の死体を見つけ……。
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第3話 倉庫に眠る秘密
FBIに出頭したホームズは、支局長のイーガンを呼び出す。そして彼がモーランドから賄賂を受け取りモーランドの不法行為を不問に付した事実を暴露されたくなければ、自分とワトソンに掛けられたマイケル殺しの容疑を晴らせ、と要求。一方そのころ、クリプソナ保管サービスの現場責任者ヴァージル・グウィンが、展示スペースで事故死に見せかけて殺害されていた。ニューヨークにいることを伏せていたいホームズだが……。
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第4話 危険な青信号
グレッグソン警部が意識を取り戻し、ホームズとワトソンに話をする。命を取り留めた警部を見て喜ぶホームズは、過去の行き違いをすべて水に流すことにして和解する。その夜、交差点で大型トラックにバンが衝突、爆発炎上する事故が起きる。バンはガソリンを大量に積んでいたため車爆弾によるテロかと思われFBIも臨場するが、ホームズが死んだ運転手のベルトのバックルの十字架風の模様に気付き……。
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第5話 回りくどい殺人
森全体がコースとなるトレイルランニングの大会中、イザベルという参加者が、背中をナイフで刺された状態でゴールし、そのまま息絶えた。死体の状況から割り出した犯行現場の池付近を捜索すると、密造酒の蒸留所らしき小屋が。壁には血しぶきが飛び、池まで引きずったような跡があったため池をさらうと、男性と大ブタの死体が重い石を結び付けられて沈められていた。イザベルはこの事件を目撃し、口封じされたらしく……。
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第6話 奪われたDNA
ホームズたちはオーディン・ライヘンバッハから、自社のネットサービス上で殺人をほのめかしている人物を捜し出し、次々殺害させていることを聞かされる。そんな中、ベルの友人の元機動隊員デイヴィスが、ライフルを持ってビルの屋上にいるところを確保される。何者かに向かいのホテルの窓を撃ち抜けと命じられたらしい。そのホテルの部屋にいたのは最近、危険を感じて身を隠していたボクサーのバロン・ライトだった……。
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第7話 ロシアより毒をこめて
麻薬の売人に対し強盗を繰り返していたディニーンという男が、自宅のベッドで金の上に寝転んで死んでいた。死因はフェンタニルらしき薬物の過剰摂取だが、彼は猫アレルギーで吸入器を使っていたことから、それでガスを吸わされて殺されたことが判明する。ホームズは2002年にロシア政府が武装勢力を制圧する際に使ったものと同じガスではと見立てた。彼はロシアのスパイで政府に消された可能性が浮上し……。
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第8話 ミス・ライアー
4年前に「10年前誘拐された少女」に成り済ました詐欺師キャシーが、ホームズの家に現われた。彼女が昔世話になった里親ヘザー・フォーリーが3週間前に殺害されたため、ホームズらを雇いたいという。半信半疑でヘザーの事件を調べ始めると、ヘザーは「粉ミルク・シェア」という会社で働いていた。そこで彼女が大量の粉ミルクを転売している男について上司に報告していたことが判明し……。
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第9話 名犬オリー
彫刻家キャロライン・ギブスが、自宅の犬のケージの前で何者かに頭を殴打され死んでいた。現場に残された犯人のシャツの切れ端から、10年ほど前の未解決事件の連続殺人犯「ブルックリンのゴースト」のDNAが検出され、ホームズたちは驚く。一方、キャロラインの周辺を捜査すると、パーティーで彼女と大げんかしたカーソンが容疑者として浮かび上がるが、彼は世間の注目を浴びるために騒いだと主張し……。
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第10話 路地裏の美女
ビルのはざまの路地で身元不明の若い女性の遺体が見つかった。18年前に同じ場所でブロードウェイの女優の遺体が見つかっており、ホームズは2つの事件の接点を探す。今回の被害者はモデルのカミールと判明。友人によると、カミールは電話で誰かと口論をしていたという。路地に接する建物のオーナーは、そこをモデル用のホテルとして違法に使用していたため、部屋で遺体を見つけたが路地に捨てたと言い……。
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第11話 黒幕の流儀
コンラッドは両親を殺して自殺したとオーディンに告げられ、ショックを受けるホームズ。だが調べるうちに、実はオーディンが刺客を差し向け、無理心中に見せ掛けていたことが判明する。そんな折、ホームズの父、モーランドがオーディンの組織の解体に協力するためニューヨークにやって来る。そこでホームズはネット上で架空の人物を作り上げ、人殺しの計画を立てているような書き込みを仕掛けて……。
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第12話 ホームズ最後の事件
父親が射殺されたという知らせを聞いたホームズは、大きな衝撃を受ける。現場に着き遺体の載った車をのぞき込んだとき、異変を感じて飛びのくと車は爆発。ホームズたちは間一髪で難を逃れた。遺体の腕についていたのが父親の高級腕時計でなかったことをヒントに捜査を続け、事件に関与したと思われる男を捜し自宅に突入したところ、家はもぬけの殻だった……。
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第13話 別れの挨拶
ホームズが姿を消してから3年、やっとライヘンバッハに判決が下り、ワトソンは「シャーロック・ホームズの事件簿」という本を出版した。11分署ではグレッグソンが退職し、ベルが警部となっていた。ある日、11分署の顧問をしながら養子を取って息子アーサーと暮らすワトソンを、モリアーティの弁護士アデアが訪ね、彼女は死んだと告げる。ホームズに残したという包みを受け取るが、ワトソンは開けるのをためらい……。
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