あらすじ
映画『テッド』の監督セス・マクファーレンが手がけるSFコメディ。400年後の未来を舞台に、中型の宇宙探査艦オーヴィルの活躍を描く。人間と異星人から成る乗組員たちが、宇宙の不思議と危険に立ち向かう。
宇宙探査艦オーヴィルの感想
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予告編(英語)
Season1 エピソード
第1話 古傷
宇宙連合に所属するエド・マーサーは幼い頃から宇宙探査艦の艦長になることを夢見て仕事に明け暮れていた。そんなある日、帰宅すると夫婦のベッドに見知らぬ青い男がいた。離婚の痛手から立ち直れず酒浸りの日々を送るエドだったが、1年が過ぎたある日、願ってもない幸運に恵まれ、ついに夢の艦長ポストを与えられる。親友のゴードンを操舵手に迎え、初任務の航海が始まった。だが空席の副長ポストに思わぬ人物が配属される。
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第2話 指揮能力
オーヴィル号はクリルの襲撃を受けた輸送船ブレリオ号の救難信号をキャッチし救助に急行する。幸い死者はいなかったが、偶然にもエドの両親が乗り込んでいたことが判明。エドはアララを艦長代理に任命し、ケリーとシャトルでブレリオへ向かう。ところが2人がブレリオに乗り移った途端、船はこつ然と姿を消してしまう。この異常事態に、初めて船の指揮を任されたアララはパニックに。さらに行動を責められクルーと亀裂が生じる。
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第3話 ある少女について
ボータスとクライデンにめでたく第一子が誕生し、お祝いムードが漂うオーヴィル号。だがモクランは男性しかいない種族で、女の子が誕生するのは75年に1度の奇跡のため両親は困惑。ある重大な決断をしドクター・フィンに協力を頼むが拒否されてしまう。やがて仲間たちの計らいによって心変わりしたボータスだがクライデンと意見が対立。事態はモクラスの役人をも巻き込み、ついにはモクラスで調停委員会が開かれることになる。
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第4話 星が現れるなら
オーヴィル号は未知の宇宙での探査に入った。そこで謎の巨大構造物に遭遇。軌道を計算すると6ヵ月後にある星に衝突することが判明する。構造物に接近してみると、それは漂流する巨大な宇宙船で、通信が出来なかったためエドとケリーたち数名が乗り移って調査を開始する。すると内部には広大な自然が広がっており、エドたちは二手に分かれて乗員を捜し始める。ところが捜索中に突然、ケリーとアララが何者かに襲われてしまう。
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第5話 プリア
オーヴィル号は救難信号を捉え急いで現場に向かうと、燃えたぎる星の引力に引き込まれ分解寸前の彗星の地表に船が墜落していた。エド、アララ、ゴードンの3人がなんとか墜落船の船長プリアを救出する。採掘調査中にクリルに襲われたと語る美女プリアにすっかり心を許すエドにケリーは不快な思いを隠せない。一方、ゴードンに悪ふざけを仕掛けられ仕返しを約束したアイザックは予想外の大仕掛けをして仲間をあぜんとさせる。
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第6話 クリル
オーヴィル号はコロニーからの救難信号を受信。急行するとコロニーはクリル駆逐艦から激しい攻撃を受けていた。エドは戦力で劣るなか機転を利かせた反撃で勝利し、爆破により漂流したクリル艦のシャトルを手に入れる。すると和平を結ぼうと考える宇宙連合はエドにそのシャトルを利用してある任務を命じる。それはクリルを理解するために、クリル艦に潜入し彼らの行動規範である経典をコピーせよという非常な危険なものだった。
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第7話 多数決社会
オーヴィル号は行方不明になっている連合の人類学者の捜索任務を受けサーガス4へ向かう。ケリー、アララ、ジョン、クレアの4人は不慣れなファッションに着替え星へ降り立つが、そこは驚くほど21世紀の地球にそっくりだった。早速、聞き込みを開始した4人だが外見上は似ていても地球とはまったく勝手が違うようで、なかなか話がかみ合わない。そしてジョンのちょっとした悪ふざけがとんでもない危機的な事態を招いてしまう。
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第8話 家族旅行
ドクター・フィンは2人の息子を連れて遊園地惑星への旅行を計画。シャトルを人工生命体のアイザックが操縦することになった。ヒトを観察する機会だと喜ぶアイザックだがケンカばかりの兄弟のせいでシャトルは宇宙のヒダに飲み込まれ、はるか彼方に飛ばされてしまう。なんとか空気のある惑星を見つけるが墜落したシャトルは真っ二つに割れドクターと3人は離れ離れに。アイザックは理解できない存在の息子たちと捜索を開始する。
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第9話 厄介なフェロモン
ロポヴィウス星の領有権を巡り争いの絶えないブルイディアンとナヴァリアンだったが、新たにロポヴィウスで発見された古代遺物から採取されたDNA型で領有権を決定することになった。遺物はオーヴィルの艦内で調査されることになり両国の外交団連合が乗り込んでくるが、一触即発状態で艦内は緊張状態に。そんな中、DNAの鑑定のために法医考古学者が到着するが、それが思わぬ厄介者でエドにとっては宿敵、因縁の相手だった。
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第10話 知られざる恐怖
オーヴィル号がプラズマ嵐に巻き込まれた。荒れまくる機関室でペイン大尉が落ちてきた隔壁の下敷きになってしまい、怪力のアララが救出作業に駆り出される。しかし火の手が上がった瞬間、なぜかアララは体が硬直してしまう。ペインを助けられなかったショックで辞表を出そうとするアララにエドは炎が怖い理由を調べるように助言。アララは、軍で働くことを快く思っていない両親に連絡を取るが案の定、家に帰るように言われる。
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第11話 異次元への挑戦
巡航中のオーヴィルに突如ものすごい衝撃が走る。目に見えない空間異常に触れたらしい。そこへホルバラックの密輸船が現れエドの忠告を無視して異常空間へ突っ込み、出てきた船からは生命反応が消えていた。一方、転職して去った機関長の後任にケリーはラマーを強く推していた。ひょんなことから彼の知能指数がずば抜けていることが分かったのだ。エドを説得しラマーを候補として認めさせるが、つい余計なひと言を発してしまう。
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第12話 狂気の偶像崇拝
エドは仕事後に誰かと酒を飲もうと考えて相手を探す。するとケリーも眠れない様子だったので2人で飲みながら語らい、寂しかったと本音を漏らし、いい雰囲気に。翌日、オーヴィルは恒星を発見し詳しい調査を行うためにケリーたちはシャトルに乗り込むがコントロールを失い不時着。捜索すると星には人が住んでいた。宇宙連合の規定では未開の文明との接触は固く禁じられているのだが、ケリーはケガをした子供を助けてしまう。
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Season2 エピソード
第1話 ジャロージャ
艦長のエドは元妻で副官のケリーとよりを戻すことができず、暇な時間は酒を飲んで気を紛らわせていた。そんな彼にボータスが、年に一度行われる放尿の儀式のためモクラスへ戻りたいと要請。暇つぶしになるとエドはモクラス行きを決める。ドクター・フィンは息子との関係に悩みアイザックに相談。失恋続きのアララは恋愛に関して自信喪失ぎみ。ゴードンは新しいクルーにひと目ボレし、モテ男のジョンにアプローチ法の伝授を頼む。
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第2話 原始の衝動
オーヴィル号は赤色巨星に飲み込まれそうになっている惑星に遭遇3日後に迫った惑星の崩壊を観察することにした。珍しい現象に興奮するクルーたちをよそにボータスは早退を繰り返し、ある目的でシミュレーターに通い詰めていた。クライデンは、仕事だと言い部屋に帰ってこないボータスをひたすら待っていたが、ついに堪忍袋の緒が切れて、とんでもない行動に出てしまう。そんな時、崩壊間近の惑星で、ある事実が発覚する。
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第3話 帰郷
オーヴィル号では金曜日の恒例行事としてアララとアイザックの2大怪力によるアームレスリング対決を開催しクルーたちの楽しみになっていたが、アララはその試合で腕の骨を折ってしまう。診察の結果、重力の変化によって肉体が弱ってしまったことが判明。元の力を取り戻すためには、故郷の星の高重力に慣れるしかなくセレア星に戻ることになる。必ず復帰すると誓い家に帰るが、そこにはアララのことを認めない家族が待っていた。
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第4話 戦士の報復
恋をして充実した日々を送るエドは艦長としての態度にも余裕を見せる。そんな彼が恋人のジャネルから旅行に誘われて久しぶりの休暇を取った。艦に残って任務を任されたケリーにはゴードンから思わぬ申し入れがあった。なんと艦長を目指して試験を受けたいと言うのだ。ケリーは動機を疑いつつも試験を開始する。旅行に出発したエドたちは早々にトラブルに巻き込まれる。だがそこには綿密な作戦に基づくワナが仕掛けられていた。
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第5話 悪夢の誕生日
誕生日が間近に迫ったケリーは、誕生日が6日違いのボータスと合同パーティーを開こうと誘うが、すげなく断られショックを受ける。そんな時、オーヴィル号は過去に接触のない惑星からの信号を受信。久しぶりのファーストコンタクトとあってクルーは興奮に沸く。期待を胸に惑星へ向かった一行を現地の高官たちも歓迎し、和やかなムードで進んでいくが、ケリーのあるひと言から急展開し、ケリーとボータスが拘束されてしまう。
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第6話 恋は雨にのせて
過去に旅行先でシャトルが墜落しアイザックに助けられたクレア。息子のピアノ教師をしてもらい、職場でも何かと頼っているうちに彼への恋心に気づく。だがアイザックは人間ではなく人工生命体で感情はない。悩むクレアだったが思いきってデートに誘い2人で出かけることに。アイザックがジョンにデートの心構えのアドバイスを求めたらことからクルーに知れ渡り大騒ぎに。みんなが注目する中、人間とロボットのデートが始まる。
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第7話 許されざる罪
艦のシールドを強化することになり、作業を手伝うためにモクラスから超優秀な技術者のローカーがやってきた。ローカーはボータスの元カレで2人の間には微妙な空気が流れる。部屋にやってきたローカーに冷淡な態度をとるボータスに対して、食事に誘い優しい態度を見せるクライデンだったがローカーとタラが一緒にいる姿を見てある疑念を抱く。ケリーとキャシャスは休暇と旅行をケリーが断ったことで関係がギクシャクし始める。
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第8話 ケイロン星 前編
順調な交際を続けすっかり理想のカップルとなったクレアとアイザック。子供たちもアイザックになついて幸せを実感するクレアだったが突然、目の前でアイザックが倒れ、機能が停止してしまう。ドクターであるクレアにも人工生命体に治療を施すことはできないため、エドは宇宙連合提督の許可を得てアイザックを救うべく彼の故郷、連合の空間外で通信不能な、これまで連合艦が一度も訪れたことのない未知の星ケイロンに向かう。
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第9話 ケイロン星 後編
アイザックの手引きによりオーヴィル号はケイロンに占拠されてしまった。クルーは殺されなかったがシャトルの格納庫に閉じ込められてしまう。ケイロンはクルーを利用して、地球の防衛を突破しようともくろんでいたのだ。クレアは裏切られたショックをアイザックにぶつけるが、機械であるアイザックの心には響かない。アイザックの助けを期待できないクルーたちは、地球を救うために決死の覚悟でオーヴィル号奪還作戦に乗り出す。
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第10話 平和条約への道
ケイロンとの戦いをきっかけに平和条約への道が開けた宇宙連合とクリル。エドは、その第一歩となる“ロックファイ協定”を結ぶ重大な任務を与えられる。交渉の場へ向かうと、クリル艦が味方と思われるシャトルを攻撃しているところに遭遇。シャトルが保護を求めてきたため乗船を許すと、驚くべきことに乗っていたのはゴードンの幼なじみで、クリルに妻を殺されたあと行方不明になっていたオーリン大尉と娘のレイナだった。
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第11話 過去との通信
400年前の2015年にニューヨークで埋められたタイムカプセルが見つかった。貴重な資料を保存するためオーヴィルは博物館への輸送任務を担当することに。カプセルに入っていたスマホを再起動させると、持ち主のローラという女性の動画が再生された。ローラにすっかり魅了されたゴードンは、古いスマホのデータを使ってシミュレーションを作ることを思いつく。シミュレーションの中でゴードンはローラに出会うことができたが…
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第12話 歴史の一歩
オーヴィルは、またもや本部から他国の客を別の船に送り届ける役目を言いつけられモクランのカップルを乗船させる。その2人が客室で大量の動力を使っていることを不審に思ったケリーがボータスに確認させると、そこには思いもよらないものが。トパはクライデンの影響で女性蔑視の傾向が顕著にあらわれるようになっていた。そんな息子の将来を案じたボータスのある行動が、やがて連合国全体に及ぶ大きな問題へと発展していく。
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第13話 2人のケリー
アイザックはアロノヴ博士が発明した装置を開発し、あと一歩でタイムトラベルが実現可能なところまできていた。ある時、オーヴィルは強力な重力波にぶつかり、そのはずみで装置のそばにいたケリーに影響が及び突然、7年前のケリーが現れる。彼女はエドと初デートをした直後であることが分かり、エドとケリーは現れたケリーに2人が結婚した過去を教えるかどうかで苦慮する。悩んだ末、エドは自分たちの過去を伝えるのだが…
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第14話 正しい選択
サーリン4の地で雪の中を2人の男が何かを探し求めて歩いている。ほどなく目的の物を見つけたものの敵に見つかり命からがら逃げ出す2人は、これまでとはまったく違う姿のエドとゴードンだった。2人は連合のシャトルで銀河の中をさまよい、身を隠しながら生き延びているようだ。そんな2人の乗ったシャトルがスカベンジャーの船にとらわれてしまう。だが彼らを拉致したのは意外な人物、エドにとっては忘れられない女性だった。
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Season3 エピソード
第1話 エレクトリック・シープ
シーズン3の最初のエピソードでは、オーヴィルの乗組員はケイロンとの戦いによる対人関係への影響に対処する。
第2話 シャドウ・レルムズ
オーヴィルの乗組員は、クリルの危険な宇宙領域を探索する任務に着手する。
第3話 モータリティー・パラドックス
オーヴィルの乗組員は、無人惑星とされていた惑星で現代文明の痕跡を発見する。
第4話 ジェントリー・フォーリング・レイン
オーヴィルの乗組員は連邦の代表団を率いて、クリルとの平和条約に調印する。
第5話 ア・テイル・オブ・トゥー・トパズ
ケリーがトパのユニオンポイント入試の準備を手伝うと、ケリーとモクラン人との間に緊張が高まる。
第6話 トゥワイス・イン・ア・ライフタイム
オーヴィルの乗組員は、遠いけれども親しみのある世界にいるゴードンを救出するために出発し、その過程で永久に続くかもしれない重大なことに対処する。
第7話 フロム・アンノウン・グレイブズ
オーヴィル号は、非常に特殊な能力を持つケイロン人を発見する。
第8話 ミッドナイト・ブルー
オーヴィルの乗組員はヘヴィーナの聖域を訪れ、連邦全体を危機にさらしかねない旅に出る。
第9話 ドミノ
強力な新兵器の開発により、オーヴィルの乗組員、そして連邦全体は政治的で倫理的な苦境に直面する。
第10話 フューチャー・アンノウン
オーヴィルの艦内ではシーズン3のフィナーレの祝賀会が開催されている。
このドラマはDisney+で配信しています。