ニューヨーク、マンハッタンのど真ん中に位置する、5番街のロックフェラー・プラザ30番(30 Rockefeller Plaza)にスタジオを持つテレビ局NBCを舞台にしたドラマ。同局が放送する架空の人気バラエティ番組の制作現場を舞台に、アラフォー女性放送作家、パワーゲームが大好きなワンマンボス、問題ばかり起こすスター、外見と若さに並々ならぬ執着心を持つ女優、そして、ひとくせもふたくせもあるスタッフの面々などが繰り広げるテレビ業界の日常を、リアルに描いたシチュエーション・コメディ。
2007年から3年連続してエミー賞コメディ部門の作品賞を受賞しているこのドラマは馬鹿げたコメディだがとても面白い。若い頃はイケメン俳優だったアレック・ボールドウィンがコメディに挑戦し、このドラマの成功で彼の役柄が広がった。
第1話 第3の男
独身のコメディ作家リズ・レモンは、コメディ作家なら誰もが夢に見る生活を送っている。ニューヨークから生放送のバラエティ番組のヘッド・ライターとして多忙な毎日だ。番組の主役は親友で人はいいけれど自分中心のジェナ・マロニー。そこへ、ワンマンなネットワーク重役ジャック・ドナギーがやって来て、番組とスタッフに干渉し始める。リズはいやいやながら、問題児の映画スター、トレイシー・ジョーダンを番組に参加させる羽目になる。
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第2話 主役はどっち?
新しい上司のジャック・ドナギーに番組内容の変更を命じられ、リズ・レモンは「ガーリー・ショー」の放送作家チームをまとめようとする。スタッフと出演者はトレイシー・ジョーダンのでたらめぶりに振り回される。ところが、おふざけばかりのトレーシーが、思いがけず出演者とスタッフをまとめることになる。
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第3話 ブラインド・デート
リズ・レモンのバラエティ番組とミジメな私生活を改善してみせる!と自信満々のワンマン・ボス、ジャックは、リズのブラインド・デートを計画する。相手はジャックの友人トーマスだ。その一方で、ジャックは「TGS」放送作家チームの毎週恒例のポーカー・ナイトに参加するが…
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第4話 ジャックが放送作家?
案内係兼雑用係のケネスはトレイシー・ジョーダンのために働くのは思った以上に大変だと思い知らされる。リズもまた職場では悩みばかり。ライター気取りのジャックを放送作家会議から閉め出さないといけないし、露出度が高い服装ばかりのセリーにもう少し服を着せたいし…
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第5話 マフィン・トップ
親会社GEの製品を番組内で宣伝するようジャックに強いられたリズは、ジャック自身にコントを演じさせることにする。演技の腕を磨こうと頑張るジャック。フランクとトゥーファーにだまされて、ジェナは自分がクビになるのではないかと心配する。一方、トレイシーは字を読めないフリをしてリハーサルをサボっているだけではないかと疑念を抱くリズ。
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第6話 彼はポケベル・キング
元恋人とヨリを戻した理由を告白するリズ。その理由って? 彼にお願いされたから。リズが負け組人生を生きていると心配したジャック・ドナギーは助言役を買って出る。一方、番組の製作現場でリズが直面する大問題は、出演者の顔がすっかり変わってしまったこと。トレイシーは顔にタトゥーを入れたし、ジェナはボトックスとコラーゲンを注入してあるし、ジョシュはエリザベス・テイラーに殴られて両目にアザができているし…
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第7話 生放送で大暴走
コナン・オブライエンが司会する深夜の人気トーク番組に出演予定だったジェナ・マロニー。ジャック・ドナギーはジェナの出演を取り消し、代わりにトレイシー・ジョーダンを出演させることにする。番組名が「トレイシーのTGS」に変更されたことに今も立腹しているジェナは、リズに噛みつく。しかもまずいことに、全国放送のトーク番組収録を目前に、トレイシーは薬の作用で様子がおかしくなっている。果たしてケネスは処方薬を売る薬局を見つけてトレイシーの奇行を抑えられるだろうか?ジェナは神経が参ってしまうだろうか?リズはデニスと別れられるだろうか?
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第8話 ダメ男との決別!
ポケベル・セールスマンのダメ恋人デニスのふざけた振る舞いに愛想をつかしたリズは、デニスを追い出し、ジェナの指南のもとニューヨークの街へ新たな出会いを求めて出かける。ジャックもまた恋愛問題に悩んでいる。ブッシュ政権の高官と交際するのは思ったより難しかったりするのだ。トゥーファーとトレイシーの口論がエスカレートし、感受性トレーニングを強いられることになる。
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第9話 ママは世界一
天然な性格のセリーがギリシャの富豪の跡継ぎと突然の婚約を発表。リズは自分にも結婚と出産の未来があるだろうかと考え込んでしまう。何があってもビクともしないジャックだが、母親問題でボロボロに。
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第10話 マロニー&レモン
自分が出演した映画の限定公開を待つジェナは心配顔。リズや放送作家スタッフは「田舎の陪審員(ルーラル・ジュアラー)」という題名が発音しにくいし… と正直に言いたくないのだ。一方、お金の問題で困っているトレイシー。ジャックの助言を受け入れて自分のブランド製品を開発する。自分が出演した映画の限定公開を待つジェナは心配顔。リズや放送作家スタッフは「田舎の陪審員(ルーラル・ジュアラー)」という題名が発音しにくいし… と正直に言いたくないのだ。一方、お金の問題で困っているトレイシー。ジャックの助言を受け入れて自分のブランド製品を開発する。
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第11話 ミステリーゾーン
30ロックの中でなぜか何度も出くわすニュース専門局の男性2人、知性のダサ男とイケメン美男子に関心を抱くリズとジェナ。恋愛生活を向上しようと真剣になるが、思いがけないことに立場がいつもと逆転。リズがイケメンと気が合い恋してしまうのだ。一方、ジャックとケネスも立場が逆転。会社の“上下交換デー”でジャックは案内係兼雑用係として、ケネスは重役として一日を過ごすことになる。
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第12話 プリンセス・ドリーム
外国の王子の誕生日のパーティーに、ジャックに誘われて出席するリズ。デートなのかと考えてしまう。ジャックはパーティー会場で元妻ビアンカに思いがけず出くわしてしまい、リズはジャックの意外な一面を知ることに。一方、30ロックでは、トレイシーがピートを堕落させようと酒に女にパーティーとあの手この手。ケネスはピートに清く正しい道を歩ませようとする。
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第13話 バレンタイン離婚
バレンタイン・デーだというのに、出演者全員が怪しげな海鮮料理を大食いしたあと、徹夜で番組を作り上げなくてはならない。ピートはバレンタイン・デーだということをすっかり忘れてしまっている。ギリシャ人の婚約者と口論しているセリーと案内係兼雑用係ケネスの間にロマンスは芽生えるだろうか? リズは花束を受け取るが贈り主が分からず、元恋人のデニスだろうかと悩む。ビアンカとの離婚を成立させて晴れて独身のジャックは、トレイシーと祝おうとするが、トレイシーは珍しく妻と一夜を過ごそうとしていて…
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第14話 いいボスの条件
放送作家会議でラッツにつらく当たったリズ。過酷な上司ぶりをラッツが批判しているのを聞いて、スタッフにもっと寛大な態度をとろうとする。一方、ジャックはトレイシーを連れて親会社GEのチャリティー・ゴルフ・イベントへ。トレイシーを利用して最高経営責任者ドンに取り入ろうという目論見だが、重役に囲まれても遠慮なく振る舞うトレイシーに、事態は裏目に出てしまう。
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第15話 ジェナ・バッシング
ジョシュの契約更新を経費削減の好機と考えるジャック。リズはジョシュを「TGS」に引き止めてライバル番組に移るのを防ごうとする。トレイシーは案内係兼雑用係のケネスを側近の一人に加えるが…一方、ジェナは人気雑誌で発言を誤って引用されて、大ピンチに。クリス・マシューズとタッカー・カールソンがゲスト出演。
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第16話 ソースアワード
ジャックはワイン醸造に乗り出すが、出来上がったのはとても飲めない代物。何とか売りさばくためゴーストフェイス・キラ(本人が出演)とヒップホップ界の大物リディコラスに宣伝させようと企む。一方、いやがるトレイシーと“ソースアワード”に出席したケネスはリディコラスの恋人の目に留まってしまう。リズはトレイシーのビジネス・マネージャーと別れようとするがどうもうまく行かない。
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第17話 リストラ・ウーマン
落ちこぼれの兄エディを助けてやろうとするジャック。「TGS」のセットにドナギー家の者が2人も現れて大丈夫だろうか? 一方、人員カットを命じられたリズ。法務部の気になる男性フロイドの恋人である“もう1人のリズ”をクビにしたら見え見えだろうかと悩む。トレイシーは弁護士に言われて信仰を持とうとケネスに助けを求める。
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第18話 ジャックVSデヴォン
ずる賢い新聞部門の副社長に職を脅かされたジャックは、案内係兼雑用係のケネスの応援を得て、テレビ業界の王者たる自分の地位を守ろうとする。一方、トレイシーは父親としての認知訴訟を突きつけられる。ピートとリズはルームメイト兼同僚という新生活に順応しようとする。
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第19話 愛しのフロイドスター
30ロックでは立場が逆転。リズはフロイドと恋人同士になって幸せ満点。ジャックは花火のテレビ中継が大失敗でGEのボス、ドンに手腕を疑われて意気消沈。トレイシーは劇場映画「ジェファーソン」の企画を実現しようとドンに売り込むが…
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第20話 クリーブランドへ行こう
ニューヨークに嫌気がさして昇進にも暗雲が立ち込めたフロイドは中西部への引っ越しを考えて、リズに「TGS」を辞めることを考えてほしいと頼む。ジャックは競売人フィービーとの婚前旅行でパリへ。トレイシーは次なるキャリアのステップを目指して資金繰りに頑張るが…
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第21話 トレイシーを探せ!
「TGS」の夏休みが近づく。リズはフロイドとの遠距離恋愛に困難を覚える一方で、姿をくらまして逃亡中のトレイシーを探し出すためにケネスの応援を求める。一方、フィービーとの結婚を間近に控えたジャックを訪れた母親コリーン・ドナギーは…
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第1話 サインフェルドヴィジョン
リズ(ティナ・フェイ)は職場に戻って新シーズンにやる気満々だが、ジャック(アレック・ボールドウィン)に水を差される。フロイドとの決別を乗り越えていないと指摘されるのだ。ジャックはリズに“サインフェルドヴィジョン”という企画の話をする。NBCが権利を有するサインフェルドの番組の映像を現在放送中の番組に挿入しようというもの。この企画に腹を立てたジェリー・サインフェルド(ゲスト・スター、ジェリー・サインフェルド)がジャックのオフィスに現れて… 一方、夏休み中にミュージカル「ミスティック・ピザ・ミュージカル!」に出演したジェナ(ジェーン・クラコフスキー)はすっかりメタボ状態。トレイシー(トレイシー・モーガン)は妻に追い出されて、ケネス(ジャック・マクブレイヤー)がトレイシーの“職場の妻”となる。
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第2話 出世ゲームに勝つ方法
GEのボス、ドン(ゲスト・スター、リップ・トーン)が引退しようとしていると気づいたジャック(アレック・ボールドウィン)の前に、宿敵デヴォン(ゲスト・スター、ウィル・アーネット)が再出現。しかもドンの娘と婚約している! 競争心では負けないジャックはデヴォンとドンのディナーの席に現れ、その週末ドンの家に招待される。しかし、最近ジャックが心臓発作に襲われたことをケネス(ジャック・マクブレイヤー)がうっかりもらしてしまい、デヴォンはジャックを蹴落とせると考える。一方、リズ(ティナ・フェイ)は私生活の立て直しを図る。ジャックとジェナ(ジェーン・クラコフスキー)に厳しく言われたからだ。そのジェナはメタボ状態に名声が高まり大喜び。また、ケネスはトレイシー(トレイシー・モーガン)と妻アンジー(ゲスト・スター、シェリー・シェパード)のヨリを戻させようと画策する。
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第3話 秘密のコレクション
GEに身辺調査をされても不利な点を見つけられないように、ジャック(アレック・ボールドウィン)は私立探偵レン(ゲスト・スター、スティーヴ・ブシェミ)を雇って自分を調査させる。ところが、秘密のクッキーの瓶のコレクションを捨てるように勧められる。そこまで犠牲を払えるだろうか。トレイシー(トレイシー・モーガン)の妻アンジー(ゲスト・スター、シェリー・シェパード)は、トレイシーが悪さをできないように片時も離れないと宣言する。これはトレイシーのためになると考えるリズ(ティナ・フェイ)だが、トレイシーをかばうことになり、アンジーを怒らせるとどうなるか思い知らされるハメに。一方、メタボで成功と賞賛を集めて大喜びのジェナ(ジェーン・クラコフスキー)は体重が落ち始めていることに気がついて…
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第4話 ローズマリーに憧れて
リズ(ティナ・フェイ)は憧れのコメディ作家ローズマリー・ハワード(ゲスト・スター、キャリー・フィッシャー)に出会い、番組にゲスト・ライターとして招待する。ところが、リズが少女時代から尊敬してきたローズマリーの過激なアイデアはNBCの番組には不適切な内容ばかり。リズはそれでもローズマリーの解雇を拒否して、ジャック(アレック・ボールドウィン)に圧力をかけられると、あっさり辞めてしまう。ジャックはトレイシー(トレイシー・モーガン)をセラピストに診断させて、なぜ言われたのと反対のことをするのか調べようとする。一方、ジェナ(ジェーン・クラコフスキー)に案内係のジャケットを台無しにされてしまったケネス(ジャック・マクブレイヤー)は、職を守るために案内係の腕を競う競技に参加する。
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第5話 グリーンゾ登場
GE関連企業全体のグリーン構想の一環として、ジャック(アレック・ボールドウィン)はNBC用に緑色のマスコットを考案する。その名は“グリーンゾ”。環境に優しくあれというグリーンゾの説教が度を越えて、リズ(ティナ・フェイ)はもう我慢できない。ケネス(ジャック・マクブレイヤー)は恒例のハウス・パーティーを計画しているが、実は過去に出席したのはリズ1人だけという盛り下がりの代物。トレイシー(トレイシー・モーガン)はケネスのためにパーティーを成功させたいと、盛り上がるように噂を広める。ただのゴシップのはずが勝手に話が膨らんで…
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第6話 汝の隣人を愛せよ
ジャック(アレック・ボールドウィン)はコリン・パウエルを主賓とするカクテル・パーティーに出席し、CC(ゲスト・スター、イーディ・ファルコ)と恋に落ちる。なんとCCはヴァーモント州選出の民主党の下院議員。政治的に対立する立場でありながら、ジャックとCCは世間から隠れて恋人同士になろうとする。リズ(ティナ・フェイ)は中東出身の隣人がテロリストではないかと考える。握手しようとしないし、部屋の中は地図だらけだし、ピート(スコット・アツィット)がトースターの配線を修理するのを手伝ってくれたし。不安にかられたリズは国土安全保障省に通報してしまう。
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第7話 クーガー女のすすめ
社会奉仕活動の一環として、トレイシー(トレイシー・モーガン)が貧しい少年野球チームのコーチを引き受ける。ジャック(アレック・ボールドウィン)はこのチームに特別な関心を示し、恵まれない少年たちを勝ち組にしたいと考える。新しいスコアボード、バックネット、ピッチャーマウンド、タキシードの制服と贅沢な贈り物が逆効果で抵抗を招いてしまう。さらにトレイシーをコーチの仕事から追い出し、ケネス(ジャック・マクブレイヤー)を新しいコーチに任命してしまい… 一方、職場では、リズ(ティナ・フェイ)が若くて可愛いコーヒー配達の青年ジェイミーにデートに誘われる。2人は17歳の年齢差があるのだが、ジェイミーはリズは29歳だと思っているのだ。ジャックとジェナ(ジェーン・クラコフスキー)に年齢差を受け止めてデートに行けと言われたリズは…
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第8話 秘密と嘘
CC(ゲスト・スター、イーディ・ファルコ)はジャック(アレック・ボールドウィン)との恋愛を公にしたいと考えるが、ジャックはまだ気が進まない。リズ(ティナ・フェイ)は「トレイシーのTGS」のスター、トレイシー(トレイシー・モーガン)とジェナ(ジェーン・クラコフスキー)を2人とも喜ばせておきたいと考える。トレイシーをなだめるために、衛星中継で外国のテレビ賞授賞式でトレイシーに受賞させるという大ウソをでっち上げるが、ジェナを激怒させる結果に。ジェナはわがままスターになり、リハーサルに遅れ、側近を2人も雇う。リズはジェナもまた特別なのだと思わせるために手を尽くすことに。
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第9話 ファミリー・クリスマス
クリスマス・シーズン。「トレイシーのTGS」スタッフは毎年恒例の“リュダクリスマス”・パーティーで、音楽、歓談、“人間テーブル”、お色気サンタなどを楽しんでいる。残念ながらトレイシー(トレイシー・モーガン)は法廷命令でアルコール摂取量を検査するブレスレットをつけているので参加できない。クリスマスと言えば家族の集まるとき。リズ(ティナ・フェイ)の両親ディック(ゲスト・スター、バック・ヘンリー)とマーガレット(ゲスト・スター、アニタ・ジレット)が“美しい天才の娘”を褒め称えようと訪ねてくる。弟ミッチ(ゲスト・スター、アンディ・リクター)も一緒だ。ミッチは40歳だがスキー事故による記憶喪失で17歳の高校3年生のつもりでいる。ジャック(アレック・ボールドウィン)の母親コリーン(ゲスト・スター、エレイン・ストリッチ)も思いがけずフロリダからやって来る。レモン家の果てしない楽天主義をぶち壊そうとするコリーン。両家は一緒にディナーに出かけることになり… 一方、ケネス(ジャック・マクブレイヤー)はクリスマス本来の感謝の思いを放送作家スタッフに教えようと司祭をパーティーに招くが…
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第10話 ジョージア行きの夜行列車
ドイツのテレビ重役と北米最大のケーブルテレビ局買収交渉に臨むジャック(アレック・ボールドウィン)。ジャックの助言で不動産投資を決意したリズ(ティナ・フェイ)はステキなアパートを買うため面接に臨むことに。ジャックとCC(ゲスト・スター、イーディ・ファルコ)は遠距離恋愛で、あちこちの街で逢引を重ねている。一方、トレイシー(トレイシー・モーガン)は「トレイシーのTGS」スタッフのためにカプチーノ・マシンを買ってケネス(ジャック・マクブレイヤー)の机に置く。熱い飲み物は“悪魔の体温”だと言っていたケネスだが、コーヒーを初めて飲み、たちまち依存症になってしまう。
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第11話 最強最悪の女
新しい人気リアリティ番組「MILFの島」に夢中の「TGS」スタッフ。最終回の一騎打ち、デブラ対デボラから目が離せない。番組の大ヒットでジャック(アレック・ボールドウィン)は有頂天だが、ニューヨーク・ポスト紙のコラムを見てびっくり仰天。「TGS」関係者の誰かがジャックは“A級のバカ”だと言ったのだ。親会社GEの会長職を目指し、「MILFの島」の成功で決まり! と思っていたジャックには最悪のタイミングだ。裏切り者は誰か調べるため、ジョナサン(モーリク・パンチョリー)に命じて放送作家会議で犯人を捜させるが…
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第12話 地下鉄のヒーロー
地下鉄で線路に落ちた人を助けるために飛び降りて一躍ニューヨークの話題の人になった“地下鉄のヒーロー”。ジャック(アレック・ボールドウィン)はリズ(ティナ・フェイ)に番組への出演を依頼させるが、これが実はリズの元恋人で“ポケベル・キング”のデニス(ゲスト・スター、ディーン・ウィンタース)だった。デニスは出演に合意するが、リズとヨリを戻そうとする。一方、ジョン・マケイン議員の資金集めディナー用に若くてヒップな共和党員のスターを探すジャック。唯一見つけられたのは40~50年代のテレビ・スター、バッキー・ブライト(ゲスト・スター、ティム・コンウェイ)だけ。ジャックはバッキーを断るが、バッキーのファンであるケネス(ジャック・マクブレイヤー)がスタジオを案内し、昔のハリウッドの舞台裏話を聞くことになる。ジャックは共和党を代表するスターになるようトレイシー(トレイシー・モーガン)を説得する。
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第13話 死の相続ゲーム 前編
GEのドン会長(ゲスト・スター、リップ・トーン)の後継者はジャック(アレック・ボールドウィン)か、ドンの娘の婚約者でありジャックの宿敵であるデヴォン・バンクス(ゲスト・スター、ウィル・アーネット)か。ドンはジャックに決める。ジャックは自分の職の後継者にリズ(ティナ・フェイ)を選ぶ。いつも守ってくれたし信用できるからだ。ところが、ドンの健康が急激に悪化し、ジャックの昇進が危機にさらされる。一方、トレイシー(トレイシー・モーガン)は父親参観日に自分が呼ばれていなかったと知り、自分の仕事を息子が恥じているのではないかと考える。
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第14話 死の相続ゲーム 後編
リズ(ティナ・フェイ)の元恋人フロイド(ゲスト・スター、ジェイソン・サダイキス)から電話がかかってくる。航空便がキャンセルされたので一晩泊めてほしいと言うのだ。取締役会の決定で降格されて12階に異動させられたジャックは、会社に将来があるか疑問に思う。一方、「TGS」では毎年恒例のサンドイッチ・デー。ブルックリンの謎のサンドイッチ店からトラック運転手組合がおいしいサンドイッチを届けてくれるのだ。自分のサンドイッチを食べられてしまったリズは激怒。トレイシー(トレイシー・モーガン)、ケネス(ジャック・マクブレイヤー)、ジェナ(ジェーン・クラコフスキー)、フランク(ジュダ・フリードランダー)は秘密のサンドイッチ店の所在地をトラック運転手組合のリーダー、ミッキー・J(ゲスト・スター、ブライアン・デネヒー)から聞き出そうとするが…
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第15話 新たな一歩
ジャック(アレック・ボールドウィン)は首都ワシントンで政府関係の仕事に就く。ところが期待はずれでうんざり。もう1人の政府職員クーター(ゲスト・スター、マシュー・ブロデリック)と手を組んで、解雇されようと策謀する。そのためには元恋人CC(ゲスト・スター、イーディ・ファル)の助けが必要だ。一方、リズ(ティナ・フェイ)は毎日の相談役だったジャックなしの生活にゆっくりとだが順応していく。特に“元”地下鉄ヒーロー、デニス(ゲスト・スター、ディーン・ウィンタース)がらみの妊娠(?!)事件のときなど… ケネス(ジャック・マクブレイヤー)は北京オリンピックの案内係を目指して書類審査用の作文を書くが、案内係のボスであるドニー(ゲスト・スター、ポール・シェアー)が邪魔をする。トレイシー(トレイシー・モーガン)が子供たちの自慢になるようにと開発を進める発明品は完成間近だ。
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第1話 ジャックの帰還
リズ(ティナ・フェイ)の仕事のスケジュールは多忙すぎて養子縁組に不適だと考える面接官(ゲスト・スター、ミーガン・ムラリー)が職場に訪れることになる。リズは同僚たちに一度でいいから“まともに”ふるまってくれと頼むが、ジェナ(ジェーン・クラコフスキー)とトレイシー(トレイシー・モーガン)のいがみ合いが悪化して大混乱になる。一方、ジャック(アレック・ボールドウィン)は30ロックに戻り、デヴィン・バンクス(ゲスト・スター、ウィル・アーネット)から地位を取り戻そうとするが、降格された身では思いどおりにならないと気づき、自尊心を犠牲にしてでもトップに返り咲こうと決心する。
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第2話 オプラがやって来る
リズ(ティナ・フェイ)は陪審義務から逃れるためにシカゴへ行った帰路、機内でトーク番組司会者のオプラと隣席になる。この機に乗じてアドバイスを求めようと、リズは胸の内を明かす。リズが留守の間に、トレイシー(トレイシー・モーガン)とジェナ(ジェーン・クラコフスキー)のいがみ合いは悪化し、どちらの言い分が正しいのか“社会的実験”で試すことになる。一方、オリンピックに関する問題で、ジャック(アレック・ボールドウィン)の倫理観がケネス(ジャック・マクブレイヤー)に試される。
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第3話 僕の大好きだった番組
自由奔放なクレア・ハーパー(ゲスト・スター、ジェニファー・アニストン)が、リズ(ティナ・フェイ)とジェナ(ジェーン・クラコフスキー)に会いにふらりとニューヨークにやって来る。クレアはジャック(アレック・ボールドウィン)に一目惚れ。「危険な情事」のストーカー的に追い回す。ケネス(ジャック・マクブレイヤー)は新しい雑用係の制服にがっかり。ケネスに笑顔を取り戻させようと、トレイシー(トレイシー・モーガン)はテレビ番組「ナイト・コート」の出演者に協力を求める。
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第4話 伝説のビジネスマン
ジャック(アレック・ボールドウィン)とリズ(ティナ・フェイ)は、変わり者のビジネスマン、ギャビン・ヴァルー(ゲスト・スター、スティーヴ・マーティン)の豪邸のディナーパーティーに招待される。ジャックは秘密のビジネスの機会を教わり、ギャビンはリズに夢中になってしまう。ジャックはリズに交際を勧めるが、それはギャビンの秘密を知ってしまうまでのこと。一方、トレイシー(トレイシー・モーガン)は子供があまりにも優しく接してくれるので、何か邪悪な企みがあるのではないかと恐れる。ケネス(ジャック・マクブレイヤー)は貯金をギャビンの事業に投資してくれとジャックに依頼する。
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第5話 恐怖の同窓会
リズ(ティナ・フェイ)は高校の同窓会へ行く気にならないが、ジャック(アレック・ボールドウィン)に説得されて行くことに。一方、ドン・ガイス(ゲスト・スター、リップ・トーン)が昏睡から目覚めて、誰をGEのCEOにするか宣言。ショックを受けたジャックは気晴らしに旅に出ようとするが、悪天候のため、リズの同窓会について行くことになる。
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第6話 クリスマス特番
クリスマスの前日。リズ(ティナ・フェイ)の両親はカップル専用のリゾートへ行ってしまい、リズは独りぼっち。孤独を紛らわせるために、慈善プログラム“サンタへの手紙”に参加して、恵まれない子供たちにクリスマスを楽しませようとする。一方、威圧的な母親コリーン(ゲスト・スター、エレイン・ストリッチ)から離れて夢のバケーションを過ごそうという計画が失敗に終わったジャック(アレック・ボールドウィン)は「TGS」のスタッフに八つ当たり。スタッフはそれぞれの計画を諦めてクリスマス特番を製作することになる。
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第7話 恋愛ハンディキャップ
ジェナ(ジェーン・クラコフスキー)は心配顔だ。リズ(ティナ・フェイ)が新しい恋の相手(ゲスト・スター、ピーター・ディンクレイジ)に惹かれているのは子供を欲するあまりではないかと思っているからだ。ジャック(アレック・ボールドウィン)はトレイシーと妻アンジー(ゲスト・スター、シェリー・シェパード)が“婚後契約”を結ぶのに協力し、ジェナがジャニス・ジョプリンの伝記映画の主役オーディションを受けられるよう尽力する。しかも母親の看護師エリサ(ゲスト・スター、サルマ・ハエック)と意気投合してしまう。
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第8話 打つべきか打たざるべきか
リズ(ティナ・フェイ)はインフルエンザにかかるまいと必死だが、「TGS」のキャストとスタッフには急速に病気が広がっている。数限られている予防接種を誰がスペースマン医師(クリス・パーネル)から受けられるか、ジャック(アレック・ボールドウィン)はケチる。リズに予防接種させようとするが、リズはスタッフ全員の権利を求めて拒絶する。一方、エリサ(ゲスト・スター、サルマ・ハエック)が週7日働いているため、一緒の時間を作ろうとジャックはあれこれ工夫する。
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第9話 シックス・シグマの教え
ジャック(アレック・ボールドウィン)は仕事の研修が心配でたまらない。そこで心の支えにリズ(ティナ・フェイ)に同行を依頼する。役作りのためにジャニス・ジョプリンになりきる決意を固めたジェナ(ジェーン・クラコフスキー)は、フランク(ジュダ・フリードランダー)にもてあそばれるハメに。ケネス(ジャック・マクブレイヤー)は食事が糖尿病に影響を与えるとトレイシー(トレイシー・モーガン)を説得する。
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第10話 モレダ将軍のモテ講座
郵便の配達間違いから、つい最近また独身に戻ったハンサムな医師ドリュー・ベアード(ゲスト・スター、ジョン・ハム)が隣人になったと知ったリズ(ティナ・フェイ)。お近づきになりたいが、さすが恋愛に不器用なリズだけあって、出会いはうまく行かない。ジャック(アレック・ボールドウィン)がスペイン語の昼メロ・ドラマの悪役にそっくりなので、エリサ(サルマ・ハエック)の祖母は交際に賛成しない。ジャックは何としても好かれる決意だ。30ロックでは、新採用の「TGS」研修生たちがトレイシー(トレイシー・モーガン)を夜遊びに誘う。ところが、元ウォール街の若者たちのエネルギーにトレイシーはついていけない。かといって、そう認めるわけにもいかないし…
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第11話 魅惑のバレンタイン・デー
当日がバレンタイン・デーにあたるとも気づかず、ドリュー(ジョン・ハム)に初デートを申し込むリズ(ティナ・フェイ)。一方、ジャック(アレック・ボールドウィン)は恋人エリサ(サルマ・ハエック)と教会でバレンタイン・デーを過ごす準備。トレイシー(トレイシー・モーガン)はケネス(ジャック・マクブレイヤー)が新しい女性スタッフのハートを射止める応援をする。
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第12話 世界の終わりは恋人と
ジャック(アレック・ボールドウィン)はエリサ(サルマ・ハエック)にプロポーズしようと考えるが、エリサへの愛情と多忙な仕事のどちらかを選択できるだろうか? 一方、トレイシー(トレイシー・モーガン)が「ラリー・キング・ライブ」に生出演中、ニューヨーク全市にパニックを引き起こしてしまう。大混乱の街では、タクシーの車内に携帯電話を置き忘れたリズ・レモン(ティナ・フェイ)が、ケネス(ジャック・マクブレイヤー)の協力を得て、取り戻そうとクイーンズへ向かう。
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第13話 レモンとジャックとヘンダスン一家
リズ(ティナ・フェイ)がドーナツ店で働く妊娠中の少女と仲良しになる。赤ん坊を養子に引き取りたいのだ。セットでは、誕生日が近づくジェナ(ジェーン・クラコフスキー)が「TGS」スタッフの注目を集めようとするが、彼女のパーティーとトレイシー(トレイシー・モーガン)の誕生日パーティーを一緒に行おうというケネス(ジャック・マクブレイヤー)の計画で、ジェナの努力は水の泡に。一方、恋人が留守中のジャック(アレック・ボールドウィン)は気分を紛らわすために「TGS」の男性スタッフと遊び、父親に問題があったという共通点から、フランク(ジュダ・フリードランダー)と意気投合。
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第14話 必殺ファンクッカー!
リズ(ティナ・フェイ)が陪審義務から抜け出せなくなり、「TGS」のキャストとスタッフは野放し状態。トレイシー(トレイシー・モーガン)とジェナ(ジェーン・クラコフスキー)は無責任にふるまい、ジャック(アレック・ボールドウィン)は新製品の発売で頭がいっぱい。
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第15話 シャボン玉の世界
リズ(ティナ・フェイ)は恋人のドリュー(ジョン・ハム)と一緒の時間を過ごすにつれて、ドリューはハンサムなのでいろいろ得をしていて、日常生活によくある不満を味わったことがないのだと気づく。トレイシー(トレイシー・モーガン)の契約期限が近づき、ジャック(アレック・ボールドウィン)は「TGS」に留まるよう説得する。ジェナ(ジェーン・クラコフスキー)は世間の注目を集めるために新しいヘアスタイルを検討する。
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第16話 アポロ!アポロ!
50歳を目前に完ぺきなパーティーを計画するジャック(アレック・ボールドウィン)。昔のホームビデオを見て少年時代の最も幸福だった瞬間を再現しようと思いつく。リズ(ティナ・フェイ)の元恋人“ポケベル・キング”デニス・ダフィ(ディーン・ウィンタース)が、ある依存症についてリズに告白するが、それがきっかけでリズとジェナ(ジェーン・クラコフスキー)が苦い関係になってしまう。トレイシー(トレイシー・モーガン)の子供時代の夢をかなえるために、ケネス(ジャック・マクブレイヤー)とピート(スコット・アツィット)が力を合わせる。
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第17話 ペリカン文書
「TGS」は放送50回記念番組で盛り上がるが、予算削減の不安が広がる。ジャック(アレック・ボールドウィン)は解雇通知を渡すハメになり、ケネス(ジャック・マクブレイヤー)はより多くの責任を負うことになる。リズ(ティナ・フェイ)はスタッフとキャストを救うために、ある作戦を企てるが…ジェナ(ジェーン・クラコフスキー)とトレイシー(トレイシー・モーガン)は、ケネスの人に言えない秘密を明かそうとする。
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第18話 マダムたちの午後
短い期間ながらも停職処分になったリズ(ティナ・フェイ)。「TGS」なしで何をしたらいいのか、仕事のストレスが恋しくてたまらず、持て余す時間を埋めようと苦労する。一方、ジェナ(ジェーン・クラコフスキー)主演のジャニス・ジョプリン伝記映画がお蔵入りになる可能性が。映画の話題性を高めるために、ジャック(アレック・ボールドウィン)はジェナのセレブの地位を利用する作戦を立てる。
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第19話 選ばれし者
ジャック(アレック・ボールドウィン)はエリサ(ゲスト・スター、サルマ・ハエック)との将来を真剣に考えて、婚約指輪を買いにリズ(ティナ・フェイ)と出かける。皮肉にもトレイシー(トレイシー・モーガン)に結婚生活の重圧にどう対処するかアドバイスを求めることになる。しかし、エリサはある秘密を隠していた。「TGS」のセットではイタズラが原因でケガ人が出て、ハンサムな救命士にジェナ(ジェーン・クラコフスキー)が心を奪われてしまう。
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第20話 平等はつらいよ
「TGS」スタッフ一同の前でリズ(ティナ・フェイ)に油を絞られたトレイシー(トレイシー・モーガン)は心を入れ替えてプロに徹しようと決心する。優遇措置を受けるのをやめたトレイシーは、リズも特権を返上するべきだと考える。ジャック(アレック・ボールドウィン)の母親コリーン(ゲスト・スター、エレイン・ストリッチ)が訪れて、父親が家庭を捨てた苦い思い出が明らかにされる。ジェナ(ジェーン・クラコフスキー)はテナガザルをペットに飼うが、母親業には危険が伴うと思い知らされることになる。
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第21話 まんまマンマ・ミーア!
リズ(ティナ・フェイ)とトレイシー(トレイシー・モーガン)に後押しされて、ジャック(アレック・ボールドウィン)は本当の父親探しを始める。トレイシーが新たに見つかった非嫡出子を「TGS」の仲間に紹介するが、リズとピート(スコット・アツィット)は“息子”の真意を疑う。一方、もともとリズのアイデアであるキャッチフレーズで絶賛を浴びるジェナ(ジェーン・クラコフスキー)。世間の注目を求めて2人は争うことになる。
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第22話 ウィ・アー・ザ・
ジャック(アレック・ボールドウィン)は実の父親ミルトン(アラン・アルダ)と父子関係を築き始めるが、ミルトンの健康状態は好ましくない。リズ(ティナ・フェイ)は実生活の恋愛運はさんざんだが、トーク番組に出演して以来、恋愛の専門家として世間の注目を集めることに。一方、トレイシー(トレイシー・モーガン)は母校の高等学校で卒業式のスピーチを依頼されて、ケネス(ジャック・マクブレイヤー)の協力で苦い高校時代の思い出を乗り越える。
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