あらすじ
女性実業家キャサリンの息子が、マンハッタンの高級ホテルから誘拐される瞬間がネットで拡散。近隣のホテルに滞在していた、一見普通の英国人グループに容疑が掛かるのだが、本当に犯人なのか? 誘拐事件の嫌疑をかけられた彼らは大西洋を越え、FBIの捜査部隊をかわしながら無実を証明しなければならなくなる。
サスピションの感想
登場人物が多く、また彼らの境遇や背景もできるだけ盛り込もうとしているので、とにかく目まぐるしく場面が変わる。さすがはAppleさん、セットや美術も妥協せずに細部まで作り込まれているのは素晴らしい(参列者の衣装も完璧だったナタリーの結婚式は、わずかなシーンで終わってしまった!)。場面転換が早いと疲れ気味になるが、ナタリーたちの容疑が真実なのか、そうでないなら容疑をどう晴らすのかが気になって見続けてしまう。また、エリス・ガベル演じる国際手配犯のショーンが絡んでいくところも気になるポイントだ(このショーン、けっこう冷酷無比に殺人を犯す)。息子が拉致されたというのに取り乱さないキャサリン(ユマ・サーマン)も、何か知っているのではと思わせる態度。タラを演じているエリザベス・ヘンストリッジは、「エージェント・オブ・シールド」のジェマ・シモンズを長らく演じていた。その他にもドラマや映画でよく見るキャストが登場しており、演技や脚本も申し分ない上質のスリラー・ドラマに仕上がっている。
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予告編(英語)
Season1 エピソード
第1話 重要参考人
アメリカで最もパワフルな戦略コミュニケーション会社を率いるキャサリン・ニューマンの息子が誘拐され、国際的な捜査が始まる。
第2話 疑いの余地
NCAのヴァネッサとFBIのスコットが協力して容疑者の取り調べに当たる。謎の男は行く先々で犯罪の爪痕を残していく。
第3話 他人同士
容疑者たちは自宅に戻り、それぞれの生活を取り戻そうとする。驚くべきつながりが明らかになる。
第4話 危険な賭け
エディは容疑を晴らすためにアデッシュと手を組み、ナタリーはヴァネッサとスコットの捜査に協力する。キャサリンは真実を話さねばならないというプレッシャーに直面する。
第5話 誘拐犯の素顔
5人の容疑者は田舎のコテージに身を隠し、誰が自分たちを陥れたのか、あるいは彼らの中で誰が罪を犯しているのかを明らかにしようとする。
第6話 非常手段
容疑者たちは逃亡の準備を進めるが、それぞれが重い決断を迫られる。ヴァネッサはスコットに秘密を打ち明け、キャサリンは顧客の危機管理に当たる。
第7話 揺らぐ信頼
ヴァネッサとスコットの捜査が進むなか、容疑者たちがマーティン・コープランドに迫る。キャサリンはリスクを承知でテレビ対談に臨む。
第8話 はがされた仮面
シーズン最終話。レオ殺害のカウントダウンが始まり、ヴァネッサとスコットはクレスウェルの過去を手がかりに真実を明らかにしていく。
このドラマはApple TV+で配信しています。
この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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