あらすじ
英国法曹界で繰り広げられるリアルな内情を描き出した法廷ドラマ。「シルク」とは王室弁護士のことを指す。依頼人の権利のため常に全身全霊で法廷に挑んできた主人公のマーサ。強い信念を貫く彼女であったが、強靭な弁護士の顔とは別に、孤独で弱い一面も併せ持っていた。クライヴと「シルク」の座を競い合い、同時に彼と男女の関係に陥った彼女には、気が休まる時がなかった。
初回から裁判や人間関係が特に説明も無くドンドン展開していくのでちょっと戸惑いつつも、マーサのまっすぐな姿勢に引き込まれてしまう。特別ドラマティックなわけではないが、マーサが粘り強く証言と証拠に向き合い、依頼人に寄り添おうとする姿はじんわりとした感動を覚える。とは言え英国の法廷制度を知っておいた方が楽しめるのでちょっと説明すると、マーサは法廷での弁護と証拠調べを行う法廷弁護士(barrister)。依頼人と最初に接して法律活動を行うのは事務弁護士(solicitor)で、この事務弁護士の委任によって法廷弁護士が事件に関与することになる。事務弁護士との関係が重要なので、マーサの事務所がパーティを開いていたりしたわけ。マーサが目指しているシルクは王室弁護士と言うよりは、最後に国王によって任命される勅撰弁護士であり、別に王室専門というわけではない。女王の時代が長いのでQueen’s Counselと呼ばれるが次の世代ではKing’s Counselになるだろう。
\下のボタンをクリック!/
予告編(英語)
Season1 エピソード
第1話
シューレーン法律事務所で働くマーサ・コステロは、優秀な法廷弁護士だ。彼女は「有罪と証明されるまでは無罪である」との信念を持ち最後まで諦めることなく闘う。彼女はそんな姿勢を15年間貫いていた。
|
第2話
今回マーサが担当することになったのは、レイプ事件だ。マーサはこれまで被害者の女性への偏見や警察の態度など、レイプ事件を取り巻く環境の全てを嫌っていて、弁護を引き受けることを避けてきた。
|
第3話
マーサは、公園のトイレでわいせつ行為をしたとして逮捕されたマーク・ドレーパーという16歳の少年を弁護することになった。ところが、公判直前になってマークの母親が亡くなるという事態が起こり…。
|
第4話
マーサは、人種差別的な発言をしたと告発されたパキスタン系の女性警官、ラチャナ・アリ巡査の弁護を担当することになった。アリ巡査は発言をしたことは認めつつも、その罪を認めようとはしない。
|
第5話
王室弁護士であるシルクの面接が迫る中、マーサは新たな案件を抱えることになった。教師が生徒に暴行を働いたという事件で、同じ法律事務所に所属するノア・ザイグラーと法廷で闘うことになった。
|
第6話
マーサは、殺人罪に問われているマーク・ドレーパーの弁護を担当することになった。一方、マーサの人柄をよく知るクライヴは、マークの共犯者であるエマ・スレーターの弁護をすることになった。
|
海外ドラマ観るなら圧倒的なコンテンツ数のU-NextSeason2 エピソード
第1話
依頼人のために全身全霊を尽くしてきた女性弁護士・マーサは、今や王室弁護士・シルクの座に就いていた。ところが、彼女は就任して早々に、シルクというものがいかに孤独であるかを知ることになる。
|
第2話
マーサは英国陸軍の指揮官・ライアン大尉の弁護を担当する。彼はアフガニスタンの巡回基地の指揮官だったが、上官・スコッターズ少佐の待機命令を無視し、兵を連れて巡回に出発したことが原因で、部下を失っていた。
|
第3話
オックスフォードである事件が勃発した。この事件の被害者側弁護を依頼するために、検察局の事務弁護士であるグプタがシューレーン法律事務所に現れる。そこでグプタは、あることを話し始めるが…。
|
第4話
受刑者を護送中、脱走事件が発生。脱走者の確保に追われる中、車に残っていたドイルが、不整脈が原因で突然死してしまう。それから8カ月、護送車に乗っていたウォードを業務上過失致死で訴える裁判が開廷する。
|
第5話
ミッキー・ジョイから直接ジョディー・ファーの裁判を担当するように促されたマーサは、ビリーに断るよう伝える。彼女はマイケル・コロニーからの仕事で、カリブ海諸国の死刑囚を担当することになった。
|
第6話
マーサはかつての依頼人であるブレンダン・ケイを殺害したと思われるジョーディ・ファーの弁護を担当することになった。麻薬取引法違反の前科がある彼は、今回も麻薬を密輸した容疑で逮捕されたのだが…。
|
海外ドラマ観るなら圧倒的なコンテンツ数のU-NextSeason3 エピソード
第1話
シューレーン法律事務所。昔気質のビリーは、新しく来た経営マネージャーのハリエットとの衝突が絶えなかった。マーサに続き、クライヴもシルクに就任。しかしその祝賀会の途中で、所長アランの息子・デヴィッドが逮捕されたという連絡が入る。参加したデモが封鎖された際に警官を押し倒し、死なせてしまったというのだ。マーサは警察の暴力とデヴィッドの正当防衛を証明しようとするが、証言してくれる者は誰もいなかった。
|
第2話
マーサとクライヴは、同じ事件の弁護と訴追を担当することになった。サッカー選手のジョーダン・シンクレアが、試合中に相手チームのディーン・トレントにケガを負わせたという。マーサは正当防衛の立証を試みるが、シンクレアは口が重く、なかなか真実を語ろうとしなかった。
|
第3話
10代の少女、ジョー・スティーヴンズの死が大きなニュースとなる。母親のサラは、交通事故で体の自由を失った娘に懇願され薬の過剰投与をしたと主張、自殺幇助の罪を認める。しかし、クライヴは検察局の依頼を受け、殺人罪で彼女を訴追。弁護に回ったマーサはこれに対抗すべく、ジョーの身近な人々の証言を聞いていく。裁判の傍ら、マーサとクライヴは次期所長のポストをめぐっても争うことになる。
|
第4話
アリゾナの大学で爆破テロが発生し、学生4人が亡くなる。実行犯はイギリスのカレッジの学生で、イスラム教徒の兄弟だった。彼らに協力して事前にハッキングを行ったとの疑いで、同じカレッジの少年、ラシード・ヒラニが米政府に起訴された。米国に引き渡されれば、厳しい尋問が待っている。ラシードが学生寮の特定の部屋でハッキングを行ったと断定する米国側に対し、マーサはその証拠を開示しろと執拗に迫るが…。
|
第5話
マーサは、殺人罪に問われたかつての恋人・ショーンの弁護をすることになる。マンチェスターでクラブを経営する彼に、犯罪一族の末息子が”みかじめ料”を要求。後日、受け渡し現場のホテルで銃殺されたという。ショーンの無実を信じるマーサ。彼女を助手として支えながらも、クライヴは所長選に向けての票集めに余念がなかった。そしてマーサは、ビリーのたっての頼みで、彼のセクハラ問題で弁護を務めることに…。
|
第6話
ショーンに不利なまま裁判が進み、マーサは焦りを募らせていた。訴追側のキャロラインも手厳しく、クライヴも彼を有罪と決めつける。そんな中、以前ビリーに金銭を渡していた悪徳事務弁護士、ミッキー・ジョイが再び姿を現す。エイミーにセクハラで訴えられたビリーは、マーサの弁護の下、ついに彼女に向かい合う。事務所内に不協和音が流れる中、運命の所長選の日が訪れる。はたしてマーサの決断は?
|
このドラマはU-NEXTで配信しています。このドラマはHuluで配信しています。このドラマはamazonプライムで配信しています。