あらすじ
英国人作家アン・クリーヴスが書いた4部構成の原作を映像化したミステリー。舞台となるのは、スコットランドの地方行政区画のひとつで、亜寒帯に属するシェトランド島。ほとんどの島民が顔馴染という世界で、ちょっとした行き違いから無意識のうちに封印してきた怨嗟や嫉妬が滲み出し、殺意へと変わっていく濃密な人間描写、緻密な伏線、大胆なトリックで綴られるストーリーが展開する。
シェトランドの感想
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Season1 エピソード
第1話 野兎を悼む春
シェトランドのブレセイ島で、旧家ウィルソン家の老女ミマが銃で撃たれ死亡する。ミマはシェトランド署サンディ巡査の祖母で、皮肉にもサンディが第一発見者となった。サンディから一報を受けたシェトランド署のジミー・ペレス警部は早速捜査を開始する。ブレセイには、ウィルソン家の親族であるホールデン家の人々も住んでいたが、慎ましい生活を送るウィルソン家に対してホールデン家は裕福な暮らしぶりだった。
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第2話 大鴉の啼く冬
キャサリンと友人のサリーはレイヴンズウィックの浜辺でパーティに参加していた。その帰り道、2人は隠遁生活を送るマグナスの家に立ち寄る。マグナスは島の人々から嫌われいた。その2日後、海辺に放置されたキャサリンの遺体をジェス・コリンズが発見する。キャサリンはジェスの娘キティのベビーシッターだった。捜査を開始したペレスは、やがて、19年前に当時9歳の少女がレイヴェンズウィックで失踪したことを知る。
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第3話 澱んだ水
スケルウィックへ続く道路で、結婚を間近に控えたイーヴィーが友人たちと共に自分と花婿をかたどった案山子を道端に立てかけていた。これはシェトランド古来の習わしだった。同じ頃、地元出身の記者ジェリー・マーカムが故郷へと車を走らせていた。町に着いたジェリーは、旧友のペレスを訪問し、酒場で短い時間を過ごす。しかしその後、車ごと崖下に転落、遺体で発見される。車には追突された形跡が残っていた。
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第4話 青雷の光る秋
ペレスの生まれ故郷フェア島にある鳥類研究センターで、幼馴染ドニーの息子アンガスの誕生パーティが開かれていた。その翌日、センターで監視員アナ・ブレイクの死体が発見される。死因はこめかみを殴られたことによる硬膜外血種と判明。犯行時刻にセンターに居たのはアナの夫フランクと息子のジョー、スタッフのフィンレー、ピーター、ビル、ビルの妻テッサだった。捜査のため、ペレスはトッシュと共にフェア島に赴く。
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Season2 エピソード
第1話 汚れた刻印 第1章
ラーウィック行きのフェリーに乗っていたリアンは、デッキの上で2人の男が口論している現場を目撃する。若い男が突き飛ばされたところに助けに入った彼女は、その青年ロビーとお酒を飲み良い雰囲気に…。しかし翌日、ラーウィックに到着したフェリーからロビーが下船した様子は無く、ロビーは忽然と姿を消してしまっていた。一方、海岸で遊んでいたポールは、波が運んできたラムネのようなものを食べ、意識不明に陥る。
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第2話 汚れた刻印 第2章
崖下から発見された遺体は、マイケル・マグワイアだった。頭と心臓に銃で1発ずつ撃たれた傷があり、ペレスはプロの手口だと確信する。一方、撃たれたリアンは病院へ運ばれるが昏睡状態に陥っていた。マイケルの本名はマイケル・トンプソン、証人保護プログラムで島へ来たことが判明し、ペレスはグラスゴーの組織犯罪対策課を訪ねることに。
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第3話 汚れた刻印 第3章
戻ってくるはずの便に乗っていなかったトッシュが無事に保護されるが、彼女は心も身体も傷ついていた。一方、“レベル9”について調べるペレスたちは、10年前にケリーという少女が店で暴行された事件を調べ始める。マイケル殺害事件の発端も10年前の事件と関係があるようだった。
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Season3 エピソード
第1話 過去の啓示 第1章
若い女性を絞殺した容疑で終身刑の有罪判決を受け、収監されていた男を冤罪者支援会が出迎えた。男は証拠品からDNAが検出されていたものの解析されなかったことが問題視され裁判は無効、再審請求が認められ23年ぶりに釈放された。事件の再捜査を迫られたペレス警部たちは証拠の洗い直しや新たな証言の確認を始める。
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第2話 過去の啓示 第2章
ベニーが何者かに襲われたとの連絡を受けたペレスは病院に向かう。ベニーは襲撃犯がマローンだと認めたものの、報復が怖いとの理由で正式な供述を拒み捜査に非協力的だ。その後、マローンを訪ねたペレスは、ベニーが嘘をついたとシラを切る彼に、また事件を起こしたら自分が刑務所に送ると激高する。
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第3話 過去の啓示 第3章
行き詰まりを見せていたリジー事件の捜査を担当するため、グラスゴーから重大犯罪捜査班MITが派遣されてきた。最初からマローンを犯人と決めて捜査にかかろうとするMITにペレスは苛立ちを隠せない。しかもサリーが殺された当夜のマローンのアリバイがねつ造されていたことから、リジー事件との関連を疑われサリー事件の担当もMITに奪われてしまう。
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Season4 エピソード
第1話 闇の経路 第1章
シェトランドの浜辺で肘下から切断された腕が発見され、人体を溶かすことが出来る苛性アルカリ溶液が検出される。また別の場所から一部が溶けたアフリカ系男性の頭部が発見され、ジミー・ペレス警部は部下と共に捜査にあたることになる。監視カメラの映像から被害男性の名前が「ダニエル」であると判明する。
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第2話 闇の経路 第2章
マックベイ・ホテルの経営者であるアーロン・マグワイアの行方を突き止めるため、ペレスと人身売買対策班のサム・ボイドは元妻のクレアに会いに行く。人材派遣会社を経営しているクレアはマグワイアとの繋がりは無いと主張するが、彼女を尾行すると外国人たちが暮らすアパートに辿り着く。
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第3話 闇の経路 第3章
逮捕されたドイルの携帯には暗号化された番号からの着信があり、それを解読して人身売買組織の人間とのやり取りを目論んでいた。ドイルによると暗号化された番号はマグワイアのもので、身代金が支払われない場合はゼジが殺される可能性が高かった。そんな時、ジェイミーを連れ去ったオリビアの車の目撃情報が入るが行き先の見当はつかなかった。
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