あらすじ
舞台はカナダ・オンタリオ州北部の町。アルゴンキン・ベイ警察のジョン・カーディナル刑事が、少女の惨殺された遺体が発見されたことをきっかけとして、強行犯捜査係に引き戻されるところから始まる。その遺体は、以前、家出と判断され捜査を打ち切られていた地元の少女、ケイティ・パインのものであった。新しい相棒、リズ・デローム刑事と共に、カーディナルはケイティの殺人犯を容赦なく追う。追跡していくうちに、事件が連続殺人事件だと判明し、更に犯行の頻度も残忍さも増していく。そんな中、カーディナルは相棒のデロームが隠れて何か独自の捜査を行っていることを嗅ぎ付け、過去の暗い秘密が暴かれないよう苦心する。小さな町で今まで見たことがない残虐な殺人犯を捕まえようともがくほどに、カーディナルが妻や娘と築き上げてきた生活は脅かされてゆく……。
刑事カーディナルの感想
カナダで大絶賛されたドラマ。主演のビリー・キャンベルがカナダのアカデミー賞にあたるカナディアン・スクリーン・アワードで最優秀主演男優賞を受賞した。ビリー・キャンベルといえば「キリング/26日間」での政治家役が板にハマっていたが、このドラマでは陰がある刑事役を見事に演じている。
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予告編
Season1 悲しみの四十語 エピソード
第1話 カーディナル
惨殺された少女の遺体が見つかった。以前、家出と判断され捜索を打ち切られていた失踪者、ケイティ・パインの遺体だった。当時から「変質者による誘拐事件だ」と主張していたアルゴンキン・ベイ警察の刑事ジョン・カーディナルは、自説をもとに捜査を再開する。
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第2話 デローム
連続殺人事件の捜査を続ける一方で、カーディナルの不正を内偵するデローム。プライベートでは、仕事と子作りを巡って夫のジョシュと関係がぎくしゃくし始める。そうするうちにも、新たな事件が起きようとしていた。
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第3話 イーディとエリック
エリックはイーディに手伝わせて新たな“獲物”キースを拉致した。イーディの祖母の家の地下室で監禁し、今回はイーディに殺害をさせるよう導いていく。一方、捜査陣は3番目の犠牲者トッド・カリーの捜査から、殺人犯の輪郭を徐々に捕らえていく。
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第4話 ウディ
定職を持たず泥棒をして過ごすウディ。次に見つけた標的は、ギターを抱えたカップル、エディとイーディだった。2人の後をつけ家を下見したウディは、侵入を心に決める。一方、カーディナルたちのもとに、キースという若者が行方不明になっているという情報が入るのだった。
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第5話 キース
ウディが殺され、自分が助かる見込みも消えたキースは、エリックたちへの抵抗すらしなくなっていた。そんな頃、キースの両親がアルゴンキン・ベイに来る。カーディナルはキースの母親に記者会見をさせ、両親の痛みという新たな楽しみを殺人犯に提供して、キースの殺害を遅らせようと考えるのだった。
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第6話 キャサリン
ケリーと打ち解けた会話ができたことで、キャサリンの病状は徐々に回復に向かっていく。だが、デロームはカーディナルが金を払っていた人物を見つけ、“まもなく内偵捜査の報告書を出す”と、カーディナルに告げる。それまでの半日間で、カーディナル、デロームはそれぞれ、どうしても気になる点を追捜査する。
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Season2 記憶に巣喰う虫 エピソード
第1話 レッド
アルゴンキン・ベイのバーで赤毛の若い女性が保護された。貴重品すら持っていない彼女は、撃たれた頭に弾が残っており、その影響からか、あらゆる記憶を失っていた。保護したのが州警察の刑事ジェリー・コマンダだったため、カーディナルやデロームが捜査を引き継ぐことになる。
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第2話 ケヴィン
ビューフォート・ヒルの洞穴で見つかった遺体は、行方不明のマリーナ経営者、デイヴのものだった。レッドの捜査途中にデイヴに行き当たったことから、カーディナルたちは2つの事件に関連があると考えて捜査を進める。そんな時、デイヴのマリーナに男がやってきて、従業員のマーシにデイヴの居所を教えろと迫るのだった。
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第3話 テリー
麻薬をバイカー族から横取りするだけでなく、取引担当だった幹部のウォンバットを監禁したレイ。ケヴィンは徐々に彼への不信を募らせるも、逃れるに逃れられない。一方、ガソリンスタンドの防犯映像に映るレッドを見つけたカーディナルとデロームは、彼女がテリー・テイトというバンクーバー在住の女性であることを突き止める。
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第4話 トゥーフ
テリー(レッド)の断片的な記憶から、撃った犯人はブーツを履いた首の太い男であり、彼女の生存を知り行方を追っていると判断する。また男が乗っていた黒いトラックが鍵を握ると考えて、トラックを捜す一方で、テリーの弟であり、麻薬売買の新興勢力に関わっていると思われるケヴィンの捜索も本格的に始める。
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第5話 ノースウィンド
トゥーフの遺体が発見された。その近くで見つかったブーツの足跡、そしてそこにあったハエのさなぎが手がかりとなり、トゥーフを殺した犯人がデイヴ殺害の現場にもいたことが判明する。さらに凶器の銃を詳しく調べてみると……。
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第6話 エルブルホ
保護施設から連れ去られたテリー。防犯映像を確認すると、そこにはレオンの姿が映っていた。だがテリーがいた保護施設を捜査チーム以外は知らないことから、レイたちがなぜ居場所を知っていたのかが問題になる。謎が解けないまま捜査を続けるうち、レイの半生が判明し……。
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Season3 過去からの報せ エピソード
第1話 サム
カーディナルはキャサリンの死後、彼女の幻覚まで見るほどに衰弱する。そんななか、彼女の死に対して夫カーディナルを責めるカードが届き始め、これを機に、一旦は自殺とみなされたキャサリンの死因について疑念を深めるカーディナル。一方ではATM強盗が発生、デロームがチームを率いて捜査にあたるが……。
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第2話 ロマンとイリーナ
湖畔にあるアイランド・ロードのサマーハウスで殺され、湖に捨てられたのは、年に1度のスポーツマン・ショーに来ていたバーストウ夫妻だった。容疑者を捜すうち妻イリーナの元夫、モンティ・ローガンに行き着く。しかしモンティは、夫ロマンが銃器メーカーの元幹部で、二人の殺人にはロマンが関係していると断言する……。
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第3話 ジャック
湖畔の家を根城にした“ママ”と、その“家族”3人。“家族”の一人、ジャックはバーストウ夫妻から奪うはずだった武器を捜す一方、夫妻が殺された現場に居合わせたサムに不思議な感情を抱くようになっていた。ジャックの影がちらつくことにおびえるサムは、警察に匿名で情報提供した後もランダルに再三相談を持ちかけるが……。
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第4話 リマー
イリーナの服に付いていたおがくずからバーストウ夫妻が訪れていたバーが判明、さらに借りていたレンタカーが発見され、夫妻が実は銃の密売を行っていたと確信を強めていく。そんな殺人や強盗の捜査に的確な助言を与えるカーディナルだが、その一方でキャサリンの死を巡る疑いも捨てられず、独自の捜査を続ける……。
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第5話 ママ
ジャックとリマーが帰らぬまま夜が明け、ジャックだけがロイドの別荘に戻ると、リマーはデロームに殺されたと説明する。“ママ”は言葉を真に受けてデロームへの怒りを募らせるが、ニッキーは彼のウソを見抜く。一方、キャサリンの作品を整理するために彼女のPCを開いたカーディナルは、妻の知人である女性からメッセージを受け取り、トロント在住のその女性と会うことになる。
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第6話 ヘレン
捜査チームは、“ママ”ことシャーリーン・ウィンストンが、かつて失踪したまま見つからなっていないスクライバー家の娘、エイミーと同一人物だと断定。湖畔の別荘地で、シャーリーンと“家族”の捜索に乗り出す。シャーリーンとジャック、ニッキーの3人は、クリーガーの水上飛行機で北へ出発しようとしていたが、湖を捜索する州警察の船を見て、出発を延期するのだった。
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Season4 凍てつく夜に エピソード
第1話 ロバート
政治家のシーラから、検察官の夫ロバートが失踪したのではないかという相談を受けたカーディナルとデローム。シーラが過剰に心配しているだけのように感じながらも、ロバートが過ごしていたというホテルを訪ねてみることに。しかし、部屋には財布やブーツが残されたままでロバートの姿はなかった。
第2話 アデル
温室で働くバリーのもとに、怪しげな客が訪れる。ランの鉢植えを買って行ったその客は、バリーの留守中に自宅に侵入していた。バリーと母親のアデルが帰宅すると、堂々と裏口から出ていき……。
第3話 バリー
これまでの事件は手口から考えてプロの犯行だと思われたが、被害者たちの思惑もありカーディナルたちの捜査は難航する。バリーとシーラは、お互いに相手を「単なる同窓生」と説明していたが……。
第4話 ニール
再び起きた拉致事件の被害者が元カレのジョシュだと聞き、デロームは珍しく動揺する。一方、コマンダがいよいよシーラへの疑念をあらわにし始め、正直にすべてを話すように迫るが……。
第5話 スコット
ケンの会社を訪れたカーディナルとデロームは、そこでケンとシーラ、そしてバリーの繋がりを知る。重要な手掛かりを得た捜査チームは、凄惨な事件が起きる背景を解明するため、アギマークの森周辺で起きた古い事件を調べることに。
第6話 ジョンとリズ
タージの会社で監禁されていたところをコマンダに逮捕されたシーラ。彼女の尋問を通して20年前にシーラたち4人とスコット、レベッカの間に起きたことが明らかになる。それを元にスコットがタージとミーナをどこに拘束しているのかを推理した結果、捜査チームは……。