アメリカ政府が天才科学者たちを集めた、極秘の研究所がある“地図にない街”、ユーリカ。そこでは次々と怪奇現象や不思議な事件が発生している。スリリングな見せ場を満載した予測できない展開と、チャーミングな住民たちがおりなす人間模様。
SFドラマが好きな人ならぜひ見て欲しい作品です。ストーリーのパターンは毎回似ていますが、それでも見ていて飽きません。天才達の中で唯一の凡人が主人公である保安官カーター。そのカーターが科学が詳しくない目線で天才達の解説をかみ砕いて説明してくれます。ちょっと古いドラマですがぜひイッキ見をオススメします。
第1話 始まりの始まり
連邦保安官カーターは娘のゾーイと共に“地図にない街”、ユーリカに迷い込む。そこは不思議な住民だらけの街だが、ある少年が行方不明になる事件が発生。カーターが事件を解決した直後も、牛が突然消えたり、人間が人体の一部を残して消える怪事件が連続。街には全米で最も優秀な科学者を集めたというグローバル・ダイナミックス(GD)社の研究所があり、その中の“セクション・ファイブ”では何か極秘の実験が行われていて……!?
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第2話 幸福な再会
ユーリカの街の保安官に転属されたカーター。驚異的な発明であるタキオン粒子加速器を作った、天才的な量子物理学者夫妻、ウォルターとスーザンの葬式が行われるが、なんと亡くなったはずのスーザンが保安官事務所に出現。彼女は自分がもうウォルターと離婚し、街を離れたと言い張ると共に、ウォルターを探すよう要求する。同じ頃、ユーリカの街では電子機器が異常を起こす事態が頻発。GD研究所の新所長、スタークを困らせる。
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第3話 消された記憶
何でも屋ヘンリーの古い友人であるジェイソンとキムの夫妻がGD研究所で働くように。どうやらヘンリーは以前、NASAの研究所でキムと親密だったらしい。その頃、カーターを始め、街の人々が短い時間ながら記憶を失ってしまう事態が連続発生。その影響か、カーターは不注意からヘンリーを拳銃で撃ってしまい、停職処分を受ける。すべての元凶はジェイソンが持つ記憶除去装置のようだが、装置を最初に作ったのはヘンリーだった。
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第4話 侵略者の正体
金曜の夜、恒例の映画鑑賞会を開くスペンサー、ヴィンセント、ファーゴ、タガート。翌日、急にスペンサーは仕事を無断欠勤し、心配したヘンリーはカーターと共に捜索へ。ミステリー・サークルで見つかったスペンサーは、自分がUFOに誘拐され、“彼らに見張られている”と言うだけ。一方、GD研究所には下院議員のファラディが視察に訪れ、研究所の資金を得るため、動物に被害妄想を見させるという最新装置がお披露目となる。
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第5話 不死身の男
カーターは極度の心配性であるGD研究所の科学者、カールが久しぶりに研究所に出勤するのを手伝う。そして作業中、爆発事故が起きるが、奇跡的に2人は無傷で済む。研究所をクビになったカールは橋から飛び下りて自殺しようとするが、やはりケガひとつ負わない。カールには常識を超えた細胞の再生能力が備わっており、内向的だった彼は大胆な性格に。さらにカールには超能力までが備わって……!?
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第6話 過去からの贈り物
研究所で物置部屋をオフィスとして与えられたファーゴは掃除中、1台の古いマシンを発見。試しにスイッチを入れると、街ではミサイルもどきのメカが地面から出現。それは冷戦時代に開発された殺人光線兵器で、今にも起動しそうな様子。開発した科学者タッシャーは、社会奉仕活動を命じられたゾーイが行った老人ホームで余生を送る身。他人の意識にアクセスできる装置を使い、カーターはタッシャーの意識に潜り込んでみることに。
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第7話 成功の副作用
当て逃げ事件に巻き込まれた自動車の女性ドライバーが、目に見えない何かに衝突したと主張したのに続き、森で損壊が激しい遺体が見つかる。遺体からコンピューター・チップが見つかったため、カーターは研究所が怪しいとにらむ。調査したヘンリーによれば、遺体から見つかったステロイドのような物質は、人間を超高速で活動させることが出来るという。同じ頃、研究所では2つのチームが対ミサイル防衛装置の開発を競っていた。
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第8話 スタークの涙
カリスターという青年が突然ユーリカに帰ってきて、驚きを隠せない住民たち。同時に街で頻発しはじめる、さまざまな機械の電気系統の異常。やがてそれらの原因は、あるコンピューター・ウィルスだと判明する。カーターが捜査すると、カリスターはGD社のコンピューター・プログラマーだったが、研究所で火事を起こしたせいで街を追われていたという。さらにスタークが、カリスターに放火の責任を取らせようとしなかったことが明らかに。
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第9話 ナノイド
街で事故に遭った犬を、カーターとジョーは研究所に担ぎ込む。そこで砂粒ほどの大きさしかない極小サイズのロボット“ナノイド”の治療を受けたおかげで、何とか犬は救われる。やがて研究所で1人の科学者が失踪する事件が。科学者の失踪には“ナノイド”が関与していたが、“ナノイド”はすでにタガートの研究室から姿を消していた。修正と複写を繰り返す“ナノイド”は逃走中にスタークを急襲し、彼のコピーを大量に作っていく。
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第10話 紫の誘惑
植物のハイブリッド種“ネクロソムニアム・ビオラセラ”にワーグナーの音楽を大音量で聞かせていたオズボーンとファーゴは大げんかに。だがその夜、彼らを含むユーリカの住民たちは、いずれも深い眠りに落ちてしまう。翌朝カーターは、自分とゾーイだけを除く街の人々全員が、今までと正反対の性格になってしまったことを知って大きく驚く。しかもベバリーが町内放送で、これまでのセラピーで自分が知った秘密を暴露してしまう。
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第11話 サラの憂鬱
ヘンリーが街を出ていくと宣言した影響もあり、いよいよカーターもユーリカへの不満が爆発し、仕事をズル休みすることに。そこへ急にスターク、アリソン、ヘンリー、ファーゴ、ベバリーがやって来て、自分たちはカーターに呼びだされたという。実は彼らを呼んだのは“サラ”で、彼らをカーターの家に閉じ込めた“サラ”は近々ユーリカを大惨事が襲うこと、その原因が住民たちの人間関係の不調和にあると言い出し……!?
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第12話 セカンド・チャンス
2006年、セクション・ファイブの一角。スタークが見守る中、キムは謎の物体Aのサンプルを採取しようとするが、大爆発が発生。4年後の2010年、カーターはアリソンと結婚し、彼女のお腹にはカーターの子供が。ヘンリーはキムと結婚し、スタークの後任である研究所の所長に。ジョーはタガートと交際するなど、誰もが幸福に暮らしていた。ある日セクション・ファイブの実験室から身元不明の遺体が見つかるが、それは意外な人物だった。
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第1話 新しい始まり
人々が日食を楽しもうとした日、1人の男性が人体自然発火現象(SHC)を起こして黒焦げになる。ヘンリーが調べると発火は脳から起きており、新たに別の人物がSHCで焼死する。何かの陰謀ではないかとにらんだカーターは犠牲者2人の接点を探るが、今度はセクション・ファイブで働く研究員が人体発火して命を落とす。カーターは物体Aが爆発した際に放出された何かに原因があると考えるが、もう1人、スタークにも危機が迫る。
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第2話 ネバー・ギブアップ
スタークに代わってアリソンが研究所の所長になり、コンピューターの再起動のため所内のシステムは一時的に停止する。そんな中、危険なメカである力場発生装置が保管室から盗まれる。装置はなぜかファーゴの服のポケットに入っていて、ファーゴは思わずスイッチオン。すると彼の周囲に強力な力場が発生し、ファーゴはそこに閉じ込められる。街を覆いかねないほど巨大化していく力場。タイムリミットまで残された時間は4時間しかない。
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第3話 当たりすぎる予報
異常気象に襲われるユーリカ。温かいはずのスパで凍死した遺体が見つかる。犠牲者と妻が不倫していた科学者に疑いがかかるが、視力がほとんどない科学者に犯行は困難そう。同じ頃、気象予報士ピートはなぜか異常気象をすべて予知していた。カーターにもうひとつの事件が。それは元妻アビーの訪問。彼女の目的はゾーイの16歳の誕生日を祝うこと、そして1年前のカーターとの約束通り、ゾーイをロサンゼルスに連れて帰ることだった。
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騒音の苦情を受けて出動したカーターは、そこでおかしな機械に頭をぶつけて以来、頭痛が収まらなくなる。保安官事務所に行くと、そこにいたはずのジョーがいきなり姿を消す。ヘンリーに勧められてMRIを受けるべく研究所に向かうが、そこでは辞職したはずのスタークがなぜか働いていた。ジョーに続いてヘンリーもいなくなり、ひとりまたひとりとカーターの前から消えていく。カーターはゾーイだけは守ろうと街から出ようとする。
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第5話 危険な科学コンテスト
テスラ高校の科学コンテストの日。ユーリカとあって例年コンテストのレベルは異常に高く、誰もがその準備に余念がない。一方、カーターのジープに空から降ってきた何かが直撃する。ヘンリーによれば隕石である可能性があり、研究所でさらに調べると、それは宇宙から落ちてきたゴミだと思われる。その直後、金属製のトイレが空から降ってくる。只の事故ではないと考えたカーターは科学コンテストに原因があると考え、高校を調べる。
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第6話 夢で会いましょう
カーターはジョギング中、トラックの横転事故に遭遇し、車体から流れ出た有毒物質にふれてしまう。すぐに毒は洗浄したが、その夜カーターは自分が真っ裸で街を歩くという変な夢を見る。しかもゾーイやジョーなど、みんなが同じ夢を見ていた。また、トラックの運転手が亡くなる夢を大勢が見た直後、本当に運転手は亡くなってしまう。有毒物質が原因と見たカーターは、研究所で開発が進む、ある装置が現象に関与していると突き止める。
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第7話 50年後の目覚め
研究所の古い冷凍カプセルから生きている人間が見つかった。それはなんとファーゴの祖父ピエールで、彼は50年も冷凍保存されていた。ピエールはプロポーズしたい女性こそいたが独身で、孫がいるはずはなかったが……。一方、研究所ではピエールの弟子サンドロフが細胞再生の分野で活躍していたが、ピエールは彼に自分の理論を盗まれたと主張。ピエールをカプセルに閉じ込めたのは誰か。やがてピエールの体は急激に老化を開始する。
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第8話 蔓延! おバカ・ウィルス?
研究所にスカウトされた素粒子物理学の天才科学者ゼインは、コンピューターで不法アクセスして金をだまし取るなど悪党すれすれで、カーターは気に食わない。研究所では、ビッグバンを人工的に発生させて宇宙の起源を知ろうとする実験が準備されるが、失敗すれば研究所が吹き飛びかねない危険なもの。しかし実験が始まると、研究所の人々がおバカになるという異様な光景が。カーターはビッグバンの装置が爆発しないよう事態収拾を急ぐ。
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第9話 透明人間
父カーターがいない状態で初めて車を運転したゾーイ。車は何かにぶつかるが、何に当たったのかがさっぱり分からない。同じ頃、研究所では月の石が分子構造を変える不思議な現象が。続いてクリーニング店で原因不明の爆発事故が発生。店の防犯カメラは、姿こそ見えないが確実に誰かがいた様子を捉えていた。犯人は透明人間なのか。カーターに問われたアリソンは、かつて研究所が物質を透明化する実験を行っていたことを認めるが……!?
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第10話 神よ、救いたまえ
ゾーイなど街の少女たちが次々と声を出せなくなる異常事態が。原因は不明だ。続いて自宅でシャワーを浴びていたアリソンが突然倒れ、体が発光しだす怪事件が。アリソンの体は弱っていき、命までも危うくなる。これまで科学ばかりを信じ、神の存在を受け入れてこなかったユーリカの住民たちだが、一連の不吉な事件はどれも神の意志だという考えが広まる。カーターは教会の情熱的な牧師、ハーパーが事態に関与しているのではと疑う。
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第11話 モテすぎにご用心
ユーリカ中でエアコンのシステムが故障し、街は暑さに包まれる。そんな時、地下でシステムを管理しているストーン博士が消息を絶つ。やがてカーターはいきなりジョーにキスされ、また、アリソンからも誘惑を受ける。しかしカーターから引き離されるとジョーたちはすぐに理性を取り戻す。見つかったストーン博士も異常にフェロモンを放っており、その原因は地下で見つかった人骨とその周辺にあった粉塵とに何か関係があるようだった。
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第12話 錬金術の魔力
ユーリカの街の象徴であるピタゴラス像が急に金色に染まったことに始まり、街中の金属が金に変化していく。住民たちは金のおかげで裕福になれると夢見出すが、鉄筋が金に変われば建物が崩壊するなど問題も多い。やがてピタゴラス像は一転して錆ついて腐りはじめてしまう。カーターはピタゴラス像を作った人物を調べる。その頃、アリソンとスタークは街に連れ戻されたベバリーを尋問。物体Aに関する秘密を聞き出そうとするが……!?
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第13話 それぞれの決断
アリソンとケヴィンを連れ去ったヘンリーは、研究所の地下の所長室に立てこもる。所長室に向かおうとするカーターとスタークだが、ウィルスが広がっていると警告されて所内に入ることを禁じられる。ウィルスの被害が所外にまで及ぶなら所内は熱消毒され、アリソンたちの身は危なくなる。一方、ヘンリーはテレポーテーション装置(SRT)がある部屋へ行こうとアリソンに主張。ヘンリーの真の目的はケヴィンを救うことだった……!?
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第1話 ドローンの逆襲
国防総省からの視察員、エヴァ・ソーンが研究所を訪れた。彼女は通称“フィクサー”と呼ばれる企業キラー。この日、研究所では視察のためにミサイル防衛装置の実験が行われたが、実験中に標的用のドローン“マーサ”が暴走。防衛装置を破壊して逃亡し、ユーリカの街を危険に陥れる。“マーサ”の捕獲に奔走するカーターは、やがて暴走の真相を突き止める。事態収拾後、ソーンはグローバル・ダイナミックス社の会長に就任する。
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第2話 ボブ失踪の謎を追え
グローバル・ダイナミックス研究所の巨大な地下施設“第27ラボ”で、科学者ボブが謎の失踪を遂げた。 捜索に繰り出したカーターとアリソンはボブを発見するが、彼はある種の突然変異によって、ハ虫類のような姿に変わり果てていた。この奇怪な変化は、やがてラボの他の研究員たちにも起こり始める…。その発生原因と治療法を探るべく奮闘するカーターたちは、それがある意外な人物によって引き起こされたものだと知る。
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第3話 無理のニセモノ
年1度のロボット犬コンテストを控えたユーリカの街で、優勝候補の犬たちが爆発する事件が起きた。同じ頃、カーター1人しか気づかない極めて局地的な地震も発生。2つの捜査を同時に進めるカーターは、地震発生の原因が、ロボット犬に仕組まれた、ある秘密にあることを突き止める。しかし、その間にもユーリカを壊滅させるほどの大噴火の危機が迫っていた…。街を守るべく、カーターとスタークは危険な地底の旅へと出る。
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第4話 愛よ、永遠に
アリソンとスタークの結婚式当日、同じ日が繰り返されるタイムループが生じた。カーターは、海外放浪の旅から戻った妹レックスのアドバイスなどを得て、ループから脱出しようと奮闘する。やがてループを引き起こした研究所員を見つけ出すが、時の流れを元に戻そうとする試みは失敗。時空に生じた矛盾によって世界は消滅の危機を迎える。世界を救う最後のチャンスにかけたスターク、ファーゴたちの身にも大きな危険が迫っていた…。
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第5話 ミイラ復活
エジプト女王“ナヨータ”の墓が研究所に運ばれてきた。3000年ぶりに墓の封印を解いた夜、ファーゴが死からよみがえった女王らしき姿を目撃。女王は棺から消えていた…。やがて、棺を開けた者たちのミイラのような死体が発見され、ファーゴもしだいにミイラ化していく。消えた女王の行方を追うカーターは、研究所員らと共に女王の“呪い”の謎を解明しようと奮闘する。その“呪い”は古代の疫病と関係しているようだが…。
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第6話 キャプテン・ユーリカ参上!
ヒーロー“キャプテン・ユーリカ”が登場。空を飛び、壁をくぐり抜けることもできる彼は、度々レックスの前に現れ、彼女を救おうとする。しかしドジな性格が災いし、かえって危険にさらしてしまう。カーターは彼を危険人物とみなし捜索を始める。その頃、ゾーイと同級生2人はテスラ高校の地下に眠る巨大な軍用施設に迷い込んでいた。ソーンの依頼で同施設を調査していたゼインと遭遇したのち、4人に思わぬ命の危機が…。
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第7話 熱闘!ユーリカ町長選
町長選挙を控えたユーリカに2つめの太陽が現れた。その太陽を生み出したのは、ゾーイとペアで太陽系の研究をやっていた9歳の天才少女カイリー。カイリーによって制御されていた太陽は時間と共に自然消滅するはずだったが、想定外のエネルギー源を得て巨大化していく。その一方で選挙戦もヒートアップし、街は異常な熱気に包まれる。カーターたちは大爆発寸前まで膨れ上がった太陽から街を守れるのか。そして町長選の結末は…?
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第8話 地下施設に隠された秘密
ソーンが地下施設の封鎖準備を始めた。その一方で、ルーカスらと地下に迷い込んだ際、紫色の液体に触れたゾーイの体は急速に老化し、ついには視力まで失ってしまう。カーターはゾーイの治療に必要な紫色の液体を採取するため再び地下に潜入するが、ソーンと2人で完全に閉じ込められる。2人は無事に地下から脱出し、ゾーイを救うことができるのか。そして、ソーンと地下施設の驚くべき秘密とは…?
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第9話 新保安官はロボット
解雇されたカーターにかわり、最先端ロボットのアンディがユーリカの保安官に就任した。カーターはLAで転職先を探し、ロボットの下で働きたくないジョーも自ら補佐を辞める。しかしアンディの着任から間もなく、10本以上の木がひとりでに地面に倒れる奇怪な現象が発生。さらには街の衛星アンテナも倒壊し、アンディがその下敷きになる。新保安官を狙う何者かの仕業だとにらんだカーターは、ジョーたちと捜査に乗り出し、この現象を引き起こしている犯人を突き止める。
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第10話 2つの顔を持つジョー
保安官の任期更新のため、隔離された部屋で48時間のテストを受けることになったカーター。一方、カーターの不在中、保安官代理を任されたジョーは、新しいセキュリティ導入のためのDNAスキャンを受けるが、それを機に奇行を見せ始める。仕事を放棄してカフェ・ディエムの“カラオケナイト”で熱唱したり、ゼインの前でファーゴとイチャついたり…。まるで別人に生まれ変わったかのようなジョーに、一体何が起きたのか…?
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第11話 ユーリカの幽霊騒ぎ
ユーリカでポルターガイスト現象が発生。そこにやって来たのは、ブロンドの美人研究者テス・フォンタナ。アリソンの大学時代のルームメイトであり、ひそかに再稼動したセクション5の責任者でもあるテスは、“霊現象”の謎を追うカーターと共に異次元世界に入り込んでしまう。その一方で、レックスの赤ん坊の父親、ダンカンも不意に街を訪れる。しかし、レックスは妊娠したお腹を隠し、ファーゴが新しい恋人だと嘘をつく…。
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第12話 緑のエイリアン現る!?
毎年恒例のボウリング対決のため、宿敵“エリア51”チームが到着。試合前から過激なイタズラ合戦が繰り広げられ、ユーリカチームは全身を緑に染められてしまう。さらには元プロボウラーの“秘密兵器”で、バイオ環境浄化の専門家であるエドが液体と化して発見される。その頃、研究所では宇宙観測用のレーザー望遠鏡を稼動するため、街中の核燃料セルを回収していたが、一部のセルの盗難が発覚。それらはなぜかエドの研究室に…。
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第13話 宇宙からの訪問者
宇宙からの信号が急速にユーリカへと接近。世界で唯一、発信源を感知しているグローバル・ダイナミックス研究所は撃墜用ミサイルの開発に追われていた。街では玄関の呼び鈴やクリスマス用ライトなど、様々な“ガラクタ”の盗難が多発。10代の若者たちが何かに操られるように夜中の森に向かい、盗んだガラクタで奇妙な装置を作っていた。彼らは全員、車の自動運転を可能にする“スマート・ロード”システムの利用者のようだが…。
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第14話 思いがけぬ再会
森に着陸した宇宙船は20年前、ユーリカで造られた無人探査船だった。しかし誰もいないはずの船内から、ヘンリーと共に探査計画に携わっていた、ある意外な人物が現れる。一方、電磁気学者であるリーバー博士が研究室で感電し、焼死体となって発見される。さらには、船から現れた人物を検査していたゼインも同様の感電によって気絶。カーターらは、その原因が宇宙船、あるいは船に乗っていた人物と関係があると見て捜査を進める。
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第15話 水の流れと人の行方
アリソンの出産前祝いパーティーの翌日、出席した研究者らが、水で満たされた車やトイレの中で溺死。研究助成金や人員削減を巡る研究者同士の争いがあったことから他殺が疑われるが…。一方、キムの姿をした有機コンピューターのデータをダウンロードするため、神経回路の専門家マンリアスが研究所にやって来る。“キム”を苦しめる彼のやり方にヘンリーは抵抗。しかし貴重なデータを守るには“キム”を失うリスクも避けられず…。
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第16話 ユーリカのタイムカプセル計画
ユーリカの住民たちの思い出を集め、保存するタイムカプセル計画が実施された。しかし、脳内の記憶を映像データ化して記録する装置を使った人々が次々に記憶を失っていく。その頃、カーターとアリソンは音波洗浄が予定された研究所内に閉じ込められ、助けを呼ぶこともできずにいた。音波洗浄が始まれば、人間を含むあらゆる有機物は完全に分解されてしまう。洗浄開始が刻一刻と迫る中、記憶を失ったアリソンの陣痛が始まる…。
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第17話 氷河期がやってきた!?
テスの所長代理1日目、北極から巨大な氷塊が運ばれてきた。氷の研究チームを率いるのは放浪の旅から戻ってきたあの男。彼はなぜか研究室で氷づけになって発見され、チームの一員であるゼインも心が凍ったかのように冷たい態度を見せていた。やがて事態はエスカレートし、街中が氷河期のように凍りつく。一方、アリソンの出産に立ち会い、医学部への進学を考えていたゾーイは職業適性テストの結果を受け、将来について悩み始める。
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第18話 旅立ちの日
研究所で衝突型粒子加速器のテストが行われた。しかしテスト中に加速器は爆発し、街中で奇妙な現象が起き始める。ファーゴが磁石のように天井にくっついたり、高校のプールが炎上したり…。その原因である電磁場異常を解決しなければ、地球の磁極反転が起き、世界が壊滅しかねない。一方、ゾーイの早期大学入学が決まり、テスはオーストラリアから転職のオファーを受ける。カーターにとっては“世界の終わり”も同然の悪夢が続く。
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第1話 タイムスリップ
ユーリカ創立記念日の朝、カーター、アリソン、ヘンリー、ファーゴ、ジョーの5人は突如、街の前身である1947年のユーリカ米軍基地にタイムスリップする。ファーゴとジョーは怪しい侵入者として収監され、他の3人はそれぞれ変装して基地内に身を隠すことに。 “スパイ”として追われる身となったカーターらは、ワームホールの研究を行う理論物理学者、トレヴァー・グラント博士の協力を得て、元の時代に戻ろうとするが…。
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第2話 何かが違う世界
1947年から無事に戻ってきたカーターたち5人。しかし、思わぬ現実が彼らを待ち受けていた。ジョーは恋人のゼインと保安官補佐の職を失い、自閉症のケヴィンは明るく自立心旺盛なティーンエイジャーに変貌。研究所のトップは “独裁者”ファーゴに変わっていた。その一方で、時空移動を引き起こした“橋の生成装置”が原因不明のオーバーロードにより爆発してしまう。カーターは破壊工作の可能性をにらみ、爆発原因を調査する。
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第3話 怒りの大暴動
非殺傷兵器“ノルウェプ”の開発研究室を訪ねたファーゴは、彼の独裁者ぶりに不満を抱くパリッシュ博士と衝突。両者の争いは激化し、やがて研究所全体を巻き込む大暴動にまで発展する。所内に蔓延する異常な“怒り”の原因を調査するカーターだが、一方でテスとの同居について悩みを抱えていた…。同じ頃、修理工場で“橋の生成装置”の修理を試みていたヘンリーとグラント博士は触れるものすべてが消滅する異常現象を体験する。
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第4話 O2
“宇宙週間”の恒例イベント、月往復ロケットレースに沸くユーリカ。しかし打ち上げ会場付近では、ゼインが原因不明の“酩酊状態”に陥り、網膜のはがれたカラスも発見される。その原因は、火星移住時に必要な酸素を作り出す液体“タップ”が盗まれたことと関係しているようだが…。酸素濃度が異常に高まり、街のあらゆる物が火花ひとつで大炎上してしまう危険な状況の中、月から戻ったロケットが街に着陸しようと近づいてくる。
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第5話 クロスオーバー
米政府極秘の“第13倉庫”からクローディア・ドノバンがやって来た。彼女に恋心を抱くファーゴは大張りきり。その一方で、街のあちこちに様々な物体が突如現れる奇妙な現象が発生。研究所のロビーに木が生え、カフェ・ディエムには戦闘機が出現。そしてジョーの体内にも巨大な銃弾が…。それらはすべて、1947年のユーリカから移動してきたものだと発覚する。2つの時代が交錯し始め、世界は消滅の危機に陥る。
※「ウェアハウス13」とのクロスオーバーエピソード!
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第6話 恋するロボット
ある朝、感情生成プログラムに感染し、暴走を始めたユーリカのロボットたち。アンディはジョーに恋をし、タイタン探査機のタイニーはNASAへ搬送中に脱走して、キャンプ中のカーター、ケヴィン、ファーゴ、グラントを襲撃。アリソンをめぐって火花を散らしていたカーターとグラントも一時休戦し、命からがら逃げきりを図る。一方、グレースへの想いを強めたヘンリーは、口外してはならない時空移動の真相を打ち明けてしまう。
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第7話 恋か友情か
ゾーイが大学から戻ってきた。帰省を喜ぶカーターだが、ゾーイに新たな恋人候補がいると知り動揺する。その夜、ジョーの新居の建設現場で化石を発掘していたゾーイの恩師、デレク・サーグッドが石と化す事件が発生。カーターは石化の原因が建設に使われていた“フラッシュクリート”にあると見て捜査を始める。一方、研究所ではグラントの身元が国防総省に疑われていることが判明。ゼインが国防総省のコンピューターに侵入する。
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第8話 過去との対面
べバリーから、電磁パルス誘導装置“DED”がアメリカの電子機器を壊滅させるほどの危険な兵器だと聞かされたグラントは、その実験を行っている研究所で開発阻止に意欲を燃やす。一方、街では橋が崩れ落ち、車が突然つぶれて鉄くず状態になるなど不可解な現象が発生。さらにカーター、アリソン、ジョーたちは心にわだかまりのある人物の幻覚を見るように。カーターらは、それらの現象がDEDに関係していると見て捜査を進める。
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第9話 愛は時を越えて
べバリーらが復元した“橋の生成装置”によって1947年に戻ることになったグラント。しかし、装置の起動時に発生した強烈なエネルギーパルスにのみ込まれたアリソンは致命傷を負って死んでしまう。またタイムトラベルの瞬間に居合わせたカーターは、グラントと一緒に過去に飛ばされることに。再びやってきた1947年の世界で、カーターとグラントは愛するアリソンの死を回避するため、過去の出来事を変えようと奮闘する。
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第10話 クリスマスの奇跡
ある年の暑いクリスマス。電磁波バリアの故障により、街から出られなくなったカーターと住人たちのもとへ、サンタらしき“侵入者”がソリに乗って現れる。その“侵入者”は街なかを爆走したのち姿を消す。その後、ノア・ドラマーと名乗る謎の博士が研究所の第22研究室に侵入。そこで管理していた水素の結晶は異常な速さで巨大化し始め、大爆発も危ぶまれる状態に。しかし巨大化の原因を探るうち、驚愕の事実が明らかとなる。
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第11話 宇宙の彼方で
実験用の廃棄ロケットで宇宙ごっこをしていたファーゴ。しかし、ゼインがイオンパルス制動機をエンジンにセットしていたため、ロケット内にいた2人は何の準備もなく宇宙に打ち上げられてしまう。操縦も通信もできない機体で、かろうじて機能したのは生命維持装置のみ。わずか6時間分の酸素を頼りに宇宙を漂うことになった2人の行く手には、巨大な国際宇宙ステーションが…。果たして2人は衝突を回避し、無事地球に戻れるのか?
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第12話 世界が止まる日!?
ロケット研究者のホリー・マーテン博士が超光速移動に関する調査にやってきた。しかし、敵意をむき出しにするファーゴは、超光速移動エンジン“FTL”でホリーをどこかに消し去ってしまう。また、ゼインがジョーの新居を焼き払い、無免許のケヴィンがカーターの車を奪って逃走するなど、住民たちの間に不可解な行動が広がっていく。その一方で、時の流れを極限まで遅くする“停滞フィールド”が発生。街中が静止の危機に陥る…。
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第13話 未来予報
タイタン星へ向かう“アストライオス計画”が始動した。20名の参加枠を巡って科学者たちが火花を散らす中、研究所ではセキュリティ強化のため、未来を予測するコンタクトレンズ“パル”を導入。“パル”を装着して所内のトラブルを未然に防ぐことに成功したカーターとジョーだが、カフェ・ディエムに入ってきたゼインの背後で大爆発が起きる予測映像を目にする。爆発までの時間は約2時間。果たしてこの予測は的中するのか…?
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第14話 空飛ぶ町
“銀行強盗”が起きたとの連絡を受け、現場に向かったカーター。しかし、銀行は建物ごとどこかへ消えていた。なぜか風船のように空へ飛んでいってしまったのだ。しかも貸金庫の中には大爆発を起こしかねない危険な反物質が…。一方、研究所ではアストライオス計画の二次審査である体力テストを実施。鬼教官のジョーが候補者たちをしごく中、ホリー・マーテン博士に恋するファーゴとパリッシュ博士のライバル争いが勃発していた。
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第15話 女たちの戦い
ファーゴに代わって臨時の所長に就任したアリソン。しかし、その正体はアリソンの脳をほぼ完全に乗っ取ったベバリーだった。ベバリーは脳の遠隔操作についてカーターに詰め寄られると、街中の住人を昏睡状態に陥れてしまう。その後、街に戻ってきたゾーイとジョーは、ゼインとの三角関係をめぐってケンカしながらも街の危機を救おうと奮闘。しかし、ベバリーの一味は研究所の極秘データ入手まであと一歩のところまできていた…。
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第16話 虫型ロボットの暴走
タイタンへの出発を3カ月後に控え、所員たちが準備に追われる中、虫型ロボット“建設ダニ”の大群が脱走した。硬い金属のタングステンを体内で溶かして宇宙船の船体を作るこのロボットは、研究所のエレベーターなど、あらゆるタングステン材を食べて消滅させてしまう。その頃、地下の“レベルQ”では、上階の騒動を知らないファーゴ、ジョー、ホリー、パリッシュの4人が完全に隔離された部屋で心理ストレステストを受けていた。
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第17話 タイタンの戦い
ロボット探査機のタイニーが、タイタンの大気と土のサンプルを持って帰還した。しかし到着早々に大爆発を起こしてしまう。まもなく街の地盤が緩み始め、危険な陥没穴が出現。さらに猛毒のエタンの霧が発生し、極めて爆発しやすいメタンの雪が降るなど、街全体がタイタンと化していく。一方、カーターとアリソンは、国防総省の規約“IA248”に基づき、パートナーとしての適性を監査員から厳しくチェックされていた。
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第18話 再現された記憶
宇宙船の打ち上げまで6週間。クルーを決定する最終面接では、候補者たちの記憶を映像化する“バイオ大脳レコーダー”によって、ゼイン、ファーゴ、ジョーたちの子供時代のエピソードが明かされる。その一方で、カーターが過去に経験した事件を次々と再現する謎の“模倣犯”が現れる。雷光のようなシールドに包まれた宇宙船に矢を撃ち込み、警備兵の制服を強奪し、カフェのジュークボックスを破壊。暴走を続ける犯人の狙いとは…?
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第19話 小さな一歩
宇宙船打ち上げの1週間前。FTLが誤作動を起こし、発射台の近くにいたアンディがタイタンに飛ばされてしまった。史上初めてタイタンの地を踏むことになったアンディだが、マイナス190度にも達する過酷な環境下で急速に体をむしばまれていく。何とか地球に連れ戻そうにもFTLの復旧は望めず、街では様々な物体がドロドロに溶けてしまう謎の現象も発生していた。カーターらは溶解を食い止め、アンディを無事救い出せるのか?
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第20話 大きな飛躍
タイタンへの出発当日、特別ゲストとして大統領が街を訪問することになった。しかしシークレットサービスが送り込んだ先遣チームのリムジンが“殺人光線”によって真っ二つに切り裂かれる事件が発生。乗車していた大統領の替え玉は幸い無事だったが、カーターたちは暗殺未遂と見て捜査を始める。一方、宇宙船発射用のFTLリアクターからパワーが漏出していることが発覚。果たしてアストライオス号は無事、発射の時を迎えるのか?
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第1話 失われた時間
アストライオス号のクルーたちは急降下する船の中で目覚めた。彼らはタイタンと思しき星に不時着するが、そこは何と地球であることが判明。しかも船の発射から4年以上も経った世界に戻ってきたのだった。クルーのいない間にユーリカの状況は激変していた。AIたちが人間の脳を操って街を支配し、研究所を追われたヘンリーが街の奪還をひそかに計画していた。そしてアリソンの子供たちを引き取ったカーターにも大きな変化が…。
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第2話 作られた世界
アストライオス号が消えて1ヵ月が経ち、国防総省による捜索は正式に打ち切られた。あきらめきれないケヴィンは、ヘンリーや住民たちの協力を得て、船の航跡をたどる“ストレンジレット探知機”を製作。この探知機によって船の行き先が地上であることを突き止めたカーターらは、軍隊と共にその現場へ乗り込む。一方、クルー20名とアリソンが接続された仮想世界では、現実には存在しないはずのドラゴンが現れ、街を騒がせていた。
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第3話 脱出
宇宙船乗っ取り事件の黒幕がウェン議員だとにらんだカーターは、その共犯者がベバリーであることに気づく。彼が保安官事務所に戻ると、そこには何とベバリー本人の姿があった。ホリーを殺したウェン議員と決別したベバリーは、クルーやアリソンが仮想現実の中にいる事実を明かし、彼らの居場所を突き止めるために手を貸すと言う。カーターはベバリーを疑いながらも自ら仮想現実の中に入り、クルーたちを助けるために奔走する。
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第4話 火の玉を追え
カフェの新装オープン当日、クルーたちは仮想現実でのトラウマ体験をいまだ克服できずにいた。ファーゴはホリーの死を引きずり、グレースは自分を殺そうとしたヘンリーを避け、ゼインはカーターに敵対心を抱いたままだった。そんな中、パリッシュ博士が開発した飛行型の消火装置“アイ・ファイア”が制御不能に陥り、所内のあちこちを放火したのち、街へ飛び出してしまった。クルーたちは暴走した“火の玉”の捕獲に奔走する。
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第5話 カーターの脳
国防総省の監査員ウォーレン・ヒューズが、クルーたちの職場復帰の可否を審査するため再び街へやってきた。しかしファーゴの審査中に、カーターと脳が入れ替わるという謎の現象が発生。その後、元の体に戻った2人だが、今度はカーターとゼインが入れ替わってしまう。ファーゴとゼイン、それぞれの姿で審査を受けるハメになったカーターの脳には異常な脳波が検出された。このまま入れ替わり現象が続けば、彼の脳は破壊されてしまう。
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第6話 最悪のシナリオ
研究所では災害発生装置“ADA”を使って、防災訓練が行われていた。しかし、ADAが破壊された後、訓練のシナリオと同じ災害が現実に起こり始める。カーターたちは災害を操る犯人捜しに乗り出す。一方、ファーゴはゼインの力を借り、ベバリーの装置を復活させていた。ゼインがシステムの中にホリーのゼータ波を発見したからだ。ホリーに一言別れを告げたいと、向かった仮想現実でファーゴが目にしたものは生身のホリーだった。
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第7話 生きた幽霊
ホリーの葬儀当日、国防総省のショウ少佐が研究所にやって来る。目的は新型セキュリティー“パノプ”の設置と、クルー誘拐事件に関わった光子プラズマ・コンピューターなどの回収。コンピューターの内部でホリーが“生きている”と信じるファーゴは、ゼインやアリソンたちと一緒に、ホリーを研究所のメインフレームへ移動させようと試みる。しかし“パノプ”が所内のウイルス一斉駆除を始め、ホリーまで駆除されかねない事態に…。
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第8話 水深1マイルの誓い
イタズラで盛り上がる研究所ではジョーが大忙し。悪質なイタズラを調査するうちに犯人の正体は水であることが判明する。一方、人で混み合う家に疲れたアリソンは湖の水中移動観察ラボで1人の時間を過ごすのを楽しみにしていた。しかし、カーターがサプライズで現れて険悪な雰囲気に。更に、水中移動観察ラボが湖底の地溝に転落し、2人の関係のみならず2人の命も絶体絶命のピンチを迎える…。
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第9話 天才カーター
アリソンの兄マーカスが突然結婚した妹を心配して訪ねてきた。超高学歴一家に育ち、自身も有名科学者であるマーカスは、妹の結婚相手が“天才”ではないことに不満を抱いていた。初対面からカーターに厳しい態度を取るマーカスだったが、ある時からカーターの知能レベルが飛躍的にアップ。科学の歴史を塗り替える発見すらし始める。しかし、それと引き換えに彼の感情はマヒし、よき相棒のアンディに危険な実験を行ってしまう…。
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第10話 ハネムーン
カーターが計画したハネムーンはアリソンの想像とかけ離れていた。はしゃぐカーターに対し、アリソンは不満を募らせる。一方、街ではコッブ前保安官が追っていた未解決のスパイ事件をジョーとアンディが再捜査することになる。スパイの正体は?またファーゴたちはバイオプリンターでホリーを生き返らせようと試みるが、ホリーの精神状態に異変が起きる。果たしてホリーは助かるのか。
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第11話 鏡よ鏡
念願の体を手に入れ、新たな人生をスタートさせたホリーに差出人不明のメッセージが届く。そのメッセージを開いたホリーは、突如、専門外であるバイオプリント研究を始めると宣言し、人体を丸ごと作り始める…。一方、ファーゴは温暖化を食い止める“スマートダスト”の実地試験を行うが、その終了から間もなく、街のあちこちに奇妙な鏡が出現。電力や通信網もダウンし、さらにはヘンリーやジョーたち住人にも異変が起き始める。
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第12話 クローン
ユーリカの街では異変が起きていた。人々が別人のように振る舞い、奇行を繰り返していたのだ。ヘンリーはグレースを脱獄させ、ホリーはバイオプリンターを使って人々の替え玉を生み出していたが、実はその背後にはマトリックスの恐ろしい陰謀が隠されていた。真相を知ったアリソン、ファーゴとゼインの3人は街を救うため、マトリックスの仮想キャラたちに立ち向かう。しかし、ユーリカの危機はそれだけではなかった…。
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第13話 ユーリカよ永遠に
6週間後のユーリカ閉鎖に向けて引っ越しの準備が進む中、ファーゴのもとに即日閉鎖の知らせが入る。激怒したファーゴは研究所のロビーに座り込み、抗議運動を始める。一方、カーターの車がワームホールを通り抜け、ロビーに突っ込む事件が発生。その後、ワームホールは街のあちこちに出現し始め、ユーリカは壊滅の危機に陥る。カーターと住人たちは街を壊滅の危機から救えるのか? そしてユーリカは本当に閉鎖されてしまうのか?
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Special episode 完璧なクリスマス
クリスマスイヴの夜、子供たちにホワイトクリスマスをプレゼントしようと計画を進めていたカーターたちだったが、雪を降らせるために用いた超光子発生装置が原因不明の通信障害により暴走。大量の超光子が放出され、それを浴びた住民たちはアニメーションに変身してしまう。人間がアニメ化し、物や動物が擬人化された仮想現実の世界で、雪だるまと忍者をかけ合わせた“雪だるま忍者”などのキャラクターたちが暴れ始める。
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