株式会社スター・チャンネル(東京都港区)が運営する「スターチャンネルEX」では、マカロニ・ウエスタンの傑作『続・荒野の用心棒』を原案に、現代感覚で描いた壮大な西部劇ドラマ『ジャンゴ ザ・シリーズ』(原題:DJANGO)を2023年5月1日(月)より、独占で日本初配信することが決定しました。
本作は、荒野に開拓した理想郷を舞台に、家族を失った男″ジャンゴ“と生き別れの娘、そして彼らを取り巻く男女の″因縁”と“宿命”を描く西部劇。「マカロニ・ウエスタン」の愛称で日本でも親しまれたイタリア製西部劇の傑作で、タランティーノ監督によるリメイクでも知られる映画『続・荒野の用心棒(原題:Django)』を原案に、人種、ジェンダー、LGBTQ等の現代的なテーマを盛り込み、新解釈でTVドラマ化しました。
マティアス・スーナールツをはじめ、ノオミ・ラパスら多国籍キャストが豪華共演するほかオリジナル版主演のフランコ・ネロもカメオ出演。製作陣にはイタリアマフィアを描く人気ドラマ『Gomorrah: The Series(原題)』のスタッフが集結し、フランチェスカ・コメンチーニらが監督を務める。
この度解禁された特報映像では、主人公ジャンゴが行き着く街“ニュー・バビロン”の街並みや、西部劇には欠かせない雄大な大自然と、馬が駆け抜ける姿や銃声。また、『続・荒野の用心棒』を彷彿とさせる“引きずられる棺”や驚きのあの人など、西部劇ファンの期待をかき立てる映像が映し出される。また、従来の西部劇ではまれな存在だった、ノオミ・ラパス演じる女性リーダーやリサ・ヴィカリが演じるジャンゴの娘サラの活躍など女性たちの活躍も垣間見える映像だ。”孤高の流れ者”ジャンゴの人物像や南北戦争直後の社会背景も深堀りし、新たな解釈でTVドラマ化された本作。壮大で引き込まれるストーリーを是非本編でご覧ください。
マカロニ・ウエスタンの傑作『続・荒野の用心棒』を原案に、現代感覚で描いた壮大な西部劇ドラマ
近年、タランティーノ監督のリメイク作『ジャンゴ 繋がれざる者』でも話題となった、セルジオ・コルブッチ監督、フランコ・ネロ主演のマカロニ・ウエスタンの傑作映画『続・荒野の用心棒(原題:Django)』(1966年)を原案に、マイノリティの視点を取り入れ、現代人に響くオリジナルストーリーで描く西部劇。舞台は南北戦争後のテキサス。元奴隷のジョンと、子供の頃に家族を失いジョンに育てられたサラは、どんな人間も歓迎する平等の町″ニュー・バビロン“を開き平和に暮らしていた。そこにジャンゴと名乗る流れ者が現れる。南北戦争へ出兵中に一家を殺された責任と後悔を背負い生きてきたジャンゴが、20歳になった娘のサラと再会を果たし、拒絶されながらも娘の信頼を取り戻そうとするが―
徐々に明らかになっていく、複雑に絡み合う過去
家族を養うために南北戦争へ出兵し、南軍に参加したジャンゴの苦悩や義弟との関係、奴隷だった母と白人の主人の間に生まれたジョンと、主人の娘エリザベスの関係、家族が虐殺された日の記憶を断片的に思い出していくサラ…。さらにジョンとジャンゴの2家族の運命が交錯していた事実も明らかになる。町のリーダーとその用心棒として信頼関係を築いていくジョンとジャンゴだが、ジャンゴ、ジョンそれぞれの犯した過ちが明らかになった時、果たして彼らは互いを許すことができるのか?悲しい過去が複雑に絡み合う彼らの“因縁”と“宿命”を描き、自分の取った行動がその後の人生や自分の愛する人にどんな影響を及ぼすかという、時代や文化を超えるメッセージを投げかける。
マティアス・スーナールツ、ノオミ・ラパスら映画級キャストに加え、驚きのカメオ出演
出演はジャンゴ役に『リリーのすべて』のマティアス・スーナールツ(ベルギー出身)、信仰と道徳に凝り固まるエリザベス役に『プロメテウス』『LAMB/ラム』のノオミ・ラパス(スウェーデン出身)、理想郷のリーダー、ジョン役に『フォー・ライフ』のニコラス・ピノック(イギリス出身)と、多国籍豪華キャストのアンサンブルも見どころ。『続・荒野の用心棒』でスターの座を確立したフランコ・ネロのカメオ出演も注目!
イタリア&フランスの多国籍な製作陣が集結、普遍的テーマはマイノリティ差別や多様性を織り交ぜる
イタリアとフランスの制作会社の合作で、脚本&クリエーターは『Zero Zero Zero 宿命の麻薬航路』やイタリアンマフィアを描いた人気ドラマ『Gomorrah: The Series(原題)』を手がけたレオナルド・ファソーリとマッダレーナ・ラヴァリ。監督は『Gomorrah』にも参加し、2009年『まっさらな光のもとで』でベネチア国際映画祭で4冠に輝いたフランチェスカ・コメンチーニほか。コメンチーニ監督は過去への悔恨や家族間の確執、人種差別などの普遍的なテーマの中に、今まで西部劇であまり描かれなかった強い女性やLGBTQなど、現代的なアングルを織り交ぜ、西部劇のジャンルに新たな風を吹き込んだ。
ヨーロッパ各国で放送・配信予定、シーズン2も?
2月17日に英Sky Atlanticと同局の配信サービスNOWで公開された本作は、イタリアはじめEU各国でも続々放送・配信開始予定。シーズン2の可能性も大きく期待されている。
配信および放送情報
【配信】 「スターチャンネルEX」
【字幕版・吹替版】5/1(月)より第1話・第2話同時配信スタート(以降週1話ずつ更新)
【放送】 「スターチャンネル」<字幕版・吹替版>
【STAR1 字幕版】6/6(火)より 毎週火曜よる11:00 ほか ※6/3(土)午後1:00 吹替版第1話無料放送
【STAR3 吹替版】6/8 (木) より 毎週木曜よる10:00 ほか
作品ページ:https://www.star-ch.jp/drama/django/sid=1/p=t/
STORY
1872年、南北戦争終結から7年後のテキサス。白人を父に持つ黒人でかつて奴隷だったジョンと、家族を亡くしジョンに育てられた白人女性サラは、人種や信仰、性別を問わず誰もが平等で自由に暮らせる町″ニュー・バビロン“を荒野に開き、元奴隷の黒人家族や白人社会からのはぐれ者などマイノリティたちを受け入れ、貧しくも協力し合い平和に暮らしていた。ある日、そこに″ジャンゴ”と名乗る流れ者が現れ…。また、石油採掘を巡ってニュー・バビロンは過去の因縁が絡んだ土地の所有権争いにも巻き込まれていく…。
キャスト紹介
ジャンゴ (ジュリアン・ライト)
(マティアス・スーナールツ)
声:堀内賢雄
ある日突然ニュー・バビロンに現れた流れ者。開拓移民だった一家の生計を担うため南北戦争に従軍するも、不在中、何者かによって残してきた家族を殺されてしまう。
エリザベス・サーマン
(ノオミ・ラパス)
声:きそひろこ
黒人差別の激しい隣町エルムデールの有力者で、“神の名のもとに”と邪魔者を容赦無く始末する冷酷な女。盲目の一人息子がいる。ジョンに謎の執着を持つ。
ジョン・エリス
(ニコラス・ピノック)
声:竹田雅則
白人の父を持つ元奴隷。南北戦争終結後も黒人差別の影が色濃く残るテキサスに自由と平等の町″ニュー・バビロン“を開いた町のリーダー。息子の一人を南北戦争で失った。
サラ
(リサ・ヴィカリ)
声:神戸光歩
幼い頃命を救ってくれたジョンと共に″ニュー・バビロン“を開き、20歳を迎えて後妻になる。勇敢で、誰よりも町の理念を重んじる真のリーダー。実は唯一生き残ったジャンゴの娘で、家族を置き去りにした父親を恨んでいる。
シーモア・エリス
(ジュダー・ジェームズ)
声:志賀麻登佳
ジョンの次男。子供の頃から一緒に育ってきたサラに横恋慕していて、彼女と結婚する父親ジョンを憎んでいる。
イライジャ・ターナー
(トム・オースティン)
声:菊池通武
ジャンゴの妻の兄で、親友。ジャンゴの従軍前は開拓移民として2家族で一緒に暮らしていた。ジャンゴに対する複雑な感情に苦悩するように。
スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-
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【BS10 スターチャンネル】
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この記事の執筆者
- U-Next, hulu, Amazonプライム, apple TV+, Netflixなどのドラマを年間1,000エピソード以上を見ています。ドラマを見た感想をネタバレにならないように気をつけながら記載していきます。
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